JPH0143478B2 - - Google Patents

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JPH0143478B2
JPH0143478B2 JP55169804A JP16980480A JPH0143478B2 JP H0143478 B2 JPH0143478 B2 JP H0143478B2 JP 55169804 A JP55169804 A JP 55169804A JP 16980480 A JP16980480 A JP 16980480A JP H0143478 B2 JPH0143478 B2 JP H0143478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
conductive paint
hole
squeegee
angle
Prior art date
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Expired
Application number
JP55169804A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5792892A (en
Inventor
Hiromaru Higuchi
Seiki Tanaka
Eiichi Tsunashima
Fumio Nishikawa
Kazuo Suito
Masaaki Morimitsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスルホールプリント配線板の両面導通
を導電ペイントによつて形成するスルホールプリ
ント配線板の製造方法の改良に関し、スクリーン
印刷機にて、簡単に導電ペイントを孔内に充填す
ることができる方法を提供するものである。
従来、導電ペイントで両面の導通をする方法と
しては、導通すべき孔にピンなどに導電ペイント
を付着させた後、孔にピンを押しこんで、孔壁に
導電ペイントを塗布し、両面を導通させる方法が
一般的であるが、特殊な塗布機が必要であり、設
備費が高く、導通孔の孔あけにおいて、打抜きに
よる寸法の変動が大きいため、導電ペイント塗布
機と孔位置とを精度よく合致させることが不可能
であり、均一な導電ペイントの塗布は困難であつ
た。また、ピンに導電ペイントを付着させて、孔
に挿入する時、孔径よりも大きな径の導電ペイン
トを付着させて塗布しないと孔壁全周に導電ペイ
ントが付着しない部分が発生するため、インキを
必要以上に多量に塗布する必要があり、そのため
孔の周囲にも導電ペイントの大きな付着域が発生
する。したがつて、高密度化を計るためには大き
な障害となるなどの欠点を有するものであつた。
また、導電ペイントを孔に充填するのにスクリ
ーン印刷によつて行なう方法も知られているが、
印刷するのと同時に吸引が必要であり、吸引量を
調整できる特殊なスクリーン印刷機でないと印刷
ができない。また、プリント配線板が板厚1.6mm
の標準厚さの場合には、吸引をしても、導電ペイ
ントを十分な厚さで孔内に充填することは不可能
であり、ピンで塗布した製品より信頼性の乏しい
ものしかできないものであつた。また、吸引によ
り導電ペイントを強制的に引くため、裏面への導
電ペイントの不要な飛散が多い。スクリーン版を
吸引のために密着させたりすると導電ペイントの
にじみが発生し、精度の良い塗布ができないなど
の欠点を有するものであつた。
本発明はこのような従来の欠点を解消し、簡単
に、どこにでもあるスクリーン印刷機で、導電ペ
イントを孔に充填できるスルホールプリント配線
板の製造方法に関するものである。
すなわち、本発明は通常使用されているスキー
ジの先端角度を調整することにより、印刷基板と
の印刷角度を極端に小さくし、吸引をしないで導
電ペイントを孔に十分に充填できるようにしたこ
とを特徴としている。
以下、図面を参照にしながら本発明を説明す
る。第1図A,Bは通常におけるスクリーン印刷
法の断面図であり、印刷基板1上にスクリーン版
2を配し、スキージ3を移動することにより導電
ペイント4を印刷基板1上に印刷している。しか
し、この方法で印刷しても印刷基板1の孔5を充
填することはできない。平面上への印刷はできて
も孔5へも充填するほどの十分な導電ペイント4
はスクリーンの乳剤厚を厚くしても困難であり、
どうしても吸引を必要とするものである。
本発明はこれらの欠点をスキージの先端角度を
調整することにより解決したことにある。すなわ
ち、第2図A,Bにみられるようなスキージ3の
加工により、被印刷物への印刷角度を極度に小さ
くすることにより、吸引もなく導電ペイント4を
