JPH01320540A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPH01320540A
JPH01320540A JP15421488A JP15421488A JPH01320540A JP H01320540 A JPH01320540 A JP H01320540A JP 15421488 A JP15421488 A JP 15421488A JP 15421488 A JP15421488 A JP 15421488A JP H01320540 A JPH01320540 A JP H01320540A
Authority
JP
Japan
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decoder
address
circuit
operation code
dec2
Prior art date
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Pending
Application number
JP15421488A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuya Inagaki
稲垣 光也
Shuichi Nakagami
中上 修一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、半導体集積回路装置に関するもので、例え
ば、マイクロプログラム方式を採るプロセフすのオペレ
ーシッンコードデコーダ等に利用して特に有効な技術に
関するものである。
〔従来の技術〕
マイクロプログラム方式を採るマイクロプロセッサがあ
る。マイクロプロセッサは、マイクロプログラムを格納
するインストラフシリンROM (制御記憶装置)と、
与えられたマクロ命令(機械語命令)のオペレージシン
コード(命令コード)をデコードしてインストラクショ
ンROMに格納されるマイクロプログラムの先頭アドレ
スを出力するオペレーシッンコードデコーダを含む。
一方、大規模なランダムロジック回路を効率的に形成す
る一つの手段として、プログラマプルロシックアレイ 
(以下PLAと称す)がある。
PLAについては、例えば、1981年6月30日、株
式会社朝倉書店発行のr集積回路応用ハンドブックJ第
293頁〜第301頁に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本願発明者等は、この発明に先立って、0MO8(相補
型MO3)論理ゲート回路を基本構成とするマイクロプ
ロセッサを開発した。また、このマイクロプロセッサの
オペレーションコードデコーダを上記のようなPLAに
よりて構成することを考えた。
PLAを用いたデコーダは、周知のように、例えばオペ
レーシッンコードの対応するビットに従つて選択的にオ
ン状態とされるMOSFET(絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタ)が直列形態とされてなるNAND型デコー
ダと、上記のようなMOSFETが並列形態とされてな
るNOR型デコーダとがある。ここで、NAND型デコ
ーダは、デコード用MO3FETが直列形態とされるこ
とでピーク電流が少な(、低消費電力化できるという特
長を持つが、逆に動作の高速化が制限されるという欠点
を持つ、一方、NOR型デコーダは、デコード用MO3
FETが並列形態とされることで動作が高速化されると
いう特長を持つが、逆にピーク電流が大きくなり、低消
費電力化が妨げられるという欠点を持つ。
近年、上記マイクロプロセッサの機能が多様化されマク
ロ命令の檻頬数が増大されるにしたがって、マイクロプ
ロセッサのオペレーションコードデコーダを上記のよう
なNAND型又はNOR型デコーダに一本化することは
、両者の利害をさらに際立たせる結果となる。すなわち
、オペレーションコードデコーダをNAND型とする場
合、オペレーションコードデコーダのピーク電流ell
ltJMし、マイクロプロセッサの低消費電力化を図る
ことができる。しかし、オペレーションコードデコーダ
の動作時間が遅(なり、マイクロプログラムの先頭アド
レスを出力するまでに比較的長い時間を要するため、マ
イクロプロセッサの高速化が制限される。一方、オペレ
ーションコードデコーダをNOR型とすると、オペレー
ションコードデコーダの動作時間を短縮し、マイクロプ
ロセッサの高速化を図ることができる。しかし、オペレ
ーションコードデコーダのピーク電流が増大し、マイク
ロプロセッサの低消費電力化が犠牲となる。
この発明の目的は、動作の高速化を図りあわせて低消費
電力化を図ったデコーダを提供することにある。この発
明の他の目的は、オペレーションコードデコーダを含む
マイクロプロセッサ等の高速化と低消費電力化を図るこ
とにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、マイクロプロセッサ等のオペレーションコー
ドデコーダ等を、比較的実行時間の短いマクロ命令に対
応して設けられる高速デコーダと、比較的実行時間の長
いマクロ命令に対応して設けられる低速デコーダとによ
り構成し、これらのデコーダを、各マクロ命令の実行時
間に応じて択一的に動作状態とするものである。
(作  用〕 上記した手段によれば、高速動作性及び低消費電力性と
いう2点においてあい反する特性を持つ二フのデコーダ
を、各マクロ命令の実行時間に応じて使い分けることで
、高速動作が必要なマクロ命令に対するオペレーション
コードデコーダ等の動作を実質的に高速化し、あわせて
総合的なピーク電流を削減しその低消費電力化を図るこ
とができる。これにより、オペレーションコードデコー
ダを含むマイクロプロセッサ等の高速化と低消費電力化
を図ることができる。
(実施例〕 第1図には、この発明が通用されたマイクロプロセッサ
MPUの一実施例のブロック図が部分的に示されている
