JPH0196653A - 単一槽による写真感光材料の処理方法及び自動現像処理装置 - Google Patents

単一槽による写真感光材料の処理方法及び自動現像処理装置

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JPH0196653A
JPH0196653A JP25409887A JP25409887A JPH0196653A JP H0196653 A JPH0196653 A JP H0196653A JP 25409887 A JP25409887 A JP 25409887A JP 25409887 A JP25409887 A JP 25409887A JP H0196653 A JPH0196653 A JP H0196653A
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JP
Japan
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processing
ammonium
tank
solution
acid
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Pending
Application number
JP25409887A
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English (en)
Inventor
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Nobutaka Goshima
伸隆 五嶋
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH0196653A publication Critical patent/JPH0196653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3046Processing baths not provided for elsewhere, e.g. final or intermediate washings

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、少数の写真感光材料を現像処理する小型の自
動現像機に適用するのに好ましい単一槽による写真感光
材料の処理方法及び自動現像処理装置に関する。詳しく
は、撮影済みの円盤状の写真感光材料(本明細書におい
て、ディスクフィルムと称する)を遮光構造体(本明細
書においてカートリッジと称する)から取り出すことな
くフィルムユニットのまま自動現像機にセットし。
このセットされたフィルムユニットからディスクフィル
ムを自動的に取り出して処理部に案内して現像処理した
後、処理済みディスクフィルムを機外に自動排出するデ
ィスクフィルム用の小型自動現像機に適用するのに好ま
しい単一槽による写真感光材料の処理方法及び自動現像
処理装置に関する。
[従来の技術] 従来、ディスクフィルムを現像処理するには、自動現像
機とは別体のカートリッジオープナ−を用いてカートリ
ッジを破壊して収納されているディスクフィルムを取り
出し、マガジンと呼ばれる筒体に多数のディスクフィル
ムを移しかえて、このマガジンごと自動現像機に移設し
て現像処理を行うようになっている。
処理液は、処理液毎に区分されて複数の処理槽に溜めら
れており、写真感光材料は、各処理槽を順次搬送されて
、浸漬処理される。
この様なディスクフィルム用自動現像機に関しては、コ
ダックディスクフィルムシステムの全容(写真工業、 
1982年4月号26〜41頁)に記載されている。
351III11フイルムやワンテンフィルムの場合に
は。
ミニラボと呼ばれる小型の自動現像機の普及により1時
間サービスまで行われているのに比較してディスクフィ
ルムの場合には、処理てきる施設が偏在しているので、
依頼日から3日程度を要するのが現状であり、ディスク
フィルムが普及しない一因となっている。
本発明者等は、上記の如き処理サービスの遅延を解消す
るため、狭い店頭に配置することができる程の小型であ
り、°非熟練の店員にも操作が容易であり、しかも安定
した、且つ良好な処理性能が得られるディスクフィルム
用自動現像の研究を行ってきて、既に幾つかの新規提案
を行っている。
一連の研究によると、装置の小型化や機構の連動制御の
問題を考慮すると、単一の処理槽による処理が好ましい
ことが判明した。
[発明が解決しようとする問題点] 単一の処理槽による処理では、漂白定着液が処理槽に残
留して次回処理の発色現像処理液にコンタミネーション
を引き起す虞があることが判明した。これを防止するた
めに単一の処理が終了する毎に処理槽を水洗水等で丁寧
に洗浄し、乾燥した後、再使用することが考えられるが
、繁雑で手間が掛かり過ぎる。そこで、最後の安定処理
(水洗、安定処理、水洗代替安定処理を含む)を一定時
