JPH02136533A - 内燃機関用空燃比検出器の活性判定装置 - Google Patents

内燃機関用空燃比検出器の活性判定装置

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JPH02136533A
JPH02136533A JP28711988A JP28711988A JPH02136533A JP H02136533 A JPH02136533 A JP H02136533A JP 28711988 A JP28711988 A JP 28711988A JP 28711988 A JP28711988 A JP 28711988A JP H02136533 A JPH02136533 A JP H02136533A
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JP
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air
fuel ratio
internal combustion
combustion engine
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JP28711988A
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Kenichi Harada
健一 原田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関の排気系に介装された空燃比検出器
の活性状態判定に有効な内燃機関用空燃比検出器の活性
判定装置に関する。
[従来の技術] 従来より、内燃機関の排気系に介装した空燃比検出器の
検出結果に応じて空燃比フィードバック制御を行なうに
際し、空燃比検出器が活性状態にあるか否かを判別する
技術が知られている。このようなものとして、例えば、
 「内燃機関の空燃比制御装置」 (特開昭63−97
848号公報)等が提案されている。すなわち、内燃機
関の負荷に応じて増減されるカウンタ手段の値と所定値
との比較結果により、下流側空燃比センサの素子温が所
定温度より高いか否かを判別し、素子温が、例えば、3
00〜450 [’ C1以上のときに、下流側空燃比
センサは活性と判別し、下流側空燃比センサによる空燃
比フィードバック制御を開始する技術である。
[発明が解決しようとする課題] ところで、一般に、内燃機関の負荷、例えは、吸入空気
量等が同一であっても、内燃機関の定常運転期間の空燃
比検出器の温度上昇速度は、過渡運転期間の温度上昇速
度に比較して遅い。これは、過渡運転期間は、空燃比が
頻繁、かつ、広範囲に亘って変動し、排気中の未燃物質
の多量混入により触謀の反応熱も速やかに上昇するので
、空燃比検出器の温度上昇速度が早まるためである。し
たがって、内燃機関の定常運転期間と過渡運転期間とを
区別しないで、負荷に応じてカウンタの値を一律に増減
する構成では、素子温の上昇を的確に把握できないので
、空燃比検出器の活性状態を正確に判定できないという
問題点があった。
また、空燃比検出器の活性状態判定の精度低下に伴い、
正確な空燃比制御が困難になるので、排気特性も悪化す
るという問題もあった。
すなわち、カウンタの値を増減するに際し、例えば、定
常運転時に適合させると過渡運転時には活性判定時間の
遅れにより迅速な空燃比フィードバック制御が実行でき
ないで排気)量化率低下を生じ、一方、過渡運転時に適
合させると定常運転時には非活性状態でも活性状態にあ
ると誤判定して空燃比フィードバック制御を実行してし
まうといった不具合を招致した。このように、従来技術
は末だ充分なものではなかった。
本発明は、内燃機関の広範囲に亘る運転状態に対応でき
、空燃比検出器の活性判定を好適に実現可能な内燃機関
用空燃比検出器の活性判定装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するためになされた本発明は、第1図に
例示するように、 内燃機関M1の排気中の特定成分濃度を検出する空燃比
検出手段M2と、 上記内燃機関M1の少なくとも負荷を含む運転状態を検
出する運転状態検出手段M3と、該運転状態検出手段M
3の検出した負荷に応じて計数値を増減更新する計数手
段M4と、該計数手段M4の増減更新する計数値が所定
計数値以上になると上記空燃比検出手段M2が活性状態
に移行したと判定する判定手段M5と、該判定手段M5
により上記空燃比検出手段M2が活性状態に移行したと
判定されている期間に限り、該空燃比検出手段M2の検
出結果に応じて決定した燃料量を、前記内燃機関M1に
供給する指令を出力する制御手段M6と、 該制御手段M6の指令に従って、上記内燃機関M1に供
給する燃料量を調節する燃料調節手段M7と、 を具備した内燃機関用空燃比検出器の活性判定装置にお
いて、 さらに、前記運転状態検出手段M3の検出した運転状態
に基づいて、前記内燃機関M1の定常運転期間と過渡運
転期間との割合である運転状態比率を算出する算出手段
M8と、 該算出手段M8の算出した運転状態比率に基づいて定常
運転期間が長いと判定されたときは、前記計数手段M4
による計数値の増更新を所定期間に亘って禁止する禁止
手段M9と、 を備えたことを特徴とする内燃機関用空燃比検出器の活
