JPH0211729B2 - - Google Patents

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JPH0211729B2
JPH0211729B2 JP56125984A JP12598481A JPH0211729B2 JP H0211729 B2 JPH0211729 B2 JP H0211729B2 JP 56125984 A JP56125984 A JP 56125984A JP 12598481 A JP12598481 A JP 12598481A JP H0211729 B2 JPH0211729 B2 JP H0211729B2
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engine
starting
fuel supply
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warm
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JP56125984A
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Masaru Takahashi
Yukio Suzuki
Masa Matsuo
Hironobu Ono
Shuzo Yoshida
Ichiro Ueda
Motoharu Sueishi
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
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Priority to US06/407,562 priority patent/US4437445A/en
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Publication of JPH0211729B2 publication Critical patent/JPH0211729B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • F02D41/062Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting
    • F02D41/064Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting at cold start
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
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    • F02D41/061Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up the corrections being time dependent

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の暖機時特に始動直後の燃料
供給量の制御方法及びその装置に関する。
電子制御式燃料噴射弁もしくは電子制御式キヤ
ブレタを用いて燃料供給量の制御を行う内燃機関
においては、機関の暖機状態に応じて燃料供給量
を付加的に増大させる通常の暖機増量補正の他
に、機関の始動時に燃料供給量をさらに付加的に
増大させる始動時増量補正が行われる。始動時増
量は、始動が終了すると、時間の経過と共に徐々
に減少せしめられ、最終的に零となる。従つて以
後は通常の暖機増量補正のみが行われる。この種
の増量補正(二特性増量補正と称する)は、
SAE paper740020等において既に公知のもので
ある。
上述の二特性増量補正を行う理由は、機関の燃
焼室の内面壁温度が暖機状態を検出する際に通常
用いられる冷却水温度より早く立上るためであ
る。即ち、燃焼室の内面壁温度が低い始動時及び
始動直後は、空燃比をリツチに制御して運転特性
