JPH0132565Y2 - - Google Patents

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JPH0132565Y2
JPH0132565Y2 JP15527983U JP15527983U JPH0132565Y2 JP H0132565 Y2 JPH0132565 Y2 JP H0132565Y2 JP 15527983 U JP15527983 U JP 15527983U JP 15527983 U JP15527983 U JP 15527983U JP H0132565 Y2 JPH0132565 Y2 JP H0132565Y2
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JP
Japan
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elastic body
support part
bracket
coil spring
suspension
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JP15527983U
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JPS6061915U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、自動車のサスペンシヨン、主とし
て、マクフアーソンストラツト式サスペンシヨン
において、シヨツクアブソーバおよびコイルスプ
リングをボデイに支持するためのサスペンシヨン
サポートに関するものである。
〔従来技術〕
従来のサスペンシヨンサポートは、弾性体を備
えたアツパサポートと、スプリングシートと、弾
性材よりなるスプリングインシユレータとの計3
部品によつて構成されていた。したがつて、装備
重量、コストおよび配置スペースに問題が生じる
ことがあつた。
〔考案の目的〕
そこで、この考案が目的とすることは、装備重
量の軽減、コストの低減および配置スペースの狭
小化を図ることのできるサスペンシヨンサポート
を提供しようとするものである。
〔考案の構成〕
上記した目的を達成するためのこの考案は、ス
トラツト式サスペンシヨンにおいて、シヨツクア
ブソーバのピストンロツドの上端部に固着された
略筒状のインナブラケツトの外側には上側フラン
ジおよび下側フランジを形成し、インナブラケツ
トには環状の弾性体を両フランジ間に挟んだ状態
に嵌着し、弾性体の外側には凹溝を形成して上下
に突出状をなす上側支持部および下側支持部を設
け、かつ下側支持部の外側にはコイルスプリング
の上端部が当接される外側支持部を突設し、弾性
体の凹溝には自動車のボデイに固着されたアウタ
ブラケツトを嵌着し、弾性体の上側支持部をイン
ナブラケツトとアウタブラケツトとの間に挟持す
るとともに同弾性体の下側支持部をアウタブラケ
ツトとコイルスプリングとの間に挟持したもの
で、従来のアツパサポートとスプリングシートと
スプリングインシユレータの各部品の役割を一部
品にて総括的に果すようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。サスペンシヨンサポートの断面を示し
た第1図において、シヨツクアブソーバのピスト
ンロツド10の上端にはインナブラケツト11が
同一軸心状に固着されている。このインナブラケ
ツト11は、円筒状をなしかつその下端に内方へ
突出する環状の取付フランジ13を有する筒体1
2と、その取付フランジ13下面に溶接により接
着された環状シート14とからなり、その筒体1
2の取付フランジ13がピストンロツド10にナ
ツト15,16にて締着されている。インナブラ
ケツト11の外側には、筒体12の上端に環状に
突設された上側フランジ17と、筒体12より突
出するシート14の外周部分の下側フランジ18
とが形成されている。インナブラケツト11には
弾性を有する環状の弾性体19が両フランジ1
7,18間に挟んだ状態に嵌着されている。弾性
体19の外側には凹溝20が環状に形成されてお
り、上下に突出状をなす上側支持部21および下
側支持部22が設けられている。下側支持部22
の外側にはコイルスプリング23の上端部が当接
される外側支持部24が突設されている。なお、
下側支持部24の下面外端部には突起25が環状
に形成され、コイルスプリング23の位置ずれが
防止されている。この弾性体19の凹構20に
は、自動車のボデイ26にボルト27とナツト2
8とにより固着されたアウタブラケツト29が嵌
着されている。アウタブラケツト29は弾性体1
9の上側支持部21の外側を除くほとんどの外側
面に沿う断面U字形をなす環状に形成されてい
て、弾性体19の上側支持部21はインナブラケ
ツト11の上側フランジ17とアウタブラケツト
29の上端フランジ部30との間に挾持されてい
るとともに、弾性体19の下側支持部24はアウ
タブラケツト29の水平部31とコイルスプリン
グ23の上端部との間に挾持されている。なお、
図中、32はピストンロツド10の上端における
インナブラケツト11の下側に配設されたバウン
ドストツパ、33はインナブラケツト11の筒体
