JPH02103290A - 天然油脂の液状または流動性誘導体の製造方法およびその利用 - Google Patents

天然油脂の液状または流動性誘導体の製造方法およびその利用

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JPH02103290A
JPH02103290A JP1201134A JP20113489A JPH02103290A JP H02103290 A JPH02103290 A JP H02103290A JP 1201134 A JP1201134 A JP 1201134A JP 20113489 A JP20113489 A JP 20113489A JP H02103290 A JPH02103290 A JP H02103290A
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fatty
fat
fatty acid
mixture
oxaalkylation
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JP1201134A
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Helmut Brehm
ヘルムート・ブレーム
Helmut Klimmek
ヘルムート・クリムメク
Leonhard Strijbos
レオナルト・ストリイボス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stockhausen GmbH and Co KG
Original Assignee
Chemische Fabrik Stockhausen GmbH
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C9/00Impregnating leather for preserving, waterproofing, making resistant to heat or similar purposes
    • C14C9/02Impregnating leather for preserving, waterproofing, making resistant to heat or similar purposes using fatty or oily materials, e.g. fat liquoring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/02Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11CFATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
    • C11C3/00Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は夫々液状または流動性である天然脂肪および天
然油の誘導体の製造方法に関し、また例えば***特許出
願P3B 17657号に記載されているように皮革の
塗油や、皮革を滑らかにしたりするための利用に関する
植物および動物由来の天然脂肪や天然油は、人間の食物
として主に用いられている。しかしながら、より大量の
これらの物質はほとんどの工業分野おいて再生可能な原
料として用いられている。
これに関しては、これらの脂肪および油の技術的適用は
、組成や分子構造によって主に決定される脂肪や油の特
性に特に依存する。主に、天然脂肪や天然油は、トリグ
リセリド(中性脂肪)と、少量のリン脂質、モノグリセ
リド、ジグリセリド、および遊離脂肪酸とからなってい
る。このグループの物質の特性は、(このことは、特に
中性脂肪に適用されるが)、グリセロール分子と結合し
ている脂肪酸のタイプ、すなわち鎖長(短鎖、中鎖、お
よび長鎖)によって規定され、また飽和度および立体配
座(飽和、モノ不飽和、またはポリ不飽和、シス−トラ
ンス−立体配座)によって規定され、およびグリセロー
ル分子当たりの配置および量によって規定される。
上記のことを全て考慮すると、これはもし、分子を変化
させることができないか、あるいは変化させなければ(
そのような、変化がコストの理由により制限されるか、
または所望の変性が通常の化学方法によっては実際上で
きないかのいずれかの理由により)、最終分析において
、天然油脂の成分の特定の構造は、これら物質の技術的
適用を、かなりの程度に決定しおよび非常にしばしば限
することを意味する。
現在まで用いられている技術に基づくと、天然脂肪およ
