JPS6022263Y2 - 先止め式瞬間湯沸器における凍結防止装置 - Google Patents

先止め式瞬間湯沸器における凍結防止装置

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JPS6022263Y2
JPS6022263Y2 JP861879U JP861879U JPS6022263Y2 JP S6022263 Y2 JPS6022263 Y2 JP S6022263Y2 JP 861879 U JP861879 U JP 861879U JP 861879 U JP861879 U JP 861879U JP S6022263 Y2 JPS6022263 Y2 JP S6022263Y2
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JP
Japan
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plunger
valve
water
drain
closes
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JP861879U
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JPS55108350U (ja
Inventor
正充 酒井
Original Assignee
株式会社ノーリツ
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は先止め式瞬間湯沸器における凍結防止装置に関
する。
従来のこの種の凍結防止装置としては、実開昭50−6
835誇のように、給水管内の水温を感知しである一定
温度以下になった時作動する熱感応装置を装備し、該熱
感応装置の作動時に止水弁を閉成すると共に排水弁を開
成して湯沸器内の水を挿木するのが公知であるが、この
ものでは止水弁と排水弁とを別々の電磁弁で構成する必
要があり、この種装置が高価なものとなる問題点があっ
た。
また、実開昭51−22144号には、ワックスエレメ
ントを内蔵し、このワックスエレメントの作動力により
止水弁と排水弁とを連動開閉する凍結防止バルブ装置が
開示されているが、先止めされた湯沸器の水路内の、給
水圧が背圧としてかかる排水弁を開放するにはワックス
エレメントがそれ相応の強い力を発揮することを必要と
し、また、この種装置の排水弁は器具内の排水を行なう
に適した位置、すなわち水路の最下部などに配設しなけ
ればその効果を充分発揮し得ないものであるから、ワッ
クスエレメントの下端を排水弁となすこの従来例におい
ては、ワックスエレメントの配設位置が自ずと限定され
ることになり、凍結防止に最も効果を発揮する位置で温
度を検出することが困難となって確実な凍結温度検知に
欠ける問題点を有している。
本考案は、これら従来の凍結防止装置のもつ問題点を解
消し、この種装置を小型軽量かつ安価なものとすると共
に、温度検出を適所で行ない、水抜きによる凍結防止効
果を確実なものとすることを目的とする。
この目的を遠戚させるために本考案の凍結防止装置は次
のような構成としている。
すなわち、適所に配置した温度検出素子に関連した接点
の開閉により通電制御される電磁コイルと、電磁コイル
の磁力により誘導されるプランジャーと、該プランジャ
ーの接離によって入水管中に設けた弁座を開閉する止水
弁体を一体形成したパイロット型のダイヤプラムと、前
記弁座よりも下流側に設けられ且つ前記プランジャーに
より一端が押圧されててこ運動を行なう挿木レバーで開
閉され排水弁孔をその上流側で開閉する排水弁とから構
成している。
本考案はこのような構成としたことにより、排水弁は給
水圧を背圧として受は弁座に強く圧接して漏れを起こな
ないものでありながら、てこ運動を利用することにより
該排水弁を軽い力で開放することができるので、排水が
確実に行なえると共に、止水弁、排水弁の各々に電磁弁
を用意する必要がなく、単一の電磁弁を用いてこの種装
置を小型軽量かつ安価なものとすることができ、また、
温度検出素子は任意の位置に配設することができ、した
がって凍結防止に最も効果を発揮する位置で温度を検出
することができる等のすぐれた効果を奏する。
これを、以下図示の実施例につき詳細に説明すれば、1
は先止め式瞬間湯沸器の主体で、内部に熱交換器2を有
する。
3,4は熱交換器2に接続したそれぞれ入水管、出湯管
、5は熱交換器2の下方に配したバーナ、6は入水管3
途中に配した水圧応動装置であり、ベンチュリー7前後
の差圧を検知してバーナ5に至るガス路中に設けたガス
弁8を開閉制御する。
9は出湯管4の先端に設けた給湯栓、10は入水管3成
るいは出湯管4の最上部位置に設けたエアチャージ弁で
あり、通水時は閉塞腰通水圧が設定圧以下になれば自動
的に開放するようにしである。
11は入水管3の水圧応動装置6よりも上流側の最下部
位置に配した凍結防止装置であり、その構造を第2図に
示す。
即ち、12は装置本体、13は装置の蓋体、14は本体
12内を入水管3側の前圧室15と蓋体13側の背圧室
16とに区画せしめるダイヤフラムで、中央には入水管
3中に設けた弁座17に対設させた止水弁体18を一体
的に有し、適所に前圧室15と背圧室16との連通孔1
9を穿設しである。
20は背圧室16内に配したプランジャーであり、該プ
ランジャー20の先端には止水弁体18中心に形成した
弁孔21を開閉する弁開閉部22を設け、この弁開閉部
22より更に伸長せしめて弁孔21を貫通して入水管3
内に突出する小径部23を一体形成しである。
