JPH0212721A - 電磁継電器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、プリント配線基板搭載用の超小型電磁継電
器に関し、特に電磁継電器の動作時に発光させる表示素
子の取り付は構成に関する。

【従来の技術】

接点容量の比較的大きいパワーリレーなどの電磁継電器
においては、表示素子を搭載したものが知られている。 これは電磁継電器内部に発光ダイオードなどの表示素子
を搭載したプリント配線基板を取り付け、前記表示素子
を操作コイルのリード線及びコイル端子にはんだ付けに
より接続したものである。

【発明が解決しようとする課題】

一方、電子回路の入出力インターフェース用にプリント
配線基板に搭載して使用される超小型の電磁継電器にお
いては、内部に取付スペースを確保することが困難なこ
とから、上記表示素子を内蔵したものはなく、電磁継電
器の外部で操作コイルの入力回路に表示素子を設けてい
る。そのために、電磁継電器を搭載するプリント配線基
板が大形化し、また外部配線工数が増えてコストが高（
なるという問題がある。 ところで、上記超小型電磁継電器は、電子部品−Ｍの小
型化及び高集積化の傾向を受けてますます小型化が要求
されている。そこで、本出願人は先に、そのような要求
を満足させることのできる小型でかつ生産性及び信顛性
の高い電磁継電器について出願した（特願昭６３−５７
８２４号）。 この発明は、上記出願に係る電磁継電器を基に、電磁継
電器に表示素子を内蔵させて表示素子の外付けを不要と
し、電磁継電器を搭載するプリント配線基板の小型化と
コストの低下を図ったプリント配線基板搭載用の電磁継
電器を提供することを目的とするものである。

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、この発明は、絶縁基板に両
脚部先端を挿入して固定された平板状の門形鉄心と、こ
の門形鉄心の胴部に巻枠を介して導線が巻かれ前記巻枠
に一体形成された端子台に前記門形鉄心の一方の脚部に
沿って一対の棒状のコイル端子が固着された操作コイル
と、前記門形鉄心の内側に前記絶縁基板に固着して設け
られた固定接点ばね及び可動接点ばねと、前記門形鉄心
の両脚部を橋絡するように旋回可能に配置され絶縁片を
介して前記可動接点ばねの背面に接する平板状のアーマ
チュアとからなる電磁継電器において、端子台から突出
するコイル端子の上端を門形鉄心の板面に垂直な方向に
折り曲げ、この折り曲げ部に操作コイルの励磁時に発光
する表示素子を搭載させるものである。

【作　用】

操作コイルのコイル端子の上端を折り曲げ、この折り曲
げ部に直に表示素子を搭載させることにより、表示素子
を搭載するプリント配線基板が不要となり、超小型の電
磁継電器でも表示素子を収納する特別のスペースを設け
ることなく表示素子を内蔵できる。