。同図の各ブロックを構成する回路素子は、マイクロプ
ロセッサMPUの図示されない他のブ資フクを構成する
回路素子とともに、特に制限されないが、単結晶シリコ
ンのような1個の半導体基板上に形成される。
この実施例のマイクロプロセッサMPUは、特に制限さ
れないが、マイクロプログラム方式を採る。このため、
マイクロプロセッサMPUは、複数のマクロ命令(機械
語命令)に対応するマイクロプログラムを格納するイン
ストラクションROM(IROM)と、各マクロ命令の
オペレージ5ンコードOPをデコードし、インストラク
ションROMの対応するマイクロプログラムの先頭アド
レスを出力するオペレージ5ンコードデコーダOPDと
を含む。
この実施例において、マクロ命令は、図示されない主記
憶装置からシステムバスSBを介して、マイクロプロセ
ッサMPUに供給される。これらのマクロ命令は、特に
制限されないが、−旦キャッシュRAM (CRAM)
に格納された後、所定のシーケンスで順次読み出される
。マクロ命令は、オペレーシッンコードOPとアドレス
部A、D ヲ含む、このうち1、先頭ビットのオペレー
ジリンコードopof除<オペレーションコードOPI
〜OPiは、オペレージ5ンコードデコーダOPDに供
給され、インストラクションROMの対応するマイクロ
プログラムの先頭アドレスに変換される。
また、アドレス部ADは、アドレス演算回路AAI、に
供給され、所定のアドレス演算処理を受けるやマイクロ
プロセッサMPUの各マクロ命令の実行時間は、このア
ドレス演算回路AALの動作時間により左右される。
オペレージ5ンコードデコーダOPDは、特に制限され
ないが、2個のデコーダDBC1,(第1のデコーダ)
及びDEC2(第2のデコーダ)と、これらのデコーダ
から出力される先頭アドレスを選択的に伝達する出力選
択回路すなわち先頭アドレス選択回路TASLとを含む
。デコーダDEC1及びDEC2は、特に制限されない
が、ともにPLA (プロ・グラマブルロジγクアレイ
)によって構成される。このうち、デコーダDECIは
、後述するように、NOR−NOR型とされ、消費電力
は大きいながらも、高速動作を特長とする。
このため、デコーダDEC1は、マイクロプロセッサM
PUに用意される数百種のマクロ命令のうち、比較的実
行時間の短い一部のマクロ命令に対して用いられる。一
方、デコーダDEC2は、後述するように、NAND 
−NOR型とされ、比較的動作時間は遅いながらも、消
費電力が小さいことを特長とする。このため、デコーダ
DEC2は、上記マクロ命令のうち、比較的実行時間の
長いマクロ命令に対して用いられる。マイクロプロセッ
サMPUは、最上位ビットのオペレーシッンコードOP
Oをデコードして、上記デコーダDECI及びDEC2
を択一的に動作状態とするデコーダ選択回路DSLを含
む。
第1図において、図示されない主記憶装置からシステム
バスSBを介して供給されるマクロ命令は、前述のよう
に、マイクロプロセッサMPUのキャッシュRAMに一
旦格納される。キャッシュRAMの周辺には、アドレス
デコーダCAD及び出力レジスタCREGが設けられる
アドレスデコーダCADには、アドレスカウントレジス
タACR1から、所定のアドレス信号が供給される。ア
ドレスデコーダCADは、これらのアドレス信号をデコ
ードして、キャッシュRAMの対応するアドレスを選択
状態とする。これにより、キャッシュRAMの選択され
たアドレスから対応するマクロ命令が読み出され、出力
レジスタCREGに取り込まれる。
アドレスカウントレジスタACRは、特に制服されない
が、プラス1回路→・1及びアドレス選択回路ASL 
1を含む、このうち、アドレス選択面1AsLLは、マ
イクロプロセッサMPUの図示されないキャッシュRA
MfilJ御ユニットによって制御され、アドレス演算
回路AAL又は上記プラス1回路+1の出力信号を選択
的にアドレスカウントレジスタACRに伝達する。また
、プラス1回路+1は、アドレスカウントレジスタAC
Hに保持されるアドレスを、カウントアツプする。これ
により、アドレスカウントレジスタACR1には、アド
レス演算回路AALの出力信号が初期値として入力され
、プラス1回路+1によって自律的に順次更新される。
キャッシュRAMの出力レジスタCREGに保持される
マクロ命令。は、前述のように、オペ、レーションコー
ドOPとアドレス部ADを含む、このうち、オペレーシ
ョンコードOPは、特に制限されないが、i+lビット
構成とされ、その先頭ビットOPOは、デコーダ選択回
路DSLに供給される。オペレーションコードOPの残
すのビットOPI〜OPiは、オペレーションコードデ
コーダOPDのデコーダDBCI及びDEC2に共通に
供給される。アドレス部ADは、アドレス演算回路AA
Lに供給される。
デコーダ選択回路DSLは、出力レジスタCREGから
供給される先頭ビットのオペレージコンコードoPOを
デコードして、対応するデコーダ選択信号dsl又はd
s2を択一的にハイレベルとする。これらのデコーダ選
択信号dsl及びds2は、特に制限されないが、マイ
クロプロセッサMPUの図示されないタイミング発生回
路に供給される。タイミング発生回路は、後述するよう
に、デコーダDEC1及びDEC2の動作を制御するた
めの各種タイミング信号を、上記デコーダ選択信号ds
l及びds2に従って選択的に形成する。これにより、
デコーダDEC1及びDEC2が、オペレーションコー
ドOPOに従って択一的に動作状態とされる。
オペレーションコードデコーダOPDは、デコーダDE
C1とDEC2及び先頭アドレス選択回路TASLを含
む、このうち、デコーダDEC1は、後述するように、
NOR形態とされるデコードアレイDAIと同様にNO
R形態とされる先頭アドレスメモリTAM1とからなる
いわゆるN0R−NOR型とされ、高速動作性を特長と
する。
一方、デコーダDEC2は、後述するように、NAND
形態とされるデコードアレイDA2とNOR形態とされ
る先頭アドレスメモリTAM2からなるいわゆるNAN
