JPH01319614A - 高炉の操業方法 - Google Patents

高炉の操業方法

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JPH01319614A
JPH01319614A JP14980788A JP14980788A JPH01319614A JP H01319614 A JPH01319614 A JP H01319614A JP 14980788 A JP14980788 A JP 14980788A JP 14980788 A JP14980788 A JP 14980788A JP H01319614 A JPH01319614 A JP H01319614A
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slip
furnace
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blast furnace
blow
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木口 満
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • C21B5/006Automatically controlling the process

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高炉の操業方法に係り、詳しくは、スリップと
吹抜けを炉内装入物面の降下量、炉頂ガス組成中のN2
濃度及び炉頂ガス温度の変化で認知し、がっ、これら両
者が操業に与える影響を評価し、適切なアクションを実
施する口とが可能な高炉の操業方法に係る。
従  来  の  技  術 一般に、高炉操業において、装入原料の降下状態を管理
することが重要C゛、炉上部がら一定量の熱風を送り、
炉上部から一定スピー1・で装入原料を降下させ、熱バ
ランスを保つことが必要であると云われている。換言す
ると、高炉内部では炉上部から装入された例えば鉄鉱石
等の装入原料力(下降する間に、段階的に昇温、還元、
溶融等の各過程を紅で、全体の熱的バランスが保たれる
しかしながら、炉内にスリップや吹抜+1等が生じると
、装入原料を上記過程を経ずに落トし、また、熱バラン
スがくずれ、操業上に大ぎな障害になる。
すなわら、第4図はスリップの発生態様の説明図であっ
て、第4図に示すように、高炉1の内部で特定の部位−
ご装入原料の降下が一時的に停ン吊したときには、その
停滞部分2によって昇;帰、還元が遮断されるため、こ
れらの不連続部が生じる。また、停滞部分2が形成され
ても、その下方の装入原料4はそのまま降下する結果、
停滞部分2の上部には装入原料4の到来がなく空洞3が
生じる。
その後、停)m部分2は自重により第5図て矢印に示す
如く下方に落下し、空洞3が消失しく消失した空洞は第
5図で示づ。)、スリップが発生ずる。
しかし、スリップが発生すると、−時的に降下が遮断さ
れて滞留している停滞部分2やその上の装入原料が未昇
;晶、未還元ののままで炉下部に急激に降下することに
なって、熱的バランスがくずれ、高炉操業に重大な影響
をおよぼす。
また、このスリップは炉内現象としては炉上部の装入原
料表面の急降下という形で現われるため、装入原料上面
に設置した差指にJ、って第6図に示すように差指の深
度差とし−C検出される。
これに対し、停滞部分が形成されても上方の装入原料の
6下を遮断して下方に大ぎな空洞を形成するほど、停滞
部が強固でないときには、停滞部分が破壊される。この
ときには、上位の装入原料層では著しく空隙が大きくな
り、その部分にカスが集中して流れ、吹抜けと呼ばれる
炉内現象が発生し、この現象が発生ずると、スリップの
ときと同様に熱的バランスをぐずづことになる。
このスリップの影響は炉下部で発生時に人きく、この理
由は、炉下部ではスリップ時にFeO+C→Fe+CO
+Q、の反応が起こるのに対し、炉上部ではFe、03
+C0−rFe−1−Co21−02の反応が起こり、
反応熱01が反応熱02より太きいがらである。このた
