JPH01501120A - 位置非特異性リパーゼ - Google Patents

位置非特異性リパーゼ

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JPH01501120A JP62506545A JP50654587A JPH01501120A JP H01501120 A JPH01501120 A JP H01501120A JP 62506545 A JP62506545 A JP 62506545A JP 50654587 A JP50654587 A JP 50654587A JP H01501120 A JPH01501120 A JP H01501120A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 位置非特異性リパーゼ 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶液状および固定化状態で上昇した熱安定性の新規な位置非特異性リ パーゼ、その製造方法並びにエステル加水分解、エステル合成およびエステル交 換への用途に関する。
〔定 義〕 次の定義の下線を引いた語が本明細書において用いられる。
リパーゼとは、水不溶性カルボン酸エステル類のエステル結合に影響を及ぼす反 応(例えば加水分解、エステル結合の合成および交換)を促進する酵素を意味す る。
皿定止ユバ二叉とは、′固定化生物触媒の特徴に対するガイドライン(Guid elines for the characterization of i mmo−birized biocatalysts)”(1983)、Enz yme Microb、 Technol、。
5.304−307に定義されるような、固定化酵素または固定化細胞の形態に おけるリパーゼを意味する。n車止化IJ t<二叉とは、リパーゼを固定化す ることなく化学的に装飾したものを意味する*gバユ叉とは、固定化もまたは誘 導体化のいずれをも行っていない未修飾リパーゼを意味する。
Iパーゼ(または詩1」巳し立二旦と略す)とは・トリグリセリド分子の1−お よび3−位の脂肪族アシル基と優先的に反応するものであり、そして1 1ノで −ゼ(または非#二笠と略す)とは、トリグリセリドの3つの脂肪族アシル基す べてと同等の速度で反応するものをいう。
〔従来の技術〕
微生物起源(細胞内および細胞外双方)、並びに植物および動物起源の広範な種 々のリパーゼが既知である。t8胞外徽生物リパーゼの一般的な言及については 、A、RoMacraeの「微生物酵素及びバイオテクノロジー(Microb ial Enzymes andBiotechnology) J (m者、 W、Fogarty)、l5BN 0−85334−185−0゜Applie d 5cience Publishers LLd、1983、の225ff 頁を参照のこと。
次の微生物に由来する非特異性リパーゼが既知である:スタフィロコツカス・ア ウレウス(Sta h 1ococc■ aureus)(Vadehra、D 、V、 (1974)、Lipids、 9.158) 、ペニシリウム・シク ロピウム(Penicillium H虱並n畦(Okumura、S、、等( 1976)Agricultural arid Chemistr)++ 4 0+655並びにRenshaw E、C,およびSan Clemente  C,L、(1966) Developments in Industria 11’licrobiology、8+214) 、コリネバクテリウム・アク ネス(Cor nebacterium 7 (Hassing、G、H,(1 971)、Biochimicaet Biophysica Acta+ 皿 381およびPablo G、(1974)TheJournal of In vestigative Derffiat010g311631231) 、 プロビオバニクテリウム・アク未ス等、(1981)journal of G eneralMicrobiology、 12虹393 ) 、カンデイダ・ シリンドラセア(Candida g旦皿胆匹針〔また、カンデイダ・ルゴ尤筐 。
nl狙りとして知られている) (Benzonana+G、およびEspos ito。
S、(1971)、Biochimica et Biophysica Ac ta 231.15;並びにK imura + Y、 (1983) Eur 、J、Appl、Microbiol、Biotechnol 、 + 1’L  107j、 カンディダ・タルベータ(Candida curvata) (T]、?Io ntet等(1985)、Fette 5eifen Anstrichmit tel、 8L181) * Lかしながら、引用文献および本明細書の例にお けるデータは、これらのリパーゼのすべては約60℃以上で長時間使用するには 熱安定性が不十分であることを示している。またさらに、S、アウレウス、C, アクネス、およびP、アクネスは病原微生物の疑いがあるか、または病原微生物 と判明している。
ゲオトリクム・カンディダム(Geotrichu+a candidum)由 来のリパーゼ(Jensen、R,G、 (1974)Lipids、 9 + 149;Jensen+R,G等(1972)Lipids 7.738:並び にTsujisaka、Y、およびIwaLM。
(1984)化学と工業、58 、60)は、位置非特異性であるが、しかし一 定の不飽和脂肪族アシル基に対しては高い特異性を有し、しかも熱安定性でない 。
さらに、フミコーラ・ラヌギノーサ(Humicola 4)(Liu、W、H ,+Beppu、T、およびArima、 K、 (1973) Agricu l turaland Biological Chea+1stry+ 37 +1’349 )およびクロモバクテリウム0ビスコスム(Chromobac terius viscosum) (Sugiura。
翫およびl5obe、M、(1975) Chemical and Phar a+aceuticalBulletin、231228)由来のリパーゼが非 特異性リパーゼとして開示されている。しかし、その後の結果(Biotech nologyand Genetic Engineering Review s+vo13.(9月、1985)200頁〕は、これらの2種のリパーゼが実 際には特異性であることを示している。またさらに、本明細書の例におけるデー タも、C,ビスコスムのリパーゼが特異性であることを実証する。
固定化非特異性リパーゼはY、Kimura等により、Eur、J、Mic−r obiol、Biotechol、17(1983) 、107−112頁に開 示されている。
該リパーゼはカンデイダ・シリンドラセアに由来するものであり、記載中のデー タは該固定化リパーゼが約40℃の至適温度を有し、そして50℃においてかな りの失活があることを示す。
固定化非特異性リパーゼおよびその脂質のランダムなエステル交換への用途は、 Macrae、A、R,により(1983)、Journal ofthe A merican Oil Chemists’ 5ociety (JAOCS )+ 6(L291に開示されている。しかしながら、処理温度は40℃だけで あった。この低い温度は、カンディダ・シリンドラセアリバーゼの熱安定性がお そらく劣るために選ばれたのであろう。
熱安定性で非特異性リパーゼの必要性は、溶媒を用いないで約60℃以上の高い 融点を有する基質の処理、例えばマーガリン工業での脂質のランダム化について 存在する。この言及は、A、R,MacraeおよびRoC,Hammond:  ”リパーゼ”の現在及び将来の利用(Present and Future  Applications ofLipases)−Biotechnolo gy and Genetic Engineering Reνl eWs  +3 、193−217 (1985)になされている、従来技術の調製品の熱 安定性が満足できるものでないことから、本発明の目的は、可溶性または固定化 状態において60℃以上における長期間の使用に対して十分な熱安定性を有する 非特異性リパーゼを提供するにある。リパーゼは、これらを経済的に製造するこ とができるためには微生物性でなければならない。
〔発明の陳述〕
本発明者等は、カンディダムに属する多数の菌株が新規な非特異性リパーゼを産 生ずることを見い出した。驚くべきことに、これらの新規なリパーゼは可溶性お よび固定化状態で、C,クルベータCC,curvata)およびC,ルゴサ( C,…■旦+C,シリンドラセア(C,■旦d)由来のものを含む従来知られて いるすべての非特異性リパーゼより、より一層熱に安定である。
従って、本発明のり、PJの第1は、位置非特異性カンデイダリバーゼ調製品で あって、p)16.5の0.08Mのシトレート−ホスフェート緩衝液中、70 ℃で60分インキュベーション後の残留リパーゼ活性が、10%超、好ましくは 50%趨であり、最も好ましくは80%超であることを特徴とする前記調製品を 提供する。
本発明の第2の態様では、位置非特異性リノ々−ゼ調製品であって、(a)pH 6,5かつ60℃で60分間インキュベーションし、次に(b)pH6,5の0 .1 Mシトレート−ホスフェート緩衝液中、65℃で60分インキュベーショ ンした後のリパーゼ活性が、(a)後に残存する該活性の少なくとも20%であ ることを特徴とする前記調製品を提供する。
本発明の第3の61では、C,アンタルクチ力(C。
antaecHca)、C,ツタバエンシス(C,tsukubaensis)  −’・フミコーラ(Chumicola)もしくはC,ホリオルム(C。
holiorum)の菌株由来のリパーゼ、またはかかるリパーゼと免疫化学的 同一性を示し、しかも好ましくは前記リパーゼと同一の分子量を有するリパーゼ を含んで成ることを特徴とする位置非特異性リパーゼ調製品を提供する。
本発明の第4の態様では、カンディダ・アンタルクチ力、C,ツタバエンシス、 C,オーリクラリアエ(C,auricula旦旦)、C,ホリオルムまたはC ,フミコーラの菌株の培養で得られることを特徴とする位置非特異性リパーゼ調 製品を提供する。
本発明の第5の態様では、前記のリパーゼの固定化により得られる固定化非特異 性リパーゼ調製品を提供する。
本発明の第6のB様では、水で部分的°にかまたは完全に飽和されている基質に よる連続固定床エステル交換(好ましくはアシドリシス)における60℃でのリ パーゼ活性の半減期が1.000時超であることを特徴とする熱安定性を有する 固定化非特異性カンディダリパーゼ調製品を提供する。
本発明の第7の態様では、トリオレイン中、80℃で72時間インキュベーショ ンした後の残留リパーゼ活性が10%超、最も好ましくは50%超であることを 特徴とする熱安定性を有する固定化非特異性カンディダリバーゼ調製品を提供す る。
さらに本発明は、位置非特異性リパーゼの製造方法であって、カンディダ・アン タルクチ力、C,ツタバエンシス、C。
オーリクラリアエ、C,フミコーラまたはC,ホリオルムの菌株を、好気性条件 下で資化性炭素源、窒素源およびリンを含有する栄養培地で培養し、好ましくは 引き続き発酵ブロスからリパーゼを回収することを含んで成ることを特徴とする 前記製造方法を提供する。
