JPH02110929A - ベーパ乾燥装置 - Google Patents

ベーパ乾燥装置

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Publication number
JPH02110929A
JPH02110929A JP26275988A JP26275988A JPH02110929A JP H02110929 A JPH02110929 A JP H02110929A JP 26275988 A JP26275988 A JP 26275988A JP 26275988 A JP26275988 A JP 26275988A JP H02110929 A JPH02110929 A JP H02110929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
vapor
heated
ipa
wafer
Prior art date
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Pending
Application number
JP26275988A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Tamura
実 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP26275988A priority Critical patent/JPH02110929A/ja
Publication of JPH02110929A publication Critical patent/JPH02110929A/ja
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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばウェハ等の対象物にある処理を施した
後に水洗をし、その対象物をイソプロピルアルコール等
のアルコールの蒸気で水分を洗い流して乾燥するベーパ
乾燥装置に関し、特に上記アルコールの突沸により対象
物の表面に異物が付着したり、ウォータマークが付かな
いようにして乾燥するベーパ乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のベーパ乾燥装置は、第3図に示すように
、イソプロピルアルコール(以下rIPA」と略称する
)等のアルコールを内部に収容するキャニスタ1と、こ
のキャニスタ1から供給されるIPA2を加熱して蒸気
を発生させる蒸気槽3と、この蒸気槽3の底部に設けら
れ上記IPA2を加熱するヒータ4とを備えて成ってい
た。なお、第3図において、符号5は加圧用の窒素ガス
(N、)を供給するエアパイプ、符号6はIPA2をキ
ャニスタ1から蒸気槽3内へ供給する供給パイプ、符号
7はエアバルブ、符号8はチエツクバルブ、符号9はフ
ィルタである。
そして、上記キャニスタ1から蒸気槽3内へIPA2を
供給し、蒸気槽3内に溜ったIPA2をヒータ4で約2
00℃まで加熱して蒸気を発生させる。このようにして
IPA2の蒸気が充満した蒸気槽3内へ、前の工程であ
る処理を施した後の水洗をした乾燥対象物1例えばウェ
ハ10を入れる。
すると、上記ウェハ10の表面温度は、I PA2の蒸
気温度(約82℃)よりも低いので、上記工PA2の蒸
気がウェハ10の表面で結露し1次第に滴となって第3
図に矢印Bで示すように流れ落ちる。これにより、ウェ
ハ10の表面に付着していた水分を洗い流す。その後、
上記ウェハ10の表面温度がIPA2の蒸気の雰囲気中
で上昇し、その蒸気温度と等しいかそれ以上となると結
露しなくなり、それまで付着していた水分及び結露して
いたIPA2を乾燥させる。これにより、水洗後のウェ
ハ10を乾燥していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来のベーパ乾燥装置においては、
上記のようにウェハ10の表面に付着していた水分を洗
い流した後にその水分を十分に乾燥させるために、第4
図に示すように、上記ウェハ10を蒸気槽3内にしばら
くの時間放置しておく。このとき、ヒータ4の加熱(約
200℃)による蒸気槽3内のIPA2の突沸によりそ
の気泡11.11.・・・が液面に出てはね上がり、ウ
ェハ10の表面に付着することがあった。そして、この
気泡11,11.・・・かつぶれることにより、IPA
2内に含まれていた異物が上記ウェハ10の表面に付着
したり、微小なウォータマークが付くことがあった。従
って、乾燥後のウェハ10に異物が付着した状態でその
後の工程に移されることとなり、製品の品質が低下する
と共に、歩留まりも低下するものであった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決することが
