JPH02111123A - 可変周波発振器の同期化回路 - Google Patents

可変周波発振器の同期化回路

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JPH02111123A
JPH02111123A JP1124110A JP12411089A JPH02111123A JP H02111123 A JPH02111123 A JP H02111123A JP 1124110 A JP1124110 A JP 1124110A JP 12411089 A JP12411089 A JP 12411089A JP H02111123 A JPH02111123 A JP H02111123A
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oscillator
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ディーター、ヤンタ
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    • HELECTRICITY
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    • H03L7/187Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number using means for coarse tuning the voltage controlled oscillator of the loop

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は可変周波発振器を入力信号内のキャリアの周波
数と同期化させるための、入力信号とこの発振器からと
り出された信号の位相を、フィルタを介して発振器の制
御入力に加えられる、位相差によりきまる出力信号を角
゛する位相弁別器において比較するPLL回路からなる
同期化回路に関する。
〔従来の技術〕
この種の回路は知られており、無線受信機用のステレオ
デコーダ用の例えばモノリシック集清回路TDA  1
578  Aがそのような回路を含んでいる。PLL回
路内のフィルタは入力信号周波数(19KIlz)の約
3%の阻止範囲が得られる。
他方、これは回路要素の特性変化と回路の温度変動によ
り生じる発振器の自走周波数の変動を補償し、そして他
方ではPLL回路が、パイロツl−(、。
号の周波数とは異なる周波数をもつ(d構成分によりロ
ックしないようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕 そのような小さい阻止範囲で充分とするためには制御発
振器の自走周波数を決定する要素についての許容差を厳
密にする必要があり、そして更にポテンショメータ等に
よる調整を行うべきである。
〔発明を解決するための手段〕
本発明の目的は調整不要な上記のごとき回路を実現する
ことである。
本発明によれば、この目的は発振器周波数とキャリア周
波数(°こ近似する安定な基準周波数との間の差により
きまり、そして発振器の制御入力に加えられてこの差が
減少するようにこの発振器を制御する制御信号を発生す
る周波数弁別器を設け、そして発振器周波数が基準周波
数に近似するときあるいは基準周波数よりキャリア周波
数に近(なるときにこの周波数弁別器による制御を阻止
する阻止回路を設けることにより達成される。
本発明によれば、発振器の周波数ははじめに基準周波数
と整合し、またこの発振器の自走周波数がPLL回路の
阻止範囲外であるときもそのようになる。続いて、この
発振器はPLL回路内の位相弁別器によってのみ同期を
とられる。通常水晶発振器で発生される非常に安定した
基準周波数か例えば無線受信機のような多くの現代の通
信装置において使用されていれば部品点数の比較的少い
周波数弁別器や阻止回路のみが必要である適当な分周器
により、この基準周波数は入力信号内のキャリアに非常
に近いものとすることが出来るから、PLL回路の阻止
範囲は、大きい阻止範囲の場合に生じる非調波歪みが本
質的に減少しチャンネル分離が維持されるように実質的
に減少しつる。
