JPH0213220Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213220Y2 JPH0213220Y2 JP1985039858U JP3985885U JPH0213220Y2 JP H0213220 Y2 JPH0213220 Y2 JP H0213220Y2 JP 1985039858 U JP1985039858 U JP 1985039858U JP 3985885 U JP3985885 U JP 3985885U JP H0213220 Y2 JPH0213220 Y2 JP H0213220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reclining device
- recess
- seat
- rear seat
- seat back
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 15
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の技術分野》
本発明は、リクライニングデバイスを備えた前
倒し可能の車両用リアシートに関する。
倒し可能の車両用リアシートに関する。
《従来技術とその問題点》
最近では、車両用リアシートにおいても、リク
ライニングデバイスを設けてシートバツクを傾倒
操作できるようにしたものが提供されている。
ライニングデバイスを設けてシートバツクを傾倒
操作できるようにしたものが提供されている。
例えば第４図に示す車両用リアシートでは、シ
ートクツシヨン１の後方に位置するフロアパネル
２にシートバツク３が傾倒可能に支持されてお
り、このシートバツク３と、その両側に配置され
るサイドフイニツシヤ４（図では左側だけを示
す）との間にリクライニングデバイス５が設けら
れている。
ートクツシヨン１の後方に位置するフロアパネル
２にシートバツク３が傾倒可能に支持されてお
り、このシートバツク３と、その両側に配置され
るサイドフイニツシヤ４（図では左側だけを示
す）との間にリクライニングデバイス５が設けら
れている。
このリクライニングデバイス５は、前記シート
バツク３の側部下端に切欠形成された凹部６に位
置されており、前記フロアパネル２に支持される
とともに、一部がシートバツク３に取付けられ
て、このシートバツク３を傾倒操作自在に支持し
ている。
バツク３の側部下端に切欠形成された凹部６に位
置されており、前記フロアパネル２に支持される
とともに、一部がシートバツク３に取付けられ
て、このシートバツク３を傾倒操作自在に支持し
ている。
しかしながら、このような車両用リアシートで
は、前記リクライニングデバイス５が前方に臨ん
でしまい、このリクライニングデバイス５に手指
等を挟まれるなど安全性の問題が生じるととも
に、リアシートの見栄えも悪くなり、さらに、こ
の部分にゴミ等が入り込み、リクライニングデバ
イス５の動作が妨げられる虞れなども生じる。
は、前記リクライニングデバイス５が前方に臨ん
でしまい、このリクライニングデバイス５に手指
等を挟まれるなど安全性の問題が生じるととも
に、リアシートの見栄えも悪くなり、さらに、こ
の部分にゴミ等が入り込み、リクライニングデバ
イス５の動作が妨げられる虞れなども生じる。
《考案の目的》
本考案の目的は、簡単な構造によりリアシート
バツクの凹部前面を閉蓋してリクライニングデバ
イスを隠すことができ、安全性及び美観の向上、
されには凹部への異物の侵入を回避することので
きる車両用リアシートを提供することにある。
バツクの凹部前面を閉蓋してリクライニングデバ
イスを隠すことができ、安全性及び美観の向上、
されには凹部への異物の侵入を回避することので
きる車両用リアシートを提供することにある。
《考案の構成》
すなわち本考案の前倒し可能にした車両用リア
シートは、サイドフイニツシヤと対向するリアシ
ートバツク側面の基端部に、切欠凹部を形成し、
この凹部内にリクライニングデバイスを配置する
とともに、前記サイドフイニツシヤに前記リクラ
イニングデバイスを覆うように前記切欠凹部前面
に延出したカバー片を開閉自在に設けたことを特
徴とする。
シートは、サイドフイニツシヤと対向するリアシ
ートバツク側面の基端部に、切欠凹部を形成し、
この凹部内にリクライニングデバイスを配置する
とともに、前記サイドフイニツシヤに前記リクラ
イニングデバイスを覆うように前記切欠凹部前面
に延出したカバー片を開閉自在に設けたことを特
徴とする。
《実施例の説明》
この実施例による車両用リアシートは、第１図
に示すように、シートバツク７の側部下端に切欠
形成された凹部８の前面を、前記シートバツク７
の両側部に設けられたサイドフイニツシヤ２１よ
り延出されたカバー片９により覆うようにしたも
のである。
に示すように、シートバツク７の側部下端に切欠
形成された凹部８の前面を、前記シートバツク７
