JPH0142942Y2 - - Google Patents

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JPH0142942Y2
JPH0142942Y2 JP1983074038U JP7403883U JPH0142942Y2 JP H0142942 Y2 JPH0142942 Y2 JP H0142942Y2 JP 1983074038 U JP1983074038 U JP 1983074038U JP 7403883 U JP7403883 U JP 7403883U JP H0142942 Y2 JPH0142942 Y2 JP H0142942Y2
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JP
Japan
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contact
insulator
contacts
sliding member
board
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JP1983074038U
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JPS59180386U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は箔状導体を備えたフレキシブルプリン
ト基板又はジヤンパーリード線等を電気的に接続
するコネクタに関する。
従来、この種のコネクタとしては第1図の如く
インシユレータ10、回動操作レバー20、コン
タクト30とから構成されるものがありフレキシ
ブルプリント基板40と接続される。
インシユレータ10はほぼ直方体で図示しない
基板に取付けられ、この基板に対して直角方向に
複数個のコンタクト挿入孔が設けられさらに各コ
ンタクト挿入孔に隣接して所定深さの穴を有して
いる。回動操作レバー20は棒状の本体204の
両端に枢支部201と操作部202とが一体に形
成されまた本体204に挿入片205が一体に設
けられている。コンタクト30はインシユレータ
10のコンタクト挿入孔にあつてそれぞれ外部回
路と電気的に接続されると共にばね接触部が前記
の穴側に向けて配置されている。フレキシブルプ
リント基板40はコンタクト30のばね接触部と
前記インシユレータの穴との間に挿入され回動操
作レバー20の挿入片205の挿入によつてばね
接触部との間に生ずる接触圧でコンタクトに電気
的に接続される。
このような構成のコネクタは回動操作レバー2
0の枢支部201をインシユレータ10に枢支さ
せ、フレキシブルプリント基板40の絶縁被覆物
から露出させた導体箔端部をコンタクト30のば
ね接触部と穴の間に差込み回動操作レバー20を
回動させフツク203をインシユレータの係合用
凹部に係合させて挿入片205をインシユレータ
の穴にはめ込みこのことでフレキシブルプリント
基板40はコンタクト30に押圧され接触保持さ
れるものである。
この種のコネクタは上述のように回動操作レバ
ー20の挿入片205によつて押圧されているだ
けなので挿入されたフレキシブルプリント基板4
0に外部から引張力や振動が加つた場合は接点が
ずれたり外れてしまう欠点がある。また、フレキ
シブルプリント基板40の挿入時に回動操作レバ
ー205によつてプリント基板40の導体箔端部
がこすられるため導体箔端部が傷つき易く特に導
体箔が軟質材の場合は重大な支障となる。
本考案は上述にかんがみフレキシブルプリント
基板に外力が加わつた場合でもプリント基板の導
体とコンタクトのばね接触部との接点が容易にず
れたり、外れることがなくまたプリント基板の導
体箔が軟質であつてもその端部が傷つくおそれの
ないコネクタを提供することを目的とする。
次に本考案について図面を参照して説明する。
第2図乃至第5図は本考案によるコネクタの一
実施例を示す。本考案によるコネクタはインシユ
レータ1、摺動部材2、コンタクト3から構成さ
れる。
インシユレータ1は第2図に示す如くほぼ直方
体をなしプラスチツク材から一体成形される。前
端は摺動部材2を収容する棚状の収容台11でス
トツパ12を有する。摺動部材2は被嵌合物であ
るフレキシブルプリント基板4(以下基板とい
う)と共に収容台11に挿入される。複数のコン
タクト3はインシユレータ1の長手方向に直角に
一定間隔を置いて固着され、またカバー13の端
部のほぼ中央には突起14を設ける。さらに収容
台11の両側面には突部15を設けこれに摺動部
材2を摺動自在に嵌着する。
摺動部材2はナイロン66から一体成形される
もので第3図に示すようにインシユレータ1とほ
ぼ同じ長さを有し両端の操作つまみ(以下つまみ
という)21a,21bを用いカム部23を収容
台11上に挿入すると共につまみの下部に設けた
取付溝22a,22bにインシユレータの突部1
5を係合させてインシユレータに摺動自在に嵌着
する。取付溝22の長さは摺動部材のカム部23
が収容台11上を摺動する距離に応じた長さとす
る。カム部23はつまみ21a,21b間をつな
ぐ帯状体であつてインシユレータ1に挿入されて
収容台11上を摺動し中間に第5図に示す如く段
差24を有する。カム部23の上部には基板挿入
口25を挾んでカム23と同長で巾の狭い押え板
26が同じくつまみ21a,21b間に設けてあ
る。押え板26はコンタクトと基板の導体箔端部
が電気的に接触する際、基板をカム部との間に挟
持して外力の影響から守る作用をする(第5図
c)。第3図の2点鎖線は摺動部材2をインシユ
レータに嵌着した際押え板26がインシユレータ
の突起14により撓められた状態を示す。
コンタクト3は第4図の如きほぼコの字の外観
を有するもので、弾性金属材望ましくはリン青銅
板から打抜き成形される。接触部31は円弧状を
なすと共にほぼ水平な支持部32、屈曲部33と
連続し接点31aは矢方向に偏倚して成形されて
いる。係止部34はインシユレータの挿入孔内に
係止してコンタクトをインシユレータに固着させ
るための突起である。脚部35はほぼ垂直に下方
に延伸しておりコンタクトをインシユレータに装
着後他の基板(図示せず)等に固定される。
第5図に本考案によるコネクタと基板の嵌合の
順序を示す。コンタクト3を脚部35が真直ぐに
伸長した状態でインシユレータの挿入孔31及び
収容台11上に挿入し係止突起34を挿入孔の内
壁に係止させ固定すると共に脚部35を垂直に折
