JPH02121550A - データ通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ファクシミリ装置等のデータ通信装置に関す
る。

［従来の技術］ 従来より、ファクシミリ等の通信装置として、過去にど
のような通信が行なわれたかを記録し、通信管理レポー
トとして出力する機能を備えたものが知られている。

この通信管理レポートは、ある−足回数の通信が行なわ
れる度毎に出力され、出力し絆った記録は、順次消去さ
れるようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、このような通信装置においては、プリンタの
用紙切れ等の理由により、受信データを出力できない場
合、通信管理情報のみが蓄積されていくことになる。と
ころが、通常通信管理情報を記録するメモリ領域は、有
限であり、これが−杯になると記録がとれないため１通
信そのものができなくなってしまう不都合があった。

これは、用紙切れの場合等に通信不能となる通信装置に
おいては支障はないが、最近のように受信情報を蓄積す
るメモリを有し、このメモリに受信情報を蓄積すること
により、用紙切れに対処できるようにした通信装置にお
いては、受信情報を格納する領域が残っているにもかか
わらず通信管理情報を格納する領域が一杯となったため
に、通信が下部となる不合理が発生する恐れがある。

本発明は、通信管理情報を記録する領域の制限に基づく
通信不能状態を回避することができ、データの適正な受
信状態を最大限維持することができる通信装置を提供す
ることを目的とするものである。

［課題を解決する手段］ 本発明は、通信回線を通して相手通信装置と符号化され
た情報の交換を行なう通信制御手段と、その通信結果を
記録する記録手段とを有する通信装置において、上記記
録手段の記録容量が不足する状況となったことを認識す
る認識手段と、この認識手段によって上記記録手段の記
録容量不足が認識された場合に、複数の通信結果を１つ
にまとめて記録する記録管理手段とを有することを特徴
とする。

［作用］ 本発明では、通信結果を記録する記録手段の容量が不足
する状況となったとき、複数の通信結果を１つにまとめ
て記録することから、通信管理レポートを出力できない
ような状況下で、通信結果の記録領域が一杯になった場
合にも、これにかかわらず通信を続行することができる
。

［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

この実施例による通信装置は、通信制御部１と文書通信
端末本体８とを有している。

通信制御部１は、文書データの通信制御および文書交換
プロトコルに従うデータ通信手順を行なうものであり、
ＲＯＭ３に記憶されたデータ通信手順プログラムに従っ
て通信制御部１全体の動作を制御する中央演算処理装Ｍ
（ＣＰＵ）２と９回線６を通ってＩ１０ボート５にシリ
アルに入力される電気信号を記憶したり、ＣＰＵ２によ
ってデータ通信手順を実行する上で発生するプロトコル
データを記憶したりするＲＡＭ４とを有している。

また１文書通信端末本体８は、ＲＯＭｌ０に記憶された
文書データ処理プログラムに従って文書通信端末本体８
全体の動作を制御する中央演算処理装置（ＣＰＵ）９と
、データバス７を通って通信制御部１より入力されるデ
ータを一時的に蓄えたり、文書の出力処理を行なう上で
発生するデータを記憶したりするＲＡＭＩＩと１文書デ
ータの記憶′を行なうディスク装鐙１３の制御を行なう
ディスクコントローラ１２と、圧縮された文書データの
伸長を行なう復号化処理部１４と、復号化されて可視化
された通信文書データをプリンタ１６へ出力する出力ボ
ート１５とを有している。

第２図は、以上のような構成の通信装置における動作を
説明するフローチャートである。

この通信装置が起動されると１通信開始のトリガがかか
るのを待ち（Ｓｌ）、ここで送受信いずれかの要求が発
生すると、まず通信記ＲｆＲ域に空領域があるかどうか
の判断を行なう（Ｓ２）、そして、空領域がある場合に
は、通信処理を行ない（Ｓ３）、通常通り通信結果を記
録する（Ｓ４）、一方、Ｓ２において空領域がない場合
には、まず通信要求が送信か受信かを判断する（Ｓ５）
、そして、送信の場合には１通信記録領域内から最も新
しい送信記録が記憶された領域をサーチしくＳ６）、反
対に受信の場合には１通信記録領域内から最新の受信記
録が記憶された領域をサーチする（Ｓ７）、そして、こ
のようにしてサーチした領域に既に記憶されている通信
記録をリードしくＳ８）、通信処理に移る（Ｓ９）。

そして通信が終了したら、リードした前回の通信記録に
今回終了した通信結果の情報を加算しくＳ　１０）　、
その記録を元にあった領域にストアする（Ｓｌｌ）。

このような処理により、１つの通信が終了し、次いで終
了の指示がなければＳｌに戻って次の通信開始を待ち、
反対に終了指示があれば処理を終了する（Ｓ　ｌ　２）
　。

第３図は、このような処理で作成される通信結果記録の
一例を示す模式図である。

ここに示す例では、通信結果の項目が、送受借間、相手
先加入番号、通信時間１頁数より構成されている。なお
、本発明はこの例に限定されるものではない。

このような通信結果記録の領域は、複数のレコードによ
り構成されており、通常はルコードに対して１通信記録
が格納される。たとえば、第２レコードＲ２には、ある
通信結果が記録され、相手先番号、通信時間および頁数
がそれぞれ記入されている。また、第２レコードＲ２に
は、受信結果について同様の項目が記録されている。そ
して、これらのレコードに記入された通信結果の情報は
、プリンタ１６等に出力されることによりクリアされ、
新しい通信結果の記録領域として利用される。しかし、
空レコードが無い場合に、通信要求があった場合には、
レコードＲ３に示すように、複数の通信結果をまとめて
記入することになる。レコードＲ３は、受信についてま
とめたレコードであり、相手先加入番号の欄には、複数
の情報が記録されることを示す識別子「木本・・・」を
記入し、通信時間および頁数には累計を記入している。

このように、１つのレコードに複数の通信記録をまとめ
て記入することにより、通信結果記録領域が一杯になっ
た状態での通信を続行することが可能となる。しかも、
上述のようにひとまとめにした形で必要最低限の通信記
録を残すことができる。

なお、以上の実施例においては、通信結果を累計させる
項目が通信時間と頁数のみであったが、この他に、課金
情報等を累計できるようにすることも可能であり、また
上述した複数記録を示す識別子の中に通信回数等の情報
を含ませるようにしてもよい。

［発明の効果］ 本発明では、複数の通信結果を１つにまとめて記録する
手段を設けることにより１通信管理レポートを出力でき
ないような状況が発生し、通信結果記録領域が一杯にな
った場合にも、通信を続行することができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。 第２図は、同実施例の通信装置における動作を説明する
フローチャートである。 第３図は、同実施例の通信装置において作成される通信
結果記録の一例を示す模式図である。 第２図 １・・・通信制御部、 ２．９・・・ＣＰＵ、 ３．１０・・・ＲＯＭ、 ４．１１・・・ＲＡＭ、 ６・・・回線、 ８・・・文書通信端末本体。 １２・・・ディスクコントローラ。 １３・・・ディスク装置。 １６・・・プリンタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 通信回線を通して相手通信装置と符号化された情報の交
   換を行なう通信制御手段と、その通信結果を記録する記
   録手段とを有する通信装置において、 上記記録手段の記録容量が不足する状況となったことを
   認識する認識手段と； この認識手段によって上記記録手段の記録容量不足が認
   識された場合に、複数の通信結果を１つにまとめて記録
   する記録管理手段と； を有することを特徴とするデータ通信装置。