JPH01501690A - 部分又は物品を直線運動させるための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 部分又は物品を直線運動させるｔ；めの装置本発明は、請求の範囲第１項の上位 概念による、部分又は物品を直線運動させるための装置に関する。

このような形式の装置は、いわゆる直線ガイド装置として工業で多く使用されて いる。例えば、行おうとする加工又は処理の途中で工作物の位置を直線運動軌道 に沿って変える工具・及び作業機械において、又は同様形式の運動経過が物品の 包装又は詰め込み作業に関連して生じる包装・又は詰め込み機械においても使用 されている。この場合、このような形式の走行台車は、種種異なる位置決め及び 作業ステーションで工作物を操作するための製造ラインの、自動化された製造経 過においても特に・そうであるように、昇降装置及び／又は回転テーブルにも組 み合わせられる。

走行台車の走行ローラを含む支持及びガイド装置は、公知の直線ガイド装置にお いては、ガイド装置内に不都合な運動遊びをもたらすか又はその運動し易さを減 少させる、走行ローラの不正確なガイド特性に基づいてしばしば機能故障の原因 となる。この場合特に、正確な運動経過において操作・及び運動技術で要求され ているように、狭い製造許容誤差の維持は高い時間的・構造的費用を伴ってのみ 得られる。これによって公知の直線ガイド装置は比較的大きい構造を有すること になる。

本発明の課題はまず第一に、簡単な手段及びコンパクトな構造で、要求された運 動し易さを有する、はぼ遊びのない正確な運動経過を走行台車に与えることので きる、始めに述べた形式の、部分又は物品を１線運動させるための装置を提供す ることである。

この課題は本発明によれば、請求の範囲第１項による装置の構造によって解決さ れた。一本又はそれ以上のガイドレールを、ガイド装置の規定された対称面又は 走行ローラの対応する運動に関連してそのつどのガイド面に特別に配置すること によって、使用された走行ローラにおいて、大きな運動し易さを有する正確な運 動経過を簡単な手段で走行台車に与える、特にコンパクトな装置が得られる。し かも使用された走行台車は、その明確な運動学及び幾何学に従って高い支持精度 を有しており、これは、走行台車の運動経過において遊びがほとんどない状態で 高い回転・及び傾倒モーメントの受容を許容し、この走行台車に、互いに直角に 位置する、ガイド装置のガイド面と共に高い回転安定性を与える。

本発明の多くの特徴及び利点は、従属項から及び、本発明の対象物の多くの実施 例が概略的に示されている図面に関連した後述の説明から得られる０図面に示す のは： 特表平１−１−５０１６９０（ ３）図は、走行台車がガイド装置としての一本の中央のガイドレールと協働する 、本発明の一実施例による装置の鉛直断面図、 第２図は、第１図によるガイド装置の端面側の終端範囲の平面図、 第３図は、変化実施例を示した、ガイド装置の端面側の終端範囲の水平断面図、 第４図は、走行台車のための駆動装置と関連した別の実施例を示した、３１図に 類似した図、第５図は、２本のガイドレールを備えたガイド装置の鉛直断面図、 第６図は、２本レール式ガイド装置のさらに別の詳　。

細を示した、第５図に相当する図、 第７図は、１本レール式ガイド装置の、第１図に相当する別の実施例を示した図 、 第８図は、走行台車の変化実施例を示した、下から走行台車内部を見た部分的な 断面図、 第９図は、第８図による走行台車の側面図、第１０図は、走行ローラの詳細を拡 大して示した図、第１１図及び第１２図は、走行ローラの２つの異なる実施例を 拡大して示した図である。

第１図より分かるように、部分又は物品を直線運動させるための装置の、全体が 符号１で示された走行台車は、アングル状の支持プレートの形をした、互いに向 き合う２つの側！３のための上部の接続プレート２を有しており、この支持プレ ートの垂直な脚が側！！３を形成し、それに対してその水平な脚４はそれぞれ止 めねじ５を介して接続プレート２に固く接続されている。走行台車ｌの２つの端 面側の終端範囲にはローラ６のそれぞれ２つの対６ａ、６ｂがローラ支持体若し くは支承台８を介して互いに向き合って走行台車ｌの側！！３に取り付けられて いる。