間以上に亘って行えばよいが、処理時間が長くかかり過
ぎ、短時間処理の要請を満足させることができないこと
が判明した。
本発明は、上記に鑑み成されたもので、安定処理を短時
間て行うと共に、漂白定着液が処理槽に残留して次回処
理の発色現像処理液にコンタミネーションし、写真性能
のバラツキを引き起すことのない、単一槽による写真感
光材料の処理方法及び自動現像処理装置を明らかにする
ことを主目的とするものであり、更に、本発明の他の目
的ないし利益は、以下の記述並びに添付の図面から明白
となるものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の上記目的を達成する写真感光材料の処理方法は
、単一の処理槽を用い、該処理槽に発色現像液、漂白定
着液、安定液を順次供給及び排出を繰返して、写真感光
材料を処理する方法であって、前記安定処理として安定
液を用いて少なくとも2回行うことを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明の自動現像処理装置は
、単一の処理槽を用い、該処理槽に発色現像液、漂白定
着液、安定液を順次供給及び排出を繰返して、写真感光
材料を処理する自動現像処理装置であって、前記安定処
理に際し、安定液を2回以上に亘って供給・排出を繰返
す構成を有することを特徴とする。
以下、本発明の詳細を添付の図面に従って説明する。
先ず、本発明を適用するのに好ましい自動現像装置であ
り、処理しようとする写真感光材料が一枚のディスクフ
ィルムである装置を添付の図面に従って説明する。
第1図は、ディスクフィルム用の小型自動現像機の概要
を斜視図て示したものてあり、フイルムユニット10を
図示の姿勢で挿入口30より差し込むたけで、後は自動
的にフィルムユニット10の取り込み、4M送保持を行
い、所定の位置で後述する機構によりカートリッジ11
の下端側のみを開放して、収納されているディスクフィ
ルム20を下方に落下させる。
40は走行部材であり、両端がガイドレール41゜41
に支持されており、図示しないモータにより回転される
ウオーム42の回転により直線往復運動を行う。
走行部材40の下面には、矢符方向に付勢されている保
持部材43が用意されており、処理しようとするフィル
ム−ユニット10を図示の姿勢で挿入口30より一定の
深さだけ差し込めば、フィルムユニット10における露
光窓14とその裏側とが保持部材43に係合することに
なる。この状態でウオーム42を順方向に回転させれば
、フィルムユニットlOは、走行部材40の下面に吊り
下げられた状態で、仮想線で示す位置まで搬送される。
フィルムユニット10が所定の位置まで搬送されたこと
か、モータの回転数或いは他の種類のセンサにより検知
されると、図示しないソレノイド等の駆動手段が作動し
て、遮光板50を矢符方向に押し出し、挿入口30部分
を遮光状態に閉鎖する。
なお、図示の実施例のものにおいては、フィルムユニッ
ト10が仮想線で示す位置まで案内されると、その後端
位置を規制するストッパ51が、遮光板50と同時に移
動して、後述するカートリッジの破壊の際の後端を規制
する。
52.52は、図示しないソレノイド等により駆動され
て矢符方向に往復動する押し出しピンでありその先端は
フィルムユニットlOにおけるカートリッジ破壊用の開
口部12.12に差し込まれ、ラベル側板13の両下端
を押し出す動作を行う、この動作に同期して露光窓側板
11の開口部12.12の周辺は、裏側から図示しない
支持部材により支持されている。この結果、押し出しピ
ン52.52を図面上左方向に運動させれば、露光窓側
板11の下端は裏側からの支持部材の支持により移動せ
ず、ラベル側板】3の下端のみか押し出しピン52.5
2により押し出されるから露光窓側板11とラベル側板
13の接合は下端部分に限って破壊される。
なお、押し出しピン52.52に加えて、ラベル側板1
3の下端16を同時に押し出す部材を併用してもよい。
カートリッジの下端側の破壊が完了すると、押し出しピ
ン52.52は図示しない背部の支持部材と共に原位置
に復帰し1次いで、揺動部材53が矢符方向に往復運動
して、カートリッジの横方向から押圧・押圧解除する揺
動運動をくりかえす。
この際、押圧及び押圧解除は連続的でも更に非連続的で
もよく、更には、(押圧−押圧解除)の繰り返しでもよ
いし、(押圧−押圧−押圧解除)でもよく、特に限定は
ない。
この結果、カートリッジは横方向から抑圧によってたわ
み、破壊されている下端が開放状態となり、収納されて
いるディスクフィルム20は下方に用意されている案内
部60に落下する。
ディスクフィルム20の落下(カートリッジから取り出
し完了)は、下方に用意されている例えば赤外線を利用
したセンサ等により検出され、揺動。
部材53のM動は停止される。
案内部60中に落下したディスクフィルム20は、−旦
ストツバ61によって停止され、スピンドル軸62、6
3に対する保合が行われる。即ち、スピンドル軸62.