を良好にし、それ以後は内面壁温度が高くなると
考えられるため、空燃比をさほどリツチにせずエ
ミツシヨン浄化特性を向上させるようにしている
のである。
しかしながら、従来の二特性増量補正による
と、始動時増量値の減少速度が常に一定であつた
ため、始動直後の機関の運転状態によつて発熱量
が変化し、これによつて燃焼室内面壁温度の立上
りに差が生じてもその差は全て無視されてしまつ
ていた。
従つて本発明は、従来技術の上述の問題を解決
して、よりエミツシヨン特性の良好となる燃料供
給量制御方法及び装置を提供することも目的とし
ている。
この目的を達成する本発明の方法は、内燃機関
の暖機状態を検出し、該検出した暖機状態に応じ
た量だけ該機関に供給する燃料量を付加的に増大
せしめ、一方、該機関が始動状態にあるか否かを
検出し、始動状態にある際は該機関に供給する燃
料量をさらに付加的に増大せしめ、始動後は、始
動終了時点からの経過時間に応じて前記始動状態
時の付加増量値を減少せしめるようにした燃料供
給量制御方法において、機関のスロツトル弁がア
イドル位置にあるか否かを検出し、該検出結果に
応じて前記付加増量値の減少速度を変えるように
したことを特徴とし、また、本発明の装置は、内
燃機関の暖機状態を検出する手段と、該検出手段
からの信号に応じて暖機増量補正信号を形成する
手段と、機関のスタータスイツチ閉成中は、所定
の始動増量補正信号を形成し、スタータスイツチ
開成後は、該開成時点からの経過時間に応じて前
記始動増量補正信号を減少せしめる始動増量補正
手段と、前記暖機増量補正信号及び前記始動増量
補正信号に応じて機関に供給する燃料量を付加的
に増大せしめる手段と、スロツトル弁がアイドル
位置にある際に作動するスロツトルポジシヨンス
イツチと、該スロツトルポジシヨンスイツチが作
動している際は、前記始動増量補正信号の減少速
度を非作動時に比して小さくする速度切換え手段
とを備えたことを特徴としている。
以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。
第1図には本発明の一実施例として、電子制御
燃料噴射式内燃機関の一例が概略的に表わされて
いる。同図において、10は機関本体を表わして
おり、12は吸気通路、14は燃焼室、16は排
気通路をそれぞれ表わしている。図示しないエア
クリーナを介して吸入される吸入空気は、エアフ
ローセンサ18によつてその流量が検出される。
吸入空気流量は、図示しないアクセルペダルに連
動するスロツトル弁20によつて制御される。ス
ロツトル弁20を通過した吸入空気は、サージタ
ンク22及び吸気弁24を介して燃焼室14に導
かれる。
燃料噴射弁26は、実際には各気筒対応に設け
られており、線28を介して制御回路30から送
り込まれる電気的な駆動パルスに応じて開閉制御
せしめられ、図示しない燃料供給系から送られる
加圧燃料を吸気弁24近傍の吸気通路12内に間
欠的に噴射する。
燃焼室14において燃焼した後の排気ガスは排
気弁32及び排気通路16を介して、さらに触媒
コンバータ34を介して大気中に排出される。
エアフローセンサ18は、スロツトル弁20の
上流の吸気通路12に設けられ、吸入空気流量を
検出する。エアフローセンサ18の検出信号は線
40を介して制御回路30に送り込まれる。
イグニツシヨンコイル42の一次巻線側から
は、点火一次信号が線44を介して制御回路30
に送り込まれる。ただし、これは制御回路30が
アナログ式の電子回路である場合である。制御回
路30がデジタル式の電子回路で構成される場合
は、通常、点火一次信号の代りに、デイストリビ
ユータ35に取り付けられたクランク角センサ3
6,37から、クランク軸が30゜,720゜回転する
毎にパルス信号がそれぞれ出力され、クランク角
30゜毎のパルス信号は線38を、クランク角720゜
毎のパルス信号は線39をそれぞれ介して制御回
路30に送り込まれる。
機関の冷却水温度を検出する水温センサ46の
出力信号は、線48を介して制御回路30に送り
込まれる。
スロツトル弁20と連動し、スロツトル弁20
が全閉位置にあるか否かを検出するスロツトルポ
ジシヨンスイツチ50からの信号は線52を介し