またさらに本発明は、次の (a)遺伝子の発現を促進する機能をコードするDNA配列およびカンディダリ パーゼをコードするDNA配列を含んでなる適当な組換えDNAのクローニング ベクターを提供する工程; (b)工程(a)由来のクローニングベクターで適当な宿主生物体を形質転換す る工程;並びに (c)形質転換した宿主を適当な培地で培養し、所望により該培地からリパーゼ を回収する工程、を含んで成る非特異性カンディダリバーゼの製造方法を提供す る。
最後に、本発明は、前記のリパーゼ調製品または前記の方法で産生されるリパー ゼのリパーゼが触媒する方法(即ち、加水分解、エステル合成またはエステル交 換)における用途を提供する。
〔発明の詳細な説明〕
本発明によるリパーゼは、カンディダ属、特にN、J、W、Kregervan  Rij により、The Yeast、a Taxonomjc 5tudy  thirdrevised and enlarged edition、E lsevier、Am5terdao+(1984)に定義されているようなカ ンディダのグループ■に属する菌株の培養により産生され得る。グループ■は、 カンディダの担子菌類アナモルフを包含する。好ましい菌株は、前記の本に定義 されるようなC,アンタルクチ力(Sエ antarctica)(Goto等 ) Kurtzman等、C,ツタバエンシス(C,tsukubaensis ) 、C,オーリクラリアエ(C,auriculariae) 、C。
フミコーラ(C,humicola)またはC,ホリオルム(C。
foliorum)である、また、C,アンタルクチ力は、別名スポロボロマイ セス・アンタルクチ力(S orobolom ces antarc旦組u( Goto等)、ステリグマドマイセス・アフイデイス(Steri w+ato s+ ces J(Henningerおよび−1ndisch)、およびトリ コスポロン・オリザエ(k旦蝕■虹匹 肛■耗)(Ito等)として記載されて おり、そしてC,オーリクラリアエは別名トルロプシス・オーリクラリアエ(n 匹旦旦旦auriculariae)として記載されていることが認められる。
好ましいカンディダ菌株は、後に例示するリパーゼの1以上に対し免疫化学的同 一性を示す非特異性リパーゼを産生ずるものである。
好ましい菌株は、C,アンタルクチ力の次の3株を包含し、これらの菌株はブタ ペスト条約の条件に従いDeutscheSammlung von Mikr oorganismen(DSM)に寄託されている・−!丘1号−−!圧旦− DSM 3855 1986.9.29DSM 3908 19B6.12.8 DSM 3909 1986.12.8さらにまた、好ましい菌株は下記のもの を包含し、これらの菌株は、下記に示す寄託番号に基づきCentralbur eau voorSchiw+l1elculturen(CBS)、Amer ican Type Cu1ture Co11ection(八TCC)、A gricultural Re5earch Cu1ture Co11ect ion(NRRL)及び発酵器(IFO)から第三者に自由に分譲され得る。
C,アンタルクチ力 CBS 5955.JTCC348BB、NRRL Y− 8295(タイプ・ストレイン) C,アンタルクチ力 CBS 6678.ATCC28323C,アンタルクチ 力 CBS 6821.NRRL Y−7954C,ツクバエンシス CBS  6389.ATCC24555,NRRL Y−7792(タイプ・ストレイン ) C,オーリクラリアエ CBS 6379.ATCC24121,IFO158 0(タイプ・ストレイン) C,フミコーラ CBS 571.ATCC14438,IFO0760(タイ プ・ストレイン) C,フミコーラ CBS 2401.ATCC9949,NRRL Y−126 6゜IFO0753 C,フミコーラ IFO1527 C,ホリオルム CBS 5234.ATCC18820(タイプ・ストレイン ) 上に示したような5種の好ましいカンディダ菌株のすべてのタイプ・ストレイン が、本発明のリパーゼの産生をすることが見い出された。
上記菌株の変異株および変種もまた、本発明の範囲内にあると考慮される。
当該技術分野で知られている遺伝子工学技術は、他の菌種に本発明のリパーゼ産 生能力を転移するために使用することができる、かかる菌種の使用もまた、本発 明の範囲内にあると考慮される。
塾3iJj=1 本発明のリパーゼは、可溶性および固定化状態で良好な熱安定性を有する。C, アンタルクチ力、C,オーリクラリアエおよびC,ツタバエンシスのリパーゼが 好ましく、特に、これらの熱安定性のためにC,アンタルクチカ由来のリパーゼ が好ましい。
本発明による数種のリパーゼ調製品は、熱処理期間の始めのうちは、それらがか なり速やかに活性を失うが、しかし一定時間後に残存する活性はその後の熱処理 に対して非常に安定である。この挙動は異なる熱安定性の2種以上のリパーゼの 存在、および/または熱不安定のプロテアーゼの存在および/または限定した量 のリパーゼ安定化構成要素の存在のためであるかも知れない。
C,アンタルクチカリバーゼの熱処理は、例えば60℃で1−3時間により特に 熱安定性のリパーゼをもたらす。
カンディ ゛の立 による1パーゼのlj告木本発明使用されるカンディダ菌株 は、好気性条件下、当該技術分野で公知の成分からなる培地、資化性炭素源およ び窒素源と他の微量栄養素とを一緒に含む栄養培地で培養できる。
好ましい炭素源は、炭水化物、脂質および他のエステル類であることができる。
好ましい窒素源は、無機物(例えば、硝酸塩もしくはアンモニウム塩)または有 機¥yJ(例えば酵母エキストラクト、コーン・ステープ・リカー、大豆粉、綿 実粕もしくはコーングルテン)であることができる。
培地のpi(は、3.5−9.5、好ましくは5.5−8.5であることができ る。発酵温度は、15−40℃、好ましくは20−34℃であることができる。
発酵後、液状酵素濃厚物は、プロスから夾雑物の除去により、そして所望により エバポレーションによるか、または逆浸透により濃縮することで製造することが できる。なお、最後に保存剤を該濃厚物に添加することもできる。
固形酵素調製品は塩、例えばNa2SOs沈澱または水混和性溶媒、例えばエタ ノールもしくはアセトン沈澱により精製および/または濃縮したブロスから調製 することができ、またさらに適当な乾燥手段、例えばスプレードライをブロス中 の除去に用いることもできる。
誘導体化(化学的に修飾した)リパーゼは、当該技術分野で既知のいずれかの方 法により調製することができる。−例としては、Matsushima、A、等 (1986)、Biotechnology Letters+8.72−78 に開示されているポリエチレン−グリコール(PEG)変性法がある。
ノ1バーゼAおよびB C,アンタルクチ力のリパーゼは、2成分のリパーゼAおよびBを含むことが見 い出された。それぞれQ特性および用途は、本明細書で後に説明する。
精製リパーゼAおよびBは、発酵後のリパーゼから、例えばゲル濾過により調製 することができる。
他方、組換えDNA技術は、リパーゼAおよびBをコードする遺伝子の選択的な 転換に使用することができる。これについての好ましい方法は、以下に記載され る。
リパーゼAはより熱安定性であり、リパーゼBはAより一層アルカリ耐性である 。そのため高温またはpHでの処理は、それぞれ主成分としてリパーゼAまたは Bを含有する調製品を得るために使用することができる。
リパーゼAは、43KDの分子量および8.0±0.2の等電点(pl)を有す る。リパーゼBは、33KDの分子量および6.0±0.2のpIを有する。
1パーゼの ・t゛ の゛ 本発明の好ましいリパーゼは、上記のカンディダ国の1つ由来のリパーゼ、殊に 上記の菌株の1つ由来の、具体的にはDSM3855由来のリパーゼAまたはB と免疫学的な相同性を示す。
最も好ましいリパーゼは、これらのリパーゼの1つと免疫学的な相同性も、同一 の分子量をも併有する。
免疫学的な試験に用いられる抗血清の調製は、N、H,Axelsen:Han dbook of rmo+unoprectpitation−in Gel  Techniques(Blackwell 5cientific Pub lications、1983)の第41章に記載されている。
タンパクの免疫学的な相同性および分子量は、5DS−ポリアクリルアミドゲル 電気泳動法(SDS−PAGE) (例えば、ノボ分析法AG217−GBによ る)、次いでJ、Hald等、Journal ofReproductive  Immunolog)++vo1.1(L 15〜26頁(1987)に基づ く免疫プロンティングにより測定することができる。
DSM3855由来の精製リパーゼA(例7.由来)に対して生じる単一特異性 のラビット抗血清を、上記した方法による5DS−PAGEの免疫プロッティン グに用いて次のリパーゼについて試験した。
C,アンタルクチ力由来二例3のように調製される粉末の0.200溶液 C,ツタバエンシス由来:例5由来の粉末の0.20Ll溶液C,オーリクラリ アエ由来二例6由来の粉末の0.10U?8液C,フミコーラ由来:例6B由来 の粉末の0.75%溶液C,ホリオルム由来:例6A由来の粉末の3%溶液43 KD位にC,アンタルクチ力のリパーゼは、強いバンドを示し、そしてC,ツタ バエンシスおよびC,フミコーラのリパーゼは弱いバンドを示した(即ち、これ らはC,アンタルクチカ由来のリパーゼと免疫学的に相同性を有し、かつ同じ分 子量を有するリパーゼを産生ずる)、C,オーリクラリアエおよびC,ホリオル ムのリパーゼについては、どのようなバンドも観察されなかった。
また、相同性試験は、周知のオクチル口ニー(Ouchterlony)の二重 免疫拡散法か、またはN、H,Axelsenによる上記の本の第5章および第 14章に開示されている交差免疫電気泳動法により行うことができる。
えDNA ′°による1パーゼの 組換えDNA技術は、リパーゼを高収率で得るために、または単一成分のリパー ゼ、例えば前述のC,アンタルクチカ由来のリパーゼAまたはBを良好な収率で 産生せしめる目的で使用することができる。
好ましい方法は、宿主としてアスペルギルス(Aspergillus)菌株を 用いそして次の工程を含んで成る。
(a)遺伝子の発現を促進する機能をコードするD N A配列およびカンディ ダリパーゼをコードするDNA配列を含んで成る適当な組換DNAクローニング ベクターを供給する工程; (b)(a)工程由来のクローニングベクターを用い適当、な宿主生物体を形質 転換する工程;並びに(c)形質転換した宿主を適当な培地で培養し、そして所 望により培地からリパーゼを回収する工程。
特に、引用により本明細書の内容となるEPo、238,023の宿主としての A、オリーゼ(A、肛u耗)を使用することが好ましい。
