JPH0213242Y2 - - Google Patents

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JPH0213242Y2
JPH0213242Y2 JP9975482U JP9975482U JPH0213242Y2 JP H0213242 Y2 JPH0213242 Y2 JP H0213242Y2 JP 9975482 U JP9975482 U JP 9975482U JP 9975482 U JP9975482 U JP 9975482U JP H0213242 Y2 JPH0213242 Y2 JP H0213242Y2
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JP
Japan
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drip molding
drip
sealing member
sealing
joint part
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JP9975482U
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English (en)
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JPS594352U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等のドリツプモールに関し、特
にドリツプモールの接合部分をシールするための
構造に関する。
周知のように、自動車においては、第1図示の
ように、ルーフからの流下水がルーフ側方へ滴下
する雨だれ現象を防止するために、ドリツプAが
ドアBの上部廻りに配されており、このドリツプ
Aは、通常、ルーフに固定された図示を省略する
ドリツプチヤンネルを備え、このドリツプチヤン
ネル廻りにドリツプモールが取付けられている。
ところで、前記ドリツプモールは、フロント,
センター,リヤー等を構成する複数個の要素C1
〜C3に分割構成され、これらの各要素C1〜C3
端部が、第2図示のように互いにはめ込みによつ
て接合されており、これらの各接合部分Dにはシ
ーリングシートEを接着剤にて張り付けることに
よつて、各接合部分Dの継目Iに防水処理が施さ
れている。
しかし、このシーリングシートEの張り付け
は、第3図示のように、ドリツプモールのドリツ
プチヤンネルへの取付面FにシーリングシートE
を接着させた後、この取付面Fの側方に延設され
た樋Gと、取付面Fとの間に形成された段面Hに
沿つて折り曲げながら接着される。したがつて、
シーリングシートEを第2図示の仮想線示状態に
張り付ける際、接合部分Eの継目Iに対するシー
リングシートEの位置決めが難かしく作業性が悪
いうえ、シーリングシートEが、第3図示の仮想
線示から実線示のように、平板状から段部Hに沿
つて折り曲げられて張り付けられるので、シーリ
ングシートEの復元力によつて長期間経過後に剥
がれ易い欠点がある。
本考案の目的は、前述した従来の欠点を解消す
るために、合成樹脂からドリツプモールの内面形
状に係合される所定の断面形状に形成されたシー
リング部材を各ドリツプモール要素の接合部分を
内側から被うように被着したので、作業性と耐久
性のあるドリツプモールの接合部分におけるシー
ル構造を提供するものである。
以下、第4図、第5図について本考案の施され
たドリツプモールの接合部分におけるシール構造
の詳細を説明する。
第4図は本考案のシール構造を分解した斜視図
であつて、従来と同一部材については同一符号を
付してその詳述を省略する。このドリツプモール
の接合部分におけるシール構造はシーリング部材
1を備え、このシーリング部材1は可撓性を有す
る素材、例えば硬質な熱可塑性合成樹脂にて構成
されかつドリツプモールの取付面Fから樋Gにか
けて係合される所定の断面形状に形成される。こ
のシーリング部材1は前記取付面Fに係合される
取付面部2と、前述したドリツプモールの段面H
に係合される段部3と、前記樋Gに係合される樋
部4とを備える。また、前記シーリング部材1
は、互いにはめ付けられるドリツプモール要素
C1,C2の両端部に差しわたされる所定の長さに
なつていると共に、前記取付面部2、段面部3な
らびに樋面部4はそれぞれシート状になつてい
る。また、前記ドリツプモール要素C1,C2に接
触されるシーリング部材1の表面5には、第5図
示のように接着剤層6を備え、この接着剤層6に
は剥離紙7を備える。
以上のように構成されたシーリング部材1をド
リツプモールの接合部分Gに取付ける場合につい
て説明する。先ず、ドリツプモールC2の端部に
突出されたはめ込み部JをドリツプモールC1
端部にはめ込む。このはめ込みによつて、従来と
同様にドリツプモールC1,C2における取付面F1
F2の端末が突き合わされると共に、ドリツプモ
ールC1,C2における樋G1,G2の端末が重ね合わ
される。次いで、剥離紙7を剥がし、接着剤層6
をドリツプモール要素C1,C2側に位置させなが
ら、シーリング部材1をドリツプモールC1,C2
の両端部に差しわたし状態で張り付ける。このと
き、シーリング部材1の取付面部2がドリツプモ