走行台車ｌを直線的な運動軌道に沿って支持及びガイドするｔ；めにガイド装置 ９が設けられており、このガイド装置９は第１図の！１！施例においては、走行 台車ｌに関連して中央に配置された一つのガイドレール１０によって形成されて いる。ガイドレール１０は、図示の実施例に従って、正方形横断面を有する４角 形プロフイルとして構成されていて、４角形プロフイルの相応に特別に処理され た外側面によって形成された４つのガイド面１１を有しており、これらのガイド 面ｌｌは互いに９０″の角度σで配置されている。

ガイドレールｌＯはその両端部でそれぞれ一つの中央の固定ねじ１２によって鉛 直な終端部材１３に固定されている。中央の固定ねじ１２の両側にはガイドレー ルｌＯのための回動防止部材としてのねじ１５が終端部材１３を貫通して隣接す るガイドレールｌＯの端面側に侵入して延びている。この場合ガイドレール１０ は、ガイド装置９若しくはガイドレール１ｏの対称面１６を規定する走行台車１ の横方向平面に関連して、そのガイド面１１が対称面に対してそれぞれ、図示の ！ｌ！施例では例えば４５″の角度ｔｒ　／　２を形成するように配置されてい る。つまり、ガイドレールｌＯの互いに向き合う２つの長手方向縁１７がガイド 装置９の対称面１６に配置されていて、これに対して互いに向き合う長手方向縁 １８が走行台車１の、対称面１６を切断する鉛直な長手方向中心面１９に配置さ れている走行ローラ対６ａ、６ｂの走行ローラ６は、ガイドレールｌＯのそれぞ れの長手方向縁１７の両側で対称面１６に直接隣接する縁部範囲で、このローラ ６にそれぞれ配属されたガイド面１１とローラ係合している。このために走行ロ ーラ６のための軸受孔は、ガイドレールｌＯのガイド面１１と同じ角度でそれぞ れの支承台８に配置されている。

各走行ローラ対６ａ、６ｂのそれぞれの走行ローラ６が自由に回転可能に支持さ れている支承台８は、それ自体が接続ねじ２０によって走行台車ｌのそれぞれの 側！３に解除可能に固定されている。走行ローラ対６ａ、６ｂがガイドレールｌ Ｏの所属のガイド面１１に遊び無しでローラ係合するために、各支承台８はそれ ぞれ個別にガイドレールＩＯに当てつけることができる。このために調節ねじ２ １（第８図〜第１θ図）が設けられており、この調節ねじ２１は、止めねじの形 状で、対応するねじ山付き孔２２を通つて側ｌ！３に貫通ねじこみされていて、 端面側が、この調節ねじに向けられた支承台８の方形の裏側２３に押し付けられ る。

接続ねじ２０及び調節ねじ２１の配置は特に第９図及び第１０図に示されている 。それによればそれぞれ２つの接続ねじ２０が支承台８の中央の横方向面に設け られており、これに対して調節ねじ２１は、支承台８の４つのコーナー範囲の方 形若しくは正方形の裏側輪郭内に配置されている。側！３に対して平行な、支承 台の垂直な裏１１２３Ｊ二対して、走行ローラ６の裏側の端面側に隣接する、支 承台の２つの表側２４が、走行台車ｌの対称面１６の両側で、走行ローラ６の軸 受孔に対して若しくはガイドレール１．０のそれぞれのガイド面１１に対して直 角な角度で配置されている。

接続ねじ２０は、各支承台８と走行台車１の所属の側！！３との締付は接続を行 う、特に装置の最初の組み立て時に締付は接続を解除する際に、各調節ねじ２１ を相応に回転操作させることによって、各支承台８の２つの走行ローラ６をガイ ドレールｌＯの対応するガイド面１１に微調整して正確に当接させることが出来 る。これは例えば、走行ローラ６の、製造に側堰されたわずかな直径差を保証す るために必要である。次いで接続ねじ２０を締めることによって、支承台８と走 行台車ｌとの締付は接続が、支承台８の裏側で圧力作用点式に支持された調節ね じ２１によって走行ローラ６をガイドレールｌＯに遊びなしで当接させながら行 われる。