本発明の他の実施例では発振器の自走周波数は発振/製
造上のバラツキおよび動作パラメータの変化によりキャ
リア周波数より上(下)となるように選ばれ、基僧周波
数は、キャリア周波数より上(下)であり、そして少く
とも制御の場合には発振器周波数とキャリア周波数の間
となるように選ばれ、阻止回路は発振器周波数が基準周
波数より低く高)い場合に周波数弁別器による発振器制
御を阻止する。この実施例においては、周波数弁別器は
発振周波数がキャリア周波数より高(低)であることを
決定するだけでありモして1方向にのみ基準発振器を離
調しなければならないから比較的簡単な構造を有する。
他方、発振器の同期状態発振周波数である自走周波数は
、発振器周波数が常に温度変化や製造上のバラツキとは
無関係にキャリア周波数より上または下となるように、
キャリア周波数とは比較大きく異なるべきである。
かくして、この発振器は一般に、その発振とキャリアと
の位相差が小さいまま維持されるためには注意しなけれ
ばならないような比較的大きい範囲に離調される。
本発明の他の実施例においては安定化周波数をもつ発振
器があるものとして、2個の分周器が設けられており、
それらの分周比は第1基準周波数がキャリア周波数より
低く、第2基準周波数がキャリアより高くなるように選
ばれてあり、第1発振器周波数がこの第1および第2基
準周波数の間のとき周波数弁別器による発振器の制御が
阻止されるように阻止回路が配置される。これら2個の
分周器により、この場合2つの基■周波数が安定化発振
器の周波数から発生出来る。この実施例では周波数弁別
器および阻止回路の要素の数は2倍となるが、制御発振
器はその自走り周波数がキ4・リア周波数に対応するよ
うにすることが出来る。
各発振器に影響する発振速度または温度変動により、そ
の自走周波数は第1基塾周波数より下または第2基準周
波数より上の、2つの基準周波数の間となり、いずれに
しても発振器のロックインが保証される。
周波数弁別器の構造はいろいろとすることが出来る。デ
ィジタル形有限容量をもち、制御発振器の発振期間内で
本質的に高い周波数の安定化発振器の発振により減算す
るカウンタを含み、この制御発振器はこのカウンタが一
つのペリオド内てOとなるまで同調する。その結果、発
振器は安定化発振器の周波数とカウンタの内容とにより
きまる周波数を有するその周波数が2つの基準周波数内
となるまで同調する。これら値は結宋としての基準周波
数がキャリア周波数より上そして下となるように効率的
に選ばれる。
上記のディジタル化されたものは同じく阻止回路を含ん
でいるが、現在の半導体技術においては未だに比較的複
雑である。それ故、本発明の他の好適な実施例では周波
数弁別器は少くとも1個の周波数応答位相弁別器からな
る。そのような位相弁別器自体は周知であり、テイーツ
エ/ンエンク著「半導体技術」 (4版691頁他)に
示されている。更に、そのような位相検出器は例えば集
積回路HEF  4046Bのようないくつかの集積回
路の部分を形成する。
〔作 用〕
上述のように、制御発振器の周波数が与えられた値ある
いは与えられた周波数範囲になると阻止動作を行う周波
数弁別器が設けられる。これら回路では他の阻止回路は
もはや不要である。しかしながら、他の周波数弁別器は
この能力を何せず、このための本発明の一実施例では周
波数弁別器は発振器信号からとり出された周波数用およ
び基苧周波数用の夫々の入力を有し、その1つの入力の
周波数が他方の入力のそれより大きいときに第1の極性
の電流をそしてその1つの入力の周波数が上記他方の入
力より小さいときに第2極性の電流を供給する少くとも
1個の周波数弁別器からなり、その出力がダイオードを
介して制御可能な発振器の制御入力に接続する。
〔実施例〕
第1図は周波数可変発振器21を信号入力22のパイロ
ット信号(19KIIZ)と同期させるために使用され
、そして抑圧サブキャリア(38Kllz)で変調され
たいわゆる差信号を復調するためのステレオデコーダに
使用出来る回路を示す。入力22はまた位相弁別器23
の入力であり、史に入力24を有する。入力24は分周
器25の出力に接続し、そこで、その入力の周波数すな
わち発振器21の出力信号が比Nで分周される。アナロ
グマルチプライヤ回路でよいこの位相弁別器2′3の出
力は低域フィルタ26を介して発振器21の制御入力に
