JPH02103432A - 振動形トランスデュサの製造方法 - Google Patents

振動形トランスデュサの製造方法

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JPH02103432A
JPH02103432A JP25684188A JP25684188A JPH02103432A JP H02103432 A JPH02103432 A JP H02103432A JP 25684188 A JP25684188 A JP 25684188A JP 25684188 A JP25684188 A JP 25684188A JP H02103432 A JPH02103432 A JP H02103432A
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原田 謹爾
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恭一 池田
Hideki Kuwayama
桑山 秀樹
Takashi Kobayashi
隆 小林
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
Sunao Nishikawa
直 西川
Takashi Yoshida
隆司 吉田
Hiroshi Suzuki
広志 鈴木
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
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    • G01L9/0001Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means
    • G01L9/0008Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means using vibrations
    • G01L9/0022Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means using vibrations of a piezoelectric element

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、シェルを有しシリコン単結晶の基板状に設け
られシリコン単結晶材よりなる振動梁を有する振動形ト
ランスデュサの製造方法に関するものである。
更に詳述すれば、本発明は、転位が少なく、初期張力が
大で感度が高い等の機械的、電気的特性が良好な振動形
トランスデュサの製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉 第4図は従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図で、圧力センサに使用せる例を示し、第5図は第4
図におけるX−X断面図、第6図は一部を省略した平面
図である。
このような装置は、例えば、特願昭59−42632号
公報に示されている。
これらの図において、 1は弾性を有する半導体で構成された基板で、例えば、
シリコン基板が用いられている。
2はこの半導体基板1の一部を利用して構成されている
受圧ダイアフラムで、例えば、半導体基板1をエツチン
グして構成される。
3および4は受圧ダイアフラム2上に形成された両端固
定の微小な振動梁である。
振動梁3は受圧ダイアフラム2のほぼ中央部に、振動梁
4は受圧ダイアフラム2の周縁部にそれぞれ位置してい
る。
この振動梁3.4は、例えば半導体基板1において、振
動梁に相当する箇所の周辺部を、例えばアンダエッチン
グして形成されている。
5はシェルで、受圧ダイアフラム2上に形成された振動
梁3の周囲を覆い、この内部25(振動梁3の周囲)を
真空状態に保持するようにしたものである。
シェル5は、この場合は、シリコンで構成され、受圧ダ
イアフラム2に、例えば陽極接合法によって取付けられ
る。シェル5は振動梁4にも設けられているが、ここで
は省略する。
なお、シェル5は、第4図においては、分りやすくする
ために省略されている。
第7図は第5図における振動梁付近を拡大して示す断面
図である。ここでは、受圧ダイアフラム2としてn形シ
リコン基板を用いた例である。この図において、21a
、21bは21層で、21a、21bとは切込み部20
によって電気的に分離している。
22はn形エピタキシアル層、23はP重層、24はS
 i 02層である。エピタキシアル層22の一部は、
例えば、アンダーエツチングによって隙間部25が形成
されており、振動梁3(4)は隙間部25上を跨がる両
端固定のP層と5102層とによって構成されている。