性判定装置を要旨とするものである。
[作用] 本発明の内燃機関用空燃比検出器の活性判定装置は、第
1図に例示するように、運転状態検出手段M3が内燃機
関M1の少なくとも負荷を含む運転状態を検出する。こ
の検出された負荷に応じて、計数手段M4は計数値を増
減更新する。その計数値が所定計数値以上になると、内
燃機関1’V11の排気中の特定成分潤度を検出する空
燃比検出手段M2が活性状態に移行したと判定手段M5
は判定する。この活性状態に移行したと判定されている
期間に限り、空燃比検出手段M2の検出結果に応じて決
定した燃料量を、内燃機関M1に供給する指令を制御手
段M6が出力する。この指令に従って、燃を非調節手段
M7は、内燃機関M1に供給する燃料量を調節する。こ
れに際し、運転状態検出手段M3の検出した運転状態に
基づいて、内燃機関Mlの定常運転間開と過渡運転期間
との割合である運転状態比率を算出手段M8は算出する
。この運転状態比率に基づいて定常運転間開が長いと判
定されたときは、計数手段M4による計数値の増更新を
、禁止手段M9が所定間間に亘って禁止するよう働く。
すなわち、内燃機関M1の負荷に応じて増減更新される
計数1直が所定計数値以上になると、空燃比検出手段M
2力身古性状態に移行したと判定するに際し、内燃機関
M1の定常運転期間が過渡運転間開より長いときは、計
数f+f4の増更新を所定回間に亘って禁止し、定常運
転期間が長いときは、過渡運転期間が長いときよりも計
数値の増更新速度を低下させるのである。
従って、本発明の内燃機関用空燃比検出器の活性判定装
置は、内燃機関M1の運転状態の相違に起因する空燃比
検出手段M2の活性状態への移行速度変動を補正して活
性判定するよう働く。
[実施例コ 次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。本発明の一実施例であるエンジンの空燃比制御装
置のシステム構成を第2図に示す。
同図に示すように、エンジンの空燃比制御装置1は、エ
ンジン2およびこれを制御する電子制御装置(以下、重
しこECUと呼ぶ。)3から構成されている。
エンジン2は、シリンダ4、ピストン5およびシリンダ
ヘッド6から燃焼室7を形成し、その燃焼室7には点火
プラグ8が配設されている。
このエンジン2の吸気系は、燃焼室7と吸気バルブ9を
介して連通ずる吸気ボート10、吸気管11、吸入空気
の脈動を吸収するサージタンク12、アクセルペダル1
3に連動して吸入空気量を調節するスロットルバルブ1
4およびエアクリーナ15から構成されている。
このエンジン2の排気系は、上記燃焼室7と排気バルブ
16を介して連通ずる排気ボーI・17.1非気マニボ
一ルド1日、触媒コンバータ19およびtJ):気管2
0から構成されている。
このエツジ220点火系は、点火に必要な高電圧を出力
するイグニ・ンションコイルを備えたイグナイタ21お
よび図示しないクランク軸に連動して上記イグナイタ2
1で発生した高電圧を点火プラグに分配供給するディス
トリビュータ22より構成されている。
このエンジン2の燃料系統は、燃料を貯蔵するためのフ
ューエルタンク23、その燃料を圧送するフューエルポ
ンプ24、圧送された燃料を上記吸気ボート10近傍に
噴射する電磁式の燃料噴射弁25から構成されている。
エンジンの空燃比制御装置1は検出器として、上述した
吸気管11の吸気管圧力を計測する吸気管圧力センサ3
1、エアクリーナ15の内部に設けられて吸入空気温度
を測定する吸気温センサ32、上記スロットルバルブ1
4に連動してそのスロットルバルブ14の開度を検出す
るスロットルポジションセンサ33、上記スロットルバ
ルブ14の全開状態を検出するアイドルスイッチ34、
シリンダブロック4aの冷却系統に配設されて冷却水温
度を検出する水温センサ35、排気マニホールド1日内
に設けられて上記触媒コンバータ19に流入する前の排
気中の残存酸素濃度を検出する上流側酸素潤度センサ3
6、排気管20内に設けられて上記触媒コンバータ19
から流出した排気中の残存酸素濃度を検出する下流側酸
素)農産センサ37、上述したディストリビュータ22
のカムシャフト01回転毎に、すなわち、図示しないク
ランク軸の2回転毎に基準信号を出力する気筒判別セン
サ38、上記ディストリビュータ22のカムシャフトの
1/24回転毎に、すなわち、りランク角0°から30
°の整数倍毎に回転角信号を出力する回転速度センサを
兼ねた回転角センサ39を備えている。
上記各センサおよびスイッチの検出信号はECU3に人
力され、このECU3はエンジン2を制御する。ECU
3は、CPU3a、ROM3b。
RAM3c、バックアップRAM3d、  タイマ3e
を中心に論理演算回路として構成され、コモンバス3f
を介して人出カポ−)3gに接続されて外部との人出力
を行なう。CPU3aは、上述した吸気管圧力センサ3
1、吸気温センサ32、スロットルポジションセンサ3
3の検出信号をA/D変換器3hおよび入出カポ−)3
gを介して、アイドルスイッチ34の検出信号を入出力
ポート3gを介して、気筒判別センサ38、回転角セン
サ39の検出信号を波形整形回路31および人出カボー
ト3gを介して、水温センサ35、上流側酸素潤度セン
サ36、下流側酸素濃度センサ37の検出信号をA/D
変換器3jおよび人出カポ−)3gを介して、各々人力
する。一方、CPU3aは、人出力部3gおよび駆動回
