JPH021055Y2 - - Google Patents

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JPH021055Y2
JPH021055Y2 JP8292686U JP8292686U JPH021055Y2 JP H021055 Y2 JPH021055 Y2 JP H021055Y2 JP 8292686 U JP8292686 U JP 8292686U JP 8292686 U JP8292686 U JP 8292686U JP H021055 Y2 JPH021055 Y2 JP H021055Y2
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JP
Japan
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umbrella
wheel
operating body
locking pawl
potter
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JP8292686U
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JPS62193413U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は押動操作によつて自動開きするように
構成された自動開き洋傘の開傘操作装置に関す
る。
(従来の技術) 従来の自動開き洋傘の開傘操作装置として、例
えば、係止爪を中棒内から出没させて下ロクロと
係脱自在に係合させ、開傘を規制するものがあ
る。しかしながら、前記構成では、中棒に係止爪
の出没用貫孔を形成しなければならず、そのた
め、中棒の出没用貫孔を形成した部分に強度低下
を来すものである。
そこで、中棒に何ら加工を施すことなく取付け
られるものとして、実公昭50−20864号公報記載
のものが提案されている。これは、第4図に示す
ように、中棒50に套嵌された露先受51に前記
中棒50に沿つて操作体52を貫通させ、この操
作体52の上下方向中途部を回動可能に枢支53
すると共に、操作体52の上端に下ロクロ54の
貫孔55に嵌脱自在となる係止爪56を設け、前
記操作体52には係止爪56が貫孔55側に向く
回動性スプリング57を付与したものであり、操
作体52の手元58側の操作部59を押動操作し
て係止爪56を下ロクロ54の貫孔55から嵌脱
させて開傘させるものである。
(考案が解決しようとする問題点) 前記実公昭50−20864号の考案では、操作体の
操作部が手元側に設けられているので、洋傘を拡
開させる必要のない時に、手元を握つている手な
どによつて無意識に操作体に押力を加えて開傘し
てしまい、そのため、雑踏する場所等では周囲の
人に迷惑をかけたり危害を加えるということがあ
る。
そこで、本考案は操作体の操作部を意識的に押
動操作させることによつて不慮に洋傘が開傘する
ことのない自動開き洋傘の開傘操作装置を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた具体
的手段の特徴とする処は、中棒1上に上下方向摺
動自在に套嵌された下ロクロ2の下部に前記中棒
1に沿つて配置された操作体6の上下方向中途部
が枢支され、この操作体6の下部には中棒1の手
元14側に固定の套嵌部材15に形成された係合
部19に係脱自在に係合して開傘を規制する係止
爪9が形成され、操作体6の上部には押動操作に
より係止爪9を係合部19との係合を解除して開
傘を許容する操作部10が設けられ、前記操作体
6と下ロクロ2の間には操作体6の枢支部を支点
として係止爪9を中棒1側に付勢させるバネ部材
13が設けられ、前記操作体6の下ロクロ2との
一方には他方に接当して係止爪9が係合部19か
ら離脱した状態で中棒1に接触するのを規制する
規制部16が設けられた点にある。
(作用) 第2図は完全閉傘状態を示し、この状態では洋
傘は傘布をバンドで締付けるか若しくは、露先受
で露先4が集束されており、下ロクロ2下端は套
嵌部材15の上端と接当しており、操作体6の係
止爪9は係止孔18の略中央部に位置している。
この状態でバンドを外ずすとか又は露先4を露
先受けから外ずせば下ロクロ2に設けられたスプ
リング3等により、第1図に示す開傘予備動作状
態になる。即ち、スプリング3の反発力により下
ロクロ2が中棒1上を上方に摺動され、その際、
係止爪9と係合部19とが係合して下ロクロ2の
上方への摺動を阻止する。この状態では洋傘は拡
開しない。
この状態で操作体6の押部10を押動操作すれ
ば、係止爪9と係合部19との係合が解除され、
下ロクロ2等は中棒1上を摺動して洋傘は拡開す
る。
次に洋傘を開傘状態から閉傘する際には、下ロ
クロ2を持つて下方に引き降すと、それに伴なつ
て操作体6下降し、係止爪9のガイド面9′が套
嵌部材15のガイド15″に案内されて一旦外方
に押された後、係止爪9がバネ部材13の反発力
により係合孔18に嵌入されて係止爪9と係合部
19とが係合して下ロクロ2の上方への摺動を阻
止する。その後、傘布をバンドで締付けるか又は
露先受で露先4を集束する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図に示
す図面に基いて説明する。
1は自動開き洋傘の中棒で、この中棒1上に上
下方向摺動自在に下ロクロ2が套嵌されており、
この下ロクロ2の上方に、中棒1に上下方向摺動
自在に套嵌された中ロクロ(図示省略)が設けら
れ、この中ロクロと下ロクロ2間にスプリング3
が圧縮状態で介装されており、このスプリングの
反発力によつて中ロクロおよび下ロクロ2が中棒
1上を上方に摺動して、先端に露先4を嵌着した
親骨5を自動開拡するようにされている。
前記下ロクロ2の下部には中棒1に沿つて縦長
形状の操作体6が配置され、この操作体6はその
上下方向中途部で横方向に挿通された枢支ピン7
を、操作体6の左右に下ロクロ2の外面から外方
