JPH01315672A - 点火時期制御装置 - Google Patents

点火時期制御装置

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JPH01315672A
JPH01315672A JP14580188A JP14580188A JPH01315672A JP H01315672 A JPH01315672 A JP H01315672A JP 14580188 A JP14580188 A JP 14580188A JP 14580188 A JP14580188 A JP 14580188A JP H01315672 A JPH01315672 A JP H01315672A
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JP
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ignition timing
circuit
signal
control device
coil
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JP14580188A
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Inventor
Koji Okuda
浩司 奥田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は9点火時期制御装置、特に船舶用機関の始動
時に安定した機関点火時期を得るように制御する船舶用
機関の点火時期制御装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は9例えば特公昭61−33992号公報に示さ
れた従来の点火時期制御装置の構成回路を示す図である
1図において、(■)は点火装置であって、この従来例
は周知なCD点火装置を例とし、下記の通り構成される
。即ち、(1)は図示しない磁石発電機の発電コイルで
2機関の回転に同期して正負の交流出力を発生する。(
2>、(3)はこの発電コイル(1)の出力を整流する
ダイオード、(4)はこのダイオード(2)の整流出力
により充電されるコンデンサ、(5)はこのコンデンサ
(4)の放電回路に接続された点火コイルで、コンデン
サ(4)と直列接続された一次コイル(5a)と点火プ
ラグ(6)に接続された二次コイル(5b)からなる、
(7)はコンデンサ(4)の放電回路に接続された半導
体スイッチング素子であるサイリスクで。
このサイリスク(7)の導通時にコンデンサ(4)の充
電電荷が一次コイル(5a)に放電される。(■)は点
火時期制御回路で、下記の通り構成される。
即ち、〈8)は角度位置検出装置である信号コイルで、
上述した磁石発電機に発電コイル(1)と共に装着され
、この信号コイル(8)は機関の回転に同期して正負の
交流出力を発生するが、この交流出力はダイオード(1
0)により整流され、そのうちのb方向の出力、即ち角
度信号すはこの機関の所定クランク位置1例えば機関が
要求する最大進角度位置T1に対応して発生する。この
信号コイル(8)はダイオード(10)を介してフリッ
プフロップ回路(以下、FF回路と称する)(11)の
セット端(S)に接続されている。(12)は抵抗、(
13)はコンデンサ、(14)は演算増幅器(以下、オ
ペアンプと称する)で、抵抗(12)とコンデンサ(1
3)とにより積分器を構成する。 (15)、 (16
)は電圧比較器(以下、コンパレータと称する)、(1
7)はコンデンサ、(18)はダイオードで、このコン
デンサ(17)とダイオード(18)とによりパルス立
ち上がり検出回路(III)を構成する。FF回路(1
1)の出力端(Q)は抵抗(12)を介してオペアンプ
(14)の反転入力端〈以下、(−)端と称する)と接
続されている。オペアンプ(14)の出力端はコンパレ
ータ(15)の(−)端と接続されると共にコンデンサ
(13)を介してオペアンプ(14)の(−)端と接続
される。また、オペアンプ(14)の非反転入力端(以
下、(+)端と称する)は基準電圧■1にバイアスされ
、コンパレータ(15)の(+)端は第1基準値である
接地電位にバイアスされる。また。
コンパレータ(15)の出力端はFF回路(11)のリ
セット端と接続される。コンパレータ(16)のく−)
端はオペアンプ(14)の出力端と接続され。
その(十)端は第2基準値である基準電圧■2にバイア
スされている。
(III)はパルス立ち上がり検出回路で、コンパレー
タ(16)の出力端からコンデンサ(]T7を介してサ
イリスタ(7)のゲートと接続され、ダイオード(18
)はカソード側がサイリスタ(7)のゲートと接続され