の両側部に設けられたサイドフイニツシヤ２１よ
り延出されたカバー片９により覆うようにしたも
のである。
この実施例における車両用リアシートでは、第
２図に示すように、前記シートバツク７がシート
クツシヨン１０の背部に位置したフロアパネル１
１に図示しないヒンジ機構を介して傾倒可能に支
持されており、前記フロアパネル１１上に設けら
れたリクライニングデバイスにより自在に傾倒操
作できるようになつている。
２図に示すように、前記シートバツク７がシート
クツシヨン１０の背部に位置したフロアパネル１
１に図示しないヒンジ機構を介して傾倒可能に支
持されており、前記フロアパネル１１上に設けら
れたリクライニングデバイスにより自在に傾倒操
作できるようになつている。
前記リクライニングデバイス１２は、フロアパ
ネル１１に支持されて前記シートバツク７の凹部
８内に配置されており、上方に延出された傾倒ア
ーム１３が、シートバツク７に取付けられてい
る。このリクライニングデバイス１２では、シー
トクツシヨン１０の側部に延出された操作ノブ１
４の操作により、内部のリクライニング機構をロ
ツク解除してシートバツク７を傾倒可能とし、所
望の傾倒位置に調整した後、前記リクライニング
機構をロツクしてこの傾倒位置に保持するように
したものである。
ネル１１に支持されて前記シートバツク７の凹部
８内に配置されており、上方に延出された傾倒ア
ーム１３が、シートバツク７に取付けられてい
る。このリクライニングデバイス１２では、シー
トクツシヨン１０の側部に延出された操作ノブ１
４の操作により、内部のリクライニング機構をロ
ツク解除してシートバツク７を傾倒可能とし、所
望の傾倒位置に調整した後、前記リクライニング
機構をロツクしてこの傾倒位置に保持するように
したものである。
また、シートバツク７は、第３図に示すよう
に、フレーム１５の前面に図示しないスプリング
を介してパツド材１６を配装し、このバツド材１
６の前面を裏地１７とワデイング１８を介して表
皮材１９で覆うとともに、側面を表皮材２０で覆
う構造のものである。この第３図において、シー
トバツク７の側部を覆つた表皮材２０は、前記凹
部８に位置しており、この表皮材２０に近接し
て、前記リクライニングデバイス１２が配置され
ている。前記各表皮材１９，２０及び裏地１７
は、シートバツク７のコーナ部で内側に折り返さ
れて互いに縫い合わされている。なお、この実施
例では、凹部８の内壁に位置する部分のパツド材
が完全に取除かれており、リクライニングデバイ
ス１２の収納スペースが確保されている。
に、フレーム１５の前面に図示しないスプリング
を介してパツド材１６を配装し、このバツド材１
６の前面を裏地１７とワデイング１８を介して表
皮材１９で覆うとともに、側面を表皮材２０で覆
う構造のものである。この第３図において、シー
トバツク７の側部を覆つた表皮材２０は、前記凹
部８に位置しており、この表皮材２０に近接し
て、前記リクライニングデバイス１２が配置され
ている。前記各表皮材１９，２０及び裏地１７
は、シートバツク７のコーナ部で内側に折り返さ
れて互いに縫い合わされている。なお、この実施
例では、凹部８の内壁に位置する部分のパツド材
が完全に取除かれており、リクライニングデバイ
ス１２の収納スペースが確保されている。
一方、このシートバツク７の側部に配置された
サイドフイニツシヤ２１は、内部にパツド材２２
を有し、このパツド材２２の側面を表皮材２３，
２４で覆つたものである。
サイドフイニツシヤ２１は、内部にパツド材２２
を有し、このパツド材２２の側面を表皮材２３，
２４で覆つたものである。
そして、前記凹部８の前面を覆うカバー片９
は、前記サイドフイニツシヤ２１の表皮材２３，
２４とともに縫い合わせることにより、前記サイ
ドフイニツシヤ２１に接合されている。つまり、
このカバー片９は、前記各表皮材１９，２０，２
３，２４と同質の表皮素材を折り返して二枚重ね
にして形成したものであり、その基端部を、前記
各表皮材２３，２４のサイドフイニツシヤ２１内
部への折り込み端部に縫着される。このカバー片
９は、前記凹部８の前面形状に対応して形成され
ており、二枚重ねにされることで、一定の強度を
有して凹部８前面を開閉可能に閉蓋する状態に保
持されている。
は、前記サイドフイニツシヤ２１の表皮材２３，
２４とともに縫い合わせることにより、前記サイ
ドフイニツシヤ２１に接合されている。つまり、
このカバー片９は、前記各表皮材１９，２０，２
３，２４と同質の表皮素材を折り返して二枚重ね
にして形成したものであり、その基端部を、前記
各表皮材２３，２４のサイドフイニツシヤ２１内
部への折り込み端部に縫着される。このカバー片
９は、前記凹部８の前面形状に対応して形成され
ており、二枚重ねにされることで、一定の強度を
有して凹部８前面を開閉可能に閉蓋する状態に保
持されている。
以上、本考案の一実施例について説明したが、
本考案は前記実施例に限定されることなく種々変