接続する。その周波数は入力21と24の周波数が同一
であり且つはゾ同相となるまで変化する。前述のように
周知のPLL回路も組込まれる。
また、周波数弁別器30は発振器21て発生されて分周
器′27により分周される周波数〔。を安定な周波数f
Nから分周器31により発生される周波数fと比較する
。図示しない例えば水晶発振器である周波数安定発振器
により周波数fNは発生しうる。周波数弁別器30の出
力における、この周波数差によりきまる信号が位相弁別
器23の出)Jに接続する。周波数fNと分周器31の
分周比は結果として生じる周波数が、入力信号内のパイ
ロット信号と同期したとき発振器2〕からの周波数fo
かられずかにのみ異なるように選ばれる。
位相弁別器23の出力に接続する位相弁別器30の出力
は周波数f。の差によりきまる信号を供給する。この信
号は周波数f。間の差が減少するように低域フィルタ2
6を介して発振器21の入力を制御する。周波数f。が
周波数fに対応しあるいはこの周波数を中心として限定
された範囲内の値をもつとすれば、この周波弁別器は不
動作となる。発振器21はこのときすでにパイロット信
号の周波数に近くなっている周波数を出す。この発振器
の自走周波数は所望の周波数から比較的離れているが、
比較的カットオフ周波数の低い低域フィルタ26がこの
ため用いられ、その結果、一方では小さい阻止範囲そし
て他方では位相孔れのほとんどないものが得られる。
第2図は集積回路で実現されるステレオデコーダ用の実
施例である。PLL回路は主として集積回路TDA]5
78Aに含まれており、その結線はビン6〜13でのみ
示しである。ビン1〜5と14〜18はデータハンドブ
ックに示されている結線に対工L1rるものでよい。パ
イロット信号を含むステノオマルチプレタス信号は端T
7と8に接続す;り電源電圧をもつ回路のビン6に与え
られる。
この集積回路内の発振器は電流源を有し、これはコンデ
ンサ32を周期的に充放電させるものであり、充電と放
電間の転移はこのコンデンサの電圧が上の値と下の値に
夫々なるときに生じる。この電源からの充電電流と放電
電流の値はビン10を、従ってそれに接続する抵抗33
を流れる直流゛小流によりきまる。従ってこの発振器の
周波数はビン10と11に接続されるRC時定数により
きまる。
パイロット信1号(19KIIZ)と同期したときの発
振器周波数は76 K11zであるが、このRCの組合
せ32.33は自走周波数85KHzが従来の周囲温度
でそして正確に維持された値をもって回路TDA157
8Aの通常の試料において得られるように選ばれる。こ
の値の選定は製造上のバラツキ、要素の許容度および温
度変動が望ましくない組合せとなった場合に所望の周波
数76 K11zがその発振器の自走周波数のバラツキ
の下限を表わすとする仮定にもとづいている。
コンデンサ32の3角波電圧は増幅器34により対称矩
形電圧に変換されてHEF4046Bの集積回路35に
加えられる。これは、周波数弁別器として動作するよう
にビン3と14に接続する入力とビン13に接続する出
力を有する周波数応答位相検出器からなる。発振周波数
f。はピン14に、77 KHzの基準周波数fはピン
3に加えられる。周波数fは発振器の自走周波数として
の公称周波数に対し同じ値を有する、すなわち一般にこ
の自走周波数より公称周波数に近い周波数となるように
選ばれる。周波数fの適当な値は例えば77KHzであ
る。
この位相検出器はその出力に2個のスイッチ可能な電流
源を有しこれら電源は逆極性の電流を与える。発振周波
数f。が第3a図に示すように基準周波数fより大であ
ればその止縁で一方の電源がオンとなり基準信号の止縁
でオフとなる。他方、そのとき位相検出器の出力(ビン
13)の電位には正の値にジャンプする。両電源は基準
信号の止縁と発振信号の止縁の間のペリオドでオフとな
る。
発振周波数f。が基準周波数より低いとき(第3b図)
他方の電流源が基準信号の止縁でオンとなり発振信号の
止縁でオフとなり、その間両電源は再びオフとなる。周
波数応答位相検出器35はこのようにその出力に、fo
>fのとき正、f。
〈fのとき負の極性をもつパルス的な直流電流を出す。
この出力は330にΩの抵抗面電流パルスのみを通すダ
イオードを介してインピーダンス変成器38の入力に接