て制御回路30に送り込まれる。
スタータスイツチ54からの、検出が始動中で
あるか否かの信号は線56を介して制御回路30
に送り込まれる。
第2図は第1図に示した制御回路30の一構成
例を表わすブロツク図である。この構成例は制御
回路30をアナログ式の電子回路で構成した場合
である。同図において、第1図に示した点火コイ
ル42、エアフローセンサ18、水温センサ4
6、スロツトルポジシヨンスイツチ50、スター
タスイツチ54はブロツクで表わされている。ま
た、燃料噴射弁は各気筒別(4気筒とする)に2
6a,26b,26c,26dのブロツクで表わ
されている。
点火コイル42からの点火1次信号及びエアフ
ローセンサ18からの機関の吸入空気流量を表わ
す信号はパルス幅演算回路60に送り込まれる。
パルス幅演算回路60は、点火1次信号の周期に
応じて充放電コンデンサの充電時間を制御し、ま
た、その放電電流を吸入空気流量信号に応じて制
御することにより、燃料噴射弁の基本パルス幅τB
をτB=K・Q/Nとなるように算出する。ただし、 Kは定数、Qは吸入空気流量、Nは回転速度を表
わすものとする。パルス幅演算回路60は、さら
に、増量補正回路62から送り込まれる増量補正
信号に応じて基本パルス幅τBを補正し、最終的な
噴射パルスτの噴射パルス信号を作成する。上述
のパルス幅補正動作も充放電コンデンサの充放電
電流を増量補正信号によつて制御することにより
行われる。上述した如きパルス幅演算回路は周知
であるため詳細な説明については省略する。
パルス幅演算回路60から出力される噴射パル
ス信号は駆動回路64を介して燃料噴射弁26a
乃至26dに送り込まれ、これらを付勢する。そ
の結果、燃料噴射弁26a乃至26dからは、噴
射パルス信号のパルス幅に応じた量の燃料が噴射
せしめられる。
増量補正回路62は、水温センサ46、スロツ
トルポジシヨンスイツチ50、及びスタータスイ
ツチ54からの入力信号に応じて燃料の増量補正
信号を形成するものである。
第3図はこの増量補正回路62の詳細な構成を
表わす回路図である。サーミスタから成る水温セ
ンサ46の抵抗値が機関の冷却水温度に応じて変
化すると、トランジスタTr3のベース電位が変化
し、これによりトランジスタTr3のコレクタ電位
が変化することから、端子66を介してパルス幅
演算回路60に送り込まれる増量補正信号が制御
される。従つて、冷却水温度に応じて増量補正信
号は第4図に示す通常の暖機増量WLBの如く制
御される。一方、機関始動時は、スタータスイツ
チ54が閉成されるため、トランジスタTr2がオ
ンとなり、演算増幅器OPA等から構成される積
分器の積分コンデンサC1の両端の電位が等しく
なつてこの積分器の出力が初期値に設定される。
この初期値は、バツテリ68の端子電圧と抵抗
R1,R2の抵抗値と、各積分入力電圧発生用ダイ
オードD1,D2の順方向抵抗Rfとによつて決定さ
れる。即ち、初期値は、VBR2/R1+2Rf+R2となる。
積分器の出力はダイオードD7及び抵抗R10を介し
て前述の暖機増量WLBに対応する信号値と加算
され、従つて始動時の増量補正信号は第4図にお
けるWLSTに示す如き特性となる。始動が終了し
てスタータスイツチ54が開成されると、トラン
ジスタTr2がオフとなるため、積分器は積分動作
を開始し、その出力(始動時増量値)が時間の経
過と共に徐々に減少せしめられる。積分動作中の
積分時定数は、スロツトルポジシヨンスイツチ5
0が閉じている際はトランジスタTr1がオフであ
るからC1(R3+R4)となる。この場合、積分器の
出力V0は各ダイオードD1,D2の順方向電圧降下
をVfとすると、 V0=VBR2/R1+2Rf+R2−2/C1(R3+R4)∫Vfdt となる。
一方、スロツトルポジシヨンスイツチ50が開
いていると、トランジスタTr1がオンとなるから
抵抗R3が短絡され、積分時定数はC1R4となり、
積分器出力V0は、 V0=VBR2/R1+2Rf+R2−2/C1R4∫Vfdt となる。
上述のように、スロツトルポジシヨンスイツチ
50が閉じているとき、換言すれば、機関がアイ
ドル状態かもしくは減速状態にあるときの始動時
増量値の減少速度に比して、スロツトルポジシヨ