D−NOR型とされ、低消費電力性を特長とする。デコ
ーダDEC1及びDEC2を構成するデコードアレイ及
び先頭アドレスメモリは、PLA (プログラマブルロ
ジックアレイ)によって形成され、ユーザ仕様に基づい
てオプショナルな構成とされる。
オペレーションコードデコーダOPDのデコーダDEC
1は、キャッシュRAMの出力レジスタCREGから供
給されるオペレージコンコードOPI〜OPiをデコー
ドして、先頭アドレスメモリTAM1の対応する先頭ア
ドレス信号TAIO〜TA1jを出力する。これらの先
頭アドレス信号TAIO〜TAiは、先頭アドレス選択
回路TASLの一方の入力端子に供給される。同様に、
デコーダDEC2は、出力レジスタCREGから供給さ
れるオペレージコンコードOP1〜OPiをデコードし
て、先頭アドレスメモリTAM2の対応する先頭アドレ
ス信号TA20〜TA2jを出力する。これらの先頭ア
ドレス信号TA20〜TA2jは、上記先頭アドレス選
択回路TASI。
の他方の入力端子に供給される。
デコーダDEC1及びDEC2の具体的な回路構成と動
作については、後で詳細に説明する。
先頭アドレス選択回路TASLには、さらにマイクロプ
ロセッサMPυの図示されないタイミング発生回路から
、所定の選択制御信号が供給される。この選択制御信号
は、上記デコーダ選択回路DSLから出力されるデコー
ダ選択信号dsl及びds2に従って形成される。先頭
アドレス選択回路TASLは、上記選択制御信号に従っ
て、デコーダDEC1又はDEC2から出力される先頭
アドレス信号TA 10−TA I J又はTA20〜
TA2jを選択し、アドレス選択回路ASL、2の一方
の入力端子に供給する。つまり、この実施例のマイクロ
プロセッサMPUでは、先頭ビットのオペレージコンコ
ードOPOに従うて、オペレーションコードデコーダO
PDのデコーダDEC1及びDEC2が択一的に動作状
態とされ、これらのデコーダから出力される先頭アドレ
ス信号TA10〜TA1j又はTA20〜TA2jが先
頭アドレス選択回路TASLを介して選択的にアドレス
選択回路ASL2に伝達される。
アドレス演算回路AALは、出力レジスタCRECから
供給されるマクロ命令のアドレス部ADをもとに、各種
のアドレス演算を行う。この実施例のマイクロプロセッ
サMPUでは、特に制服されないが、間接アドレスやイ
ンデックス修飾等による各種のアドレス指定方式が用意
される。アドレス演算回路AALは、マイクロプロセッ
サMPUの図示されないデータRAMやインデックスレ
ジスタ等を参照しながら、各マクロ命令のアドレス指定
方式に応じたアドレス演算を実施し、実行アドレスを決
定する。これらの実行アドレスは、特に制限されないが
、アドレスラッチADLに伝達され、保持される。アド
レスラッチADLに保持される実行アドレスは、さらに
システムバスSBを介して出力されあるいは上記アドレ
スカウントレジスタACR1に供給される。
ところで、アドレス演算回路AALのアドレス演算に要
する時間は、各マクロ命令のアドレス指定方式に応じて
異なり、これによって各マクロ命令の実行時間が変化す
る。この実施例のマイクロプロセッサMPUでは、特に
制限されないが、数百種のマクロ命令が用意され、これ
らのマクロ命令がその実行時間によって二つに分類され
る。また、各マクロ命令がいずれの分類に含まれるかは
、先頭ビットのオペレーションコードOPOによって指
定される。前述のように、オペレーションコードデコー
ダOPDのデコーダDEC1及びDEC2は、このオペ
レーションコードOPOに従って択一的に動作状態とさ
れる。つまり、各マクロ命令によってアドレス演算回路
AALのアドレス演算時間が異なり、この演算時間に対
応した動作速度を持つデコーダDEC1又はDEC2が
択一的に動作状態とされる。
アドレス選択回路A S L 2の出力信号は、タイミ
ング発生回路力〕ら供給されるタイミング信号φrに従
ワて、アドレスカウントレジスタACR2に取り込まれ
、保持される。アドレスカランI・レジスタACR2の
出力信号は、インストラクシッンROMに設けられるア
ドレスデコーダHADに供給されるとともに、プラス1
回路+1に供給される。プラス1回路+1の出力信号は
、アドレス選択回路ASL2の他方の入力端子に供給さ
れる。
つまり、アドレスカウントレジスタACR2には、オペ
レーションコードデコーダOPDから出力される先頭ア
ドレス信号TAIO〜TA1j又はTA2(1〜TA2
jが初期値として入力され、プラス1回路+1によって
順次更新される。
インストラクションROMは、特に制限されないが、マ
スクROMによって構成され、各マクロ命令に対応して
作成される複数のマイクロプログラムを格納する。各マ
イクロプログラムは、−4のマイクロ命令によって構成
され、インストラクションROMの連続する複数のアド
レスに格納される。各マイクロプログラムの先頭アドレ
スは、前述のように、上記オペレーションコードデコー
ダOPDの先頭アドレスメモリTAMI又は先頭アドレ
スメモリTAM2に格納され、与えられたマクロ命令の
オペレーシッンコードOPに従って読み出される。オペ
レージコンコードデコーダOPDから読み出された先頭
アドレスは、アドレスカウントレジスタACR2に初期
値として入力された後、イン、ストラフシランROMの
読み出し動作の進行にあわせて、プラス1回路+1によ
り順次更新される。
インストラクションROMの周辺には、特に制限されな
いが、アドレスデコーダHAD及び出力レジスタIRE
Gが設けられる。
アドレスデコーダIADは、上記アドレスカウントレジ
スタACR2から供給されるアドレス信号をデコードし
、インストラクシッンROMの対応するアドレスを選択
状態とする。
出力レジスタIREGは、インストラクションROMの
璋定されたアドレスから順次読み出されるマイクロ命令
を取り込み、これを保持する。特に制限されないが、出
力レジスタl REGに保持されるマイクロ命令は、マ
クロ命令と同様に、オペレーシッンコードOP及びアド