24はプランジャー20を常時ダイヤフラム14から離
反する方向に付勢するバネである。
25は蓋体13周囲に装着した電磁コイルで、水温式る
いは外気温度を検出して作動する温度検出素子26に関
連して開閉する接点27の開閉により通電制御され、凍
結温度付近に設定した設定温度以下において素子26の
作動により接点27が閉威し、該電磁コイル25が通電
されて磁力によりプランジャー20をバネ24の弾発力
に抗して押し下げるようになっている。
28は入水管3の弁座17よりも下流側にて分岐せしめ
た排水管であり、適所に排水弁孔29を形成しである。
30は排水弁孔29を開閉する排水弁体、31は弁体3
0を常時排水弁孔29をその上流側である入水管3側に
て閉塞する方向に付勢せしめたバネ、32は一端をプラ
ンジャー20の小径部23先端に臨ませ他端を弁体30
に係合せしめた排水レバーであり、プランジャー20の
下降により一端が押されててこ運動を行ない、他端がバ
ネ31力に抗して弁体30を引き上げて開放するように
設けである。
33は弁座17よりも上流側の入水管3に巻き付けた電
熱ヒータで、前記電磁コイル25に並列に接続してあり
、接点27の閉成により通電されるようになっている。
上記構成において、器具使用停止後、今、外気温度又は
水温が降下して凍結温度付近になれば、予め温度設定し
ておいた温度検出素子26の作動により接点27が閉威
し、電磁コイル25は通電されて磁力を発生し、プラン
ジャー20をバネ24の弾発力に抗して図中下方に押し
下げるのである。
而してプランジャー20は小径部23が排水レバー32
を押し、てこ作用により排水弁体30を開き始めると略
同時にプランジャー20の弁開閉部22はダイヤフラム
14の弁孔21を閉じ、間もなくダイヤフラム14は前
圧室15と背圧室16の圧力差によって下降し、一体的
に設けた止水弁体18が弁座17を閉塞する。
一方ダイヤフラム14の下降に伴なってプランジャー2
0の小径部23は排水弁体30を完全に開放し切るので
ある。
この一連の動作により凍結防止装置11よりも下流側の
水圧はなくなりエアチャージ弁10が自動的に開放し、
而して給水は停止されると共に装置11下流側の残留水
はすべて排水弁孔29を経て排水管28より外部に排出
されるので、湯沸器主体1内の氷が凍結して器具が破損
することはない。
また接点27の閉成により電熱ヒータ33にも通電され
、弁座17上流側の入水管3及び装置11周辺を加熱す
るので、この給水配管部及び装置自体の凍結破損を防止
することができる。
次に外気温或いは水温が上昇すれば温度検出素子26の
作動により接点27が開威し、電磁コイル25への通電
は断たれ、プランジャー20はバネ24力により上昇し
て弁孔21を開き続いて止水弁体18が弁座17を開放
すると共に、一方排水レバー32はプランジャー20か
らの押圧を解かれ、従ってバネ31の弾発力により排水
弁体30は排水弁孔29を閉じ、入水管3と排水管28
とを遮断する。
かくして凍結防止装置11は通常状態に復帰し、エアチ
ャージ弁10も閉塞して慈の給湯使用に備えるのである
以上のように本考案凍結防止装置は、パイロット型止水
弁と該止水弁を動作させるプランジャーと、該プランジ
ャーにより押圧されててこ運動を行なう排水レバーによ
って排水弁孔をその上流側にて開閉する排水弁体とを有
し、プランジャーを動作させる電磁コイルを適所に設け
られる温度検出素子によって通電制御するようにしたの
で、温度検出が確実に行なえると共に、給湯路先端の給
湯栓が閉じていて通水圧が背圧として加わっており、弁
座に強く圧着して漏れを起こすことなく閉じている排水
弁体を、レバーので二作用によって小さな力で開放する
ことができ、水抜きによる凍結防止効果が確実に奏され
ることは勿論、止水弁、排水弁の各々に電磁弁を用意す
る必要がなく単一の電磁弁で良いのであり、又この種装
置を小型軽量にすることができる等の実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体概略構成図
、第2図は要部の構成図である。 3・・・・・・入水管、11・・・・・・凍結防止装置
、14・・・・・・ダイヤフラム、17・・・・・・弁
座、18・・・・・・止水弁体、20・・・・・・プラ
ンジャー 25・・・・・・電磁コイル、26・・・・
・・温度検出素子、27・・・・・・接点、30・・・
・・・排水弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温度検出素子に関連した接点の開閉により通電制御され
    る電磁コイルと、該電磁コイルを磁力により誘導される
    プランジャーと、該プランジャーの接離によって入水管
    中に設けた弁座を開閉する止水弁体を一体形成したパイ
    ロット型のダイヤフラムと、前記弁座よりも下流側に設
    けられ且つ前記プランジャーにより一端が押圧されてて
    こ運動を行なう排水レバーの他端で開閉され排水弁孔を
    その上流側で開閉する排水弁体とから構成してなる先止
    め式瞬間湯沸器における凍結防止装置。
JP861879U 1979-01-24 1979-01-24 先止め式瞬間湯沸器における凍結防止装置 Expired JPS6022263Y2 (ja)

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JPS55108350U JPS55108350U (ja) 1980-07-29
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