JPH02120172A - 無絶縁軌道回路を用いるatc装置 - Google Patents

無絶縁軌道回路を用いるatc装置

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JPH02120172A
JPH02120172A JP27264288A JP27264288A JPH02120172A JP H02120172 A JPH02120172 A JP H02120172A JP 27264288 A JP27264288 A JP 27264288A JP 27264288 A JP27264288 A JP 27264288A JP H02120172 A JPH02120172 A JP H02120172A
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JP
Japan
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train
section
point
atc
transmission
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JP27264288A
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English (en)
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Katsuichi Inose
猪瀬 勝一
Sueichi Yada
末一 矢田
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、無絶縁軌道回路を用いるATC装置(自動
列車制御装置)に関する。
[従来技術とその欠点] まず、従来の無絶縁軌道回路を用いるATC装置につい
て説明する。
無絶縁軌道回路は、有給縁軌道回路のように閉そく区間
ごとに軌道を物理的に電気絶縁せずに、第7図に示すよ
うに、送信器TDSと受信器Rを一閉そく区間IT、2
T、〜5T・・・ごとに交互に配置して軌道に接続し、
順次隣る二区間IT、2T、3T、4T、・・・に対し
て、その中央(境界)から送信するとともに、その二区
間の両端で受信するように構成しく中央送電方式)、列
車の区間進入に伴う車軸による軌道短絡により受信レベ
ルが低下することを検出して、列車の有無及び存在位置
を検知できるようにしたものである。
また、この無絶縁軌道回路を用いるATC装置では、前
記各二区間IT、2T、3T。
4T、・・・に対して、後方区間と前方区間の各前端の
それぞれ第1送信点Splと第2送信点SPzに接続さ
れ、上記列車検知用送信器TDSの送信周波数と異なる
送信周波数を用いる共通のATC送信器ATC3をAT
C地上装置として備え、各送信器の送信点を、上記軌道
回路で得られる列車位置条件により各受信リレーの接点
1tr、2tr、3tr。
4trよりなる切替回路SWを介して前記二区間の前端
のいずれか一方に切替えて、列車が存在する区間の進行
方向前端より送信する。
列車に搭載されているATC車上装置は、前記送信器A
TC3からの速度制御信号を受信器で受信し、その受信
内容により運転制御器が列車を所定の速度で走行させ、
又は停止させるように制御動作を行う。
上記の構成により、列車の存在する区間(例えば2T)
にATC信号を送信しているとき、その前方の区間(例
えばIT)にATC送信を行うと、列車が前方の区間(
IT)からの漏れ信号を受信する恐れがあるが、列車位
置条件により送信点を切替えてカットし、これを防止し
ている。また、列車の存在する区間(2T)の後方の区
間(3T)についても、前記列車により軌道短絡されて
いるので、送信カットされる。その結果、列車が在線す
る区間(2T)の後方1区間(3T)は無信号状態V0
2となる。
さらに、従来は、ATC装置の構成要素、例えば、送信
器ATC8又は切替回路SWの故障によりある区間が無
信号状態となった場合を補償するため、運行規則により
、無信号状態の区間(例えば3T)の直後の一区間(例
えば4T)に対しては有信号の停止信号vo1を送信す
ることとなっている。
こうして、ATC送信器は、軌道回路より与えられる列
車位置信号に応じて各種の速度制限信号、例えば、無信
号■。2、停止信号■o1、第1速度信号v1、第2速
度信号V2等を送信するようになっており、上述した列
車の存在する区間2Tの後方一区間3Tは無信号V(,
2となり、以下、後方の区間には列車進入に伴なって順
にVo、、v。
v2が送信されることとなる。
第8図は、列車位置と各区間に送信される速度制御信号
の内容を対応させて示した図表である。()付きは無送
