JPH0213307Y2 - - Google Patents

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JPH0213307Y2
JPH0213307Y2 JP1985115509U JP11550985U JPH0213307Y2 JP H0213307 Y2 JPH0213307 Y2 JP H0213307Y2 JP 1985115509 U JP1985115509 U JP 1985115509U JP 11550985 U JP11550985 U JP 11550985U JP H0213307 Y2 JPH0213307 Y2 JP H0213307Y2
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JP
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bag body
covering sheet
bag
sheet
separation
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JP1985115509U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、綿棒等の小物を収容する袋本体に
開閉可能な口部を設け、この口部から袋本体内に
収容された小物を出し入れする袋に関するもので
ある。
[従来技術とその問題点] 上記の袋は実開昭48−10875により公知である。
この袋は、袋本体における表裏のいずれか一方の
面に切込みによる切離口部を設け、粘着テープに
より切離口部を覆うと共に粘着テープを切離口部
の周縁に剥離可能に貼着したものである。
しかし、この袋には、次のような欠点がある。
(1) 切離口部は一面側にしかないので、口部の開
閉にあたつては、そのつど袋の表裏を確認する
必要があり面倒である。
(2) また、袋の表裏両面に切離口部を設けたとし
ても、前記のような粘着テープにより表裏を
別々に被覆するようにしたのでは、袋の製造に
手数がかかる。
(3) さらに、前記のような粘着テープを袋に張り
付けるようにしたのでは、袋の口部を開く際
に、粘着テープが袋本体から外れてしまう。特
に、袋の表裏両面に粘着テープを張る場合に
は、表裏ともに粘着テープが剥がれる可能性も
ある。
[問題点を解決するための手段] この考案は、従来の袋における上記のような問
題を解決せんとしてなされたものであり、以下に
示すように袋を構成し、小物を収容した袋本体の
両面いずれ方向からも口部を開閉できるようにす
ると共に、製造を簡易化し、さらに、袋口部を覆
う被覆シートが袋本体から剥れないようにしたも
のである。
この目的を達成するために、この考案の袋は次
のとおりのものである。すなわち、 袋本体10における表裏両面部11,11に、
夫々切込みやミシン目等による切離口部12を設
けると共に、これらの切離口部12,12を被装
する被覆シート20において接着剤が塗布された
接着面21を、これらの切離口部12,12を覆
うようにして切離口部12,12周縁に剥離可能
に貼着してなる袋において、 前記の被覆シート20は1枚のシートを二つ折
してなり、その折り目20′が袋本体10におけ
る前記の切離口部12の近傍の縁部10′に沿う
ようにして、被覆シート20の両面部20″,2
0″により前記の両切離口部12,12を覆うよ
うにしてなり、前記の折り目20′の近傍におい
て被覆シート20と袋本体10の両面部11,1
1とを一体に融着したものである。
[作用] このように、この考案に係る袋においては、綿
棒等の小物30を収容する袋本体10の表裏両面
部11に夫々、切込みやミシン目等による切離口
部12を形成し、これら両面部11の切離口部1
2が、被覆シート20の接着面21に接着され、
被覆シート20の剥離に伴つてこれらが開口され
るようになつているため、袋本体10のいずれの
面部11側からも、被覆シート20を剥離させて
切離口部12を開口できるようになつている。
また、被覆シート20は1枚のシートを二つ折
し、折り目20′が袋本体10の切離口部12の
近傍の縁部10′に沿うようにすると共に、被覆
シート20の両面部20′,20″により前記の両
切離口部12,12を覆い、折り目20′の近傍
において、被覆シート20と袋本体10の両面部
11,11とを一体に融着したので、製造が容易
であり、また、被覆シートが袋本体から剥離する
ことがない。
[実施例] 以下、この考案の実施例を第1図〜第5図に基
