JPH01318306A - 高周波増幅回路 - Google Patents

高周波増幅回路

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JPH01318306A
JPH01318306A JP15097688A JP15097688A JPH01318306A JP H01318306 A JPH01318306 A JP H01318306A JP 15097688 A JP15097688 A JP 15097688A JP 15097688 A JP15097688 A JP 15097688A JP H01318306 A JPH01318306 A JP H01318306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
pass filter
transistor
impedance
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP15097688A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Kondo
誠克 近藤
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AICHI DENSHI KK
Original Assignee
AICHI DENSHI KK
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Publication date
Application filed by AICHI DENSHI KK filed Critical AICHI DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、UHF帯域で使用されるトランジスタ高周波
増幅回路に関する。
【従来技術】
従来、UHF帯域の高周波増幅回路は、使用トランジス
タの遮断周波数よりも高い領域を使用帯域に含んでいる
。このため、高域での利得低下を補償するために、使用
帯域の中間周波数付近でストリップライン等を用いてト
ランジスタの入出力でインピーダンス整合をとるように
している。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような高域補償方法は、インピーダンスが
周波数により大きく変化するため、全使用帯域でインピ
ーダンス整合をとることは不可能であり、広帯域に利得
周波数特性を補償することができない。このため、低周
波数帯域では利得が上昇、即ち、−次傾斜を有するとい
う欠点があった。 又、増幅器の多段接続では、上記の理由から使用帯域の
低周波数帯域で利得が大きくなり過ぎることにより、異
常発振したり、増幅器後段が飽和するという欠点があっ
た。 本発明は、上記の課題を解決するために成されたもので
あり、その目的とするところは、簡単な回路構成で使用
帯域の低域での利得特性を補償した高周波増幅回路を提
供することである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための発明の構成は、トランジスタ
の遮断周波数より高い周波数帯域を使用帯域に含む高周
波増幅回路において、トランジスタの入力側又は出力側
に、使用帯域の上限周波数を略遮断周波数とし、トラン
ジスタの入力インピーダンス又は出力インピーダンスと
略遮断周波数でインピーダンス整合し、トランジスタの
遮断周波数以上の利得特性の傾斜と相反的に略等しい傾
斜を有した減衰特性を有する高域通過フィルタを設けた
ことを特徴とする。
【作用】
トランジスタの入力側又は出力側には、トランジスタの
遮断領域9利得特性と相反する減衰特性を有した高域通
過フィルタが配設されるが、その高域通過フィルタを構
成するコンデンサやインダクタンスの回路定数は、高域
通過フィルタの遮断周波数が高周波増幅回路の使用帯域
の上限周波数に略等しく且つトランジスタと略遮断周波
数でインピーダンス整合するように決定される。 その結果、トランジスタの高域における周波数の増加に
対して直線的に減衰する利得特性と、高域通過フィルタ
の遮断周波数以下の帯域における周波数の増加に対して
直線的に減衰する損失特性とを同−傾きで相反的に合成
させることができる。 従って、高域通過フィルタとトランジスタとで構成され
る高周波増幅回路のトランジスタの遮断周波数以上で高
域通過フィルタの遮断周波数以下の広い使用帯域に渡り
利得特性を平坦にすることができる。
【実施例】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。 第1図は本発明の具体的な一実施例にかかる高周波増幅
回路の回路図である。 第1図において、トランジスタTriはエミッタ接地で
あり、そのベースは電圧Vccをバイアス用の抵抗R1
と抵抗R2とで分圧した電圧でバイアスされている。又
、トランジスタTriのコレクタはコンデンサC2を介
して出力コネクタ2に接続されており、トランジスタT
riと入力コネクタ1との間にはコイルL1とコンデン
サC1とからなる高域通過フィルタが挿入されている。 コンデンサC1は入力コネクタ1から入力される信号成
分のうち直流分を遮断する直流阻止コンデンサを兼ねて
おり、コンデンサC2はコレクタの直流電圧が出力コネ
クタ2に印加されるのを阻止する直流阻止コンデンサで
ある。 第2図に示す直線Aは、トランジスタTriの遮断周波
数以上の高域における利得特性であり、直線Bは高域通
過フィルタの損失特性である。高域通過フィルタの遮断
周波数fcは、 で決定され、その遮断周波数fcは、高周波増幅回路の
使用帯域の上限周波数に略等しくなるように選択される
。 又、高域通過フィルタのコンデンサC1とインダクタン
スL1の回路定数は、上記の遮断周波数(上限局波数)
fcにおいて、トランジスタTriの入力点Z1でイン
ピーダンス整合するように選択される。 次に、その回路定数の決定の方法を次に説明する。 第3図に示すスミスチャートにおいて、a点は、第1図
の回路において21点から右、即ち、トランジスタTr
iの入力側の反射係数及びトランジスタTr1の入力イ
ンピーダンスを表している。 ところで、21点でインピーダンス整合するためには、
Zlから左、即ち、信号源を見たインピーダンスがトラ
ンジスタTriの入力インピーダンスの共役複素数とな
ることである。従って、Zlから左を見たインピーダン
ス又は反射係数を表すスミスチャート上の点はb点とな
る。 又、第1図の回路の22から左、即ち、信号源を見たイ
ンピーダンスは規格化された値で1である。 従って、第3図のスミスチャート上では0点がこのイン
ピーダンスを表している。 又、Zlより左をみたインピーダンスはZ2より左を見
たインピーダンスにインダクタンスL1の並列接続とコ
ンデンサC1の直列接続とを合成したインピーダンスと
なる。 このことをスミスチャート上で表せば、次のようになる
。 信号源の正規化アドミタンス1にインダクタンスL1の
正規化アドミタンスjyLを並列接続で合成すると、合
成アドミタンスは1+jyLであるから、この合成アド
ミタンスは、点Cからコンダクタンス1の円上をサセプ
タンスjyLだけ移動させた点dとなる。 更に、この点dの正規化インピーダンスをr+jxとす
ると、このインピーダンスにコンデンサC1の正規化リ
アクタンス−JxCを直列接続で合成すると、合成イン
ピーダンスはr+j (x−xC)であるから、この合
成インピーダンスは点dの存在する等レジスタンス円r
の円上をリアクタンス−jxCだけ移動させた点eとな
る。このe点とb点とが一致するようにJyLと−jx
Cとを決定すれば良い。 このように、インピーダンス整合の条件から決定された
インダクタンスL1とコンデンサC1の回路定数が(1
)式を満たすか否かが問題となる。しかし、(1)式及
びインピーダンス整合の条件を満たす高域通過フィルタ
とインピーダンス整合する入力インピーダンスを有する
トランジスタを、逆に、選択したり、高周波通過フィル
タの回路構成を変更することで、(1)式とインピーダ
ンス整合の両条件を満たす高域通過フィルタを設計する
ことができる。 又、スミスチャートでe点がb点に一致しない場合には
、e点をb点に一致させるためのインピーダンス変換回
路をトランジスタTriと高域通過フィルタとの間に介
在させれば良い。 尚、上記実施例では、信号源側から順に高域通過フィル
タによるインピーダンス変換を考えたが、トランジスタ
Triとインピーダンス整合するためのインピーダンス
を点すから順に求めても良い。その時、トランジスタT
riとインピーダンス整合するために必要なZ2から左
を見たインピーダンスが分るがこのインピーダンスがC
点と異なる場合には、その差異だけ信号源のインピーダ
ンスをインピーダンス変換する回路を信号源と72間に
設ければ良い。 このように高域通過フィルタの回路定数が決定されると
、トランジスタTriがそのの遮断周波数以上で周波数
の増加に対して6 dBloCTで減衰する利得特性を
有しているのに対して、その高域通過フィルタの損失特
性は、フィルタの遮断周波数以下で周波数の増加に対し
て損失が6 dBloCTで減衰する特性となる。 そして、高域通過フィルタの遮断周波数が高周波増幅回
路の使用帯域の上限周波数fcに等しく設定されている
ので、トランジスタTriと高域通過フィ゛ルタとで構
成される高周波増幅回路の総合利得は、その使用帯域の
上限周波数fc以下の広範囲な周波数帯域において平坦
な特性となる。 又、トランジスタを多段接続する場合には、上記高域通
過フィルタを、第4図に示すように、初段トランジスタ
と第2段トランジスタとの間にも挿入すれば良い。
【発明の効果】
本発明は、トランジスタの入力側又は出力側に、使用帯
域の上限周波数を略遮断周波数とし、トランジスタの入
力インピーダンス又は出力インピーダンスと略遮断周波
数でインピーダンス整合し、トランジスタの遮断周波数
以上の利得特性の傾斜と相反的に略等しい傾斜を有した
減衰特性を有する高域通過フィルタを設けたので、その
高域通過フィルタの損失特性により使用帯域における低
域での利得特性を補償させて、利得特性を平坦にするこ
とが可能となる。従って、UHF帯域で動作する良好な
特性の高周波増幅回路が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な一実施例に係る高周波増幅回
路を示した回路図。第2図はその高周波増幅回路の作動
特性を示した特性図。第3図は高域通過フィルタを構成
する回路素子の定数を決定する方法を示した説明図。第
4図は他の実施例に係る高周波増幅回路の回路図である
。 1゛入カコネクタ 2゛出力コネクタ L 1−インダクタンス C1°コンデンサ特許出願人
  愛知電子株式会社 代 理 人  弁理士 藤谷 修