ール要素C1,C2の取付面F1,F2を被い、シーリ
ング部材1の段部3がドリツプモール要素C1
C2の段面H1,H2を被い、シーリング部材1の樋
部4がドリツプモール要素C1,C2の樋G1,G2
被う。
ところで、前記実施例によれば、シーリング部
材1が可撓性を有する素材にてドリツプモール要
素C1,C2の取付面F1,F2から樋G1,G2にかけて
係合される所定の断面形状に成形されているの
で、ドリツプモール要素C1,C2への接着後にお
けるシーリング部材1には、従来のような不都合
な復元力が働かず、その張り付け姿勢が保持さ
れ、防水機能が確実になる。しかも、取付面部
2、段部3ならびに樋部4によつて、ドリツプモ
ール要素C1,C2に対するシーリング部材1の張
り付け位置の標準が取れるので、シーリン部材1
の位置決めが容易になされる。また、前記実施例
によればシーリング部材1の表面5に接着剤層6
が設けられているので、張り付け時の接着剤塗布
を省きながらシーリング部材1の取付け作業が簡
略化される。
しかも、前記実施例によれば、ドリツプモール
要素C1,C2の樋G1,G2端末部が樋部4によつて
被われるので、接合部分Dへのシーリング部材1
の1回の張り付け作業によつて、樋G1,G2の継
目に対する防水処理もが同時に施される。
なお、前記実施例における接着剤層6は両面粘
着テープにて形成させることが可能である。
以上説明したように、本考案によれば合成樹脂
からドリツプモールの内面形状に係合される所定
の断面形状に形成されたシーリング部材を各ドリ
ツプモール要素の接合部分を内側から被うように
被着したので、接着後におけるシーリング部材の
不必要な復元性が除去され、ドリツプモールの接
合部分における防水機能がより向上されるうえ、
シーリング部材の取付時の標準を取り易いので、
位置決めが容易かつ確実にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドリツプモールにおけるシール
構造を備える自動車の側面図、第2図は従来のド
リツプモールにおける接合部分の斜視図、第3図
は第2図の−線断面図、第4図は本考案の施
されたドリツプモールの接合部分におけるシール
構造を分解した斜視図、第5図は第4図の−
線断面図である。 A……ドリツプモール、C1〜C3……ドリツプ
モール要素、D……接合部分、1……シーリング
部材、2……取付面部、3……段部、4……樋
部、5……表面、6……接着剤層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 分割構成されたドリツプモール要素の端末を
    互いにはめ込むことによつて接合される車輌用
    ドリツプモールの接合部分におけるシール構造
    において、合成樹脂から前記ドリツプモールの
    内面形状に係合される所定の断面形状に形成さ
    れたシーリング部材を前記各ドリツプモール要
    素の接合部分を内側から被うように被着したこ
    とを特徴とする車輌用ドリツプモールの接合部
    分におけるシール構造。 (2) 前記シーリング部材をドリツプモールの接合
    部分に接着剤層を介して貼り付けるようにした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の車輌用ドリツプモールの接合部分にお
    けるシール構造。
JP9975482U 1982-06-30 1982-06-30 車輌用ドリツプモ−ルの接合部分におけるシ−ル構造 Granted JPS594352U (ja)

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JP9975482U JPS594352U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 車輌用ドリツプモ−ルの接合部分におけるシ−ル構造

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Publication Number Publication Date
JPS594352U JPS594352U (ja) 1984-01-12
JPH0213242Y2 true JPH0213242Y2 (ja) 1990-04-12

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ID=30236267

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JP9975482U Granted JPS594352U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 車輌用ドリツプモ−ルの接合部分におけるシ−ル構造

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KR100892694B1 (ko) * 2006-11-17 2009-04-15 현대자동차주식회사 차량용 도어 프레임

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JPS594352U (ja) 1984-01-12

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