JPH02116256A

JPH02116256A - 画像通信装置

Info

Publication number: JPH02116256A
Application number: JP63269928A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Noda; 浩志野田; Tsuyoshi Nakajima; 中島　堅; Akira Osanai; 明長内
Original assignee: Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Current assignee: Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Priority date: 1988-10-26
Filing date: 1988-10-26
Publication date: 1990-04-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、たとえば蓄積回報機能を有するファクシミリ
端末装置等に適用した場合に有効な画像通信装置に関す
る。

従来の技術２八−／従来のこの種の装置は、電文を管理情報とともに蓄積す
る記憶手段と、それぞれに通信回線に接続された複数の
ファクシミリ送信チャンネル部とを有し、記憶手段に一
旦蓄積された電文および管理情報を複数の相手先ファク
シミリ端末装置（相手対地）へ一定の送出レベルで送信
することが行なわれていた（たとえば、特開昭６１−２
９２４７４号公報参照）。

発明が解決しようとする課題しかし、かかる構成によれば、伝送速度の低下、再送信
割合の増加、通信コストの増大、さらには電文の不達な
どが起きやすくなるという問題があった。

上述の問題は以下の理由で生じる。

すなわち、従来のこの種の装置では、通信回線への信号
送出レベルが初期設定時の一定レベルに固定されている
ため、通信相手端末や送信チャンネルの別などによって
伝送条件にバラツキがあると、適切な送出レベルによる
送信が行なわれなくなってしまう場合が多くなる。

３　へ−ン通信回線への信号送出レベルが適切でなくなると、たと
えばＣＣＩＴＴ　（国際電信電話諮問委員会）勧告によ
るファクシミリ通信手順では伝送レートを遅い方に切シ
換えることによって通信の確保をはかるために、伝送速
度が遅くなってしまう。

また、通信エラーの発生確率が高くなって再通信を行な
う割合が増加するようにもなる。この結果、回線使用量
が多くなって通信コストが増加するようになる。さらに
、送出レベルの不適合が著しくなると、電文が不達のま
ま終わってしまう場合も多くなる。

なお、通信回線への信号送出レベルは初期設定時に調整
されるが、その調整は特定の伝送条件の下で行なわれる
ため、送出レベルをすべての伝送条件に対して最適化す
ることはできない。

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、たとえ
ば通信相手端末あるいは送信チャンネルの別などによる
伝送条件にバラツキがあっても、伝送速度を高く維持し
、かつ再通信の割合を減らして、通信コストを低減させ
られるようにし、また電文の不達も起きにくくすること
ができる画像通信装置を提供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段本発明は上述の課題を解決するため、たとえば通信相手
端末や送信チャンネルなどの条件別に送出レベルを記憶
し、この記憶内容に基づいて、通信回線への信号送出レ
ベルを可変設定させるという構成を備えたものである。

作用本発明は、上述の構成によって、たとえば通信相手端末
や送信チャンネルの別などによって伝送条件にバラツキ
があっても、個々の伝送条件に適合する最適な送出レベ
ルが自動的に設定されるために、たとえば通信相手端末
あるいは送信チャンネルの別などによる伝送条件にバラ
ツキがあっても、伝送速度を高く維持し、かつ再通信の
割合を減らして、通信コストを低減させ、電文の不達も
起きにくくすることが可能となる。

実施例第１図は本発明の一実施例による画像通信装置５ヘージの概略構成を示す。

同図に示す画像通信装置は、あらかじめ蓄積された電文
を複数の受信端末へ配信することができるファクシミリ
蓄積同報装置Ｍとして構成され、ファクシミリ通信回線
りおよび交換機Ｓを介して複数のファクシミリ端末装置
ＦＡＸＩ、ＦＡＸ２．・・・。