め、スリップの発生時には、その発生場所で区別し、そ
れに応じた対処をとる必要がある。
また、吹抜けが発生したときには、炉頂〕Jスの温度が
上背し、これに併せて、炉内カスの反応効率が低下する
。しかし、一般に行なわれているアクションは、炉頂ガ
ス温度の上昇によって設備が損傷(劣化)Vるのを防ぐ
ために、送風量を下げて、炉頂ガス温度を低下させてい
るのみである。従って、スリップ、吹抜Cプともに炉内
ガスの反応効率が低下し、装入原料の降下が少ないのに
も拘らず、これに対して何んらアクションをとらないた
め、炉内で異常な吸熱反応が起こり、炉の熱1/ベルが
大巾に低下する。
そこで、従来がら高炉操業法として、これらスリップや
吹抜けを検知かつ防止する種々の方法が提案されている
。しかし、これら従来法では、実際にその目的を達成す
るには到っていない。
まず、特開昭55−125207号公報には、高炉の送
用条件、炉頂ガス組成、装入原料組成、溶銑組成等を計
測し、これら各s1測値を用いて、シ11々の炭素収支
よって炉内で消費されているコークス消費速度を算出し
、このコークス消費速度と酸素収支よって銑鉄生産速度
を算出し、この算出速度をもとに炉内での固体体積減少
に基づく荷下り速度を算出すると共に、炉頂においても
差指の検尺若しくは原料の装入量を基に実績荷下り速度
を求め、これらの荷下速度の所定ヂi7−ジ数における
平均荷下り速度を比較することにより、所定の式により
荷下り状況を判定し、その結果によって、装入原ネ」の
荷下りを調整する方法が記載されている。
また、特開昭59−83707号公報(こは、ザウジン
グロツドからの荷下り深さと荷下り速度から荷下り異常
を統計的に判定し、荷下り異常の回数と荷下り異常時の
荷下り深さとから、マ[・リックス組合せにより荷下り
状況を指数化し、この指数からスリップ等の炉況を管理
する1ノ法が記載されている。
また、特開昭57−76108号公報には、高炉の半径
方向形状モデルにより、半径方向各位置にお(J8鉱石
量、コークス量、ガス流量、装入原料粒度空隙率J5よ
び吹抜(〕指標を詐出し、半径方向各位置の吹抜け指標
が所定の指標となるよう、鉱石量/コークス量、コーク
スベース、送11重油吹込み量等の断面平均操作量等を
制御して吹抜けを防止する方法が記載されている。
また、特開昭58−71340号公報には、炉頂圧力と
高炉高さ方向のシャフト圧とから圧力損失を求めると共
に、炉頂がらシャツ1〜圧測定位置までの間の装入原料
の荷重を求め、そこで、各シャツ1〜圧測定位置におい
てこの圧力損失と装入原料の荷重との比を求めで、この
比が、棚吊り、スリップ若しくは吹抜は等を発生させな
い条件を渦たJ−よう、送風する方法が記載されている
また、特開昭62−270712号公報には、高炉の各
種廿ンザーからのデータに基づいて荷下り速度、圧力損
失、シャフト圧ツノ、シャフト温度、固定ゾンデの温度
、ガス利用率、炉口ゾンデの温度等高炉状況を示す各種
データを作成してから、この各種データをその基準デー
タと比較して真偽データを作成し、この真偽データのほ
か、高炉についての経験、実績等に基づいて、吹抜+:
l、スリップ等を予測する方法が記載され−Cいる。
しかしながら、これら方法は基準になる測定データの精
度に問題があり、スリップと装入原料の炉内中心部への
流込みを示す流込みとの区別に支障があり、炉況異常を
検知しても異常が定量的評価できず、その異常゛稈度に
応じて適切なアクションをとることができない。
また、スリップが発生した場合には、上記の如き方法を
とることな(、実際の操業では、差指の状況によって、
スリップの大きさをf11断し、これに基づいてそれに
対応するアクションがとられている。すなわち、第7図
に示すように、スリップが発生ずると、差指の深度差が
犬きくなり、その大、小によってスリップの程度、大小
を評価検出している。しかし、このように差指によって
スリップを検知すると、スリップ以外のものまでも、ス
リップとして誤って検出される。すなわち、差指によっ
て検出する場合には、第8図に示すように、重!I5を
装入原料4の表面に置き、この表面の下降と共に重錘5
が降下するため、重錘5の降下によって炉内の装入原料