、アノード側が接地されている。また、ダイオード(1
0)とFF回路(11)のセット端(S)との接続点(
B)は抵抗(21)とダイオード(20>e介してコン
パレータ(16)の出力端(E)と接続されると共に抵
抗〈21)とダイオード(19)を介してパルス立ち上
がり検出回路(II[)の出力端(G)、即ちサイリス
タ(7)のゲートと接続され汐。
第4図は第3図の動作波形を示す図である。
図において、(A)は機関のクランク位置であり。
TDCは機関の上死点、T1は角度信号すが発生する機
関の最大進角度位置2Mは要求点火位置を示す。(B)
〜(G)は第3図に示す各部の電圧波形。
パルス波形である。
第5図は第3図の従来例の点火時期特性を示す図である
1図において1機関回転数がN1に上昇するまではこの
回転数の上昇に伴い所定の傾斜を持って進角し1回転数
がN、に上昇すれば、その後回転数がそれ以上上昇して
も最大進角度T、にて一定となる点火時期特性を要求す
るものとする。
従来の点火時期制御装置は上記のように構成され、先ず
1機関が第5図に示す回転数N、よりも低い回転数にて
回転している(N≦Nl)場合の動作は下記の通りであ
る。信号コイル(8)には機関の一回転に一回、最大進
角度位WT、にて角度幅が狭く、急峻に変化する角度信
号すが発生する。その角度信号すがダイオード(10)
を介して、FF回路(11)のセット端(S)に入力さ
れると、その出力端(Q)はハイレベルとなるため予め
図示極性に充電されていたコンデンサ(13〉は下式に
示すT2なる電流にて放電する。
12=(FF回路(11)のハイレベル電圧−基準電圧
V、)/抵抗(12)の抵抗値 コンデンサ(13)が放電電流I2にて放電すると、オ
ペアンプ(14)の出力電圧りは第4図(D)に示すよ
うに一定の傾斜を持って直線的に下降し。
コンパレータ(15)の(+)端の接地電位に達すると
、コンパレータ(15)の出力端には正のパルス電圧が
発生し、FF回路(11)はこの正のパルス電圧がリセ
ット端(R)に入力されると反転して。
その出力端(Q)がローレベルとなる。
このFF回路(11)の出力端(Q)がローレベルにな
ると、コンデンサ〈13)は下式に示すI、なる電流に
て図示極性に充電される6 !+=基準電圧V、/抵抗(12)の抵抗値上式に示す
通り、この充放電電流II、I2はFF回路(11)の
ハイレベル電圧、抵抗(12)の抵抗値および基準電圧
■1が一定ならば1機関の回転数が変化しても一定値と
なる。従って、コンデンサ(13)の充放電電圧、即ち
、オペアンプ(14)の出力電圧りは、第4図(D)に
示すように2回転数に関係なく、一定の傾斜を持って直
線的に下降または上昇することになる。このように、オ
ペアンプ(14)の出力電圧りは角度信号すが発生する
最大進角度位置T1から放電電流I2に基づき一定なる
傾斜を持って下降し、この出力電圧りがコンパレータ(
15)の(+)端の接地電位に達すると再び充電電流■
、に基づき一定なる傾斜を持って上昇する三角波出力電
圧となる。この出力電圧りはコンパレータ(16)のく
−)端に入力され、コンパレータ(16)のく+)端の
基準電圧V2と比較され。
このコンパレータ(16)はオペアンプ(14)の出力
電圧りが基準電圧V2より低い期間ハイレベルの出力電
圧Eを発生する。コンパレータ(16)の出力電圧Eは
パルス立ち上がり検出回路(Ill)によって微分され
て第4図(G)に示すトリガ電圧(イ)を発生する。
即ち、コンデンサ(17)をコンパレータ(16)の立
ち上がり出力電圧Eにて図示極性に充電し、この充電電
流は第4図に示すM位置にてサイリスタ(7)のトリガ
電圧(第4図(G)に示すトリガ電圧(イ))を発生さ
せる。また、充電されたコンデンサ(17)の電荷はコ
ンパレータ(16)のローレベルによりダイオード(1
8)を介して放電して次の動作に備える。なお、信号コ
イル(8)の角度信号すは、抵抗(21>、ダイオード
(19)を介してサイリスタ(7)のゲートと接続され
ているが。
機関の回転数がN、以下の場合は、信号コイル(8)の
角度信号すの発生時期がコンパレータ(16)の出力の
ローレベルに対応するため角度信号すはダイオード(2
0)を介してコンパレータ(16)の出力のローレベル
に吸い込まれサイリスタ(7)のゲートには印加されな
い。
そして、サイリスタ(7)のゲートにはコンパレータ(
16)によるトリガ電圧(イ)が印加され。
サイリスク(7)はM(i)置にて導通して、コンデン
サ(4)の充電電荷を点火コイル(5)の−次コイル(
5a)に放電させるため1点火コイル(5)の二次コイ
ル(5b)には高電圧が誘起し点火プラグ(6)に飛火
させることになる0以上の説明により1機関の回転数が
第5図、に示すN、より低い回転範囲においてはオペア
ンプ(14)の出力電圧りの放電出力がコンパレータ(