信、0なしは送信中を示す。
図表に示すように、無信号■。2となっている区間の直
後の区間には、必ず、停止信号VOIが送信される。停
止信号vo 1現示区間には、運転手の確認運転により
列車進入が可能であるが、無信号V02区間には進入不
可能である。
利用者が非常に多い巨大都市の電車線において、大量輸
送需要に応えるためには、運転ヘッド、すなわち列車の
運転間隔(時間的又は距離的間隔)の短縮により高密度
運転が必要であるが、従来は、上記の軌道回路の構成と
ATC信号の送信方法を採用しているため、列車が存在
する区間の直後の区間には絶対に後続列車が進入できな
いから、運転ヘッドの短縮は、最大1区間置きまでに制
限される欠点があった。
[解決しようとする技術課題] 従って、この発明の課題は、無絶縁軌道回路を用いるA
TC装置において、列車が存在する区間の直後の区間ま
で後続列車が進入することを可能にして、運転ヘッドの
短縮の要求に応えるには、どのように構成すればよいか
にある。
[課題を解決するための手段] この発明によるATC装置は、軌道回路構成及びATC
送信の方法にわずかな改良を加えることにより、列車が
存在する区間の直後の区間まで後続列車が進入すること
を可能にしたものである。
すなわち、送信器と受信器を一閉そく区間ごとに交互に
軌道に接続し、それぞれ隣る二区間の中央より送信し、
その二区間の両端でそれぞれ受信して、列車の車軸短絡
による受信レベルの低下を検出した場合に当該区間の列
車の有無を検知する無絶縁軌道回路を用いるATC装置
において、 (イ)前記各二区間に、各区間の前端に送信点を有する
ATC送信器をそれぞれ設けたこと、 (ロ)前記各二区間の後方区間の送信点から前方所定距
離の地点までの間の列車有無を検知する列車検知器を設
けたこと、 (ハ)前記各二区間の後方区間のATC送信器からは、
当該後方区間に対応する軌道回路の列車有り条件及び前
記列車検知器の列車無し条件の元で送信させること、 (ニ)前記各二区間の前方区間のATC送信器からは、
当該前方区間に対応する軌道回路の列車有り条件に基い
て送信させること、(ホ)前記列車検知器の送信点から
の所定距離は、前記後方区間前端の送信点からの送信電
流が前方区間における列車の車軸短絡及び前記送信点か
ら前記車軸短絡点までのレールインピーダンスにより吸
収されても後方区間に必要かつ十分な送信電流を確保で
きる距離であること、 を特徴とする。
[作用] 列車が列車検知用送信点を境界として隣る二区間のうち
前方区間に進入した時、その前方区間に対応する軌道回
路が列車ありを検知する。これにより、前方区間に対応
するATC送信器の出力する信号がその前方区間の軌道
に、その前端から送信される。
そして、その列車が後方区間の送信点から所定距離まで
の間に存在する場合は、その所定距離に対応する列車検
知器が列車ありを検知するため、後方区間に対応するA
TC送信器からの出力信号はその後方区間には送出され
ず、その後方区間は無信号状態となる。従って、その後
方区間よりさらに一つ後方の区間からその後方区間に列
車が進入した場合は、その後方区間に対応する軌道回路
は列車有り条件となるが、後方区間に対応するATC送
信器からの出力信号はまだその後方区間には送出されな
いので、その列車には無信号が現示されることとなる。
また、前記前方区間に進入した列車が、後方区間の送信
点から所定距離までの区間から前方に移動した時は、列
車検知器が列車を検知しなくなる。従って、後方区間に
列車が進入した場合は、後方区間についての列車有り条
件と所定距離間についての列車無し条件が揃うため、後
方区間に対応するATC送信器の出力がその後方区間に
送出される。前方区間に列車が存在する場合の後方区間
に対するA T C信号は停止信号■o1である。
従って、前方区間に列車が存在しても、後続列車は必要
により確認運転によってその直後の区間まで進入するこ
とができる。
[この発明の実施例〕 次に、この発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は第1実施例を示す。
この発明によれば、軌道回路の送信点を境として隣る二
区間を一単位として、各単位ごとに同様の構成を有する
ので、図面を簡単にするため、第1図には一単位の構成
のみを示して説明し、他の単位については省略する。
隣る二区間IT、2Tの境において軌道に送信器TDS
を接続し、その二区間の両端に受信器IT−R,2TR
−Rを接続した点は、従来の無絶縁軌道回路と同じであ
る。
ATC装置のための送信器は、この発明では、前記二区
間の前方区間ITと後方区間2Tのそれぞれの前端に、
それぞれATC送信器IT−ATC3,2T−ATC3
を接続している。
