JPH0156388B2 - - Google Patents

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JPH0156388B2
JPH0156388B2 JP58080991A JP8099183A JPH0156388B2 JP H0156388 B2 JPH0156388 B2 JP H0156388B2 JP 58080991 A JP58080991 A JP 58080991A JP 8099183 A JP8099183 A JP 8099183A JP H0156388 B2 JPH0156388 B2 JP H0156388B2
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signal
detection
phase
memory
data
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Toshio Kurimura
Hiroshi Kagaya
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Koden Electronics Co Ltd
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Koden Electronics Co Ltd
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Publication of JPH0156388B2 publication Critical patent/JPH0156388B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S3/00Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
    • G01S3/02Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using radio waves
    • G01S3/14Systems for determining direction or deviation from predetermined direction
    • G01S3/52Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using a receiving antenna moving, or appearing to move, in a cyclic path to produce a Doppler variation of frequency of the received signal
    • G01S3/54Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using a receiving antenna moving, or appearing to move, in a cyclic path to produce a Doppler variation of frequency of the received signal the apparent movement of the antenna being produced by coupling the receiver cyclically and sequentially to each of several fixed spaced antennas

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無指向性アンテナを円周上に等間隔に
配置してこれを順次切替え、受信して得られる受
信信号の位相変化より、受信電波の到来方位を知
るいわゆる静止形ドプラ方向探知機に関するもの
である。
〔従来の技術〕
この種の方向探知機における従来の基本的構成
を第1図により説明する。
1はアンテナ群で第3図に示すように円周上に
等間隔に配置された同一特性の無指向性アンテナ
A1〜Anの中心に同様特性のアンテナA0を設けそ
の出力を受信機31のRF入力端子に接続する。
2はアンテナ切替器でアンテナA1〜Anの出力を
順次切替走査してその出力を受信機32のRF入
力端子に接続する。3は局部発振器の共通な主受
信機31及び従受信機32で構成された2チヤン
ネル受信機で主受信機31の周波数を調整するこ
とにより従受信機32の周波数も同時に調整する
ことが出来、同一の電波を同時に受信出来るよう
になつている。なおA1〜Anアンテナを順次切替
走査して電波を受信すると受信信号は第6図(a)
(8本アンテナの例を示す)のようなアンテナ配
置に関係ずけられた位相変調を受けることは特公