続する。この変成器38は330にΩの抵抗39を介し
て回路27のビン10に接続する。このピンはこの回路
内の可変発振器の制御出力である。ピン10を介して外
部抵抗33に流れる電流は、発振器周波数が低下するよ
うにインピーダンス変成器38からの電流により減少す
る。この制御プロセスは発振周波数f。
が基準周波数fに対応するまで続けられる。次に位相検
出器はダイオード37により不動作となる。
入力22(ピン6)の入力信号がパイロット信号であれ
ば、回路27内の位相弁別器はビン13に制御信号を出
し、この信号は低域フィルタ26を介してインピーダン
ス変成器に加えられると共に、パイロット信号周波数の
4倍の値に対応する7 6 K11zが達成されるまで
発振周波数を低下させる。そしてこのときPLL回路が
ロックされる。
低域フィルタ26は回路27内の位相弁別器の出力信号
を濾波するだけでなく周波数応答位相検出器35の出力
信号をも濾波する。これは2つの並列な分岐を有し、こ
れらの一方が220 Fのコンデンサ40を含み、他方
が22にΩの抵抗41と150 Fのコンデンサ42の
直列回路を含む。このフィルタの遮断周波数はTDR1
578Aのデータハンドブックの値より低くなっており
、その理由は基準周波数fと所望周波数との間の差が予
定の小さい値となるため比較的小さくできるからである
発振器の自走周波数(85Ktlzであるが温度変化と
製造上のバラツキが望ましくな(組合さった場合にはそ
れより高くなる)と発振器の同期周波数(76KIlz
)との間には比較的大きな差がある。
その結果、OLL回路のロックイン状態において、入力
22のパイロット信号と発振器の76 K11z出力信
号の分数である周波数からとり出された19Kllzの
信号との間に比較的大きな位相差が生じ、この位相量が
19Ktlzの入るステレオデコーダのチャンネル分離
を劣化させる。この位相差はPLL回路内のループ利得
を増加させることにより減少しつる。インピーダンス変
成器38はこの目的に使用される。
第4図は第1図の要素30と31を要素50〜58で置
き代えた実施例を示す。50は例えば水晶発振器のよう
な安定周波数を有する発振器である。発振周波数fNが
2個の分周器51と52の入力に加えられる。分周器5
1.52は異なる分周比を有し、これらはキャリア周波
数より低い第1基準周波数f1とそれより高い第2基準
周波数f2 (分周器52の出力)が得られるように選
ばれている。例えば同期した状態の発振周波数が76 
K11zであり、発振器50の周波数fNが4 Mll
zであれば分周器51の分周比は53であり、分周器5
2は52である。75. 5KIIzの周波数f1と7
6、 9KIIzのf2はそれから得られる。これら基
準周波数はこのようにして所望の発振周波数の入る周波
数ウィンドーを構成する。
これら分周器の夫々は、第2図で述べた周波数検出器3
5と同じ構造を有する周波数応答位相検出器53と54
の一方に接続する。基準周波数f1とf2は検出器53
と54の第1入力に夫々接続し、これら検出器の第2入
力には発振周波数foが入る。位相検出器53の出力は
PLL回路の低域フィルタ26に、抵抗55とダイオー
ド75の直列回路を介して接続する。位相検出器54の
出力は同じく抵抗56とダイオード58の直列回路を介
してフィルタ26に接続するがダイオード58は(フィ
ルタ26からみて)ダイオード57とは逆方向の極性を
有する。
第4図の回路は次のように動作する。発振器の自走周波
数f が基準周波数f1より低いとき、検出器53と5
4は正極性の電流パルスを出し、−力検出器53からの
電流パルスのみがフィルタ26の入力に入る。これは検
出器54の正の電流パルがダイオード58により抑圧さ
れるからである。その結果、フィルタの出力には、第4
図に示さない制御発振器21をより高い周波数に同調さ
せる電、圧が出る。発振周波数C8が基準周波数f1以
上となると、検出器53からの電流パルスの極性が反転
するが、これら電流パルスはダイオード57により活性
とはならない。この状態において、検出器53.54の
出力信号はダイオード57.58により阻止されるから
、発振器周波数はflとf2の間となり、発振器は第4
図には示さないP L L′回路によってのみはゾ所望
値になる。
周波数f がはじめからf2より高ければ検出器53.