走行台車ｌの側！３をそれぞれ形成する支持プレートの垂直な脚は緊張ねじ２５ によってそれぞれひとつの対抗保持部材２６に接続されている。緊張ねじ２５は 接続プレート２の内側に、走行台車１の中央の長手方向中心面１９かられずかな 間隔を保って後込まれている。対抗保持部材２６はその下側の終端範囲でねじ山 付き孔２７を有している。このねじ山付き孔２７に、緊張ねじ２５の自由端部が ねじ係合している。各側！！３には例えば２つの緊張ねじ２５が共通の水平平面 に設けられている。相応の形式で緊張ねじ２８が、ベースプレート１４に隣接す る、側！３の下側の終端範囲に設けられており、この緊張ねじが、ベースプレー ト１４と側！！３とを互いに接続する。

止めねじ５を解除すると、緊張ねじ２５．２８を相応に回転操作することによっ て、特に装置の長期間使用時において場合によっては生じる走行ローラの摩耗を 迅速にかつ簡単に補償するために、側！ｌ！３が、その支承台８及びこれを支持 する走行ａ−ラ６と共にガイドレール１０に関連して前進及び後退運動せしめら れる。このような摩耗補償のためにたいていは、互いに向き合う走行ローラ６ａ 、６ｂを一緒にガイドレール１０により強く当接させることが考慮される。ガイ ドレール１０に関連して走行ローラ６ａ、６ｂを簡単に遊び調節すること及びそ のプレロードを変えること以外に、緊張ねじ２５．２８が拡張力を受容するため の抗張桁として用いられる。力を受容するためには、対抗保持部材２６を用いて 、上側の接続プレート２からより深い位置に設けられた、緊張ねじ２５の接続面 が有利であると判明した。

遊びの調節が行われるか又はプレロード変えられると、止めねじ５は再び引き締 められる。この止めねじ５は、調節過程において生じる、側！！３の水平な部分 ４に設けられた所属のねじ孔のわずかな位置変化を受容するために、接続プレー ト２の貫通孔を側方で遊びを保ってガイドされている。

ガイド装置９が一本のガイドレール１０だけによって形成されている限り、この ガイド装置９は、ガイドレールｌＯの両端部に、それぞれの終端部材１３に回転 可能に支持されたそれぞれ一つの旋回ビン２９に一体成形されていることによっ て、第３図の変化例に応じて、走行台車の走行面をその両端部範囲の水平線に対 して簡単に角度変化させるために旋回可能に支持されている。調節された角度位 置でガイドレール１０を固定することは、図示していない錠止部材によって行わ れる。

第７図には、このような形式でガイドレール１ｏを水平線に対して角度調節する ことによって傾斜された走行台車ｌが示されている。この場合、ヒンジ軸３１を 備えたヒンジ状の連行装置３０が設けられており、この連行装置を介して走行台 車ｌは、ガイドレールｌＯに沿って直線運動するために駆動装置３２に接続され ている。駆動装置３２は、走行台車１の直線運動のためのそれぞれ任意の適した 構造を有しており、また力を伝達するために特にベルト、スピンドル又ハ；：　 しと類似の引っ張り若しくは押圧部材を有していて、これに、連行装置３０の対 応する連行機構３３が連行係合する。連行装置３０は、走行台車ｌにねじ固定さ れたヒンジ部３４と、連行機構３３が固定されたヒンジ部３５とを有している。

水平線に対して傾斜された、走行台車１の所望の走行紙−に応じて調節されたヒ ンジ部３４．３５の角度位置は、装置を駆動するために、図示していない錠止部 材によって固定されている。

第４１！Ｉには、水平な走行軌道を冑する走行台車の変化１１Ｍ例１′が示さ° れており、この場合、その上側の接続プレート２は片側で延長範囲３６を有して いて、この延長範囲３６は下側でねじ３７によって連行装置３８にねじ止めされ ている。連行装置３８は連行機構３９を有しており、この連行機構３９はやはり 、ガイドレール１０１：沿って走行台車１′を直線運動させるために適当な駆動 装置４０と連行接続している。この実施例においてはベーズプレー）１４は鉛直 な側！４１を備えている。その他は、この走行台車１′はすべての主要な詳細点 について第１図による走行台車ｌに相当するが、この場合走行台車ｌの連続する 緊張ねじ２８の変わりに、この実施例では走行台車１′が中央下側で二重保持体 ４２を備えており、この二重保持体４２と、互いに向き合う一対の緊張ねじ４３ のねじ端部とが緊張ねじ２５に応じて協働する。