び天然油は、それぞれ固相および液相において、特別な
精製工程または分離工程を行わなければならず、さもな
いと固化する。結局、所望の脂肪化学物質は、脂肪の分
解または天然油脂の反応生成物、すなわち、種々の誘導
体のために有用であるので重要である脂肪酸、グリセロ
ール、脂肪酸メチルエステル(実際の基本的オレオ化学
原料)、脂肪アルコール、および脂肪アミンから生じる
天然脂肪および天然油の分子構造はその起源により決定
され、脂肪および油は実質的にはそれ自体利用できない
脂肪化学物質であるため、工業的プロセスによって特別
に作られた脂肪および浦を製造する必要がある。これに
要求されるプロセスは、エネルギーの大量消費と高い投
資コストを特徴とする。加えて、これらは、しばしば低
レベルの特異性である(すなわち、これらは脂肪酸の異
性化を引き起こす危険があり、純粋で均一な物質ではな
く混合物質を与えてしまう)。
皮革助剤製造工業からの例を用いると、この技術的適用
は特別な要求を考慮した脂肪リカーとグリースとの特別
な組成物についてのみ可能であることが明らかであろう
脂肪の技術的加工性に関して、脂肪が流動形態にあるこ
とは重要なことである。皮革用の脂肪リカーおよびグリ
ースの製造において利用するのに望ましい動物性脂肪は
固体である。これに有用性を付与するためには、動物性
脂肪は液化されていなければならない。これは分留によ
ってなし得る。
しかし、このプロセスは困難であり、大量のエネルギー
を消費するので比較的コスト高である。
また、大量に入手できる最も安価で可能な脂肪代替物の
検索において、これらの工業的適合性は、多くの場合、
脂肪は固体であるということと、これらは適切なプロセ
スにおいて液化されなければならないということにより
、小さくなっている。
高い粘度を有する脂肪および浦は、処理された皮革上に
グリース汚れの危険があるため、皮革の表面の塗油(r
at−11quoring )のみに使用される。
高品質の皮革は、低粘度脂肪で塗油しなければならない
。このように、特別な粘度の調製が要求される。
脂肪リカー用脂肪の次の処理のために、しばしば脂肪酸
分子内に二重結合が要求される(例えば、スルホン化を
行なうために必要である)。今日まで、この種の原料は
、比較的高価な天然油においてのみ有用であった。
一方、ポリ不飽和、すなわち対応的に低粘度の油は皮革
の塗油に使用するには望ましくない。なぜならば、不飽
和二重結合の含量が高いため、樹脂化する危険がある。
上記の技術的理由のため、マツコラ鯨油(液体物質)は
、皮革加工工業において何十年ものあいだ原14として
選択されていた。マツコラ鯨油は皮革を非常に良くしな
やかに仕上げ、高品質皮革の製造において長年用いられ
ている。さらに、質の低い皮革の特性をマツコラ鯨油で
処理することにより改善できるので、質に関して高い要
求を満たすこともできる。
マツコラ鯨油源のマツコラ鯨を保護する努力の結果、ヨ
ーロッパでは種の絶滅を回避するためにマツコラ鯨油の
使用は禁止された。ラード油(ラードの液相)と同様に
、合成的に製造されたトリオレインが、特に皮革工業に
おいて、マツコラ鯨油の代替物として使用されている。
通常、塗油は、脂肪リカーを用いた油/水エマルション
中で行われる。
脂肪リカーは、天然油フラクションと乳化性フラクショ
ンとからなる自己乳化性物質である。電荷により、これ
らは陰イオン性、陽イオン性、両性、および非イオン性
の脂肪リカーである。しばしば、合成脂肪リカーと天然
脂肪りカーとにも分けられているが、両者の区別は増々
明確でなくなってきている。この乳化性フラクションは
天然油においての大部分、部分的硫酸化によって製造さ
れるか、または別成分としてこれらに加えられている。
従来、このような物質の製造は、常温で液体である油お
よび脂肪を、硫酸、オレウム、またはs。
、と反応させることにより行われている。特に、SO3
が用いられた場合、しばしば暗色の物質が得られる。S
O3−空気の混合物で硫酸化すると純粋で低塩の物質が
得られる。
常温で液体である油脂のSol硫酸化において生じる困
難の一つに、反応中、粘度がかなり高くなるということ
がある。反応速度が小さくなる。これに応じて、反応時
間が長くなる。このため、変色や炭化がそれぞれ起こる
液状薄層における流速がかなり低下するので、流下フィ
ルム形反応器における803硫酸化は粘度増加によって
極度に妨げられる。
スルホン化および亜硫酸化天然油脂は、α−スルホ脂肪
酸およびヒドロキシスルホネートを含有している。長鎖
脂肪アルコールスルホネート、リン酸エステル、クエン
酸エステル、およびアルキル琥珀酸エステルばかりでな
く、アルカン−α−オレフィン−ジアルキルベンゼン−