り曲げる。前述のようにコンタクトの接触部31
の接点31aの位置は脚部35に近付く方向に偏
倚されており、第5図aの如く摺動部材2がイン
シユレータに嵌着され接点31aが挿入された摺
動部材2のカム部23上に載置された状態では接
点31aは弾性力により下方に向つて強く付勢さ
れている。
基板4を嵌合させるには摺動部材2の取付溝2
2にインシユレータの両側の突部15を嵌着させ
て組込みを終つてから第5図aに示すように摺動
部材2をコンタクト3から遠ざかる方向に引抜い
てコンタクトの接点31aをカム部23の載置部
23a上に載せると共に押え板26をインシユレ
ータから外して基板挿入口25を開口させる。基
板4を挿入口25から挿入し導体箔端部41の先
端が段差24に当接した時点で摺動部材2を押し
込むと第5図bの如く押え板26はインシユレー
タの中央に設けられた突起14により撓められて
カム部23と間に基板4を挾持する形となる。さ
らにカム部の端部23bが収容台のストツパ12
に当接する迄摺動部材を押込むとコンタクトの接
点31aは載置部23aから段差24を辷り落ち
導体箔端部41に接触する。これが第5図cの状
態で基板は完全にコンタクトと電気接触すると同
時にコネクタに確実に保持される。
この接点の開閉はカム部の作用点がコンタクト
の接点部であるためカム突出量が少くて済み、ま
たコンタクトの支持部32を長くしたので小さな
力で容易に操作できる。さらにコンタクトの接点
はカム部の表面によつて開閉を繰返す毎にワイピ
ングされる効果がある。
本考案の特徴は挿入された被嵌合物である基板
の保持機構が摺動部材を使用していることであ
り、挿入口の上部の押え板が両端固定梁となつて
いてこれがインシユレータのカバー中央に設けた
突起によつて押されて挿入口が閉じる構造となつ
ている。また摺動部材の挿入過程において基板が
挿入口からはずれないようにするため先に押え板
が基板を保持し次いでコンタクトの接点が被嵌合
物の導体箔端部と接触するようになつている。
以上述べたように本考案によるコネクタは遊端
に接点を有し長い支持部を備えた複数のコンタク
トをインシユレータに固着し、これに基板を挿入
口の閉鎖によつて挾持すると共にコンタクトの接
点を載置するカム部を備えた摺動部材を摺動自在
に嵌着したので、挿入された被嵌合物はコンタク
トと電気接触すると共に接触部以外でも保持され
引張力や振動等の外力が働いてもはずれ難く信頼
性が極めて高い。またカム部の作用点がコンタク
トの接点部であるため開閉ごとに接点がワイピン
グされ接点が清浄に保たれる効果がある。
上述では特定の実施例を用いて説明したが本考
案はこれに限定されるものではなく本考案の範囲
内で各種の設計上の変形をも含むものであること
は当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のコネクタを示す斜視図お
よび動作説明図、第2図以下は本考案のコネクタ
の一実施例を示し、第2図aはインシユレータに
摺動部材を組込みこれに基板を挿入した状態を示
すもので一部を切欠いた斜視図、第2図bはイン
シユレータの一部を示す斜視図、第3図は摺動部
材を示す斜視図、第4図はコンタクトの斜視図、
第5図は基板と本考案コネクタの接続過程を示す
断面図でaは基板の挿入前、bは基板が挿入され
摺動部材に保持された状態、cは摺動部材が完全
に押込まれてコンタクトと基板の電気的接触が行
われた状態を示す。 1……インシユレータ、11……収容台、2…
…摺動部材、23……カム部、26……押え板、
3……コンタクト、31a……接点、4……被嵌
合物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側面にコンタクトの並列方向の中間部に内方
    へ向け突出した突起14が設けられたカバー13
    を形成し、該カバー13に対向して形成された収
    容台11との空間内にコンタクト3の接点31を
    配置してコンタクト3を収納保持したインシユレ
    ータ1と、インシユレータ1の前記空間内に挿脱
    方向で移動自在に挿入され、カバー13へ向け突
    出する前記接点の載置部23aを挿入先端側に形
    成したカム部23と該カム部に空隙を持つて対向
    する板状の押え板26とをコンタクト並設方向の
    両端側で固定した摺動部材2とより成り、摺動部
    材2のカム部23と押え板26間に被嵌合物を挿
    入し、摺動部材2をインシユレータ内へ押し込む
    と、前記コンタクト3の接点31が被嵌合物の導
    体に電気接触すると共に、前記押え板26が前記
    突起14により押され被嵌合物を前記カム部23
    との間で挟持することを特徴とするコネクタ。
JP1983074038U 1983-05-18 1983-05-18 コネクタ Granted JPS59180386U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983074038U JPS59180386U (ja) 1983-05-18 1983-05-18 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983074038U JPS59180386U (ja) 1983-05-18 1983-05-18 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59180386U JPS59180386U (ja) 1984-12-01
JPH0142942Y2 true JPH0142942Y2 (ja) 1989-12-14

Family

ID=30204143

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JP1983074038U Granted JPS59180386U (ja) 1983-05-18 1983-05-18 コネクタ

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JPH0620310Y2 (ja) * 1989-06-01 1994-05-25 山一電機工業株式会社 配線フィルム用ソケット

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JPS59180386U (ja) 1984-12-01

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