昭56−35828号でも既に公知である。
2チヤンネル受信機3でそれぞれ増幅された
IF出力は信号処理回路4へ加えられた増幅検波
されて所定の方位信号が得られる。信号処理回路
4では別に基準信号を発生しこれをアンテナ切替
信号発生回路6に加え各アンテナの切替走査信号
を発生する。前述の方位信号は信号処理回路内の
加算回路で平均処理される。この出力は指示器5
に加えられる3桁又は4桁のデジタル方位測定値
を数字表示器に表示すると同時に、ブラウン管上
に当該方位を指示する単ペラ像又は単向輝線像と
して表示される。
こうした無線方向探知機においては、検波器例
えばデイスクリ又はPLL(位相同期回路)などに
より上記位相変化成分を抽出してアンテナ走査基
準信号との位相差を測定して到来電波の方位とす
るのであるが、抽出された方位成分は一般に雑音
を含んでおり、極めてS/N比が悪いので直接前
述の位相測定を行うことは出来ない。
このため波器又は別に設けた位相安定化回路
により方位成分中の有効成分の抽出を行うのであ
るが、何分にもこの方位信号成分は周波数が低い
ので応答速度がはなはだおそくなる。又方位信号
成分に瞬断や混信号等があるとその過渡現象が長
く続き方位が定まらなくなるなど方位測定上の不
都合があつた。
このため、上記の位相差を検出して得られるデ
ータをメモリに記憶して蓄積しておき、方位信号
が三角関数状に変化することを利用して、蓄積し
たデータを三角関数と相関処理し、あるいは統計
処理して不良のデータを検出するとともに、この
不良データに代えて良好と判断されるデータを取
り込むようにして方位表示のための信号の精度を
向上させる手段を、上記の信号処理回路4に相当
する部分に設けたものが特開昭56−137169などに
より開示されている。
また、上記の切替走査の各切替え時点に生ずる
受信信号の過渡的な不良変化部分により、上記の
データが不良になることを防止するため、各切替
時点の前後にわたるごく短い時間だけ上記の
PLLの動作を停止する手段を設けたものが特開
昭56−124067などにより開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、信号処理回路4にデータを蓄積
しておき、蓄積したデータを相関処理または統計
処理して不良データを検出し、あるいは不良デー
タに代えて良好と判断されるデータを取り込むよ
うにする手段では、不良データを検出するための
処理およびこれに代わる良好データの判断などに
相当の演算時間を要するため、早期に方位測定結
果が得られないほか、不良データが長く連続する
と、メモリが不良データで満配になつてしまい、
目的とする演算処理が不可能になるなどの不都合
がある。
したがつて、メモリに蓄積するデータに不良デ
ータを含まれないように、上記のPLLの動作停
止手段を、仮に、当該不良データの生ずる期間だ
け停止するように転用構成することが考えられる
が、この手段では、その間のデータが得られなく
なり、目的とする方位測定が行えなくなるという
不都合が生ずる。
このため、こうした不都合を解決したものの提
供が望まれているという課題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、 こうした無線方向探知機において、 アンテナの切替走査の周期の1/2の周期ごと
に交互に正負の極性に形成される信号を内部信号
として発生する手段と、 位相差検出信号にもとづいて得られる交互に正
負の極性に形成された信号と上記の内部信号とを
掛算して得られる信号を掛算極性信号として得る
手段と、 上記の掛算極性信号を検出データとしてメモリ
ーの第1のメモリ部分に記憶する手段と、 第1のメモリ部分に記憶した検出データの記憶
内容をメモリーの第2のメモリ部分に移して記憶
する手段と、 第2のメモリ部分に記憶した検出データの各極
性部分の平均レベルにより得られる信号によつて
上記の内部信号の位相を可変制御する手段と、 切替走査を行わない無指向性アンテナによる受
信信号にもとづいて得られる信号により電波の
S/Nの悪化または前記電波の断続の状態を検出
した検出信号を得る手段と、 この検出信号にもとづいて、第1のメモリ部分
に記憶されるべき検出データに代えて、第2のメ
モリ部分に記憶されている検出データを第1のメ
モリ部分に記憶する手段と、 上記の検出信号にもとづいて、位相検出信号を
得るための検波回路の動作を停止する手段と、 上記の第2のメモリ部分に記憶した検出データ
の内容にもとづいて得られる上記の内部信号の位
相値または内部信号の発生にともなつて得られる
位相値により方位表示信号を得る方位表示信号手
段と を設けることにより上記の課題を解決し得るよう
にしたものである。
〔実施例〕
以下、実施例を図面により説明する。
実施例の無線方向探知機における基本構成部分
は第1図により説明した構成と同様に構成されて
おり、その信号処理回路4に相当する部分を以下