54は負の電流パルスを出すが、検出器53の電流パル
スはダイオード57により抑圧される。低域フィルタ2
6によりこれらの負電流パルスは発振器21をf2とな
るまで低い周波数へと同調させる。°次に検出器54か
らの信号の極性が反転するが、これら信号はダイオード
58により抑圧される。検出器53.54はこのように
して共に不活性となり、制御発振器はPLLN路により
更に離調する。
自走周波数f。がスタート時にすてに輸とf2の間であ
れば発振器はPLLN路によってのみ同調される。
第2図と比較しての第4図の回路の利点は発振器の自走
周波数の公称値が同期状態の発振器の周波数と同じとな
りうろことである。製造上のバラツキや温度変化にも拘
らず、同期状態の発振器周波数と自走周波数との差は第
2図の回路におけるより、一般に小さく、従って位相差
も小さい。しかしながら、分周器、位相検出器および阻
止回路の要素の数は第2図の2倍となる。
第2図と同じ利点を有し、それよりも要素数の少い回路
を第5図に示す。直列回路55,56゜58の端子はA
NDゲート62.63を介して、第2図の検出器35と
同じ構造の周波数応答位相検出′ri61の出力に接続
する。この検出器の入力は安定周波数fNを受ける入力
を有するスイッチ可能な分周器60の出力に接続する。
ANDゲート63の出力は検出器61の出力に接続する
その入力と同様に反転される。正のパルスが抵抗−ダイ
オード回路55.57を介して低域フィルタ26に入る
ことが出来、負のパルスがダイオード抵抗口、路56.
58を介してそのフィルタに入る。
但し、ANDゲート62と63の第2入力に適正な信号
が与えられたときである。回路60の分周比を決定する
この信号AはANDゲート62の第2入力に直接に、そ
してインバータ64を介してANDゲート63の第2入
力に加えられる。
この回路は次のように動作する。A−1のとき、分周比
M1は゛分周器60の出力周波数かflとなるように用
いられる。発振周波数がflより低いとき、検出器61
の出力パルスは正となりそのとき開いたANDゲート6
2、ダイオード55および抵抗57を介してフィルタ2
6に入る。これにより、発振器周波数はf。がflを越
えるまで上昇する。そのどき生じる負パルスはダイオー
ド55により阻止され、ANDゲート63が阻止される
ためダイオード56には入らない。
この信号Aは0のとき、分周器60の出力信号はf と
なる。発振周波数foがf2より高いと、検出器6]が
負のパルスを出し、これかそのとき開<ANDゲート6
3、ダイオード56、抵抗58を介してフィルタ26に
入る。一方このフィルタの出力信号は発振周波数f。が
f2より低くなるまで電圧制御発振器21(第1図)を
離8個させる。これら出力パルスはそのとき正となり、
これがダイオード56により抑圧され、ANDゲート6
2が閉じるためダイオード55に入らない。
このように、発振周波数foがflより低いかf より
高いとき、発振器はその周波数がflとf2の間となる
までp4調される。次にこの回路は不活性となる。
信号Aが0で、周波数foがflより低いときあるいは
Aが1でfoがf2より高いときにはこの回路は活性で
ない。この場合発振器の所望の離調を行うためには信号
Aは反転しなければならない。これは信号が充分大きい
ペリオドをもって周期的に反転されるので実現される。
しかしながら、第5図には示さないが抵抗57と58の
接続点にパルス(正または負)がないとき信号Aの極性
を反転する論理回路を設けることによっても=f能であ
る。
〔発明、の効果〕
PLLステレオデコーダについて本発明を述べたが交通
情報放送またはラジオデータシステム用のデコーダ回路
に使用出来る。一般にこれは発振器を既知のキャリア周
波数と同期させるPLL復調回路に適用出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回路の基本図、第2図は集積回路から
なる第1実施例の詳細な回路図、第3図は本発明におけ
る周波数弁別器内の種々の信号の時間変化を示す図、第
4図は第2の実施例、第5図は第3の実施例である。 21・・・周波数可変発振器、25・・・分周器、23
・・位相弁別器、26・・・低域フィルタ、27・分周
器、30・・・周波数弁別器、34・・・増幅器、35
・・集積回路(周波数応答位相検出器)、38・・・イ
ンピーダンス変成器、50・・・安定周波数発振器、5
1.52・・・分周器、53.54・・・周波数応答面
を目検出器。 =m−−r−コー 7、 =■−−−−−−工−f−−−−しm−」−=’Fig
、 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力信号と可変周波発振器からの信号との位相比較
    を、この発振器の制御入力にフィルタを介して加えられ
    るその位相差によりきまる出力信号を出す位相弁別器で