路3mを介してイグナイタ21を駆動制御する。さらに
、CPU3aは人出力部3g、ダウンカウンタ3n、フ
リップフロップ回路3pおよび駆動回路3rを介して燃
料噴射弁25を駆動制御する。すなわち、CPU3aで
算出された燃料噴射量TAUに相当する(直がダウンカ
ウンタ3nにプリセットされると共に、フリップフロッ
プ回路3pもセットされる。
このため、駆動回路3rが燃料噴射弁25を開弁じ、燃
料噴射が開始される。一方、ダウンカウンタ3 rlが
クロック信号を計数し、最後にそのキャリアウド端子が
ハイレベル(1)になると、フリップフロップ回路3p
がセットされて駆動回路3rは燃料噴射弁25を閉弁し
、燃料噴射が終了する。このように、燃料噴射1:TA
Uに応じた量の燃料がエンジン2に供給される。なお、
上記ECU3は、イグニッションスイッチ42を介して
車載バラチリ43から電力の供給を受けて作動し、スタ
ータスイッチ44の操作に伴うスタータ信号が人力され
るとエンジン2を始動する。
次に、上記ECU3の実行する第1の空燃比フィードバ
ック制御処理を第3図(1)、  (2)の、第2の空
燃比フィードパ・ツク制御処理を第5図(1)、  (
2)の、活性判定処理を第6図の、燃料噴射制御処理を
第8図の、各フローチャートに基づいて説明する。
次に、第1の空燃比フィードパ・ツク制御処理を第3図
(1)、  (2)に示すフローチャートに基づいて説
明する。本箱1の空燃比フィードバック制御処理は、E
CU3の起動後、所定時間(例えば、4[m5ec])
毎に実行される。まず、ステップ102では、既述した
各センサの検出信号に基づく各データを読み込む処理が
行われる。続くステップ106では、第1の空燃比フィ
ードバック制御実行条件が成立するか否かを判定し、肯
定判断されるとステップ10日に進み、一方、否定判断
されると、空燃比補正係数FAFの値を前回の制御終了
時の値とし、−旦、本箱1の空燃比フィードバック制御
処理を終了する。なお、空燃比補正係数FAFの値を、
一定値、前回の制御終了までの平均値、バックアップR
AM3dに記憶されている学習値等に設定しても良い。
ここで、例えば、冷却水温度THWが所定温度(例えは
、60 [’ C] )以下のとき、始動状態、始動後
増量中、暖機増量中、加速増量(非同期噴射)中、パワ
ー増量中、OTP増量中、上流側酸素)震度センサ36
の出力信号V1が一度も第1の比較電圧VRIを横切っ
ていないとき、等は何れも第1の空燃比フィードバック
制御実行条件不成立である。
上記各条件に該当しない、第1の空燃比フィードバック
制御実行条件成立時に実行されるステップ10日では、
上流側酸素)関度センサ36の検出信号v1をA/D変
換して読み込む処理が行われる。
続くステップ110では、上流側酸素潤度センサ36の
検出信号v1が第1の比較電圧VRI(例えば、0. 
45 [V] )以下であるか否かを判定し、肯定判断
されると空燃比が希薄側(L e a n)であるとし
てステップ112に、一方、否定判断されると空燃比が
過)層側(Ri c h)であるとしてステップ124
に各々進む。空燃比が希薄側(Lean)であるときに
実行されるステップ112では、デイレイカウンタCD
LYの計数値の正負を判定し、正のときはステップ11
4でデイレイカウンタCDLYの計数(直を(直0にリ
セットした後ステップ116に進み、一方、負のときは
、そのままステップ116に進む。ステップ116では
、デイレイカウンタCDLYの計数1直を(直1だけ誠
算し、続くステップ118,120で該デイレイカウン
タCDLYの計数1直を最小値TDLに制限し、デイレ
イカウンタCDLYの(直が最小IMTDLまで減少し
たときは、ステップ122で空燃比フラグF1を値0(
希薄側(Lean))にリセットした後、ステップ14
0に進む。なお、最小(1貞T D Lは、上流側酸素
)関度センサ36の検出信号V1が過濃側(Ri c 
h)から希薄側(Lean)に変化しても、過濃側(R
ich)であるとの判断を保持するためのリーン遅延時
間であって、負の唾に定義されている。一方、上記ステ
ップ110で、空燃比が過濃側(Ri c h)である
と判定されたときに実行されるステップ124では、デ
イレイカウンタCDLYの計数値の正負を判定し、負の
ときはステップ126でデイレイカウンタCDLYの計
数1直を(直0にリセットした後ステップ128に進み
、一方、正のときは、そのままステップ128に進む。
ステップ128では、デイレイカウンタCDLYの計数
値を値1だけ加算し、続くステップ130,132で該
デイレイカウンタCDLYの計数値を最大値TDRに制
限し、デイレイカウンタCDLYの計数1直が最大(a
TDRまで増加したときは、ステップ134で空燃比フ
ラグF1を(直1 (過)奥側(Rich))にセット
した後、ステップ140に進む。なお、最大値TDRは
、上流側酸素)関度センサ36の検出信号■1が希薄側
(L e an)から過:a fl!す(Rich)に
変化しても、希薄側(Lean)であるとの判断を保持
するためのリッチ遅延時間であって、正の値に定義され
ている。
続くステップ140では、空燃比フラグF1の1直が反
転したか否かを判定し、肯定判断されるとステップ14
2に、一方、否定判断されるとステ・ツブ14Bに、各
々進む。空燃比フラグF1の値が反転したときに実行さ
れるステップ142では、過)層側(Ri c h)か