第５図及び第６図には、長手方向中心面１９０両側で一様な間隔を保って配置さ れた２つの平行なガイドレール１０が図示されている。走行台車１はこの場合一 点鎖線でのみ示されている。走行ローラ対６ａ、６ｂのガイド面１１としては、 各ガイドレールｌＯの外側の両側面だけが使用されている。走行ローラ６に配属 された外側のガイド面１１を除いてガイドレール１０をとり囲む、相応に形成さ れｔ；上側及び下側の締付は条片４５，４６によって、ガイドレールｌＯは止め ねじ４７を用いてベースプレート１４に緊締される。

前に使用されていないガイドレールｌＯの側面をガイド面１１として走行台車１ の走行ローラ６とローラ接続させるためｊ；、必要であればガイドレールｌＯは 、例えば長時間使用後にひつくりかえされる。また、ガイド面１１が一様に摩耗 するようにガイドレール１０をひつくりかえすために、場合によっては、一本の ガイドレールＩＯＬか有していないガイド装置９においても相応の装置が講ぜら れる。

第６図には、それぞ一つの上側の締付は条片４８と下側の締付は条片４９の形状 のモーメント支持部材若しくは間隔保持部材が図示されている。これらの締付は 条片４８と締付は条片４９とは、ガイドレール１゜の内側を取り囲みながら互い に支えられていて、ガイドレールｌＯの間隔を維持するために必要な間隔で設け られている。その他、ガイド装置４４の長さに応じて締付は条片４５．４６もガ イド装置４４の終端範囲以外で、生じｔ；負荷低下に応じて端部側の支持範囲間 で相応の間隔を保たなければならない。

第６図ｊ；はさらに側方のワイパー５】が示されている。このワイパー５１は、 走行台車ｌの側方の終端範囲に設けられていて、走行台車ｌが移動する時にガイ ド装置４４の外側のガイド面１１に滑り係合する。ワイパー５１は例えば、外側 のガイド面１１を取り囲む切欠を備えた弾性的な舌片より成っていて、場合によ っては前記切欠の縁部にブラシ状に形成されている。

このワイパー５１によって、装置の運転中に走行台車１の走行ローラ６と協働す る外側のガイド面１１は常にほこり及びこれと類似のよごれから解放される。

互いに向き合って配置されたそれぞれ２つの走行ローラ対６ａ、６ｂは、走行台 車１の２つの端面側範囲でたいていは最小取り付は部材として設けられている。

しかしながら運動方向における走行台車の長さに応じて及び生じる負荷状態に応 じて、終端側の走行ローラ対の間で一つ又はそれ以上の、互いに向き合う別の走 行ローラ対が走行台車ｌの側！３に取り付けられる。

第８図及び第９図には、２つの終端側の走行ローラ対６ａ、６ｂの間ｌ二、別の 中央の走行ローラ対６ａ。

６ｂが設けられている！ｉｌ！施何が示されている。図面が走行台車１の対称面 半部だけに限定されているために第８図では終端側の走行ローラ６ａ、６ｂと同 様に、前記側の走行ローラ６ａ、ａｂのうちの走行ローラ対６ａの走行ローラ６ だけが図示されている。

互いに向き合って配置された中央の走行ローラ対６ａ、ａｂの走行ローラ６もそ れぞれ支承台８で回転可能に支えられていて、支承台８全体は、別個に調節ねじ ２１によって調節可能であって、まｔ；既に冒頭で述べたように、調節されｌ； 位置で接続ねじ２０によってそれぞれの側！！！３に固定することができる。し かも側！３は同様ｊ二重に述べた形式で、片側で対抗保持部材２６ｔ；保合する 緊張ねじ２５によって、全体で支承台８をその走行ローラ６と共に相応に連行し ながら全体として調節可能である。第８図には、全体として示された接続プレー ト２で対抗保持部材２６を固定するための接続ねじ５２が図示されている。この 構造は必要であれば、第８図及び第９図で一点鎖線で示されているように延長す ることも出来る。