また、この発明では、列車の最後尾が後方区間の送信点
SP1から所定距離lを隔てた地点cpまでの間に列車
がないことを検知する列車検知器IT−Wを設けている
。この列車検知器は、前記無絶縁軌道回路の列車検知用
送信信号(TDS信号)及びATC信号に影響を与えな
い方法による限り、任意の方法のものでよい。
そのような−例として、軌道の前後2地点に設けた車輪
検知器A C1、A C2の出力をそれぞれ計数し、両
針数値が不一致の場合は列車あつと判定し、一致の場合
は列車無しと判定する既知の車輪計数方式による列車検
知器IT−Wを用いることができる。そして、この場合
は、進出側車輪検知器AC2を後方区間2Tの送信点S
P1より所定距離pの地点cpに設けている。進入側車
輪検知器ACIは送信点SP1の前後いずれの側に設け
てもよい。
上記送信点SP1から地点cpまでの所定距離lは、そ
の送信点SPzより軌道に送信した場合に、送信電流が
送信点SP1より前方に存在する列車の車軸短絡及び前
記送信点から前記車軸短絡点までのレールインピーダン
スにより吸収されてしまい、後方区間2Tに存在する列
車に対して受信可能な信号電流を送信できなくなること
を避けることができる距離であり、送信器2T−ATC
3の送信出力、レールインピーダンス、及び軌道回路定
数を考慮して設定される。具体的には、20〜40m程
度でよい。
そして、後方区間2Tに対するATC送信器2T−AT
C3と送信点SPIどの間の出力回路に、後方区間2T
の軌道回路の受信器2T−Rの受信リレーの接点2tr
と列車検知器IT−Wの列車無し検知リレーの接点lt
wとを直列に挿入することにより、送信点sptから地
点cpまでの間に列車がなく、かつ、後方区間2Tに列
車が有る条件で、送信器2T−ATC3の送信出力が送
信点SP1に与えられるように構成しである。
また、前方区間ITに対するATC送信器IT−ATC
3と送信点S22との間の出力回路に、前方区間の軌道
回路の受信器IT・Rの受信リレーの接点1tr及び0
T−Rの受信リレーの接点Otrを挿入することにより
、列車が後方区間2Tから前方区間ITに進入してOT
に進入するまでの間、その送信器IT−ATC3からの
出力が送信点SP2に与えられるように構成しである。
上記構成により、今、列車Cの先頭部が後方区間2Tか
ら前方区間ITに進入した時は、後方区間と前方区間の
軌道回路がともに列車ありを検知し、かつ列車検知器I
T−Wも列車ありを検知する。従って、リレー接点1t
Wの落下により送信器2T −ATC3の送信出力はカ
ットされ、また、リレー接点1trの落下により前方区
間ITには送信器IT・ATC5からのATC信号が送
出されるから、列車CにはそのATC信号が現示される
。従って、この列車は前方区間ITの前端より送信され
るATC信号に基いて所定の速度で運転され、また、後
方区間2Tの列車Cより後方の部分は無信号状態となる
から、この後方区間には後続列車の進入が阻止される。
列車Cがさらに進行して、列車の最後尾が地点cpを通
過した場合は、列車検知器IT・Wは列車無しを検知す
るなめ、その列車検知器の列車無し検知リレーの接点I
TWが扛上する。従って、この状態で、後続列車が後方
区間2Tに進入すれば、軌道回路の受信リレーの接点2
trの落下により、送信器2T・ATC3の送信条件が
満たされるので、後方区間2TへのATC送信が可能と
なる。
すなわち、前方区間ITにまだ列車が存在しても、その
存在位置が前記地点cpよりも前方であれば、後方区間
2Tに進入する列車に停止信号V。1を送信することが
できる。
従って、後続列車は確認運転により後方区間2T内に進
入することができる。前方区間ITの列車より後方部分
は無信号状態であるから、後続列車が前方区間ITまで
進行することは絶対できないので、安全性は確保される
なお、最初の列車Cが後方区間2Tに進入した場合は、
この後方区間の軌道回路が列車有りを検知し、また、列
車検知器IT−Wは、今は列車無しを検知しているので
、リレー接点1tr、ltwが送信条件を満たして、こ
の後方区間2Tには送信器2T−ATC3よりATC信
号が送信されるので、列車はそのATC信号現示に従っ
て所定の速度で進行することができる。
第2図は列車位置と各区間に送出されるATC信号の関
係を示す。に)付きは無送信で列車が到来したとき送信
される。0付きでないものは送信中である。
上記第1実施例では、隣る二区間の境の送信点から所定
値以下のインピーダンスが確保される地点までの間に列
車か存在しないことを検知する手段として、2地点に設
けた車輪計数器の計数値が一致したか否かにより列車の
有無を判定する列車検知器を用いた。このような列車検
知器は、列車長のいかんに係わりなく使用できる利点を
有する。