多量にスクリーン版2より押し出すようにしたも
のである。第1図Aの印刷方式では一般にスキー
ジ3の取付角度を調整できるが、印刷基板1との
印刷角度を60゜以下にするとスキージ3が印刷時
に逃げてしまい十分な印圧が加わらないため、印
刷が不均一となり、導電ペイント4も十分でてこ
ないしにじみが発生し、印刷は不可能である。ま
た、60゜以上の印刷角度で印刷すると平面への印
刷は良好にできるが、孔5内への導電ペイント4
の充填はほとんど期待できない。
そこで、本発明者らは第2図Aのようにスキー
ジ3の先端を加工した。先端の角度7を3〜40゜
とし、さらにスキージ3の取付角度を60度〜90度
に調整した。このスキージ3で印刷をすると孔5
へ導電ペイント4が多量に入るようになり、にじ
みのない印刷ができた。この時の印刷基板1とス
キージ3の印刷角度は取付角度の調整により40゜
以下になつていた。スキージ3の先端角度が40゜
以上の場合には、孔5への導電ペイント4の充填
量を十分に確保することは困難であつた。また、
第1図Bの印刷方式でも第2図Bのスキージ3の
先端角度を3〜40゜の範囲、好ましくは3〜25゜に
するのが良好であつた。スキージ3の先端角度を
3゜以下にすると、印刷時にスキージ3が印圧で変
形し、先端の角度が失なわれ、先端を調整した意
味がなくなり、導電ペイント4の孔5への充填は
困難であつた。
ここで、本発明の一実施例について第3図によ
つてのべる。先ず、印刷基板としての両面銅張積
層板1にパターン印刷をし、エツチングにより必
要な回路パターンを形成する。片面の銅張板およ
び、アデイテイブ法によるパターン形成法によつ
てもよい。次に、両面を導通すべき個所にプレス
やドリル法により孔あけをし、この導通すべき孔
5の直径より大きな外周ランド直径を中心線をほ
ぼ一致させて配置したスクリーン版2(ポリエス
テル繊維布200メツシユ。マスク用乳剤塗布層の
厚さ30μ)を、前記孔5上に多少の間隔をもつて
配置する。孔あけのされた印刷基板1の導通孔5
の下には孔径より大きな孔径で孔6′をあけた厚
さ3mm以上の平板よりなる印刷用下板6(例えば
アルミ板)を配置する。板厚が3mm以下の場合は
導電ペイント4の印刷時に導電ペイント4が印刷
機のテーブル12に付着し、孔5へ充填した導電
ペイント4を取去つてしまう恐れがある。また、
印刷用下板6の孔6′の直径は、印刷基板の導電
ペイント印刷孔より、直径において0.1mm以上好
ましくは0.2mm以上あけることが必要である。ス
キージ3は第2図AまたはBのように先端の角度
を3〜40゜に加工した。このスキージ3を印刷機
(例えばアルゴン社のコンパクトI型印刷機)に
取付け、導電ペイント4(デユポン社5504A)を
スクリーン版2上に適量のせ、スキージ3をマス
ク孔のある方向へ移動させて、印刷基板1の孔内
5へ導電ペイント4を充填した。第5図に示すよ
うにこの時のスキージ3の取付角度9と印圧は印
刷される印刷基板1の孔径や板厚によつて異なつ
てくるが、印刷基板1とスキージ3との印刷角度
10は3〜40゜ほどであつた。この印刷により、
導電ペイント4は孔5の両面に孔径より大きなラ
ンド径で銅箔ランド11ににじみもなく均一に付
着するとともに孔5内にも充填された。この印刷
基板1はしばらく放置し、導電ペイント4の溶剤
をほゞ揮発させたのちに(溶剤レスの導電ペイン
トでは必ずしも必要はない)150℃―30分の硬化
により、第4図に示すように両面の導通を完成さ
せた。1ホールの抵抗値は板厚1.6mmで10〜20m
Ω.板厚0.8mmで5〜10mΩ従来の方法による板厚
1.6mmの抵抗値15〜60mΩ板厚0.8mmで5〜40mΩ
より、バラツキを小さくできた。また、孔周囲の
導電ペイントの印刷されたランドの直径は印刷用
マスクのランド径にほぼ等しい径で印刷面は設計
で自由に設定でき、孔径との関係より1.0φの孔に
対して1.2、1.4、1.6、2.0、2.4といつた印刷ラン
ドの組合せが可能である。印刷の裏面のランド径
も印圧スキージ角度の調整によつて、表ランド径
より小さくも、大きくもできる。そして孔径をせ
ばめることにより従来より、高密度化が可能とな
つた。スルホールの260℃20秒のオイルデツプ5
サイクルの試験での抵抗値変化率も均一なスルホ
ール導通によりバラツキが少ないものとなり、従
来の特性の変化の小さい部分に集中するようにな
つた。
このような本発明のスルホールプリント配線板
製造方法は一般のスクリーン印刷機により、簡単
に孔へ導電ペイントを充填でき、スクリーン法で
あるため、精度の良い、均一なスルホール導通
と、均一な両面のランド形成により、より高密度
化ができ、ワークサイズの大板化による生産性向
上、吸引なしのため、導電ペイントの飛散もな