Ｆ　Ａ　Ｘ　ｎに接続されるようになっている。

同図に示すファクシミリ蓄積回報装置Ｍは、ファクシミ
リの受信制御を担うファクシミリ受信チャンネル＠１、
チャンネル全体の管理および制御を行なうチャンネル制
御部２、同報電文の受付管理を行なう電文受付管理部３
、回報電文の内容を蓄積する電文記憶部４、回報電文の
画情報以外の情報たとえば受付日時等を記憶して管理す
る電文管理情報記憶部５、送信の必要が生じたときに回
報電文を引き出す電文配信管理部６、ファクシミリの送
信制御を担うファクシミリ送信チャンネル部７、チャン
ネルごとの制御情報を記憶するチャンネル情報記憶部８
、ファクシミリ端末装置ＦＡＸ１〜ＦＡＸｎごとの制御
情報を記憶する端末情６　ヘーノ報記憶部９などによって構成されている。

ここで、ファクシミリ送信チャンネル部７は、第２図に
示すように、ファクシミリの伝送制御手順にしたがって
送信チャンネル部全体を制御する制御回路７１と、送出
信号を伝送路に適した形に波形変換する変復調回路（モ
デム）７２と、制御回路７１の指令にしたがって信号送
出レベルを変化させる可変減衰回路（プログラマブル・
アッテネータ）７３と、回線りとのインターフェイスを
行なう網制御回路（ＮＣＵ）７４などによって構成され
ている。

チャンネル情報記憶部８は、第３図に示すように、チャ
ンネルごとの記憶部８ａ、８ｂ、・・・ｔ８ｒｒｌを有
する。各記憶部８ａ、　　８ｂ、・・・＋　　８ｍには
それぞれ、チャンネル番号記憶部、チャンネル属性記憶
部、送出レベル記憶部などが設定されている。

このチャンネル情報記憶部８によって、ファクシミリ蓄
積回報装置Ｍ内の全チャンネルに関する情報がチャンネ
ルごとにあらかじめ記憶されるようになっている。ここ
で、各記憶部８ａ、８ｂ、　・・・８ｍ内の送出レベル
記憶部にはそれぞれ、チャン７ヘー／ネルごとの最適な信号送出レベル情報が記憶される。各
記憶部８ａ、８ｂ、・・・、８ｍの記憶情報は、必要に
応じて、上記電文受付管理部３あるいは電文配信管理部
６にそれぞれ取り込まれるようになっている。

端末情報記憶部８は、第４図に示すように、通信相手方
となるファクシミリ端末装置ＦＡＸＩ。

ＦＡＸ２．　・＝、ＦＡＸｎごとの記憶部９ａ、９ｂ。

・・°　９ｎを有する。各記憶部９１，９２．・・・、
　　９ｎにはそれぞれ、ファクシミリ端末装置の識別番
号を記憶する端末番号記憶部、配付先名称や管理部名称
などを記憶する端末名称記憶部、電話番号記憶部、送出
レベル記憶部などが設定されている。

この端末情報記憶部８によって、通信相手方となるファ
クシミリ端末装置ＦＡＸＩ〜Ｆ　Ａ　Ｘ　ｎの個別情報
があらかじめ記憶されるようになっている。

ここで、各記憶部９ａ、９ｂ、・・・、９ｎ内の送出レ
ベル記憶部にはそれぞれ、ファクシミリ端末装置ごとの
最適な信号送出レベル情報が記憶される。

各記憶部９ａ、９ｂ、・・・　９ｎの記憶情報は、必要
に応じて、上記電文受付管理部３あるいは電文配信管理
部６にそれぞれ取シ込まれるようになっている。

以上のようにして、通信相手端末と送信チャンネルのそ
れぞれの条件別に送出レベルを記憶し、この記憶内容に
基づいて、通信回線りへの信号送出レベルを可変設定さ
せるという構成が実現されている。

以上のように構成された画像通信装置について、以下そ
の動作を説明する。

第１図において、先ず、受信の場合、たとえばＦＡＸＩ
に回報用の電文をセットして送信操作を行なうと、セッ
トされた電文は、管理情報とともに、通常のファクシミ
リ通信手順にしたがって送信され、回線りおよび交換機
Ｓを経て、ファクシミリ蓄積回報装置Ｍ内のファクシミ
リ受信チャンネル部１にて受信される。受信された電文
および管理情報は、受付日付などの管理情報を付加され
た後、チャンネル制御部２および電文受付管理部３を経
て電文記憶部４および電文管理情報記憶部９ヘーノ５に記憶・蓄積される。