レス部AD等を含む、このうち、オペレーションコーF
:、OPは、マイクロ命令用のオペレーションコードデ
コーダ10Dによってデコードされ、各制御ユニットC
TLの起動信号とされる。アドレス部AD等は、必要に
応じて各制御ユニットに分配される。
第2図には、第1図のマイクロプロセッサMPUのオペ
レーションコードデコーダOPDに含マれるデコーダD
EC1の一実施例の回路図が示されている。同図により
、デコーダDEC1の具体的な回路構成を説明する。な
お、以下の図において、チャンネル(バックゲート)部
に矢印が付加されるMOSFETはPチャンネル型であ
り、矢印の付加されないNチャンネルMO3FETと区
別して示される。
第2図において、デコーダDEC1は、前述のように、
デコードアレイDAI及び先頭アドレスメモリTAMl
を含む、これらのデコードアレイDAI及び先頭アドレ
スメモリTAMlは、前述のように、PLAによって形
成され、ユーザ仕様に基づいてオプショナルな構成とさ
れる。
デコーダDEC1のデコードアレイDAIは、特に制限
されないが、第2図の垂直方向に配置されるi[のオペ
レーションコード信号線o p 1・771〜opi−
opiと、水平方向に配置されるm+1本のセンス線S
O〜Sm及びこれらのオペレーションコード信号線とセ
ンス線の交点にオプショナルに形成されるNチャンネル
MO3FETQ21〜Q29を含む。これらのMO3F
ETQ21〜Q29は、そのドレインが対応するセンス
線SO〜Smにそれぞれ結合され、そのゲートが対応す
る非反転オペレーションコード信号線Op1〜opi又
は反転オペレーションコード信号線τ丁了〜τ丁ゴにそ
れぞれ結合される。MO3FETQ21−Q29のソー
スは、すべて回路の接地電位に結合される。
デコードアレイDAIのオペレーションコード制限され
ないが、デコーダDEC1の入力レジスタREGIの対
応するビットの非反転出力端子及び反転出力端子にそれ
ぞれ結合される。入力レジスタREGlの各ビットの入
力端子には、上記キャッシュRAMから対応するオペレ
ーションコードOPI〜OPiがそれぞれ供給される。
入力レジスタREG1は、特に制限されないが、キャッ
シュRAMから供給されるオペレーションコードoP1
〜OPlを取り込み、保持する。また、マイクロプロセ
ッサMPUの図示されないタイミング発生回路から供給
されるタイミング信号φds1がハイレベルであること
を条件に、対応するオペレーションコード信号線apl
−τ下コ〜opi−opiを選択的にハイレベル又はロ
ウレベルとする。特に制限されないが、タイミング信号
φdslがロウレベルとされるとき、オペレーションコ
ード信号線opl・opl〜opi−opiは、すべて
ロウレベルとされる。
一方、デコードアレイDAIのセンス線SO〜Smは、
特に制限されないが、対応するCMOSインバータ回路
N1〜N3の入力端子に結合されるとともに、対応する
PチャンネルMO5FETQ1〜Q3を介して回路の電
源電圧Vccに結合される。MO3FETQI〜Q3の
ゲートは共通結合され、タイミング発生回路からタイミ
ング信号φpslが供給される。インバータ回路N1−
N3の出力端子は、対応するCMOSインバータ回路N
4〜N6の入力端子にそれぞれ結合される。
これらのインバータ回路N4〜N6の出力端子は、先頭
アドレスメモリTAM1の対応するワード線WO〜Wm
にそれぞれ結合される。
デコーダDEC1の先頭アドレスメモリTAM1は、特
に制限されないが、第2図の水平方向に配置されるm+
1本のワードUK W O= W mと、垂直方向に配
置されるj+1本のデータ線DO−Dj及びこれらのワ
ード線とデータ線の交点にオプショナルに形成されるN
チャンネルMO5FETQ30〜Q35を含む。これら
のMOS F ETQ30〜Q35のドレインは対応す
るデータ線DO〜DJにそれぞれ結合され、そのゲート
は対応するワード線WO〜Wmにそれぞれ結合される。
また、MO3FETQ30〜Q35のソースは、対応す
るNチャンネルMO3FETQ54〜Q56を介して回
路の接地電位に結合される。これらのM6SFETQ5
4〜Q56のゲートは共通結合され、タイミング信号φ
aすなわちタイミング信号φpd1が供給される。
一方、先頭アドレスメモリTAM1のデータ線DO〜D
jは、特に制限されないが、その一方において、対応す
るPチャンネルMOSFETQ4〜Q6を介して回路の
電?R電圧Vccに結合され、その他方において、対応
するCMOSインバータ回路N7〜N9の入力端子にそ
れぞれ結合される。
M OS F E T Q 4〜Q6のゲートは共通結
合され、上記タイミング信号φpdlが供給される。イ
ンバータ回路N7〜N9の出力信号は、デコーダDEC
Iの出力信号すなわち先頭アドレス信号TA10〜TA
1jとして、先頭アドレス選択回路TASLの一方の入
力端子に供給される。
第4図には、第2図のデコーダDEC1の一実施例のタ
イミング図が示されている。同図により、第2図のデコ
ーダDEC1の動作の概要を説明する。なお、第4図に
は、デコーダDEC2のタイミング図があわせて示され
ている。このため、両デコーダで重複するタイミング信
号については、デコーダDEC1の場合を実線で示し、
デコーダDEC2の場合を点線で示している。デコーダ
DEC2については、後述する。
第4図において、デコーダDEC1の動作は、特に制限
されないが、システムクロックSCに同期して行われる
。オペレージタンコードOP及びアドレス部ADを含む
マクロ命令は、システムクロックSCの立ち上がりエツ
ジに同期して出力レジスタCREGに取り込まれ、アド
レス演葬回路AAL及びデコーダDEC1に伝達される
前述のように、デコーダDEC1は、対応するマクロ命
令の実行時間が比較的短いとき、選択的に動作状態とさ
れる。したがって、デコーダDEC1によるデコード処
理と並行して行われるアドレス演算回路AALによるア
ドレス演算処理は、その処理時間が短く、時点aにおい
