JPH0145767B2 - - Google Patents

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JPH0145767B2
JPH0145767B2 JP57148486A JP14848682A JPH0145767B2 JP H0145767 B2 JPH0145767 B2 JP H0145767B2 JP 57148486 A JP57148486 A JP 57148486A JP 14848682 A JP14848682 A JP 14848682A JP H0145767 B2 JPH0145767 B2 JP H0145767B2
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JP
Japan
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transistor
voltage
current
control
gain
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JP57148486A
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JPS5843606A (ja
Inventor
Arubaato Haautsudo Reohorudo
Rooren Shanrei Za Sekando Robaato
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RCA Licensing Corp
Original Assignee
RCA Licensing Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by RCA Licensing Corp filed Critical RCA Licensing Corp
Publication of JPS5843606A publication Critical patent/JPS5843606A/ja
Publication of JPH0145767B2 publication Critical patent/JPH0145767B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/02Manually-operated control
    • H03G3/04Manually-operated control in untuned amplifiers
    • H03G3/10Manually-operated control in untuned amplifiers having semiconductor devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0017Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier
    • H03G1/0023Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier in emitter-coupled or cascode amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の関連する技術分野〕 この発明は可変振幅利得制御信号を処理して差
動増幅器用の改変利得制御信号を生成し、その差
動増幅器の利得がもとの利得制御信号と共に直線
的に変化するようにする信号変換回路に関する。
〔従来技術〕
多くの信号処理方式では利得制御信号に応じて
利得制御される1対のエミツタ結合トランジスタ
を含む差動増幅器が必要であるが、この場合その
差動増幅器の利得が利得制御信号の変化に対して
直線的に変るようにその差動増幅器がその遮断状
態と完全導通状態の間の動作範囲の相当部分で示
す固有の非線形信号伝達特性を補償することが望
ましいことが多い。この結果は特にコントラスト