ら希1III(L e a n ) ヘの反転か、希薄
側(Lean)から過濃側(Rich)への反転かを判
定する処理が行われる。過濃側(Ri c h)から希
薄側(Lean)への反転時に実行されるステップ14
4では、空燃比補正係数FAFにリッチスキップ量R9
Rを加算してスキ・ツブ的に増加させ、一方、希薄側(
L e a n)から過濃側(Rich)への反転時に
実行されるステップ146では、空燃比補正係数FAF
からリーンスキップ量R9Lを減算してスキップ的に減
少させ、各々ステップ156に進む。また、上記ステッ
プ140で空燃比フラグF1の値が反転しないときに実
行されるステップ148では、希薄側(L e a n
)であるか、過)奥側(Rich)であるかを判定する
処理が行われる。希薄側(Lean)であるどきに実行
されるステップ150では、空燃比補正係数FAFにリ
ッチ積分定数KIRを加算して徐々に増加させ、一方、
過濃側(Rich)であるときに実行されるステップ1
52では、空燃比補正係数FAFからリーン積分定数K
ILを減算して徐々に減少させ、各々ステップ156に
進む。ここで、両積分定数KIR,I(ILは、両スキ
ップ1R3R,R9Lに比較して充分小さく設定されて
いる。従って、ステップ144.146では燃料噴射量
は迅速に増)戒補正され、一方、ステップ150,15
2では燃料噴射量は徐々に増減補正される。続くステッ
プ156゜158では、上記空燃比補正係数FAFの値
を、例えは、最大1直1.2未満に制限し、ざらに、続
くステップ160,162では、最小値0.8以上に制
限し、空燃比補正係数の値FAFが河等かの原因により
過大、あるいは、過小になった場合でも、空燃比のオー
バ1月ンチ状態、もしくは、オーバリーン状態への移行
を防止する。次にステップ164に進み、上記のように
算出された空燃比補正係数FAFをRAM3cに記憶し
た後、−旦、本箱1の空燃比フィードバック制御処理を
終了する。以後、本箱1の空燃比フィードバック制御処
理は所定時間毎に、上記ステップ102〜164を繰り
返して実行する。
次に、上記制御の様子の一例を、第4図のタイミングチ
ャートに従って説明する。時刻t1に、上流側酸素潤度
センサ検出信号に基づく空燃比信号A/Fが希薄側(L
 e a n)から過濃側(Rich)に変化すると、
デイレイカウンタCDLYの計数値はリセット後、カウ
ントアツプされ、リッチ遅延時間TDR経過後の時刻t
2に最大値TDRに到達する。すると、遅延処理後の空
燃比信号A/Fd(空燃比フラグF1の値)が、希薄側
(L e a n)から過濃側(Ri c h)に変化
する。
また、時刻t3に、上流側酸素潤度センサ検出信号に基
づく空燃比信号A/Fが過濃側(Ri c h)から希
薄側(Lean)に変化すると、デイレイカウンタCD
LYの計数値はリセット後、カウントダウンされ、リー
ン遅延時間(−TDL)経過後の時刻L4に最小(+W
 T D Lに到達する。すると、遅延処理後の空燃比
信号A/Fd(空燃比フラグF1の値)が、過濃側(R
i c h)から希薄側(Lean)に変化する。しか
し、例えば、上流側酸素潤度センサ検出信号に基づく空
燃比信号A/Fが、時刻t5.t6.t7のようにリッ
チ遅延時間TDRより短い期間で反転すると、デイレイ
カウンタCDLYの計数値が最大値TDRへ到達する時
間が延長され、時刻t8に至って遅延処理後の空燃比信
号A/Fdが反転する。すなわち、遅延処理後の空燃比
信号A/Fd(空燃比フラグF1の値)は、上流側酸素
潤度センサ検出信号に基づく空燃比信号A/Fよりも安
定した値となる。
このように、比較的安定した遅延処理後の空燃比信号A
/Fdに基づいて、空燃比補正係数FAFが決定される
次に、第2の空燃比フィードバック制御処理について説
明する。第2の空燃比フィードバック制御処理は、第1
の空燃比フィードバック制御処理の制御定数であるスキ
ップ量R9R,R9L、積分定数KIR,KIL、遅延
時間TDR,TDLおよび第1の比較電圧VRIを変更
する制御を行なうものと、第2の空燃比補正係数FAF
2を算出する制御を行なうものがある。
制御定数であるスキップ量R9R,R9L、積分定数K
IR,KIL、遅延時間TDR,TDLおよび第1の比
較電圧VRIを変更する制御では、例えは、リッチスキ
ップ量R5Rの増加補正、あるいは、リーンスキップ量
R9Lの減少補正により空燃比を過濃側(Ri c h
)に制御でき、一方、リッチスキップ量R9Rの減少補
正、あるいは、リーンスキップ量R3Lの増加補正によ
り空燃比を希薄側(Lean)に制御できる。従って、
下流側酸素)農産センサ37の検出信号に応じてリッチ
スキップ量R3R5あるいは、リーンスキップ量R8L
の少なくとも一方を補正すると空燃比を制御できる。ま
た、例えは、リッチ積分定数KIRの増加補正、あるい
は、リーン積分定数KILの減少補正により空燃比を過
)肩側(Ri c h)に制御でき、一方、リッチ積分
定数KIRの減少補正、あるいは、リーン積分定数に’
ILの増加補正により空燃比を希薄側(L e a n
)に制御できる。
このように、下流側酸素)農産センサ37の検出信号に
応じてリッチ積分定数KIR5あるいは、リーン積分定
数KILの少なくとも一方を補正すると空燃比を制御で
きる。さらに、例えば、リッチ遅延時間TDRをリーン