4のしへルを検知する。しかし、所謂流込みでも、高炉
1内の装入原料4が降下中に中心部に移動し、この装入
原料の中心部への移動とともに重錘5も低い中心部に移
動し、差指の動きはスリップのとぎと同じになり、差指
のみではスリップと流込みとの区別ができない。
発明が解決しようと1−る課題 本発明はこれらの問題を解決することを目的とし、具体
的には、従来技術では差指によるスfノツプ検知ではス
リップと流込みとの区別ができず、これらに対応づるア
クションができないこと、また、吹抜けの発生時の炉内
カスの反応効率の低下に対する評価が困難でこれに対応
するアクションが適切に行なうことができないこと、更
に、このような炉内状況の異常を正確に検出し、適切な
アクションを実施する高炉の操業方法が未だ研究、開光
され−こいないこと等の問題を解決することを目的とす
る。
課題を解決するための 手段ならびにその作用 ずなわら、本発明方法は、高炉炉内の装入原料の降下量
に基づいて、スリップ、吹抜(プ等の炉況異常事態を検
知して、高炉操業を行なう際に、連続する少なくとも2
つのバッチ装入間で埋込み時のレベル差を測定し、この
レベル差が予め定めた所定値を越えたときにスリップと
判定し、前記1くベル差が前記所定値以下で炉頂カス温
度が急上昇したときに吹抜けと判定して、操業条件を制
御することを特徴とする。
また、本発明方法は、スリップ及び吹抜けの判定前後の
炉頂カス組成中のN27農度の変化をもとにスリップ及
び吹抜けの発生強度を予測し、この予測強度に基づいC
操業条件を制1ifl することを特徴とする。
更に、本発明方法は、高炉の炉体を円周方向で複数個に
区画して、各区画毎に前記レベル差を測定し、これら各
区画毎に前記レベル差が前記所定値を越えたときにスリ
ップと判定し、ifJ記レベル差が前記所定値以下て炉
頂ガス温度の急上昇したときに吹抜(ブと判定して、操
業条件を制御することを特徴とする。
そこで、これらの手段たる構成ならひにその作用につい
て更に具体的に説明すると、次の通りである。
まず、本発明者等は、炉内におけるスリップと流込みと
を差指によって区別し、これを定量化して把握するため
に、操業データを解析しU1究したところ、装入原料埋
込み時にレベル差(△l)の存在を確認することが必要
であることがわがった。
そこで、更に進んで、装入原石表面レベルが確実に下が
っていることを確認するために、連続する2つのバッチ
について原料装入時のレベル(埋込み時の1ノベル)を
比較してその差(△l)を求めたところ、この差(△l
)によってスリップと流込みとが区別できることがわが
った。
すなわち、第9図(a)はスリップ発生の場合を示す差
指の説明図であり、第9図(1))は流込みの場合を示
J−差指の説明図である。スリップ発生のときには、単
位バラf装入の埋込み時のレベルと、次のバッチ装入の
埋込み時のレベルとの間でレベル差(△l)があり、こ
のレベル差(△l)がある値以上になっているとぎには
、スリップが発生し、レベル差(△l)の大きさにより
スリップの大きさが評価される。一方、第9図(())
に示ずように、差指の深度差が人ぎくあられれているが
、連続覆−る2つのハツチ間において埋込み時のレベル
差(△l)がほとんど認められない。この場合は流込み
と評価される。
更に詳しく説明すると、スリップが発生しているときに
は、実際に装入原料が降下しでいる。
このために、次バッチの装入においても差指が大きく下
がり、レベル差(△l)も大きな値となる。これに対し
、流込みが発生しているときには、差指に変化が表われ
ても、実際には原料力(降下していないため、次ハツチ
の装入では差指はほとんど下がらず、1ノベル差(△l
)は小さな値になる。
また、スリップの検出精度を上げるために、高炉の炉体
を円周方向で複数個に区画し、各区画毎にレベル差(△
Il)を検出し、スリップを検出することもできる。こ
のように炉内を複数個に分けて各区画に差指(炉内装入
物表面レベルセンサー)のデータを用いてレベル差(△
l)を検出する場合に、次の通りに境界値、α、β、γ
・・・・・・等を定めて、スリップの発生を検出する。
(1)少なくとも2つの方向で17ベル差(△11、△