向に突出状に形成された1対軸受8,8に枢支さ
れており、また、操作体6の下部は下ロクロ2の
下方に延設され、その延設部17の先端には中棒
2に向けて上あがり状のかつ下面にアール状のガ
イド面9′を有する係止爪9が形成され、上端に
は外方向に膨出状の操作部10が形成され、この
操作部10の内側には凹部11が形成され、この
凹部11に下ロクロ2の前記凹部11に対向する
位置に形成された突起12に嵌着されたバネ部材
13としてのコイルバネが圧縮状態で嵌合され
て、係止爪9を操作体6の枢支ピン7を支点とし
て中棒1側に向くように付勢している。さらに、
操作体6の枢支ピン7の下方に下ロクロ2下端か
ら規制部16が半径方向外方に突設されており、
この規制部1は操作体6の内面に接当して係止爪
9の先端が中棒1の外面に接触するのを規制して
おり、その係止爪9の先端と中棒1の外面との間
隙は接触しない程度の僅少間隙とされている。
前記中棒1の下部には手元14が嵌着固定さ
れ、この手元14側の中棒1に手元14の上端面
に接当するフランジを中途部に有する套嵌部材1
5が挿通されており、この套嵌部材15と中棒1
はピン16で固定されている。
前記套嵌部材15の上部には上下方向の長孔状
の係合孔18が形成されており、この係合孔18
の上端側は係止爪9の係脱自在に係合して開傘を
規制する係合部19となつており、この係合部1
9はより詳しくは前記套嵌部材15の上部フラン
ジ15′の下面一部をえぐつて形成してあり、係
止爪9の上面と適合すべく外方に下さがり状の傾
斜面となつており、前記フランジ15の上端面と
側面にはアール状のガイド面15″が形成されて
いる。なお、係止爪9は上あがり状に傾斜してお
り、係合部19は下さがり状の傾斜面となつてい
るので、係止爪9と係合部19とは確実に係合し
て開傘を規制する。また、係合孔18を形成した
ことにより、係止爪9を係合部19により深く係
合させることができる。
また、本考案は前記実施例に限定されることな
く、係合孔18は無くても良く、係合部19は係
止爪9と係合して開傘を規制する形状であれば良
い。
さらに、バネ部材13として引張バネを枢支ピ
ン7の下方に介装するか、又は、ねじりコイルバ
ネを枢支ピン7に介装しても良く、その他板バネ
により係止爪9を中棒1側に付勢しても良く、い
ずれにしても、係止爪9を中棒1側に付勢できる
ものであれば良い。
さらに、また、規制部1は操作体6に設けても
良い。
(考案の効果) 本考案によれば、操作体6は下ロクロ2に設
け、かつ操作体6の操作部10は下ロクロ2側に
あつて、従来の第4図のものと逆位置にあり、こ
のことは操作部10の押動操作を意識的に行なわ
しめることになり、不慮に操作部10を押動する
ことが防止され非常に安全である。
また、本考案は、前記の如く操作体6が逆位置
になつたことより、開傘および閉傘時に係止爪9
が中棒1上を摺動して中棒1のメツキ或いは塗装
を剥離又は傷付けるのであるが、特に操作体6と
下ロクロ2との一方に他方に接当して係止爪9が
係合部19から離脱した状態で中棒1に接触する
のを規制する規制部16を設けたことにより、こ
のような欠点は生じなく、この点で非常に優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
開傘予備動作状態を示す要部の縦断面図、第2図
は第3図の−線断面図、第3図は完全閉傘状
態を示す正面図、第4図は従来技術を示す要部の
縦断側面図である。 1……中棒、2……下ロクロ、6……操作体、
7……枢支ピン、9……係止爪、10……操作
部、13……バネ部材、15……套嵌部材、16
……規制部、19……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中棒1上に上下方向摺動自在に套嵌された下ロ
    クロ2の下部に前記中棒1に沿つて配置された操
    作体6の上下方向中途部が枢支され、この操作体
    6の下部には中棒1の手元14側に固定の套嵌部
    材15に形成された係合部19に係脱自在に係合
    して開傘を規制する係止爪9が形成され、操作体
    6の上部には押動操作により係止爪9を係合部1
    9との係合を解除して開傘を許容する操作部10
    が設けられ、前記操作体6と下ロクロ2の間には
    操作体6の枢支部を支点として係止爪9を中棒1
    側に付勢させるバネ部材13が設けられ、前記操
    作体6の下ロクロ2との一方には他方に接当して
    係止爪9が係合部19から離脱した状態で中棒1
    に接触するのを規制する規制部16が設けられた
    ことを特徴とする自動開き洋傘の開傘操作装置。
JP8292686U 1986-05-30 1986-05-30 Expired JPH021055Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8292686U JPH021055Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8292686U JPH021055Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62193413U JPS62193413U (ja) 1987-12-09
JPH021055Y2 true JPH021055Y2 (ja) 1990-01-11

Family

ID=30936029

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8292686U Expired JPH021055Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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JPS62193413U (ja) 1987-12-09

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