ンスイツチ50が開いているときの減少速度の方
が大きく設定される。即ち、発熱量が大きく、燃
焼室内面壁温度の立上りが早い場合には、始動時
増量値の減少速度、換言すれば、第4図のWLST
特性からWLB特性への移行速度が大きく設定さ
れる。
積分が進行し、水温センサ46側から設定され
る暖機増量による端子66の電圧より、積分器の
出力電圧が小さくなると、ダイオードD7がオフ
となり、以後は通常の暖機増量のみが行われる。
以上述べた実施例によれば、機関始動時はその
時の冷却水温度に応じて第4図のWLST特性によ
つて増量補正が行われる。次いで同図のa点で始
動が終了すると、以後は破線bに示す如く、
WLB特性に時間の経過と共に移行する。そして
この移行時の速度が第5図に示す如く、スロツト
ル弁が全閉であるか否かによつて切換えられる。
即ち、スロツトル弁が全閉位置にありスロツトル
ポジシヨンスイツチが閉じている場合はb1に示す
如く、比較的遅い速度となり、スロツトル弁が開
いている場合はb2に示す如く、比較的速い速度と
なる。
第6図は始動直後の機関の燃焼室内面壁温度c
及び冷却水温度dの回転速度eに対する特性を表
わしている。a点で始動が終了したとし、以後e1
の間、機関がアイドル運転状態とすると、燃焼室
内面壁温度cはc1に示すようにゆつくり上昇す
る。しかしながら、e2に示す如く、機関の回転速
度がアイドル回転速度より高くなると、燃焼室内
面壁温度はc2に示すように急激に上昇する。従つ
てアイドルと異る回転速度の際に前述の如く増量
補正の減少速度を大きくして空燃比をリーン方向
に制御しても運転特性は悪化せず、その分エミツ
シヨン特性が良好となる。なお、燃焼室内面壁温
度がある程度高くなつたc3の領域では燃焼室壁温
が水温に依有するようになり、第4図のWLB
性のみによる暖機増量補正が行われる。
第7図は第1図の制御回路30の他の構成例の
ブロツク図である。この構成例は、制御回路30
をマイクロコンピユータを用いたデジタル式の電
子回路で構成した場合である。この構成例では、
点火コイル42からの点火1次信号を用いず、ク
ランク角センサ36及び37からのパルス信号を
用いている。エアフローセンサ18及び水温セン
サ46からの信号は、アナログマルチプレクサ機
能を有するA/D変換器70に送り込まれ、マイ
クロプロセツサ(MPU)72からの指示に応じ
て順次2進信号に変換せしめられる。クランク角
センサ36からのクランク角30゜毎のパルス信号
は入出力回路(I/0回路)74内に設けられた
速度信号形成回路に送り込まれ、これにより、機
関の回転速度を表わす2進信号が形成される。ク
ランク角センサ37からのクランク角720゜毎のパ
ルス信号は、I/0回路74に送り込まれ、燃料
噴射パルス幅演算の割込み要求信号、燃料噴射開
始信号等の形成に利用される。スロツトルポジシ
ヨンスイツチ50及びスタータスイツチ54から
の“1”,“0”の2進信号はI/0回路74に送
り込まれ、一時的に記憶される。
入出力回路(I/0回路)76内には、プリセ
ツタブルダウンカウンタ及びレジスタ等を含む燃
料噴射制御回路が設けられており、MPU72か
ら送り込まれる噴射パルス幅に関する2進のデー
タからそのパルス幅を有する噴射パルス信号を形
成する。この噴射パルス信号は燃料噴射弁26a
乃至26dに送り込まれ、これらを付勢する。そ
の結果、噴射パルス信号のパルス幅に応じた量の
燃料が噴射せしめられる。
A/D変換器70、I/0回路74及び76
は、マイクロコンピユータの主構成要素である
MPU72、ランダムアクセスメモリ(RAM)
78、及びリードオンリメモリ(ROM)80に
バス82を介して接続されており、このバス82
を介してデータの転送が行われる。
ROM80内には、後述するメイン処理ルーチ
ンプログラム、燃料噴射パルス幅演算用の割込み
処理ルーチンプログラム、及びその他のプログラ
ムさらにそれらの演算処理に必要な種々のデー
タ、例えば第10図に示す冷却水温度THW対増
量補正係数WLB,WLSTの特性がマツプの形であ
らかじめ記憶せしめられている。
次に第8図及び第9図のフローチヤートを用い
てこのマイクロコンピユータの動作を説明する。