のように構成するものである。
第2図は信号処理回路4の詳細を示したもので
ある。41は第4図に示すような構成よりなる
FM成分回路除去回路で、2チヤンネル受信機3
で増幅されたIF出力は二つの入力端子に加わり
二つの周波数の異なる局部発振器41c,41d
によりそれぞれ周波数変換器41a,41bで周
波数変換された後、更に別に設けた周波数変換器
41eにより混合され1つのビート信号に変換さ
れる。このようにFM成分除去回路を通すことに
より受信電波に附与されている周波数変調成分を
除去することが出来る。従つてFM(FS)、SSB等
のような電波でも方位信号へのじよう乱を除去す
ることが出来、安定な方位測定が可能になる。
又通常受信信号に周波数変化を伴う変調が附与
されていない場合でも、上述の回路を通してアン
テナ切替えにより得られる位相変化成分を抽出出
来ることは言う迄もないことである。FM成分除
去回路の出力はPLL又はデイスクリ及び積分器
等で構成された検波回路43で検波された位相の
変換点で急激に電圧の変化する第6図bのような
信号が得られるので、これを積分するとアンテナ
の切替走査によつて生じた位相変化、第6図aと
等価な信号第6図cが得られる。この方位信号は
第6図dのような両波整流波形状の信号(整流前
の極性をそのまま付してある)とした後積回路4
4に加える。
42は信号検出回路でA0アンテナ出力を増幅
して得られたIF出力がFM成分除去回路を通して
入力に加えられる。このIF入力の振幅及び中心
周波数を検出し、そのAND(論理積)を取つて検
波回路43とメモリ制御回路413に加えられた
検波回路に於ては電波の瞬断時にPLLの無用の
混乱をさけるためPLLの動作を一時的に停止さ
せ、又メモリ制御回路に於ては第1メモリ―回路
への入力をADC45の出力から第2メモリー回
路の出力に切替える為に用いる。積回路44は第
5図に示すように掛算器44aとSINROM44
bにより構成されている。
すなわちSINROM44bは複数ビツトの入出
力を持ちSIN波の1周期又は半周期分メモリーさ
れており、内部信号発生用分周回路47の出力が
入力されると第6図eのような変化をする複数ビ
ツトのデジタル値が得られる。この信号の波形図
はSINROMの入出力ビツト数によつて定まる階
段的SIN状の変化をするのであるが、簡単のため
その平均位相で描いてある。掛算器44aは2つ
の入力の積を与えるものであつて、前記検波出力
両波整流波形第6図dのアナログ信号と上記
SINROMの出力第4図eのデジタル信号との掛
算を行い両信号の位相が丁度90゜差、つまりd図
の波形とe図Xとの積出力、第6図fのような出
力が得られる。
SINROMの出力がe図Y,e図Zの各場合の
積回路出力は波形図g,hに示すように変化す
る。
前述の掛算器は本発明の実施例では1つの入力
がアナログ他の入力がデジタル形式のものである
が、両入力がアナログ形式のものでもデジタル形
式のものでも結果は全く同一である。掛算回路4
4の出力は次段のADC(アナログデジタル変換
器)に加えられ第6図fに示す信号の並列複数ビ
ツトのデジタル値として次の第1メモリ回路41
0に入力される。
前述した内部信号発生用分周回路47はカウン
ター及び複数ビツトの入出力を持つプリセツタブ
ルカウンタで構成されており、基準信号発振器4
8より入力された信号はカウンタで分周されて、
プリセツタブルカウンタの入力となり最大ビツト
が検波出力第6図cの1周期と周波数が完全に一
致するように所定の分周を行うと同時にプリセツ
ト入力に必要な数値をプリセツトすることにより
各出力ビツトの位相を進めたり遅らせたりするこ
とが出来、その結果として前述のSINROM44
bの両波整流出力状の信号(整流前の極性そのま
ま付してある)第6図eの位相を進め又は遅らせ
て積回路出力がf図の波形になるように制御する
のである。
基準信号発振器は水晶又は自励式クロツク及び
基準信号発生用発振器でその出力は内部信号発生
用分周回路47及び遅延分周回路46の入力とな
る。遅延分周回路46はアツプダウンカウンタで
構成されたアンテナ走査基準信号を発生する分周
回路で受信信号が受信機通過中に生じた遅延時間
を補正した出力をアンテナ切替信号発生回路6に
加えて正しい方位指示を与えるためのものであ
る。49は遅延時間設定器でデジタルスイツチ等
で構成され、デジタル出力を遅延分周回路46の
アツプダウンカウンタのプリセツト入力に加えプ
リセツトし、アツプカウントせしめればプリセツ
ト値だけ遅延分周回路出力は位相が進むことにな
る。すなわち複数ビツト出力のアツプダウンカウ
ンタはクロツク入力により第7図のようにカウン
タの内容が0からフルカウント迄変化しこれを順
次くり返す。従つて前述のようにRの時点に於て
Pなる数値をカウンタにプリセツトすれば、第7
図の点線のように出力は変化するので、プリセツ