【実施例】

以下、図に基づいてこの発明の詳細な説明する。 第１図及び第２図はこの発明の第１の実施例を示し、第
１図はカバーを切り欠いて内部が見えるようにした電磁
継電器の斜視図、第２図は電磁継電器の内部接続図であ
る。 第１図において、１はモールド樹脂からなる長方形の絶
縁基板で、この絶縁基板１には平板状の門形鉄心２がそ
の両脚部先端を絶縁基板１の図示しない差込孔に圧入し
て固定されている。３及び４はそれぞれ可動接点（図示
していない。）及び固定接点５を備えたりん青銅板から
なる可動接点ばね及び固定接点ばねで、門形鉄心２の内
側で絶縁基板１に埋込成形により一体に固着されている
。 ３ａ及び４ａはその端子部で、図示しないプリント配線
基板に差し込まれてはんだ付けされる。 ６は詳細には図示しないが逆門形の平板状のアーマチュ
アで、門形鉄心２の両脚部を橋絡するように配置され、
一端（図の左端）の先端の脚片部を絶縁基板１の図示し
ない軸受孔に差し込んで旋回可能に支持されている。そ
の状態で、アーマチュア６は胴部に嵌め込まれた絶縁片
７を介して可動接点ばね３の背面に接している。 ８は電磁継電器を外力や塵埃から保護する透明なカバー
で、絶縁基板１の周縁に嵌め込んで固定されている。 門形鉄心２の胴部にはモールド樹脂からなる巻枠９が嵌
め込まれ、この巻枠９に導線が巻かれて操作コイル１０
が形成されている。巻枠９の一端（図の右端）には端子
台１１が一体形成されており、この端子台１１には門形
鉄心２の一方の郡部（図の右方）に沿って、一対の棒状
のコイル端子１２が埋込成形により一体に固着されてい
る。 コイル端子１２は端子台１１の上下に突出しているが、
その下端１２ａは絶縁基板１を貫通してその下面から突
出し、図示しないプリント配線基板にはんだ付けされる
接続部を構成している。コイル端子１２の上端１２ｂは
平坦に潰され、門形鉄心２の板面に垂直な方向に直角に
折り曲げられている。そして、この平坦な折り曲げ部１
２ｂ。 １２ｂ間を橋絡して、表示素子としてのチップ形の発光
ダイオード１３、及びこの発光ダイオード１３を逆電圧
から保護するチップ形のダイオード１４が搭載され、は
んだ付けにより接続されている。また、操作コイル１０
のリード線は、折り曲げ部１２ｂ、１２ｂの基部にそれ
ぞれ巻き付けた上、はんだ付けにより接続されている。 第２図はこのような電磁継電器の内部接続を示すもので
、コイル端子１２．１２間には操作コイル１０と並列に
発光ダイオード１３及びダイオード１４が接続されてい
る。 このような構成において、コイル端子１２，１２間に操
作電圧が印加されると、操作コイル１０が励磁されて門
形鉄心２はアーマチュア６を吸着し、アーマチュア６は
絶縁片７を介して可動接点ばね３を固定接点ばね４に押
圧する。同時に発光ダイオード１３が点灯し、電磁継電
器が動作したことを表示する。 第３図及び第４図はこの発明の第２の実施例を示し、第
３図は要部斜視図、第４図は電磁継電器の内部接続図で
ある。なお、第１の実施例と同一部分には同一の符号を
付は説明を省略する。 第３図においては、コイル端子１２は一方（図の右方）
にのみ折り曲げ部１２ｂが形成され、この折り曲げ部１
２ｂと対向して巻枠９のつば部９ａに埋込成形などによ
り中継金具１５が設けられている。そして、折り曲げ部
１２ｂと中継金具１５との間に発光ダイオード１３、及
びこの発光ダイオード１３に流れる電流を抑制するため
の抵抗１６が搭載され、はんだ付けにより接続されてい
る。 さらに、絶縁基板１におけるコイル端子１２が貫通する
部分に切欠１７が設けられ、コイル端子１２が部分的に
露出している。そして、その部分でコイル端子１２．１
２間に、発光ダイオード１３を逆電圧から保護するダイ
オード１４が搭載されはんだ付けにより接続されている
。また、操作コイル１０のリード線は、一端が中継金具
工５に接続され、他端が図の左方のコイル端子１２の上
端部に接続されている。 第４図は上記電磁継電器の内部接続図で、操作コイル１
０に直列に発光ダイオード１３が接続され、この発光ダ
イオード１３に並列に抵抗１６が接続されている。さら
にこれらと並列に、コイル端子１２．１２間にダイオー
ド１４が接続されている。 このような構成において、電磁継電器に操作電圧が印加
されると、同時に発光ダイオード１３が点灯する点は第
１の実施例と同じであるが、第２の実施例では操作コイ
ル１０と直列に発光ダイオード１３が接続されているた
め、操作コイル１゜が断線すると発光ダイオード１３が
発光しなくなり、電磁継電器の動作と完全に同期のとれ
た表示機能を持たせることができる。

【発明の効果】

この発明によれば、超小型の電磁継電器にも表示素子を
内蔵させることが可能で、電磁継電器の外部に表示素子
を取り付けるためのスペースと手間が不要となり、装置
が小型かつ安価になる。４、

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示し、第１図は第１の実施例の
斜視図、第２図は第１図の電磁継電器の内部接続図、第
３図は第２の実施例の要部斜視図、第４図は第３図の電
磁継電器の内部接続図である。 １・・・絶縁基板、２・・・門形鉄心、３・・・可動接
点ばね、４・・・固定接点ばね、６・・・アーマチュア
、９・・・・・・巻枠、１０・・・操作コイル、１１・
・・端子台、１２・・・コイル端子、１３・・・発光ダ
イオード、１４・・・ダイオード、１５・・・中継金具
、１６・・・抵抗。 弔 図 １÷ 図 粥 図 弔 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）絶縁基板に両脚部先端を挿入して固定された平板状
   の門形鉄心と、この門形鉄心の胴部に巻枠を介して導線
   が巻かれ前記巻枠に一体形成された端子台に前記門形鉄
   心の一方の脚部に沿って一対の棒状のコイル端子が固着
   された操作コイルと、前記門形鉄心の内側に前記絶縁基
   板に固着して設けられた固定接点ばね及び可動接点ばね
   と、前記門形鉄心の両脚部を橋絡するように旋回可能に
   配置され絶縁片を介して前記可動接点ばねの背面に接す
   る平板状のアーマチュアとからなる電磁継電器において
   、端子台から突出するコイル端子の上端を門形鉄心の板
   面に垂直な方向に折り曲げ、この折り曲げ部に操作コイ
   ルの励磁時に発光する表示素子を搭載させたことを特徴
   とする電磁継電器。