1およびクロロパラフィンスルホネートが合成脂肪りカ
ー中に見られる。
脂肪リカーの乳化性であり大部分が極性であるフラクシ
ョンは、その大部分は主にイオン結合の形態で皮革と結
合するか、または不抽出性および無移行性の安定な金属
複合体の形成によって結合する。
乳化フラクションの結合は、極性基を介してファンデル
ワールス力によって生じる。皮革中に分配する要因とし
て、乳化性フラクションは、それらが皮革内におけるそ
の分配を支配し、がくして分子間力による定着効果を示
す限りは、乳化されたフラクションの結合に影響を及は
す。
皮革製造において、塗油は品質を決定するプロセスであ
る。特に、これは皮革の非常にソフトなタイプに適用で
きる。以下に示した皮革の特性は、塗油によってかなり
影響を受ける。
1、柔軟性 2、機械的特性 例えば、引裂強度、引裂抵抗、伸び率
、および銀面弾性 (grain elastlclty)など3、質感(
f’ul 1ness) 、銀面のち密性、風合い4、
後続の仕上げプロセスのための皮革面の特性 主に、柔軟性は乾燥プロセスにおけるファイバー束とフ
ィブリルの分離に基づくことが知られている。したがっ
て、乾燥中に粘着を起こさないようにファイバーおよび
フィブリルの表面を変化させる脂肪リカーの能力は、脂
肪リカーの柔軟化特性のために不可欠な条件である。こ
の特性は脂肪リカーの乳化するフラクションによって、
かなり影響を受ける。脂肪リカーの乳化フラクションの
潤滑効果は、例えば引張強さ、伸び率、および銀面弾性
などの弾性特性に関して、決定的な役割を果たしている
。潤滑剤でコートされたファイバーは滑る能力をかなり
有しており、同時に内部摩擦が減少する。
乳化されたフラクションの拡がる注目された能力は、そ
れらの潤滑効果(lubricating effec
t)に対して決定的な作用を有すると仮定される。これ
を明確にするために、表面上に拡がる能力によって、完
全に単分子層で表面を覆うために必要な物質量が理解さ
れるという事実が参照される。各々の場合において、拡
がり能力が大きくなるほど、必要な物質量は少なくなる
。不幸なことに、今日まで、塗油作用に対する脂肪りカ
ーの乳化されたフラクションの様々な拡がり能力の作用
に関する試験データが不足していた。この理由の一つは
、関係する71pj定技術がコスト高であり、複雑であ
るということである。さらに、脂肪りカーの乳化してい
るフラクションが、乳化されたフラクションの拡がり能
力に対して決定的な作用を有するという事実もある。
分留者は、脂肪リカーの量やタイプが皮革の質感、銀面
緊張、および風合いに影響を及はすという事実を知って
いる。充填効果(N!llng ef’f’ect)に
関する限り、この評価はほとんど主観的な観察に基づい
ている。しかし、特殊な場合、質感は皮革厚の増加を測
定することによって客観的に決定できる。
脂肪リカーの充填効果は、特に最大の厚さが約1.2m
+s(牛皮の場合)の場合、明白である。物質の、適切
な選択および場合によって、増加した使用により、再な
めし剤(retannlng agent )の通常の
必要量を減少するか、または再なめしを不用とすること
が可能である。
厚さが1.2mmより厚い柔軟皮革タイプの場合、銀面
の良好なち密性を達成するのは大抵困難である。「ゆる
い銀面(ioose graln ) Jの主な理由は
、変化しやすい銀面層の組織構造、すなわちある一方が
乳頭状層であり、他方が網目状層であるからである。
しかしながら、しばしば、「ゆるい銀面」は脂肪リカー
の誤った選択または不適切な塗油法によって生じる。皮
革において、品質を低下させるこの欠点を避けるため、
皮革の断面に脂肪が分配するようにしなければならない
。この脂肪分配は、機械的特性、特に銀面層および網目
状層の柔軟性が、この2層間の臨界の境界域において、
おおよそ均一になることを確保する。
最後に、皮革の「風合い」もまた、用いた脂肪リカーま
たはグリースのタイプ、量、および性質に依存する。こ
れは客観的には測定できず、また端的に定義することは
難しい。銀面の柔軟性およびち密性は、この語句により
当業者が理解するもののうち、一部分のみである。例え
ば、「丸味のある風合い(round hand l 
e) Jや「堅い風合い(tight handle)
 Jなどのことであり、スペシャリストのみが皮革の感
じを正しく評価できる。
次に続く仕上げ処理のための皮革表面の物理的特性は、
用いる脂肪りカーの構造により決定的に影響される。こ
のことは、とりわけ、現在の仕上げ処理方法のために非
常に重要な、皮革表面の吸収性に当てはまる。従来の脂
肪りカーおよびグリースは、乳化するフラクションと乳
化性フラクションからなることは、すでに説明した。次