制御器や彩度調節器のような視聴者用調節器から
利得制御信号が引出されるテレビ受像機の信号処
理系に望ましい。このような場合視聴者は一般に
表示画像のコントラストや彩度がコントラスト制
御器や彩度制御器の調節(すなわち回転)により
直線的に変ることを好むが、このような直線関係
はまた画像のコントラストまたは彩度レベルの制
御範囲の両端に近いとき、特に制御器(例えば電
位差計)がよくあるような直線状傾斜を示すとき
にその微調節を容易にする。
〔発明の開示〕
この発明により可変利得制御信号に応じてその
改変信号を生成する信号変換回路が提供される。
その改変信号は差動増幅器がその印加によつても
との可変利得制御信号に対して直線的に導通する
ような非線形成分を含んでいる。
この信号変換回路はこれによつて駆動される1
個またはそれ以上の差動増幅器による負荷効果に
よつて動作を乱されることがない上、その出力信
号が(例えば温度変化による)動作電圧の変化ま
たは動作電圧供給線路に生ずることのある干渉信
号によつて損傷されることもない。
この発明の信号変換回路は共通の動作電位に結
合された対称バイアス回路によりバイアスされた
差動接続電流分割回路網と、第1および第2のイ
ンピーダンスを付随する第1および第2の電流源
を含んでいる。電流分割回路は線形導通電流に応
じて非線形電圧を生じる半導体PN接合ダイオー
ド装置と増幅トランジスタおよびこのダイオード
装置とトランジスタ用の共通電流源を含み、また
バイアス回路は入力の可変利得制御電圧に応じて
ダイオード装置に利得制御電圧と共に直線的に変
る電流を導通させる。トランジスタおよびダイオ
ード装置からそのダイオード装置の示す非線形変
化電圧を含む第1および第2の相互差動型制御電
圧が引出され、これが差動増幅器に印加されてそ
の利得を入力利得制御電圧に対し直線的に制御す
る。
〔発明の実施例〕
第1図において電位差計75の可動接点から可
変利得制御電圧が引出され、線形直流変換回路網
78を介して可制御電流源トランジスタ85のベ
ース制御入力に直流結合される。回路網78はト
ランジスタ85とそのエミツタ抵抗83およびコ
レクタ抵抗84を含むダイオード装置と共働し
て、電位差計75の可動接点をその設定限度内で
調節したとき、トランジスタ85のコレクタ電流
電圧をその接点の利得制御電圧と共に直線的に変
化させる。従つて抵抗84の電流と電圧降下がそ
の利得制御電圧と共に直線的に変化する。
回路70はまた定電流源トランジスタ90とこ
れに付随するコレクタ抵抗92およびエミツタ抵
抗94を含んでいる。この回路はトランジスタ8
5と抵抗83,84を含む回路網と同じで、何れ
も同じ+8.5vの動作電位と大地の間に結合されて
いる。
回路70はさらにトランジスタ102、ダイオ
ードD1およびトランジスタ105と抵抗108
から成る電流源を含む電流分割回路網100を含
んでいる。トランジスタ105によつて供給され
る動作電流は後述のように抵抗84,92の両端
間に生ずる可変バイアス電圧の関数としてトラン
ジスタ102とダイオードD1の間に分割される。
上述のようにトランジスタ85のコレクタ電圧
すなわち抵抗84による電圧降下並びにトランジ
スタ102のベース電圧は制御接点75の利得制
御電圧に対し直線的に変化する。またダイオード
D1の陽極電圧および抵抗92による電圧降下も、
後述のように抵抗84,92による可変電圧降下
に比して極めて小さい一定の偏倚電圧を除いて実
質的に同量だけ変化する。トランジスタ102の
エミツタ電圧とダイオードD1の陰極電圧はトラ
ンジスタ102のベース電圧より1接合電圧降下
(1VBEすなわち約0.7v)低く、ダイオードD1の陽
極電圧はその陰極電圧より1VBEだけ高いから、
トランジスタ102のベースとダイオードD1
陽極の電圧は共に制御接点75の電圧に対し(抵
抗84,92の電圧降下と共に)直接的に変化す
る。
抵抗92を流れる電流は制御接点75の電圧と
共に直線的に変る可変成分と、定電流源トランジ
スタ90による定電流成分とを含んでいる。この
例では抵抗84,92による電圧降下が、制御接
点75を最大最小の利得制御電圧レベル間で調節
したとき、それに応じて直線的にそれぞれ約1.5v