16)の基準電圧v2に達する時点が点火時期となり、
fi関の点火が行われることが理解できよう。
次に1機関回転数が第5図に示すN3以上に上昇した(
N2H,)の場合の動作を説明する。
v4関回転数の上昇に伴いクランク角度αが比較的に小
さくなる。即ち、トリガ電圧(イ)の発生時期が最大進
角度位置T1側に進むが、更に回転数が上昇するとクラ
ンク角度αは零になる。この時の回転数が実質的には進
角終了回転数N1となるのだが、更に回転数がN2以上
に上昇するとオペアンプ(14)の出力電圧りは常に基
準電圧■2以下となるため(第4図N≧Nlの場合の(
D)波形)コンパレータ(16)の出力電圧Eは常時ハ
イレベルとなり、従ってパルス立ち上がり検出回路(I
[[)にはトリガ電圧(イ)が発生しなくなる。
一方、最大進角度位置T、に発生する信号コイル(8)
は抵抗(21)、ダイオード(20)を介してコンパレ
ータ(16)の出力端に入力されているが。
回転数がN1以上に上昇すれば、コンパレータ(16)
の出力電圧Eが常時ハイレベルであるため。
角度信号すはダイオード(19)を介してサイリスタ(
7)のゲートに印加され、第4図(G)に示すトリガ電
圧(ロ)となる、即ち1機関の回転数がN1以上では最
大進角度位置T、にて発生する角度信号すが点火時期を
決定するトリガ信号(ロ)となり。
従って点火時期は81問回転数の上昇とは無関係に一定
なる最大進角度となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の点火時期制御装置では。
始動時にはギヤパルスカウント回路等の電気制御回路に
対する十分な電源電圧が得られないので。
ギヤカウントによる点火時期制御に誤動作を生じるとい
う問題点があった。また、スロットルセンサの外れ、断
線等の故障時にも点火時期制御に誤動作を生じるという
問題点があった。さらに、オーバヒート等の異常時にそ
のまま高速運転を継続すると機関が損傷するという問題
点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので9機関の始動時および故障時でも安定した点火時期
が得られると共に異常時には点火時期を始動時と同じ遅
角側に制御することによって運転速度を低下できる点火
時期点火時期制御装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る点火時期制御装置は、各気筒毎に設けら
れているピックアップコイルを有し。
各気筒の点火プラグに点火する点火装置と、定常時の点
火時期信号を形成するギヤパルスカウント回路と、始動
時に各ピックアップコイルからの基準信号に基づいて点
火時期信号を発生する始動制御装置と1点火時期制御装
置または内燃機関の故障もしくは異常を検出する異常検
出用センサとを備えたものである。
[作用] この発明においては、始動時には始動制御装置によって
各ピックアップコイルからの基準信号を点火時期信号と
なるように制御すると共に、異常検出用センサの出力時
においても前記始動制御装置を作動させギヤパルスカウ
ント回路がらの前記点火時期信号を前記基準信号に基づ
く点火時期信号に切り換えるようにする。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例による4気筒の船舶用機関
の点火時期制御装置の構成を示すブロック図である6図
において、(30)は機関を停止させるためのストップ
スイッチ、(31)は磁石発電機(図示せず)のコイル
ソース、(32a)は、カソードがストップスイッチ(
30)と接続される共にアノードがコイルソース(31
)の一端と接続されるダイオード、(32b)は、カソ
ードがストップスイッチ(30)と接続されると共にア
ノードがコイルソース(31)の他端と接続されるダイ
オード。
(33a)は、カソードがコイルソース(31)の−端
と接続され、アノードが接地されるダイオード。
(33b)はカソードがコイルソース(31)の他端と
接続され、アノードが接地されるダイオード、(34a
)は、カソードがサイリスタ5CRI(36a)および
サイリスタ5CR3(36c)のアノードと接続される
と共にアノードがコイルソース(31)の一端と接続さ
れるダイオード、(34b)は、カソードがサイリスタ
5CR2(36b)およびサイリスタ5CR3(36d
)のアノードと接続されると共にアノードがコイルソー
ス(31)の他端と接続されるダイオード、(35a>
は、一端がダイオード(34a)のカソードと接続され
、他端が接地されるコンデンサC1,(35b)は、一
端がダイオード(34b)のカソードと接続され、他端
が接地されるコンデンサC2,<37a)は、カソード
が5CRI(36a)のカソードと接続され、アノード
が接地されるダイオード、(37b)は、カソードが5