12)が生じているとき、 △It1>α、△II2>βのときにスリップありとす
る。
(2)1つの方向だけが著しく降下し、大きなレベル差
(△j?1)が生じているとき、△I11>γのときに
スリップありとする。
すなわち、(1)のケースは、2つ若しくは2つ以上の
方向でスリップとずべきレベル差がそれぞれ生じている
場合であって、比較するレベル差は、スリップとして認
識すべきレベル差及びスリップを区別する規模の小さな
レベル差とし、これらを同時に満たされた時にスリップ
とする。
ここで、判定レベル差を小とし、他区画との比較で行な
う理由は、スリップの与えた降下量の影響を評価するた
めである。また、(2)のケースは局部的なスリップで
あることがら、単独で炉況に与える影響が人となるレベ
ル差をそれぞれスリップ判定の境界値とする。従って、
境界値はγ〉αさβの関係になる。
また、上記の如く、複数個の方向でレベル差(△l)を
検出してスリップの発生を検知する場合、装入原料の表
面が降下し、その降下量、つまり、レベル酸△11、△
12・・・・・・が生じたとぎ、表面降下と炉熱の低下
との間には、第10図に示す如く、強い関係が認められ
ない。これに反し、装入原料の表面の降下量がある値以
上のとぎには、その前後のか頂ガス組成中の分圧として
の△N2の変化量は炉熱の低下度に対して実用に耐える
ことができる強い関係が第12図に示J−如く認められ
る。このところから、本発明方法においCは、N2%に
よってスリップの大ぎさを評価する。
ずなわら、N2%は炉頂カスのガス組成中のN2分圧と
しての温度を示すものである。この理由は、炉下部でス
リップが発生した場合には、ある程度還元された装入原
料(Fe203→Fed)について、 FeO+ Go−J Fe 4− Co2Co、+C→
2GO FeO+ Q−+ Fe + G。
の反応が急速に生じる結果、炉頂ガス組成中のN2%が
低下するがらである。
そのために、スリップが炉況に与えた影響を炉下部での
反応の指標となる炉頂カス中のN2%で評価するとスリ
ップ発生前と発生後のN2%低下巾の大小によってスリ
ップの大ぎさが評価できる。換言すると、N2自体は高
炉内部の反応に寄与せず、従って、N2量の絶対値を用
いてのスリップの大小の評価は困難である。
しかし、スリップ発生のときには、上記の如く、N2%
は変化し、このため、スリップ発生前と発生後の炉頂ガ
ス中のN2%の変化量でスリップの犬きざは評価でき、
好ましくは、次のN2%の変化量で求める。炉頂ガス中
N2の変化量(△N2 )を経時的に示すと、第11図
に示す通りに変化する。第11図において、↓表示の時
期でスリップが生じ、スリップ発生後はN2%の大幅な
低下が見られ、スリップの評価に用いることの好適であ
ることがわかる。この炉頂カス中のN2%の変化中、ス
リップの発生する直近の最大値とスリップ後の最小値と
の差をN2%の変化量としてスリップ評価に利用すれば
、スリップ発生前の炉況の異常を含め、評価できること
になり、スリップ程度の定量的評価がより正確になる。
なJ5、図中11.12は、それぞれスリップ発生前と
発生後の直近時間を示し、tl は10〜50分間、1
2は60分間程度である。更に、炉頂ガスの分析は連続
的に行なうことができ、N2%は精度良く求めることが
できるほか、N2%の最大値、最小値はN2%の変化率
から計算機により自動的に求めることができる。
また、装入原料面の降下量が小さくても、炉頂ガス温度
の急激な上昇や炉■負ガス中N2濃度に大きな変化が生
じることがある。ここではこれを吹抜けと定義するが、
このとき、炉頂カス温度上昇量と前記スリップの評価時
と同様N2%の変化量の指標で吹抜けを評価ずればよい
ことがわがった。
そこで、以上の通りに高炉操業する際の好適例を挙げる
と、次の通りである。
1、スリップの認知 △Z1 >αがつ△12〉β・・・・・・(1)△11
 >γ   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(
2)の関係が成立したときには、スリップ有りと認知す
る。
ここで、a−0,6〜1.2m (平均0.9m)β−
0,3〜0.8用(平均0.(3m)γ−1,5〜2.