(すなわち±0.75v)および1.4v(すなわち±0.7v)
だけ変化する。トランジスタ102のベース電圧
とダイオードD1の陽極電圧は制御接点75をそ
の制御範囲の中点においたとき実質的に等しくな
る。制御接点75を一方の限界位置(接地電位)
におくとトランジスタ85は非導通になり、トラ
ンジスタ102のベースが動作供給電位(+
8.5v)になる。このとき電流源105からの全電
流が確実にトランジスタ102に流れるようにす
るには、ダイオードD1の陽極とトランジスタ1
02のベースの間に差動電圧偏倚を形成する必要
があるが、これはこのとき電流源トランジスタ9
0から供給される定電流に応じて抵抗92に生ず
る直流電圧降下により達せられる。制御端子75
を他方の限界位置(+11.2v)におくとトランジ
スタ85がよく導通し、電流源105からの全電
流がダイオードD1を通つて抵抗92に流れる。
この場合(トランジスタ85のコレクタ電流に応
じて発生した)抵抗84の電圧降下は(電流源1
05からの全電流プラス電流源90からの定電流
に応じて発生した)抵抗92の電圧降下に実質的
に等しい。
半導体ダイオードD1(PN接合)は非線形伝達
特性を示す。ダイオードD1は前述のように制御
接点75の設定に直線関係を持つ電流を導通する
ため、この電流によつてその両端間に非線形電圧
成分が発生する。
トランジスタ102のベース電極とダイオード
D1の陽極に発生する電圧からそれぞれ変換され
た利得制御電圧V1,V2が引出される。トランジ
スタ85のコレクタ電圧、従つてトランジスタ1
02のベース電圧および変換制御電圧V1は制御
端子75の利得制御電圧と共に直線的に変化する
が、ダイオードD1の陽極電圧、従つて変換制御
電圧V2は制御接点75と共に直線的に変化する
成分と、ダイオードD1に発生する非線形電圧に
よる非線形成分を含んでいる。従つて利得調節さ
れる差動増幅器の利得制御ベース入力電極に差動
制御電圧V1−V2を印加すると、その差動増幅器
は制御接点75からの利得制御電圧に対して直線
的に導通することになる。すなわち差動利得制御
電圧V1−V2が利得調節するる差動増幅器に固有
の非線形導通特性を補償するような非線形を示
す。次に第3図ないし第5図についてこの結果を
さらに詳細に説明する。
トランジスタ102のコレクタ出力から引出さ
れた直流補償電圧V3を利得制御する差動増幅器
に供給して、その増幅器の利得制御中その零入力
直流出力電位を実質的に一定に保つことができる
ことも注目されるが、この性質は第3図について
さらに詳細に説明する。
第2図は変換回路70の他の実施例を示す。こ
こでは変換回路70′がコレクタおよびエミツタ
抵抗84′,83′を持つ導電度制御式電流源トラ
ンジスタ85′と、コレクタおよびエミツタ抵抗
92′,94′を持つ定電流源トランジスタ90′
を含んでいる。第1図のトランジスタ85のよう
にトランジスタ85′は制御接点75の利得制御
電圧の適当に変換されたものに応じてそのコレク
タ電流電圧を直線的に変化する。従つて抵抗8
4′の電流電圧も制御端子75と共に直線的に変
る。
素子85′,83′,84′を含む回路と素子9
0′,92′,94′を含む回路は同じ動作電位
(+8.5vと大地の間)に結合されている。推奨実
施例ではトランジスタ85′,90′が同様の導通
特性を示し、抵抗83′と94′および抵抗84′
と92′がそれぞれ同じ値を有する。トランジス
タ90′のコレクタ電圧は一定で、このためトラ
ンジスタ104′のベース電圧もまた一定である。
回路70′はまたダイオードD2とトランジスタ
104′から成る分流回路網100′を含んでい
る。この分流回路網の動作電流はトランジスタ1
05′と抵抗108′から成る電流源によつて供給
される。
第2図の抵抗92′による電圧降下(抵抗9
2′の値とトランジスタ90′からの定電流の積)
は次のようにして引出される変換利得制御電圧
V1,V2の差より著しく大きい。トランジスタ8
5′は制御電源によりバイアスされて可変電流を
導通するが、この電流は制御接点75の設定範囲
の一端における実質的零値から他端における電源
105′の供給電流に実質的に等しい最大値まで