トする前の実線の波形に対してqだけ信号が進む
ことになる。このようにすると受信機中で生じた
遅延が自動的に補正された検波器出力は正しく基
準信号に対する電波の方位を指示することが出来
る。
410は第1メモリ回路、411は第2メモリ
回路でADC(アナログ・デジタル変換器)45の
出力は第1メモリ回路に蓄積される。
第1メモリ回路への入力に際して各アンテナの
出力ごとにメモリエリアを設けて順次入力しこれ
を所定回数mだけ蓄積する。第1メモリ回路の出
力はm回の蓄積が終了すると第2メモリ回路へ転
送され同時に第1メモリ回路の内容はクリアさ
れ、前述のような蓄積をくり返す。
413は制御回路で信号検出回路の出力により
受信信号が瞬断した時には第1メモリ回路への入
力をADC(アナログ・デジタル変換回路)出力か
ら第2メモリ出力に切替えたり、メモリ間のデー
タ転送、加算命令等の各種制御を行う。
今検波回路43の出力第6図dとSINROM出
力第6図eとが図の曲線Xのように90゜位相差の
関係にあるとすれば積回路の出力は第6図fのよ
うになる。説明の為第2メモリ回路を省略して考
えると第1メモリ回路の1周期(又はm周期)の
総和は第6図fから明らかなように、(+)、(−)
相殺して0となるので加算回路412の出力は0
となる。第6図dとeが90゜位相差からずれると
(例えばe図Y又はZの場合)掛算器の出力は第
6図g又はhとなり、従つて加算回路49の出力
は0からずれ(+)又は(−)となる。
このように積回路の出力の平均レベルは二つの
入力第6図dとeの位相関係により0を中心とし
て(+)又は(−)に変化する。従つて加算回路
412の内容で内部信号発生用分周回路47のプ
リセツタブルカウンタのプリセツトを行えば内部
信号発生用分周回路47の出力の位相は加算回路
出力の内容と同じになり、積回路の2つの入力信
号の位相差が90゜になる迄加算回路の内容が増減
してSINROM出力信号の位相を制御して平衡点
に達するのである。
この動作は、逆の見方をすれば、プリセツタブ
ルカウンタの出力の位相、つまり、プリセツト値
は加算回路412の出力値と同じなるようにして
あるわけで、この値は上記の平均レベルの出力値
を加算していつた値になつているわけである。
したがつて、第2メモリの内容にもとづいて算
定して得られた値が加算回路412の出力になつ
ているが、この値は、上記のようにプリセツタブ
ルカウンタの出力の位相、つまり、内部信号(第
6図e)の位相値になつており、検波出力(第6
図d)の位相と90゜の位相差があるので、この90゜
内部的に補正して基準点より測定すれば電波の到
来方位を知ることが出来るのでこれを指示器5に
加えて測定した方位を表示することが出来る。
実際の電波を受信する際には雑音や電波の瞬断
等に検波器のPLLのロツクはずれ等が生じ正常
な検波出力が得られないことがある。このため加
算回路412の内容は無用の変動を生じ制御系、
指示系に混乱を生じ測定方位が変動することがし
ばしば起る。
このため第2メモリ回路を設けて所定周期mだ
け第2メモリ回路に方位データを蓄積した後、こ
れをそれぞれ対応する第2メモリ回路に転送し、
これの総和を前述のように加算回路412に積算
して内部信号発生用分周回路47の制御を行うの
であるが、検波出力が断になつた時は直ちに第1
メモリ回路の入力をADC出力の代りに対応する
第2メモリ回路出力に切替えるのである。ただし
第2メモリ回路出力の値は所定周期分だけ積算さ
れたものとなつているので所定周期mで除算処理
した後第1メモリ回路に入力する必要がある。
これらの操作により平均化が行なわれ雑音混信
などにより検波出力が毎回相当変動する場合でも
その平均値が第1メモリ回路に入力されるため第
2メモリ回路の総和も安定化される。
(変形実施) なお、本発明は次のように変形して実施するこ
とができる。
(1) 内部信号発生用分周回路の出力の位相は、図
から明らかなように、加算回路の制御が完了し
た時点では、検波出力(第6図d)と常に90゜
位相差をもつ内部信号の位相値になつているの
で、加算回路により90゜を補正した出力、例え
ば、3桁の数値を指示器5に加えれば安定な電
波到来方位を指示することが出来る。
(2) 受信機のIFバンド幅切替に連動して遅延時
間設定器の出力を切替えることにより、受信機
等の遅延による方位修正の要がなくなり、測定
操作が非常に簡単化され又検波回路内のタイミ
ング調整も不要とすることが出来る。
(3) 前述のメモリ制御、平均化処理等の制御を行
う為の第2図点線内の各回路はマイクロコンピ
ユータを用いて簡単に実現出来るので、方位信
号検出以後はすべてデジタル的に処理され、動
作が安定確実で製作調整も非常に容易な無線方
向探知機を実現出来るのである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、以上のように、 a 信号検出回路42により、電波自体の良否を
