JPH02104782A - 濡れると模様が顕出する防水シート及びこれを使用した傘 - Google Patents

濡れると模様が顕出する防水シート及びこれを使用した傘

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JPH02104782A
JPH02104782A JP19762288A JP19762288A JPH02104782A JP H02104782 A JPH02104782 A JP H02104782A JP 19762288 A JP19762288 A JP 19762288A JP 19762288 A JP19762288 A JP 19762288A JP H02104782 A JPH02104782 A JP H02104782A
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JP
Japan
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water
pattern
fabric
waterproof sheet
waterproof
Prior art date
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JP19762288A
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English (en)
Inventor
Takashi Komine
隆 小峰
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DAINICHI SOMEKAKOU KK
KISHIYUU MENGIYOU KK
Original Assignee
DAINICHI SOMEKAKOU KK
KISHIYUU MENGIYOU KK
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  • Decoration Of Textiles (AREA)
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、乾燥時には見えないが水に濡れると鮮明な模
様等が顕出されるところの装飾性に優れた濡れると模様
の顕出する防水シートおよびこれを使用した傘に関する
ものである。
(従来の技術と問題点) 従来から、無地又は異色図柄を捺染した生地表面に樹脂
製の防水皮膜を形成した防水シートは知られているが、
防水シート自体に状態変化が生じても当初に付学された
装飾性に変化が無いため、画一的な装飾性しか期待する
ことができないものであった。
本発明は、十分な防水性を有し、防水シートの乾燥状態
と吸水状態において装飾性が顕著に変化するところの防
水シートとこれを使用した傘を提供することを目的とし
ている。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、木綿等の植物性繊維またはこれと混紡した繊
維で織成した織布からなる吸水性のある生地に、反応染
料で無地染めした後、繊維加工用の弗素系撥水撥油加工
剤を用いて、乾燥状態で可視不能な隠し模様をプリン[
・加工し、この吸水性生地の裏面に、二液型ポリウレタ
ン系接着剤層を介してポリウレタン樹脂からなる防水皮
膜をラミネート手段により貼り合され、濡れると模様が
顕出する防水シートを要旨としている。
そして、上記防水シートを傘に使用する場合には、吸水
性生地面を表面とし、ポリウレタン樹脂からなる防水皮
膜を熱面として使用するものである。
(実施例) 次に本発明の詳細な説明する。
第1図は防水シートの部分拡大断面図であって、吸水性
す地1として木綿繊維で織成した織布を使用したもので
ある。
この吸水性生地1は、反応染料で任意の色例えば、1色
あるいは橙色に無地染めされ、かつ繊維加工用の弗素系
撥水撥油加工剤例えば、アサヒカードAG−710(旭
硝子株式会社製)を用いて、乾燥状態で可視不能な所望
の隠し模様2がプリント加工されたものであり、隠し模
様2部分は撥水撥油性となるか他の部分は十分な吸水性
を有する状態となる。
この吸水性生地1の裏面には、ポリエステル型ポリウレ
タン樹脂の二液熟成型接着剤(セイコー化成社製 LI
D−200)からなるポリウレタン系接着剤層3を介し
て、ポリエステル型ポリウレタン樹脂の一液型表皮剤(
セイコー化成社製 01.−70)からなる厚み7〜1
0μのポリウレタン樹脂からなる防水皮膜4が接着され
ており、隠し模様2部分以外からの通水を遮断する防水
機能を具備し、非粘着性と耐加水分解性に優れた樹脂を
使用する。
第2図は−F記実施例に係る防水シートの部分平面図で
あって、Aに示すように乾燥状態においてはその表面は
無模様であるが、Bに示すように吸水状態においては隠
し模様2が濃淡によって鮮明に顕出される状態を示して
いる。
このような濃淡は無地染めの色が濃い程、鮮明に模様か
顕出される。
また第3図は、吸水性生地lに隠し模様だけでなく、通
常の可視模様5をスクリーン加工した場合の部分平面図
であり、Aに示すように乾燥状態においては、その表面
に可視模様5のみが現れているが、Bに示すように吸水
状態においては、隠し模様2が濃淡によって鮮明に顕出
されて、前記可視模様5との組み合せにより他の模様と
なる場合を示している。
第4図は上記のように構成された防水シートを使用した
傘の一部省略破断正面図、第5図は前記中の破断部分A
の拡大図を示しており、通常の傘生地手段により、放射
状の傘骨6に、吸水性生地1を表面としポリウレタン樹
脂からなる防水皮膜4を裏面として張着した構成となっ
ている。
このように張着することによって、反応染料で無地染め
された吸水性生地1面が雨で濡れると、弗素系撥水撥油
加工剤で隠し模様2がプリント加工されている部分では
水分を吸収しないが、他の部分では水分を吸収するよう
になるから、吸水部分と非吸水部分とが濃淡となり、隠
し模様2が鮮明に顕出されるとともに、吸水性生地!の
吸水部分を浸透した水分は裏面のポリウレタン樹脂から