て開始され、時点すにおいて終結する。
タイミング信号φpsi及びφdslは、特に制限され
ないが、上記システムクロックSCの反転信号とされる
。また、タイミング信号φpalは、デコーダDEC1
が選択状態とされることで上記タイミング信号φpsi
及びφdslと同時にロウ、レベルとされ、比較的長い
期間ハイレベルとされる。なお、これらのタイミング信
号は、上述のデコーダ選択図1DsLから出力されるデ
コーダ選択開信号dslがハイレベルとされることを条
件に、選択的に形成される。
タイミング信号φpsl、  φdsl及びφpd[が
ともにロウレベルとされるとき、デコーダDBCIのデ
コードアレイDAIでは、MO3FETQI〜Q3が一
斉にオン状態となり、MO3FETQ21〜Q29がす
べてオフ状態となる。このため、センス線so−smは
、対応するMOSFETQI−Q3を介してプリチャー
ジされ、)\イレベルとされる。これにより、先頭アド
レスメモリTAM1のワード線WO〜Wmは、すべてノ
1イレベルとされる。
このとき、デコーダDEC]の先頭アドレスメモリTA
M1では、タイミング信号φpdlがロウレベルとされ
ることで、MO3FETQ4〜Q6が一斉にオン状態と
なり、MOSFETQ54〜Q56がすべてオフ状態と
なる。このため、データ線DO〜Djは、ワード線WO
〜Wmがハイレベルとされるにもかかわらず、対応する
MO3FETQ4〜Q6を介してプリチャージされ、ハ
イレベルとされる。これにより、デコーダDEC1の出
力信号すなわち先頭アドレス信号TAIO〜TAiは、
すべて覧コウレベルとされる。
一方、タイミング信号φpsl、  φdsl及びφp
d・1がハイレベルとされると、オペレージタンコード
信号線01)1・opl〜opi・opiが、対応する
オペレージタンコードOPI〜OPiに従って選択的に
ハイレベルとされる。
デコーダDEC1のデコードアレイDAIでは、タイミ
ング信号φpS1がハイレベルとされることで、MO3
FETQI〜Q3がオフ状態となり、センス線SO〜S
mのプリチャージ動作が停止される。また、MO3FE
TQ21〜Q29が、上記オペレージ四ンコード信号線
o p 1・opl〜op 1−op iに従って選択
的にオン状態となる。
このため、センス線So−3mは、MOS F ETQ
21〜Q29のうち結合されるすべてのMO3FETが
オフ状態とされる1本のセンス線を除いて、−斉にディ
スチャージされ、ロウレベルとされる。言い換えると、
対応する非反転オペレージコンコード信号線opl〜o
pi及び反転オペレーションコード信号線opl〜op
iがすべてロウレベルとされるセンス線SO〜Smのみ
が、択一的にハイレベルのままとされ、先頭アドレスメ
モリTAM1の対応するワード線WO〜Wmが択一的に
ハイレベルの選択状態のままとされる。つまり、デコー
ドアレイDAIは、オペレーシッンコードOPI〜ap
tに対するNOR型デコーダとして機能する。
デコーダDEC1の先頭アドレスメモリTAM1では、
タイミング信号φpct1がハイレベルとされることで
、MO3FETQ4〜Q6がオフ状態となり、代わって
MO3FETQ54〜Q56が一斉にオン状態となる。
このとき、ワード線WO〜Wmは、前述のように、オペ
レーシッンコードOPI〜OPiに従って択一的にハイ
レベルの選択状態とされる。したがって、先頭アドレス
メモリTAM1では、データ線DO〜Djのプリチャー
ジ動作が停止されるとともに、MOSFETQ30〜Q
35のうち選択状態とされるワード線WO〜Wmに結合
されるMOSFETが一斉にオン状態となり、対応する
データ線DO〜Djがこれら17)MOSFET及び対
応するMO3FETQ54〜Q56を介して選択的にデ
ィスチャージされる。その結果、先頭アドレスメモリT
AM1の対応するアドレスに格納されるマイクロプログ
ラムの先頭アドレスが読み出され、インバータ回路N7
〜N9を介して出力される。これらの先頭アドレス信号
TAIO〜TA1jは、特に制限されないが、タイミン
グ信号φrが一時的にハイレベルとされることで、アド
レスカウントレジスタACR2に取り込まれる。
ところで、デコーダDEC1は、デコードアレイDAI
及び先頭アドレスメモリTAMIがともにNOR型とさ
れることで、高速動作できるという特長を持つ、しかし
、デコードアレイDAIを構成するセンス線SO〜Sm
が、サイクルごとに一斉にプリチャージされ、かつ指定
される1本を除いて一斉にディスチャージされることで
、ピーク電流が大きくなり、消費電力が大きくなるとい
う欠点を持つものとなる。
第3図には、第1図のマイクロプロセッサMPUのオペ
レーシッンコードデコーダOPDに含まれるデコーダD
EC2の一実施例の回路図が示されている。同図により
、デコーダDEC2の具体的な回路構成を説明する。
第3図において、デコーダDEC2は、特に制限されな
いが、デコードアレイDA2及び先頭アドレスメモリT
AM2を含む。これらのデコードアレイDA2及び先頭
アドレスメモリTA M 2は、上記デコーダDEC1
と同様に、PLAによって形成され、ユーザ仕様に基づ
いてオプシヨナルな構成とされる。
デコーダDEC2のデコードアレイDA2は、特に制限
されないが、第3図の垂直方向に配置されるi組のオペ
レージジンコード信号線OpI・opl〜opi ′o
piと、水平力l11!にに直86るn+1本のセンス
線SO〜Sn及びこれらのオペレージジンコード信号線
とセンス線の交点にオプシヨナルに形成されるNチャン
ネルMO3FETQ39〜Q47を含む、これらのMO
3FETQ39〜Q47は、センス線SO〜Snに対応
してそれぞれ直列形態とされ、対応するNチャンネルM
O3FETQ36〜Q3Bを介して回路の接地電位に結
合される。MO3FETQ39〜Q47のゲートは、所
定の組み合わせで、非反転オペレージジンコード信号線
opl〜opi又は反転オペレージジンコード信号線o
pl〜aplに結合される。また、MO3FETQ36
〜Q38のゲートは共通結合され、マイクロプロセッサ
