JPH0144916Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0144916Y2 JPH0144916Y2 JP1983115810U JP11581083U JPH0144916Y2 JP H0144916 Y2 JPH0144916 Y2 JP H0144916Y2 JP 1983115810 U JP1983115810 U JP 1983115810U JP 11581083 U JP11581083 U JP 11581083U JP H0144916 Y2 JPH0144916 Y2 JP H0144916Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- pressure chamber
- pin
- diaphragm
- gas valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 241000234435 Lilium Species 0.000 claims description 6
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 6
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は先止式ガス瞬間湯沸器等に用いる水圧
自動ガス弁の令改良に関するものである。
自動ガス弁の令改良に関するものである。
従来、この種の水圧自動ガス弁はガス瞬間湯沸
器(以下湯沸器)を寒冷地に設置し、冬期湯沸器
の水抜き操作を忘れた場合、第1図に示す如く水
ガバナ1の高圧室3及び低圧室4の凍結により膨
脹した氷の逃げ場所が無くなつてデイスクピン1
2を押し、安全弁10を開にしガスを流出してし
まう欠点があつた。
器(以下湯沸器)を寒冷地に設置し、冬期湯沸器
の水抜き操作を忘れた場合、第1図に示す如く水
ガバナ1の高圧室3及び低圧室4の凍結により膨
脹した氷の逃げ場所が無くなつてデイスクピン1
2を押し、安全弁10を開にしガスを流出してし
まう欠点があつた。
この欠点を解消する手段として、例えば実公昭
48−3166号公報に記載の如くデイスクピン12と
デイスク41とを一体に結合する方式のものが考
案されているが、このものはガス圧のような低圧
や、通常水圧(1〜3Kg/cm2)での使用に対して
は問題はないが、通水圧(入口側水路5の圧力)
が5〜10Kg/cm2の高圧時には止水栓(図示せず)
を開閉する毎に高圧室3内に大きな乱流が生じ、
これによりダイヤフラム2が大きく不規則に動く
ことになり、従つてデイスクピン12とデイスク
41に大きな負荷が生ずることになる。
48−3166号公報に記載の如くデイスクピン12と
デイスク41とを一体に結合する方式のものが考
案されているが、このものはガス圧のような低圧
や、通常水圧(1〜3Kg/cm2)での使用に対して
は問題はないが、通水圧(入口側水路5の圧力)
が5〜10Kg/cm2の高圧時には止水栓(図示せず)
を開閉する毎に高圧室3内に大きな乱流が生じ、
これによりダイヤフラム2が大きく不規則に動く
ことになり、従つてデイスクピン12とデイスク
41に大きな負荷が生ずることになる。
即ちデイスクピン12が摺動する軸受部、(O
リング)に不規則な大きな負荷が加わり、デイス
クピン12の変形、Oリングの摩耗等不具合が生
じてしまう欠点があつた。
リング)に不規則な大きな負荷が加わり、デイス
クピン12の変形、Oリングの摩耗等不具合が生
じてしまう欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除くためになされたもの
で、その目的とするところは凍結時にあつても安
全弁を開にすることがなく、また高水圧時におい
ても前述の如き不具合がない水圧自動ガス弁を提
供するにある。そのためにダイヤフラムに固着し
たデイスクに嵌合穴を有する収納室を設け、この
収納室内にデイスクピンの一端側に設けた係止部
を位置させるようにし、凍結時、デイスクとデイ
スクピンが固着状態になるようにしたものであ
る。
で、その目的とするところは凍結時にあつても安
全弁を開にすることがなく、また高水圧時におい
ても前述の如き不具合がない水圧自動ガス弁を提
供するにある。そのためにダイヤフラムに固着し
たデイスクに嵌合穴を有する収納室を設け、この
収納室内にデイスクピンの一端側に設けた係止部
を位置させるようにし、凍結時、デイスクとデイ
スクピンが固着状態になるようにしたものであ
る。
以下本考案の一実施例について図面に従つて説
明する。
明する。