変化する。この前者の場合は電源105′からの
全電流がダイオードD2と抵抗84′を流れるが、
後者の場合はその全電流がトランジスタ104′
を流れる。この結果トランジスタ85′の増大す
るコレクタ電流がこれに対応して減少するダイオ
ードD2の電流により補償され、ダイオードD2
陽極電圧は本質的に不変である。例えば抵抗8
4′による零入力電圧降下が約3vのとき、その抵
抗の両端間の電圧のその3v降下に対する全変化
100mv(±50mv)は僅か3%の全電圧変化にし
か相当しない。
抵抗84′に流れる電流はダイオードD2を通る
電流とトランジスタ85′のコレクタ電流の和に
等しい。抵抗84′の全電流は実質的に一定で、
トランジスタ85′の可変コレクタ電流が制御接
点75の電位と共に直線的に変るため、ダイオー
ドD2の電流は制御接点75の電位と共に直線的
に変る。換言すれば抵抗84′を流れる実質的に
一定の全電流からトランジスタ85′の線形コレ
クタ電流成分を差引いたものがダイオードD2
流れる線形電流である。このダイオードD2の電
流はトランジスタ85′のコレクタ電流と逆相で、
両者の和は実質的に一定である。
ダイオードD2(非線形導通特性を持つ)は制御
接点75に対する線形電流を導通するため、その
両端間に生ずる電圧は非線形である。トランジス
タ90′のコレクタとトランジスタ104′のベー
スの接続点から一定の利得制御電圧V1が引出さ
れ、トランジスタ85′のコレクタとダイオード
D2の陽極の接続点から可変利得制御電圧V2が引
出される。電圧V2は抵抗84′による電圧降下に
対応する一定成分とダイオードD2の発生する非
線形電圧による非線形成分を含み、その非線形成
分が利得制御する差動増幅器の固有非線形伝達特
性を補償するため、差動利得制御電圧V1−V2
印加された差動増幅器は制御接点75に対し直線
的に導通する。
第3図は第1図の形式の利得制御信号変換回路
70を備えたカラーテレビ受像機の一部を示す。
ここではクロミナンス信号処理チヤンネルがクロ
ミナンス信号源10、信号過負荷色消去制御回路
網12、クロミナンス増幅器20およびクロミナ
ンス信号処理回路40を含んでいる。
増幅器20は3重の差動増幅器を含む多レベル
差動増幅器構成を有し、エミツタ結合トランジス
タ21,22を含む第1レベル差動増幅器の各ベ
ース入力に信号源10から相補位相(すなわちプ
ツシユプル)のクロミナンス信号が印加される。
トランジスタ21のコレクタ出力の増幅クロミナ
ンス信号は第2レベル差動制御段を構成するトラ
ンジスタ23,24のエミツタ接続点に印加さ
れ、さらに増幅されたトランジスタ24のコレク
タ出力のクロミナンス信号は第3レベル差動増幅
器制御段を構成するトランジスタ25,26のエ
ミツタ接続点に印加され、最後の増幅クロミナン
ス信号がトランジスタ26のコレクタ出力回路の
負荷インピーダンス28の両端間に生ずる。この
信号はエミツタホロワトランジスタ30と交流結
合コンデンサ32を介してクロミナンス処理回路
40に印加され、色差信号R−Y、G−Y、B−
Yに形成される。増幅回路20の動作電流はトラ
ンジスタ29を含む電流源によつて供給される。
増幅器20は各別に引出された3つの利得制御
電圧により利得制御され、その綜合利得は視聴者
が調節し得る彩度制御器の働らきをする電位差計
45から引出される制御電圧によつて決まる。こ
の電位差計45の可動接点から引出される可変制
御電圧はエミツタホロワトランジスタ47を介し
て電流源トランジスタ29のベース入力に印加さ
れ、そのトランジスタ29の導通電流を制御する
ことによつて第1、第2、第3レベルの差動増幅
器の信号利得を制御する。
第2および第3レベルの差動増幅器23,24
および25,26はさらに回路網12からトラン
ジスタ24のベース入力に印加されるる過負荷色
消去制御信号に応じて利得制御される。制御回路
網12は通常設計のもので、(例えば信号源10
からの)クロミナンス信号のレベルに応じて(過
負荷制御モードにおける)クロミナンス信号レベ
ルの高過ぎる状態で回路20からのクロミナンス
信号出力の増幅度を低減し、(色消去モードにお
