JPH01317582A - 情報読取装置のフォーカシング構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野Ｊ 本発明は、搬送される荷物や郵便物等のｊ１分は作業を
自動的に行なう仕分装置！等に使用される、対象物（荷
物や郵便物等）に表示された情報を読み取る情報読取装
置のフォーカシング構造に関する。

［従来の技術］ 貸来より、荷物や郵便物等を周回駆動されるコノベア等
にＪｌ、ｅｉシて罐送すると共に該搬送物（荷物や郵便
物等）をその宛先や仕向けに従って自動的に仕分けする
自動仕分装置がある。　　　　　　　　゛このような自
動仕分装置では、搬送物の外面に表示された宛先・仕向
は等の情報をコンベア近傍に設置された読取装置により
読み取り、この読み取られた情報に基づいてコンベア上
の搬送物を宛先・仕向は別に異なる方向に搬送集荷して
仕分けするようになっている。

搬送物に表示された情報を読み取る読取装置は、光学系
（レンズ）・センサ及び電気回路により構成されるカメ
ラ部と、マイクロコンピュータにより構成される情報処
理部とから成っており。

カメラ部ではレンズによってセンサ面に結像された情報
表示部の像をセンサによって電気信号に変換して情報処
理部に出力し、情報処理部ではカメラ部からの信号に基
づいてパターン認識等により情報を読み取るようになっ
ているものである。

尚、Ｊｌｌ切物大きさが一定でなく、カメラ部を固定設
置したのでは搬送物の情報表示部からカメラ部迄の距離
が変化してセンサ面に結像しなくなって正確な読み取り
ができないことがあり、このような場合には、カメラ部
を移動可能に構成し、１１４定装置により搬送物の情報
表示部からカメラ部への距離を測定して自効的にカメラ
部を移動させたり１作業者が目測で情報表示部からカメ
ラ部への距離を一定とするようにカメラ部を移動させる
ようになっているものである。

〔従宋技術の５１１１１ しかし乍ら、カメラ部は前述の如く、精度の高い光学系
（レンズ）やセンサ及び電気回路により構成されており
、搬送物の大きさが不定型で情報表示面からカメラ部へ
の距離が頻繁に変化する場合には、カメラ部を頻繁に移
動しなければならない、その結果、移動・停止による振
動や衝撃で故障を生じ易く、耐久性が悪いという問題が
あるものである。

又、仕分は作業の作業効率を向トさせる為に搬送物の搬
送速度を極力高速化したいものであるが、　Ｉｉｊ述の
耐久性の点や、カメラ部が比較的大きなｆｔ着を靭する
ことからイナーシャの関係でその移動速度に限界があり
、このカメラ部の移動速度によって搬送物の搬送速度が
規制され、作業効率の向１−が妨げられているものであ
る。

〔発明のｌ的］ 本発明は、上記の如き事情に鑑み、カメラ部を移動する
ことなく焦点合せができ、耐久性が高く且つ搬送物の搬
送速度の高速化が回部な、情報読取？を置のフォーカシ
ング構造の提供、をその目的とする。

【！！題を解決する為の手段］ 上記目的達成の為１本発明に係る情報読取装置のフォー
カシング構造では、二枚の反射鏡を９０°の角度で反射
面を対向配置してａ成したミラー対を少なくとも一組備
えた光路屈曲部を、前記情報表示面から前記カメラ部に
至る光路中に該光路と平行する方向に移動可能に介設し
て構成したものである。

［発明の実施例Ｊ 次に、添付図面に基づいて本発明の一実施例を説明する
。

第１図は目動仕分！ｅ置に於る情報読取部のフォーカシ
ング構造を示す概念構成図である０図に於て、ｌＯは搬
送コンベア、５０は搬送コンベアｌＯにより搬送される
仕分は対象物としての搬送物、２０はカメラ部、３０は
光路屈曲部としての移動ミ乏一部である。

そして、搬送コンへア１０により搬送される搬送物５０
の上面に貼付された宛先等の仕分は情報を表示した表示
シー）５１を、固定ミラー６及び移動ミラーＭ３０を介
して、カメラ部２０及び図示しない情報処理部によって
読み取り、当該自動仕分装置の制御部がこの読み取られ
た情報に基づいて搬送物５０を宛先・仕向は別に異なる
方向に搬送集荷して仕分けするようになっているもので
ある。