MPUの図示されないタイミング発生回路からタイミン
グ信号φds2が供給される。
デコードアレイDA2のオペレーシッンコード制限され
ないが、デコーダDEC2の入力レジスタREG2の対
応するピントの非反転出力端子及び反転出力端子にそれ
ぞれ結合される。入力レジスタREG2の各ビットの入
力端子には、上述のキャッシュRAMから対応するオペ
レージコンコードOPI〜OPiがそれぞれ供給される
。入力レジスタREG2は、これらのオペレージコンコ
ードopt〜OPiを取り込み、保持するとともに、対
応するオペレーションコード信号線apl・apl−o
pi−opiを選択的にハイレベル又はロウレベルとす
る。
デコードアレイDA2のセンス線SO〜Snは、さらに
対応するCMOSインバータ回路NIO〜N12の入力
端子に結合されるとともに、対応するPチャンネルMO
3FETQ7〜Q9を介して回路の電源電圧Vecに結
合される。MO3FETQ7〜Q9のゲートは共通結合
され、タイミング発生回路からタイミング信号φps2
が供給される。インバータ回iN7〜N9の出力端子は
、先頭アドレスメモリTAM2の対応するワード線WO
−Wnにそれぞれ結合される。
デコーダD E C2の先頭アドレスメモリTAM2は
、特に制限されないが、第3図の水平方向に配置される
n +1本のワード線WO=Wnと、垂直方向に配置さ
れるj+1本のデータ線DO〜Dj及びこれらのワード
線とデータ線の交点にオプショナルに形成されるNチャ
ンネルMO3FETQ/に8〜Q53を含む、これらの
MO3FETQ48〜Q53のドレインは対応するデー
タ線DO〜Djにそれぞれ結合され、そのゲートは対応
するワード線W O−W nにそれぞれ結合される。ま
た、MO3FBTQ48〜Q53のソースは、すべて回
路の接地電位に結合される。
一方、先頭アドレスメモリTAM2のデータ線DO〜D
jは、その一方において、対応するPチャンネルMO3
FETQIO〜QL2を介して回路の電源電圧VCCに
結合され、その他方において、対応するC、MOSイン
バータ回路813〜N15の入力端子にそれぞれ結合さ
れる。MO3FETQIO〜Q12のゲートは共通結合
され、タイミング信号φpa2が供給される。インバー
タ回路N13〜N15の出力信号は、デコーダDEC2
の出力信号すなわち先頭アドレス信号TA20〜TA2
jとして、先頭アドレス選択回路TASLの他方の入力
端子に供給される。
次に、上記第4図に従って、第3図のデコーダDEC2
の動作の概要を説明する。
第4図において、デコーダDEC2の動作は、上記デコ
ーダD ’d C1と同様に、システムクロックSCに
同期して行われる。オペレージコンコードOP及びアド
レス部ADを含むマクロ命令は、システムクロックSC
の最初の立ち上がりエツジに同期して出力レジスタCR
EGに取り込まれ、アドレス演算回路AAL及びデコー
ダDEC2に伝達される。
前述のように、デコーダDEC2は、対応するマクロ命
令の実行時間が比較的長いとき、選択的に動作状態とさ
れる。したがって、デコーダDEC2によるデコード処
理と並行して行われるアドレス演算回路AALによるア
ドレス演算処理は、比較的長い時間を必要とし、時点a
において開始され、時点Cにおいて終結する。このため
、デコーダDEC2によるデコード処理も、特に制限さ
れないが、システムクロックSCの3問期分の時間をか
けて比較的ゆっくりと行われる。
タイミング信号φps2及びφds2は、特に制御され
ないが、システムクロック5C(7)1.5周期分の時
間だけロウレベルとされた後、システムクロックSCの
1.5周期分の時間だけハイレベルとされる。タイミン
グ信号φpd2は、デコーダDEC2が選択状態とされ
ることで上記タイミングイa4φps2及びφds2と
同時にロウレベルとされ、比較的長い期間ハイレベルと
される。なお、これらのタイミング信号は、上述のデコ
ーダ選択回路1)SLから出力されるデコーダ選択回信
号ds2がハイレベルとされることを条件に、選択的に
形成される。
タイミング信号φp S2 *  φds2及びφpa
2がともにロウレベルとされるとき、デコーダDEC2
のデコードアレイDA2では、MO3FETQ7〜Q9
が一斉にオン状態となり、MO3FETQ36〜Q38
がすべてオフ状態となる。このため、センス線SO〜S
nは、対応するMO3FETQ7〜Q9を介してプリチ
ャージされ、ハイレベルとされる。これにより、先頭ア
ドレスメモリTAM2のワード線WO〜Wnは、すべて
ロウレベルとされる。
このとき、デコーダDEC2の先頭アドレスメモリTA
M2では、タイミング16号φpd2がロウレベルとさ
れることで、MO5FETQI O〜Q12が一斉にオ
ン状態となる。したがって、データ8110〜DJが、
対応するM OS F E T Q 10〜Q12を介
してプリチャージされ、ハイレベルとされる。これによ
り、デコーダDEC2の出力信号すなわち先頭アドレス
信号TA20−TA2jは、すべてロウレベルとされる
次に、タイミング信号φp S 2 +  φds2及
びφpd2がハイレベルとされる。このとき、オペレー
ションコード信号線Qp110p1〜opi・opiは
、オペレーションコードOPI〜OPiに従って選択的
にハイレベルとされる。
デコーダDEC2のデコードアレイDA2では、タイミ
ング信号φp32がハイレベルとされることで、MO3
FETQ7〜Q9がオフ状態となり、センス線SO〜S
nのプリチャージ動作が停止される。また、タイミング
信号φds2がハイレベルとされることで、MO3FE
TQ36〜Q3Bが一斉にオン状態となり、MO5FE
TQ39〜Q47が対応するオペレーションコード信号
MA。
Pl・Opl”opi−opiに従って選択的にオン状
態となる。このため、MO3FETQ39〜Q47のう
ち結合されるすべてのMOSFETがオン状態とされる
1本のセンス線SO〜Snだけが択一的にディスチャー
ジされ、ロウレベルとされる。言い換えると、非反転オ