朋淀」ニレ立二ヱ 本発明の実施については、当該技術分野のいずれかの既知の方法、例えばに、M o5bach (m者)=Methods fn Enzya+ologL44 ゜”Immobilized Enzymes″(Academic Pres s、New York、1976)に記載の方法によりリパーゼを固定化するこ とができる。酵素固定化に利用できる方法は、細胞均質化物の架橋法、不溶性の 無機もしくは有機担体への共有結合法、ゲル中への包括法およびイオン交換樹脂 もしくは他の吸着剤への吸着法が包含される。また、Macrae A、R,お よびHammond R,C0(1985) 。
に開示されているような、粒状の担体上への被覆法も使用することができる。
固定化方法は、好ましくは粒状の多孔質樹脂を使用する。
リパーゼは該樹脂上に容易に吸着することができるか、または当該技術分野で既 知のグルタルアルデヒドもしくは他の架橋剤を用いる架橋により該樹脂上に結合 することができる。
好ましい樹脂のタイプは、例えばアクリル、ポリスチレンまたはフェノールホル ムアルデヒド型の弱塩基陰イオン交換樹脂である。商品化されている製品の例と しては、Lewatit@El 999/85 (Bayer製、West G ermany)及びDulitee ES−568(Rohm& Baas)が 挙げられる。このタイプの樹脂上への固定化は、引用により本明細書の内容とな るEPO140542に従うのが好ましい。
他の好ましい樹脂のタイプは、フェノールホルムアルデヒド型の吸着樹脂である 。この樹脂上への固定化は、引用により本明細書の内容となる、DK85−87 8に従って行うのが好ましい。
さらに他の好ましい樹脂のタイプは、アクリル型の吸着樹脂である。商品の例で はLewa ti t@ E2001/85 (Bayer製)がある。
他の好ましい固定化方法は、無機担体を用い、そして好ましくはリパーゼを吸着 または共有結合により咳担体へ付着せしめる。かかる担体および固定化技術は、 K、Mo5bach (m者):Methods in Enzymo1ogy +44.”Immobilized Enzymes’ (AcademicP ress 、 1976)に開示されている。
!バーゼ 1−L−コ 本発明のリパーゼは、次の方法のいずれかに使用することができる(カッコ内に は反応体を示した)。
エステル加水分解方法(エステル+水)エステル合成方法(酸+アルコール) エステル交換方法、 アシドリシス方法(エステル+酸) アルコリシス方法(エステル+アルコール)エステルの相互交換またはエステル の転位方法(エステル+エステル)を包含する。
前記アルコールは、モノ−もしくは多価の一級および/または二級アルコールま たはこれらの混合物であることができる。前記酸は、いずれかのカルボン酸また はこれらの混合物であることができる。前記エステルは、前述のアルコールおよ び酸由来のいずれかのエステルまたはこれらの混合物であることができる。いく つかの有利な方法の具体例を以下に説明する。
エ ス − ル ロ ノ ” ; この方法は、回分式かまたは連続式かのいずれかにより実施することができる0 回分反応器中では、脂質および水が必要量のリパーゼと共に機械的に撹拌される 0反応時間は、酵素量および所望の転化率に依存するが、一般的に4−6時間か ら3−4日迄である。固定化リパーゼを用いるならば、反応終了時に回収しそし て再使用することができ、それによって工程の経済性を改善することができる。
連続方法では、固定化リパーゼを保持する反応容器を通して、その融点以上で脂 質が流される。種々の方法、例えば脂質に水を分散させるか、または固定化リパ ーゼ中に断続的に水を吸着させるかにより、この系に水を添加することができる 。
回収における節約のために、一般に水の含量は40%(w/h)以下に保たれる 。温度は反応混合物の融点以上にされ、80℃程度の温度とすることができる。
好ましい温度は45−70℃である。
該方法の例は脂質の開裂である。高率の加水分解が望まれるならば、リパーゼA もリパーゼBをも含んでいるC、アンタルクチ力のリパーゼを用いることが好ま しい。
本方法の第2の例は、コレステロールエステルの加水分解である。
第3の例として、高含有量のオレイン酸またはリルイン酸を含有する脂質はC, アンタルクチ力のリパーゼ、好ましくはリパーゼAにより加水分解することがで きる。飽和脂肪酸は加水分解されるが、オレイン酸およびリルイン酸は大部分が 未反応のまま残る。遊離の脂肪酸を取り除いた後は、はぼ完全な加水分解を化学 的にまたは酵素的に、例えばC。
アンタルクチ力のリパーゼBにより行うことができる0分離後、オレイン酸また はリルイン酸の高含有率の脂肪酸が得られる。この方法により、オリーブ油から オレイン酸を得ることができ、そして綿実油、大豆油またはサンフラワー油から リルイン酸を得ることができる。
基2jソり卸良友法 本発明は、他の方法では製造することが困難な二級アルコールのエステル化、そ して酸またはアルコールが高い融点を有するもののエステル化に特に有利である 。
本方法は、回分的にか、または連続的に実施することができる。回分方法では、 固定化リパーゼを回収しそして再利用することで経済性を高めることができる。
好ましくは反応期間を通じて、例えば減圧蒸留またはモノキュラシープへの吸着 により水を除去する6反応温度は、反応混合物を液体にするような、好ましくは 60−90℃より好ましくは60−80℃である。
単鎖のアルコール(−級または二級)からのエステルを合成するには、C,アン タルクチカリパーゼに含有されるリパーゼBを用いるのが好ましい、長鎖の非揮 発性アルコールからエステルを合成するには、C,アンタルクチカリバーゼに含 有されるリパーゼAを用い、水の除去のため減圧下で実施することが好ましい。
ニス文四交換 この方法では有機溶媒、例えばヘキサンまたは他の炭化水素を反応混合物中に含 ませることができる。しかしながら、本発明のリパーゼの優れた熱安定性のため に、殆どの場合溶媒を用いることなく溶媒した5質について該方法を実施するこ とが可能であり、かつ好ましいであろう。
また、反応混合物は酵素の活性を持続せしめるために、少量の水を含ませること もできる。飽和までの含有量の水を使用することができるが、高い水の含有率は 加水分解により好ましくない高率の副生物を誘導する。
反応体の純度により、固定化リパーゼの最高の生産性を達成するために該反応に 先立ち精製が必要である可能性がある。
通常の精製方法、例えば漂白法、アルカリ精製法および脱臭法を用いることがで きる。
本発明のリパーゼの優れた熱安定性のために、反応温度は90℃までの高さであ ることができる0反応温度の下限は、反応混合物の融点および粘度により決定さ れる。好ましい温度は、60−90℃、最も好ましくは60−80℃である。
エステル交換に関しては、簡便性および経済性の理由で固定化リパーゼが特に好 ましい、また、成分Aを含有するC。
アンタルクチカリバーゼが好ましい。反応は、回分式または連続式に遂行するこ とができる。
回分方法では、基質および必要により適当な溶媒が固定化リパーゼを充填して好 ましい温度に加熱されている回分反応容器中で混合される。基質は、水で部分的 にまたは完全に飽和せしめることができる。酵素量は、所望の転化率および反応 時間に基づき10%までとすることができる。反応時間は2.3時間から数日と することができる0反応後、酵素は濾別されそして所望により溶媒洗浄後、再使 用される。
連続方法では、固定化リパーゼを含有するカラムを通して基質が流される。基質 は、酵素カラムに挿入される前に水で部分的にまたは完全に飽和することができ る。これは、例えば水で飽和した樹脂を充填している予備カラムによるか、また は基質貯蔵容器中で基質を水で飽和せしめることにより行われる。所望の転化率 は、カラムを通過する流速の調製、即ち滞留を変化せしめることにより達成する ことができる。
かかる系での操作時間は、数千時間までとすることができる。活性の漸減が生ず る場合は、流速を低下する、即ち反応混合物の滞留時間を増大せしめることによ り補うことができる。最初の滞留時間は、所望の転化率次第であり、具体的には 5分から2時間とすることができる。
この方法の実用例は、脂質のランダム化や多不飽和脂肪酸のグリセリドの製造で ある。
詣I」ヨじCfり化 この方法の好ましい態様は、反応混合物がトリグリセリド脂質である脂質のラン ダムエステル交換であり、反応はトリグリセリド分子間のアシル基の交換により 住する。
反応混合物は、単一の脂質分画から成ることができ、この場合は3つの異なる位 置のアシル基間で交換が起こる。
また、反応混合物は2種以上の脂質から成っていてもよく、具体的には1つは外 界温度で液体であり、他の1つは高い融点を示す脂質である。後者は、天然源か らの精留によるか、または水素添加により得ることができる。かかる混合物のラ ンダム化により得られる生成物は、マーガリン製造業で有用である。
エステル交換方法の他の好ましい態様では、反応体はトリグリセリド脂質および カルボン酸エステルから成り、特にメチルまたはエチルエステルから成る。
エステル交換後、該生成物をさらに処理することもできる。
副生物、例えば遊離の脂肪酸は常法、例えば苛性アルカリ精製によりその後除去 することができる。
生成物それ自体は、特別な用途に応じて、精留し、他の油または類似物と配合す ることができる。
ヒ のグ1セ1ド 本発明のリパーゼは、脂質および脂肪酸または高含有率の多不飽和脂肪酸(PU FA)を有するエステル(特にメチルもしくはエチルエステル)のアシドリシス またはエステル交換に用いて、ダイエツト飲食品用の高PUFA含有率の脂質を 製造することができる。この目的には、C,アンタルクチカリパーゼがPLIF Aのエステル交換反応について高い活性を有することから特に適している。
図面の説明 第1図、第2図および第3図は、それぞれC,アンタルクチ力、C,ツタバエン シスおよびC,オーリクラリアエのリパーゼに対するpH−活性曲線を示す(詳 細は例14で示す)。
第4図は、C,アンタルクチ力のリパーゼAおよびBに対するpH−活性曲線を 示す(詳細は例7に示す)。
第5図および第6図は、それぞれ種々の温度で固定化C。
アンタルクチ力のリパーゼを用いるアシドリシスおよびエステル交換の結果を示 す(詳細は例31に示す)。
第7図および第8図は、それぞれn−プロパツールおよびイソプロバールを用い て、固定化C,アンタルクチヵにょるミリスチン酸エステル合成の結果を示す( 詳細は例37に示す)。
第9図および第10図は、それぞれ固定化C,アンタルクチカのリパーゼを用い る連続アシドリシスおよびエステル交換の結果を示す(詳細は例36および39 に示す)。
主皿立裏鋏■ 口゛′ 1パーゼ′ のアーセイ (LUおよびou2方法が用いられる。第1 の方法は、一定のpHでのトリブチリンの加水分解嘔基づ<、ILII(リパー ゼ単位)は、乳化剤としてのアラビアガムを有するpH7,0,30’Cにて1 分当たり1pI1101#J定される酪酸を遊離する酵素量である。さらに詳細 は、請求により入手可能なノボ分析法(Novo AnalyticalMet hod) AF9515に示されている。
オリーブ油の加水分解によるリパーゼ単位の活性測定(並)は次のように行われ る。