63は矢符方向に移動してディスクフィルム20の中央
コア部分に係合する。このときスピンドル軸62の先端
は凸状、スピンドル軸63の先端は凹状に形成されてデ
ィスクフィルム20に対する係合が容易かつ確実に行わ
れるように工夫されている。ディスクフィルム20のス
ピンドル軸62.53に対する係合が完了するとストッ
パ61は矢符方向に逃げ動作を行う。
70は処理部であり、その処理槽71が上昇するか、或
いはスピンドル軸62.63が下降することにより、ス
ピンドル軸62.63に保持されているディスクフィル
ム20の中央コア付近までが処理槽71中の処理液に浸
漬され、スピンドル軸62.63の回転により、ディス
クフィルム20は回転処理される。
処理液の供給/排出、温度制御、乾燥は次の様に行われ
る。
写真処理液は、好ましくは、少なくとも温度調整の外は
何らの措置も不要である液状態に調整されたものが、発
色現像液(CD液)、漂白定着液(BF液)、水洗代替
安定化液(ST液)毎に区分されて容器74に収納され
て用意されている。
容器74の下端は、湯浴槽75に浸漬されており、電熱
ヒーター等の加熱手段により一定の温度に調整されてい
る。
第2図に示す如く、湯浴槽75の温湯中に浸漬状態で発
色現像、漂白定着、安定の各処理液の案内管76が配置
されており、この配管中に存在する処理液の量は、ディ
スクフィルム−枚ないし数枚を処理するのに充分ない量
であり、従って、タンク74中の全処理液が処理適温ま
で上昇されなくとも、案内管中の処理液が適温に達すれ
ば、処理を開始することがてきるので、利用が間欠的で
、しかも処理数量か少量であるような場合には、省エネ
ルギー並びに処理液の劣化を防止する上からも有益であ
る。
処理液は、図示しない制御系により、供給する処理液の
種類及び量が制御されて、制御弁77、案内路78を通
して処理槽71に供給される。
尚、処理液の温度は、供給のための配管や処理槽、ディ
スクフィルム20自体によって温度が奪われ、処理重湯
よりも低下することが考えれるので次のような対策が講
じられる。
まず、発色現像処理液の供給に先立ち、温風による処理
槽の予備加熱が行われる。温風は、後述する乾燥工程で
利用される温風発生装置65によるものが好ましく用い
られる0例えば、図示の実施態様の装置においては、温
風発生装置65によって発生された温風は、矢符で示す
如く案内部6oの上方から、該案内部60を通して、下
方の処理槽71に供給される。
このようにして、処理槽71の予備加熱が完了すると、
次に1発色現像処理液が供給されるが、初期供給分は、
数秒間だけ処理槽71に溜めて、処理槽71を暖めた後
、排出弁79の開操作により廃液タンクに排出され、改
めて必要な量の発色現像処理液が供給される。漂白定着
処理液の供給の場合には、既に発色現像処理により処理
槽71充分に暖められているので、このような措置は不
必要である。
尚、図示しないが、温風発生装置65からの温風を処理
液案内路78中に供給して、該案内路78を通じて、温
風を処理槽71に供給するような態様であってもよい。
以上、安定処理までが完了すると、温風発生装a165
により、案内部60を通して温風を供給すると共に、デ
ィスクフィルム20を回転させながら処理済みディスク
フィルム20の乾爆が行われる。このときディスクフィ
ルム20の回転に伴なって、遠心力により、ディスクフ
ィルム20に付着した処理液が周囲に飛散することが考
えられるが、このような事態は、案内部60の存在と、
この案内部60を通しての温風の供給操作により有効に
防止される。
上記した一連の処理が完了すると、ディスクフィルム2
0は処理槽71から引き上げられ、処理槽71に並設さ
れている案内部72に投下される。案内部72に投下さ
れたディスクフィルム20は、案内部72を通してただ
ちに、若しくは案内部72の図面上時計方向への回動に
より、案内路73に転送され、案内路73中を回転しな
がら、下方に用意されているケース80に収納される。
尚、図面は、既に案内路73の入口が案内部72の出口
に連通している状態を示しており、現像処理中において
は、支持部材の直線運動による処理槽案内部プロ、ツタ
の移動により、案内路73の入口は例えば処理槽71側
にずれていて遮光された状態になっている。従って、処
理済みディスクフィルムを排出する際には、処理槽71
、案内部72を形成するブロックを図示の状態に直線状
に移動させる動作が°必要になることになる。ブロック
の回転運動により案内路73の入口を遮光状態にするよ
う構成することも可能である。
ケース80は、好ましくは硬質の透明合成樹脂製で、デ
ィスクフィルムの表面の傷付き等を防止するためのもの
で、更に好ましくは、ディスクフィルム20をケース8
0に収納したままの状態でプリントや映写装賃にセット
し得るよう構成されたものである。
ケース80は、図示の如く、枠体内において矢符方向に
付勢された状態で連続的に複数個用意されており、先頭
のケース81に処理済みのディスクフィルム20が収納
されると、押し出し部材82が矢符方向に作動してディ
スクフィルム20人のケース81を機外に排出し、次回
用のケース80が先頭位置に案内される。
尚、上記では、用意される保護ケースが単一であり、処