5m (平均2,0m126 スリップを炉熱への影響
度から、人、中、小に区分する。
a)△N2 < 81で、(1)あるいは(2)に示す
式が成立し、△11<+)、のときには、スリップが小
さく、炉熱への影響が小さい。
b) a、 < ΔN2 < a2で(1)あるいは(
2)で示す式が成立し、△11<blのときには、スリ
ップは中程度で、炉熱への影響も中である。
C)△N2 > a2で(1)あるいは(2)で示す式
が成立し、△11>b、のときには、スリップが大きく
、炉熱への影響が人である。
ここで、al < a、。
b1ニスリップを区別できる△l値 なお、途中で、法理1湿分ヤ酸素冨化率等の条作力(変
更されると、水分の分解によるカス量変化、装入N2量
の変化等によって、N2’lfA度が変化する。この変
化は理論的に吟味の上で、N2)震度を補正し−C5基
準状態と条件を同等(こづ−る。
ここで、スリップと認知すべき量β(ま0,3m以上と
する。この理由はC0,3m未満でき流込Jメとの区別
ができなく、好ましく(ま、β(ま0.6m以上として
明確な区別化を11なう。
また、局部的に生じるスリップが炉に与える影響大と評
価できる量としC1γは少なくとも1.5m以上であり
、りfましくは2m以上とすることにより区分てきる。
なお、α、βは組合せで評価する場合の降下量であるこ
とから、αはβとγ両者の中間値をどる。すなわち、局
部的にスリップを生じIこ場合、γに)ヱする降小量で
なく、炉にへえる影響(基中規模、まIこ、スリップと
の区別を行なう認知最に比へ人と評価でき、かつ、他部
分でもIll下が生じているとの状況下でスリップを検
出2−?l−る。
また、スリップの大きさ等の評価は次のように行なう。
スリップの認知後のN2濃度の変化量を必要区別に区切
り、つまり、評価したい数に区別しN2’tlA度の大
小によりスリップ強度を求める。
また、スリップ認知時の降下量を上記の如く、人、中と
規模(こより分(プてN2 i11度の変化量とを組合
せることでスリップ強度を求めることができる。
すなわら、 (1)スリップ発生時、N21度の変化量は、その差異
が少なくとも0.2%以上明確なものとして0.5%以
上生じており、大規模なものでは7%以上に達する。こ
41は本発明法によってN2ンIt度差(△N2 )に
よって検知すると、測定できる。
従って、0.2〜7 % (7%を越える量としても良
L1)のN2濃度差(△N2 )を必要区分に区切って
、この区切った各段階別にスリップ強度を設定すること
により、スリップの大きざの評価が、各段階に分けて評
価できる。例えば、(1)又は(2)の式を満たし、N
2淵度差(△N2 )を0.2〜7%で区切った場合、
(1)段階に区切って、その各区切りヲ8.、a2・・
・・・・al−1と表示する。)1)△N2<0.2%
・・・・・・スリップ強度1(al ) 2) 0.2%・〜△N2<a、、・・・・・・スリッ
プ強度?(al ) 3)a2  て△N2〈a3・・・・・・スリップ強度
34) a fn−+) <△N2<a、、・・・・・
・スリップ強度1]とすることができ、各強度(二対応
じて採るべき高炉操業アクションを予め設定する。
(2)スリップ発生規模とN2濃度差、△N2の区分を
組合せることで、次のスリップ強度に分類できる。ここ
で、スリップ規模の小、中又は中、人を111、C2と
すると、(1)又は(2)式を満たし、■△N2 <8
1  △1口<1〕1 ・・・スリップ強度小■ai 
<△N、<a、、  △ln<111 ・・・スリップ
強度中(懸△N2>a2  △l n> l]1・・・
・・・スリップ強度大また、大規模スリップの場合のみ
を細分化し、■△13こ・1〕1  △12>β・・・