検出した信号で、不良データの取り込みを事前
に排除するとともに、その間のデータに代えて
以前に得られたデータを取り込ませているの
で、メモリ内のデータを安定正確なものにする
とともに、メモリ内を不良データで満配にして
計測不能になることを防止できる。
b 積回路44およびこれに付随する回路によ
り、内部信号と位相差検出記憶とを調歩同期さ
せているので、電波の受信信号が良好に回復し
た時点で、直ちに、良好なデータをメモリに取
り込みできる。
c 電波のS/Nの悪化や断続がさほどひどくな
いものを対象に探知する装置においては、上記
の位相差検出用回路の動作を停止する手段を付
加しなくても、十分に目的を達し得られる。
ものを提供できるなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示し、第1図は基本構成部分の
系統図、第2図は第1図信号処理回路4の詳細系
統図、第3図はアンテナ群の配置例、第4図は
FM成分除去回路41の詳細系統図、第5図は積
回路44の詳細系統図、第6図は各部の動作を示
す波形図、第7図は遅延分周回路46の動作を示
す波形図である。 1……アンテナ群、2……アンテナ切替器、3
……受信機、4……信号処理回路、5……方位指
示器、6……アンテナ切替信号発生回路、41…
…FM成分除去回路、42……信号検出回路、4
3……検波回路、44……積回路、44a……掛
算器、44b……SIN ROM(SIN READ
ONLY MEMORY)、45……ADC(アナログ・
デジタル変換回路)、46……遅延分周回路、4
7……内部信号発生用分周回路、48……基準信
号発振器、49……遅延時間設定器、410……
第1メモリ回路、411……第2メモリ回路、4
12……加算回路、413……制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円周上に間隔配置した無指向性アンテナを順
    次に切替えて走査しながら電波を受信することに
    より得られる受信信号中の前記切替えにより生ず
    る位相変化の位相差を検出した信号(以下、位相
    差検出信号という)にもとづいて得たデータ(以
    下、検出データという)をメモリに記憶してお
    き、前記電波のS/Nの悪化または前記電波の断
    続により生ずる不良の前記検出データに代えて、
    以前に得られた良好な前記検出データを用いるこ
    とにより、前記電波の到来方位を表示するための
    信号(以下、方位表示信号という)を得る無線方
    向探知機(以下、装置という)において、 a 前記走査の周期の1/2の周期ごとに交互に正
    負の極性に形成される信号を内部信号として発
    生する内部信号発生手段と、 b 前記位相差検出信号にもとづいて得た交互に
    正負の極性に形成された信号と前記内部信号と
    を掛算して得られる信号を掛算極性信号として
    得る掛算極性信号手段と、 c 前記掛算極性信号を前記検出データとして前
    記メモリーの第1のメモリ部分に記憶する第1
    データ記憶手段と、 d 前記第1のメモリ部分に記憶した前記検出デ
    ータの記憶内容を前記メモリーの第2のメモリ
    部分に移して記憶する第2データ記憶手段と、 e 前記第2のメモリ部分に記憶した前記検出デ
    ータの前記各極性部分の平均レベルにより得ら
    れる信号(以下、平均レベル信号という)によ
    つて前記内部信号の位相を可変制御する内部信
    号位相制御手段と、 f 前記切替えを行わない無指向性アンテナによ
    る受信信号にもとづいて得られる信号(以下、
    第2受信信号という)により電波のS/Nの悪
    化または前記電波の断続の状態を検出した信号
    を検出信号として得る電波状態検出手段と、 g 前記検出信号にもとづいて、前記第1のメモ
    リ部分に記憶されるべき前記検出データに代え
    て、前記第2のメモリ部分に記憶されている前
    記検出データを前記第1のメモリ部分に記憶す
    る代替記憶手段と、 h 前記第2のメモリ部分に記憶した前記検出デ
    ータの内容にもとづいて得られる前記内部信号
    の位相値または前記内部信号の発生にともなつ
    て得られる前記内部信号の位相値により前記方
    位表示信号を得る方位表示信号手段と を具備することを特徴とする装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置であつて、 a 前記内部信号をSIN RONによつて発生する
    前記内部信号発生手段 を具備することを特徴とする装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の装置であつて、 a 前記平均レベル信号を加算回路とにより得る