理の都度、オペレーターにより排出部に用意される態様
を除外するものではない。
処理済みディスクフィルムの排出動作に連動して若しく
はその前後に、遮光板50及びストッパ51の復帰が行
われ、ウオーム42の逆回転により、空のカートリッジ
11は挿入口30を通して機外に排出される。
本発明における安定処理は、通常の水洗や安定処理であ
ってもよいが、水洗代替安定液による処理が好ましく用
いられる。
ここて「水洗代替安定液による処理」とは定着能を有す
る処理液(安定液又は漂白定着液)による処理後直ちに
安定処理してしまい実質的に水洗処理を行わない安定処
理のための処理を指し、該安定処理に用いる処理液を水
洗代替安定液といい、処理槽を水洗代替安定浴(槽)と
いう。
以下の記述において、安定液とは、該水、洗代替安定液
に限らず、通常の水洗水や安定液を含むものである。
安定液に好ましく用いられる化合物としては鉄イオンに
対するキレート安定度定数が8以上であるキレート剤が
挙げられ、これらは本発明の目的を達成する上で好まし
く用いられる。
ここにキレート安定度定数とは、L、G、5illen
・A、E、Martell著、 ” 5tabilit
y Con5tants of Me−talion 
Complexes”* The Chemical 
5ociety、Lo−ndon ’(1964) 、
 S、Chaberek−A、E、Marte11著、
′Organic Sequestering Age
nts”、 Wiley(1959)等により一般に知
られた定数を意味する。
安定液に好ましく用いられる鉄イオンに対するキレート
安定度定数が8以上であるキレート剤としては、有機カ
ルボン酸キレート剤、有機リン酸キレート剤、SSaリ
ン酸キレート剤、ポリヒドロキシ化合物等が挙げられる
。なお上記鉄イオンとは、第2鉄イオン(Fe 3 *
 )を意味する。
第2鉄イオンとのキレート安定度定数が8以上であるキ
レート剤の具体的化合物例としては、下記化合物が挙げ
られるが、これらに限定されるものてはない、即ち、エ
チレンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸、ジア
ミノプロパン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチ
レンジアミン三酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、エ
チレンジアミンニ酢酸、エチレンジアミンニプロピオン
醸、イミノニ酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ヒト
ロキシエチルイミノニ酢酸、ジアミノプロパノール四酢
酸、トランスシクロヘキサンジアミン四酢酸、グリコー
ルエーテルジアミン四酢酸、エチレンジアミンテトラキ
スメチレンホスホン酸、ニトリロトリメチレンホスホン
酸、l−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸
、1.1−ジホスホンエタン−2−カルボン酸、2−ホ
スホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、1−ヒド
ロキシ−1−ホスホノプロパン−1,2,3−トリカル
ボン酸、カテコール−3,5−ジホスホン酸、ピロリン
酸ナトリウム、テトラポリリン醋ナトリウム、ヘキサメ
タリン醜ナトリウムが挙げられ、特に好ましくはジエチ
レントリアミン五酢酸、ニトリロ三酢酸、ニトリロトリ
メチレンホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,
1−ジホスホン酸等であり、中てもl−ヒドロキシエチ
リデン−1,1−ジホスホン酸が最も好ましく用いられ
る。
上記キレート剤の使用量は安定液IJl当り0.01〜
50gが好ましく、より好ましくは0.05〜20gの
範囲である。
更に安定液に添加する化合物として、アンモニウム化合
物が特に好ましい化合物として挙げられる。
これらは各種の無機化合物のアンモニウム塩によって供
給されるが、具体的には水酸化アンモニウム、臭化アン
モニウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム、次亜
リン酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、亜リン酸ア
ンモニウム、フッ化、アンモニウム、酸性フッ化アンモ
ニウム、フルオロホウ酸アンモニウム、ヒ酸アンモニウ
ム、炭酸水素アンモニウム、フッ化水素アンモニウム、
硫酸水素アンモニウム、硫酸アンモニウム、ヨウ化アン
モニウム、硝酸アンモニウム、五ホウ酸アンモニウム、
酢酸アンモニウム、アジピン酸アンモニウム、ラウリン
トリカルボン酸アンモニウム、安息香酸アンモニウム、
カルバミン酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、ジ
エチルジチオカルバミン酸アンモニウム、ギ酸アンモニ
ウム、リンゴ酸水素アンモニウム、シュウ酸水素アンモ
ニウム、フタル酸アンモニウム、酒石酸水素アンモニウ
ム、チオ硫酸アンモニウム、亜硫酸アンモニウム、エチ
