JPH02130106A - 繊維角度の異なるプリプレグシートの製造装置 - Google Patents

繊維角度の異なるプリプレグシートの製造装置

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JPH02130106A
JPH02130106A JP28556988A JP28556988A JPH02130106A JP H02130106 A JPH02130106 A JP H02130106A JP 28556988 A JP28556988 A JP 28556988A JP 28556988 A JP28556988 A JP 28556988A JP H02130106 A JPH02130106 A JP H02130106A
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英幸 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 〈発明の技術分野〉 この発明は、FRPプリプレグシートの製造製蓋に係り
、特に繊維角度が零度のFR,Pプリプレグシートから
任意の繊維方向を持つFRPプリプレグシート全製造す
る装置に関するものである。
〈従来の技術〉 PR,Pプリプレグシート(以下プリプレグシートと称
する)は、カーボン繊維、ケブラー繊維、ガラス繊維等
全一定方向に配列しまたは織物として形成し、これに熱
硬化性樹脂を含浸させて構成したものである。ところで
現在市場にあるプリプレグシート&!、UDプリプレグ
シートと称する繊維方向に沿って伸びるすなわち繊維角
度が零度のプリプレグシート原反である。従って、実際
に使用する際、例えば各プリプレグシート全45°−9
00=45°−〇°のように積層しようとすると、かな
り無駄な端布が出るので、45°JP911°の繊維角
度全持つプリプレグシートが望まれている。
〈発明が解決しようとする課題〉 現在は任意の繊維角度(例45°、 90’ )’を持
つプリプレグシートがない為、人手によってUDフリプ
レグシートを希望する繊維角度になる小片に切断し、そ
れ全希望する繊維角度になるよう並べ替え、テープで貼
り合わせて作っているが、切断並べ替え及びテープ貼合
わせ作業が困難であり、非能率であった。本発明は、U
Dプリプレグシートヲ希望する繊維角度に切断し、突合
せ、テープ貼付は並びに巻取りを自動的に行なうことに
より、高効率で希望する繊維角度を持つプリプレグシー
トを製作する装置を提供すること全目的としている0 〔発明の構成〕 〈課題全解決するための手段〉 本発明は、繊維角度が零度のU Dプリプレグシートか
ら繊維角度θのプリプレグシート原反金製造するための
装置であって、U Dプリプレグシート全巻出すための
巻出し装置と、この巻出し装置からUDプリプレグシー
トを定められた長さ引出してフィードするための第1フ
ィードロール装置と、この第1フィードロール装置によ
ってフィードされたUDプリプレグシートヲ繊維方向に
対し角度θ全村けて前記定められた長さ毎に切断するた
めの切断装置と、切断後のプリプレグ7−ト金先に切断
されたプリプレグシートの横に並べて当接させ当接部全
テープで貼合わせるためのシート位置決め及びテープ貼
付は装置と、切断装置によって切断されたプリプレグシ
ー)kシート位置決め及びテープ貼付は装置まで搬送す
るためのシート送り装置と、シート位置決め及びテープ
貼付は装置によって貼合わされたプリプレグシートをこ
のプリプレグ7−トの配列方向へフィードする之めの第
2フイードロ〜ル装置と、この第2フィードロール装置
によってフィードされたプリプレグシート全巻取り装置
とを備え、巻出し装置及び第1フィードロール装置金、
第2 フィードロール装置及び巻取り装置に対し、繊維
角度θに略一致させて配置したものである。
なお、巻出し装置、第1フィードロール装置、シート位
置決め及びテープ貼付は装置並びにシート送り装置と、
第2フィードロール装置及び巻取り装置との2つの群の
少なくとも一方の群を他の群に対して一体的に旋回すべ
