JPH0158311B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0158311B2
JPH0158311B2 JP60289072A JP28907285A JPH0158311B2 JP H0158311 B2 JPH0158311 B2 JP H0158311B2 JP 60289072 A JP60289072 A JP 60289072A JP 28907285 A JP28907285 A JP 28907285A JP H0158311 B2 JPH0158311 B2 JP H0158311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
cable
axis
support arm
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP60289072A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61172986A (ja
Inventor
Koji Shigeoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mixton Co Ltd
Original Assignee
Mixton Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mixton Co Ltd filed Critical Mixton Co Ltd
Priority to JP28907285A priority Critical patent/JPS61172986A/ja
Publication of JPS61172986A publication Critical patent/JPS61172986A/ja
Publication of JPH0158311B2 publication Critical patent/JPH0158311B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、建築物特に車庫などの外構用門扉に
関する。
従来の技術 重錘を利用した回転昇降扉は実開昭51−29733
号、実公昭55−36717号などで知られているが、
前者は重錘の位置が平面図上で移動するため、地
表物に対する当接損傷の機会が多くなる欠点があ
り、後者は重錘を複数個組合せる煩雑な構成であ
るにもかかわらず、効果はさほどでもなく全行程
における扉(遮断枠)の重力モーメントと重錘と
の開閉の全行程における平衡(バランス)がよい
とはいえないもので、扉開閉の操作力が軽いとい
うには程遠いものであつた。
発明が解決しようとする問題点 本発明の技術的課題は、上述の従来の欠点を払
拭し、合わせて人傷災害の機会を減小させること
である。
問題点を解決するための手段および実施例 本発明に係る回転昇降扉の一実施例の構成を図
面により述べると、一定地表高面と鉛直面とが交
差する直線を回動の軸Xとし、該軸X上に配設さ
れた二の軸支点41,42と、該二の軸支点4
1,42に一端21a,22aを軸支され、上記
軸Xと交差する面内で略90°の範囲にわたつて回
動自在とされた二の支持アーム21,22と、上
記二の軸支点41,42を地表Sに対して支承す
る二の支柱31,32と、上記二の支持アーム2
1,22の開放端21b,22b間に、上記二の
支持アーム21,22と交差する方向に跨設され
た化粧板(扉)1とからなる回転昇降扉におい
て、索体Kの一の端部を支持アーム21,22の
上記一端21a,22a近傍に係留し、該索体K
は略軒高に配設された滑車Pを経由して上記支柱
31,32に沿つて垂下され、一方、上記索体K
の他の端部に重錘Wを懸荷すると共に、該重錘W
は上記支柱31,32の内又は外面を摺接かつ案
内されるようにしたことを特徴とする構成となつ
ている。なお、31a,32aは中空、Pは滑車
であり、支持アーム21,22の回動行程を該支
持アームが略水平から略鉛直の90°の範囲にわた
つて制限する、ストツパーは簡明のため図示して
ない。又、本明細書中で使用されている符号数字
二桁目の2,1は、それぞれ支持アーム系の左右
を示し、図示してないものがあるがそれらは他の
系のものと同一に表れる。
作 用 本発明は以上の構成となつているので、支持ア
ーム21,22に係留された索体Kの一の端部
は、扉1の開閉の行程中その位置が激しく変るわ
けではない(索体Kの一の端部の上記係留点は軸
支点41,42近傍とされている。)。この結果、
扉1開閉の全行程を通じて索体Kの揺動は僅少と
され、このため人傷災害の起きる機会も少ないも
のとされる。上記係留点の扉1開閉における全行
程中の変位が少ないということは、当然に重錘W
の上下の昇降量も小さくなることを意味し、又、
平面図上の移動を伴わないから(重錘Wは支柱3
1,32に内接又は外接している。)、これ又動作
中の障害の機会が少なくなるものということがで
きる。
さらに重要なのは動作特性であり、本件発明で
は扉1開閉の全行程、扉1の重力モーメントと一
定重錘Wによる反対方向モーメントとの平衡バラ
ンスがよく、全行程操作力が軽くなる点が強調さ
れなければならない。これは首記の重錘の重量を
時間的に変化されることを基本原理とする従来の
引例考案(実公昭55−36717号)と本件発明との
間の動作原理上の大きな差となつている。
以下、この間の事情を数式的に説明すると、本
件発明において扉1、支持アーム21などの回動
部の重心Gにおける回動部の全重量をg、該重心
Gと軸支点41,42までの側面図で見た距離を
L、閉扉限の重心Gが軸支点41,42から見て
水平線となす角をα、閉扉限からの開扉角をθと
すれば、回動部の重力モーメントMは、 M=gLcos(θ−α) ……(1) 一方、索体Kが支持アーム21,22に対して
示す反対方向のモーメントmは、索体Kの係留点
と軸支点41,42の距離をl、閉扉限の該係留
点が軸支点41,42から見て水平線となす角を
β、重錘Wの重量をwとすると(索体Kは揺動角
が少ないため開閉の全行程鉛直とみる。)、 m=wlcos(θ−β) ……(2) ここで式(1)、(2)を比較すると、α=β、gL=
wlとなるようにβ、w、lを選択決定しさえす