形が可能である。例えば、前記カバー片９を二枚
重ねにするだけでなく、その間にウエービングベ
ルトやベルクローネ等を芯材として介在させる構
造であつても良い。また、カバー片９の先端部
と、シートバツク７に、互いに接合する面フアス
ナ等を装着し、カバー片９をシートバツク７に接
合することで、より確実に凹部８前面に保持する
ようにしても良い。
本考案は前記実施例に限定されることなく種々変
形が可能である。例えば、前記カバー片９を二枚
重ねにするだけでなく、その間にウエービングベ
ルトやベルクローネ等を芯材として介在させる構
造であつても良い。また、カバー片９の先端部
と、シートバツク７に、互いに接合する面フアス
ナ等を装着し、カバー片９をシートバツク７に接
合することで、より確実に凹部８前面に保持する
ようにしても良い。
《考案の効果》
本考案によれば、シートバツクの側部に配置さ
れるサイドフイニツシヤの一部よりカバー片を延
出されるという簡単な構造により、シートバツク
の側部に切欠形成された凹部の前面を覆い、この
凹部に配置されたリクライニングデバイスを好適
に隠すことができる。従つて、シート前面に露出
したリクライニングデバイスによつて生じる乗員
の手指の怪我等を防止でき、安全性を向上でき
る。
れるサイドフイニツシヤの一部よりカバー片を延
出されるという簡単な構造により、シートバツク
の側部に切欠形成された凹部の前面を覆い、この
凹部に配置されたリクライニングデバイスを好適
に隠すことができる。従つて、シート前面に露出
したリクライニングデバイスによつて生じる乗員
の手指の怪我等を防止でき、安全性を向上でき
る。
また、リクライニングデバイスを隠すことで、
美観の向上も達成できる。
美観の向上も達成できる。
さらに、凹部を閉蓋することで、この凹部への
異物の侵入等も防止でき、異物によつてリクライ
ニングデバイスの動作が妨げられることも解消で
きる。また、シートバツクの前倒れに対してもカ
バー片は容易にサイドフイニツシヤ側に回動する
ので、カバー片がシートバツクの前倒れの邪魔に
なることもない。
異物の侵入等も防止でき、異物によつてリクライ
ニングデバイスの動作が妨げられることも解消で
きる。また、シートバツクの前倒れに対してもカ
バー片は容易にサイドフイニツシヤ側に回動する
ので、カバー片がシートバツクの前倒れの邪魔に
なることもない。
第１図は本考案の一実施例による車両用リアシ
ートを示す一部省略正面図、第２図は前記車両用
リアシートのサイドフイニツシヤを取除いた状態
の側面図、第３図は前記車両用リアシートのシー
トバツク及びサイドフイニツシヤの構造とリクラ
イニングデバイスの配置を示す一部省略断面図、
第４図は車両用リアシートの従来例を示す一部省
略正面図である。 ７……シートバツク、８……凹部、９……表皮
材、１２……リクライニングデバイス、２１……
サイドフイニツシヤ。
ートを示す一部省略正面図、第２図は前記車両用
リアシートのサイドフイニツシヤを取除いた状態
の側面図、第３図は前記車両用リアシートのシー
トバツク及びサイドフイニツシヤの構造とリクラ
イニングデバイスの配置を示す一部省略断面図、
第４図は車両用リアシートの従来例を示す一部省
略正面図である。 ７……シートバツク、８……凹部、９……表皮
材、１２……リクライニングデバイス、２１……
サイドフイニツシヤ。
Claims (1)
- シートバツクを前倒し可能にした車両用リアシ
ートにおいて、サイドフイニツシヤと対向するリ
アシートバツク側面の基端部に、切欠凹部を形成
し、この凹部内にリクライニングデバイスを配置
するとともに、前記サイドフイニツシヤに前記リ
クライニングデバイスを覆うように前記切欠凹部
前面に延出したカバー片を開閉自在に設けたこと
を特徴とする車両用リアシート。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985039858U JPH0213220Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | |
| US06/836,479 US4709964A (en) | 1985-03-22 | 1986-03-05 | Vehicle rear seat |
| GB8605428A GB2172497B (en) | 1985-03-22 | 1986-03-05 | Vehicle rear seat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985039858U JPH0213220Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61157021U JPS61157021U (ja) | 1986-09-29 |