工程のための皮革表面の挙動に影響を及ぼすのは、乳化
成分である。これらは皮革の親水性または疎水性を決定
する。さらに、これらのイオン的挙動は表面上に存在す
る電荷に影響を及ぼす。
本発明は、出発物質として例えば動物性脂肪および獣脂
(tal low)肪酸メチルエステルなど大量に入手
でき安価である固体または固体フラクションを含有する
脂肪原料を用いることによって、潤滑効果と同時に乳化
効果に加えて、高い拡がり性(延展性: 5pread
ablljty)を示し、それ故、皮革用脂肪リカーと
して特に適切である脂肪酸誘導体をエネルギー効率よく
製造することである。
出発物質と比べ本発明の独立請求項に係わる物質は、曇
点の低下と粘度の低下を示す。オキサアルキル化、およ
び任意のエポキシ化の生成物は、SO3−空気混合物に
よる硫酸化工程中、より高い流速および改善された反応
制御のような操作の利点をもたらし、この結果、改善さ
れた色質と一定の硫酸化度とを有する均質な物質となる
オキサアルキル化それ自体は、知られている。
反応性水素原子、すなわちアルキレンオキシドと反応で
きる水素原子を実際上もたないトリグリセリドのオキサ
アルキル化機構は、Ten5ide 3  (1966
年、第2巻、37頁)に記載されている。DE−AS1
270542には、洗剤、消泡剤、乳化剤などを得るよ
うに脂肪の表面活性性を改質する目的で、室温で固体お
よび液体である脂肪とアルキレンオキシドとの反応が記
載されている。
驚<へきことに、亜硫酸化またはスルホン化した後、本
発明に用いた出発物質のオキサアルキル化生成物の潤滑
特性は、それぞれ維持されているだけでなく、例えば実
施例22および第1表で示した通り、高い耐光堅牢性や
低い熱黄変性など、これらの物質特性における改善点が
、皮革補助剤としての利用に関して達成される。
得られた物質は、例えば牛足油(neatsroot 
oi)やラード油のような、室温で液体である高品質な
脂肪に基づいた物質の塗油特性と少なくとも同じ塗油特
性を示す。
本発明に係わる硫酸化工程の前に、アルコキシル化する
ことによって、完全に均質でありるエマルションを高収
率で与え、且つ乳化剤を添加した従来の脂肪リカーより
も優れている脂肪リカーが提供される。ここで、硫酸化
という表現は、濃硫酸での処理、あるいは酸化性亜硫酸
化によって、脂肪分子内に導入されるスルフェート基お
よびスルホン酸基の導入に用いられる一般的な用語であ
ると理解されるべきである。
基本的に、本発明に用いることができる出発物質として
使用できる脂肪の中でもとりわけ、すべてのトリグリセ
リドおよびその遊離脂肪酸、モノ−およびジグリセリド
との混合物を挙げることができる。それぞれ室温で固体
でありラード油の分点よりも高い分点を有する脂肪また
は油の転換は、特に重要である。
利用し得る脂肪は、部分的に分解され得るので、モノグ
リセリド、およびジグリセリドに加えて、遊離脂肪酸も
存在する。遊離脂肪酸の添加を含むオキサアルキル化実
験によって示されている通り、脂肪の酸価は重要でない
脂肪Hエステルとして、鎖長がC8〜C24ノ天然また
は合成脂肪酸に基づく物質を用いることができる。鎖長
がC1〜C9の脂肪族モノアルコール類は、脂肪酸エス
テルのアルコール成分として作用する。エステルは室温
において固体または液体であり得る。室温で液体である
脂肪酸エステルは、低粘度となる。鎖長が01□〜C2
oである脂肪酸成分と、アルコール成分としてメタノー
ル、エタノール、イソプロパツール、および/またはイ
ソブタノールを有する脂肪酸エステルが好ましい。
オキサアルキル化は、天然脂肪中に存在するか、または
水性触媒溶液によって導入される少量の水の存在下に生
じ得る。以下のエポキシ・ドを、例示することができる
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキ
シド、2−メチル−2−ブテンオキシド、3゜3−ジメ
チル−1−ブテンオキシド、06〜C24のエポキシド
、スチレンオキシド、1.2−エポキシブタジェン、1
.2−エポキシシクロヘキセン、グリシドエステル、お
よびグリシドエーテル。複数のエポキシドを用いた場合
、これらは順次反応させるか、または脂肪物質と共に混
合物として反応させることができる。
例えば固体の形態または水溶液として水酸化ナトリウム
および水酸化カリウム、メチラートナトリウムもしくは
脂肪酸のアルカリ塩などのアルカリ化合物が、アルキレ
ンオキシドと脂肪との反応のために触媒として用いるこ
とができる。本発明においては、水酸化カリウムが好ま
しい。 反応は高められた温度で、公知の方法に従って
行われる。アルキレンオキシドの迅速な反応を達成する
ため、反応温度は130〜200℃の範囲内であり、1