できるベーパ乾燥装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明によるベーパ乾燥装
置は、キャニスタから供給されるアルコールを蒸気槽内
で加熱して蒸気を発生させる蒸気発生部と、この蒸気発
生部から伸びる蒸気配管内の蒸気を加熱して蒸気化する
加熱蒸気作成部と、この加熱蒸気化後の蒸気を加熱しな
がら一時溜めておく蒸気溜めと、この蒸気溜めから噴出
される蒸気を乾燥対象物に吹き付けるノズルとを備えて
成るものである。
〔作 用〕
このように構成されたベーパ乾燥装置は、蒸気発生部に
よりキャニスタから供給されるアルコールを蒸気槽内で
加熱して蒸気を発生させ、加熱蒸気作成部で上記蒸気発
生部から伸びる蒸気配管内の蒸気を加熱して蒸気化し、
蒸気溜めにより上記加熱蒸気化後の蒸気を加熱しながら
一時溜めておき、ノズルを用いて上記蒸気溜めから噴出
される蒸気を乾燥対象物に吹き付けるように動作する。
これにより、アルコールの突沸による対象物表面への異
物の付着や、ウォータマークの付着を防止して上記対象
物を乾燥することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明によるベーパ乾燥装置の実施例を示す構
成概要図である。このベーパ乾燥装置は、例えばウェハ
等の対象物にある処理を施した後に水洗をし、その対象
物をIPA等のアルコールの蒸気で水分を洗い流して乾
燥するもので、第1図に示すように、蒸気発生部12と
、加熱蒸気作成部13と、蒸気溜め14と、ノズル15
とを備えて成る。
上記蒸気発生部12は、キャニスタ1から供給されるI
PA2を加熱して蒸気を発生させるもので、上記キャニ
スタ1から供給バイブロ及びエアバルブ7並びにチエツ
クバルブ8さらにフィルタ9を介して供給されるIPA
2を加熱して蒸気を発生させるための蒸気槽3と、この
蒸気槽3の底部に設けられ上記IPA2を加熱するヒー
タ4とから成る。なお、蒸気槽3の上端部は蓋16で閉
じられている。また、上記キャニスタ1は、IPA2を
内部に収容するもので、I PA2を蒸気槽3内へ供給
するための加圧用の窒素ガス(N2)を送るエアパイプ
5が接続されている。
上記蒸気発生部12から伸びる蒸気配管エフの途中には
、加熱蒸気作成部13が設けられている。
この加熱蒸気作成部13は、上記蒸気配管17を介して
送られてくるIPA2の蒸気を加熱して完全に蒸気化す
るもので、例えば複数個のブロックヒータ18,18.
・・・を有し、このブロックヒータ18,18.・・・
の周りに蒸気配管17を螺旋状に巻き付けて成る。
上記加熱蒸気作成部13から伸びる蒸気配管17の後端
には、蒸気溜め14が設けられている。
この蒸気溜め14は、上記加熱蒸気作成部13による加
熱蒸気化後の蒸気を引き続き加熱しながら一時溜めてお
くもので、適宜の容積の箱から成ると共に、その箱の全
面周囲にはヒータ19,19゜・・が設けられており、
内部の蒸気が結露しないようにされている。なお、符号
20は、圧力計である。
そして、上記蒸気溜め14から伸びる蒸気配管21の先
端には、ノズル15が設けられている。
このノズル15は、上記蒸気溜め14から噴出されるI
PA2の蒸気を乾燥対象物としてのウェハ10の表面に
吹き付けるものである。なお、上記蒸気配管21の途中
には、エアバルブ22及びフィルタ23が設けられてい
る。
次に、このように構成されたベーパ乾燥装置の動作につ
いて説明する。まず、キャニスタ1から供給され蒸気発
生部12の蒸気槽3内に溜った工PA2をヒータ4で約
200℃まで加熱して蒸気を発生させる6次に、この蒸
気発生部12の蒸気槽3で発生したIPA2の蒸気は、
蒸気配管17を介して加熱蒸気作成部13へ至る。そし
て、ブロックヒータ18,18.・・・の周りに巻き付
けられた蒸気配管17中を蒸気が順次通過する間に、約
200℃まで熱せられたブロックヒータ18,18゜・
・・によりその蒸気が加熱され、蒸気化される。このと
き、蒸気槽3内のIPA2の突沸により、第2図に示す
ように、その気泡11,11.・・・が蒸気配管17内
に入ってきても、上記のようにブロックヒータ18,1
8.・・・により加熱されているので、上記の気泡11
,11.・・・が蒸気配管17の内壁に付着してつぶれ
ることにより蒸気化される。従って、加熱蒸気作成部1
3の後端部における蒸気配管17内では、完全に蒸気化
されて送り出される。その後、このように完全に蒸気化
されたI PA2の加熱蒸気は、蒸気溜め14内に一時
的に溜められる。これは、ノズル15から吹き出される
加熱蒸気の脈動を防ぐためである。なお、このとき、内
部の蒸気が結露しないように周囲に設けられたヒータ1
9,19.・・・で加熱されている。そして、この蒸気
溜め14からエアバルブ22の操作により噴出された加
熱蒸気は、フィルタ23を介してノズル15から吹き出
され、ウェハ10の表面に吹き付けられる。このとき1
例えばウェハ10を二次元方向に動かしながら、その全
面に加熱蒸気を吹き付ける。すると、上記ウェハ10の
表面温度は、IPP2O蒸気温度(約82℃)よりも低