第3図及び第4は列車長が固定の場合の実施例を示す、
当該路線を走行する全列車が一定長である場合は、第3
図に示すように、列車の最後尾が地点cpを通過した時
に、その列車の先頭部により動作される列車検知器IT
−W’を用いることができる。この列車検知器には、例
えば、地点cpからその列車長に対応する距離1′だけ
前方に離れた位置に設けた車輪検知器等を用いることが
できる。
第4図は第3図に対応する列車位置と送信されるATC
信号の関係を示す。
上記第1.第2実施例は、隣る二区間の各区間の前端の
送信点より各別の送信器によってATC送信をし、かつ
、後方区間への送信点より前方にバッファ距離lを確保
することにより運転ヘッド短縮を実現するようにしたも
のである。
これに対し、第5図に示す第二の発明は、隣る二区間の
各区間に対して、送信点切替えにより送信する共通のA
 T C送信器と、後方区間専用のATC送信器を設け
、共通送信器の後方区間への送信点から後方に専用送信
器の送信点を設けて側送信点間にバッファ距離lを確保
するようにしたものである。
すなわち、この実施例では、第5図に示すように、従来
同様に隣る二区間IT、2TにIT 共通の一つの送信器  /2TATC8を設けるととも
に、列車位置条件によりその送信点SP1 + ” P
2の切替えを行う切替回路SWを備えるほか、後方区間
に対して第2の送信器2T−ATC3を備え、その後方
区間にIT 対する送信点SP3を共通送信器  /2TATC8の
後方区間に対する送信点SpIより上記所定距離lたけ
後方に隔てた地点に設け、第2の送信器2T −ATC
8とその送信点SP3との間に、前方区間進入と、後方
区間進出の条件で動作し、自己保持する送信リレー2T
Sを有する送信条件回路SCのリレー接点2tsを挿入
することにより、列車が後方区間2Tに存在する間は、
共通送信器1T/2TATC8からのATC信号が後方
区間の前端Sp1より送信され、また、その列車が前方
区間ITに進入したときは切替回路SWの送信点切替に
より共通送信器からのATC信号が前方区間の前@ s
 p zから送信され、さらに、その列車の最後尾が後
方区間を抜けた時、第3送信点SP3よりのATC送信
を可能にしたものである。
[この発明の効果] 上述のように、この発明による無絶縁軌道回路を用いる
ATC装置は、列車が送信点より所定圧離隔てた位置ま
で進行したことを検知したとき、存在する区間の直後の
後方区間にATC送信できるようにしたので、列車が存
在する区間の次の区間に後続列車を進入させることが可
能になった。従って、無絶縁軌道回路を用いるATC方
式においても、必要に応じて運転ヘッドをより短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の第1実施例の構成の一部を示すブロ
ック図、第2図は第1実施例における列車位置と各区間
に対するATC送信内容の関係を示す図表、第3図はこ
の発明の第2実施例の構成の一部を示すブロック図、第
4図は第2実施例における列車位置と各区間に対するA
TC送信内容の関係を示す図表、第5図は第二発明の構
成の一部を示すブロック図、第6図は同発明における列
車位置と各区間に対するATC送信内容の関係を示す図
表である。 第7図は従来装置の一例の構成の一部を示すブロック図
、第8図は同従来装置における列車位置と各区間に対す
るATC送信内容の関係を示す図表である。 IT/   ・TDS・・・軌道回路の送信器、IT IT−R,2T−R・・・軌道回路の受信器、IT −
ATC8・ATC送信器、 2T−ATC3・・・ATC送信器、 IT−W、IT−W−・・・列車検知器、SW・・・切
替回路、 SPI P2 P3 ・・・送信点、 SC・・・送信条件回路。 第1図 第2図 手続補正書 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第272642号 2、発明の名称 無絶縁軌道回路を用いるATC装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 (465)日本信号株式会社 4、代理人〒105

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 送信器と受信器を一閉そく区間ごとに交互に軌道に接続
    し、それぞれ隣る二区間の中央より送信し、その二区間
    の両端でそれぞれ受信して、列車の車軸短絡による受信
    レベルの低下を検出した場合に当該区間の列車の存在を
    検知する無絶縁軌道回路を用いるATC装置において、 (イ)前記各二区間に、各区間の前端に送信点を有する
    ATC送信器をそれぞれ設け、 (ロ)前記各二区間の後方区間の送信点から前方所定距