第1図および第2図において、1は水ガバナで
内部にダイヤフラム2を有するとともにダイヤフ
ラム2の一方側にデイスク31を固着してなる高
圧室3、他方側に嵌合穴42を設けてある収納室
43を一体的に形成したデイスク41を固着して
なる低圧室4を有してなるものである。5は入口
側水路、6は出口側水路で、伴に高圧室3に連通
するとともに出口側水路6の出口近傍にベンチユ
リ7を形成してあり、ベンチユリ7と低圧室4間
に連通する導入路8を設けてある。9はガスバル
ブで、ガスの流入路91と流出路92を備えてな
り、流入路91内にガスを開閉制御する安全弁1
0を位置させるとともに安全弁10にスプリング
11を弾接させ、流入路91と流出路92間のガ
スの流通制御を行うものである。12はデイスク
ピンで、ガスバルブ9と低圧室4間に連通する如
く設けてあり、一端側にEリングよりなる係止部
12Aを設けるとともに他端側に安全弁10を固
着してなり、且つ係止部12Aを収納室43に位
置する如く、又嵌合穴42に摺動自在なる如く位
置させてなり、常時デイスクピン12はデイスク
41と略同一な動作をするものである。
内部にダイヤフラム2を有するとともにダイヤフ
ラム2の一方側にデイスク31を固着してなる高
圧室3、他方側に嵌合穴42を設けてある収納室
43を一体的に形成したデイスク41を固着して
なる低圧室4を有してなるものである。5は入口
側水路、6は出口側水路で、伴に高圧室3に連通
するとともに出口側水路6の出口近傍にベンチユ
リ7を形成してあり、ベンチユリ7と低圧室4間
に連通する導入路8を設けてある。9はガスバル
ブで、ガスの流入路91と流出路92を備えてな
り、流入路91内にガスを開閉制御する安全弁1
0を位置させるとともに安全弁10にスプリング
11を弾接させ、流入路91と流出路92間のガ
スの流通制御を行うものである。12はデイスク
ピンで、ガスバルブ9と低圧室4間に連通する如
く設けてあり、一端側にEリングよりなる係止部
12Aを設けるとともに他端側に安全弁10を固
着してなり、且つ係止部12Aを収納室43に位
置する如く、又嵌合穴42に摺動自在なる如く位
置させてなり、常時デイスクピン12はデイスク
41と略同一な動作をするものである。
次に本考案の作用について述べる。
入口側水路5からダイヤフラム2の高圧室3を
介して出口側水路6への流通水はベンチユリ7を
通つて熱交換器(図示せず)へと流れる。この流
通水は、ベンチユリ7通過時圧力が降下するとと
もに導入路8を介して低圧室4にも導入され、こ
の圧力差によつてダイヤフラム2が低圧室4側に
移動し、デイスク41を介してデイスクピン12
を押し、スプリング11の押圧力に打ち勝つてデ
イスクピン12の一方側に固着してある安全弁1
0を開にし、流入路91と流出路92とを連通さ
せてガスをバーナに側流す。ここで湯沸器を寒冷
地に設置し、冬期湯沸器の水抜き操作を忘れ、且
つ設置場所の温度が氷点下になつてしまつた場
合、高圧室3、低圧室4伴に満水の水は凍結する
のでデイスクピン12の係止部12Aはデイスク
41の収納室43内に固着状態となり、且つダイ
ヤフラム2の周辺も凍結によつて固着するのでダ
イヤフラム2は変位することがなく、デイスクピ
ン12を安全弁10を開にする方向に移動させる
ことはない。
介して出口側水路6への流通水はベンチユリ7を
通つて熱交換器(図示せず)へと流れる。この流
通水は、ベンチユリ7通過時圧力が降下するとと
もに導入路8を介して低圧室4にも導入され、こ
の圧力差によつてダイヤフラム2が低圧室4側に
移動し、デイスク41を介してデイスクピン12
を押し、スプリング11の押圧力に打ち勝つてデ
イスクピン12の一方側に固着してある安全弁1
0を開にし、流入路91と流出路92とを連通さ
せてガスをバーナに側流す。ここで湯沸器を寒冷
地に設置し、冬期湯沸器の水抜き操作を忘れ、且
つ設置場所の温度が氷点下になつてしまつた場
合、高圧室3、低圧室4伴に満水の水は凍結する
のでデイスクピン12の係止部12Aはデイスク
41の収納室43内に固着状態となり、且つダイ
ヤフラム2の周辺も凍結によつて固着するのでダ
イヤフラム2は変位することがなく、デイスクピ
ン12を安全弁10を開にする方向に移動させる
ことはない。
以上、本考案によるとデイスクに収納室を一体
的に形成し、この収納室内にデイスクピンの一端
側に設けた係止部を位置させたことにより、通常
はデイスクとデイスクピンが略同一に動作する
も、凍結時はデイスクとデイスクピンが固着状態
になり、ダイヤフラムの周辺も凍結によつて固着
して変位することがなく、デイスクピンを移動さ
せることがないので湯沸器の水抜きを忘れても安
全弁を開くことがない。また本考案の構造にする