60〜180℃が好ましく、特に180℃が適切である
脂肪の粘度に従い、脂肪物質量に対して、5〜lO口重
量%のアルキレンオキシド、好ましくは10〜25重量
%のアルキレンオキシドを加える。
複数のエポキシドでオキサアルキル化する場合、エポキ
シドは出発物質と共に順次反応させることができ、この
反応はエポキシドの混合物を用いて行うこともできる。
本発明の一態様に従って、オキサアルキル化は、その流
動点または分点を低下させようとする脂肪物質成分のみ
を用いて行われる。
オキサアルキル化に続いて、オキサアルキル化された脂
肪物質またはそれらの混合物は、それぞれ、公知の方法
により低粘度液体脂肪物質で硫酸化される。この硫酸化
は室温または僅かに高められたlH度(約30℃)で濃
硫酸を用いて行うことができる。また別法として、大気
酸素の存在下、二亜硫酸ナトリウムで処理することによ
って、スルホン酸基を導入することもできる。特に、流
下フィルム形反応器(falling−f’i1m r
eactor)内において、室温でSO3−空気混合物
で速読的に硫酸化するのが有利である。
硫酸化に続いて、水性アルカリを用いて、得られた物質
のpH値を中性点付近(例えば、all 8.5)まで
、適切に調整する。硫酸化するため、プロセスの第1工
程中で得られたアルコキシル化脂肪物質またはそれらの
混合物は、さらに炭化水素および/または不飽和脂肪、
または例えばオレインのような脂質成分と混合すること
ができる。
硫酸化は、オキサアルキル化後、直ちに行うことができ
る。ここでは、オキサアルキル化生成物は単離される必
要はない。本発明の別の態様に従って、オキサアルキル
化された脂肪は、硫酸化する前に、エポキシ化される。
これは、公知の方法(例えば、蟻酸存在下、過酸化水素
によって)で起こる。
このオキサアルキル化生成物は、揮発成分から分離され
ていると有利である(例えば、蒸留により、または減圧
下において蒸留することにより)。
本発明に係わるプロセスの主な利点は、通常遊離脂肪酸
フラクションの増加(例えば、5〜15%)によって特
徴付けられる低品質で暗い色調の脂肪を用いることがで
きることである。これにもかかわらず、淡い色調で臭気
の少ない物質が得られる。
さらに、室温において固体または固体フラクションを含
む脂肪族モノアルコールの脂肪酸エステルを、それぞれ
用いることができるという利点もある。
出発原料AまたはBのいずれかによると、100よりも
小さい、好ましくは70よりも小さいヨウ素価を有する
脂肪物質が有利に用られる。脂肪物質混合物の脂肪フラ
クションは、100よりも小さいヨウ素価、好ましくは
60よりも小さいヨウ素価を有している。また、脂肪物
質混合物の脂肪酸アルキルエステルは、0〜135のヨ
ウ素価を、好ましく有している。 Bにおいて用いられ
た脂肪物質混合物は、脂肪物質混合物総量に対して、1
〜9911 m%の脂肪酸アルキルエステル、好ましく
は20〜50爪量%の脂肪酸アルキルエステルを含有し
得る。
本発明を以下の実施例によって説明する。
用いた略語: 略語   名  前    測定手段 1、■、    ヨウ素価   DCF C−V 11
 dlI 、 V 、    水酸基価   DGP 
C−V 17 a^、■、     酸価    DG
r’ C−V  2タイター(Titre)DCP C
−IV 3 cSv、    ケン化価   DCP 
C−V  3X    重量 % 融点    DCF C−IV 3 a分点    D
GF C−1113 ここで、OGFとは***脂肪科学技術協会のことである
分点は、中和によって生成した塩を分離した後、透明な
油中でMl定した。
〔実施例] 実施例1 固体フラクション(分点: 22.5℃、1.V、 :
 5B)のため、20℃においてペースト状の動物性脂
肪1100(1を、1000 gのオレイン酸メチルエ
ステル(タイターニー12℃、S、V、 :195.1
.V、:88 )と混合し、30℃に加熱した。20℃
まで冷却すると、透明で黄色の油中で白色の脂肪フラク
ション沈殿物が生成し、これは固体の底沈降物となる。
この不均質な脂肪物質混合物を圧力反応器に装入し、4
5%水酸化カリウム水溶液20gを加え、注意深く窒素
でパージし、160℃まで加熱する。160〜lG5℃
の反応温度で総!354 gのプロピレンオキシドを加
え、圧力が6バールを越えないようにする。この反応は
1時間の後反応を含み、3時間で終了する。約30℃ま
で冷却した後、96%硫酸で中和する。20℃で透明か
つ黄色の浦が得られる。
20℃における粘度: 35 mPa、s(ブルックフ
ィールド RVT l/lo rpmによる)11、V
