JPS6217664Y2 - - Google Patents

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JPS6217664Y2
JPS6217664Y2 JP1981098189U JP9818981U JPS6217664Y2 JP S6217664 Y2 JPS6217664 Y2 JP S6217664Y2 JP 1981098189 U JP1981098189 U JP 1981098189U JP 9818981 U JP9818981 U JP 9818981U JP S6217664 Y2 JPS6217664 Y2 JP S6217664Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ポペツト弁を使用した無摺動形の電
磁弁に関する。
〔従来の技術〕
一般に、この種の電磁弁は、摺動シール部を持
たないため、スプール弁などを用いる他方式の電
磁弁に比べて無給油電磁弁として最適であるが、
ソレノイドを励磁して切換えてもソレノイドが消
磁するとその切換位置を保持できず、切換位置を
保持させるにはソレノイドを励磁し続けなければ
ならないという欠点があつた。
そのため、従来の電磁弁は、特開昭51−15828
号公報に示すように、ポペツト弁の切換え動作に
より、圧力気体源からの圧力気体の一部をパイロ
ツト部に供給することで、ソレノイド消磁後のポ
ペツト弁の切換位置を自己保持し、パイロツト部
から圧力気体が排気された後は、ポペツト弁に設
けたばね力で自己保持するようにしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、このような従来の電磁弁では、ポペ
ツト弁の一方の切換位置を機械的なばね力で自己
保持するものであるため、振動や様々な使用条件
に対してポペツト弁の切換位置を確実に保持する
ことができず、また、長期間の繰り返し荷重を受
けてばねが破損する恐れがあり、長期間にわたつ
て初期の性能を維持することができないという問
題があつた。
この問題の原因は、そもそもポペツト弁の自己
保持をばね力と空気圧力とで可能とした点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案は上述の問題点に鑑みてなされ
たものであつて、ポペツト弁の自己保持を空気圧
力のみで行うことを技術的課題とする。
この課題を達成するための技術的手段は、各々
圧力気体源に接続され、パイロツト部の圧力によ
り給排路を切換えるポペツト弁を有する第1、第
2の主弁部と、これら主弁部に対応して圧力気体
源に接続され、ソレノイドの励磁によりパイロツ
ト通路を開くと共に排気通路を閉じる第1、第2
の電磁作動部と、第1の電磁作動部と第1、第2
の主弁部の一方のパイロツト部との間にパイロツ
ト部方向を順方向として設けられ、第1、第2の
主弁部の他方のパイロツト部の圧力により逆方向
の流れを許容する第1のパイロツトチエツク弁
と、前記第2の電磁作動部と第1、第2の主弁部
の他方のパイロツト部との間にパイロツト部方向
を順方向として設けられ、第1、第2の主弁部の
一方のパイロツト部の圧力により逆方向の流れを
許容する第2のパイロツトチエツク弁と、を備え
たことである。
〔作 用〕
この手段によれば、第1の電磁作動部のソレノ
イドを励磁した時、この電磁作動部に対応する第
1、第2の主弁部の一方のパイロツト部に、第1
のパイロツトチエツク弁を介して圧力気体が供給
されてパイロツト圧力が発生し、このパイロツト
圧力によつて第1、第2の主弁部の他方のパイロ
ツト部が第2のパイロツトチエツク弁を介して排
気されるため、両主弁部が各々切換わる。そし
て、この切換わつた状態において、前記ソレノイ
ドを消磁すると、第1のパイロツトチエツク弁が
閉じて第1、第2の主弁部の一方のパイロツト部
にパイロツト圧力が封入されることになるので、
このパイロツト圧力により自己保持が可能とな
る。また、第2の電磁作動部のソレノイドを励磁
した場合には、第1、第2の主弁部の他方のパイ
ロツト部にパイロツト圧力が供給されて一方のパ
イロツト部が第1のパイロツトチエツク弁を介し
て排気されるため、両主弁部が切換わり、この切
換わつた状態において、前記ソレノイドを消磁す
ると、第2のパイロツトチエツク弁が閉じて第
1、第2の主弁部の他方のパイロツト部にパイロ
ツト圧力が封入されることになり、このパイロツ
ト圧力により自己保持が可能となる。
〔考案の効果〕
従つて、本考案によれば、第1、第2のパイロ
ツトチエツク弁の作用によつて、空気圧力のみで
ポペツト弁の切換位置を自己保持させることが可
能であつて、ばね等の機械的な保持力を必要とせ