走行ローラ６は、使用状態及び負荷状態に応じてそれぞれ、できる限り保守整備 からの解放が得られるようにするために、滑り軸受、或は有利には、場合によっ ては補強された外レースを備えた、潤滑されシールされた構造のころ軸受より形 成される。この場合特に、一本又はそれ以上のガイドレール１０に潤滑材膜を設 ける必要はない。第１１図及び第１２図には、それぞれその内レースで中央の軸 受ビン７に固定されたころ軸受・走行ローラ６の２つの実施例が示されている第 １１図の実施例においては、軸受ビン７に軸方向の雌ねじが形成されていて、こ の雌ねじには座金５４を介在させて固定ねじ５３が後込まれている、この座金５ ４は端面側でころ軸受の内レース５５をブリッジしていてこの内レース５５のた めの軸方向確保を形成する。

第１２図による実施例においては、軸受ビン７がその上部の終端範囲で袋孔によ って形成された外側に開放する軸方向の中空範囲５６を備えていて、ころ軸受若 しくは走行ローラ６の隣接する端面を越える軸方向の余剰高さＸを有している。

この軸方向の余剰高さＸを、中空範囲５６に導入された適当な拡張工具によって 広げることによって、ころ軸受の外側軸方向確保が形成される。また可能な遊び 原因を取り除くために望まれているように、前記拡張過程によって、ころ軸受の 半径方向の釉受遊びが、遊びを減少させるという意味で影響を受ける。

走行ローラ６若しくはこれを形成するころ軸受は、有利には、ガイド装置におけ る転勤面としての円筒形の外周面を有しているが、この転勤面は場合によっては 、走行ローラの多かれ少なかれ筒形の外周面によって形成されていてもよい。

一本のガイドレールｌＯだけを有している構造においては、駆動部材のための保 持体としてガイドレール１０を使用する中央の配置を可能にするので、この駆動 部材は部材と共に旋回ピン２９を中心にして旋回せしめられる。

前記説明では定置のガイド装置９若しくは４４から出発していて、それに応じて 走行台車ｌがガイド装置に沿って直線運動するようになっているが、簡単に運動 学的に逆転させて、走行台車を定置に配置してガイド装置を走行台車に対してＩ 線運動可能にすることもできることは明らかである。