酵素溶液IN!、乳状液〔オリーブ油25−および2%ポリビ、:−ルフルコー 7I/ C(?IW約72.000) 75M!をワーリングプレングー中で乳 化した)5w11、および緩衝M(50mM)リス−マレエート緩衝液pH7, 0)を混合し、1層分間40’Cにて振盪している温浴中でインキュベートする 。反応は、停止剤(アセト75001R1、エタノ−)Lt 500−およびI  NNaOH11*j)を添加して停止する。サンプルおよびブランクサンプル (停止剤を加えた後乳化)は、0.05NNaOHによりpH9,2まで滴定す る。活性(OH)は、サンプルとブランクとの間の滴下NaOHにおける差異か ら計算され、そして1分当たりに1廂遊離するフリーの脂肪酸として表示する。
0?六 1バーゼの 。
これはトリグリセリドの短時間加水分解で得られたジグリセリド(DG)の分析 により測定することができる。特異性リパーゼは、はとんど1.2−DGのみを 生成するが、他方非特異性リパーゼはDG分画中にがなりの含有率の1.3−D Gを与える。加水分解および処理時間は、アシル転移を避けるために短めにして おかねばならない。
より具体的には、測定は次のように行われる。
酵素液(4−10000/mf)250m、トリス−マレエート緩衝液(pH7 ,0) 250μ!および基質(トリオレイン:2%ポリビニルアルコール、I ’1W72.000; 1 : 3 )をエソペンドルフ遠心管中で混合し、4 0℃で30−90分間振盪した。反応は、C)IC4’ 。
をLOmlを混合することにより停止した(0.2%リトコール酸が内部標準と して使用されうる)。前記C)IcN :lはNa2SO4で乾燥した。IJ! 1を1層りロマトグラフィーロンド(Chrotnarod Type SII +Newman−Howell As5ociates Ltd)上にスポット し、そして2容媒としてヘキサン/エーテル/@酸(70:30: 1 )を用 いて20分間展開した。部分グリセリドはFIDアナライザー(Iatrosc an 丁H10,NeKIIlan−HoweIIAssociates Lt d)により定量した。結果は、総DC中の1゜3−DCの%とじて記載した。こ のようにして、特異性リパーゼはOを与え、そして完全な非特異性リパーゼは約 33%を与えることが予期されるであろう。
1バーゼの シ゛1シス゛ (BID BIU−)この活性は、溶媒の存在下ま たは不存在下でパルミチン酸とトリオレインとの反応により測定した。パルミチ ン酸の総取り込みをトリグリセリドのFA?1E−GLCにより測定した。2− 位への取り込みは、トリグリセリドを膵リパーゼで処理して1−および3−位を 加水分解した後、得られる2−モノグリセリドをFAME−GLCで分析するこ とにより測定した。
FAME−GLC(脂肪酸メチルエステル−ガスー液体クロマトグラフィ)は、 the American Oil Chemists’ 5ociety(A OCS)により公表されているCe 2−66法およびCe 1−62法に従い 行うことができる。
溶媒を用いる反応の場合は、反応混合物はトリオレン0.6g、パルミチンjd o、174および石油エーテル8.083 gから構成する。溶媒を用いない反 応についてはトリオレイ3.Ogおよびパルミチン酸0.87gを用いた。
いずれの場合も適当量の酵素を水和し、1−4時間、所定の温度で前記反応混合 物とインキュベートした後、濾過して反応を停止した。濾過物をアルミカラムで 精製し、そしてトリグリセリドをFAME−GLCにより分析した。別に、濾過 物2m!由来のトリグリセリドを活性アルミナ4g上で同様に精製した。トリグ リセリド約100w、膵リパーゼ溶液(SigIIaカタログmL3126由来 の豚膵リパーゼ250■をIM)リス緩衝液、pH8,10Wiに溶%fした) 3d、2 M CaC1* 300mおよび0.2%(W/V)タウロコール酸 塩0.75@lを混合した。この乳化物を40℃の湯浴中、2分間加熱し、そし てライ−レイ(Whirley)ミキサーで1.5分間混合した後、その反応を 96%エタノール4mZを添加して停止した。サンプルを分液ロートに移し、ジ エチルエーテル(4X20rnりで抽出した。
エーテル相を脱イオン水2ornlで4度洗浄した後、エーテル相を1lia2 sOaで乾燥しそしてエバポレートした。サンプルを1゜1.1−トリクロルエ タン1−に溶解した。グリセリドをMerck社製のプレコートTLCプレート シリカゲル6゜(110℃で30分活性化した)により、展開溶媒としてジエチ ルエーテル/n−ヘキサン(70:30)を用いて飽和した展開槽中で分離した 。このTLCは20”Cで40分続けた。
モノグリセリドバンドをヨウ素蒸気で確認して削り取り、ジエチルエーテル10 rnlで3度抽出した。エーテル相を濾過し、蒸発せしめそしてサンプルをメチ ル化し、次いでGLCにより分析した。
I BIU(バッチエステル交換単位)は、溶媒の存在下または不存在下で所定 の温度における1μmole/分の初速度でパルミチン酸を取り込む固定化リパ ーゼの量を示す。I BIU−2(2位におけるBIU)は、2−位の取り込み に由来する同様のものを意味する。
古 リパーゼの ニ エステル交換ゞ (B I U)この活性は、等モル量の トリオレインおよびトリパルミチン混合物により測定した。混合トリグリセリド (POO、PPO等)の生成物は、高性能液体クロマトグラフィー(HPLC) により測定した。
より具体的には、トリオレイン(OOO) 0.8855gおよびトリパルミチ ン(P P P) 0.8073g (それぞれ1mM)を溶融し、そして乾燥 状酵素250■を10%(W/W)水にて加湿して添加した。サンプルを所定の 温度で15分間、湯浴中で振盪した後、HPLCで分析した。
HPLCは、G、讐、Jensen、J、Chromatogr、 、204. 407(1981)に従い行うことができる。
IBTU(バッチ相互転移エステル化単位)は、所定の測定における1μ■ol e/分の初速で混合トリグリセリドを生成する固定化リパーゼの量として定義し た。
古 !バーゼの ’ (NSI 、NSI )これは、エステル交換(例えばア シドリシス)による最高の測定値を示した。2−位における交換の測定は非特異 性を示す、ここでは、トリオレインおよびバルミチン酸を用いるNSI+法並び にXOX +−リグリセリド(X=パルミチン酸/ステアリン酸、○=ニオレイ ン)およびラウリン酸を用いるN5Iz法の2方法を用いた。最良の方法はNS I、であるが、分析が非常に扱いにくい。N5IZ法は簡便に行うことができる が、その結果はリパーゼの脂肪酸特異性により影響を受ける。この2つのアシド リシス法は、可溶性リパーゼについて使用される加水分解法によりも、アシル基 の移動のために誤差の生ずる傾向は少ない。
N5It法では、BIUおよびBIIJ−2が測定されそして指数はN5II=  3 X BIU−2/BIDとして算出される。この値は、完全な特異性リパ ーゼでは0どなり、そしてすべての3つの位置で等しく反応する非特異性リパー ゼではlとなるにちがいない。
N5Iz法では、固定化リパーゼは活性化の必要に応じ、−iに約10%水に水 和される0次の混合物を使用した。
ココアバターステアリン345q(Aarhus 0ileA / S %De ns−arkより購入、約95%のXOX )リグリセリドを含有する)、ラウ リンn (Merck) 480w (純度99%)、石油エーテル(BDH)  8.1 g (沸点80−100℃)、および固定化リパーゼ250■(乾燥 物)。
上記成分の混合物を適当な転化率を得るに必要な時間および温度(40−60℃ の範囲内)で、振盪湯浴中でインキュベートした。その後、純粋なトリグリセリ ドをアルミナクロマトグラフィーにより単離し、脂肪酸組成をFAME−GLC で測定した。
指数は次のように決定した。
NSh・・3X(オレインの減少り/(ラウリンの取り込み量)特異性および非 特異性リパーゼ間の識別は、30−65%の範囲内のラウリン酸取り込みがもっ とも適していると考えら次の組成の培地を例で使用した。各々の培地は121− 130℃で20−90分間オートクレーブした。
ファルマメディアの組成は、発酵培地組成物(FermentationMed ia Formulation)についてのTraders’ガイド(Trad ers’ 011M1ll Co、、 50−51頁)に開示されている。
antarctuca)菌株(DSM 3855)培養物をBou−3培地80 0−を有する 200〇−振盪フラスコに移し、26℃で】日振盪した(200rpm、振幅約 2cm)。
得られる培養ブロスを、’1OCa 1 e−2培地を有する一般的な101発 酵槽について種母として用いた。
発酵条件は次の通りであった。
発酵槽の型式:実験用発酵槽F L 110(BiotecA B製、Bro@ −5ea、Sweden)a 通気:6Nf/分 撹拌: 520rpa+(各々6枚翼を備える2個の攪拌機による攪拌) 温度:26℃ pH:未調整 時間:119時間 リパーゼの収量は157Lυ/wiであった。
発酵槽から取り出した培養ブロスを6000 Aローターを備えたソールパル( Sorvall)RC−3B遠心機により4.1100rpで35分間遠心した 。上澄液(総量51りを10.OOOMWカフトオフの濾過シートを備えるミリ ボア(Millipore)由来のペリコン(Pellicon)限外濾過装置 による限外濾過(そしてそれぞれ同一容量の水で5度洗浄した)で600 ml に濃縮した。99%冷エタノール600 Tn!を前記UF ’44厚物の56 0−に加え、混合物を4℃で30分間攪拌した後、前記と同様に遠心した。
次に、−次エタノール沈殿物由来の上澄液に99%冷エタノール2.5倍量加え た。この混合物を30分間撹拌しそして前記と同様に遠心した。この遠心由来の ベレットを約230dの水に溶解し、そして凍結乾燥して22gの粉末(16, 2OOLU/g)が得られた。
このリパーゼをエタノール溶離による疎水的相互作用クロマトグラフィーを用い てさらに精製し、次いで減圧下で乾燥して約92,0OOLU/ gの粉末を得 た。
月Ij0− C,ルベー (C,curvata τパーゼのUカンディダ・ク ルベータ(Candida curvata)CBS570菌株(別名、ATC C10567)を用いた。CBSはCentraalbureau voorS chimmelcultures、 Baarn、 Netherlandsを 示し、ATCCはAmericanType Cu1ture Co11ect ion、Rockville、MD、USAを示す。この菌株の寒天−3スラン ト(例1参照)上の培養物を、それぞれBou−3培地(例1参照)1oorn !を有する4個500af振盪フラスコに移し、26℃で1日振盪した(20O rpm、振幅約20)。
Bou−3振盪フラスコの培養ブロスを種母として用い、各々LR−15培地2 00−を含有する200個の500 +nZ振盪フラスコを接種した。
LR−15培地組成は次の通りであった。
底−分 I一度 フアルマメディア 50g/I K、HPo、 5 − NaN0. 1 − MgSO4,7H100,5− Tween−8020− pH7,0(HClで調整) (121℃、40分間オートクレーブした)ツウィーン−80(Tween−8 0)は、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸エステルである(Mer ckから入手した)。