いので、上記IPA2の蒸気がウェハ10の表面で結露
し、次第に滴となって流れ落ちる。これにより、ウェハ
10の表面に付着していた水分を洗い流す。その後、上
記ウェハ10の表面温度がI PA2の加熱蒸気の吹き
付けにより上昇し、その蒸気温度と等しいかそれ以上と
なると結露しなくなり、それまで付着していた水分及び
結露していたIPA2を乾燥させる。これにより、水洗
後のウェハ10が乾燥される。
なお、加熱蒸気作成部13は、第1図に示す構造に限ら
ず、蒸気発生部12から伸びる蒸気配管17内の蒸気を
加熱して蒸気化できるものであればどのようなものであ
ってもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成されたので、蒸気発生部12
で発生したIPA2の蒸気を、加熱蒸気作成部13の蒸
気配管17内で加熱して完全に蒸気化することができる
。従って、ノズル15から吹き出される加熱蒸気中にI
PA2の突沸による気泡等は含まれなくなり、従来のよ
うなI PA2の突沸による対象物(ウェハ10)表面
への異物の付着や、ウォータマークの付着を防止するこ
とができる。このことから、乾燥後の対象物に異物が付
着するのを防止して、製品の品質を向上できると共に、
歩留まりも向上することができる。また、IPA2の蒸
気温度を高温に維持することができるので、加熱蒸気の
吹き付けによる対象物(ウェハ10)の乾燥のスループ
ットを向上することができる。従って、作業効率を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるベーパ乾燥装置の実施例を示す構
成概要図、第2図は蒸気配管内での加熱蒸気化の状態を
示す説明図、第3図は従来のベーパ乾燥装置を示す構成
概要図、第4図は従来の問題点を説明するための概要図
である。 1・・・キャニスタ、  2・・・IPA、  3・・
・蒸気槽。 4・・・ヒータ、  10・・・ウェハ、  12・・
・蒸気発生部、  13・・・加熱蒸気作成部、 14
・・・蒸気溜め、15・・・ノズル、  17・・・蒸
気配管、  18・・・ブロックヒータ、  19・・
・ヒータ。 出願人 日立電子エンジニアリング株式会社同 株式会
社日立製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キャニスタから供給されるアルコールを蒸気槽内で加熱
    して蒸気を発生させる蒸気発生部と、この蒸気発生部か
    ら伸びる蒸気配管内の蒸気を加熱して蒸気化する加熱蒸
    気作成部と、この加熱蒸気化後の蒸気を加熱しながら一
    時溜めておく蒸気溜めと、この蒸気溜めから噴出される
    蒸気を乾燥対象物に吹き付けるノズルとを備えて成るこ
    とを特徴とするベーパ乾燥装置。
JP26275988A 1988-10-20 1988-10-20 ベーパ乾燥装置 Pending JPH02110929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26275988A JPH02110929A (ja) 1988-10-20 1988-10-20 ベーパ乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26275988A JPH02110929A (ja) 1988-10-20 1988-10-20 ベーパ乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPH02110929A true JPH02110929A (ja) 1990-04-24

Family

ID=17380195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26275988A Pending JPH02110929A (ja) 1988-10-20 1988-10-20 ベーパ乾燥装置

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JP (1) JPH02110929A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5351419A (en) * 1992-07-27 1994-10-04 Motorola, Inc. Method for vapor drying
CN112857018A (zh) * 2021-01-22 2021-05-28 同济大学 温/湿度场协同的多换热器热泵烘干***及其控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5351419A (en) * 1992-07-27 1994-10-04 Motorola, Inc. Method for vapor drying
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