レンジアミン四酢酸アンモニウム、エチレンジアミン四
酢酸第2鉄アンモニウム、乳酸アンモニウム、リンゴ酸
アンモニウム、マレイン酸アンモニウム、シュウ酸アン
モニウム、フタル酸アンモニウム、ピクリン酸アンモニ
ウム、ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム、サ
リチル酸アンモニウム、コハク酸アンモニウム、スルフ
ァニル酸アンモニウム、酒石酸アンモニウム、チオグリ
コール酸アンモニウム、 2,4.6−)−リニトロフ
ェノールアンモニウム等である。これらアンモニウム化
合物の中でも特にチオ硫酸アンモニウムが本発明の効果
を達成する上で好ましい。
アンモニウム化合物の添加量は1.OX 10−’以上
が好ましく、より好ましくは安定液1文当り0.001
〜5.0モルの範囲てあり、更に好ましくは0.002
〜1.0モルの範囲である。
また安定液にバクテリアの発生等がない範囲て亜硫酸塩
を含有することが望ましい。
安定液に含有させる亜硫酸塩は亜硫酸イオンを放出する
ものであれば、有機物、無機物等いかなるものでもよい
が、好ましくは無機塩であり、好ましい具体的化合物と
しては、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸ア
ンモニウム、重亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸カリウム
、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ
重亜硫酸カリウム、メタ重亜硫酸アンモニウム及びハイ
ドロサルファイド、カルタルアルデヒドビス重亜硫酸ナ
トリウム、コへり酸アルデヒドビス重亜硫酸ナトリウム
等が挙げられる。
上記亜硫酸塩は安定液中に少なくとも1.0×10−’
モル/lになるような量が添加されることが好ましく、
より好ましくは5 X 10−’モル/立〜1、OX 
10−1モル/見になるような量が添加されることであ
る。添加方法は安定液に直接添加してもよいが、安定補
充液に添加することが好ましい。
本発明において用いられる安定液は、望ましくは防パイ
剤を含有することであり、これによって硫化防止及び画
像保存性をより向上できる。
本発明の安定液に添加して好ましい防パイ剤はソルビン
酸、安息香酸系化合物、フェノール系化合物、チアゾー
ル系化合物、とリジン系化合物。
グアニジン系化合物、カーバメイト系化合物、トリアゾ
ール系化合物1モルホリン系化合物、四級ホスホニウム
系化合物、アンモニウム系化合物、深索系化合物、イソ
キサゾール系化合物、プロパツールアミン系化合物、ス
ルファミド系化合物。
ピロノン系化合物及びアミノ系化合物である。
前記安息香酸系化合物は、サルチル酸、ヒドロキシ安息
香酸及びヒドロキシ安息香酸のエステル化合物としtメ
チルエステル、エチルエステル。
プロピルエステル、ブチルエステル等があるが。
好ましくは、ヒドロキシ安息香酸のn−ブチルエステル
、イソブチルエステル、プロピルエステル及びサルチル
酸であり、より好ましくは前記ヒドロキシ安息香酸エス
テル3種の混合物である。
フェノール系化合物は、ハロゲン原子、ニトロ基、水酸
基、カルボン酸基、アミノ基、アルキル基(特に、アル
キル基がC1〜6のアルキル基)又はフェニル基等をは
換基として持ってもよい化合物であり、好ましくはオル
トフェニルフェノール及びオルトシクロヘキシルフェノ
ール、ニトロフェノール、クロロフェノール、クレゾー
ル、グアヤコール、アミノフェノール、フェノール等で
ある。
チアゾール系化合物は、五員環に窒素原子及びイオウ原
子を持つ化合物であり、好ましくは1.2−ベンツイソ
チアゾリン3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン
3−オン、2−オクチル−4−イソチアゾリン3−オン
、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアシリ3−ノン
、 2−(4−チアゾリル)ベンツイミダゾールである
ピリジン系化合物は具体的には、2.6−シメチルピリ
ジン、2,4.6−)リメチルビリジン、ラジウム−2
−ピリジンチオール−1−オキサイド等があるが、好ま
しくはラジウム−2−ピリジンチオール−1−オキサイ
ドである。
グアニジン系化合物は具体的には、シクロヘキシジン、
ポリへキサメチレンビグアニジン塩酸塩、ドデシルグア
ニジン塩酸塩等があり、好ましくはドデシルグアニジン
及びその塩である。
カーバメイト系化合物は具体的には、メチル−1−(プ
チルカーバモイル)−2−ベンツイミダゾールカーバメ
イト、メチルイミダゾールカーバメイト等がある。
モルホリン系化合物は具体的には、4−(3−ニトロブ
チル)モルホリン、4−(3−ニトロプロピル)モルホ
リン等がある。
四級ホスホニウム系化合物は、テトラアルキルホスホニ
ウム塩、テトラアルコキシホスホニウム塩等があるが、
好ましくは、テトラアルキルホスホニウム塩であり、更
に具体的な好ましい化合物はトリーnブチル−テトラデ
シルホスホニウムクロライト及びトリーフェニル・ニト
ロフェニルホスホニウムクロライドである。
四級アンモニウム系化合物は具体的には、ベンザルコニ