各々の振盪フラスコを0.5−2−のBou−2培養ブロスで接種し、26℃で 4日間、200 30Orpm (振幅約2cm)にて振盪した。
この振盪フラスコ由来の培養ブロスを15LU/−のリパーゼ活性を有する総量 で29.51までの収穫物を与えるものとして採集した。該ブロスを例1に記載 したように遠心し、次いでまた例1に記載したように濃縮したが、しかし1容量 の水で2度洗浄しただけである。かくして、168LU/afのリパーゼ活性を 有する濃厚物3.91を与えた。
肛、パイロートプーントにお番るC、アン ルクチカの冨バーゼの制゛告 カンディダ・アンタルクチカ菌株DSM3855の培養物をYPG−寒天含有の フエルンバッハ(Fernbach)フラスコに接種した。
このフェルンバフハ・フラスコを26℃で8日間培養した後、通常の混合により 接種しそして次の組成を有する培地3001tを含有する種母発酵槽を通気した 。
酵母エキストラクト 3. Okg KHtPOa 0.2− NazHPOa、12HzOO,2− グルコース 0.3− Pluronic@ 60L 125 JpH5,6 前記ブロスを26℃で1日発酵後、通常の混合物を接種に使用し、次の組成を有 する培地15001を含有する発酵槽を通気した。
酵母エキストラクト 7. Okg ファルマメディア 56.0− KH,Po、 4.0− NaJPO,,12HzO−3,0− シュクロース 4.2− MgSO4,7HzO1,4− 大豆油 421 Pluronic・60L 600 +nfpH6,2 発酵は、26℃で5日間、1000 NN /分の通気および200rpmの攪 拌をしながら行った。
次の方法によりリパーゼを回収した。
1)培養ブロスのドラム濾過、2)澄明な濾過、3)限外濾過による濃縮、4) 50%W/Wまでエタノールを添加、5)澄明な濾過、6)限外濾過による濃縮 、7)77%W/Wまでエタノールを添加、8)遠心、9)減圧乾燥、10)水 に再溶解、11)回分式疎水相互作用精製(リパーゼを疎水性マトリックスに吸 着せしめ、水で洗浄そして50%W/Wエタノールで溶離した) 、12)エタ ノールを留去し次いで凍結乾燥した。得られた粉末は143.000 LU/  gの活性を有していた。
例3.C,アン ルクチカリバーゼ 、の制゛告カンディダ・アンクルクチカD SM3855培養物をPDA−寒天スラント上に保存した。
PDA−寒天の組成: バクトじゃがいもデキストロース寒天(Dirco) 39 g / 1寒天  10− (121℃で20分間オートクレーブした)。
Ca1e培地を含有する50個の振盪フラスコを寒天スラントから接種し、25 ℃で64時間培養した。
ブロス(4601]/at)を最高4,400gで20分間遠心した。
上澄を11に濃縮し、HIP 10−20カート’J 7ジ(カットオフ10、  OOOMW)を備えるアミコン(Amicon)限定濾過装置で水II!を用 いて脱塩し、そして凍結乾燥した。この粉末の活性は40000tl/ gであ った。
例4.C,アン ル チカ:バーゼの’jL告PDA−寒天スラント(例3参照 )上に保存した菌株DSM3908およびDSM3909の培養物を、YS−4 、YS−25またはCa4a培地を含有する振盪フラスコに移し、25℃で2ま たは3日間培養した。ブロスのリパーゼ活性(OU)を測定した。
結果 菌 株 培地 発酵時間 OU/rn11、 DSM 3908 YS〜4 3 日 8.52、 DSM 3908 YS−252−4,03、DSM 390 8 Ca4a 3− 26.04、 DSM 3909 YS−43−10,5 5、DSM 3909 YS−252−5,06、DSM 3909 Ca4a  2− 23.3例5.C,ツクバエンジスフパーゼのE告カンディダ・ツタバ エンシス(Candida tsukubaensis)CBS6389培養物 をPDA−寒天スラント(PDA−寒天の組成は例3に示した)上に保存した。
2個のYeDP振盪フラスコを接種し、25℃で24時間培養した。
この培養物を用いてCGig培地を含有する52個の振盪フラスコを接種した。
該振盪フラスコを25℃で4日間培養した。ブロスを最高4.400gで20分 間遠心した。上澄(31)を450 mIにン薯縮しそして旧P 10−20カ ートリツジを備えたアミコン限外濾過装置上で水21により脱塩し、凍結乾燥し て2230U/g 。
135LLl/ gの粉末24gを得た。
例6. C,nニニュじ4117112社ニガ1」わ1カンデイダ・オー1クー 1アエ(Candida auriculariae)CB5570の培養物を PDA−寒天スラント上に保存した。
70個のCG4h振盪フラスコを前記寒天スラントで接種しそして25℃で4日 間培養した。
ブロスを最高4.400gで20分間遠心し、次いで最高12、200 gで1 0分間遠心した。HIP 10−20カートリツジを備えたアミコン限外濾過装 置上で上澄5.51を950m1まで濃縮し、そして凍結乾燥して930U/g および3.4LU/gの粉末29.1gを得た。
例7.C,ホリオルムリパーゼの′!゛告CB55234の培養物をPDA−寒 天スラント上に保存した。それぞれCG4h培地150dを含有する60個の振 盪フラスコを前記寒天スラントで接種した後、25℃で4日間培養した。
ブロスを最高4.OOOrpmで25分間遠心し、次いで最高10、0OOrp +nで10分間遠心した。アミコン限外濾過装置 。
(PIH1O−20)上で上澄61を550−に濃縮し、脱イオン水11で脱塩 した後、凍結乾燥して活性2750U/ gまたは313LU/gの粉末38. 4 gを得た。
例8. Cヒエミュー1バーゼのi、噺lICB5571を、PDA−寒天スラ ント上で4日間25℃で培養した。
YePD培地(例5に組成を示す)の種培養物を、寒天スラントから接種し、つ いで17時間25℃で培養した。 YS−4培地(例4参照)を含有する39個 の振とうフラスコを、種培養物から接種し、ついで4日間25℃で培養した。
ブロスを、4.000rpmで15分間遠心し、ついで15分間12、000r pgmで遠心した。上澄み(1,300m1)を、アミコンPIH10−20を 用い濃縮し、ついで41の脱イオン水で脱塩し、最終濃度を200dとした。こ れを凍結乾燥し、活性度2.00000/gを用する粉末10.4 gを得た。
例9.5 のカンー゛イ ゛ の1パーゼのl1111゛告以下に示す各々の菌 株を、PDA−寒天スラント(例3参照)上に接種し、ついで3日間25℃で培 養した。
ついで細胞を9m7の滅菌脱イオン水に懸濁させ、ついで種培養物としてYeP D培地(例5参照)中に接種し、17〜23時間培養した。2〜7−の培養ブロ スと、Ca19g培地、YS−4培地またはYS−25培地(例4参照)ととも に振とうフラスコ内で再接種し、ついで振とうしながら3日間25℃で培養した 。
ついでブロスのpH及びリパーゼ活性(OU)を測定した。
結果 1、C,アン ルクーカ DSM 3855 Ca19g ?、0 27.82 、−− CB55955 Ca19g 6.7 25.33、−− CB566 78 Ca19g 6.6 25.34、−− CB56821 Ca19g  6.6 46.85、C,ツクバエンシス CBS 6389 Ca19g 7 .5 11.86゜−−CB56389 YS−411,87、C,オー1クー 1アエ CBS 6379 YS−40,88、C,*’i匹CB55234  Ca19g 7.0 7.39、 C,7−、D−−CB52041 Ca19 g 5.9 15.010、−− CBS 2041 YS−47,720,5 11、−−CB5571 Ca19g −10,812、−−CBS 571  YS−47,238,813、−−IFO1527Ca19g −1,8対照と して、旦、左上バえ(curνa ta) CB5570を、同様の方法で、Y S−25培地中4日間培養した。活性は34.80U/ gであった。
例2において得られたアンタルクチカ由来の部分精製リパーゼを、更に次のよう に精製した。1gの酵素粉末を、pH6のトリス−アセテート501に懸濁され た。1gのDEAE−セファデックスA50を膨潤させついでpH6のトリスー アセテー)5(laM中で洗浄し、ついで酵素懸濁液に添加した。混合物を室温 で1時間攪拌しついで半融ガラス漏斗上でろ過した。
ついでろ液を超遠心法により濃縮しついでpH4,5のシトレート緩衝液20o +Hに対し透析し、ついで同緩衝液で平衡化したCM−セファロースカラムに適 用した。溶離液としてB−El素が溶出しついでA−酵素が塩グラディエンドに より溶出した。
8〜25%SDS PAGE グラディエンドゲルを用い、ファルマシアフェー スト(商標)システムを用い、A及びB酵素の分子量を測定した。A及びB酵素 に対する分子量は、それぞれ43kDおよび33kDであった。A及びB酵素に 対する等電点を、3.5〜9.5のpH範囲でLKBアンフォリンベージプレー トを用いて測定した。A酵素に対するplは8.0±0.2であり、B酵素に対 しては、6.0±0.2であった。
更にB酵素を精製するため、CM−セファロースからの溶離液として得られたプ ールを、pH10の201ボレートに対し透析し、ついで同じ緩衝液で平衡化し たモノ−Q(商標)(ファルマシア)カラムに適用した。活性なり酵素が、ファ ルマシアFPLC装置を用い塩グラディエンドにより溶出せしめた。
MIj1肛に【1 A及びB酵素を、pH6または7に対し201のホスフェート緩衝液中で希釈し 、ついでpH8,9または10に対し20mMのボレート緩衝液中で希釈した。
最終酵素濃度を、0D28゜−1になるまで調節し、ついで室温で1.5時間イ ンキュベートし、更に4℃で一夜インキユベートした。下記の表にLU法により 測定した残留活性(%)を示す、pH7の酵素活性を、100%として調節した 。A酵素は、4℃で一夜インキユベーションしたのちpH10で全体として不活 性であるように思われ、一方B酵素は、pH10でその活性の78%超を有して いたがpH6では安定性が少なかった。
AU 、 B−一一 ′ に・ る:Ii庁の六 リパーゼ活性をLU法により測定した。ただし温度は変化せしめた。結果を次に 示すが、30℃での活性を100%とした。
゛ に Hの六 リパーゼ活性をLU法により測定したが、pHは変化させた。
酵素が存在しない場合の各々のpHにおける得られた結果を、自発的加水分解に 対し対照として用いた。結果を第4図に示す、ブロスA及びB酵素に対する最適 pHは、pH7付近であった。
例11 1バーゼの執〜 例9(Ca19gまたはYS−4培地を用いる)におけるごとく調製した培養ブ ロスのサンプルを、60℃、70℃及び84℃で30分間熱処理した。熱処理サ ンプル及び熱処理しない対照サンプルのリパーゼ活性を、pH5,5で寒天中に オリーブ油、ポリビニルアルコール(PVA)及びブリリアントグリーンを含有 する拡散プレートにサンプルを適用し、ついで30℃で24時間拡散後色変化の 帯域(直径(n))を測定することによって検出した。