ず、ポペツト弁の切換位置を確実に保持すること
ができる。また、ばね等の機械的な要素を持たな
いため、ポペツト弁の切換え動作が確実であると
共に、長期間の使用に耐え得る効果がある。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例にもとづいて説明
する。
第1図は一実施例の断面図、第2図は第1図ア
−ア断面図、第3図は第1図イ−イ断面図であつ
て、まず概略構成を説明すると、Pは本体Oに穿
設され圧力気体源(図示せず)に接続された入口
ポートであり、該入口ポートPの両側に第1の主
弁部1、第2の主弁部2が配設され、本体Oの両
端部に第1の電磁作動部3、第2の電磁作動部4
が配設され、第1の電磁作動部3と第2の主弁部
2との間に第1のパイロツトチエツク弁5が配置
され、第2の電磁作動部4と第1の主弁部1との
間に第2のパイロツトチエツク弁6が配置され、
さらに、入口ポートPの近傍にシヤトル弁7が設
けられている。
第1図において、第1の主弁部1は、アクチユ
エータ(図示せず)に接続される出口ポートA、
排気ポートR1、ポペツト弁11、パイロツト部
12を有する。出口ポートAと入口ポートPとの
間にポペツト弁11が着離座する給気弁座13が
形成され、出口ポートAと排気ポートR1との間
にはポペツト弁11が着離座する排気弁座14が
形成されている。ポペツト弁11は、両端にネジ
が螺設されたシヤフト11aと、該シヤフト11
aの両端部に押え部材11bおよびナツト11c
によつて固着されたダイヤフラム8とから構成さ
れる。パイロツト部12は、ポペツト弁11の図
中下方の通路9aに形成された主パイロツト部1
2aと、ポペツト弁11の図中上方の通路9bに
形成された補助パイロツト部12bから成る。
このように構成された第1の主弁部1は、その
主パイロツト部12a(通路9a)に圧力気体が
供給され、補助パイロツト部12b(通路9b)
が排気されたときに、出口ポートAが入口ポート
Pに接続し、逆に、補助パイロツト部12bに圧
力気体が供給され、主パイロツト部12aが排気
されたときに出口ポートAが排気ポートR1に接
続する。
この第1の主弁部1と同様に、第2の主弁部2
は、アクチユエータ(図示せず)に接続される出
口ポートB、排気ポートR2、ポペツト弁21、
パイロツト部22を有する。出口ポートBと入口
ポートPとの間にポペツト弁21が着離座する給
気弁座23が形成され、出口ポートBと排気ポー
トR2との間にはポペツト弁21が着離座する排
気弁座24が形成されている。ポペツト弁21
は、両端にネジが螺設されたシヤフト21aと、
該シヤフト21aの両端部に押え部材21bおよ
びナツト21cによつて固着されたダイヤフラム
8とから構成される。パイロツト部22は、ポペ
ツト弁21の図中上方の通路9bに形成された主
パイロツト部22aと、ポペツト弁21の図中下
方の通路9aに形成された補助パイロツト部22
bとから成り、該主パイロツト部22aは通路9
bによつて第1主弁部1の補助パイロツト部12
bに連通し、補助パイロツト部22bは通路9a
によつて第1主弁部1の主パイロツト部12aに
連通する。
このように構成された第2の主弁部2は、その
主パイロツト部22a(通路9b)に圧力気体が
供給され、補助パイロツト部22b(通路9a)
が排気されたときに、出口ポートBが入口ポート
Pに接続し、逆に、補助パイロツト部22bに圧
力気体が供給され、主パイロツト部22aが排気
されたときに出口ポートBが排気ポートR2に接
続する。
第1図において、本体Oの右端部に設けられた
第1の電磁作動部3は、支持体31に設けられた
ソレノイド32と、支持体31の内孔右方に嵌着
され、排気孔33aが穿設されたストツパ部材3
3と、支持体31の内孔に戻しばね34を介して
摺動自在に嵌入され、軸方向(図中左右方向)に
排気通路35aが削設された可動鉄芯35と、該
可動鉄芯35の図中左端に設けられ、本体O内の
パイロツト弁座36aに着離座するパイロツト弁
36と、前記可動鉄芯35の図中右端部に弁ばね
37aを介して設けられ、ストツパ部材33の排
気孔33aの図中左端周囲に形成された排気弁座
33bに着離座する排気弁37とから成る。前記
パイロツト弁座36aのパイロツト通路36bは
本体O内の供給通路38を介して入口ポートPに
連通している。
このように構成された第1の電磁作動部3は、
そのソレノイド32が消磁しているとき、戻しば
ね34の作用によりパイロツト通路36b(パイ
ロツト弁座36a)を閉じると共に排気通路35
a(排気弁座35b)を開き、ソレノイド32が
励磁されると戻しばね34に抗する吸引力によ
り、パイロツト通路36b(パイロツト弁座36