ウム塩、ベンゼトニウム塩、テトラアルキルアンモニウ
ム塩、アルキルピリジウム塩等があり、更に具体的には
ドデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ド
デシルジメチルアンモニウムクロライド、ラウリルピリ
ジニウムクロライド等がある。
・ 尿素系化合物は具体的には、N−(3,4−ジクロ
ロフェニル)−N’−(4−クロロフェニル)尿素、N
−(3−トリフルオロメチル)−N”−(4−クロロフ
ェニル)尿素等がある。
イソキサゾール系化合物は具体的には、3−ヒドロキシ
−5−メチル−イソキサゾール等がある。
プロパツールアミノ系化合物は、n−プロパツール類と
イソプロパツール類があり、具体的にはDL−2−ベン
ジルアミノ−1−プロパツール%3−ジエチルアミノ−
1−プロパツール、2−ジメチルアミノ−2−メチル−
1−プロパツール、3−アミノ−1−プロパツール、イ
ドプロパツールアミン、ジイソプロパツールアミン、N
、N−ジメチル−イソプロパツールアミン等がある。
スルファミド系化合物は具体的には、0−ニトロベンゼ
ンスルファミド、p−アミノベンゼンスルファミド、フ
ッ素化スルファミド、4−クロロ−3,5−ジニトロベ
ンゼンスルファミド、α−アミノ−p−トルエンスルフ
ァミド、スルファニルアミド、アセトスルファグアニジ
ン、スルファチアゾール。
スルファジアジン、スルファメタシン、スルファメタシ
ン、スルファインオキサゾール、ホモスルファミン、ス
ルファミジン、スルファグアニジン、スルファメチゾー
ル、スルファピラジン、フタルイソスルファチアゾール
、スクシニルスルファチアゾール等がある。
ピロノン系化合物としては具体的には、デヒドロ酢酸等
がある。
アミノ酸系化合物は具体的には、N−ラウリル−β−ア
ラニンがある。
トリアゾール系化合物は具体的には、2−アミノトリア
ゾール、ベンゾトリアゾール、5−メチル−ベンゾトリ
アゾールがある。
なお上記防パイ剤のなかで本発明において好ましく用い
られる化合物はチアゾール系化合物、スルファミド系化
合物、ピロノン系化合物である。
安定液への防パイ剤の添加量は、安定液11当り 0.
001〜30gの範囲で用いられることが好ましく、よ
り好ましくは0.003〜5gの範囲で使用される。
本発明における安定液はキレート剤と併用して金属塩を
含有することが好ましい。
かかる金属塩としては、  Ba、 Ca、 Ce、 
Co、 In。
La、 Mn、 Nj、 Bi、 Pb、 Sn、 Z
n、 Ti、 Zr、 Mg、  AiL又はSrの金
属塩であり、ハロゲン化物、水酸、化物、硫酸塩、炭酸
塩、リン酸塩、酢酸塩等の無機塩又は水溶性キレート剤
として供給できる。使用量としては安定液1文当り I
X 10−’〜IX 10−”モルの範囲であり、好ま
しくは4x 10−’〜2x 10−”モルの範囲であ
る。
本発明の安定液に含有されるものとしては、上記の他ア
ルデヒド類がある。ここにアルデヒド類とはアルデヒド
基を有する化合物をいう。
具体的化合物としては。
l ホルムアルデヒド 2 アセトアルデヒド 3 プロピオンアルデヒド 4 イソブチルアルデヒド 5n−ブチルアルデヒド 6n−バレルアルデヒド フ イソバレルアルデヒド 8 メチルエチルアセトアルデヒド 9 トリメチルアセトアルデヒド 10  n−へキサアルデヒド 11  メチル−n−ブ9ピルアセトアルデヒド12 
 イソへキサアルデヒド 13  グリオキザール 14  マロンアルデヒド 15  コハク酸アルデヒド 】6 グルタルアルデヒド 17  アセトアルデヒド 18  メチルグリオキザール 19  アセト酢酸アルデヒド 20  グリコールアルデヒド 21  エトキシアセトアルデヒド 22  アミノアセトアルデヒド 23  ベタインアルデヒド 24  クロラール 25  クロルアセトアルデヒド 26  ジクロルアセトアルデヒド 27  プロマール 28  ジクロルアセトアルデヒド 29  ヨードアセトアルデヒド 30  α−クロルプロピオンアセトアルデヒド31 
 α−ブロムプロピオンアセトアルデヒド32  フル
フラール を挙げることがてきる。
上記アルデヒド類は安定液lIL当り 0.1〜50g
の範囲で含有させることが好ましく、特に0.5〜10
gの範囲で含有させることが好ましい、  。
本発明に用いられる安定液は、下記−軟式[工]、−軟
式[11及び水溶性有機シロキサン系化合物から選ばれ
る少なくとも1種の化合物を  。
含むことが本発明の目的に対する効果の点から。
特に好ましい。
一般式[I] A−0−(B)、−xt 式中、Aは一価の有機基1例えば炭素原子数が6〜20
、好ましくは6〜12のアルキル基であり、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル又は
ドデシル等を表す、又は炭素原子数が3〜20のアルキ
ル基でfa換されたアリール基であり、置換基として好
ましくは炭素原子数3〜12のアルキル基であり、プロ
ピル、ブチル。
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デ
シル、ウンデシル又はドデシル等を表す。