く、導電ペイントの孔内への充填を十分に厚くで
きるため、特性の良好な導通が可能となるなど、
工業的価値は非常に大なるものである。
なお、前記内容において、スキージのゴム硬度
を軟かくしたり、丸形のスキージを使用すること
により、類似の効果をだすことも可能である。
またスキージの先端角の頂点をスキージー中央
より、前面、中央、後方にもつてくること、スキ
ージーのバツクを平たんにしたり、はねあげにす
ることによつても、擬似的にゴム硬度や、印圧を
変化させる効果をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは一般的なスクリーン印刷の断面
図、第2図A,Bは本発明のスルホールプリント
配線板の製造方法に用いるスキージの形状の断面
図、第3図は本発明の製造方法によるスクリーン
印刷の断面図、第4図は本発明による両面導通ス
ルホールの断面図、第5図は印刷時のスキージの
取付角度と印刷角度を示す断面図である。 1……印刷基板、2……スクリーン版、3……
スキージ、4……導電ペイント、5……両面の導
通孔、6……印刷用下板、7……スキージの先端
角度、8……スキージのはねあげ、9……取付角
度、10……印刷角度、11……銅箔ランド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導通用ペイントを印刷する孔に中心線を一致
    させた前記孔より0.1mm以上大きな直径の孔を有
    する厚さ3mm以上の平板よりなる印刷用下板を印
    刷基板の下面に配置し、印刷基板の両面導通をす
    べき孔上にその孔径より大きなランド径を設けた
    スクリーン版を適当な間隔をあけ配置し、そのス
    クリーン版上に導電ペイントをのせ、先端角度を
    3〜40゜に加工したスキージを用いて印刷するこ
    とにより前記印刷基板の孔内に導電ペイントを充
    填し、プリント配線板の両面を導通させることを
    特徴とするスルホールプリント配線板の製造方
    法。
JP16980480A 1980-12-02 1980-12-02 Method of producing through hole printed circuit board Granted JPS5792892A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16980480A JPS5792892A (en) 1980-12-02 1980-12-02 Method of producing through hole printed circuit board

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JP16980480A JPS5792892A (en) 1980-12-02 1980-12-02 Method of producing through hole printed circuit board

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5792892A JPS5792892A (en) 1982-06-09
JPH0143478B2 true JPH0143478B2 (ja) 1989-09-20

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ID=15893196

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16980480A Granted JPS5792892A (en) 1980-12-02 1980-12-02 Method of producing through hole printed circuit board

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01248592A (ja) * 1988-03-30 1989-10-04 Hitachi Ltd スルーホールへの導体ペースト充填方法
JP2008034442A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Fujikura Ltd プリント回路基板における導電性ボールの挿入方法及びその装置

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JPS5792892A (en) 1982-06-09

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