JPH0138662Y2 - - Google Patents

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JPH0138662Y2
JPH0138662Y2 JP1985037425U JP3742585U JPH0138662Y2 JP H0138662 Y2 JPH0138662 Y2 JP H0138662Y2 JP 1985037425 U JP1985037425 U JP 1985037425U JP 3742585 U JP3742585 U JP 3742585U JP H0138662 Y2 JPH0138662 Y2 JP H0138662Y2
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JP
Japan
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opening
arm
shift lever
arm shaft
shaft portion
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JP1985037425U
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JPS61155917U (ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動変速機用シフトレバー装置の改
良に関するものである。
[従来技術] 従来の自動変速機用シフトレバー装置にあつて
は、例えば、第4図に示す如く車体のフロアパネ
ル101に固着されたベースプレート103にシ
フトレバー105のレバー本体107の基部10
9が回動自在に枢着111されている。
シフトレバー本体107の基部109には、図
外の自動変速装置と連動連結された作動アーム1
13が溶着されており、また、シフトレバー本体
107の上端部には該レバー本体107を各ポジ
シヨンヘシフト操作する操作把手部115が設け
られている。このような構造をとるものに、例え
ば実公昭58−43454号公報記載等がある。
[考案が解決しようとする問題点] かかるシフトレバー装置において、ベースプレ
ート103より下方へ延長突出された前記作動ア
ーム113は、シフトレバー本体107のシフト
作動時にレバー本体107の基部109を支点と
して回動するところから、ベースプレート103
およびフロアパネル101に作動アーム113の
回動を許す開口部117,119が形成されてい
る。
このために、開口部117から塵埃や雑音等が
車室内へ侵入する不具合があつた。特に、ベース
プレート103側の開口部117は作動アーム1
13が回動運動するところから特殊なシール装置
が必要となるため該開口部117の径を長孔状に
形成し、開口部117と作動アーム113との間
隙が最小となるよう工夫しているが、確実なシー
ル機能は得られない問題があつた。
そこで、この考案は作動アームが貫通する開口
部回りの間隙を確実にシールできるようにした自
動変速機用シフトレバー装置を提供することを目
的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、開口部を有するベースプレートの軸受部に前
記開口部内に位置すると共に回転中心となる作動
アームのアーム軸部を回転自在に支持し、前記ア
ーム軸部の上端部をシフトレバーのレバー本体に
固着する一方、前記開口部に、アーム軸部の形状
と対応し前後左右の四周と常時弾接し合うシール
面を有すると共に開口部を閉塞するシール部を設
けてある。
[作用] かかるシフトレバー装置において、シフトレバ
ー本体を前後動させることで各ポジシヨンヘシフ
ト操作が可能となる。この時、回転中心に設けら
れたシール部材は支障なくアーム軸部の四周と弾
接し合うと共に開口部のシールを確実に確保する
ようになる。
[実施例] 以下、第1図乃至第3図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はフロアパネル3に固着されたベースプ
レートを示している。ベースプレート1には断面
V字状の軸受部5が形成され該軸受部5には、板
状に形成された作動アーム7のアーム軸部9がブ
シユ10,10を介してレバー軸11によつて回
動自在に枢着されている。
作動アーム7は前記アーム軸部9へ続くアーム
本体13を有し、該アーム本体13は、ベースプ
レート1に設けられた長孔状の開口部15とフロ
アパネル3に設けられた矩形の開口部17を貫通
して下方へ延長突出している。フロアパネル3よ
り下方へ延長突出された前記アーム本体13の先
端部にはワイヤを介して図外の自動変速装置が作
動連結している。
また、アーム軸部9の上端には操作把手部19
を有するシフトレバー21のレバー本体23が固
定されている。
シフトレバー本体23には、ピン状の係合体2
5が設けられ、該係合体25は前記操作把手部1
9に設けられた操作ノブ27と連繋機構(図示し
ていない)を介して連動連繋している。
係合体25はシフトレバー本体23の周面に形
成された上下に長い窓孔(図示していない)を介
して外部へ突出し、一端は後述するポジシヨンプ
レート29のガイド溝31内に臨んでいる。
なお、操作ノブ27と係合体25との連繋を図
る前記連繋機構(図示していない)は、操作ノブ