a)を開くと共に排気通路35a(排気弁座35
b)を閉じる。
この第1の電磁作動部3と同様に、本体Oの左
端部に設けられた第2の電磁作動部4は、支持体
41に設けられたソレノイド42と、支持体41
の内孔左方に嵌着され、排気孔43aが穿設され
たストツパ部材43と、支持体41の内孔に戻し
ばね44を介して摺動自在に嵌入され、軸方向
(図中左右方向)に排気通路45aが削設された
可動鉄芯45と、該可動鉄芯45の右端に設けら
れ、本体O内のパイロツト弁座46aに着離座す
るパイロツト弁46と、前記可動鉄芯45の左端
部に弁ばね47aを介して設けられ、ストツパ部
材43の排気孔43aの右端周囲に形成された排
気弁座43bに着離座する排気弁47とから成
る。前記パイロツト弁座46aのパイロツト通路
46bは本体O内の供給通路48を介して入口ポ
ートPに連通している。
このように構成された第2の電磁作動部4は、
そのソレノイド42が消磁しているとき、戻しば
ね44の作用によりパイロツト通路46b(パイ
ロツト弁座46a)を閉じると共に排気通路45
a(排気弁座45b)を開き、ソレノイド42が
励磁されると戻しばね44に抗する吸引力によ
り、パイロツト通路46b(パイロツト弁座46
a)を開くと共に排気通路45a(排気弁座45
b)を閉じる。
第2図において、第1のパイロツトチエツク弁
5は、中間体51と、ピストン52と、チエツク
弁53とを有する。中間体51は上記通路9aに
連通する内孔50に嵌着され、該中間体51には
弁座51aが形成されると共に、上記第1の電磁
作動部3の排気通路35aに連絡通路54(第1
図参照)を介して常時連通する孔51bが穿設さ
れている。ピストン52は、前記中間体51の孔
51bに遊嵌されると共に、上記ダイヤフラム8
に固着されて、通路9bすなわち第2の主弁部2
の主パイロツト部22の圧力により作動する。チ
エツク弁53は、中間体51の孔51bから通路
9a方向を順方向とするように、弁ばね53aを
介して前記内孔50に挿入されており、溝53b
が削設された大径部53c(図中上端)が中間体
51の弁座51aに着離座するようになつてい
る。又、一方の開口端が盲栓59によつて上記本
体Oの供給通路38としや断された供給孔55の
他方の開口端は前記内孔50に開口し、その開口
端に弁座55aが形成されており、該弁座55a
に前記チエツク弁53の小径部53d(図中下
端)が着離座するように構成されている。
この第1のパイロツトチエツク弁5は、上述の
第1の電磁作動部3のソレノイド32が励磁され
てパイロツト通路36bが開いた時すなわち、供
給通路38、パイロツト通路36b、連絡通路5
4を介して入口ポートPからの圧力気体が孔51
bに供給されたとき、弁ばね53aに抗してチエ
ツク弁53の大径部53cが弁座51aから離座
すると共に、チエツク弁53の小径部53dが弁
座55aに着座して、孔51bが溝53bを介し
て通路9a(第1の主弁部1の主パイロツト部1
2)に連通する。この時、第2の電磁作動部4の
ソレノイド42は消磁しており、通路9b(第2
の主弁部2の主パイロツト部22)は排気されて
いる。逆に、第1の電磁作動部3のソレノイド3
2が消磁し、第2の電磁作動部4のソレノイド4
2が励磁されているときは、通路9bのパイロツ
ト圧力によりピストン52が押圧されてチエツク
弁53の大径部53cが弁座51aから離座し、
通路9aが溝53b、孔51b、連絡通路54、
排気通路35a、排気孔33aを介して排気され
る。
尚、第2のパイロツトチエツク弁6は上述の第
1のパイロツトチエツク弁5と同様の構成である
ため、その説明を省略する。
第3図において、70は本体Oに穿設され入口
ポートPに連通する内孔であり、該内孔70に
は、上記通路9aに連通する連絡孔71および通
路9bに連通する連絡孔72が各々開口し、これ
らの開口端の周囲には各々弁座71a,72aが
形成されている。前記内孔70にシヤトル弁7が
遊嵌され、その内端が弁座71a,72aに各々
着離座するように構成されている。尚、シヤトル
弁7の外周と内孔70との隙間は入口ポートPと
通路9a,9bとを絞つて連通する。
このシヤトル弁7は、上記第1のパイロツトチ
エツク弁5を介して通路9aに圧力気体が供給さ
れた時すなわち第1の主弁部1のパイロツト圧力
発生時に、図中上方へ移動して弁座71aから離
座すると共に弁座72aに着座し、連絡孔71を
介して入口ポートPと通路9aとを連通する。逆
に、通路9b(第2の主弁部2の主パイロツト部
22)に圧力気体が供給された時は、連絡孔72
を介して入口ポートPと通路9bとを連通する。
以上、各構成部分の個々について説明したが、
次に、第4図および第5図にもとづいて作用を説
明する。
