JPH0144196Y2 - - Google Patents

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JPH0144196Y2
JPH0144196Y2 JP1343684U JP1343684U JPH0144196Y2 JP H0144196 Y2 JPH0144196 Y2 JP H0144196Y2 JP 1343684 U JP1343684 U JP 1343684U JP 1343684 U JP1343684 U JP 1343684U JP H0144196 Y2 JPH0144196 Y2 JP H0144196Y2
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panels
honeycomb structure
honeycomb
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panel
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JP1343684U
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は補強材を配設した高強度のハニカム構
造体に関する。
〔背景技術〕
ハニカム構造体は、第1図に示されるように、
外殻を構成する一対の平板のパネル1,1間に心
材となるハニカムコア2を配し、該ハニカムコア
2をパネル1,1に接着剤等で接合した複合構造
となつている。前記ハニカムコア2は、第2図に
詳細に示されるように、紙、樹脂、アルミ等軽金
属、等で形成された平行六面体の集合体である。
ハニカム構造体は、前記の通りの複合構造とな
つているため、パネル1に剛性が付与されるとと
もに、断熱性、遮音性に優れているため、構造部
材等に広く使用されている。
ところで、前記コア2は、製造面における制約
等の関係で、薄肉材で形成されるため、ハニカム
構造体としては、剪断強度等強度面に弱点を有す
る。従つて、従来のハニカム構造体は、強負荷構
造部材には適用できず、使用範囲が限られてい
た。
〔考案の目的〕
本考案は上記事実を考慮して、高強度のハニカ
ム構造体を得て、ハニカム構造体の使用範囲を拡
大することを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案は、外殻を形成する一対のパネルと、該
パネルに垂直になるように挾着された複数のハニ
カムコアとから構成されるハニカム構造体におい
て、前記ハニカムコアを横断して一対のパネル間
に斜め方向に補強パネルを取付けたことを特徴と
するハニカム構造体である。
〔考案の実施例〕
第3図には本考案に係るハニカム構造体の第1
実施例が示されており、この実施例では、外殻を
構成する一対のパネル1,1間に、ハニカムコア
2を横断して斜め方向に1枚の補強パネル3が配
設されている。補強パネル3はパネル1と同材質
の金属製で、両端部にはパネル1,1の夫々の内
面と水平に接する屈曲部3′,3′が形成されてい
て、該屈曲部はパネル1,1の内面にスポツト溶
接により固定されている。
この実施例のハニカム構造体では、パネル1,
1を連結保持する補強パネル3を配設しているの
で、強度が向上し、特に剪断強度が大きく向上す
る。
第4図には本考案に係るハニカム構造体の第2
実施例が示されており、この実施例では、2枚の
補強パネル3,3がパネル1,1の中央部で交差
されて配設されている。2枚の補強パネル3,3
の夫々の両端は、前記実施例と同様にパネル1,
1の夫々の内面にスポツト溶接により固定されて
いる。補強パネル3,3同志の交差部は、双方の
パネル中央部に切欠部を形成し、該切欠部同志を
嵌合して交差させている。
この実施例のハニカム構造体では、パネル1,
1を連結保持する補強パネルを、交差して2枚配
設しているので、交差部実施例に示された構造体
より、さらに強度が向上し、剪断強度および圧縮
強度ともに高くなつている。また交差部を溶接等
の手段により固定することで、さらに一層強度が
向上する。
第5図および第6図には、本考案に係るハニカ
ム構造体の第3実施例および第4実施例が夫々示
されている。これらの実施例が前記両実施例と相
異する点は、補強パネル3の巾を短かくして、パ
ネル1,1と接する角度を大としたところにあ
る。これらの実施例の構造では、前記第1、第2
実施例に比較して、若干強度が劣るが、補強パネ
ルが小さくて済むため、付加材料費を低く抑える
ことができる。
上記の通り、本実施例のハニカム構造体では強
度が向上(数倍〜数10倍)するので、強負荷構造
部材として使用することができる。
従来では耐食性を要求されるものとしてはステ
ンレス等が使用されて来たが、本考案では外板と
してTi又はその合金の薄板を使用して耐食性お
よび強度を付与することが可能となり利用用途拡
大がはかれる。用途としては成品の外板、建造
物、家屋の屋根又は外板、大きな機械の部品等へ
の適用が考えられる。
なお、上記実施例では、パネル1と補強パネル
3との固定をスポツト溶接により行つたが、他の
溶接方法によつても良い。また、パネル1の外面
に突出部が形成されていても問題ない場合等に
は、溶接に代えて、ねじ手段による締結や鋲止等
による固定によつても良い。さらに接着剤による
固定も可能である。
また、上記実施例ではパネル1,1を鋼板等の
金属材料製とし、補強パネル3も同一材質のもの
を配設した例を示したが、これに限らず、両者は
異種材質のものであつても良く、また、木材等の
非金属材料であつても差し支えない。
さらに、ハニカムコア2の材質、形状も前述の
ものに限定されるものではない。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案に係るハニカム構造
体では、補強パネルを配設したので、高強度のハ
ニカム構造体とすることが可能で、ハニカム構造
体の使用範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のハニカム構造体の一例を示す概
略上面図、第2図はハニカムコアの1例を示す第
1図のA部詳細図、第3図は本考案に係るハニカ
ム構造体の第1実施例を示す概略上面図、第4図
は同じく第2実施例を示す概略上面図、第5図お
よび第6図は同じく第3実施例および第4実施例
を夫々示す概略上面図である。 1……パネル、2……ハニカムコア、3……補
強パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外殻を形成する一対のパネルと、該パネルに垂
    直になるように挾着された複数のハニカムコアと
    から構成されるハニカム構造体において、前記ハ
    ニカムコアを横断して一対のパネル間に斜め方向
    に補強パネルを取付けたことを特徴とするハニカ
    ム構造体。
JP1343684U 1984-02-02 1984-02-02 ハニカム構造体 Granted JPS60190436U (ja)

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JP1343684U JPS60190436U (ja) 1984-02-02 1984-02-02 ハニカム構造体

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JP1343684U JPS60190436U (ja) 1984-02-02 1984-02-02 ハニカム構造体

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Publication Number Publication Date
JPS60190436U JPS60190436U (ja) 1985-12-17
JPH0144196Y2 true JPH0144196Y2 (ja) 1989-12-21

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JPS60190436U (ja) 1985-12-17

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