なる防水皮膜4により遮断され、防水シートとしての機
能を発揮する。
次に上記防水シートの製造方法の−・例を説明すると以
下の通りである。
吸水性生地1は、まず木綿生地を反応染料で任意の有彩
色、例えば斤色に無地染めし、フィックス加工をするこ
となく仕、トげた後、アルギン酸ソーダ5%水溶液40
〜50部、水50〜40部に繊維加工用の弗素系撥水撥
油加工剤例えば、アサヒガードAG−710(旭硝子株
式会社製)10部を混合したペーストを用いて、乾燥状
態で可視不能な所望の隠し模様2がプリント加工され、
これを通常のプリント加工後の処理、即ち、乾燥、スチ
ーミング、水洗若しくば湯洗い、乾燥5ベーキング、仕
上げを行なうことにより製造する。
そしてこの吸水性生地1の裏面へのポリウレタン樹脂か
らなる防水皮膜4の形成はラミネート手段により行なう
即ち、離形紙の片面にポリウレタン樹脂を溶剤トルエン
で稀釈し粘度4000〜5000CPSに調整した合成
樹脂液をロールコータ−で塗布して約10μの均一した
フィルム状に形成し、これを90〜120℃の第1ドラ
イヤーを毎分20〜22℃程度の速度で通過させて乾燥
し、次に二液型ポリウレタン(セイコー化成社製ラック
スキンUD−200)  140部と架橋剤(セイコー
化成社製ラックスキンU−4000) 22部を混合し
て訂記フィルムトにロールコータ−で固形分15g/r
n’となるよう塗布し、90〜120℃の第2ドライヤ
ーを毎分20〜22℃程度の速度で通過させて乾燥して
ポリウレタン系接着剤層3を形成する。
航記の接着剤層3の塗布面に捺染した吸水性生地を重ね
110℃の加熱ロールによりプレス圧40 g / c
 m”で圧着し、これを40〜50℃の恒温室に48時
間放置し、両者を完全密着させる。
(発明の作用効果) 以−E説明した本発明に係る防水シートは、木綿等の植
物性ya維またはこれを混紡した繊維で織成した織布か
らなる吸水性生地であって、反応染料で無地染めした後
、繊維加工用の弗素系撥水撥油加工剤を用いて、乾燥状
態で可視不能な隠し模様をプリント加工してなる吸水性
生地の裏面に、弗素系接着剤を使用してポリウレタンフ
ィルムシートからなる防水皮膜をラミネート手段により
貼り合せとしたから、編地に比べて伸縮性がなくて隠し
模様が毀損されないとともに反応染料で無地染めされた
吸水性生地面が濡れると、極めて良好な吸水性を発揮し
、弗素系撥水撥油加工剤で隠し模様がプリント加工され
ている部分では水分を吸収しないが、他の部分では水分
を吸収するようになって、吸水部分と非吸水部分との濃
淡が鮮明となり、雅趣に富んだ隠し模様が顕出され、し
かも。
吸水性生地の吸水部分を浸透した水分は、裏面のポリウ
レタン合成樹脂からなる均一な厚みで耐久性を仔する防
水皮11Qにより完全に遮断されるようになり、」−分
な防lK性を発揮する効果かある。
また弗素系撥水撥油加工剤を用いて隠し模様をプリント
加工してなる吸水性生地の裏面に、弗素系接着剤を使用
してポリウレタンフィルムシートからなる防水皮膜をラ
ミネート手段により形成したから、吸水性生地に防水皮
膜をコーティング手段で形成した場合に生じる不都合即
ち、厚みの不均一や防水皮膜が吸水性生地の中に浸透す
ること等が原因して、乾燥状態においても隠し模様部分
がかすかなシミ状を呈するといった欠点を招来すること
がなく、乾燥状態では隠し模様が完全に隠わて外観でき
ないが一旦水に濡れると極めて鮮明な模様が浮き出すよ
うに顕出され、乾燥状態と吸水状態において装飾性が顕
著に変化するところの防水シートを提供することができ
る。
さらに、本発明の防水シートを使用した傘は、吸水性生
地を表面としポリウレタンフィルムシートからなる防水
皮膜を裏面として張着したから、反応染料で無地染めさ
れた吸水性生地面か雨で濡れると、吸水部分と非吸水部
分との濃淡からなる隠し模様が鮮明に浮き出して顕出さ
れるようになり、雅趣に富み装飾性に優れたものとする
ことができる。
また隠し模様と可視模様とを組み合わせてプリントする
ことにより、模様に変化性を与えることが出来、例えば
E1傘などにおいては通常のi=T視模様が表現されて
おり、これを雨傘として使用すれば、隠し模様と可視模
様とを組み合わされて別異の模様を表現することかでき
、−本の傘で日傘と雨傘の7二通りの模様を有する傘に
使用できる。
本発明に係る防水シートの用途は傘に限定されるもので
はなく、水に濡れる機会の多い物品例えば、レインコー
ト、テント、自動車・自転型カバー、鞄、水遊用玩具、
海水浴用の空気マット、浮輪等に使用してその装飾効果
と防水性を発揮させることができることはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は防水シートの部分拡大断面図、第2図は吸水時
における隠し模様の変化状態を示す部分平面図、第3図
は吸水性生地に隠し模様と可視模様を施した場合の吸水
時の変化状態を示す部分平面図、第4図は本発明に係る
防水シートを使用した傘の一部破断正面1゛4と該破断
部分Cの拡大図である。 1・・・・吸水性生地   2・・・・隠し模様3・・
・・ポリウレタン系接着剤層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、木綿等の植物性繊維又はこれと混紡した繊維で織成
    した織布からなる吸水性生地1を反応染料で無地染めし
    た後、繊維加工用の弗素系撥水撥油加工剤を用いて、乾
    燥状態で可視不能な隠し模様2をプリント加工し、この
    吸水性生地1の裏面に、ポリウレタン系接着剤層3を介
    してポリウレタン樹脂からなる防水皮膜4をラミネート
    手段により貼り合したことを特徴とする濡れると模様が
    顕出する防水シート。 2、可視模様5と隠し模様2を組み合せてプリント加工
    して模様を表現したことを特徴とする請求項1記載の濡
    れると模様が顕出する防水シート。 3、請求項1又は請求項2記載の濡れると模様の顕出す
    る防水シートの吸水性生地面を表面とし、ポリウレタン
    樹脂からなる防水皮膜4を裏面として使用した傘。
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