JPH02130282A - カムリング浮動構造のベーン油圧ポンプ及びベーン油圧モータ - Google Patents

カムリング浮動構造のベーン油圧ポンプ及びベーン油圧モータ

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Publication number
JPH02130282A
JPH02130282A JP28218188A JP28218188A JPH02130282A JP H02130282 A JPH02130282 A JP H02130282A JP 28218188 A JP28218188 A JP 28218188A JP 28218188 A JP28218188 A JP 28218188A JP H02130282 A JPH02130282 A JP H02130282A
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JP
Japan
Prior art keywords
cam ring
vane
revolution
friction
slip
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Pending
Application number
JP28218188A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Okamoto
岡本 光雄
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 くイ)産業上の利用分野 この発明は、カムリングとベーンの摩擦損失を大幅に減
少させるベーン形の油圧ポンプ、油圧モータに関する。
(ロ)従来の技術 従来のベーン形の油圧ポンプ、油圧モータは、ローター
にはまったベーンの半径方向の動きを規制するカムリン
グが、ポンプ又はモータの本体と一体になっているか、
又は固定されているので、ベーンの先端とカムリングの
内面は、作動オイルのシールを強固にする為、強い圧力
で圧着しながらローターの周速度と比例する速度で摺動
する構造となっている。
(ハ)解決しようとする問題点 回転するローターにはまったベーンの先端が固定されて
いるカムリングの内面にこすり付けられながら回転する
と当然そこに大きな摩擦損失を発生する。この損失は作
動油の温度の上昇となってポンプ、モータの作動効率を
大きく低下させる。
この発明はカムリングとベーンの先端との圧着圧力を変
えることなく摩擦損失を従来のものより数分の1以下に
押えることを目的とする。
(ニ)問題を解決する為の手段 ベーンポンプとベーンモータは構造がほとんど同じであ
るので先ずベーンポンプを中心に説明する。この発明を
図面にもとずいて説明すると次の通りである。第1図は
ベーンポンプの横断面を示す。ベーン4がはまったロー
ター2はカムリング3の回転中心aより偏心したbの位
置で回転する。
第2図はA−A面の縦断面図を示す。ベアリング5はカ
ムリング3の外周にはまり、側板6とカムリング3との
接触面積は広くなる様に外周につば3aを設け、この部
分より高圧油の漏れが少なくなる構造にする。第3図は
ベアリングの代りに摩擦係数の低い材質のブッシング7
をはめた場合を示す。この構造は滑り軸受方式と同じで
あるので、滑り面には油溝等を設は焼付防止の配慮が必
要になる。
(ホ)作用 外部の動力によってローター2が矢印の方向に回転させ
られると、ベーン2は遠心力によって放射方向に飛び出
し、カムリング3の内面に押し付けられながら回転する
。この時ベーン4とカムリング3、ローター2、及び側
板6によって形成される空間が回転と共に膨圧収縮する
ので、作動油がこの空間に吸入口8から吸い込まれ吐出
口9から押し出される。この作動に於てベーン4とカム
リング3は同じ方向に回転するが、回転中心がそれぞれ
aとbと異なる位置にある為、ベーン4の先端のカムリ
ング3との接触部分ではすべりが生ずる。その場合のす
べり距離は1回転当り、aとbの偏芯距離にほぼ等しい
従来のベーンポンプ、ベーンモータの場合はカムリング
が固定している為、そのすべり距離はカムリング3の内
面の内周長になるが、それと比較するとその長さは1/
20〜1/30になる。従って仮に同じ速度でローター
2が回転したとしても、すべり速度は1/20〜1/3
0になり、すべり摩擦による動力損失は、それだけ低く
押えることが出来る。この原理はベーンモータの場合も
同様である。
油圧モータの場合は破線の矢印の様に油流がポンプの場
合と逆になる。即ち高圧油が9より供給され、ローター
2を破線の矢印の方向に回転させて8より排出される。
この場合もカムリング3とベーン4.及びローター2の
相対運動はポンプのそれと全く同じで、ベーン4とカム
リング3との1呂動摩擦損失を低く押える機能も同じで
ある。
(へ)効果 ベーン4とカムリング3との摩擦による損失動力は、双
方の接触圧力と、すべり速度の積で表わされるが、すべ
り速度が従来のものより1/20〜1/30小さくなっ
たので摩擦損失に伴なう発熱がそれに比例して少なくな
り、従来の方式では不可能でおった高速回転が可能にな
った。ベーンモータの場合、従来ベーンとカムリングの
間の摩擦抵抗が大きい為、起動時のトルク特性や、低速
作動時の特性が特に悪くなる点が避けられなかったが、
この欠点も解消することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、油圧ポンプの横断面図。第2図は、第1図の
A−A面の断面図。第3図は、カムリングがすべり軸受
の構造の横断面図。 1、ハウジング 2.ローター 3.カムリング 3a
、つば 4.ベーン 5.ベアリング6、側板 7.ブ
ッシング 8.吸入口9、吐出口 10.ローター軸 a、カムリングの回転中心 b、ローターの回転中心

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベーン形の油圧ポンプ、油圧モータに於て、ベアリ
    ングを外側にはめたカムリングを油圧ポンプ及び油圧モ
    ータの本体に対し自由に回転出来る様にし、作動中にベ
    ーンの先端とカムリングとが接触して摺動摩擦する長さ
    が、ベーンがはまつて回転するローターの回転中心とカ
    ムリングの回転中心との偏芯距離と同じ程度になるとい
    う作動原理を使う油圧ポンプ、油圧モータ。 2、カムリングがはまる穴の内面に潤滑用の油溝を設け
    たり摩擦係数の小さい材質のブッシュをはめて、カムリ
    ングの回転がスムースに出来る様にした滑り軸受構造の
    特許請求の範囲第1項記載のカムリング浮動構造のベー
    ン油圧ポンプ及びベーン油圧モータ。
JP28218188A 1988-11-08 1988-11-08 カムリング浮動構造のベーン油圧ポンプ及びベーン油圧モータ Pending JPH02130282A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103821711A (zh) * 2012-11-19 2014-05-28 六汉企业股份有限公司 泵结构
JP2015117608A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 株式会社ショーワ ベーンポンプ
JP2023508892A (ja) * 2019-12-19 2023-03-06 イーエックスディーエル カンパニーリミテッド ベーンモータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015117608A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 株式会社ショーワ ベーンポンプ
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