MPU72は、そのメイン処理ルーチンの途中
で、機関の回転速度Nを表わす最新のデータを
I/0回路74から取り込みRAM78に格納す
る。また、A/D変換器70からのA/D変換完
了割込みにより、機関の吸入空気流量Qを表わす
最新のデータ、冷却水温度THWを表わす最新の
データを取り込み、RAM78に格納する。
さらに、メイン処理ルーチンの途中でMPU7
2は第8図のルーチンを実行する。ただし、通常
は、冷却水温度THWに関する新しいデータが取
り込まれた際のみこのルーチンを実行し、他の場
合はこの第8図のルーチンを飛ばしてしまう処理
が行われる。
まず、ステツプ100において、RAM78よ
り冷却水温度データTHWを取り込む。次いでス
テツプ101及び102において、THWに対す
る増量補正係数WLB及びWLSTをROM80のマツ
プから読み出す。この場合、必要に応じて補間処
理等が行われる。次いでステツプ103におい
て、スタータスイツチ54が開いているか閉じて
いるかの判別が行われる。スタータスイツチ54
が閉じている場合、即ち、始動中である場合は、
ステツプ104へ進み、最終的な増量補正係数
WLとして、ステツプ102で求めた始動時の暖
機増量補正係数WLSTを与え、このWLをRAM7
8に格納する。一方、ステツプ103において、
スタータスイツチ54が開いている、即ち始動中
ではないと判別された場合、プログラムはステツ
プ105に進む。ステツプ105では、現在の増
量補正係数WLが、ステツプ101で求めた通常
の暖機増量補正係数WLBより大きいか否かを判
別し、WL>WLBではない場合は、ステツプ10
6に進んでWLをWLBに等しくし、このWLを
RAM78に格納する。ステツプ105及び10
6の処理により、増量補正係数WLはWLB以上と
なるように制御される。ステツプ105でWL>
WLBであると判別した場合、プログラムはステ
ツプ107へ進む。ステツプ107では、スロツ
トルポジシヨンスイツチ50が閉じているか否か
が判別される。閉じている場合、即ち、スロツト
ル弁がアイドル位置にある場合は、ステツプ10
8へ進み、現在のWLを定数K1だけ減少させる。
即ち、WL←WL−K1の演算を行う。減少させた
WLは再びRAM78に格納される。一方、スロ
ツトルポジシヨンスイツチ50が開いている場
合、即ち、スロツトル弁が開いている場合は、ス
テツプ109へ進み、現在のWLを定数K2だけ減
少させる。即ち、WL←WL−K2の演算を行う。
ただし、K1<K2である。減少させたWLは再び
RAM78に格納される。このような第8図のル
ーチンを繰り返して行うことにより、スロツトル
弁が閉じている場合は、増量補正係数WLのWLB
への減少速度が遅くなり、スロツトル弁が開いて
いる場合は減少速度が速くなるように制御され
る。
第9図は、燃料噴射パルス幅の演算処理ルーチ
ンを表わすフローチヤートである。所定クランク
角度位置で割込み要求が生じるとMPU72はこ
の第9図の処理ルーチンを実行する。まずステツ
プ110において、RAM78より吸入空気流量
データQ及び回転速度データNを取り込む。次い
でステツプ111において、燃料噴射弁の基本噴
射パルス幅τ0を次式から算出する。ただし、Kは
定数である。τ0=K・Q/N次いで、ステツプ11 2において、第8図の処理ルーチンで算出した増
量補正係数WLをRAM78から取り込む。次の
ステツプ113においては、増量補正係数WL、
加速増量係数ACE及びその他の増量係数α等の
増量係数から総増量係数Rを算出する。即ち、R
=WL・(ACE+α+1.0)から総増量係数を算出
する。次いで、ステツプ114において、最終的
な噴射パルス幅τが次式から算出される。ただ
し、τvは燃料噴射弁の無効噴射時間に相当する値
である。
τ=τ0・R+τv このようにして算出された噴射パルス幅τに相
当するデータは次のステツプ115においてI/
O回路76の前述のレジスタにセツトされ、これ
によりこの割込み処理ルーチンを終了してメイン
ルーチンに復帰する。
以上述べた第7図の実施例による作用効果は、
第2図の実施例の場合とほぼ同様である。ただ
し、第7図の実施例においては、WLST特性と