第7図において振動梁3(4)を構成する2層23と、
隙間部25を介して対向する2層21a。
21bは、静電容量電極を構成しており、ここでは振動
片3(4)を、P重層21aとP”M23との間に働く
静電力を利用して励振させ、また、P重層21bとP重
層23との間の静電容量変化によって、振動梁3(4)
の振動を検出するようになっている。
O20は発振回路で、この回路は外部、あるいは、半導
体基板1を利用して構成されており、入力端はP重層2
1bが接続され、振動梁3(4)の振動に関連した信号
が印加される。また、出力端はP重層21aが接続され
、P重層21aとP+十層3間に出力信号を与える。こ
れによって、発振回路O8Cと振動梁3(4)とは振動
梁の固有振動数で発振する自動発振回路を構成する。
このように構成した圧力センサにおいて、受圧ダイアフ
ッラム2に、第5図の矢印Pに示すように、内側から圧
力を与えるものとすれば、この圧力を受けて受圧ダイア
フラム2は撓み、中央に形成されている振動梁3には引
張力が、ダイアフラム2の周縁部に形成されている振動
梁4には圧縮力がそれぞれ加わる。これにより各振動梁
3,4の固有振動数ft 、f2は、圧力Pに対して差
動的に変化する事となり、例えば、f、−f2の差を演
算することによって、圧力Pを測定することができる。
しかして、シェル5により振動梁3,4が真空中に置か
れる為、振動梁3.4のQを高くすることができる。
しかしながら、この様な装置においては、受圧ダイアフ
ラム2にシェル5を取付けねばならないので、陽極接合
法等の接合技術が必要となり、接合時に振動梁に悪影響
を及ぼす恐れがある。また、接合強度等問題となり、小
形化にも限度を有する。
このような問題点を解決するために、本願出願人は昭和
62年6月26日出願の特願昭62−159073 r
発明の名称;振動形トランスデュサの製造方法」を出願
している。
以下、この出願について、第8図により説明する。
図において、第4図から第7図までと同一記号は同一機
能を示す。
以下、第4図から第7図までと相違部分のみ説明する。
(1)第8図(A)に示すごとく、n型シリコン(10
0)面にカットされた基板1に、シリコン酸化物あるい
はシリコン窒化物の膜101を形成する。119101
の所要の箇所をホトリソグラフィにより除去する。
(2)第8図(B)に示すごとく、1050℃の水素(
H2)雰囲気中で、塩酸でエツチングを行い、基板1に
所要箇所102をエツチングして膜101をアンダーカ
ットして凹部103を形成する。
なお、塩酸の代りに、高温水蒸気、酸素を用いるか、あ
るいは、40℃〜130℃のアルカリ液による異方性エ
ツチングでもよい。
(3)第8図(C)に示すごとく、1050℃の水素(
H2)雰囲気中で、ソースガスにMCIガスを混入して
、選択エピタキシャル成長法を行う。
すなわち、 ■ボロンの濃度10”cm″2のP形シリコンにより、
隙間部25の下半分に相当する第1エピタキシャル層1
04を選択エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度10”cm″3のP形シリコンにより、
第1エピタキシャル層104の表面に、所要の箇所10
2を塞ぐように、振動梁3,4に相当する第2エピタキ
シヤルftl 105を選択エピタキシャル成長させる
■ボロンの濃度10”cm’のP形シリコンにより、第
2エピタキシャル層105の表面に、隙間部25の上半
分に相当する第3エピタキシャル層106を選択エピタ
キシャル成長させる。
■リンの濃度1017cm−2のn形シリコンにより、
第3エピタキシャル層106の表面に、シェル5に相当
する第4エピタキシャル層107を選択エピタキシャル
成長させる。
(4)第8図CD)に示すごとく、シリコン酸化物、あ
るいは、シリコン窒化物の119101をフッ化水素酸
(HF)でエツチングして除去し、エツチング液の注入
口108を設ける。
(5)第8図(E)に示すごとく、第2エピタキシャル
M105に対して、基板1と第4エピタキシャル層10
7に正のパルスを印加して、エツチング液の注入口10
8よりアルカリ液を注入して、第1エピタキシャル層1
04と第3エピタキシャル層106を、選択エツチング
して除去する。
第2エピタキシャル層105と第1エピタキシャル層1
04あるいは第3エピタキシャル層1゜6との間にエツ
チング作用の差があるのは、ボロンの濃度が3X101
gcm−”以上となるとエツチング作用に抑制現象が生
ずることによる。
このことは、例えば、[トランスデュサーズー87」日
本電気学会発行の123ベージ Fig8に示されてい
る。
(6)熱酸化処理を行い各表面に酸化シリコン膜109
を生ぜしめる。
なお、寸法精度がより緩かな場合には、この工程は必要
としない。
(7)第8図(F)に示すごとく、プラズマエツチング
処理により、基板1と第4エピタキシャル層107の外
表面の酸化シリコン膜109を除去する。なお、(7)