づいて詳述する。
図において、10は綿棒等の小物30を収容す
る袋本体であり、この実施例では、第2図に示す
ように、1枚の透明なフイルム13を二つ折りに
して袋本体10の表裏両面部11を形成し、第1
図および第3図に示すように、これら両面部11
をその両側縁および底縁で融着し、これら両面部
11間に小物30を収容させるようにすると共
に、透明なフイルム13を通して袋本体10内に
収容された小物30の種類や量を確認できるよう
にしている。
そして、第2図に示すように、上記フイルム1
3が折返された袋本体10上部において、袋本体
10の表裏両面部11に、夫々凹型の切込み12
aを設け、袋本体10内に収容された小物30の
出し入れを行なうための切離口部12を形成して
いる。しかし、切離口部12は、この実施例に示
すような切込み12aによるものに限られず、ミ
シン目等によつて形成することも可能であり、ま
た切離口部12の形状もこのようなものに限定さ
れず、例えば、円弧状にすることも可能である。
20は袋本体10の表裏夫々の面部11に形成
された切離口部12を被装する被覆シートであ
り、この被覆シート20の片面側には、接着剤が
塗布されてなる接着面21が設けられ、この接着
面21が袋本体10の夫々の面部11に形成され
た切離口部12を覆うようにしてこれら切離口部
12周縁に剥離可能に貼着されている。ここで、
被覆シート20よつて袋本体10の表裏両面部1
1に形成された夫々の切離口部12を被装するに
あたり、第2図に示すように、接着面21側を内
側にして1枚の被覆シート20を二つ折りし、表
裏両面部11に形成された夫々の切離口部12
を、このように二つ折りにされた被覆シート20
の接着面21で覆うようにして、被覆シート20
をこれらの切離口部12周縁に剥離可能に貼着さ
せている。
また、この実施例では、第1図及び第2図に示
すように、被覆シート20の接着面21側の端部
に、接着剤が塗布されていない剥離用の把持部2
2を設け、この把持部22を掴んで被覆シート2
0を袋本体10から剥離させるようにしている。
さらに、第1図に示すように、袋本体10上部に
貼着された被覆シート20の折返し箇所近傍にお
いて、その幅方向に沿つて線状に、被覆シート2
0と袋本体10の両面部11とを一体に融着し、
被覆シート20を袋本体10から剥離させる場合
に、被覆シート20が袋本体10から完全に外れ
てしまわないようにしている。また、このように
被覆シート20と袋本体10とを融着した融着部
23と折返し箇所との間に貫通孔24を設け、こ
の貫通孔24によつて袋を吊り下げたり、複数の
袋を連結したりするようになつている。
次に、このような袋を製造する方法の一例を図
面に基づいて説明する。
ここに示す例では、幅が形成する袋の長さの倍
となつた長尺の透明なフイルム13を用い、この
長尺フイルム13の中央部に、第4図Aに示すよ
うに、切離口部12となる相対向する一対の凹形
の切込み12aを、長手方向に所要間隔を介して
順次形成するのである。なお、切込み12aはこ
のような形状のものに限定されず、前述したよう
に、一対の円弧状に形成することも可能である。
その後、このフイルム13より融点が高く、片面
に接着剤が塗布された接着面21を有する長尺の
被覆シート20を、第4図Bに示すように、上記
切込み12aを覆うようにして、長尺のフイルム
13中央部に長手方向に沿つて貼着させるのであ
る。そして、このように被覆シート20が貼着さ
れた長尺のフイルム13を、その幅方向中央にお
いて二つ折りし、第4図Cに示すように、その折
返し箇所から所要間隔を介した位置において、長
手方向に沿つて線状にフイルム13と被覆シート
20とを一体に融着し、この融着部23と折返し
箇所との間において、貫通孔24を長手方向に沿
つて所要間隔毎に設ける一方、形成する袋の幅に
対応した間隔で、折返されたフイルム13のみを
幅方向に沿つて線状に融着し、この融着部14に
おいて、長尺のフイルム13および被覆シート2
0を切断し、第5図に示すような底縁が開口され
た袋を順々に製造するのである。ここで、上記の
ようにフイルム13と被覆シート20とを一体に
融着する場合は、融点が高い被覆シート20を溶
融する温度で行ない、一方、フイルム13のみを
融着する場合は、被覆シート20が融着されない
ように、被覆シート20の融点より低い温度で行
なのである。
そして、このようにして製造された袋に、綿棒
等の小物30を上記のように開口された底縁から
袋本体10内に収納された後、二つ折りされたフ
イルム13の底縁を融着させ、開口された袋の底