第4図は、第1の電磁作動部3のソレノイド3
2が励磁され、第2の電磁作動部4のソレノイド
42が消磁している時の状態を示す。ソレノイド
32が励磁されると、戻しばね34に抗する可動
鉄芯35の吸引力により、パイロツト弁36がパ
イロツト弁座36aから離座してパイロツト通路
36bと連絡通路54とが連通すると共に、排気
弁37が排気弁座33bに着座して排気通路35
aと排気孔33aとの連通が断たれる。この時、
第2の電磁作動部4のソレノイド42は消磁して
いるので、パイロツト弁46がパイロツト弁座4
6aに着座してパイロツト通路46bを閉じ、排
気弁47が排気弁座43bから離脱して排気通路
45aが排気孔43aに連通している。
第1の電磁作動部3のパイロツト通路36bが
開くことによつて、第1のパイロツトチエツク弁
5の孔51bに入口ポートPからの圧力気体が連
絡通路54を経て供給され、チエツク弁53の大
径部53cを押圧して弁座51aから離座させ
る。そして、この圧力気体は、第1のパイロツト
チエツク弁5を経て第1の主弁部1の主パイロツ
ト部12a、第2の主弁部2の補助パイロツト2
2bすなわち通路9aに供給される。
この通路9aに供給された圧力気体は、第2の
パイロツトチエツク弁6のピストン62を介して
チエツク弁63を押圧し、その大径部63cを弁
座61aから離座させる。従つて、第1の主弁部
1の補助パイロツト部12b、第2の主弁部2の
主パイロツト部22aすなわち通路9bは、第2
のパイロツトチエツク弁6、連絡通路64、排気
通路45aを介して排気孔43aに連通する。斯
して、第2のパイロツトチエツク弁6は逆方向の
流れを許容することになる。
このように、通路9aにパイロツト圧力が発生
し、通路9bが排気されると、第1の主弁部1の
ポペツト弁11は排気弁座14に着座すると共
に、給気弁座13から離座する。従つて、第1の
主弁部1においては、出口ポートAと排気ポート
R1とがしや断され、出口ポートAが入口ポート
Pに連通されることになる。同時に、第2の主弁
部2のポペツト弁21は給気弁座23に着座する
と共に、排気弁座24から離座する。従つて、第
2の主弁部2においては、出口ポートBと入口ポ
ートPとがしや断され、出口ポートBが排気ポー
トR2に連通することになる。この時、シヤトル
弁7は、通路9a,9b間の圧力差により図中上
方へ移動し、弁座71aから離座すると共に、弁
座72aに着座して、連絡孔71aを介して入口
ポートPと通路9aとを連通している。
このように、第1の電磁作動部3のソレノイド
32が励磁されて、両主弁部1,2が第4図の切
換位置にあるとき、該ソレノイド32を消磁して
も、両主弁部1,2はこの切換位置を保持する。
すなわち、ソレノイド32が消磁すると、可動
鉄芯35は戻しばね34により図中左方へ移動
し、排気弁37が排気弁座33bから離座して排
気通路35aが排気孔33aに連通すると共に、
パイロツト弁36がパイロツト弁座36aに着座
してパイロツト通路36bを閉じる。この為、第
1のパイロツトチエツク弁5の孔51bは連絡通
路54、排気通路35aを介して排気孔33aに
連通することになるが、チエツク弁53は弁ばね
53aに押圧されると共に、通路9aの気体圧力
を受けているために、大径部53cが弁座51a
に着座し、通路9aから連絡通路54への流れす
なわち逆方向の流れを阻止する。この時、シヤト
ル弁7は上述の状態のままであつて、入口ポート
Pは通路9aに連通したままである。斯して、こ
の電磁弁はソレノイド32が消磁しても上述の切
換位置を長時間保持するのである。
又、第5図は、第1の電磁作動部3のソレノイ
ド32が消磁し、第2の電磁作動部4のソレノイ
ド42が励磁されている状態を示し、この時の各
構成部分の作用は、上述の第4図の場合とは逆に
作用するだけであるので、その説明を省略する。
尚、上記実施例においては、第1、第2いずれ
かの電磁作動部のソレノイドを励磁して切換えた
後で該ソレノイドを消磁した場合、パイロツトチ
エツク弁が閉じて該チエツク弁を介しての圧力気
体供給が断たれても、シヤトル弁7の作用により
入口ポートPからシヤトル弁7を介して通路9a
あるいは9bに圧力気体を供給するように構成し
たが、これは、パイロツトチエツク弁からの気体
洩れを補充して長時間自己保持させるためであ
る。この目的を達成するための他の実施例とし
て、第3図における連絡孔71,72を盲栓等に
より閉じてシヤトル弁7の機能を停止させ、第1
図および第2図における盲栓59,69を取外し
て供給通路38,48を供給孔55,65に連通
させる構成とし、ソレノイド32あるいは42が
消磁してパイロツトチエツク弁5あるいは6の大
径部53cあるいは63cが弁座51aあるいは