遅延時間(−TDL)より相対的に大きく設定すると、
空燃比を過濃側(Rich)に制御でき、一方、リッチ
遅延時間TDRをリーン遅延時間TDLより相対的に小
さく設定すると、空燃比を希薄側(L e a n)に
制)卸できる。すなわち、下流側酸素潤度センサ37の
検出信号に応じてリッチ遅延時間TDR1あるいは、リ
ーン遅延時間TDLの少なくとも一方を補正すると空燃
比を制御できる。また、例えば、第1の比較電圧VRI
を低下補正すると、空燃比を希薄側(Lean)に制御
できる。そこで、下流側酸素潤度センサ37の検出信号
に応じて第1の比較電圧VRIを補正しても、空燃比を
制御できる。ところで、上記スキップ量R3R,R3L
、積分定数KIR,RIL、遅延時間TDR,TDLお
よび第1の比較電圧VRIを下流側酸素潤度センサ37
の検出信号に応じて変更すると、例えば、遅延時間TD
R,TDLの補正は非常tこ微妙な空燃比制御を可能に
し、スキップ量R9R,R5Lは、上記遅延時間TDR
,TDLのように空燃比フィードバック制御周間の延長
を伴うことなく高い応答性を保持した制御が可能になる
。従って、複数の上記制御定数を絹み合わせた制御が有
効である。
次に、第2の空燃比フィードバック制御処理を第5図(
1)、  (2)に示すフローチャートに基づいて説明
する。末弟2の空燃比フィードバック制i卸処理は、E
CU3の起動後、所定時間(例え。
は、512[m5ec])毎に実行され、スキップ1R
sR,R5Lを補正演算する。まず、ステップ200で
は、既述した各センサの検出信号に基づく各データを読
み込む処理が行われる。続くステップ202では、下流
側酸素温度センサ37が活性状態にあるか否か(すなわ
ち、下流側酸素濃度センサ37の活性状態を示す活性フ
ラグFSOが1直1にセットされているか)を判定し、
肯定判断されるとステップ204に、一方、否定判断さ
れるとステップ203に、各々進む。下流側酸素)調度
センサ37が活性状態にないと判定されたときに実行さ
れるステップ203では、スキップ量R5Rの値を一定
値R9RO(5[%])、スキップ量R9Lの値を一定
頭R9LO(5[%])とする処理を行った後、−旦、
末弟2の空燃比フィードパ・ンク制御処理を終了する。
一方、下流側酸素)調度センサ37が活性状態にあると
判定されたときに実行されるステップ204では、第1
の空燃比フィードバック制御処理実行条件が成立するか
否かを判定し、肯定判断されるとステ・ツブ206に進
み、一方、否定判断されると、スキップ量R5R,R3
Lの値を前回の制御終了時の値とし、−旦、末弟2の空
燃比フィードバック制御処理を終了する。なお、スキッ
プ量R3R,R9Lの値を、前回の制御終了までの平均
1直、バックアップRAM3dに記憶されている学習値
等に設定しても良い。第1の空燃比フィート゛バック制
御処理実行条件成立時にはステ・ツブ206〜ステツプ
214に進み、冷却水温度T)IWが70 [°C]を
上回るか否か(ステップ206)スロットルバルブ非全
開状態であるか否か(ステップ208)、下流側酸素潤
度センサ37が正常であるか否か(すなわち、下流側酸
素)調度センサ37のダイアグノーシス信号が正常を示
すとき)(ステ・ツブ212)、エンジン2の負荷が所
定負荷以上であるか否か(ステップ214)、を各々判
定し、すべて肯定判断されると第2の空燃比フィードバ
ック制御を実行するためにステップ220以下に進み、
一方、何れかのステップで否定判断されると、スキップ
量R3R,R9Lの値を前回の制御終了時の埴とし、−
旦、末弟2の空燃比フィードバック制御処理を終了する
上記第2の空燃比フィードバック制御処理実行条件成立
時に実行されるステップ220では、下流側酸素潤度セ
ンサ37の検出信号V2をA/D変換して読み込む処理
が行われる。続くステップ221では、前回算出された
スキップ量R9R。
R9Lを読み込む処理が行われる。続くステップ222
では、下流側酸素温度センサ37の検出信号■2が第2
の比較電圧VR2(例えは、0.55 [V] )以下
であるか否かを判定し、肯定判断されると空燃比が希薄
側(L e a n)であるとしてステップ224に、
一方、否定判断されると空燃比が過)層側(Rj c 
h)であるとしてステ・ツブ244に各々進む。空燃比
が希薄側(L e an)であるときに実行されるステ
・ツブ224では、リッチスキップ量R5Rの値を一定
値△R5だけ加算し、続くステップ226,228で該
リッチスキップm RS Rの値を最大値RMAX以下
の量に制限し、さらに、ステップ230では、リーンス
キップ量R9Lの値を一定値△R5だけ減算し、続くス
テップ232,234で該リーンスキップ量R3Lの値
を最小値LMIN以上の量に制限する。ここで、例えば
、最大値は7.5[%コ、最小値は2.5[%]である
。なお、最大値は空燃比の変動によりドライバビリティ
が悪イヒしない範囲の1直であり、最小値は過渡追従性
が低下しない範囲の値である。このように、リッチスキ
ップ量R9Rを増加補正すると共に、リーンスキップ電
R9Lを減少補正して空燃比を過)層側(Ri c h
)に移行させ易くする。次にステップ236に進み、上
記のように補正したリッチスキップ量R5Rおよびリー
ンスキップ1R3LをRAM3cおよびバックアップR
AM3dに記・朦した後、−旦、末弟2の空燃比フィー
ドバック制御処理を終了する。