、:   43.7 S、V、:  1B8.4 1、V、:   5g、2 A、V、:    3.1 分点:4.3℃ 実施例2 20℃において固体フラクションを含有する実施例1と
同様の、1600 gの動物性脂肪と400gのオレイ
ン酸メチルエステルとからなる原料混合物を、実施例1
と同様にプロピレンオキシドと反応させる。20℃にお
いて低粘性で不透明な黄色の油が得られる。
11、V、:   50.9 S、V、:  172.5 V、:   55.5 ^、v、+    4.0 分点:4.4℃ 実施例3 実施例1の動物性脂肪1000gとステアリン酸メチル
エステル(タイター:約27℃、S、V、:19B) 
1000gを、45%水酸化カリウム水溶液20gの存
在下、160℃において、885 gのプロピレンオキ
シドと反応させる。96%硫酸で中和した後、僅かに混
濁した黄色の油が得られる。
分点:  12.5℃ 20℃における粘度: 70 mPa、s(ブルックフ
ィールド RVT 1/lo rpmによる)H,V、
:  43.O 3,V、: 141.4 1、V、:  23.8 A、V、:  3.0 実施例4 脂肪酸メチルエステル(S、V、:195,1.V、:
48.タイター :14℃> 2000gを、45%水
酸化カルシウム水溶液19gの存在下、160℃、最大
圧4バールにおいて、865gのプロピレンオキシドと
反応させる。濃酢酸で中和した後、このオキサアルキレ
ートの分点は4.7℃である。
11、V、:   30.13 S、V、:  140.6 1、V、:   34.O A、V、:    3.3 実施例5 牛刀旨 (S、V、:198.1.V、:42.   
m 定 二 38.2℃ )  600gとオレイン酸
メチルエステル(S、V、:190.!、V、:105
 ) 1400gとの混合物を、実施例1と同様にプロ
ピレンオキシドと反応させる。
分点:  −0,8℃ 20℃における粘度: 32 mPa、s(ブルックフ
ィールド RVT l/lo rpm+による)!1.
V、:  45.5 S、V、: 162.0 !、V、:  59.O A、V、:  3.2 実施例6 実施例5において用いた原料と同様の、牛脂1400g
とオレイン酸メチルエステル600gとの混合物を、実
施例1と同様にプロピレンオキシドと反応させる。
分点:  10.4℃ 20℃における粘度: 52 mPa、s(ブルックフ
ィールド RVT l/lo rpmによる)11、V
、:  51.O 3,V、: 171.3 1、V、:  51.5 A、V、:  a、e。
実施例7 圧力反応器内において、45%水酸化カルシウム水溶液
10gを実施例2の脂肪物質混合物1000 fに加え
、注意深く窒素でパージする。■−ヘキセンオキシド3
05gを加えた後、1.5時間以内で160℃に加熱す
る。30分後、反応温度を180℃まで上げ、3.5時
間この温度に維持する。冷却し、濃硫酸で中和した後、
分点が−1,6℃である不透明で黄色の油が得られる。
実施例8 半固体の動物性脂肪(@点:24℃、1.V、:5B 
)800gを、脂肪酸メチルエステル(タイター:約−
12℃、1.V、:86 、S、V、:194) 10
0 gおよびトール油脂肪酸(1,V、:152、A、
V、:193) 100 Kと混合し、30℃まで加熱
する。室温で一晩放置した後、透明な油から固体で白色
の底沈降物が沈殿する。
この脂肪物質混合物を圧力反応器に装入し、45%水酸
化カルシウム水溶液10gと混合し、注意深く窒素でパ
ージする。■−ヘキセンオキシド210gを加えた後、
この混合物を180℃まで加熱し、180〜185℃の
温度で4時間攪拌する。圧力6バール、反応温度160
℃を越えないように、プロピレンオキシド177gを少
しずつ加える。2.5時間後に反応は終了する。この混
合物を冷却し、96%硫酸で中和し、濾過助剤5gを加
えて30℃で濾過する。
室温で保存したとき、この透明で黄金色の油は固体の脂
肪フラクションを沈殿しない。
実施例9 実施例1のオキサアルキレート560gを、CIO〜C
30の炭化水素混合物240gおよびトール油脂肪酸2
00gと混合し、30〜32℃の温度で5時間急速攪拌
しながら、96%硫酸300gと反応させる。
1時間の後反応時間終了後、30%水酸化ナトリウム水
溶液で中和し、20%塩化ナトリウム水溶液1000g
と混合する。相分離した後、塩化ナトリウム水溶液を除
去し、pH値を6.5に、水含有量を20重量%に調節
する。
有機的に結合した803:5.4mm%融点     
   二3.5℃ 実施例9と同様に行う。
実施例14〜18 植物性、合成性、および樹脂タンニンでクロムなめしく
chrome−tanned )および再なめしく r
etanncd)され、研磨された実質2 mmの厚み