WLB特性との差が冷却水温度THWに応じて変化
し、一定値になつていない。即ち、WLST特性は、
冷却水温度THWに応じて、WLB特性とは全く別
個に変化する。
以上詳細に説明したように、本発明では、二特
性増量補正における始動直後の移行速度がスロツ
トル弁が全閉であるか否かに応じて切換え制御さ
れる。従つて運転特性を損うことなく機関の空燃
比をできるだけ大きい値(リーン方向)に制御す
ることができる。その結果、エミツシヨン特性が
大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略図、第2図は
第1図の制御回路の一例のブロツク図、第3図は
第2図の増量補正回路の回路図、第4図は、増量
補正量の対冷却水温度特性図、第5図は第4図の
一部の拡大図、第6図は本発明の作用効果の説明
図、第7図は第1図の制御回路の他の例のブロツ
ク図、第8図及び第9図は第7図の回路の動作制
御用プログラムのフローチヤート、第10図は、
増量補正係数の対冷却水温度特性図である。 10……機関本体、12……吸気通路、14…
…燃焼室、16……排気通路、18……エアフロ
ーセンサ、20……スロツトル弁、26a乃至2
6d……燃料噴射弁、30……制御回路、36,
37……クランク角センサ、42……点火コイ
ル、46……水温センサ、50……スロツトルポ
ジシヨンセンサ、60……パルス幅演算回路、6
2……増量補正回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の暖機状態を検出し、該検出した暖
    機状態に応じた量だけ該機関に供給する燃料量を
    付加的に増大せしめ、一方、該機関が始動状態に
    あるか否かを検出し、始動状態にある際は該機関
    に供給する燃料量をさらに付加的に増大せしめ、
    始動後は、始動終了時点からの経過時間に応じて
    前記始動状態時の付加増量値を減少せしめるよう
    にした燃料供給量制御方法において、機関のスロ
    ツトル弁の開度に応じて前記付加増量値の減少速
    度を変えるようにしたことを特徴とする内燃機関
    の燃料供給量制御方法。 2 スロツトル弁がアイドル位置にある場合はア
    イドル位置にない場合に比して前記減少速度を小
    さくするようにした特許請求の範囲第1項記載の
    燃料供給量制御方法。 3 前記始動状態時の付加増量値が前記検出した
    暖機状態に応じて定められる特許請求の範囲第1
    項もしくは第2項記載の燃料供給量制御方法。 4 内燃機関の暖機状態を検出する手段と、該検
    出手段からの信号に応じて暖機増量補正信号を形
    成する手段と、機関のスタータスイツチ閉成中
    は、所定の始動増量補正信号を形成し、スタータ
    スイツチ開成後は、該開成時点からの経過時間に
    応じて前記始動増量補正信号を減少せしめる始動
    増量補正手段と、前記暖機増量補正信号及び前記
    始動増量補正信号に応じて機関に供給する燃料量
    を付加的に増大せしめる手段と、スロツトル弁が
    アイドル位置にある際に作動するスロツロルポジ
    シヨンスイツチと、該スロツトルポジシヨンスイ
    ツチが作動している際は、前記始動増量補正信号
    の減少速度を非作動時に比して小さくする速度切
    換え手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の
    燃料供給量制御装置。 5 前記始動増量補正手段が、スタータスイツチ
    閉成時は積分動作を停止して初期値を維持し、ス
    タータスイツチ開成後は積分動作を開始して該初
    期値を徐々に減少せしめる積分回路である特許請
    求の範囲第4項記載の燃料供給量制御装置。 6 前記速度切換え手段が前記スロツトルポジシ
    ヨンスイツチからの信号に応じて前記積分回路の
    積分時定数を切換える手段である特許請求の範囲
    第5項記載の燃料供給量制御装置。
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