縁を閉塞するのである。このようにして袋の底縁
を閉塞させた後は、第1図および第3図に示すよ
うに、袋本体10両面部11の切離口部12を覆
うように貼着された被覆シート20を、袋本体1
0いずれかの面部11側において剥離させ、これ
によつて同面部11側の切離口部12を開口さ
せ、この開口された切離口部12から小物30の
出し入れするようにしている。
なお、このような袋を製造する方法は上記のよ
うな方法に特に限定されるものではなく、例え
ば、フイルムからなる袋本体10と被覆シート2
0とを別個に製造した後、袋本体10の切離口部
12を被覆シート20で被装させることも可能で
ある。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案に係る袋は、綿
棒等の小物を収容する袋本体における表裏両面部
に、夫々切込みやミシン目等による切離口部を形
成し、被覆シートの接着面がこれらの切離口部を
覆うようにして、これらの切離口部周縁に被覆シ
ートを剥離自在に貼着し、被覆シートの剥離に伴
つて、その接着面に接着された切離口部が開口さ
れるようにしているため、袋本体における表裏い
ずれの面部側からも被覆シートを剥離させて切離
口部を開口させることができ、従来のように、口
部の開閉にあたつてその都度、袋の裏表を確認し
なければならないという面倒がなく、袋本体内に
収容された綿棒等の小物の出し入れが著しく容易
に行なえるようになつている。また、被覆シート
20は1枚のシートを二つ折し、折り目20′が
袋本体10の切離口部12の近傍の縁部10′に
沿うようにすると共に、被覆シート20の両面部
20″,20″により前記の両切離口部12,12
を覆い、折り目20′の近傍において、被覆シー
ト20と袋本体10の両面部11,11とを一体
に融着したので、被覆シート20を表裏別々に取
付ける場合に比して製造が容易であり、また、被
覆シートが袋本体から剥離することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の実施例を示し、第
1図は袋本体の両面部に貼着された被覆シートを
部分的に剥離させた状態の斜視図、第2図は二つ
折りされ切離口部となる切込みが設けられた袋本
体を構成するフイルムに、被覆シートを貼着する
前の状態の斜視図、第3図は袋本体片側の面部に
貼着された被覆シートを剥離させた状態の縦断面
図、第4図A,B,Cはこの実施例に係る袋の製
造手順の一例を示す平面図、第5図は袋本体の底
縁が開口されている状態の斜視図である。 符号の説明、10……袋本体、11……表裏両
面部、12……切離口部、20……被覆シート、
21……接着面、20′……被覆シートの折り目、
10′……袋本体の縁部、20″……被覆シトーの
両面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 袋本体10における表裏両面部11,11に、
    夫々切込みやミシン目等による切離口部12を設
    けると共に、これらの切離口部12,12を被装
    する被覆シート20において接着剤が塗布された
    接着面21を、これらの切離口部12,12を覆
    うようにして切離口部12,12周縁に剥離可能
    に貼着してなる袋において、 前記の被覆シート20は1枚のシートを二つ折
    してなり、その折り目20′が袋本体10におけ
    る前記の切離口部12の近傍の縁部10′に沿う
    ようにして、被覆シート20の両面部20″,2
    0″により前記の両切離口部12,12を覆うよ
    うにしてなり、前記の折り目20′の近傍におい
    て、被覆シート20と袋本体10の両面部11,
    11とを一体に融着したことを特徴とする袋。
JP1985115509U 1985-07-26 1985-07-26 Expired JPH0213307Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985115509U JPH0213307Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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JP1985115509U JPH0213307Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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