一方、上記ステップ222で、空燃比が過)層側(Ri
 c h)であると判定されたときに実行されるステッ
プ244では、リッチスキップ量RS Rの1直を一定
値△R9だけ減算し、続くステップ246.248で該
り・ンチスキップ量R3Rの値を最小(ILRMIN以
上の量に制報し、次にステップ250に進み、リーンス
キ・ンブ量R5Lの1直を一定値ΔR3だけ加算し、続
くステップ252. 254で該リーンスキップ量R9
Lの1直を最大値LMAX以下の量に制限する。このよ
うここ、リッチスキップ量R9Rを減少補正すると共に
、リーンスキップ量R5Lを増加補正して空燃比を希薄
側(Lean)に移行し易くする。その後、上述したス
テップ236を経て、−旦、末弟2の空燃比フィードバ
ック制御処理を終了する。以後、末弟2の空燃比フィー
ドパ・ンク制御処理は所定時間毎に、上記ステップ20
0〜2541i!繰り返して実行する。
次に、活性判定処理を第6図に示すフローチャートに基
づいて説明する。本活性判定処理は、スタータ信号の人
力後、所定時間毎(例えば、1 [sec])に実行さ
れる。なお、本活性判定処理の第1回目の実行時には、
更新禁止カウンタCDPMNEの計数値は初朋値0に設
定され、定常フラグXはf直0にリセットされている。
まず、ステップ300では、既述した各データを読み込
む処理が行われる。続くステ・ンプ301では、吸気管
圧力PMと回転速度Neとの積から今回処理時の吸入空
気量相当値PMNEを算出する処理が行われる。次にス
テップ302に進み、冷却水温度THWが65[’C]
以上に上昇してから20[sec]以上経過したか否か
を判定し、肯定判断されるとステップ322に、一方、
否定判断されるとステップ304に、各々進む。始動後
、未だ暖機状態完了に到らないときに実行されるステ・
ツブ304では、活性判定カウンタC3OXTti−値
0にり七・ン卜する処理が行われる。続くステップ30
6では、活性判定カウンタcsoxTの計数値がエンジ
ン2の諸元に基づいて定まる活性判定値G以上であるか
否かを判定し、肯定判断されるとステ・ツブ308に、
一方、否定判断されるとステ・ツブ310に、各々進む
。活性判定カウンタC3OXTの計数(垣が活性判定値
G以上であるときに実行されるステップ308では、下
流側酸素濃度センサ37が活性状態に移行したものとし
て、活性フラグFSOを植1にセットする処理を行った
後、ステ・ンプ312に進む。一方、活性判定カウンタ
C3OXTの計数値が活性判定値G未満であるときに実
行されるステップ310では、下流側酸素潤度センサ3
7が未だ非活性状態にあるものとして、活性フラグFS
Oを値0にリセットする処理を行った後、ステップ31
2に進む。ステップ312では、次回の処理に備えて、
今回処理時の吸入空気量相当fiPMNEを前回処理時
の吸入空気量相当値PMNEOに設定した後、−旦、本
活性判定処理を終了する。
一方、ステ・ツブ302で肯定判断されたとき、すなわ
ち、始動後、既に暖機状態完了に到ったときに実行され
るステップ322では、今回処理時の吸入空気量相当値
PMNEがエンジン2の諸元に基づいて定まる最小吸入
空気量判定値C以上であるか否かを判定し、肯定判断さ
れるとステップ324に、一方、否定判断されるとステ
ップ336に、各々進む。今回処理時の吸入空気量相当
値PMNEが最小吸入空気量判定値C以上であるとき、
すなわち、下流側酸素潤度センサ37の温度上昇の可能
性が有るときtこ実行されるステップ324では、定常
フラグXが1直1にセットされているか否かを判定し、
肯定判断されるとステップ344に、一方、否定判断さ
れるとステップ326に、各々進む。定常フラグXが値
1にセ・ントされていないとき、すなわち、エンジン2
が定常運転期間にある割合が少ないときに実行されるス
テップ326では、前回処理時の吸入空気量相当ffi
 PMNEOと今回処理時の吸入空気量相当fi P 
M NEとの差の絶対値をとって、吸入空気量の変化量
相当f+i△PMNEを算出する処理が行われる。続く
ステップ328では、ステップ326で算出した吸入空
気量の変化量相当値△PMNEがエンジン2の諸元に基
づいて定まる過渡運転判定(直り以上であるか否かを判
定し、肯定判断されるとステップ330に、一方、否定
判断されるとステップ332に、各々進む。吸入空気量
の変化量相当値△PMNEが過渡運転判定値り以上であ
るとき、すなわち、過渡運転間開にあるときに実行され
るステップ330では、更新禁止カウンタCDPMNE
の計数値から、エンジン2の諸元に基づいて定まる更新
禁止カウンタ減算定数Bを減算する処理を行った後、ス
テ・ンプ306〜ステップ312を経て、−旦、本活性
判定処理を終了する。一方、ステップ328で否定判断
されたとき、すなわち、吸入空気量の変化量相当値△P
MNEが過渡運転判定値り未満である定常運転間開にあ
るときに実行されるステップ332では、更新禁止カウ
ンタCD PMN Fの計数値に、エンジン2の諸元に
基づいて定まる更新禁止カウンタ加算定数Aを加算する
処理が行われる。続くステップ334では、ステ・ツブ
330、もしくは、ステップ332で増減更新された更
!J′i禁止カウンタCDPMNEの計数値がエンジン
2の諸元に基づいて定まる更新禁止判定(直E以上であ
るか否かを判定し、肯定判断されるとステップ340に
、一方、否定判断されるとステップ336に、各々進む