の熱酸化処理を行なわない場合には、この工程も必要と
しない。
(8)第8図(G)4:示す如く、1050”C(7)
水素(H2)中で、n形シリコンのエピタキシャル成長
を行い、基板1と第4エピタキシャル層107の外表面
にエピタキシャル成長層111を形成し、エツチング液
の注入口108をとじる。
なお、この工程は、 ■熱酸化によりエツチング液の注入口108をとじる。
■ポリシリコンをCVD法またはスパッタ法によりエツ
チング液の注入口108の箇所に着膜させて、エツチン
グ液の注入口108をとじる。
■真空蒸着法によるシリコンエピタキシャル法によりエ
ツチング液の注入口108を埋める。
■絶縁物、例えば、ガラス(Si02)、窒化物、アル
ミナ等をCVD法、または、スパッタ法あるいは、蒸着
法によりエツチング液の注入口108を埋めるようにし
てもよい。
この結果、 (1)基板1と振動梁3,4とシェル5とが一体形で形
成されるので、基板1とシェル5との接合を必要とせず
、接合に基づく不安定さの問題が無くなる。
(2)単純な構造で、外部の流体と振動梁3.4を絶縁
でき、小形化が容易に出来る。
(3)振動梁3,4やシェル5の位置、厚さ、形状は、
半導体プロセス技術を利用して容易に正確に出来る。し
たがって、精度の高い振動形トランスデュサが得られる
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この様な装置においては、第2エピタキ
シャル層105のエピタキシャル成長時において、酸化
シリコン等からなる膜101のエツジ部分を結晶が成長
して通過するときに転位が発生しゃすい。
この結果、 ■不純物濃度差による張力が緩和する。
■結晶性が悪くなるので、リーク電流が多くなる。
■結晶性が悪いので、破断応力が低い。
本発明は、この問題点を解決するものである。
本発明の目的は、転位が少なく、初期張力が大で感度が
高い等の機械的、電気的特性が良好な振動形トランスデ
ュサの製造方法を提供するにある。
く課題を解決するための手段〉 この目的を達成するために、本発明は、n形シリコン単
結晶の基板上に設けられ、励振手段により励振され励振
検出手段によって振動が検出されシリコン単結晶材より
なる振動梁を形成し、該振動梁を囲み前記基板と室を構
成し該振動梁の周囲に隙間が維持されるようにシリコン
材よりなるシェルを形成する振動形トランスデュサの製
造方法において、 前記シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物あるいは
窒化物の膜を形成し、 該膜の所要箇所をエツチングにより取去り、前記基板に
前記振動梁が形成される位置の部分にエツチングされに
くい高濃度のP形シリコンからなる第1拡散層を熱拡散
により形成し、前記膜の所用箇所の周囲の該膜をエツチ
ングにより取去り、 前記室のシェル側部分および前記シェルが形成される位
置の部分にn形シリコンよりなるエピタキシャル層を形
成し、 第1拡散層の熱拡散により前記基板の前記室の基板側部
分が形成される位置の部分にエツチングされやすい高濃
度のP形シリコンの第2拡散層を前記第1エピタキシャ
ル層の前記室のシェル側部分が形成される位置の部分に
エツチングされやすい高濃度のP形シリコンの第3拡散
層を形成し前記膜をエツチングにより除去しエツチング
注入口を形成し、 該注入口よりエツチング流体を注入し前記第20第3拡
散層を選択エツチングにより除去し、前記エピタキシャ
ル層を覆うとともに前記注入口を塞ぐようにして選択エ
ピタキシャル成長により前記シェルを形成したことを特
徴とする振動形トランスデュサの製造方法を採用したも
のである。
く作用〉 以上の方法において、基板に振動梁と隙間対応部分とシ
ェル相当部分とを基板と一体となるように形成した後、
隙間対応部分をエツチングで除去することによって、基
板と振動梁とシェル一体形の振動形トランスデュサを得
ることができる。
また、基板に振動梁が形成される位置の部分に3 X 
10 ’ ” / c m 2程度以上のP形シリコン
からなる第1拡散層を熱拡散により形成したので、第1
拡散層に転位を生ずる恐れがない。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
〈実施例〉 第1図は本発明の一実施例の要部製作工程説明図である
図において、第4図から第7図と同一記号の構成は同一
機能を表わす。
以下、第4図から第7図と相違部分のみ説明する。
図において、 (1)第1図(A)に示すごとく、n型シリコン(80
)面の基板1に、シリコン酸化物あるいはシリコン窒化
物の膜201を形成する。膜201の所要の箇所202
をホトリソグラフィにより除去する。
(2)第1図(B)に示すごとく、基板1に振動梁3,
4が形成される位置の部分に3x8”/c m 3程度
以上のP形シリコンからなる第2拡散層203を熱拡散