・・・スリップ強度1■△L>l)2  △l、>β・
・・スリップ強度2■a2 <△N2〈a3・・・・・
・スリップ強度3■△N2〉al−1・・・・・・スリ
ップ強度nと評価することができ、))は高炉操業上必
要な精度で定めれば良い。
また、吹抜けの判定は次の通りに行なう。
吹抜けは炉頂ガス温度の急変をもって判定する。吹抜(
プの区別は直近のカス温度の最大値をもって判定し、少
なくとも300 ’C以上とすることで吹抜けの発生が
検知可能であり、好ましくは、400℃を越えた段階で
吹抜(′:Iとすれば、炉に与える影響を持つ吹抜けが
検出できる。
これもΔN2をもとに強度別に分は評価することができ
、その例を示すと、 ■吹抜(プ発生(差指△ll−,lとα、β、γの比較
と炉頂温度から区別)・・・・・・強度1■吹抜は発生
がつa2<△N2〈a3・・・・・・強度2■吹抜け発
生がつ△N2>ah    ・・・・・・強度11以上
述べた各スリップ強度、吹抜(プ強度に従つCYめ操業
に対するアクション量を定めた例を示す。
ここで、BVは送風流量を示し、減風割合で表示、CR
Iまコークス比を示し、上昇値(g荷量)で表示、ブラ
ンクとは鉱石装入なしを表示、チャージ数を表わず。
なお、この表は吹抜け、スリップ毎に待つこともでき、
評価上同様と児なぜるなら一つの表として用意しておく
ことができる。また、炉況に及ばず影響を定量的に評価
する各強度となるため、アクションの設定も容易である
なお、この表から定められるアクション量は、過去のア
クションリレキと比較され、過去のリレキをもとに最終
アクションが決定される。
実施例 実施例1゜ 高炉操業において第1図に示す如く、連続するハツチ装
入間で、レベル差△11、△12をみた。時間t1にお
い一〇スリップが発生した。
しかし、このときの△N2の評価は「小スリップ」てあ
り、アクションはとらず、以降も炉頂温度、ΔN、に変
化はなく、アクションはとることなく、炉況は安定した
実施例2゜ 実施例1と同様に、レベル差△11、△12をみたとこ
ろ、第2図に示す通りであった。この場合は、時間t]
においてスリップが発生した。この11 時点での評価
では「小スリップ」であり、アクションはとっていなか
ったん(,12時点では△N2が低下し、「スリップ強
度3Jを検知した。このため、送風量を700ON m
3/nl i nから560ON m3/m i nに
下げ、コークス比を20klJ/を上け、ブランクチャ
−ジを1チヤージ装入した。更に、13時点ではΔN2
が更に低下し、「スリップ強度5」を検知した。この時
には、減風200ONm3/m i n、コークス比5
0 kgバ、ブランクチャージ3チヤージのアクション
に対応するが、既に実施したアクションを?i1i正し
、送J!Ill量を500ON n13/nl!nM■
げ、更にコークス比30 l<a / tアップ、ブラ
ンク2チヤージ装入を実施した。
実施例3 実施例1と同様に、レベル差△11、△12をみJこと
ころ、第3図(こ示す通りであった。すなわら、1時点
でスリップは発生していないが、炉頂温度が上昇し、Δ
N2も低下し、「吹抜(ブ強度2」を検知した。このた
め、送風流量を700ONm3/ m i nから56
0ON m3/minに下げ、コークス比を20 kg
/ t J二け、ブランクチャージを1ヂヤージ装入し
た。更に12時点では△N2が低下し、′吹抜は強度3
」を検、知した。このため、既に実施したアクションを
補正し、送風量を500ON lll3/m i I′
lに下げ、コークス比を10kg/lアップ、ブランク
チャージを1チA7−ジ装入した。
〈発明の効果〉 以上説明したよう[こ、本発明方法は、高炉炉内の装入
原料の降下量に基づいて、スリップ、吹抜は等の炉況異