61aを閉じたとき、その小径部53dあるいは
63dを弁座55aあるいは65aから離座させ
て、この供給孔55あるいは65から圧力気体を
補充して、切換位置を長時間保持させることも可
能である。あるいは、シヤトル弁7をそのままに
しておいて、ソレノイド32あるいは42が消磁
したとき供給孔55,65を供給通路38,48
に連通させても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
第1図におけるア−ア断面図、第3図は第1図に
おけるイ−イ断面図、第4図、第5図は同実施例
の作用説明図である。 1……第1の主弁部、2……第2の主弁部、3
……第1の電磁作動部、4……第2の電磁作動
部、5……第1のパイロツトチエツク弁、6……
第2のパイロツトチエツク弁、11,21……ポ
ペツト弁、12,22……パイロツト部、32,
42……ソレノイド、35a,45a……排気通
路、36a,46a……パイロツト通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各々圧力気体源に接続され、パイロツト部の圧
    力により給排路を切換えるポペツト弁を有する第
    1、第2の主弁部と、これら主弁部に対応して圧
    力気体源に接続され、ソレノイドの励磁によりパ
    イロツト通路を開くと共に排気通路を閉じる第
    1、第2の電磁作動部と、第1の電磁作動部と第
    1、第2の主弁部の一方のパイロツト部との間に
    パイロツト部方向を順方向として設けられ、第
    1、第2の主弁部の他方のパイロツト部の圧力に
    より逆方向の流れを許容する第1のパイロツトチ
    エツク弁と、前記第2の電磁作動部と第1、第2
    の主弁部の他方のパイロツト部との間にパイロツ
    ト部方向を順方向として設けられ、第1、第2の
    主弁部の一方のパイロツト部の圧力により逆方向
    の流れを許容する第2のパイロツトチエツク弁
    と、を備えた電磁弁。
JP9818981U 1981-06-30 1981-06-30 電磁弁 Granted JPS582478U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9818981U JPS582478U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 電磁弁

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JP9818981U JPS582478U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 電磁弁

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JPS6217664Y2 true JPS6217664Y2 (ja) 1987-05-07

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ID=29892957

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JP9818981U Granted JPS582478U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 電磁弁

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JP (1) JPS582478U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115828A (en) * 1974-06-10 1976-02-07 Chukyo Electric Co Ichihojikinoojusuru pairotsutoshiki 4 hokoben

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115828A (en) * 1974-06-10 1976-02-07 Chukyo Electric Co Ichihojikinoojusuru pairotsutoshiki 4 hokoben

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Publication number Publication date
JPS582478U (ja) 1983-01-08

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