れば、扉1開閉の全行程 M=m となり、理論的には操作力をまつたく不要とする
程の軽さとすることができることが分る。たとえ
重錘を使用する技術の点においては共通するとし
ても、本件発明は従来例にはない格段の動作特性
を有している。
本件発明は両流れ車庫に適用して好適であり、
カーポートの中空の柱がそのまま本件発明の支柱
31,32として使用可能である。
その他の実施例 重錘Wが摺接垂下する部材は、支柱31,32
を利用することが経済上望ましいが、支柱31,
32と併設された補助柱Hを使用することももち
ろんできる。又、重錘Wは支柱31,32内でな
く、重錘Wを中空として支柱31,32の外周面
を摺接する構造としてもよい(第2図)。
発明の効果 本発明においては重錘Wが支柱31,32の隔
壁内に封入されるか、又は、支柱31,32(補
助柱H)の表面を摺接する構造となつているか
ら、外観はコンパクトとなり重錘が大きく揺動す
ることもない。したがつて人傷災害の機会も少な
くなる利点がある。又、索体Kの支持アーム2
1,22に対する係留点を軸支点41,42近傍
としたので、索体Kの扉1開閉中の揺動が少な
く、これ又障害の機会を減小させることができ
る。さらにに又、上記係留点を軸支点近傍とする
ことにより、重錘の移動量も少なくなり、かつ回
動部の重力モーメントの相殺を略完全に行うこと
ができるので、扉開閉の操作力を全行程非常に軽
くすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転昇降扉の一実施例の
要部斜視図、第2図は他の実施例の要部斜視図で
ある。 1……化粧板(扉)、21,22……支持アー
ム、21a,22a……一端、21b,22b…
…開放端、31,32……支柱、31a,32a
……中空、41,42……軸支点、X……軸、S
……地表、H……補助柱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一定地表高面と鉛直面とが交差する直線を回
    動の軸とし、該軸上に配設された二の軸支点と、
    該二の軸支点に一端を軸支され、上記軸と交差す
    る面内で略90°の範囲にわたつて回動自在とされ
    た二の支持アームと、上記二の軸支点を地表に対
    して支承する二の支柱と、上記二の支持アームの
    開放端間に、上記二の支持アームと交差する方向
    に跨設された化粧板とからなる回転昇降扉におい
    て、索体の一の端部を支持アームの上記一端近傍
    に係留し、該索体は略軒高に配設された滑車を経
    由して上記支柱に沿つて垂下され、一方、上記索
    体の他の端部に重錘を懸荷すると共に、該重錘は
    上記支柱の内又は外面を摺接、かつ案内されるよ
    うにしたことを特徴とする回転昇降扉。
JP28907285A 1985-12-20 1985-12-20 回転昇降扉 Granted JPS61172986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28907285A JPS61172986A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 回転昇降扉

Applications Claiming Priority (1)

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JP28907285A JPS61172986A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 回転昇降扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61172986A JPS61172986A (ja) 1986-08-04
JPH0158311B2 true JPH0158311B2 (ja) 1989-12-11

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ID=17738460

Family Applications (1)

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JP28907285A Granted JPS61172986A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 回転昇降扉

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JP (1) JPS61172986A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04123713U (ja) * 1991-04-23 1992-11-10 西川ゴム工業株式会社 自動車のグラスラン
JPH04321426A (ja) * 1991-04-22 1992-11-11 Nishikawa Rubber Co Ltd 自動車のグラスラン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5536717U (ja) * 1978-09-01 1980-03-08

Patent Citations (1)

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JPS5536717U (ja) * 1978-09-01 1980-03-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04321426A (ja) * 1991-04-22 1992-11-11 Nishikawa Rubber Co Ltd 自動車のグラスラン
JPH04123713U (ja) * 1991-04-23 1992-11-10 西川ゴム工業株式会社 自動車のグラスラン

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Publication number Publication date
JPS61172986A (ja) 1986-08-04

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