次に、送信の場合、電文配信管理部６によって、端末情
報記憶部９から相手対地の端末情報、す々わちこの場合
は、通信相手であるファクシミリ端末装置の端末名称、
電話番号、端末別の送出レベル情報などが引き出される
。さらに、チャンネル情報記憶部８を検索して空チャン
ネルが求められ、この空チャンネルの記憶部内からチャ
ンネル別の送出レベル情報が引き出される。端末別の送
出レベル情報とチャンネル別の送出情報は、相互加算な
どの演算処理にかけられる。この演算処理により、端末
とチャンネルの２つによって定められる伝送条件に最も
適合する信号送出レベルが算出される。算出された信号
送出レベルは、チャンネル制御部２を介して、上記チャ
ンネルに対応するファクシミリ送信チャンネル部７へ伝
達される。信号送出レベルが伝達されたファクシミリ送
信チャンネル部７では、その信号送出レベルに応じた減
衰率を制御回路７１を介して可変減衰回路７３に設定す
る（第２図）。このようにして、信号送出しｌＯへ一ノベルは、端末とチャンネルの２つによって定められる送
条件に最も適合するレベルに自動的に可変設定される。

この後に、電文記憶部４に蓄積された電文が、電文管理
情報記憶部５に蓄積された管理情報とともに、所定の伝
送手順にしたがって送出される。

以上のようにして、たとえば通信相手端末や送信チャン
ネルの別などによって伝送条件にバラツキがあっても、
個々の伝送条件に適合する最適な送出レベルが自動的に
設定される。これによって、たとえば通信相手端末ある
いは送信チャンネルの別などによる伝送条件にバラツキ
があっても、伝送速度を高く維持し、かつ再通信の割合
を減らして、通信コストを低減させることができる。ま
た、電文の不達も起きにくくすることができるようにな
る。

なお、上述した実施例では、信号送出レベルを端末とチ
ャンネルの２つの条件に基づいて可変設定させるように
していたが、端末あるいはチャンネルのいずれか一方だ
けの条件に基づいて信号送１１ベー／出レベルを可変設定させるようにしてもよい。

発明の効果以上の説明から明らかなように、本発明は、たとえば通
信相手端末や送信チャンネルなどの条件別に通信回線へ
の信号送出レベルを可変設定させることによって、たと
えば通信相手端末や送信チャンネルの別などによって伝
送条件にバラツキがあっても、個々の伝送条件に適合す
る最適な送出レベルが自動的に設定されるため、伝送速
度を高く維持し、かつ再通信の割合を減らして、通信コ
ストを低減させられるようにし、電文の不達も起きにく
くすることができる、という効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による画像通信装置の概略構
成図、第２図は同装置の一部をなすファクシミリ送信チ
ャンネル部の構成例を示すブロック図、第３図は同装置
の一部をなすチャンネル情報記憶部の記憶フォーマット
例を示す図、第４図は同装置の一部をなす端末情報記憶
部の記憶フォーマット例を示す図である。Ｍ・・・本発明の画像通信装置をなすファクシミ’）蓄
積回報装置、Ｌ・・・ファクシミリ通信回線Ｌ１Ｓ・・
・交換機、ＦＡＸ］、ＦＡＸ２．−、ＦＡＸｎ−ファク
シミリ端末装置、１・・・ファクシミリ受信チャンネル
部、２・・・チャンネル制御部、３・・・電文受付管理
部、４・・・電文記憶部、５・・・電文管理情報記憶部
、６・・・電文配信管理部、７・・・ファクシミリ送信
チャンネル部、７３・・・可変減衰回路、８・・・チャ
ンネルごとの送出レベルを記憶するチャンネル情報記憶
部、９・・・端末ごとの送出レベルを記憶する端末情報
記憶部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）通信回線への信号送出レベルを伝送条件に応じて
可変設定する送出レベル制御手段を備えた画像通信装置
。
（２）通信回線への信号送出レベルを通信相手端末およ
び／またはチャンネルごとに記憶する記憶手段と、この
記憶手段の記憶内容に基づいて送信時の信号送出レベル
を通信相手端末および／またはチャンネルごとに可変設
定する送出レベル制御手段とを備えた特許請求の範囲第
１項記載の画像通信装置。