アリール基としてはフェニル、トリル、キシリル、ビフ
ェニル又はナフチル等であり、好ましくはフェニル又は
トリルである。アリール基にアルキル基が結合する位置
としては、オルト、メタ。
バラ位いずれでもよい、Bはエチレンオキシド又はプロ
ピレンオキシドを表し、mは4〜50の整数を表すsX
2は水素原子、5O3Y又LkP(hYtを示し。
Yは水素原子、アルカリ金E(NA、K又はLi等)又
はアンモニウムイオンを表す。
一般式[■] R。
a 式中、R,、n、、 R,及びR7は各々、水素原子、
アルキル基、フェニル基を示すが、R4,Rs、R6及
びR7の炭素原子数の合計が3〜50であるeX3はハ
ロゲン原子、水酸基、硫酸基、炭酸基、硝酸基、酢酸基
、p−トルエンスルホン酸基等のアニオンを示す。
上記水溶性有機シロキサン系化合物は1例えば、特開昭
47−18333号、特公昭55−51172号、同5
1−37538号、特開昭49−62128号明細書及
び米国特許3.545,970号等に記載されているが
如き一般的な水溶性の有機シロキサン系化合物を意味す
る。
次に本発明の一般式[I]、[II]で表される化合物
及び水溶性有機シロキサン系化合物の具体的代表例を挙
げるがこれらに限定されるものではない。
(−軟式[I]で示される化合物例) I−I  CiJ*10(CJ<0)*oHr−2Cm
HltOCCxsHsO)ssHI−3CaHtoO(
CJ40)JOJaI−4C5oHt+0(CJ40)
tsPOJa*1−5 CaHsv  Q  0(CJ
<O)molI−6C91119Q  o(c2n、o
)4soffsaI −10C91119Q  O(C
:111110)28HI −12Cs1(、s  Q
  0(CJJ)r。11(−軟式[11]で示される
化合物例)(水溶性有機シロキサン系化合物) C3H&+OC,114hOH CJs+0CdL +1゜0H C3H6+ 0CJ4h OCNz m−498・ l11−5        CI・ m−71i:H3 m−8(:、H・ C3■a+0CJ4 h  0CJs (ChCHJ hH a+bm30 (CH2CH20+−IIH a+b=41 前記水溶性有機シロキサン系化合物の中でも、とりわけ
下記−軟式[m]で示される化合物が、本発明の目的の
効果を良好に奏するため、本発明では、より好ましく用
いられる。
一般式[■コ (CH*)−−(OCI(□C)1.)Q−Ra式中、
R8は水素原子、ヒドロキシ基、低級各々、低級アルキ
ル基(好ましくは炭素原子数が1〜3のアルキル基であ
り、メチル、エチル、プロピル等である。)を表し、前
記R9+ RIG及びR11はそれぞれ同一でも異って
いてもよい、nは1〜4の整数を表し、p及びqは1〜
15の整数を表す。
これら、前記−軟式[I]、[II]で表される化合物
及び水溶性有機シロキサン系化合物は、単独で用いられ
ても、また組合されて用いられてもよい。更にその添加
量は安定液11当り0.01〜20gの範囲で使用する
際に良好な効果を奏する。
更に本発明において安定液に添加できるその他の化合物
としては、有機酸塩(クエン酸、酢酸、コハク酸、シュ
ウ酸、安息香酸等) 、 p)l!i衝剤(リン酸、ホ
ウ酸塩、塩酸、硫酸等)あるいは界面活性剤等があるが
、これらの化合物の添加量は本発明による安定液のpH
を維持するに必要でかつカラー写真画像の保存時の安定
性と沈澱の発生に対し悪影響を及ぼさない範囲で、どの
ような化合物を、どのような組合せで使用してもさしつ
かえない。
本発明に用いられる安定液のpl+は、特に限定されな
いが、好ましくはpH0,5〜12.0の範囲であり、
更に好ましくはpH,5,0〜9.0の範囲であり、特
に好ましくはpH6,0〜9.0の範囲である。
安定処理に際しての処理温度は50°C以下、特に15
°C〜50℃が好ましく、より好ましくは30℃〜45
°Cの範囲がよい、また処理時間も迅速処理の観点から
短時間であるほど好ましいが、通常20秒〜lO分間、
最も好ましくは30秒〜90秒である。
本発明による安定処理は、好ましくは2回〜20回、よ
り好ましくは4回〜10回行われるが、第1回目と第2
回目とでは、安定液組成が変ったものであってもよい。
本発明の処理方法は発色現像−漂白定着−安定処理であ
り、処理時°間の合計は好ましくは6分以内の場合が本
発明に好ましく、更に好ましくは5分以内であり、特に
好ましくは2分から3分30秒の範囲であり、ディスク
フィルムの一部を処理液に浸漬し回転させ乍ら処理する
ことが最も好ましい。
[実施例〕 以下、実験例により本発明を説明する。
試料ディスクフィルム 小西六写真工業株式会社製ディスクフィルムKonic
a IIRDisc Filmを利用した。
炭酸カリウム           30  g亜硫酸
ナトリウム         2.5gジエチレントリ
アミン五酢酸    2.0gヒドロキシルアミン硫酸
塩     2.5g6−アミノプリン       
    0.1 g臭化ナトリウム         
  1.3g水酸化カリウム          1・
0・g発色現像主薬(CD−4)         0
.03モル水を加えてIQとし、50%硫酸及び水酸化
カリウムにてpH10,2に調整した。
邑肛定1羞 エチレンジアミン四酢酸第2鉄アンモニウム錯塩(ED