を有する牛皮の染色された上部靴革を、100%フロー
ト(Noat )および実施例9〜13において得られ
た7%の生成物で、40℃において45分間、塗油する
この皮革を乾燥し、通常の方法で後処理した。
優れた銀面のち密性(tightness )と平坦性
(levclness )を有する非常に柔らかい皮革
が得られた。
実施例19 実施例1の反応生成物700gと鎖長がC+o’=C2
□の炭化水素混合物300gとの混合物を空気流に通し
、ヨウ素化が20減少するまで90〜110°Cの温度
で酸化する。この酸化生成物は、50℃で飽和である溶
液の形態にある9重量%二亜硫酸ナトリウムを加えるこ
とによって、80℃で亜硫酸化される。
pH6゜7に調整されたこの生成物は、20℃において
不透明な油である。
陰イオン性ポリマータンニンで再なめしされ、実質0.
8〜1.0mmの厚みを有するクロムなめしされ、染色
された牛皮を、得られた前記生成物10%(研Kr!さ
れた重量に対して)で、60分間、150%フロート中
、50℃で塗油する。通常の乾燥および後処理を行った
後、非常に平坦なミルコーン(mlII corn )
と耐光堅牢性を有するとても柔らかくしなやかな衣類用
および家具用の皮革が得られた。
実施例20 20℃において不均質である実施例2の脂肪物質混合物
1000gに45%水酸化カリウム水溶液10gを加え
、窒素で注意深くパージし、圧力反応器内においてグリ
シド酸アリルエーテル(アリル−2,3−エポキシプロ
ピルエーテル) 270 g加えながら160〜IG5
℃まで加熱する。3.5時間後、この反応混合物を冷却
し、96%硫酸で触媒を中和する。僅かに混濁した油が
得られ、これは6℃で保存しても固体脂肪フラクション
を沈殿させない。
20℃における出発脂肪物質混合物の粘性5850 m
Pa、s (ブルックフィールドRVT 3/ to rpmによ
る)20℃におけるオキサアルキレートの粘性72  
mPa、s (ブルックフィールドRVT l/ 10 rpmによ
る)実施例21 炭化水素不存在下において、5時間強く攪拌しながら3
0〜32℃で、実施例1のオキサアルキレ−トtooo
gを96%硫酸300gと反応させる。1時間の後反応
終了後、実施例つと同様に中和と調製を行う。20℃で
透明なこの油の有機的に結合したSO1岸は5.3重量
%である。
実施例22 第1表に掲載したオキサアルキレート化脂肪物質および
これらの硫酸化物を試験し、耐光堅牢性および熱黄変性
に関して、非オキサアルキレート化液体脂肪物質と比較
した。光耐久性試験はDIN54004に従って行なっ
た。クロマトグラフ紙Nr。
2040a、 (Messrs、5chleiched
r&5chull )上に、低重量に対して、掲載した
物質を20重量%適用し、72時間光に暴露した。この
評価は8等級の木綿スケールを用いて行った。油の耐光
堅牢性が高くなる程、等級数が高くなる。加熱時の黄変
性試験のために、上述したようなパターンを調製し、2
4時間100℃で保存した。黄変性の評価はDIN 5
4004に従って行った。
第  1  表 実施例23 乳化性を試験するために、する実施例1および実施例2
のオキサアルキレート、並びに比較のためのラード油を
、実施例21に従って硫酸化し鉱油と混合した。1:4
の割合で60℃の市水を加えた後、乳濁液の安定性は評
価される。
第  2  表 実施例24 オレイン酸メチルエステルの代わりに、a)オレイン酸
プロピルエステル、およびb)オレイン酸ブチルエステ
ル を用いた以外は、実施例2と同じ手法を繰り返した。
室温で液体である得られたオキサルキレート800gを
トール油脂肪酸200gとそれぞれ混合し、実施例9で
記載した通り、96%硫酸300gで硫酸化し、さらに
処理した。
第  3  表 *沸点範囲:200〜350℃/20トール粘度(20
℃)  : [15cPs

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカリ触媒存在下、エポキシド基を有する少な
    くとも1種の化合物を用いて、高められた温度で、オキ
    サアルキレート化を行い、それ自体公知の方法で硫酸化
    を行うそれぞれ液状または流動性である天然脂肪および
    天然油の誘導体の製造方法であって、 出発物質として A)C_1〜C_5の脂肪族モノアルコールの、少なく
    とも1種のC_8〜C_2_4の脂肪酸エステルまたは
    、 B)全混合物量に対して混合割合が1〜99重量%であ
    る、C_1〜C_5の脂肪族モノアルコールの、少なく
    とも1種のC_8〜C_2_4の脂肪酸エステルと、室