搬送コンベア１０は、ｍ端ベル）１１をローラ１２間に
水平に連繋したものであり、図示しない駆動手段によっ
てローラ１２を回転駆動することにより無端ベル）１１
が周回駆動するようになっているものである。そして、
無端ベルト１１の上面に載置された搬送物５０を図中矢
印で示す方向に水ｆに搬送するものである。

搬送コンベア１０により搬送される搬送物５０の上面に
は、Ｊｔｊ述の如く宛先等の仕分は情報を表示した表示
シート５１が貼付されている。

カメラ部２０は、レンズ２１の結像位置にセンサ２２を
配置したものであり、レンズ２１とセンサ２２との間隔
は一定（即ち固定焦点）となっている。

センサ２２は、ＣＣＤ等により構成されたラインセンサ
をレンズ２１により形成される搬送物５０の像の移動方
向と直交する方向に配列して搬送物５０の搬送移動によ
って情報表示部（表示シート５１の表面）を走査するよ
う構成しても良いし、父、エリアセンサとして表示面を
一度に読み取るよう構成しても何れでも良く、用途に応
じて適宜選択可能なものである。

カメラ部２０は、搬送コンベア１０の上方にレンズ２１
を水平（即ち搬送物５０の搬送方向及び表示シー）５１
と平行）とすると共に１１？述する移動ミラー部３０の
上側のミラー３２と対応する位置として固定配置されて
おり、搬送物５０の表示シート５１が後述する固定ミラ
ー６及び移動ミラー部３０を介すると共にレンズ２１に
よってセンサ２２面に結像するようになっているもので
ある。

移動ミラー部３０は、二枚のミラー３１−３２をそのミ
ラー面３１Ａ・３２Ｂを対向させて両者か成す角度を９
０°とし、　ｊｊ７動フレーム３３に上下に重直に並べ
て固定配置してミラー対を構成したものである。従って
、一方のミラー（３１又は３２）に反射し更に他方のミ
ラー（３２又は３１）に反射した光線は入射方向と平行
且つ反対方向に出射するようになっている。

そして、可動フレーム３３は、図示しない装置全体のフ
レーム乃至シャーシ又はブラケット等に水平に固定され
たガイドレールに摺動径４１Ｉ町歳に嵌合し、水平方向
（Ｅｌち搬送物５０の搬送方向及び表示シート５１と平
行する方向）に移動可能として設置されている。

固定ミ５−６は、搬送コンペア１０の所定位置の上方に
、その反射面６Ａを垂直面から下向きに４５″倒した状
態で固定配置されている。その上下方向の位置は、重連
の移動ミラー部３０の下側のミラー３１と対応しており
、従って、該固定ミラー６の下方に搬送物５０の表示シ
ー）５１が有る時、該表示シー）５１の像は固定ミラー
６・移動ミ＞−ｆ１３０の下側のミラー３１及び移動ミ
ラーｆｆ＆３０の上側のミラー３２を反射して、カメラ
部２０に入射するよう構成されているものである。

而して、上記の如く構成された情報読取部のフォーカシ
ング構造では、搬送される搬送物５０の大きさ（この場
合高さ）が異なって表示シート５１からカメラ部２９へ
の距離が変化した場合、移動ミラー部３０を水平方向に
移動することにより　表示シー）５１からカメラ部２９
への距離を−・定に保持し、表示シー）５１の像をカメ
ラ部２０のセンサ２２に結像（所謂フォーカシング）さ
せることができるものである。

このように構成したことにより、固定ミラー６及びカメ
ラ部２０と移動ミラーｆｉ３０との間に於て光路が往復
する為、フォーカシングに要する移動ミラー部３０の舅
動距離は搬送物５０の上面位Ｗ１（表示シート５１）の
変化量に対して半分で良いこことなるものである０例え
ば、搬送物５０の上面位置が図中Ｈで示す如く変化した
場合（即ち、隣接する搬送物の高さの差がＨの場合）、
移動ミラー部３０の移＃ｆｉＬは。

Ｌ＝Ｈ／２ となるものである。

更に、移動ミラー部３０のミラー３１・３２を両者の挟
角を９０″として対向配置して構成したものである為、
移動ミラー部３０が全体として傾いた場合でも入射光路
と出射光路は必ず平行となす、従って、移動ミラー部３
０の移動構造に高い精度を必要せす、製作が容易なもの
である。