27を押圧(第1図矢印A)することで係合体2
5をガイド溝31のポジシヨン位置からシフトレ
ーンへ押し下げる(第1図矢印B)と共に、操作
ノブ27の押圧解除で係合体25を元のポジシヨ
ン位置へ復帰上昇させる機能を有している。
一方、アーム軸部9は、レバー軸11を中心と
する弧状に形成され、軸受部5の開口部15とア
ーム軸部9との間隙は該開口部15に装着された
シール部材33によつて閉塞されている。
シール部材33は、軸受部5の上面5aに載る
両フランジ部35,35と前記アーム軸部9が貫
通した弧状受部37とから成り、アーム軸部9が
貫通した弧状受部37の長孔39はシール面とな
つていてアーム軸部9の外径Dとほぼ同一に設定
されている。また、長孔39の幅dはアーム軸部
9の板厚より若干小さく設定されている。これに
よりアーム軸部9の四周は該四周に弾接する前記
シール部材33によつて気密に保持されている。
なお、前記ポジシヨンプレート29の基部は、
前記軸受部5に固着されると共に前記レバー軸1
1が嵌挿支持されたスリーブ41に溶着されてい
る。また、ガイド溝31には中立ポジシヨンを始
めとして走行ポジシヨン、後退ポジシヨン、駐車
ポジシヨンがそれぞれ設けられている。
このように構成されたシフトレバー装置におい
て、シフトレバー本体23を前後動させることで
各ポジシヨンへのシフト操作が行なえるようにな
る。このシフト作動時、作動アーム7のアーム本
体13はレバー軸11を支点として回動し、図外
の自動変速装置の制御が行なわれると共にアーム
軸部9の四周は常時弾接し合うシール部材33に
よつてにシールされるようになる。この場合、シ
ール部材33は回転中心に設けられているために
アーム軸部の回転に支障は起きず、しかも、常時
弾接し合う状態が確保され、長時間にわたり安定
したシール状態が得られるようになる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のシフトレバー
装置によれば、作動アームの回動に何等支障は起
きず、しかも開口部はシール部材によつて長時間
にわたり安定したシールができると共にしかも、
車室内への騒音等の侵入も最小に抑えられるメリ
ツトもある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のシフトレバー装置を示した
一部切断面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図はシール部材とベースプレートの斜視
図、第4図は従来例を示した第1図と同様の一部
切断面図である。 1……ベースプレート、5……軸受部、7……
作動アーム、9……アーム軸部、13……アーム
本体、21……シフトレバー、23……シフトレ
バー本体、33……シール部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を有するベースプレートの軸受部に、前
    記開口部内に位置すると共に回転中心となる作動
    アームのアーム軸部を回転自在に支持し、前記ア
    ーム軸部の上端部をシフトレバーのレバー本体に
    固着する一方、前記開口部にアーム軸部の形状と
    対応し前後左右の四周と常時弾接し合うシール面
    を有すると共に開口部を閉塞するシール部材を設
    けたことを特徴とする自動変速機用シフトレバー
    装置。
JP1985037425U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH0138662Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985037425U JPH0138662Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985037425U JPH0138662Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61155917U JPS61155917U (ja) 1986-09-27
JPH0138662Y2 true JPH0138662Y2 (ja) 1989-11-20

Family

ID=30543491

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JP1985037425U Expired JPH0138662Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729921B2 (ja) * 1974-07-15 1982-06-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729921U (ja) * 1980-07-22 1982-02-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729921B2 (ja) * 1974-07-15 1982-06-25

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Publication number Publication date
JPS61155917U (ja) 1986-09-27

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