| JPH0213220Y2 true JPH0213220Y2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=12564670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985039858U Expired JPH0213220Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4709964A (ja) |
| JP (1) | JPH0213220Y2 (ja) |
| GB (1) | GB2172497B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012201209A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Johnson Controls Technology Co | 乗り物用シート |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH058198Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1993-03-02 | ||
| JPH0418478Y2 (ja) * | 1987-01-28 | 1992-04-24 | ||
| US5188416A (en) * | 1992-04-21 | 1993-02-23 | Tachi S. Co. Ltd. | Structure for attaching a carpet to a forwardly foldable seat back |
| DE102004056431B4 (de) * | 2004-11-23 | 2010-10-07 | Faurecia Autositze Gmbh | Fahrzeugsitz |
| DE102015100651A1 (de) * | 2015-01-19 | 2016-07-21 | Faurecia Autositze Gmbh | Verstellbarer Fahrzeugsitz |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2575548A (en) * | 1946-12-23 | 1951-11-20 | Masland C H & Sons | Seat cover |
| US3226157A (en) * | 1964-04-30 | 1965-12-28 | Bostrom Corp | Covering for seats having a hinged back |
| JPS5537244B2 (ja) * | 1974-10-18 | 1980-09-26 | ||
| DE2848268A1 (de) * | 1977-11-07 | 1979-05-10 | Honda Motor Co Ltd | Ruecksitz fuer kraftfahrzeuge |
| FR2519591A1 (fr) * | 1982-01-11 | 1983-07-18 | Citroen Sa | Siege pour vehicule |
| US4564239A (en) * | 1982-11-08 | 1986-01-14 | Ikeda Bussan Co., Ltd. | Vehicle seat cushion |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP1985039858U patent/JPH0213220Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-03-05 US US06/836,479 patent/US4709964A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-03-05 GB GB8605428A patent/GB2172497B/en not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012201209A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Johnson Controls Technology Co | 乗り物用シート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4709964A (en) | 1987-12-01 |
| GB2172497A (en) | 1986-09-24 |
| JPS61157021U (ja) | 1986-09-29 |
| GB8605428D0 (en) | 1986-04-09 |
| GB2172497B (en) | 1989-06-28 |
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