    離の地点までの間の列車有無を検知する列車検知器を設
    け、 (ハ)前記各二区間の後方区間のATC送信器からは、
    当該後方区間に対応する軌道回路の列車有り条件及び前
    記列車検知器の列車無し条件の元で送信させ、 (ニ)前記各二区間の前方区間のATC送信器からは、
    当該前方区間に対応する軌道回路の列車有り条件に基い
    て送信させ、 (ホ)前記列車検知器の送信点からの所定距離は、前記
    後方区間前端の送信点からの送信電流が前方区間の列車
    の車軸短絡及び 前記送信点から前記車軸短絡点までのレールインピーダ
    ンスにより吸収されても、後方区間に必要かつ十分な送
    信電流を確保できる距離であること、 を特徴とする無絶縁軌道回路を用いるATC装置。 (2)隣る二区間の後方区間の送信点から前方所定距離
    の地点までの間の列車有無を検知する列車検知器は、前
    記地点に設けた進出側車輪計数器と、前記地点より後方
    に設けた進入側車輪計数器と、両計数器の計数値の不一
    致、一致により列車有無を判定するものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の無絶縁軌道回路
    を用いるATC装置。(3)隣る二区間の後方区間の送
    信点から前方所定距離の地点までの間の列車有無を検知
    する列車検知器は、前記地点から固定列車長に対応する
    距離だけ前方に設けた先頭部検知器であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の無絶縁軌道回路を用
    いるATC装置。 (4)送信器と受信器を一閉そく区間ごとに交互に軌道
    に接続し、それぞれ隣る二区間の中央より送信し、その
    二区間の両端でそれぞれ受信して、受信レベルの低下を
    検出した場合に当該区間の列車の有無を検知する無絶縁
    軌道回路を用いるATC装置において、 (イ)前記各二区間に、後方区間及び前方区間の前端に
    それぞれ第1送信点と第2送信点を有する共通のATC
    送信器を設け、 (ロ)前記二区間の各送信点と前記共通のATC送信器
    との間に、前記二区間のうちの後方区間の軌道回路のみ
    が列車有りを検知した場合は前記共通の送信器を前記第
    1送信点と接続し、前方区間の軌道回路が列車有りを検
    知した場合は前記共通の送信器を前記第2送信点と接続
    する切替回路を備え、 (ハ)前記各二区間の第1送信点から所定距離だけ後方
    に隔てた地点に第3送信点を有する第二のATC送信器
    を設け、 (ニ)前記第二のATC送信器と前記第3送信点とを、
    列車の前方区間進入と、後方区間進出の条件で接続する
    送信条件回路を挿入してなり、 (ホ)第1送信点と第3送信点の間の距離は、第3送信
    点からの送信電流が前方区間の列車の車軸短絡及び前記
    送信点から前記車軸短絡点までのレールインピーダンス
    により吸収されても、後方区間に必要かつ十分な送信電
    流を確保できる距離であること、 を特徴とする無絶縁軌道回路を用いるATC装置。
JP27264288A 1988-10-28 1988-10-28 無絶縁軌道回路を用いるatc装置 Pending JPH02120172A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223427A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Mitsubishi Electric Corp 鉄道信号保安装置
JP2009113671A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Central Japan Railway Co 絶縁状態判定方法及び絶縁状態判定装置
JP2011207258A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Kyosan Electric Mfg Co Ltd Atc信号送信装置及びatc信号送信方法
JP2013119332A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Nippon Signal Co Ltd:The 列車制御装置
JP2021113023A (ja) * 2020-01-21 2021-08-05 株式会社日立製作所 軌道回路用送信器

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