TA FeI[I)          0.5干ルヨ
ウ化アンモニウム       500gポリビニルピ
ロリドン(K値17)30gアンモニア水(282) 
        10  ml水にて11とし、酢酸及
びアンモニア水にてpH5,6に調整した。
安定液 第1安定液 水のみ(水道水) 第2安定液 例示化合物l(ホルムアルデヒド)   Ig例示化合
物I−51g 第3安定液 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン             0.01g2−メチル−
4−イソチアゾリン−3−オン0.01g へキサメチレンテトラミン     2.0g亜硫酸ア
ンモニウム        1.0gコニダックス(小
西六写ヌ工業社製)  Sml水を加えてlHに仕上げ
る。
実験l: 上記試料ディスクフィルムを図示の自動現像機を用いて
下記処理を10回連続で行った後、1回目と10回目の
D waxのイエロー色素濃度を比較し、1@目を10
0%としたときの10回目の濃度を表1に記した。
発色現像処理 液量’1ml、液温48℃、処理時間1分、回転数20
0rp■、 漂白定着処理 液量15m文、液温55°C1処理時間1分、回転数2
00rpm、 安定処理(水洗処理) 温度48℃の水(第1安定液)  30tsflを処理
槽に連続供給した0回転数200rpm、処理時間1分
、実験2: 実験lにおいて安定処理を下記の本発明方法に変えたこ
とのみ異ならせた。
安定処理 温度48℃の水(第1安定液)  10+siを処理槽
に溜めて16秒間処理(回転数200 rp■)し、4
秒間で排出することを3回繰返した。
実験3: 実験2において安定処理として第2安定液を使用したこ
とのみ異ならせた。
実験4: 実験2において安定処理として第3安定液を使用したこ
とのみ異ならせた。
表  1 表1から明らかなように、比較lてはD waxが15
3%と第1回目と第10回目が大幅に変動して好ましく
ないことが判った。これに対し、本発明では第1回目と
第1O回目でD waxがほとんど変らず安定した処理
であり、非常に好ましいことが判った。
[発明の効果] 本発明によれば、単一槽による迅速処理を可能にした上
で、漂白定着液が発色現像処理液にコンタミネーション
することによる写真性能の変動を有効に防止可能であり
1頭記した目的の達成が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動現像装置の一例を示す概略図、第
2図は湯浴槽の概略図である。 図中において、各符号は下記を指示する。 rO:フィルムユニット 11:gl光窓側板 12:開口部 1コニラベル側板 14:露光窓 20:ディスクフィルム 30:挿入口 40:走行部材 41ニガイドレール 42:ウオーム 43:保持部材 5a:遮光板 51:ストッパ 52:押し出しピン 53:揺動部材 60:案内部 61:ストッパ 62ニスピンドル軸 63ニスピンドル軸 65:温風発生装置 70:処理部 71:処理槽 72:案内部 73:案内路 74:処理液タンク 75:湯浴槽 76:案内管 77:制御弁 78:案内路 79:排出弁 80:ケース 81:ケース 82:押し出し部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単一の処理槽を用い、該処理槽に発色現像液、漂
    白定着液、安定液を順次供給及び排出を繰返して、写真
    感光材料を処理する方法であって、前記安定処理として
    安定液を用いて少なくとも2回行うことを特徴とする単
    一槽による写真感光材料の処理方法。
  2. (2)処理しようとする写真感光材料が、ディスクフィ
    ルムであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の単一槽による写真感光材料の処理方法。
  3. (3)1度に処理しようとする写真感光材料が単一ない
    し10枚以下であることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の単一槽による写真感光材料の処理方法。
  4. (4)安定液が水洗代替安定液であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の単一槽に
    よる写真感光材料の処理方法。
  5. (5)単一の処理槽を用い、該処理槽に発色現像液、漂
    白定着液、安定液を順次供給及び排出を繰返して、写真
    感光材料を処理する自動現像処理装置であって、前記安
    定処理に際し、安定液を2回以上に亘って供給・排出を
    繰返す構成を有することを特徴とする自動現像処理装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6620578B2 (en) 2000-11-03 2003-09-16 Eastman Kodak Company Processing photographic material

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