    とともに、前記加算回路の出力にもとづいてプ
    リセツタブルカウンタのプリセツト入力を与え
    ることにより前記可変制御を行う前記内部信号
    位相制御手段 を具備することを特徴とする装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の装置であつて、 a 前記第2受信信号の振幅と中心周波数とを検
    出することにより前記検出信号を得る前記電波
    状態検出手段 を具備することを特徴とする装置。 5 円周上に間隔配置した無指向性アンテナを順
    次に切替えて走査しながら電波を受信することに
    より得られる受信信号中の前記切替えにより生ず
    る位相変化の位相差を検出した信号(以下、位相
    差検出信号という)にもとづいて得たデータ(以
    下、検出データという)をメモリに記憶してお
    き、前記電波のS/Nの悪化または前記電波の断
    続により生ずる不良の前記検出データに代えて、
    以前に得られた良好な前記検出データを用いるこ
    とにより、前記電波の到来方位を表示するための
    信号(以下、方位表示信号という)を得る無線方
    向探知機(以下、装置という)において、 a 前記走査の周期の1/2の周期ごとに交互に正
    負の極性に形成される信号を内部信号として発
    生する内部信号発生手段と、 b 前記位相差検出信号にもとづいて得た交互に
    正負の極性に形成された信号と前記内部信号と
    掛算して得られる信号を掛算極性信号として得
    る掛算極性信号手段と、 c 前記掛算極性信号を前記検出データとして前
    記メモリーの第1のメモリ部分に記憶する第1
    データ記憶手段と、 d 前記第1のメモリ部分に記憶した前記検出デ
    ータの記憶内容を前記メモリーの第2のメモリ
    部分に移して記憶する第2データ記憶手段と、 e 前記第2のメモリ部分に記憶した前記検出デ
    ータの前記各極性部分の平均レベルにより得ら
    れる信号(以下、平均レベル信号という)によ
    つて前記内部信号の位相を可変制御する内部信
    号位相制御手段と、 f 前記切替えを行わない無指向性アンテナによ
    る受信信号にもとづいて得られる信号(以下、
    第2受信信号という)により電波のS/Nの悪
    化または前記電波の断続の状態を検出した信号
    を検出信号として得る電波状態検出手段と、 g 前記検出信号にもとづいて、前記第1のメモ
    リ部分に記憶されるべき前記検出データに代え
    て、前記第2のメモリ部分に記憶されている前
    記検出データを前記第1のメモリ部分に記憶す
    る代替記憶手段と、 h 前記検出信号にもとづいて、前記位相差検出
    信号を得るための回路(以下、検波回路とい
    う)の動作を停止する検波動作停止手段と、 i 前記第2のメモリ部分に記憶した前記検出デ
    ータの内容にもとづいて得られる前記内部信号
    の位相値または前記内部信号の発生にともなつ
    て得られる前記内部信号の位相値により前記方
    位表示信号を得る方位表示信号手段と を具備することを特徴とする装置。 6 特許請求の範囲第5項記載の装置であつて、 a 前記内部信号をSIN RONによつて発生する
    前記内部信号発生手段 を具備することを特徴とする装置。 7 特許請求の範囲第5項記載の装置であつて、 a 前記平均レベル信号を加算回路とにより得る
    とともに、前記加算回路の出力にもとづいてプ
    リセツタブルカウンタのプリセツト入力を与え
    ることにより前記可変制御を行う前記内部信号
    位相制御手段 を具備することを特徴とする装置。 8 特許請求の範囲第5項記載の装置であつて、 a 前記第2受信信号の振幅と中心周波数とを検
    出することにより前記検出信号を得る前記電波
    状態検出手段 を具備することを特徴とする装置。 9 特許請求の範囲第5項記載の装置であつて、 a 前記検波回路をPLLを用いた検波回路によ
    り構成する検波手段と、 b 前記検出信号により前記PLLの動作を停止
    する前記検波動作停止手段と を具備することを特徴とする装置。
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JPS56124067A (en) * 1980-03-06 1981-09-29 Koden Electronics Co Ltd Direction finder
JPS56137169A (en) * 1980-03-28 1981-10-26 Nec Corp Direction measuring device

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