CR2(36b)のカソードと接続され。
アノードが接地されるダイオード、(37c)は。
カソードが5CR3(36c)のカソードと接続され、
アノードが接地されるダイオード、(37d)は、カソ
ードが5CR4(36d)のカソードと接続され、アノ
ードが接地されるダイオード、(38a)は第1気筒の
イグニションコイルであって、その−次巻線の一端がS
CR1(36a)のカソードと接続されると共にその一
次巻線の他端が接地され、その二次巻線の一端が5CR
I(36a)のカソードと接続されると共にその二次巻
線の他端が点火プラグ(39a)を介して接地されてい
る。(3sb)は第2気筒のイグニションコイルであっ
て。
その−次巻線の一端が5CR2(36b)のカソードと
接続されると共にその一次巻線の他端が接地され、その
二次巻線の一端が5CR2(36b)のカソードと接続
されると共にその二次巻線の他端が点火プラグ(39b
)を介して接地されている。
(38c )は第3気筒のイグニションコイルであって
、その−次巻線の一端が5CR3(36c)のカソード
と接続されると共にその一次巻線の他端が接地され、そ
の二次巻線の一端が5CR3(36c)のカソードと接
続されると共にその二次巻線の他端が点火プラグ(39
c )を介して接地されている。
(38d )は第4気筒のイグニションコイルであって
、その−次巻線の一端が5CR4(36d)のカソード
と接続されると共にその一次コイルの他端が接地され、
その二次巻線の一端が5CR4(36d)のカソードと
接続されると共にその二次巻線の他端が点火プラグ(3
9d)を介して接地されている。(40)は電源コイル
であって、その一端が電源回路(41)と接続されると
共にその他端が接地され、その出力は装置の回路に電源
として供給される。(42a)は第1気筒を識別するた
めの基準信号を発生するピックアップコイルであって。
その一端がノイズフィルタ(43)およびダイオー−ド
(45a)を介してノイズフィルタ(46)とそれぞれ
接続され、その他端が接地されている。(42b)は第
2気筒を識別するための基準信号を発生するピックアッ
プコイルであって、その一端がノイズフィルタ(43)
およびダイオード(45b)を介して、ノイズフィルタ
(46)とそれぞれ接続され、その他端が接地されてい
る。(42c)は第3気筒を識別するための基準信号を
発生するピックアップコイルであって、その一端がノイ
ズフィルタ(43)およびダイオード(45c)を介し
て、ノイズフィルタ(46)とそれぞれ接続され、その
他端が接地されている。(42d)は第4気筒を識別す
るための基準信号を発生するピックアップコイルであっ
て、その一端がノイズフィルタ(43)およびダイオー
ド(45d)を介してノイズフィルタ〈46)とそれぞ
れ接続され、その他端が接地されている。(44a)、
(44b)、(44c)、(44d)は。
その各アノードがノイズフィルタ(43)と、その各カ
ソードが5CRI(36a)、5CR2(36b)、5
CR3(36c)、5CR4(36d)の各ゲートとそ
れぞれ接続されるダイオード、(47)は波形整形回路
であって5入力端がノイズフィルタ(46)と、出力側
が後述の信号分配回路(48)とそれぞれ接続され1分
配信号を信号分配回路(48)に供給する。信号分配回
路(48)の出力側は、5CR1(36a)、5CR2
(36b)、5CR3(36c)、5CR4(36d)
の各ゲートと接続される。(49)はリングギヤ(図示
せず)のギヤ歯数に応じた信号を発生するギヤカウント
コイル、(50)はギヤカウントコイル〈49)と接続
される4逓倍回路。
(51)はギヤパルスカウント回路であって、その入力
側が波形整形回路(47)および4逓倍回路(50)並
びにカウント数制御回路(54)と、その出力側が信号
分配回路(48)とそれぞれ接続され1点火時期信号を
この信号分配回路(48)に供給する。
(52)はスロットルの開度に応じた電圧を発生するス
ロットルセンサであって、その一端がカウント数制御回
路(54)と接続されると共にその他端が接地される。
(53)は点火時期を制御するように任意に手動で設定
できるタイミングスイッチであって、その一端がカウン
ト数制御回路(54)と接続されると共にその他端が接
地される。(55)はスロットルセンサ(52)と接続
され、スロットルセンサ(52)の外れ、断線等を検出
するスロットルセンサ外れ検出回路、(56)は始動制
御装置で、始動点火時期信号スイッチ回路(57)と1
時限時間の比較的雉い1例えば3secの第1のタイマ
ー(58)と2時限時間の比較的長い1例えば11se
cの第2のタイマー(5つ)とから構成される。始動点
火時期信号スイッチ回路(57)は、その入力側がスロ
ットルセンサ外れ検出回路(55)およびエンジンのオ