常事態を検知して、高炉操業を行なう際に、連続する少
なくとも2つのバッチ装入間で埋込み時のレベル差を測
定し、この1ノベル差が予め定めた所定値を越えたとき
にスリップと判定し、前記レベル差が前記所定値以下で
炉頂カス温度が芯上昇したときに吹抜けと判定して、操
業条件を制御することを特徴とJ−る。
従って、本発明法によれば、高炉の操業におけるスリッ
プと流込みとの差別やスリップと吹抜けとの区別ができ
るため、これら炉況異常に対応するアクションをとるこ
とができ、従来法に比べて効率よく操業を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図ならびに第3図はそれぞれ本発明方法の
各実施例のタイムフローを示ず各説明図、第4図は高炉
の装入原料の停滞部の発生を説明1゛る説明図、第5図
は第4図に示す停滞部からスリップ発生に到る説明図、
第6図はスリップ発生時の装入原料のレベル変化の説明
図、第7図は本発明でスリップの発生を区別する際の説
明図、第8図は差指による装入原料のレベル検知方法の
説明図、第9図(a)ならびに(b)はそれぞれスリッ
プの場合と流込みの場合の装入原料のレベル変化を示す
説明図、第10図は装入原料のレベル変化量とその炉熱
への影響との関係を示すグラフ、第11図は装入原料の
レベル変化と炉熱への影響との関係を示すグラフ、第1
2図は△N2とか熱への影響との関係を示すグラフであ
る。 符号1・・・・・・高炉     2・・・・・・停滞
部分3・・・・・・空洞     4・・・・・・装入
物5・・・・・・重錘

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)高炉炉内の装入原料の降下量に基づいて、スリップ
    、吹抜け等の炉況異常事態を検知して、高炉操業を行な
    う際に、連続する少なくとも2つのバッチ装入間で埋込
    み時のレベル差を測定し、このレベル差が予め定めた所
    定値を越えたときにスリップと判定し、前記レベル差が
    前記所定値以下で炉頂ガス温度が急上昇したときに吹抜
    けと判定して、操業条件を制御することを特徴とする高
    炉の操業方法。 2)スリップ及び吹抜けの判定前後の炉頂ガス組成中の
    N_2濃度の変化をもとにスリップ及び吹抜けの発生強
    度を予測し、この予測強度に基づいて操業条件を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の高炉の操業方法。 3)高炉の炉体を円周方向で複数個に区画して、各区画
    毎に前記レベル差を測定し、これら各区画毎に前記レベ
    ル差が前記所定値を越えたときにスリップと判定し、前
    記レベル差が前記所定値以下で炉頂ガス温度の急上昇し
    たときに吹抜けと判定して、操業条件を制御することを
    特徴とする請求項1または2記載の高炉の操業方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010270393A (ja) * 2009-04-21 2010-12-02 Nippon Steel Corp サウンジング装置の制御方法及びサウンジング装置の制御装置
CN115044719A (zh) * 2022-06-13 2022-09-13 武汉钢铁有限公司 一种降料面休风判断料面位置的方法
CN115735010A (zh) * 2020-07-06 2023-03-03 杰富意钢铁株式会社 操作指导方法、高炉的操作方法、铁水的制造方法、操作指导装置

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