により形成する。
(3)第1図(C)に示すごとく、箇所202の周囲の
膜201を除去して広げる。
(4)第1図(D)に示すごとく、850℃の水素(H
2)雰囲気中でソースガスに塩化水素(HCl)ガスを
混入して、リンの濃度8I7cm−2のn形シリコンに
より、隙間部25の上半分とシェル5に相当するエピタ
キシャル層204を選択エピタキシャル成長させる。
(5)第1図(E)に示すごとく、熱処理を行い第1拡
散層203の熱拡散により、基板1に第2拡散層205
、エピタキシャル層204に第3拡散N206を形成す
る。
(6)第1図(F)に示すごとく、シリコン酸化物、あ
るいは、シリコン窒化物の膜201をフッ化水素酸(H
F)でエツチングして除去し、エツチング液の注入口2
07を設ける。
(7)第1図<a>に示すごとく、第1拡散l付203
に対して基板lとエピタキシャル層204とに、正のパ
ルスを印加して、エツチング液の注入口207よりアル
カリ液を注入して、第2拡散層205と第3拡散層20
6を選択エツチングして除去する。
第1拡散層203と第2拡散層205あるいは第3拡散
屑206との間にエツチング作用の差があるのは、ボロ
ンの濃度が3X8”am’以上となるとエツチング作用
に抑制現象が生ずることによる。
(8)第1図(H)に示すごとく、熱酸化処理を行い各
表面に酸化シリコン膜208を生ぜしめる。
なお、寸法精度がより緩かな場合には、この工程は必要
としない。
プラズマエツチング処理により、基板1とエピタキシャ
ル層204の外表面の、酸化シリコン膜208を除去す
る。
なお、(8)の熱酸化処理を行なわない場合には、この
工程も必要としない。
(9)第1図(1)に示すごとく、850℃の水素(H
2)中でn形シリコンのエピタキシャル成長を行い、基
板1とエピタキシャル層204の外表面に、エピタキシ
ャル成長層209を形成し、エツチング液の注入口20
7をとじる。
なお、振動梁3.4とシェル5との絶縁が取れないため
に、振動検出信号eは、第2図に示すごとく、 e= (Zs−eo )/ (Zv 十Zs )Zs 
、シェル5の内部インピーダンスeo:振動梁3,4の
起電力 Zv;振動梁3.4の内部インピーダンスとなって、減
少するが、振動梁3,4のQ(共振の尖鋭度)が充分大
きいなめ、実用上問題にならない。
以上の方法において、基板1に振動梁3,4と隙間25
対応部分とシェル5相当部分とを基板1と一体となるよ
うに形成した後、隙間25対応部分をエツチングで除去
することによって、基板1と振動梁3.4とシェル5一
体形の振動形トランスデュサを得ることができる。
また、基板1に振動梁3,4が形成される位置の部分に
3X8”/cm’程度以上のP形シリコンからなる第1
拡散層203を熱拡散により形成したので、第1拡散層
203に生ずる転位が少ない。
この結果、 ■不純物濃度差による振動梁3,4の残留歪み(張力)
を大きく保てる。
■結晶性が良くなるので、振動梁3,4のリーク電流が
少なくなる。
■結晶性が良いので、振動梁3,4の破断応力が高い。
第3図は本発明の装置により製造した振動梁の使用例の
要部構成説明図である。
し1において、3は振動梁である。振動梁3は両端がダ
イアフラム2に固定され互いに平行に配置された二個の
第1振動子31と第一振動子31の振動の腹の部分を相
互に機械的に結合する第二振動子32とを備える。
40は振動梁3に直交する直流磁界を磁石13により加
え一方の第一振動子31の両端に交流電流を入カドラン
ス41により流して磁気誘導作用により振動梁3を磁界
と電流に直交する方向に励振する励振手段である。
入カドランス41は、二次側が一方の第一振動子31の
両端に接続されている。
50は他方の第一振動子31の両端に発生する起電力を
検出する振動検出手段である。
この場合は、出カドランス51、増幅器52が用いられ
ている。
出カドランス51の一次側は、他方の第一振動子31の
両端に接続され、二次側は増幅器52を介して出力端子
53に接続されるとともに、分岐して入カドランス41
の一次側に接続され、全体として、正帰還自動発振回路
を構成する。
振動梁3の振動は、振動検出手段50により検出され出
力信号として取出される。
なお、前述の実施例においては、圧力センサに適用せる
例を説明したが、これに限ることはなく、例えば、温度
センサ、加速度センサに適用しても良いことは勿論であ
る。
また、前述の製造方法は、両端固定の振動梁3゜4のみ
でなく、片持梁、あるいは複数固定梁であっても適用出
来る。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明は、n形シリコン単結晶の
基板上に設けられ、励振手段により励振され励振検出手
段によって振動が検出されシリコン単結晶材よりなる振
動梁を形成し、該振動梁を囲み前記基板と室を構成し該
振動梁の周囲に隙間が維持されるようにシリコン材より