移動ミラーｆｌ１３０の移動駆動は、光路屈曲部３０を
パルスモータ等により制御移動可能とすると共に搬送コ
ンベアｌＯ上方に搬送物３０の上面位置を測定する測定
Ｍｌ！ｔを設け、該測音装置による測定値に基づいて自
動的に移動駆動するよう構成すれば良く、又、カメラ部
２０のレンズ２１は所定の焦点深度を有していることか
ら作業者が搬送される搬送物５０の大きさ（高さ）を目
測して手動で移動駆動してもその深度内の精度であれば
ｕ（龜である。

又、高精度で安定した読み取りを行なう為には情報表示
面（表示シー）２１）上に於て所定の照度を必要とする
ものであるが、情報表示面（表示シー）２１）の絶対位
置が上下するＬ記の如き場合には、照明装置を固定設置
したのでは照明装置０表示シート２１間距離が変化する
為に照度が一定とならない、そこで、第１図中４０で示
す照明部を、表示シー）２１からカメラ部２０への光路
中に介設しである。

照明部４０は、前述の如く表示シー）２１からカメラ部
２０への光路中（移動ミラー部３０の上側のミラー３２
とカメラ部２０との間）に、ハーフミラ−４１を光路に
対して４５″の角度を有して介設すると共に、該ハーフ
ミラ−４１により屈曲される光路前方にランプ４２を固
定配置して構成したものである。その結果、ラップ４２
からの照明光は、ハーフミラ−４１−移動ミラー部３０
及び固定ミラー６を介して表示シート２１上に達し１表
示シー）２１ｈ面を照光できる。この構成により、照明
光路と読み堆り光路が一致し、前述の移動ミラー部３０
の移動によるフォーカシング作動によってランプ４２か
ら表示シート２１への距離は常時一定に維持されること
となり、表示シート２１表面の照度は常に一定となって
安定した精度の高い読取りが可能となるものである。

第２図は本発明の第２実施例を示している０図中上記第
１実施例と同機能の構成要素には同符号を付しである。

本第２実施例の上記第１実施例と異なる点は、移動ミラ
ー部３０′が４枚のミラー３１’−３２゛・３３゛・３
４’（２組のミラー対）により構成されているところに
ある。＃ち、第１実施例の移動ミラーｆｉ３０を二段に
重ねた構成となっており、更に、中央の二枚のミラー３
２′０３３′に対向させて光路を連結すべく挟角９０＠
の固定ミラー対７（ミラー７Ａ・７Ｂ）を固定配置して
構成したものである。このように構成したことにより、
移動ミラー部３０′と固定ミラー６及び固定ミラー対７
との間で光路が二往復し。

従って、搬送物５０の上浦位ａ（表示シート５１）の変
化量に対して、移動ミラー部３０の移動距誰は４分のｌ
　（Ｌ＝Ｈ／４）で良いこととなるものである。

尚、上記実施例では、固定ミラー６を介すことにより光
路を水平とすると共に移動ミラー部３０を水平に移動可
能として構成したが２固定ミラー６を用いずに移動ミラ
ーｆ！１３０を垂直方向に変更可能なものである。

Ｌ発明の効果ｊ 以上述べたように１本発明に係る情報読取部のフォーカ
シ、ング構造によれば、振動乃至衝撃を嫌うカメラ部を
移動することなく焦点合せがでさ。

情報読取部の耐久性を高めることがきるものである。又
、高速移動が可能であると共に焦点合せの為の光路屈曲
部の移動量は少なくて良く、搬送物の搬送速度の高速化
が可能となって、仕分は作業を高効率化できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動仕分装置に於る本発明に係る情報読取部の
フォーカシング構必の第１￥施例の概念構成図、第２図
はその第２実施例の概念構成図である。 ｌＯ・・・搬送コンベア（搬送手段） ′　　２０・・・カメラ部 ３０・・・移動ミラー部（光路屈曲部）３１・３２・・
・ミラー（反射鏡） ５０・・・搬送物（対象物） ３１−３２・・・ミラー（反射鏡） ５０・・・搬送物（対象物） ５１・・・表示シート（情報表示面） 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 搬送手段によって移動される対象物の情報表示面をカメ
   ラ部により読み取る画像読取装置であって前記カメラ部
   と前記情報表示面との距離が個々の対象物により変化す
   るものに於て、二枚の反射鏡を９０°の角度で反射面を
   対向配置して構成したミラー対を少なくとも一組備えた
   光路屈曲部を、前記情報表示面から前記カメラ部に至る
   光路中に該光路と平行する方向に移動可能に介設して構
   成したこと、を特徴とする情報読取装置のフォーカシン
   グ構造。