ーバヒートを検出するヒートセンサ(61)と接続され
ると共に第1のタイマー(58)および第2のタイマー
(59)と接続され。
その出力側がダイオード(60a)、(60b)、 (
60c)、(60d)を介してノイズフィルタ(43)
と接続される。
第2図は第1図の各部の動作波形を示す図である1図に
おいて、θ1〈θ2である。
上記のように構成された点火時期制御装置において、い
ま2機関のクランク軸が1回転するとコイルソース(3
1)には第2図(a)に示すような出力波形を生じる。
・この電圧波形は、その正の周期でダイオード(33a
)およびダイオード(34a)によって整流され、コン
デンサC1(35a)を充電する。この電圧波形は第2
図(b)に示されるようになる。また、第2図(a)の
電圧波形の負の周期で、この電圧波形はダイオード(3
3b)およびダイオード(34b)によって整流され、
コンデンサC2(35b)を充電する。この電圧波形は
第2図(c)に示されるようになる。一方、ピックアッ
プコイル#1(42a)、ピックアップコイル#2(4
2b)、ピックアップコイル#3(42c)、ピックア
ップコイル#4(42d)の各々は、第2図(d)、第
2図(e)、第2図(f)、第2図(g)に示されるよ
うな正負の対の基準信号パルスを発生する。この各正基
準信号パルスはノイズフィルタ(43)およびダイオー
ド(44a >、(44b )、(44c )、(44
d)を介して5CRI(36a)、5CR2(36b)
、5CR3(36c)、5CR4(36d)のそれぞれ
に供給される。また、この各員基準信号パルスはダイオ
ード(45a)、(45b ) 、(45c)、(45
d)を介してノイズフィルタ(46)に供給される。こ
の負の基準信号はノイズフィルタ(46)でノイズが除
去され、波形整形回路(47)に送られ。
分配信号を形成する。この分配信号は信号分配回路(4
8)を介して各気筒の5CR(36)のゲートおよび各
気筒のイグニションコイル(38)の−次巻線に供給さ
れる。この波形整形回路(47)はギヤパルスカウント
回路(51)に各気筒毎の基準信号を送出する。他方、
ギヤカウントコイル(49)から発生される出力波形(
第2図(h)参照)は4逓倍回路(50)を通すことに
よって4逓倍され、ギヤパルスカウント回路(51)に
送られ、ギヤパルスを計数する。また、スロットルセン
サ(52)は。
スロットルの開度(スロットルは、開くほど加速され、
閉じるほど減速される。)に応じた電圧を発生し、カウ
ント数制御回路(54)の一方の入力に供給され、運転
者が低速のトローリング時等の点火時期を制御するよう
に設定するタイミングスイッチ(53)によって発生さ
れる電圧が、前記のカウント数制御回路(54)の他方
の入力に供給される。
この両方の電圧によりカウント数制御回路(54)で所
定の関数電圧が発生され、ギヤパルスカウント回路(5
1)に送られ、カウント数制御回路(54)の出力電圧
と4逓倍回路(50)の出力電圧とがギヤパルスカウン
ト回路(51)で比較され、第2図(i)に示されるよ
うな波形となり、第2図(j)に示されるような出力電
圧が発生される。よって。
カウント数制御回路(54)の出力電圧に応じた点火時
期信号が発生され、信号分配回路(48)を介して各気
筒の5CR(36)のゲートに印加され。
コンデンサC1(35a)およびコンデンサC2(35
b)に充電される電荷を放電して各気筒のイグニション
コイル(38)の二次側に高電圧を発生して各点火プラ
グを点火する0例えば、第1気筒の5CRI(36a)
のゲートのトリガ波形は、定常時は第2図(1)に示す
ようになる。始動時には上記のギヤパルスカウント回路
等の電気制御回路に対する充分な電源電圧が得られない
ので、第1のタイマー(58)よって所定の時限後に始
動点火時期信号スイッチ回路(57)を作動させ各気筒
のピックアップコイル(42)の正の基準信号を各気筒
の点火時期信号として各気筒の5CR(36)のゲート
に供給する。
また、定常時であっても1スローツトルセンサ(52)
が外れたり、断線したりする故障時にはスロットルセン
ナ外れ検出回路(55)からの検出信号を始動点火時期
信号スイッチ回路(57)を与えると、この始動点火時
期信号スイッチ回路(57)は第2のタイマー(5つ)
により所定の時限後に作動され、各気筒のピックアップ
コイル(42)からの基準信号を各気筒の点火時期信号
とするように切り換える。この各気筒の点火時期信号を
各気筒の5CR(36)のゲートに供給する。さらに、
オーバヒート等の異常時はヒートセンサ(61)により
検出され、上記のような故障時と同様な動作をとり点火
時期制御を行う。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、各気筒毎に設けられて