く旋回台上に設置することが好ましい。
く作 用〉 巻出し装置に貯えられたUDプリプレグ/−トは、第1
フィードロール装置にて搬送され、切断装置により繊維
方向に対1−角度θを付けて定められたシート幅になる
ように切断される。その後シート送り装置全経て、先に
切断されたプリプレグシートと横に並べて突合わされ、
テープ貼付は装置にて貼合わされる。貼合わされたプリ
プレグシートは繊維角度θの連続したプリプレグシート
となり、第2フィードロール装置にて搬送され最後に巻
取り装置にて巻き取られる。
なお、巻出し装置、第1フィードロール装置、シート位
置決め及びテープ貼付は装置並びにシート送り装置と、
第2フィードロール装置及び巻取り装置との2つの群の
少なくとも一方の群を他の群に対して一体的に旋回すべ
く旋回台上に設置した場合にに、この旋回台の旋回によ
り繊維角度θ紮容易にかつ任意に変更することができる
〈実施例〉 本発明の実施例全第1図〜第7図にて説明する。
第1図においてlは巻出し装置であり、後述する旋回台
3の第1図において左上方端に設けられ、UDプリプレ
グシート1lffi巻付けた原反11a kベアリング
で回転自在に支え、片側にパウダブレーキ(図示せず)
のような軽(ブレーキのかけられるような機構金儲えて
いる。
2は旋回台3上に設けられた第1フィードロール装置で
あり、巻出し装置lからUDプリプレグシート11全巻
出すための2本のローラと、それらを決められた量だけ
駆動するための駆動機構からなり、UDプリプレグシー
)lit決められた長さだけ巻出し装置1から繰出して
決められた位置まで移動させるようになっている。
旋回台3は、後述する任意の繊維角度θ2持つプリプレ
グシート12全巻取るための巻取り装置8の巻取り方向
に伸びている案内台15に対して、製造しようとする繊
維角度θと等しく設定されている。
4はUDプリプレグシート1lt−切断する為の切断装
置であり、旋回台3を跨いでカクタ切刃4a(第6図参
照)が案内台15と平行になるように床に設置されてい
る。巻出し装置1と第1フィードロール装置2及び後述
するシート送り装置5とシート位置決め及びテープ貼付
装置6を取付けている旋回台3は、切断装置40カツタ
切刃巾の中心の位置を軸として、例えば第5図に示すよ
うに、任意の角度の位置へ手動で旋回させることが出来
る様になっており、カクタ切刃4aを空気圧等で上下に
駆動することにより、第1フィードロール装置2により
巻出されたUDプリプレグシー)11を繊維方向に対し
任意の角度θで切断することが出来るようになっている
5は旋回台3のシート受面に沿って設けられたシート送
り装置である。このシート送り装置5は、切断装置4に
より切断されたプリプレグシート12全次工程のシート
位置決め及びテープ貼付は装置6まで送るためのもので
、プリプレグシート12ヲ旋回台3の先端に設けたガイ
ド板13に突当てる位置まで送る方向に設けられたナイ
ロン製の柔らかい繊維を用いた複数本の円形のブランロ
ール16aと、ガイド板13に沿ってプリプレグシート
12ヲ第1図において右へ送る方向に設けられた同様の
ブランロール16b 、  1.6C余有している。な
お、ブランロール16b、16cは旋回台3の設置角度
θにより選択1−で使用する。
/−ト送り装置5より送られて来たプリプレグシート1
2&′r、、、第1図において下辺が前記ガイド板13
に当接し、斜めの右辺が一つ前のプリプレグシート14
の同じく斜めの左辺にそれぞれ当接した形で位置決めさ
れて停止する。この位置でこれら二つのプリプレグシー
ト12.14の当接部の上部を後述するように受けて下
部を後述するテープ貼付は機構29で貼り合わせる。
第2図〜第4図にもとづきシート位置決め及びテープ貼
付は装置6の構成を更に説明すると、21は二つのプリ
プレグシート12.14の当接部の上部全党ける押え板
22全作動させるためのシリンダであり、二つのプリプ
レグシート12.14の当接部の下部には旋回台30案
内面23aと案内台15の案内面23bとが間隔?置い
て対向しており、これらの案内面23a、 23bより