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トランジスタの遮断周波数より高い周波数帯域を使用帯
    域に含む高周波増幅回路において、前記トランジスタの
    入力側又は出力側に、前記使用帯域の上限周波数を略遮
    断周波数とし、前記トランジスタの入力インピーダンス
    又は出力インピーダンスと前記略遮断周波数でインピー
    ダンス整合し、前記トランジスタの遮断周波数以上の利
    得特性の傾斜と相反的に略等しい傾斜を有した減衰特性
    を有する高域通過フィルタを設けたことを特徴とする高
    周波増幅回路。
JP15097688A 1988-06-17 1988-06-17 高周波増幅回路 Pending JPH01318306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15097688A JPH01318306A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 高周波増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP15097688A JPH01318306A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 高周波増幅回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01318306A true JPH01318306A (ja) 1989-12-22

Family

ID=15508563

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15097688A Pending JPH01318306A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 高周波増幅回路

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JP (1) JPH01318306A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5127934A (en) * 1988-05-16 1992-07-07 Rohm And Haas Company Stabilized compositions comprising isothiazolones and epoxides
US5198455A (en) * 1989-01-03 1993-03-30 Rohm And Haas Company Organic stabilizers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5127934A (en) * 1988-05-16 1992-07-07 Rohm And Haas Company Stabilized compositions comprising isothiazolones and epoxides
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