以下の内容が明らかにされる。すなわち−qエフ乙)Lt?)5−左及びふエフ  ”Fユニ立由来のリパーゼは84℃まで安定であり−q−」址ユ〕二lzj、 ヨは、70℃まで安定であり、更にC,オーユ久旦ユヱ孟は60℃まで安定であ り、一方従来技術のニー左上バlは60℃で不安定であった。
例12 可r リパーゼの凱− 以下のリパーゼの熱安定性を比較した。
本発明: C,アン ルクチカ二例1で得られた粉末の0.8%溶液精製リパーゼA: 例 10で得られたサンプルを、pH7の15mMのトリス−マレエー ト緩衝液に対し一夜遇析した。
参考: C,シリン゛−シア:名糖産業から得られるリパーゼOFの1%?容液 C工jソ扛Rクー: 参考例1がらのUF−コンセントレート 次の緩衝液を実施例で用いた: トリス−マレエート緩衝液0.1 M、 pH6,O:0.1Mのトリス(ヒド ロキシメチル)アミノメタン5〇−及び0.1 Mのマレイン酸26−ジトレー トーホスフエート緩衝液0.1 M、 pH6,5:0.05Mのクエン酸14 2−及び二塩基性リン酸ナトリウム(NazHPO4)355a/ ホスフェート緩衝液0.1 M、 pH7,5:0.1MのNaHzPO416 −及び0.1 MのNaJPOa 34af試験管内で1−のリパーゼ溶液と4 dの緩衝液を混合して、熱安定性を測定した。試験管を60℃、65℃または7 0℃の水浴中で60分間インキュベートした。熱安定性は、インキュベーション する前、酵素緩衝液混合物の活性(LU/m/)のパーセントで残留活性(LU /mZ)として表わす。
結果(残留活性)は次のとおりであったニドリスマレエート緩衝液を用いて旦工 互上バLに対しpH6でのインキュベーションが含まれていた。何故ならそれら はリパーゼに関する記tit (Fette 5eifen Anstrech mittel 1985+87=181−185)におけるり、モンテント等に よって用いられた条件であり、従ってこのリパーゼに対し適当であると考えられ る。以下の内容を結論づけることが出来る。すなわち旦−アンタルクチカリバー ゼ及びリパーゼAは従来技術のC,シュl久立之ヱ及びC,カルバタリバーゼよ りはるかに熱安定性である。
例13 執几 ″の1ノマーゼの肋8 この実験において、リパーゼサンプルをまず、60℃で、p)16.5で1時間 次のように処理した:本発明: C,ツタバエンシス二例5で得られる粉末を、pH6,5の緩衝液(上記参照) に溶解しく7%)ついで60℃で1時間予備処理した。
硝JL隻y< −f Aっ:カラム(例10)からの溶出液を、15dのトリス −マレエート緩衝液(p!(7)に対し一夜透析し、pH6,5の緩衝液で5倍 に希釈しついで60℃で1時間予備処−q工jソにバl−:参考例1からのUF −コンセントレートを、pH6,5に調節しついで60℃で、pl’16.5で 1時間インキユベートシた。この予備処理サンプルを、熱安定性実験に対し緩衝 ?Pi、(pH6、6,5、7,5、上記参照)中5倍に希釈した。
ついで上記予備処理サンプルを、65℃でがっpl’!6.0゜6.5または7 .5で1時間インキュベートした。結果は次のとおりであった: 以下の内容が明らかである。すなわち本発明の2種のリパーゼは60℃での予備 処理中にある程度の活性は失うが、予備処理したサンプルは65℃で非常に安定 である。C,カルバ叉からの従来技術のリパーゼは65℃で急速に失活する。
例14 C,アン ルクチカ!パーゼの執 例3におけるごとく得られたリパーゼを、水に溶解しく1%)、ついで更に50 mMのトリスマレエート緩衝液(pH7)中で5倍に希釈した。この溶液を、0 分、60分及び180分間60℃で予備処理し、ついで種々の温度で30分間熱 処理した。各々の工程後の残留活性を、OU法により測定した。
結果は以下の内容を示す、いく分かのリパーゼ活性が、60℃で予備処理中に失 なわれるが、残存リパーゼ活性は、80℃においてさえ極めて熱安定性である。
あるデーターが相当に100%を超えている理由は明らかでC,アン ルクチカ !パーゼ(例3で得られる粉末0.1%)のU素活性を30℃、40℃、50℃ 、60℃、65℃及び70℃で測定した。活性を、本明細書中に記載したOU法 により測定したが、インキュベーションは種々の温度で行なった。結果は次のと おりであった。
インキュベーション温度 30 40 50 60 65 70活性(00/m l) 2.1 2.3 3.4 5.2 6.3 5.8C,アン ルクチカ( 例3からの粉末0.2%溶液)、旦。
ツタバエンシス(例5からの粉末の3.0%溶液)、C,オ−−去りjロLヱ1 工(例6からの粉末の3.0%溶液)、C,フミコ旦(例7)及びニー主ユ主五 人(例8)の活性に対するpH依存性を測定した。
pHを、0.5の単位の段階で4.0から10.5まで変化させた。
用いた緩衝液は、pH4,0〜5.5の酢酸ナトリウム/酢酸(C,アン ルク チカに対し200mM及び他のリパーゼに対し100mM)、pH5,5〜8. 5の50111Mのトリス−マレニー)/NaOH。
pn 9.0〜10.5のグリシン/Na0)l (C,アンタルクチ力に対し 200+nM及び他のリパーゼに対し100mM)。
測定はOU法におけると同様に行なったが、1−の酵素溶液及び5rnlのトリ ス−マレエート緩衝液のかわりに緩衝液に溶解した5−の酵素を用いた。
pH活性曲線を、C,アンタルクチ力、C,ツクバエンシス及びC,オー1クー リアエに対しそれぞれ第1図、第2図及び第3図に示す、−qエニとよ≦しニラ −及びC,ホリオルムリパーゼに対する曲線は顕示のものであった。従って全て のリパーゼはpH7〜8付近で最高を示す。
例17 0r リパーゼの 。
例9におけると同様に調製した培養プロスを、すでに説明した非特異性法により 試験した。結果は、全ジクリセリドのパーセントで1.3−グリセリドとして示 すニ一種−1銖1豆 3−ジグ1セ1 ′VC,アンタルクチ力 CBS 66 78 32%C,7ミ:7−y CBS 2041 51%C,ツタバエンシス  CBS 6389 48%C,ホリオルムCBS 5234 45%C,オー リクラリ74 CBS 6379 50%カン−イ ゛アン ルクチカ由来のリ パーゼ(例3で得られた粉末の0.2%溶液)、C,ツクバエンシス(例5で得 られた粉末の3.0%溶液)、C,オー1り一アエ(例6で得られた粉末の3. 0%溶液)を同様の方法で測定した。
C,アンタルクチ力= 41% C,ツクバエンシス: 48% C,オー1クーリアエ:50% 全てのリパーゼは非特異性であると思われる。
精製リパーゼA及びB(例1oによる)の種々の基質に対する活性を比較した。
トリブチリン及びオリーブ油に対する活性を、LU法及びOU法に従ってそれぞ れ測定した。エチルオレエート、メチルラウレート及びラセミジオレインに対す る活性を、次の変法によるLU法により測定したニトリブチリンのかわりに1% 基質(Nu Check Prepがら入手出来る99%純粋なメチルラウレー ト、Nu Check Prepがら入手出来る99%純粋なメチルオレエート 、またはシグマから入手出来る99%純粋なラセミジオレイン)、及びpH7, 0のがゎりにpoa、sで水酸化ナトリウムの滴定による。
以下に結果を、トリブチリンに対する相対活性(%)として表わすニ ーー玉−!−一一 リパーゼA リパーゼBトリブチリン(LU) 100%  100%オリーブ油(OU) 110% 65%ラセミジオレイン 27% 3 13% メチルラウレート 22% 140% メチルオレエート 8% 60% 以下の内容が明らかである。すなわちリパーゼBは、ジグリセリド及びメチルエ ステルに対し高活性を存し、一方リパーゼAはトリグリセリドに対し活性に関し それらよりも比較的低活性である。
例19 イオン六 によるC、アン ルクチカ1パーゼの古止 例1で記載したごとく得られたカンディ ゛アンタルクチカリバーゼ0.6gを 、水で希釈し7.5gとし、ついでpH7に調節した弱塩基性陰イオン交換樹脂 (バイエル社製品)Lewatit@E1999/85の1.5g乾燥物と混合 した。
混合物を、室温で24時間回転せしめた。水で洗浄後、調製物を真空下で室温で 乾燥し、1.83g (乾物含量98%)を得た。ろ液中に残存する活性は、3 9%であり、これは乾物固定化リパーゼ1gあたり約19000LLIO量に相 当する。
例20 例2におけるごとくして得られたC、アン ルクチカリパーゼ12.5−リパー ゼ溶液(12,500LU/@l)及びp)17に調節した4、25g乾物Du olite@ ES−568弱塩基性陰イオン交換樹脂(ロームアンドハアス社 製品)を、混合しついで室温で24時間回転せしめた。水で洗浄後、調製品を室 温下で乾燥し、4.6gの乾物固定化リパーゼを得た。ろ液中に残存する活性は 、33%であり、これは乾物固定化リパーゼ1gあたり約22700LUO量に 相当する。活性は、9.2BIU/gでありこの活性は先に示した方法により測 定した。
例2におけるごとくして得られたC、アン ルクチカリパーゼ100af (1 5000LU/−を有する)、pH7に調節した洗浄LetmatitOE 1 999/85弱塩基性陰イオン交換樹脂46g(乾燥重量)と混合した。混合物 を室温で24時間撹拌した。水で洗浄後、調製物を室温で真空下で乾燥し51. 5g (乾物含量98%)を得た。ろ液中に残存する活性は1%であり、これは 29.200LU/ gの量に相当する。活性は37.6 B111/ gであ った。
例2に記載したごとくして得られた12500LLI/−のC,アンタルクチカ リバーゼロ0mを、p)17に調節した洗浄Lewatit0E 2001/8 5非イオン性樹脂(バイエル社製品)の25g(乾燥重量)と混合した。混合物 を、室温で24時間撹拌した。
水で洗浄後、調製物を室温で真空下で乾燥し、25g(乾燥乾物含量98%)を 得た。残存ろ液中の活性は、1.6%でありこれは30.200LIl/ gの 量に相当した。
例23 6による古 15.0OOLtl/−のC,アン ルクチカリバーゼ及び50gの樹脂を用い 先の実施例を繰り返えし、58g(乾物含量98%)を得、残存ろ液中の活性は 2%であり、これは25.800LU/gの量に相当する。活性は52.2 B IU/ gであった。
例24 1′+バーゼAの古 ヒ 担体の調製:10gのLewatitO2001/85を、G−2ガラスフイル ター上で洗浄し、0.05Nの水酸化ナトリウムを用いpH−シュタフトにより pH7に調節しく2時間の操作)、再び洗浄し、ガラスフィルター上で乾燥した 。乾物を、61.55%として測定し更に2.5gの乾燥重量を固定化に対し用 いた。
酵素の調製:リパーゼA(例10)を、15mMのトリス−モリエート緩衝液( pH8)に対し一夜透析し、8000LU/ mlで15afを得た。
固定化:担体及び酵素を一夜混合し、ガラスフィルター上で洗浄し、真空下で2 時間乾燥した。乾物は96%であった。
溶液中に残存する活性は2%であり、これは28.200LU/ gに相当する 。
例25 1■1パーゼAの古 し 担体を先の例におけるごとく調製した。乾物は、76.32%として測定され、 更に4,4gの乾燥重量を固定化に対し用いた。
酵素は先の例におけるごとく調製し、5400LU/−で24.7d得た。