ける)クロミナンス信号レベルの低過ぎる状態で
クロミナンス信号を阻止する。
第3レベルの差動増幅器25,26もまたトラ
ンジスタ25,26のベース電極にそれぞれ印加
される差動制御電圧V1,V2に応じて利得制御さ
れ、前述の利得制御機構に無関係の彩度制御を行
う。
受像機の輝度チヤンネルは輝度信号源50、輝
度増幅器52および輝度処理回路60を含み、回
路60からの増幅輝度信号Yが回路40からの色
差信号とマトリツクス増幅器65で組合されて色
表示信号出力R、G、Bを生成する。この信号は
最終的に受像機のカラー映像管に印加されてカラ
ー画像を生成する。
輝度増幅器52は差動結合されたトランジスタ
53,54とこれに付随する電流源トランジスタ
55を含む差動増幅器を備えている。入力輝度信
号はトランジスタ55のベースに印加され、増幅
された出力輝度信号がトランジスタ54のコレク
タ出力回路のインピーダンス57の両端間に生ず
る。増幅器52もトランジスタ53,54のベー
ス電極にそれぞれ印加される制御電圧V1,V2
応じて利得制御され、さらに、トランジスタ54
のコレクタ出力回路に直流補償電圧V3が印加さ
れる。
差動増幅器制御電圧V1,V2と直流補償電圧V3
は視聴者の調節し得る利得制御用電位差計75と
利得制御信号変換回路70を含む回路網により供
給され、クロミナンス差動増幅器25,26と輝
度差動増幅器53,54に直流結合される。制御
器75は再生カラー画像のコントラスト(輝度)
と彩度(色飽和度)を同時に変えるための視聴者
用調節器に相当する。
ベース制御差動増幅器25,26および53,
54は飽和と遮断の間のトランジスタ導通範囲の
大部分において非線形入力対出力伝達特性を示
す。これらの増幅器はその導通範囲の広い部分に
亘つて利得制御されるようになつているが、直線
度補償がなければ動作範囲の限界に近付いたとき
のように顕著な非線形伝達特性を示し、このよう
な場合は各増幅器の導電度従つてその利得が差動
ベース制御電圧を供給する利得制御電圧源(すな
わち電位差計75)に直線比例しない。変換回路
70からの差動利得制御電圧V1,V2はこの増幅
器25,26および53,54の非線形応答特性
を補償してこれらの増幅器がその目標とするる広
い導通範囲に亘り実質的に直線状の利得制御特性
を示すようにする働らきをする。
第3図の回路70は第1図の回路70と同様の
動作をする。第1図と第3図の対応素子は同じ引
用数字で示す。第1図の直流変換回路網78は制
御用電位差計75の可動接点と制御電流源トラン
ジスタ85のベース入力の間のエミツタホロワト
ランジスタ80、抵抗81,82およびダイオー
ド87を含む第3図の回路網に相当する。電位差
計75を最大(MAX)および最小(MIN)の利
得制御位置間で調節すると、その可動接点に生ず
る可変利得制御電圧が最大信号利得に対して+
11.2vのレベル、最小信号利得に対して約+2.0v
のレベルを示す。この+2.0vの最小利得制御レベ
ルは電流源トランジスタ85が非導通のときに電
位差計75の可動接点に生ずる電圧に相当する。
トランジスタ85のコレクタ電流電圧は最大と最
小の利得制御レベル間の利得制御電圧の対応変化
と共に直線的に変化する。トランジスタ85のコ
レクタ出力回路は低出力インピーダンスのエミツ
タホロワトランジスタ88によりトランジスタ1
02のベースに結合され、ここに(第1図につい
て説明したように)電位差計75からの可変電圧
を直流変換したものに相当する利得制御電圧V1
が発生する。
第1図について説明したようにトランジスタ1
04のベースに発生される利得制御電圧V2は、
増幅器25,26および53,54が差動電圧
V1−V2の印加時に制御接点75に対する線形可
変利得特性を示すような非線形成分を含んでい
る。
分流器100のトランジスタ104は電圧ホロ
ワトランジスタ96とコレクタ、ベースが導線1
10とベース・エミツタ接合で接続されてダイオ
ード状構成を成している。この第3図のダイオー
ド接続トランジスタ104は第1図のダイオード
D1に相当し、同様に動作して第1図について説
明した非線形成分を生成する。このダイオード接
続トランジスタ104のコレクタ、ベース間の直