。更新禁止カウンタCDPMNEの計数値が更新禁止判
定ftuE来満で未満とき、すなわち、更新継続時に実
行されるステップ336では、活性判定カウンタ加算値
△C3OXTを、吸入空気量相当値PMNEに応して、
ROM3bに記憶されている第7図に示すマツプに従っ
た補間計算により算出する処理が行゛われる。同図に示
すように、活性判定カウンタ加算値△C3OXTは、吸
入空気量相当1直PMNEが最小吸入空気量判定値C未
満では負の1直に、最小吸入空気量判定値C以上では正
の値に、各々定められている。なお、ツユ−エルカ・シ
ト時は、負の最小(直に設定される。次にステップ33
8に進み、活性判定カウンタC3OXTの計数値に、ス
テップ336で算出した活性判定カウンタ加算値ΔC5
OXTを加算する処理を行った後、ステップ306〜ス
テツプ312を経て、−旦、本活性判定処理を終了する
。一方、ステップ334で、更新禁止カウンタCDPM
NEの計数値が更新禁止判定値E以上であるとき、すな
わち、更新禁止開始時に実行されるステップ340では
、定常フラグXを値1にセットする処理が行われる。続
くステップ342では、更新禁止カウンタCDPMNE
に、エンジン2の諸元に基づいて定まる更新禁止定数F
を設定する処理を行った後、ステップ306〜ステツプ
312を経て、−旦、本活性判定処理を終了する。なお
、この更新禁止定数Fは、定常運転曲間の長い場合の、
下流側酸素)農産センサ37の温度上昇速度の遅れを考
慮して定めた更新禁止時間(活性判定遅延時間)に相当
する値である。
一方、ステップ324で肯定判断されたとき、すなわち
、定常フラグXが値Oにリセットされており、エンジン
2が過渡運転間開にある割合が多いときに実行されるス
テップ344では、更新禁止カウンタCDPMNEの計
数値が値0であるか否かを判定し、肯定判断されるとス
テップ346に進み、一方、否定判断されるとステップ
330〜ステツプ312を経て、−旦、本活性判定処理
を終了する。更新禁止カウンタCDPMNEの計数値が
値0であるとき、すなわち、更新禁止時間経過後に実行
されるステップ346では、定常フラグXを値0にリセ
・ン卜する処理を行った後、ステップ306〜ステツプ
312を経て、−旦、本活性判定処理を終了する。以後
、本活性判定処理は、ステップ300〜ステツプ346
を所定時間毎に繰り返して実行する。
次に、燃料噴射制御処理を第8図に示すフローチャート
に基づいて説明する。本燃料唱躬制御処理は、ECU3
の起動後、所定クランク角度毎(例えは、360 [’
 CA] )に実行される。まず、ステップ400では
、既述した各データを読み込む処理が行われる。続くス
テ・ツブ410では、吸入空気量Qを、吸気管圧力PM
に応じて、ROM3bに記憶されている第9図に示すマ
ツプに従った補間計算により算出する処理が行われる。
次にステップ420に進み、基本燃料噴射量TAUOを
、定数α、吸入空気量Qおよび回転速度Neから、次式
(1)のように算出する処理が行われる。
TAUO=  a  X  Q  /  Ne  −(
1)続くステップ430では、暖機増量係数FWLを、
冷却水温度THWに応じて、ROM3bに記憶されてい
る第10図に示すマツプに従った補間計算により算出す
る処理が行われる。次に、ステ・ツブ440に進み、実
燃料噴射量TAUを、基本燃料噴fJrJ量TAUO1
空燃比補正係数FAF、暖機増量係数FWLから、次式
(2)のようしこ算出する処理が行われる。但し、β、
γは、他の運転状態パラメータに従って定まる補正係数
である。
TAU  =  TAUOX FAF X(FWL十β+1)+γ・・・(2)続くステップ4
50では、上記ステップ440で算出された実燃料噴射
量TAUを、ダウンカウンタ3nにセットすると共に、
フリップフロップ回路3pをセットする制御信号を出力
して燃料噴射を開始させた後、−旦、本燃料噴射制御処
理を終了する。なお、既述したように、実燃料噴射量T
AUに相当する時間が経過すると、ダウンカウンタ3n
のキャリアウド信号により、フリップフロップ3pがリ
セットされて燃料噴射は終了する。
以後、本燃料噴射制御処理は所定クランク角度毎に、上
記ステ・ツブ400〜450を繰り返して実行する。
なお、本実施例において、エンジン2が内燃機関M1に
、下流側酸素潤度センサ37が空燃比検出手段M2に、
吸気管圧力センサ31と回転角センサ39とが運転状態
検出手段M3ζこ、各々該当する。また、ECU3およ
びECU3の実行する処理の内、ステップ(336,3
38)が計数手段M4として、ステップ(306,30
8,310)が判定手段M5として、第2の空燃比フィ
ードバック制御処理と燃料噴射制御処理とが制御手段M
6として、各々機能する。ざらに、燃料噴射弁25が燃
料調節手段M7に該当する。また、ECU3およびEC
U3の実行する処理の内、ステップ(326,328,
330,332)が算出手段M8として、ステップ(3
34,340,342,324,344,330)が禁
止手段M9として、各々機能する。
以上説明したように、本実施例は、エンジン2の定常運
転期間が過渡運転期間より長期間に亘るときは、更新禁
止カウンタCDPMNEの計数値を更新禁止定数Fに設
定し、この計数1直が値0に減少する時期まで活性判定
カウンタC3OXTの更新を禁止する。このため、゛定
常運転期間の割合が比較的高い運転状態における下流側