固定化:担体及び酵素を一夜混合し、ガラスフィルター上で混合し、ついで真空 下で5時間乾燥した。乾物は100%であった。活性の28%が溶液中に残存し 、これは22,300LU/ gの量に相当した。
例26 −11リパーゼBの古 ヒ 先の例で調製した2、6gの乾燥重量の担体を、固定化に対し用いた。
リパーゼB(最10)を例24におけるごと(調製し、3200LU / mZ で24.9−得た。
固定化:担体及び酵素を一夜混合し、ガラスフィルターで洗浄し、真空下で5時 間乾燥した。乾物は100%であった。活性の6.4%が溶液中に残存しこれは 29,200LU/ gの量に相当した。
活性は4.48107gであった。NSI2分析を250■の乾物リパーゼ及び わずか4−の反応混合物を用いて2時間行なった。
ラウリン酸の混入は、わずか14モル%であり、更にN5Izは0.65であり 、これはリパーゼBが非特異性であることを示す。
例27 固定化C,チアンルクチカリバーゼ及び固定化リパーゼAの例22によって得ら れる固定化カン−イ ゛アン ルクチカ並びに例24で得られる固定化精製リパ ーゼAの活性、熱安定性及び非特異性を比較した。
活性を、BIU分析(60℃、有機溶剤無し)により及び70℃でのBTU分析 の両方で測定した。
非特異性を、NSI、及びNSh分析の両方により測定した。
熱安定性を次の方法により測定した: 1.2gのトリオレインを、150■(乾燥重量)の10%永和水和に添加した 。ついでサンプルを、80℃で3日間インキュベートした。残存活性(BTU) を、348■のバルミチン酸とともに12−の石油エーテルを添加した後40℃ で測定した。熱安定性を、冷蔵庫内に3日間保存した対照サンプルの活性(%) で表わす。
結果を次表に示す: 8107g (60℃、溶剤無し’J 41.9 21.4BTU/g (70 ℃’) 186 128NSL熱安定性 0.67 0.75 80℃で3日間 78% 69% 2種の固定化製品は、全ての試験において極めて顕示の性質を有する。双方とも 非特異性であり、加酸分解及びエステル交換を触媒するのに有効であり、更に双 方とも極めて熱安定性である。
例28 古 、の2 び 次の固定化リパーゼを、対照として調製した:A) 12,0OOLU/g ( 名糖産業製品)を有する2、72 gの左ヱヱイ シiン −シアリパーゼを、 25afの水に溶解した。弱塩基性アニオン交換樹脂(バイエル社製品)をLe watitOE1999/85 8.5 gの乾物を、p)16に調節し、つい でリパ−ゼ溶液と混合した。室温で24時間回転後、水で洗浄し調製品を室温で 真空下で乾燥し9.27g (乾物含量97%)を得た。
漏液中に残存する活性は、0.2%であり、これは1gの乾物固定化あたり28 .0OOLtlO量に相当する。
B ) 65.700LU/ gの活性を有するクロモバクテリウムビスコサム リパーゼ(東洋醸造(日本)製品)2.0gを、25−の水に溶解した。弱塩基 性アニオン交換樹脂Dulolite@ ES−568N(ロームアンドハース 社(tJsA)製品)4.25gの乾物をpH7に調節し、ついでリパーゼ溶液 と混合した。室温で4時間回転後、調製品を漏下し、水で洗浄後ついで真空下で 乾燥した。収率は4.52g (乾物94%)であり漏液中の残存活性は6%で あり、これは1gの乾物固定化リパーゼあたり28、0OOLUの量に相当する 。
非特異性指数(NSI2)を、明細書中先に記載したごとく、固定化C,アンタ ルクチカリパーゼ(例19の製品)、2種の上記調製品及び固定化ムコールマイ ヘイ (Mucor m1ehei) ’)バーゼ(Lipozyme’le  lM2O、ノボインダストリーA/S製品)を用いて測定した。
下記の表に脂肪酸組成を、60℃で2時間反応後モル%で示す。
これらの結果は以下の内容を示す、すなわち2種のカンディダリパーゼは、位置 非特異性であり、更にクロモバク−1つA及びムコールマイヘイは1.3−特異 性である。
例29 と1バーゼの執6 カンー゛イ ゛アン ルクチカ及びカンー゛イ ゛シ1ン゛−シアリパーゼ(そ れぞれ例19及び28)の固定化製品の熱安定性を次のように調べた: 250 Nの乾物調製品を10%w / wに水和した。600■のトリオレイ ンを添加し、ついで70℃で0.2.4及び24時間インキュベートした。イン キュベーション後、サンプルを冷却し、174■のパルミチン酸を含有する12 dの石油エーテルを添加し、ついで混合物を40tで1時間インキュベートした 。各々の場合に混入したバルミチa(W/W %)を、先に述べたごと<AF2 06法に記載したごとく行いその結果を次表に示す: 021.625.1 2 20.5 14.0 4 20.7 13.4 24 20.8 6.7 結果は固定化C,チアンルクチヵリバーゼの秀れた熱安定性を示す。何故なら該 リパーゼは、70’Cで24時間後はとんど全てのその安定性を保持しており、 一方従来技術のリパーゼはほとんどその活性を失っている。
−次の可逆反応として計算すると、C,アン ルクチヵリバーゼは70℃で24 時間後はぼ90%の活性を保持しており、C,シ1ン゛−シアリパーゼの残留活 性は10%未満であることが推定される。
例30 固定化C,チアンルクチカリパーゼによる酸分解及びエステル交換 例22の固定化製品を、BIU及びBTU法に従い種々の温度で溶剤を用いず酸 分解(トリオレイン+パルミチン酸)及びエステル交換(トリオレイン+トリバ ルミチン)に対し用いた。
活性(BIU及びBTU)をそれぞれ第5図及び第6図に示す。これらは明らか に固定化リパーゼの極めて秀れた熱安定性を示しており、最高の活性は試験した 最高の温度、すなわち85〜90℃で見いだされた。
例31 C0ン バク カ1バーゼによるエスールムエステル合成を触媒するため固定化 C,チアンルクチカ(例22から調製)、固定化精製リパーゼA(例25から調 !り及び固定化精製リパーゼB(例26から調製)の能力を、次の方法で比較し た:使用前20時間10%水和した150■(乾燥重量)、1.E+lHMのア ルコール(1−プロパツール、2−プロパツールまたはオレイルアルコール(工 業純度、BDH))及び1.5mMの遊離脂肪酸(ミリスチン酸(純度99%、 シグマ社)またはオレイン酸(92%、BDH)を、8dのバイアル中で混合し ついで60℃の水浴中で振とうした。約1gのサンプルを、20分及び90分イ ンキュベートした後取り出した。150−の中和エタノールをサンプルに添加し ついで残存遊離脂肪酸を水酸化カリウムで滴定した。得られたエステル合成物を 、100%マイナス滴定残存遊離脂肪酸として計算する。
結果を次表に掲げる: 以下の内容が明らかである。すなわち固定化リパーゼBは、全ての実験において リパーゼAよりもエステル合成に対しより有効であり、双方とも長鎖及び短鎖ア ルコールを有し、更に双方とも第1及び第2アルコールを有する。
固定化リパーゼAは、長鎖アルコールの場合にエステル収率が低いが、長鎖アル コールの場合にはより有効である。
固定化C,アンタルクチカリパーゼ(リパーゼA及びリパーゼBの双方を含む) は、短鎖アルコールに対しリパーゼBと同様の収率を与え、更に長鎖アルコール に対しリパーゼAまたはBよりDよりよい収率を与える。
例32 古 1バーゼ いた 馳ノ ”におlるヒ 二の5斑250■(乾燥骨)の固定 化C,チアンルクチカリ)<−ゼ(例27から調製)または150■(乾燥骨) の固定化リノ々−ゼA(例25から調製)を、20時間で10%に水和しつし) で3ミリモルのトリカプリン(シグマ級■)及び3ミリモルの以下の脂肪酸の一 種と混合した:8rnlのバイアル中のレウリン酸(メルクアート805333 ) 、ミリスチン酸(シグマ級99%)、バルミチンa(BDH特に純粋)、ス テアリン酸(メルクアート800673) 、オレイン9 (Nu Check 製品99%)及びリルイン酸(Nu Check製品99%)。混合物を70℃ で振とう水浴中でインキュベートし、サンプルを活性を測定するまで適当な時間 後取り出した。トリグリセリドを精製し、メチル化し、GLCで分析しついで活 性を、先に記載したETU法で前記のごとく計算した。
結果を次に示す: 固定化C,チアンルクチカリパーゼ 固定化精製リパーゼA 例33 古 1バーゼ いた■ ノ ”にお番る″ −のイ盟他の実験において、150 ■(乾燥骨)の固定化旦−ヱZLルクチカリパーゼ(例22からの調製)または 固定化精製リパーゼA(例25からの調製)を、20時間10%に水和し、つい で次の反応物を各々の3ミリモルと混合した=8tnlバイエル中のトリラウリ ン(シグマ社、等級98%)、パルミチン酸(BDH,特に純粋)、オレインB  CNu Check製品、99%純度)、及びリルイン酸(Nu Check 製品、99%純度)0反応混合物を70℃の振とう浴に入れる。固定化C。
ヱ之文五久±左リパーゼに対し1.・5時間及び3.5時間後サンプルを取り出 し更に固定化リパーゼAに対し1.5時間及び5.5時間後取り出し、トリグリ セリドを精製しエチル化しついで先に記載したごと<GLCにより分析した。結 果を以下に示す: 以下の内容が明らかである。すなわちリパーゼAは、飽和酸に対するよりもモノ −及びジー不飽和酸に対しはるかに低い活性を有する。C,アン ルクチカリパ ーゼ(リパーゼA及びリパーゼBの双方を含有)はモノ−及びジー不飽和酸に対 しほんのわずかに低い活性を有する。
例34 ポ1 、ヒ いた古 冨バーゼの 砧 7ポリ不飽和脂肪酸をトリグリセリドに 導入するため固定化C,チアンルクチカ(例22からの調製)、固定化精製リパ ーゼA(例25からの調製)及びムコールマイヘイ由来の固定化特異的リパーゼ (Lipozyme@ lM2O%ノボインダストリーA/S製品)の能力を、 8−のバイアル中、250■(乾燥骨)の固定化リパーゼ(10%水和) 、1 276■のトリラウリン(シグマ社、等級98%)及び2500■の脂肪酸混合 物を混合することによって比較した。脂肪酸混合物を、パルミチン酸と加水分解 メンヘーデン油からの多不飽和脂肪酸リンチフラクシジン(真空蒸溜により得る )と混合することによって得た。脂肪酸混合物は、24.9モル%のバルミチン fi (C16: 0)、20.4モル%のエイコサペンタエンil (C20 : 5) 、7.2モル%のドコサペンタエンa (C22: 5)及び26. 2モル%のドコサヘキサノン酸(C22: 6)、反応は70℃の振とう水浴中 で行なった。サンプルを3時間及び5時間後取り出し、ついでトリグリセリドを 精製し、メチル化し、ついで前述のようにGLCにより分析した。
トリグリセリドの脂肪酸組成(モル%)及びこれらの割合を以下に示す: 以下の内容が明らかである。すなわちC,アン ルクチカリパーゼは、飽和酸に 対するのと同様にほぼ同程度に容易に多不飽和酸の導入において有効である0本 発明の2種のリパーゼは、C22:6酸を導入するのに有効である。
例35 8− いたエスール4 第1及び第2アルコールからエステルを合成する際、左ヱー゛イ ゛アントーク チカ由来のリパーゼ並びにムコールマイヘイ由来の1,3−位置特異性リパーゼ の活性における際の説明。