    比較するPLL回路を有し、発振器周波数(fo)とキ
    ャリア周波数に近似する安定な基準周波数(f)との差
    によりきまりそして上記発振器の制御入力に加えられた
    上記周波数差が減少するように上記発振器を制御する制
    御信号を発生する周波数弁別器が設けられていること、
    および発振器周波数(fo)が基準周波数(f)に接近
    したときあるいは基準信号よりもキャリア周波数に近く
    なったとき上記周波数弁別器による制御を阻止するブロ
    ック回路(57、58)が設けられていることを特徴と
    する可変周波発振器を入力信号内のキャリアの周波数と
    同期化するための同期化回路。 2、前記発振器の自走周波数は製造上のバラツキおよび
    動作パラメータの変化には無関係にそれがキャリア周波
    数より高く(低く)なるように選ばれていること、前記
    基準周波数はキャリア周波数より高く(低く)そして少
    くとも制御の場合には発振器周波数とキャリア周波数の
    間となるように選ばれること、および前記ブロック回路
    は発振器周波数が基準周波数より低く(高く)なったと
    き前記周波数弁別器による発振器の制御を阻止すること
    、を特徴とする請求項1記載の回路。 3、前記基準周波数は基準発振器により発生されること
    を特徴とする請求項1または2記載の回路。 4、前記基準発振器の周波数はキャリア周波数より高い
    こと、および基準周波数は少くとも1個の分周器(31
    、51、53)により基準発振器周波数からとり出され
    ることを特徴とする請求項3記載の回路。 5、キャリア周波数より低い第1基準周波数(f_1)
    及びキャリア周波数より高い第2基準周波数(f_2)
    が得られるように選ばれた分周比を有する2個の分周器
    (51、52)が設けられていること、および前記ブロ
    ック回路(57、58)は前記周波数弁別器(53、5
    4)による可変周波発振器の制御が発振器周波数(f)
    が上記第1および第2基準周波数(f_1、f_2)の
    間であるとき阻止されるように構成されていること、を
    特徴とする請求項4記載の回路。 6、前記周波数弁別器は夫々比較すべき2周波数用の2
    個の入力を有する2個の同様に構成された周波数弁別器
    (53、54)から成ること、発振器信号が周波数弁別
    器(53、54)の第1入力に加えられること、基準周
    波数(f_1、f_2)がこれら2個の検出器の夫々の
    第2入力に加えられること、および前記ブロック回路(
    57、58)は発振器周波数(f_0)が第1基準周波
    数(f_1)より高いとき一方の周波数弁別器(53)
    を阻止し、第2基準周波数より低いとき他方の周波数弁
    別器(54)を阻止すること、を特徴とする請求項5記
    載の回路。 7、前記周波数弁別回路は少くとも1個の、周波数に感
    応する位相弁別器を有することを特徴とする請求項1乃
    至6の1に記載の回路。 8、前記周波数弁別器は夫々発振器信号からとり出され
    た周波数(f_0)よび基準周波数(f)用の入力を有
    する少くとも1個の周波数弁別器(35、53、54)
    からなること、この周波数弁別器はその一方の入力の周
    波数が他方の入力の周波数より高いとき第1の極性をも
    ち、一方の入力の周波数が他方の入力の周波数より低い
    とき第2の極性をもつ電流を供給すること、およびこの
    周波数弁別器の出力が少くとも1個のダイオード(36
    、57、58)を介して可変周波発振器の制御入力に接
    続されること、を特徴とする請求項1乃至7の1に記載
    する回路。 9、分周比の可変な分周器(60)により高(f_1)
    および低(f_2)基準周波数が安定化周波数(f_N
    )からとり出されるようになっており、低基準周波数が
    キャリア周波数(f_0)より低く、高基準周波数がキ
    ャリア周波数より高くなっていることを特徴とする請求
    項8記載の回路。 10、周波数に影響する制御電流が可変周波発振器の制
    御入力に加えられ、前記位相弁別器が高出力抵抗を有す
    るようになっており、そして上記位相弁別器(27)と
    前記周波数弁別器(35)の出力信号が高オーム入力お
    よび低オーム入力を有する増幅器を介して上記制御入力
    に加えられることを特徴とする請求項2記載の回路。 11、無線受信機において用いられることを特徴とする
    請求項1乃至10の1に記載する回路。 12、ステレオデコーダにおいて用いられることを特徴
    とする請求項10記載の回路。
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