ことにより高水圧時使用におけるデイスクピン、
デイスクに加わる大きな負荷は嵌合穴により吸収
され、デイスクピンには必ず水平方向のみの力が
加わることにより前述の如き不具合が生ずること
はない。従つていかなる場合でも安全性の高い水
圧自動ガス弁を提供出来るものである。
的に形成し、この収納室内にデイスクピンの一端
側に設けた係止部を位置させたことにより、通常
はデイスクとデイスクピンが略同一に動作する
も、凍結時はデイスクとデイスクピンが固着状態
になり、ダイヤフラムの周辺も凍結によつて固着
して変位することがなく、デイスクピンを移動さ
せることがないので湯沸器の水抜きを忘れても安
全弁を開くことがない。また本考案の構造にする
ことにより高水圧時使用におけるデイスクピン、
デイスクに加わる大きな負荷は嵌合穴により吸収
され、デイスクピンには必ず水平方向のみの力が
加わることにより前述の如き不具合が生ずること
はない。従つていかなる場合でも安全性の高い水
圧自動ガス弁を提供出来るものである。
第1図は従来の水圧自動ガス弁の要部断面図、
第2図は本考案の一実施例による水圧自動ガス弁
の要部断面図である。 1……水ガバナ、2……ダイヤフラム、3……
高圧室、4……低圧室、41……デイスク、42
……嵌合穴、43……収納室、9……ガスバル
ブ、10……安全弁、12……デイスクピン、1
2A……係止部。
第2図は本考案の一実施例による水圧自動ガス弁
の要部断面図である。 1……水ガバナ、2……ダイヤフラム、3……
高圧室、4……低圧室、41……デイスク、42
……嵌合穴、43……収納室、9……ガスバル
ブ、10……安全弁、12……デイスクピン、1
2A……係止部。
Claims (1)
- 水ガバナ1のダイヤフラム2の両側に高圧室3
と低圧室4を設け、高圧室3に連通してなる出口
側水路6にベンチユリ7を形成するとともにベン
チユリ7と低圧室4の間に導入路8を設け、且つ
ダイヤフラム2に連動してなるデイスクピン12
によりガスバルブ9内の安全弁10を開閉制御し
てなる水圧自動ガス弁において、前記ダイヤフラ
ム2に固着してなるデイスク41に嵌合穴42を
有する収納室43を設けるとともにデイスクピン
12の一端側に係止部12Aを設け、このデイス
クピン12の係止部12Aを収納室43に位置さ
せたことを特徴とする水圧自動ガス弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11581083U JPS6027244U (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 水圧自動ガス弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11581083U JPS6027244U (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 水圧自動ガス弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6027244U JPS6027244U (ja) | 1985-02-23 |
JPH0144916Y2 true JPH0144916Y2 (ja) | 1989-12-26 |
Family
ID=30267206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11581083U Granted JPS6027244U (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 水圧自動ガス弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027244U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS483166U (ja) * | 1971-06-01 | 1973-01-16 |
-
1983
- 1983-07-26 JP JP11581083U patent/JPS6027244U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS483166U (ja) * | 1971-06-01 | 1973-01-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6027244U (ja) | 1985-02-23 |
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