11.42g (0,05モル)のミリスチン酸(メルク社、純度98%)及び 3.01g (0,05モル)のn−プロパツールもしくはイソプロパツール( メルク社、純度99%)を、1gの固定化リパーゼとともに60℃で一緒に振と うした。左lヱ土゛アン ルクチカ由来の固定化リパーゼ(例22からの調製) またはムコールマイヘイ由来の商業的に入手可能な1.3−位置特異性リパーゼ (Lipozyme@ 1M20)のいずれかを10%の水分含量に調節した。
エステル化反応を、サンプルを取り出しついで未反応の脂肪酸を滴定することに よって行った(例31に記載のごとく)。
n−プロパツール及びイソプロパツールを用いた結果をそれぞれ第7図及び第8 図に示す。
結果は以下の内容を示す、すなわちC,アン ルクチカリパーゼは、第1及び第 2アルコールの双方を用いたエステル合成に対し有効であり、一方位置特異性ム コールリパーゼは、第1アルコールに対してのみ有効である。
長鎖エステルを合成するためのカンー゛イ ゛アン ルクチカリパーゼの能力を また調べた。
11.42 g (0,05モル)のミリスチン酸(メルク社純度98%)及び 10.72g (0,05モル)のミリスチルアルコール(メルク社純度98% )を、60℃で真空下固定化リパーゼ(例22から調製)とともに反応せしめた 。測定されたエステル(%)を以下に示す: ■−素−里−1 反応時間 1g 0.2g 1/2時間 98% 57% 1−98% 86% 結果は以下の内容を示す。すなわちC,アン ル カリバーゼは、短鎖及び長鎖 アルコールを用いた双方のエステル合成に対し有効である。
例36 迷胱盆立■ 4.5gの固定化C,チアンルクチカリパーゼ(例21)を、内径1.5■のジ ャケットカラムに充填した。
カラムは熱循環水のための水ジャケットを備え、60℃または80℃に保持され た。水飽和樹脂(DuoliteOES561)を含有するプレカラムを、酵素 カラムの前に置き、ついで同じ温度に保持した。3未満のパーオキシド値を有す る71%の高精製大豆油並びに29%の分析用等級ラウリン酸からなる基質を、 カラムにポンプ注入した。酵素カラムの出口で、サンプルを分析用に取り出し、 ついでラウリン酸の導入をGLCにより測定した。14%w / wのラウリン 酸の導入を行ないついで流速を調節し、その値での転換を保持した。流速の測定 は実際の転換が14±1%になった時打なった。プレカラムが乾燥する時は、い つも新しいものに取り換えた。
アルミナカラムプロマドグラフィにより遊離脂肪酸及びモノ−及びジグリセリド を除去し、しかる後NaOH3によりトリグリセリドをメチル化しついで最終的 にGLCによりメチルエステルを分析することによって該サンプルを分析した。
結果は第9図に示すが、この9図中、流速(トリグリセリド(g)7時間/固定 化酵素(g))の自然対数時間(時)が示される。以下の内容が明らかである。
すなわち、60℃で、リパーゼの活性は2400時間中はぼ一定であり、すなわ ち調製品は極めて安定である。
例37 塁肱加水豆■ オリーブ油を81のサーモスタット制御したタンク中撹拌しなからC,アン ル クチカリバーゼ(例2におけるごとく調製)を用いて60″Cで加水分解した。
油対水の割合は60:40または70 : 30 (W/W)であり、リパーゼ の用量は75LU/油(g)であった、結果(加水分解%)は次のとおりであっ た: 油対水の割合 竺皿」片L60 : 40 70 : 30以下の内容が明らかである。すなわ ち本質的に完全な加水分解が得られ、リパーゼは、60℃で4日後においてさえ 活性であった。
例38 執几 ″の1バーゼの執6 C,アンクルクチ力由来のリパーゼ(例1からの粉末の0.1%溶液)、C,ツ クバエンシス由来のリパーゼ(例5で得たもの3%)及び−qユj(二」シ乞う ニシエJ工由来のリパーゼ(例6から得たもの3%)を試験した。
各々の酵素溶液をまず、60℃で1時間予備試験し、ついで0℃、40℃、50 ℃、60℃、70℃または80”Cで30分間インキュベートした。活性をOU 法で測定した。
以下の内容が明らかにされる。すなわち熱処理−q−j−Z汐−ルクチカリバー ゼは、80℃でさえ極めて熱安定性である。
熱処理c、ラックバンシスリパーゼは、70℃までは安定であり、更に熱処理C ,オー1り一1アエリバーゼは60℃〜70℃まで安定である。
例39 迷並エム土上交換 例23の固定化リパーゼを、ヤシ油中間フラクションと大豆油の同量の基質混合 物とともに60℃で用いた。他の条件は例36と同様であった。
出口のサンプルをHPLCにより分析し、ついで流速を調節し、出口のトリオレ イン含量をほぼ6%に保持した。これは約63%の平衡変換を意味し、出***量 は11.0%であった。尚測定は出***量が6%±1%のとき行なった。
結果を、第9図(例36)と同様の方法で第10図に示す。
流速は約±20%の変化を示すが、60℃での約1.000時間の操作において 失活は認められない。
国際出廟番号 !’CT10計7...’O(’ + 27m際出H番号P C T/DIC87100127国際出履番号PCT10Ksr7oos2v

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.カンディグ(Candida)由来の位置非特異性のリパーゼ調製品であっ て、該調製品が、pH6.5の0.08モルシトレートーホスフェート緩衝液中 、70℃で60分インキュベーションした後の残留リパーゼ活性が、10%超、 好ましくは50%超であり、最も好ましくは80%超であることを特徴とする、 前記リパーゼ調製品。
  2. 2.カンディダ由来の位置非特異性のリパーゼ調製品であって、(a)pH6. 5でかつ60℃での60分後次いで(b)pH6.5の0.1モルのシトレート ーホスフェート緩衝液中、65℃で60分後のリパーゼ活性が(a)の後の残存 活性の少なくとも20%であることを特徴とする、前記調製品。
  3. 3.C.アンタルクチカ、C.ツクバエンシス、C.オーリクラリアエ、C.フ ミコーラもしくはC.ホリオルムの菌株から由来するリパーゼ、またはこの様な リパーゼと免疫化学的同一性を示し更に好ましくは該リパーゼと同じ分子量を有 するリパーゼを含むことを特徴とする、位置非特異性リパーゼ調製品。
  4. 4.前記菌株がC.アンルクチカまたはC.ツクバエンシスに属し、最も好まし くはC.アンルクチカに属する、請求の範囲第3項記載の調製品。
  5. 5.菌株がDSM 3855,DSM 3908,DSM 3909,CBS  5955,CBS6678,CBS 6821,CBS 6389,CBS 6 379,CBS 571,CBS 2041,IFO 1527,CBS 52 34または突然変異菌株もしくはそれらの変異菌株である、請求の範囲第3項記 載の調製品。
  6. 6.DSM3855由来のリパーゼ成分または該リパーゼと免疫化学的同一性を 示し更に43kDまたは33kDの分子量を有し更にそれぞれ約8.0または6 .0の等電点を有するリパーゼを含んでなる、請求の範囲第5項記載の調製品。
  7. 7.カンデイダアンタルクチカ、C.ツクバエンシスC.オーリクラリアエ、C .ホリオルムまたC.フミコーラの菌株を培養することによることを特徴とする 、位置非特異性リパーゼ調製品。
  8. 8.菌株がC.アンルクチカまたはC.ツクバエンシス、最も好ましくはC.ア ンルクチカに属する、請求の範囲第7項記載の調製品。
  9. 9.菌株がDSM 3855,DSM 3908,DSM 3909,CBS  5955,CBS6678,CBS 6821,CBS 6389,CBS 6 379,CBS 571,CBS 2041,IFO 1527,CBS 52 34またはその突然変異菌株もしくはそれらの変異菌株である、請求の範囲第7 項記載の調製品。
  10. 10.請求の範囲第1項〜第9項のリパーゼ調製品を固定化することによって得 られる位置非特異性リパーゼ調製品。
  11. 11.熱安定性を有する固定化非特異性カンデイタリパーゼ調製品であって、基 質が部分的にまたは完全に飽和している場合、連続固定所エステル交換における 60℃でのリパーゼ活性の半減期が約1000時間である前記カンデイタリパー ゼ調製品。
  12. 12.熱安定性を有する固定化非特異性カンデイタリパーゼ調製品であって、ト リオレイン中80℃で72時間インキユベーションした後残留リパーゼ活性が1 0%超である、前記カンデイタリパーゼ調製品。
  13. 13.リパーゼが粒状の、マクロポーラスが弱塩基性アニオン交換樹脂、好まし くはフェノールフォルムアルデヒドまたはアクリル酸タイプの樹脂に固定化され ている、請求の範囲第10〜12項の調製品。
  14. 14.リパーゼが粒状の、マクロポーラスが弱イオン性吸着剤樹脂、好ましくは アクリルタイプの樹脂に固定化されている、請求の範囲第10〜12項記載の調 製品。
  15. 15.位置非特異性リパーゼの製造方法であって、炭素、チッ素及びリンの同化 性源を含有する栄養培地中嫌気性条件下カンディダアンタルクチカ、C.ツクバ エンシス、C.オーリクラリアエ、C.フミコーラまたはC.ホリオルムの菌株 を培養し、好ましくは引き続き発酵ブロスからリパーゼを回収することを含んで なる、前記方法。
  16. 16.菌株がC.アンルクチカまたはC.ツクバエンシス、最も好ましくはC. アンタルクチカに属する、請求の範囲第15項の方法。
  17. 17.菌株が【配列があります】 またはその突然変異株または変異株である、請求の範囲第15項の方法。
  18. 18.更に好ましくは50〜75℃で15分〜5時間更に熱処理を行なう、請求 の範囲第15〜17項の方法。
  19. 19.請求の範囲第1項記載のリパーゼ調製品の製造方法であって、以下の工程 (a)〜(c): (a)遺伝子発現を促進する機能を暗号化するDNA−配列およびカンディグリ パーゼを暗号化するDNA−配列を含んで成る適当な組換体DNAクローニング ベクターを得;(b)工程(a)のクローニングベクターを用いて適当な宿主生 物体を形質転換し;次いで (c)適当な培地中で形質転換した宿主生物体を培養し次いで所望により培養ブ ロスからリパーゼを回収する前記方法。
  20. 20.宿主がアスペルギルス菌株であり、更に次の(a)〜(c)の工程: (a)適当なアスペルギルス宿主のゲノムに1又はそれ以上のコピーで相互移行 可能であり更に遺伝子発現を促進する機能を暗号化するDNA配列;形質転換体 を選択するための適当なマーカー;およびカンデイタリパーゼを暗号化するDN A配列を含んで成る組換体DNAクローニングベクター系を得; (b)選ばれた選択マーカーに対し機能的遺伝子を有さないアスペルギルス宿主 を、工程(a)の組換体DNAクローニングベクター系で形質転換し;次いで (c)適当な培地中で形質転換したアスペルギルス宿主を培養し次いで所望によ り培養プロスからリパーゼを回収する、前記方法。
  21. 21.エステル加水分解、エステル合成またはエステル交換において、請求の範 囲1〜14項のリパーゼ調製品/または請求の範囲15〜20の方法によって得 られるリパーゼ調製品の使用。
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