JPH0142561Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0142561Y2
JPH0142561Y2 JP1561784U JP1561784U JPH0142561Y2 JP H0142561 Y2 JPH0142561 Y2 JP H0142561Y2 JP 1561784 U JP1561784 U JP 1561784U JP 1561784 U JP1561784 U JP 1561784U JP H0142561 Y2 JPH0142561 Y2 JP H0142561Y2
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JP
Japan
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lintel
connecting rod
fixing member
pillar
fixed
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JP1561784U
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JPS60129403U (ja
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鴨居引き金具に関するものである。
この種金具は柱間に鴨居を架設する場合に使用
され、柱の側面と鴨居の端面とを突き合わせ固定
するものであつて従来から種々の金具が提供され
ているが、従来の金具には下記の欠点を有してい
た。
(1) 構造簡単なものは取りつけが容易であるが連
結固定が不充分であり、また構造複雑なものは
固定状態は完全であるが、釘・ネジ等の他の固
着具を必要とし取りつけを簡単に為すことがで
きなかつた。
(2) 一端固定しても柱と鴨居間に隙間を生じ、両
者間に緩み現象を来す恐れがある。
即ち、取りつけ初期段階では固定状態が完全な
ものと思われても地震等の振動発生により金具の
固定が不完全なものとなり、柱と鴨居間に隙間を
生じ障子・襖の開け閉めが不便なものとなる。
本考案は上記する従来金具の欠点に鑑み、簡単
な構造で容易に取りつけ且つ固定状態が完全な鴨
居引き金具を提供することを目的とする。
また本考案は地震等の振動によつても金具の固
定に緩みを生じない鴨居引き金具を提供すること
を目的とするものである。
以下図面に従つて本考案の一実施例を詳細に説
明する。
第1図、第2図において1は連結棒、2は固定
部材、3は支持板である。
連結棒1は先端部と後端部にネジ溝が刻設して
ある。先端ネジ部1aは後記する柱に螺挿して固
着するものであつて木ネジと同様ネジ山ピツチは
大きくなつている。後端ネジ部1bはナツトを締
め着けるものであり、このナツトの締め着けによ
り柱と鴨居が連結固定される。
固定部材2は金属板を上向きコ字状に形成し、
底板2aの先端に二本の固定爪4を突設するとと
もに底板2aの後端に下方向への固定板2bを連
設してこの固定板2bに前記固定爪4と同方向へ
他の固定爪5を突設した形状を有している。
この固定部材2は鴨居に固定して前記連結棒1
を取りつけるものであり、このため連結棒1を挿
通する前記支持板3を固定部材2の後面に嵌め込
むようになつている。
本考案金具は上記構成であり、次ぎに使用状態
を第3図に従つて説明する。
同図においてAは柱、Bは鴨居である。鴨居B
上面にはあらかじめ固定部材2を設置するための
傾斜段部B1を形成するとともにその先端には連
結棒1が位置するための溝B2を形成し、固定部
材2の底板2aを傾斜上面に載せて打ち込むこと
により前記両固定爪4,5が鴨居Bに食い込み固
定部材2は鴨居Bと一体となる。
また鴨居Bの連結位置において柱Aには前記連
結棒1を螺挿固着し、固定部材2と同程度の傾斜
角度としておく。
上記のようにして柱Aと鴨居Bにそれぞれ連結
棒1と固定部材2を取りつけた後鴨居Bのホゾと
柱Aのホゾ穴とを一致させれば連結棒1は鴨居B
に形成した溝B2内に入り且つ固定部材2の底板
2a上に乗る。次ぎに支持板3を連結棒1を通し
て固定部材2の後部に嵌め座金6を介してナツト
7を締め着ければ鴨居Bは柱A側に引き寄せられ
て鴨居Bの端面は柱Aに食い込み両者は完全に固
定されることになる。
尚、上記説明において連結棒1、固定部材2は
傾斜して取りつける場合について説明したが、こ
れは連結棒1の後端ネジ部1bが鴨居Bより上方
に位置してスパナによるナツト7の締め着けが容
易に行われるためのものであり、鴨居Bと平行状
に設置しても良いことは勿論である。
第4図は本考案金具の他の実施例を示すもので
あり、前記と同一部分は同符合を使用している。
本実施例においては支持板3とナツト7間にバ
ネ8を介装したことを特徴とする。
前記と同一手順により連結棒1と固定部材2を
それぞれ柱Aと鴨居Bに設置固定し、支持板3の
次ぎにバネ8を設けこのバネ8の伸張力に抗して
ナツト7を締め着け柱Aと鴨居Bを連結固定すれ
ば良く、例えば地震の振動により柱Aと鴨居Bと
に隙間を生じる事態が発生してもバネ8の弾性力
が作用して鴨居Bを柱A側に押し付けるため柱A
と鴨居B間に緩みを生ずることはない。
上記する本考案によれば柱と鴨居を強固に連結
固定し、地震のような振動発生によつても両者間
に緩みを生ずることもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は金具全体の側面図、第2図は同分解斜視図、第
3図は一部を断面とした使用状態側面図、第4図
は本考案金具の他の実施例を示す側面図である。 1は連結棒、2は固定部材、3は支持板、4,
5は固定爪、7はナツト、8はバネである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱に螺挿可能な先端ネジ部1aと、締着けナツ
    ト7を螺挿可能な後端ネジ部1bを有する連結棒
    1と、金属板を上向きコ字状に折曲し、先端に固
    定爪4を突設するとともに後部下方に固定爪5を
    突設した固定部材2と、固定部材2の後面に嵌め
    込んで連結棒1を支持する支持板3とから成るこ
    とを特徴とする鴨居引き金具。
JP1561784U 1984-02-07 1984-02-07 鴨居引き金具 Granted JPS60129403U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1561784U JPS60129403U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 鴨居引き金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1561784U JPS60129403U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 鴨居引き金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60129403U JPS60129403U (ja) 1985-08-30
JPH0142561Y2 true JPH0142561Y2 (ja) 1989-12-13

Family

ID=30501619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1561784U Granted JPS60129403U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 鴨居引き金具

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JP (1) JPS60129403U (ja)

Also Published As

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JPS60129403U (ja) 1985-08-30

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