ペレーションコード信号tllopl〜opt及び反転
オペレーシッンコード信号線7丁ゴ〜7丁ゴが対応する
組み合わせで一斉にハイレベルとされるセンス線SO〜
Snのみが、択一的にロウレベルとされ、先頭アドレス
メモリTAM2の対応するワード線WO〜Wnが択一的
にハイレベルの選択状態とされる。
つまり、デコードアレイDA2は、オペレーションコー
ドOPI〜OPiに対するNAND型デコーダとして機
能する。
デコニダDEC2の先頭アドレスメモリTAM2では、
タイミング信号φpd2がハイレベルとされることで、
MO3FETQIO〜Q12がオフ状態となり、データ
線DO〜Djのプリチャージ動作が停止される。このと
き、ワード線WO〜Wnは、前述のように、オペレーシ
ョンコードOP1〜OPiに従って択一的にハイレベル
の選択状態とされる。したがって、MO3FETQ48
〜Q53のうち選択状態とされるワード線WO〜Wnに
結合されるMOSFETが一斉にオン状態となり、対応
するデータ線DO〜DjがこれらのMOS F ETを
介して選択的にディスチャージされる。その結果、先頭
アドレスメモリTAM2の対応するアドレスに格納され
るマイクロプログラムの先頭アドレスが読み出され、イ
ンバータ回路N13〜N15を介して出力される。これ
らの先頭アドレス信号TA20〜TA2Jは、特に制限
されないが、タイミング信号φrが一時的にハイレベル
とされることで、アドレスカウントレジスタACR2に
取り込まれる。
ところで、デコーダDEC2は、デコードアレイDA2
がNAND型とされることで、その動作速度が比較的遅
いという欠点を持つ、しかし、デコードアレイDA2を
構成するセンス線5O−Snが、択一的にディスチャー
ジされることで、ピーク電流が小さくなり、低消費電力
化できるという特長を持つものとなる。デコーダDEC
2が動作状態とされるとき、アドレス演算回路AALの
アドレス演算に要する時間は相応して長くなる。
このとき、上記タイミング信号φrは、デコーダDEC
2の動作速度にあわせて比較的遅いタイミングでハイレ
ベルとされ、インストラクションROMの読み出し開始
時間も遅くされる。
以上のように、この実施例のマイクロプロセッサMPU
は、マイクロプログラム方式を採り、マイクロプログラ
ムを格納するインストラクションROMと、与えられた
マクロ命令のオペレージコンコードOPをデコードして
上記インストラクションROMの対応するマイクロプロ
グラムの先頭アドレスを出力するオペレーションコード
デコーダOPDを含む。この実施例において、オペレー
ションコードデコーダOPDは、NOR型のデコードア
レイDAI及びNOR型の先頭アドレスメモリTAM1
からなるいわゆるN0R−NOR型のデコーダDECI
と、NAND型のデコードアレイDA2及びNOR型の
先頭アドレスメモリTAM2からなるいわゆるNAND
 −NOR型のデコーダDEC2とにより構成される。
これらのデコーダDEC1及びDEC2は、高速動作性
及び低消費電力化の2点においてそれぞれあい反する特
長を持ち、各マクロ命令の実行時間に応じて択一的に動
作状態とされる。これにより、オペレーションコードデ
コーダOPDの動作速度が、高速性を要するマクロ命令
に対応して実質的に高速化されるとともに、総合的にピ
ーク電流が削減され、低消g!、電力化される。このた
め、オペレージ5ンコードデコーダOPDを含むマイク
ロプロセッサMPUのサイクルタイムが高速化され、低
消費電力化が図られるものである。
以上の本実施例に示されるよ・)に、この発明をマイク
ロプログラム方式を採るマイクロプロセッサのオペレー
ジコンコードデコーダ等に通用することで、次のような
作用効果を得ることができる。
すなわち、 (1)マイクロプログラム方式を採るマイクロプロセッ
サのオペレーションコードデコーダ等を、比較的実行時
間の短いマクロ命令に対応して設けられる高速デコーダ
と、比較的実行時間の長いマクロ命令に対応して設けら
れる低速デコーダとにより構成し、これらのデコーダを
、各マクロ命令の実行時間に応じて択一的に動作状態と
することで、高速動作を必要とするマクロ命令に対する
オペレーションコードデコーダの動作速度を実質的に高
速化できるという効果が得られる。
(2)上記(11項により、高速動作を必要としないマ
クロ命令に対するオペレーションコードデコーダのピー
ク電流を削減し、その低消費電力化を図ることができる
という効果が得られる。
(3)上記+1lllj(及び(2)項により、オペレ
ーションコードデコーダの高集積化を図ることができる
という効果が得られる。
(41上記111項一 (31項により、オペレーショ
ンコードデコーダを含むマイクロプロセッサ等の高速化
と低消費電力化を図り、あわせてその高集積化を図るこ
とができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない0例えば、第1図におい
て、オペレーションコードデコーダOPDの先頭アドレ
ス選択回路TASLは、デコーダDEC1及びDEC2
の出力が結線論理可能な場合には不要となるが、この場
合、デコーダDEC1及びDBC2が択一的に動作状態
とされることで、実質的な出力選択回路を構成するもの
と考える。第1図の実施例では、デコーダDBCI及び
DEC2に対して共通のオペレーシッンコードOPI〜
OPiが供給されるが、マクロ命令の構成に余裕がある
場合、デコーダDEC1及びDEC2に異なるビット数
のオペレーションコードが供給されることもよい。また
、デコーダ選択回路DSLには、特に先頭ビットのオペ
レーシッンコードOPOが供給される必要はないし、デ
コーダ選択回路DSLは、複数ピントのオペレーション
コードをデコードするものであってもよい。第2図及び
第3図において、入力レジスタREGI及びREG2は
、キャッシュRAMの出力レジスタCRE Gを兼用す
るものであってもよい。また、各デコーダのデコードア
レイは、PLAでなく通常のM OS F E Tによ