流結合中に電圧ホロワトランジスタ96があるこ
とによつてこの回路の動作や制御電圧V2の非線
形成分発生の態様が変ることはない。
また電圧V3はトランジスタ102のコレクタ
出力電流から引出され、差動増幅器のトランジス
タ54のコレクタ出力回路に直流結合される。こ
の結合法は差動増幅器52が制御電圧V1,V2
応じて利得制御されるときトランジスタ54の零
入力直流コレクタ出力電圧を実質的に一定に保つ
という利点がある。制御接点75を調節するとト
ランジスタ102,54の直流コレクタ電流が実
質的に同大逆方向に変化するため、負荷抵抗57
の直流電流および電圧降下は実質的に不変で、ト
ランジスタ54から輝度処理回路60への利得制
御出力信号の直流結合が容易になる。
第4図は電位差計75の可動接点電圧に対する
差動制御電圧V1−V2の非線形特性を示し、第5
図は電位差計75の可動接点を利得制御範囲に亘
つて直線的に移動したとき利得調節する増幅トラ
ンジスタ54のコレクタ電流が直線的に変化する
様子を示す。
第6図は第3図のテレビ受像機に(第3図の回
路70の代りとして)使用するに適する第2図の
形式の(対応素子を同じ引用番号で示した)利得
制御信号変換回路70′を示す。第2図と第6図
の回路を比較すると、第6図の回路70′がトラ
ンジスタ85′と102′の間にエミツタホロワト
ランジスタ88′が、トランジスタ90′と10
4′の間にエミツタホロワトランジスタ96′が追
加されていることが判る。トランジスタ102′
はエミツタホロワトランジスタ88′とベース、
コレクタ電極が導線110′とトランジスタ8
8′を介して接続されてダイオード接続トランジ
スタ構成を成している。この第6図のダイオード
接続トランジスタ102′は、差動制御電圧V2
V1の電圧V2の非線形成分を発生する目的で第2
図のダイオードD2と機能的に対応する。このダ
イオード接続トランジスタ102′による非線形
成分の発生がそのトランジスタ102′のコレク
タ、ベース間の電圧ホロワトランジスタ88′に
より支障を受けることはない。
第6図において差動制御電圧V1,V2はそれぞ
れ(第3図の場合トランジスタ102,104の
ベース電極から引出されたのに対し)トランジス
タ104′,102′から引出され、トランジスタ
104′のコレクタから第3図のトランジスタ5
4のコレクタ出力回路に電圧V3を印加するとき
直流補償の向きを適正に保つ。
差動利得制御電圧V1−V2の変化が極めて小さ
く(±50mv)、電圧V1,V2の絶対値が本質的に
一定に保たれる第2図および第6図の構成は、差
動利得制御バイアス電圧が全動作用供給電圧範囲
に対してある狭い限界内に制限されているときの
ように利得制御する差動増幅器が拘束されたバイ
アス条件で動作するときに使用すると好都合であ
る。この条件は第3図の回路20のような(各差
動増幅器のバイアスレベルが全動作用供給電圧の
一部をなす)多重差動増幅器構体に生じ易いが、
図示の回路20には存在しない。
〔作用効果〕
分流回路100(第1図、第3図)をバイアス
する回路網85,83,84と回路網90,9
2,94の対称性はその分流回路100の動作が
±8.5v電源の変動や装置内部のどこかで発生した
漂遊信号により動作電源端子(+8.5vおよび接地
点)に生ずることのある妨害信号によつて損われ
るのを防ぐ利点を有する。この後者の妨害信号に
よる支障は例えば接地基準電位の基板の半導体材
料を介する漂遊信号結合により集積回路に特に生
じ易い。この各回路網の対称構造によると、この
ような電源変動や妨害信号が同じ大きさで回路網
100に結合され、その回路網100はその共通
モード信号排除性により動作に影響を受けない。
差動制御電圧V1,V2を用いると上記のような
電源変動やトランジスタ102,104のベース
電極(第3図)またはトランジスタ102のベー
スとダイオードD1の陽極(第1図)に生ずる妨
害信号が差動制御電圧V1−V2に全く影響せず、
利得制御する差動増幅器の共通モード排除性によ
り除去されるという利点がある。
また差動制御電圧V1,V2を用いると、制御す
る差動増幅器による回路100への負荷の悪影響