なるシェルを形成する振動形トランスデュサの製造方法
において、 前記シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物あるいは
窒化物の膜を形成し、 該膜の所要箇所をエツチングにより取去り、前記基板に
前記振動梁が形成される位置の部分にエツチングされに
くい高濃度のP形シリコンからなる第1拡散層を熱拡散
により形成し、前記膜の所用箇所の周囲の該膜をエツチ
ングにより取去り、 前記室のシェル側部分および前記シェルが形成される位
置の部分にn形シリコンよりなるエピタキシャル層を形
成し、 第1拡散層の熱拡散により前記基板の前記室の基板側部
分が形成される位置の部分にエツチングされやすい高濃
度のP形シリコンの第2拡散層を前記第1エピタキシャ
ル層の前記室のシェル側部分が形成される位置の部分に
エツチングされやすい高濃度のP形シリコンの第3拡散
層を形成し前記膜をエツチングにより除去しエツチング
注入口を形成し、 該注入口よりエツチング流体を注入し前記第20第3拡
散層を選択エツチングにより除去し、前記エピタキシャ
ル層を覆うとともに前記注入口を塞ぐようにして選択エ
ピタキシャル成長により前記シェルを形成したことを特
徴とする振動形トランスデュサの製造方法を採用した。
この結果、 ■不純物濃度差による振動梁の残留歪み(張力)を大き
く保てる。
■結晶性が良くなるので、振動梁のリーク電流が少なく
なる。
■結晶性が良いので、振動梁の破断応力が高い。
従って、本発明によれば、転位が少なく、初期張力が大
で感度が高い等の機械的、電気的特性が良好な振動形ト
ランスデュサの製造方法を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の工程説明図、第2図は動作
説明図、第3図は使用説明図、第4図から第7図は従来
より一般に使用されている従来例の構成説明図、第8図
は特願昭62−159073号「発明の名称:振動形ト
ランスデュサの製造方法」の製作工程説明図である。 1・・・基板、13・・・磁石、2・・・受圧ダイアフ
ラム、3.4・・・振動梁、20・・・切込み部、21
a、21b、23・・・21層、22・・・n形エピタ
キシャル層、24・・・5102.25・・・隙間部、
31・・・第一振動子、32・・・第二振動子、40・
・・励振手段、41・・・入カドランス、42・・・入
力端子、50・・・振動検出手段、51・・・出カドラ
ンス、52・・・増幅器、53・・・出力端子、201
・・・膜、202・・・箇所、203・・・第1拡散層
、204・・・エピタキシャル層、205・・・第2拡
散層、206・・・第3拡散層、207・・・エツチン
グ液の注入口、208・・・酸化シリコン膜、209・
・・エピタキシャル層。 第 図 第1図 第 図 0SC 第 図 第 牛 図 エタイテ 18抜 第 図 2フラム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 n形シリコン単結晶の基板上に設けられ、励振手段によ
    り励振され励振検出手段によって振動が検出されシリコ
    ン単結晶材よりなる振動梁を形成し、該振動梁を囲み前
    記基板と室を構成し該振動梁の周囲に隙間が維持される
    ようにシリコン材よりなるシェルを形成する振動形トラ
    ンスデュサの製造方法において、 前記シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物あるいは
    窒化物の膜を形成し、 該膜の所要箇所をエッチングにより取去り、前記基板に
    前記振動梁が形成される位置の部分にエッチングされに
    くい高濃度のP形シリコンからなる第1拡散層を熱拡散
    により形成し、 前記膜の所用箇所の周囲の該膜をエッチングにより取去
    り、 前記室のシェル側部分および前記シェルが形成される位
    置の部分にn形シリコンよりなるエピタキシャル層を形
    成し、 第1拡散層の熱拡散により前記基板の前記室の基板側部
    分が形成される位置の部分にエッチングされやすい高濃
    度のP形シリコンの第2拡散層を前記第1エピタキシャ
    ル層の前記室のシェル側部分が形成される位置の部分に
    エッチングされやすい高濃度のP形シリコンの第3拡散
    層を形成し前記膜をエッチングにより除去しエッチング
    注入口を形成し、 該注入口よりエッチング流体を注入し前記第20第3拡
    散層を選択エッチングにより除去し、前記エピタキシャ
    ル層を覆うとともに前記、注入口を塞ぐようにして選択
    エピタキシャル成長により前記シェルを形成したことを
    特徴とする振動形トランスデュサの製造方法。
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