    温で固体であるか又は 固体フラクションを含有する脂肪との混合物 を用いることを特徴とする製造方法。
  2. (2)C_8〜C_2_4の脂肪酸エステルおよび/ま
    たは室温で固体であるか又は固体フラクションを含有す
    る脂肪が、オキサアルキレート化されていることを特徴
    とする請求項1記載の製造方法。
  3. (3)前記B)において、脂肪酸アルキルエステルと室
    温で固体であるか又は固体フラクションを含有する脂肪
    との混合物が、オキサアルキレート化されていることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の製造方法。
  4. (4)オキサアルキレート化生成物が、硫酸化される前
    にエポキシ化されることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1項記載の製造方法。
  5. (5)脂肪物質の混合物が、20〜50重量%の脂肪酸
    アルキルエステルを含有することを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれか1項記載の製造方法。
  6. (6)用いた脂肪物質の総量に対して、5ないし100
    重量%、好ましくは10ないし25重量%のエポキシド
    が添加されることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1項記載の製造方法。
  7. (7)オキサアルキレート化のために、1種以上のエポ
    キシド基を含有する化合物を用い、2種以上のエポキシ
    ドを用いてオキサアルキレート化している間、前記エポ
    キシドは順次添加されるか、あるいは混合物として添加
    されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1
    項記載の製造方法。
  8. (8)オキサアルキレート化が、水酸化カリウム、水酸
    化ナトリウム、または脂肪酸のアルコラートもしくは脂
    肪酸のアルカリ金属塩のようなアルカリ触媒の存在下で
    行われることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    1項記載の製造方法。
  9. (9)オキサアルキレート化が、130〜200℃、好
    ましくは160〜180℃の温度範囲で行われることを
    特徴する請求項1ないし8のいずれか1項記載の製造方
    法。
  10. (10)用いられる脂肪物質が、遊離脂肪酸を含有する
    ことを特徴する請求項1ないし9のいずれか1項記載の
    製造方法。
  11. (11)ヨウ素価が100より小さい、好ましくは70
    より小さい脂肪物質を用いることを特徴する請求項1な
    いし10のいずれか1項記載の製造方法。
  12. (12)脂肪酸エステルとして、メチル、エチル、イソ
    プロピル、および/またはイソブチルエステルを用いる
    ことを特徴する請求項1ないし11のいずれか1項記載
    の製造方法。
  13. (13)固体であるか又は固体フラクションを含有する
    脂肪が、モノグリセリドとジグリセリドとに部分的に分
    解されることを特徴する請求項1ないし12のいずれか
    1項記載の製造方法。
  14. (14)オキサアルキレート化生成物の硫酸化が、炭化
    水素および/または不飽和脂肪酸との混合物中で行われ
    、得られた反応生成物が中和されることを特徴する請求
    項1ないし13のいずれか1項記載の製造方法。
  15. (15)請求項1ないし請求項14記載の製造方法によ
    って得られる天然脂肪および天然油の液状または流動性
    誘導体。
  16. (16)請求項1ないし請求項14記載の製造方法によ
    って得られる天然脂肪および天然油の液状または流動性
    誘導体であって、72時間経過後にDIN54004法
    により測定した耐光堅牢性が少なくとも4であり、24
    時間経過後にDIN54004法により測定した熱黄変
    値が少なくとも3である誘導体。
  17. (17)請求項15記載の天然脂肪および天然油の液状
    または流動性誘導体、または請求項1ないし請求項14
    記載の方法によって得られた物質、それぞれを、潤滑特
    性を有する他の物質および陰イオン性および/または非
    イオン性乳化剤と任意的に組合わせて皮革の塗油に使用
    すること。
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