いるピックアップコイルを有し、各気筒の点火プラグに
点火する点火装置と、定常時の点火時期信号を形成する
ギヤパルスカウント回路と、始動時に各ピックアップコ
イルからの基準信号に基づいて点火時期信号を発生する
始動制御装置と1点火時期制御装置または内燃機関の故
障もしくは異常を検出する異常検出用センサとを備えて
いるので、始動時および故障時でも安定した点火時期が
得られると共に異常時には点火時期を始動時と同じ遅角
側に制御することによって運転速度を低下でき、また以
上のような機能を単一の回路で兼用したので簡単で安価
な回路構成が可能である効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による点火時期制御装置の
構成ブロック図、第2図は第1図の各部の動作波形図、
第3図は従来の点火時期制御装置の構成回路図、第4図
は第3図の各部の動作波形図、第5図は上記従来例の点
火時期特性図である。 図において、(36)・・・SCR,(38)・・・イ
グニションコイル、(39)・・・点火プラグ。 (42)・・・ピックアップコイル、 (43)、(4
0)・・・ノイズフィルタ、(47)・・・波形整形回
路、(48)・・・信号分配回路、(49)・・・ギヤ
カウントコイル、(50)・・・4逓倍回路、(51)
・・・ギヤパルスカウント回路、(52)・・・スロッ
トルセンサ、(53)・・・タイミングスイッチ。 (54)・・・カウント数制御回路、(55)・・・ス
ロットルセンサ外れ検出回路、(56)・・・始動制御
装置、(57)・・・始動点火時期信号スイッチ回路、
(58)・・・第1のタイマー、(59)・・・第2の
タイマー、(61)・・・ヒートスイッチである。 消2図 N−N1111楊8          N≧N1の喘
番1 事件の表示 特願昭63−145801号 2 発明の名称 点火時期制御装置 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所     東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
名 称  (601)三菱電機株式会社代表者 志岐守
哉 4代理人 住 所     東京都千代田区丸の内二丁目4番1号
丸の内ビルディング 4階 5 補正の対象 6、補正の内容 (1)明細書第11頁第3行乃至第6行「始動時には・
・・・・・・・問題点があった。」を「始動時には磁石
発電機の出力が低く電気制御回路に対する十分な電源電
圧が得られないので1点火時期制御に誤動作を生じると
いう問題点があった。」と補正する。 (2)同書同頁第6行乃至第8行「また、スロットルセ
ンサの・・・・・・・問題点があった。」を削除する。 (3)同書第21頁第19行乃至第20行「第1のタイ
マー(58)よって所定の時限後に始動点火時」を「第
1のタイマー(58)によって始動後所定の時限までは
始動点火時」と補正する。 (4)図面第3図を別紙の通り補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各気筒毎に設けられているピックアップコイルを有し、
    各気筒の点火プラグに点火する点火装置と、定常時の点
    火時期信号を形成するギヤパルスカウント回路と、始動
    時に各ピックアップコイルからの基準信号に基づいて点
    火時期信号を発生する始動制御装置と、点火時期制御装
    置または内燃機関の故障もしくは異常を検出する異常検
    出用センサとを備え、始動時には前記始動制御装置によ
    つて前記各ピックアップコイルからの基準信号を点火時
    期信号となるように制御すると共に、前記異常検出用セ
    ンサの出力時においても前記始動制御装置を作動させ前
    記ギヤパルスカウント回路からの前記点火時期信号を前
    記基準信号に基づく点火時期信号に切り換えるようにし
    たことを特徴とする点火時期制御装置。
JP14580188A 1988-06-15 1988-06-15 点火時期制御装置 Pending JPH01315672A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827580B2 (ja) * 1976-05-04 1983-06-10 松下電器産業株式会社 磁気記録再生装置
JPS58128468A (ja) * 1982-01-27 1983-08-01 Hitachi Ltd 始動制御機能付船舶用電子点火装置
JPS60108567A (ja) * 1983-11-16 1985-06-14 Nippon Denso Co Ltd 内燃機関用点火制御装置

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