12上部に嵌着されたキヤツプ33をそれぞれ示
している。また、図示しないシヨツクアブソーバ
の外筒下端部、およびコイルスプリング23の下
端部は、周知のとおり、ストラツトサスペンシヨ
ンにおける車輪を装架したサスペンシヨンアーム
あるいは同アーム側の部材に支持されている。
上記したサスペンシヨンサポートにおいて、第
2図に示すように、車輪からシヨツクアブソーバ
のピストンロツド10の上方へ加わる荷重(矢印
A)は、インナブラケツト11の下側フランジ1
8とアウタブラケツト29の水平部31との相対
的近接により、弾性体19の下側支持部22(特
に、破線丸印A1で明示した部分)の弾性に抗し
ての圧縮およびせん断にて吸収される。また、ピ
ストンロツド10の下方へ加わる荷重(矢印B)
は、インナブラケツト11の上側フランジ17と
アウタブラケツト29の上端フランジ部30との
相対的近接により、弾性体19の上側支持部21
(特に、破線丸印B1で示した部分)の弾性に抗
しての圧縮にて吸収される。また、コイルスプリ
ング23の反力(矢印C)は、弾性体19の外側
支持部24(特に破線丸印C1で示した部分)の
弾性にて受承される。
したがつて、上記のサスペンシヨンサポート
は、インナブラケツト29とで従来のアツパサポ
ートの役割を果し、アウタブラケツト29が従来
のスプリングシートの役割も果すとともに、弾性
体19がスプリングインシユレータの役割も果す
ことになる。すなわち、アウタブラケツト29は
アツパサポートとしてのアウタブラケツトとスプ
リングシートとの両役割を兼用し、弾性体19は
アツパサポートの弾性体とスプリングインシユレ
ータとの両役割を兼用する。
なお、弾性体19は、インナブラケツト11お
よびアウタブラケツト29に接着してもよいが、
単に弾性を利用しての嵌合により両ブラケツト1
1,29に組付ければ、製造コストの低減、およ
び支持特性の自由度の向上を図ることも可能であ
る。
〔考案の効果〕
すなわち、この考案によれば、アツパサポート
とスプリングシートとスプリングインシユレータ
とが別個部品で構成された従来のものと異なり、
従来の各部品の各役割を一部品にて総括的に果た
すものであるから、従来に比し、2部品を削減す
ることができ、これによつて、装備重量の軽減、
コストの低減、および配置スペースの狭小化を図
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はサスペンシヨンサポートの断面図、第2図は
その略示説明図である。 10……ピストンロツド、11……インナブラ
ケツト、17……上側フランジ、18……下側フ
ランジ、19……弾性体、20……凹溝、21…
…上側支持部、22……下側支持部、23……コ
イルスプリング、24……外側支持部、26……
ボデイ、29……アウタブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ストラツト式サスペンシヨンにおいて、シヨツ
    クアブソーバのピストンロツドの上端部に固着さ
    れた略筒状のインナブラケツトの外側には上側フ
    ランジおよび下側フランジを形成し、インナブラ
    ケツトには環状の弾性体を両フランジ間に挟んだ
    状態に嵌着し、弾性体の外側には凹溝を形成して
    上下に突出状をなす上側支持部および下側支持部
    を設け、かつ下側支持部の外側にはコイルスプリ
    ングの上端部が当接される外側支持部を突設し、
    弾性体の凹溝には自動車のボデイに固着されたア
    ウタブラケツトを嵌着し、弾性体の上側支持部を
    インナブラケツトとアウタブラケツトとの間に挟
    持するとともに同弾性体の下側支持部をアウタブ
    ラケツトとコイルスプリングとの間に挟持したこ
    とを特徴とするサスペンシヨンサポート。
JP15527983U 1983-10-05 1983-10-05 サスペンシヨンサポ−ト Granted JPS6061915U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15527983U JPS6061915U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 サスペンシヨンサポ−ト

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JP15527983U JPS6061915U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 サスペンシヨンサポ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS6061915U JPS6061915U (ja) 1985-04-30
JPH0132565Y2 true JPH0132565Y2 (ja) 1989-10-04

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JPS6061915U (ja) 1985-04-30

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