押え板22にかかる力を受ける構造となっている。なお
、第2図において、10はプリプレグシー) 12.1
4の裏紙である。
第3図において、29ハテープ繰出し機構で、移動シリ
ンダ28により第2図に示した案内面23a、 23t
)の間を押え板22に沿って移動するようになっている
。26ハ二つのプリプレグシート12.14ヲ貼合わせ
るテープ27全巻出す為のテープロールであり、テープ
貼付は機構29の移動によりテープフィードロール25
、貼付はロール24ヲ介して二つのプリプレグシート1
2.14の貼合わせ面にテープ27ヲ押付けつつ供給し
、テープ27により二つのプリプレグシート12.14
の下部の貼合わせ面を貼合わせる。第4図は、貼合わせ
た状態全示している。
第1図に戻ると、7は第2フィードロール装置であり、
前述の第1フィードロール装置2と同様のものであるが
、この装置の上部には第6.7図に示すように、巻出し
装置1と同じ様な巻出し機構7aが取付けられており、
貼合わされた後のプリプレグシート12と一諸に広幅の
ポリエチレンカバーフィルム17全巻き込むことができ
るようになっている。8は巻取り装置で、f−+!l)
、巻出し装置1の機構のものにパウダブレーキ(図示せ
ず)の代わりに巻取り用の電動機を取り付けた機構のも
ので、貼合わせたプリプレグシー) 12.14’に再
び原反の形に巻取る装置である。
以上のように構成されているので本実施例によれば以下
に述べるようなプリプレグシート12の製造が可能とな
る。
任意の繊維角度θを持つプリプレグシート12ヲ最終製
品にして巻取るための巻取り装置8の巻取り方向に対し
て、任意の繊維角度θにセントできる旋回台3を手動に
て任意の繊維角度θにセットすることにより旋回台3上
に位置する巻出し装置1上のUDプリプレグシート11
は旋回台3と同じ繊維角度θにセットされる。この後U
Dプリプレグシート11は巻出し装置1、第1フィード
ロール装置2及びシート送り装置5のブラシロール16
aの運転により決められた位置まで移動し切断装置4に
て定められたシート幅に4るように切断される。
次に、切断したプリプレグシート12ヲ次工程の7−ト
位置決め及びテープ貼付は装置6に送るべく、前記ブラ
シロール16a’を回転させてプリプレグシート12ヲ
ガイド板13まで送った後、該ブラシロール16a全回
転させたままブラシロール16bk回転させてプリプレ
グシート12ヲ先に切断された右方に位置するプリプレ
グシート14の左横に当接させるいわゆる位置決め箇所
まで搬送する。
ここで互いのプリプレグシート12.14ハ当接にて位
置決め可能な剛性と厚み余有している。
次にこの位置で二つのプリプレグシート12.14の当
接部の上部全押え板22にて押え、当接部の下部全テー
プ貼付は機構29により貼合わせる。
貼合わされた後のプリプレグシート12は案内台15に
よって支持されつつ次工程の第2フィードロール装置7
及び巻取り装置8により任意の繊維角度θを持つプリプ
レグシート12として搬送及び巻取られる。このとき、
プリプレグシート12の表面は粘着性を有しているため
、第6.7図に示す巻出貼合わせ等の一連の動作は順次
繰り返えされ任意の繊維角度を持つプリプレグシー)1
2の原反が容易かつ正確に製造されることになる。
なお、案内台15の第1図において左側への長さは、旋
回台3の設置角度θによって変化するため、分割して着
脱可能に設け、必要に応じて取付けることが好ましく、
この案内台15ハ適宜な間隔を置いて部分的にプリプレ
グシート12ヲ支持すればよいことは言うまでもない0 また、ガイド板13も、第5図に示すように、旋回台3
の設置角度θによってその取付は位置全変更する。
前述した実施例は、切断装置4、第2フィードロール装
置7並びに巻取り装置8に固設し、巻出し装置1、第1
フィードロール装置2、シート位置決め及びテープ貼付
は装置6並びにシート送り装置5を旋回台3によって旋
回させるようにした例を示したが、これらも固設しても
よく、さらに第2フィードロール装置7及び巻取り装置
8′ff:旋回させるようにしてもよい。なお、この巻