艶　ト ｍ−１−―−＾−ａｗ＋ｉｗｍ、ＰＣ丁／ＤＥ　８８１００００４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．部分又は物品を直線運動させるための装置であって、走行ローラを備えた走 行台車とこの走行台車のための支持・及びガイド装置とから成っていて、該支持 ・及びガイド装置は、有利には互いに９０°の角度αで配置されたガイド面を有 する少なくとも一本のガイドレールによって形成されており、この場合、走行ロ ーラの円筒形の走行面が、ガイド装置の互いに向き合って位置するガイド面と転 動支持係合によって保持されている形式のものにおいて、一本又はそれ以上のガ イドレール（１０）が、ガイド装置（９、４４）の対称面（１６）を規定する、 走行台車（１、１′）の横方向面に関連して、ガイドレールのガイド面（１１） が前記対称面（１６）に対してそれぞれ角度α／２、有利には４５°を成すよう に配置されており、走行ローラ（６）が、前記対称面（１６）の両側で一対形式 で、角度を成して互いに隣接し合う２つのガイド面（１１）と転動係合するため に、走行台車（１、１′）に自由に回転可能に支持されていることを特徴とする 、部分又は物品を直線運動させるための装置。 ２．各走行ローラ対（６３，６ｂ）の定行ローラ（６）と、これにそれぞれ配属 されたガイド面（１１）との転動係合が、対称面（１６）に直接隣接するガイド 面（１１）の縁部範囲で行われる、請求の範囲第１項記載の装置。 ３．一本又はそれ以上のガイドレール（１０）が、正方形横断面の４角形プロフ ィール、つまり走行台車（１、１′）に関連して、この４角形プロフイールの互 いに向き合って位置する２つの長手方向縁（１７）がガイド装置（９、４４）の 対称面（１６）に配置されている配列で正方形横断面の４角形プロフィールを有 している、請求の範囲第１項文は第２項記載の装置４．各走行ローラ対（６ａ， ６ｂ）の走行ローラ（６）が走行台車（１、１′）の共通の支承台（８）で支持 されており、名支承台（８）が調節ねじ（２１）によって別個に、走行ローラ対 と所属のガイド面（１１）とを遊び無しで転動係合させるたりに、それぞれのガ イドレール（１０）に当接せしめられる、請求の範囲第１項から第３項までのい ずれか１項記載の装置５．走行台車（１、１′）が、ガイド装置（９、４４）の 長手方向で互いに向き台って位置する端面側の終端範囲と、これを接続するやは り互いに向き合う側壁（３）とを有しており、２つの端面側の終端範囲にそれぞ れ２つの走行ローラ対（６ａ，６ｂ）が互いに向き合って走行台車（１、１′） の側壁（３）に取り付けられている、請求の範囲第１項から第４項までのいずれ か１項記載の装置。 ６．端面側の終端範囲の走行ローラ対（６ａ，６ｂ）の間の範囲で走行台車（１ 、１′）の側壁（３）に、互いに向き合った少なくとも２つの別の走行ローラ対 （６ａ，６ｂ）が取り付けられている、請求の範囲第５項記載の装置。 ７．走行台車（１、１′）の側壁（３）がそれぞれ、走行台車側を支持する支持 プレートの走行ローラ対（６ａ，６ｂ）の支承台（８）全体によって受容されて おり、前記支持プレートが、走行台車に固定された対抗保持部材（２６）に他方 側でねじ係合する調節ねじ（２５）によって、ガイド装置（９、４４）の、前記 支持プレート側に向けられたガイド面（１１）に向かって及びこれから離れる方 向で移動可能である、請求の範囲第５項又は第６項記載の装置。 ８．走行ローラ（６）が、それぞれ中央の軸受ピン（７）に固定されたころ軸受 によって形成されている、請求の範囲第１項から第７項までのいずれか１項記載 の装置。 ９．軸受ピン（７）に軸方向の雌ねじが設けられていて、該雌ねじに、ころ軸受 の軸方向固定部材としての固定ねじ（５３）が振込まれている、請求の範囲第８ 項記載の装置。 １０．軸受ピン（７）が、その上部の終端範囲で外側に開放する軸方向の中空範 囲（５６）が設けられていて、ころ軸受の隣接する端面を越える軸方向の余剰高 さ（Ｘ）を有しており、この軸方向の余剰高さ（Ｘ）を中空範囲（５６）で拡張 させることによってころ軸受の軸方向確保が形成される、請求の範囲第８項記載 の装置。 １１．走行台車（１、１′）が、連行装置（３０；３８）を介して、この走行台 車をガイド装置（９）に沿って直線運動させるための駆動装置（３２、４０）に 接続されている、請求の範囲第１項から第１０項までのいずれか１項記載の装置 。 １２．走行台車（１′）が、側方の延長範囲（３６）を備えており、この延長範 囲（３６）で、駆動装置（４０）のための、連行装置（３８）の連行装置（３８ ）が支持されている、請求の範囲第１１項記載の装置１３．ガイド装置（９）が 、走行台車（１）の鉛直な長手方向中心面（１９）に延びる一本だけのガイドレ ール（１０）によって形成されており、このガイドレールが、走行台車（１）の 走行面をガイドレール（１０）を相応に回転させることによって水平線に対して 角度調節するために、端部側で旋回可能に支えられていて、調節された角度位置 で固定されている、請求の範囲第１項から第１１項までのいずれか１項記載の装 置。 １４．連行装置（３０）がヒンジ状に形成されており、この場合一方のヒンジ部 （３４）が走行台車（１）に固定されていて、他方のヒンジ部（３５）が、駆動 装置（３２）と連行接続する連行機構（３３）を有している、請求の範囲第１１ 項及び第１３項記載の装置１５．ガイド装置（４４）が２つ又はそれ以上の平行 なガイドレール（１０）を有じていて、これらのガイドレール（１０）が相応に 形成された締付け条片（４５、４６）によってベースプレート（１４）に固定さ れている、請求の範囲第１項から第１２項までのいずれか１項記載の装置。 １６．走行台車（１）がその端面側の終端範囲で側方のワイパー（５１）を備え ており、該ワイパー（５１）が、走行ローラ（６）とそれぞれ協働するガイド装 置（９；４４）のガイド面（１１）と、走行台車（１）の連動時に滑り係合する 、請求の範囲第１項から第１５項までのいずれか１項記載の装置。