り構成されるものであってもよい。さらに、第1図に示
されるマイクロプロセッサMPUのブロック構成や、第
2図及び第3図に示されるデコーダDECI及びDEC
2の具体的な回路構成ならびに各命令やタイミング信号
の組み合わせ等、種々の実施形態を採りうる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるマイクロプログラム
方式を採るマイクロプロセッサのオペレーションコード
デコーダに通用した場合について説明したが、それに限
定されるものではなく、例えば、オペレーションコード
デコーダとして単体で形成される論理築積回路や同様な
デコーダを含む各種のディジタル隻積回路等にも通用で
きる0本発明は、少なくとも必要とされるデコード処理
時間がデコードされるコードに従って段階的に異なるデ
コーダ及びこのようなデコーダを含む半導体集積回路装
置に広く通用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、マイクロプログラム方式を採るマイクロ
プロセッサのオペレーションコードデコーダ等を、比較
的実行時間の短いマクロ命令に対応して設けられる高速
デコーダと、比較的実行時間の長いマクロ命令に対応し
て設けられる低速デコーダとにより構成し、これらのデ
コーダを、各マクロ命令の実行時間に応じて択一的に動
作状態とすることで、実質的にオペレーションコードデ
コーダの動作の高速化と低消費電力化をあわせて図るこ
とができる。これにより、オペレーシッンコードデコー
タヲ含ムマイクロプロセッサ等の動作を高速化し、その
低消費電力化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
@1図は、この発明が通用されたマイクロプロセッサの
一実施例を示す部分的なブロック図、第2図は、第1図
のマイクロプロセンサのオペレーションコードデコーダ
に含まれる第1のデコーダの一実施例を示す回路図、 第3図は、第1図のマイクロプロセッサのオペレーショ
ンコードデコーダに含まれる第2のデコーダの一実施例
を示す回路図、 第4図は、第1図のマイクロプロセッサのオペレーショ
ンコードデコーダの一実施例を示すタイミング図である
。 MPU・・・マイクロプロセッサ、SB・・・システム
バス、CRAM・・・キャッシュRAM。 ACRI、ACR2・・・アドレスカウントレジスタ、
+1・・・プラス1回路、ASLI、AsL2・・・ア
ドレス選択回路、CAD、IAD・・・アドレスデコー
ダ、CREG、IREG・・・出力レジスタ、OPD・
・・オペレーションコードデコーダ、DECl、DEC
2・・・デコーダ、DAI、DA2・・・デコードアレ
イ、TAMl、TAM2・・・先頭アドレスメモリ、T
ASL・・・先頭アドレス選択回路、DSL・・・デコ
ーダ選択回路、AAL・・・アドレス演算回路、ADL
・・・アドレスラッチ、lROM・・・インストラクシ
ョンROM、IOD・・・マイクロ命令用オペレーショ
ンコードデコーダ、CTL・・・制御回路。 REGI、REG2・・・入力レジスタ、N1〜N15
・・・インバータ回路、Ql−Ql2・・・Pチャンネ
ルMO3FET、Q21〜Q53・・・NチャンネルM
O3FET。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の入力信号を受け比較的高速で動作する第1の
    デコーダと、上記入力信号を受け比較的低速で動作する
    第2のデコーダと、上記第1又は第2のデコーダの出力
    信号を選択的に伝達する実質的な出力選択回路とを具備
    することを特徴とする半導体集積回路装置。 2、上記第1及び第2のデコーダは、択一的に動作状態
    とされることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    半導体集積回路装置。 3、上記半導体集積回路装置は、マイクロプログラム方
    式を採るプロセッサであり、上記入力信号は、上記プロ
    セッサのマクロ命令を構成するオペレーションコードで
    あって、上記第1及び第2のデコーダは、プログラマブ
    ルロジックアレイにより構成され、上記オペレーション
    コードをもとに上記プロセッサのインストラクションR
    OMの先頭アドレスを得るためのものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の半導体集
    積回路装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008123410A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Yamaha Corp デジタル信号処理装置
US9535699B2 (en) 2012-03-09 2017-01-03 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Processor, multiprocessor system, compiler, software system, memory control system, and computer system
US11720366B2 (en) 2020-04-10 2023-08-08 Fujitsu Limited Arithmetic processing apparatus using either simple or complex instruction decoder

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JP2008123410A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Yamaha Corp デジタル信号処理装置
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