取り側を旋回させる場合に、その旋回角に応じて切断装
置4の設置角度も合わせて変更する必要があることは言
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明のプリプレグシートの製造装置
によればUDプリプレグシート原反から任意の繊維角度
を持つプリプレグシート原反を容易にかつ高能率に製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の実施例金示すもので、第
1図は装置全体の概要構成平面図、第2図はシート位置
決め装置の一部全示す断面図、第3図は第2図のA−A
線により断面して示すテープ貼付は装置の断面図、第4
図は貼合わせ後に第3図のB−B線の部分で断面した状
態を示す断面図、第5図は第1図の旋回台の設置角度’
690’にし念状態を示す装置全体の概要構成平面図、
第6図は第5図の正面図、第7図は第5図の右側面図で
ある。 ■・・・・・・巻出し装置、2・・・・・・第1フィー
ドロール装置、3・・・・・・旋回台、4・・・・・・
切断装置、5・・・・・・ンート送り装置、6・・・・
・・シート位置決め及びチー7貼付は装置、7・・・・
・・第2フィードロール装置、8・・・・・・巻取り装
置、 IO・・・・・・シート裏紙、 11・・・・・
・UDプリプレグシート、 12・・・・・・プリプレ
グシト、 13・・・・・・ガイド板、 14・・・・
・・一つ前のブリプレグシート、 15・・・・・・案
内台、16a 、 16b 116C・・・・・・ブラ
シロール、17・・・・・・ポリエチレンカバーフィル
ム、 21・・・・・・押付ケシリンタ、22・・・・
・・押え板、23a 、 23b・・・・・・案内面、
 24・・・・・・貼付はロール、  25・・・・・
・f−7”フィードロール、26・・・・・・テープロ
ール、 27・・・・・・テープ、 28・・・・・・
テープ移動シリンダ、 29・・・・・・テープ貼付は
機構、繊維角度・・・・・・θ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維角度が零度のUDプリプレグシートから繊維角
    度θのプリプレグシート原反を製造するための装置であ
    つて、UDプリプレグシートを巻出すための巻出し装置
    と、同巻出し装置からUDプリプレグシートを定められ
    た長さ引出してフィードするための第1フィードロール
    装置と、同第1フィードロール装置によつてフィードさ
    れたUDプリプレグシートを繊維方向に対し角度θを付
    けて前記定められた長さ毎に切断するための切断装置と
    、切断後のプリプレグシートを先に切断されたプリプレ
    グシートの横に並べて当接させ当接部をテープで貼合わ
    せるためのシート位置決め及びテープ貼付け装置と、前
    記切断装置によつて切断されたプリプレグシートを前記
    シート位置決め及びテープ貼付け装置まで搬送するため
    のシート送り装置と、前記シート位置決め及びテープ貼
    付け装置によつて貼合わされたプリプレグシートを同プ
    リプレグシートの配列方向へフィードするための第2フ
    ィードロール装置と、同第2フィードロール装置によつ
    てフィードされたプリプレグシートを巻取り装置とを備
    え、前記巻出し装置及び第1フィードロール装置を、前
    記第2フィードロール装置及び巻取り装置に対し、前記
    繊維角度θに略一致させて配置したことを特徴とする繊
    維角度の異なるプリプレグシートの製造装置。 2、巻出し装置、第1フィードロール装置、シート位置
    決め及びテープ貼付け装置並びにシート送り装置と、第
    2フィードロール装置及び巻取り装置との2つの群の少
    なくとも一方の群を他の群に対して一体的に旋回すべく
    旋回台上に設置したことを特徴とする請求項1記載の繊
    維角度の異なるプリプレグシートの製造装置。
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