酸素温度センサ37の素子温上昇の遅れに対処できるの
で、運転状態が変化しても、下流側酸素潤度センサ37
の活性状態の誤判定を防止できる。
すなわち、定常運転期間の割合が比較的高い運転状態で
は、下流側酸素温度センサ37の素子温が活性温度に到
達するまでの素子温上昇速度低下をカウンタ更新禁止時
間の設定により補償する。
これにより、正確な活性判定に伴って迅速な第2の空燃
比フィードバック制御を開始するので、スキップ量R9
R,R9Lを補正する高精度な空燃比フィードバック制
御を実現できる。一方、過渡運転期間の割合が比較的高
い運転状態では、比較的高い素子温上昇速度に、カウン
タ更新を継続させて対処する。これにより、下流側酸素
)温度センサ37の素子温が活性温度に到達した後、正
確に活性状態を判定して第2の空燃比フィードバック制
御1ilIを適切な時間に開始できる。
また、下流側酸素潤度センサ37の活性状態判定の精度
が高まるため、第2の空燃比フィードバック制御処理を
適切に実行できるので、排気浄化性能も改善できる。
さらに、定常運転期間と過渡運転期間とを区別するパラ
メータとして、吸入空気量の変化量相当値へPMNEの
みを使用し、車速変化量等を参照しないので、変速機の
変速段が高い変速段に設定され、負荷変動に対して車速
変動が少ないるときでも、過渡運転間開を定當運転間間
に対して正確に区別できる。
なお、本実施例では、所謂、D−J形式(スビドデンシ
ティ型)のエンジン2について説明したので、負荷とし
て吸気管圧力PMと回転速度NCとの積を使用した。し
かし、例えば、所謂、し、I形式のエンジンでは、負荷
としてエアフロメータ等で検出された吸入空気量Qと回
転速度Neとを用いる構成とすることもできる。
また、例えば、負荷に相当するパラメータとして、基本
燃料噴射時間TAUOと回転速度Ne、あるいは、吸入
空気重量Qa等を利用しても良い。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明の内燃機関用空燃比検出器の
活性判定装置は、内燃機関の負荷に応じてi!減史中期
れる計数値が所定計数値以上になると、空燃比検出手段
が活性状態に移行したと判定するここ際し、内燃機関の
定當運転間間が過渡運転1111間より長いときは、計
数値の増更新を所定器間に亘っで禁止(へ定當運転間間
が長いときは、過渡運転期間が長いときよりも計数値の
増更新速度を低下させるよう構成されている。このため
、内燃機関の運転状態の相違に起因する空燃比検出手段
の活性状態への移行速度変動を補正するので、極めて正
確に活性状態を判定できるという優れた効果を奏する。
また、空燃比検出手段の活性状態判定の精度向上に伴い
、正確に空燃比を制御できるので、排気特性も向上する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内容を概念的に例示した基本的構成図
、第2図は本発明一実施例のシステム構成図、第3図(
1)、  (2)は同じくその制御を示すフローチャー
ト、第4図は同じくその制御の様子を示すタイミングチ
ャート、第5図(1)。 (2)、第6図は同じくその制御を示すフローチャート
、第7図は同じくそのマツプを示すグラフ、第8図は同
しくその制御を示すフローチャーI・、第9図、第10
図は同じくそのマツプを示すグラフである。 Ml・・−内燃機関、M2・・・空燃比検出手段、IV
I 3・・・運転状態検出手段、M4・・・計数手段、
M5・・・判定手段、M6・・・制御手段、M7・・・
燃料調節手段、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の排気中の特定成分濃度を検出する空燃比
    検出手段と、 上記内燃機関の少なくとも負荷を含む運転状態を検出す
    る運転状態検出手段と、 該運転状態検出手段の検出した負荷に応じて計数値を増
    減更新する計数手段と、 該計数手段の増減更新する計数値が所定計数値以上にな
    ると上記空燃比検出手段が活性状態に移行したと判定す
    る判定手段と、 該判定手段により上記空燃比検出手段が活性状態に移行
    したと判定されている期間に限り、該空燃比検出手段の
    検出結果に応じて決定した燃料量を、前記内燃機関に供
    給する指令を出力する制御手段と、 該制御手段の指令に従って、上記内燃機関に供給する燃
    料量を調節する燃料調節手段と、 を具備した内燃機関用空燃比検出器の活性判定装置にお
    いて、 さらに、前記運転状態検出手段の検出した運転状態に基
    づいて、前記内燃機関の定常運転期間と過渡運転期間と
    の割合である運転状態比率を算出する算出手段と、 該算出手段の算出した運転状態比率に基づいて定常運転
    期間が長いと判定されたときは、前記計数手段による計
    数値の増更新を所定期間に亘って禁止する禁止手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関用空燃比検出器の活
    性判定装置。
JP28711988A 1988-11-14 1988-11-14 内燃機関用空燃比検出器の活性判定装置 Pending JPH02136533A (ja)

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