の心配なく1個以上の差動増幅器を制御し得ると
いう利点もある。例えば第3図の方式ではトラン
ジスタ102の入力に制御される2つのトランジ
スタ25,53のベース電流が負荷され、ダイオ
ード接続トランジスタ104の入力に制御される
2つのトランジスタ26,54のベース電流が負
荷されるが、利得制御する増幅器が差動回路10
0に対称的に負荷をかけるため、その回路100
の所要の平衡化動作が損われることはない。
上述の利点は利得制御信号変換回路70(第1
図および第3図)と70′(第2図および第6図)
が上述のように制御用電位差計から引出された可
変直流利得制御電圧を変換するときだけでなく、
交流信号を変換する場合にも得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による利得制御信号変換回路
の推奨形式を示す回路図、第2図は第1図の信号
変換回路の変形を示す回路図、第3図は第1図の
形式の利得制御信号変換回路を含むカラーテレビ
受像機の一部を示す部分ブロツク回路図、第4図
および第5図は第3図の利得制御方式による信号
伝達特性を示す図、第6図は第3図のカラーテレ
ビ受像機に適する第2図の形式の利得制御信号変
換回路を示す回路図である。 75……可変電圧発生手段、78……電圧結合
手段、83,84……第1および第2のインピー
ダンス、85……第2のトランジスタ、90……
第3のトランジスタ、92,94……第3および
第4のインピーダンス、102……第1のトラン
ジスタ、105,108……電流源、D1……半
導体接合。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1および第2の制御入力を有する差動増幅
    器の利得を制御する装置であつて、 第1の供給電位源と、 第2の供給電位源と、 自己の主電流路を流れる電流を制御するための
    制御電極を持つ第1のトランジスタと、半導体接
    合と、上記第1のトランジスタの主電流路と上記
    半導体接合に結合されてそれに電流を供給する所
    定の電流源を含む電流嚮導回路網と、 自己の主電流路を流れる電流を制御するための
    制御電極を持つ第2のトランジスタと、第1およ
    び第2のインピーダンスを含み、上記第1のイン
    ピーダンスと上記第2のトランジスタの主電流路
    と上記第2のインピーダンスがこの順序で上記第
    1および第2の電位源の間に直列に接続されて成
    る上記第1のトランジスタの主電流路の導通を制
    御する第1の手段と、 自己の主電流路を流れる電流を制御するための
    制御電極を持つ第3のトランジスタと、第3およ
    び第4のインピーダンスを含み、上記第3のイン
    ピーダンスと上記第3のトランジスタの主電流路
    と上記第4のインピーダンスがこの順序で上記第
    1および第2の電位源の間に直列に接続されて成
    る上記半導体接合の導通度を制御する第2の手段
    と、 可変電圧を発生する手段と、 上記可変電圧を上記第2および第3のトランジ
    スタの一方の制御電極に印加する手段と、 上記第2および第3のトランジスタの他方の制
    御電極に実質的に一定の直流電圧を印加する手段
    と、 上記第1のインピーダンスにより発生された電
    圧を第1の点で上記第1のトランジスタの制御電
    極に印加する手段と、 上記第3のインピーダンスにより発生された電
    圧を第2の点で上記半導体接合に印加してこの半
    導体接合に上記可変電圧の関数として実質的に直
    線的に変化する電流を流す手段と、 上記第1および第2の点から引出された電圧を
    上記差動増幅器の上記第1および第2の制御入力
    にそれぞれ印加する手段とを含むことを特徴とす
    る差動増幅器の利得を制御する装置。
JP57148486A 1981-08-27 1982-08-26 差動増幅器の利得を制御する装置 Granted JPS5843606A (ja)

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