JPH01313979A - 半導体材料内の電気素子に発生するピエゾ効果を防止する装置及びその形成方法 - Google Patents

半導体材料内の電気素子に発生するピエゾ効果を防止する装置及びその形成方法

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JPH01313979A
JPH01313979A JP1097709A JP9770989A JPH01313979A JP H01313979 A JPH01313979 A JP H01313979A JP 1097709 A JP1097709 A JP 1097709A JP 9770989 A JP9770989 A JP 9770989A JP H01313979 A JPH01313979 A JP H01313979A
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gap
semiconductor
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mask
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Beat Haelg
ビート・ヘールク
Radivoje Popovic
ラディフォエ・ポポヴィック
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Siemens Building Technologies AG
Landis and Gyr AG
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Landis and Gyr AG
LGZ Landis and Gyr Zug AG
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0042Constructional details associated with semiconductive diaphragm sensors, e.g. etching, or constructional details of non-semiconductive diaphragms
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N52/00Hall-effect devices
    • H10N52/80Constructional details

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、少なくとも1つの半導体材料内に配置された
ピエゾ効果を発生する電気素子のピエゾ効果を防止する
装置及びその形成方法に関するものである。
[従来の技術] 半導体材料内に形成される全電気素子のパラメータはそ
の半導体材料の機械的な応力状態に左右される。ピエゾ
効果として知られるこの現象は、例えば抵抗及びホール
素子に特に顕著に現れる。この種のピエゾ効果を発生す
る素子を例えば電気計などの精密機器に使用すると、精
度及び長期間安定性に問題が生じる。特にこれらの素子
を集積回路に使用する場合には、これらの問題は容易に
解決できない、すなわち半導体結晶(チップ)をハウジ
ングに入れ、あるいは機械的な支持体に取り付けると、
検出が困難な熱−機械応力、すなわち望ましくないピエ
ゾ効果が発生する。それによって使用される素子の重要
なパラメータが計算値あるいは所期値に相当しない値を
とる慣れがある。さらに、このパラメータ値は結晶毎に
熱応力及び(あるいは)機械的応力が異なることによっ
て大きくばらつき、時間が経過すると応力状態の変化に
よって大きく変化する慣れがあり、それによって精度及
び長期間安定性に間層か生じる。
[発明が解決しようとする課題] 以下に挙げる出版物ないしは本、すなわち、−[機械的
な応力がシリコンICにおけるホール素子のオフセット
電圧に及ぼす影響(Effect ofn+echan
ical  5tress  on  the  of
fset  voltage  of  Hall d
evice in 5iIC) J Phys、5ta
t、sol、 (固体物理)(a)、に115からK1
1811976) Y、カンタ、M、ミギタカ著 −[シリコンICにおけるホール素子の設計の考察 (
口esign  Con5ideration  fo
r  Hall  devices  1nSi IC
) J Phys、 5tat、 sol  (固体物
理) (a) 3B。
K41からに44(19761Y、カンタ、−、ミギタ
カ著−「プラスチックカプセル化された集積回路におけ
るピエゾ抵抗効果(Piezoresistivity
 Effectsin Plastic−Encaps
ulated Integrated C1rcuiL
s) J RCA Review、 vol 43.D
ec、 1982.第590から607頁 K、M、5
chlesier  (シュレーシャー)。
S、A、Kene++an  (ケネマン) 、R,T
、Mooney  (ムーニー) −「厚膜回路の混成集積、テクノロジー及び設計(Hy
bridintegration、 Technolo
gy and Entwurfvan Dicksch
ichtschaltung) J Huetig−V
erlag(ホイティッヒ出版) 、 Heidelb
erg、 1986.第214〜217頁、 M、Fe
1l (ファイル)、A、にolbeck(コルベツク
) 、 P、Lenk (レンツ) 、H,Re1ch
el(ライヒエル) 、 E、Zieger (ツイー
ガー)によって、つぎの手段によりピエゾ効果を減少さ
せることができることが知られている。すなわち、 一半導体基礎材料(ウェファ材料)の結晶方向(100
)、(1to)あるいは(l l 1)を最適に選択す
ること、 一使用される半導体基礎材料の結晶格子に対する結晶素
子の立体的方向を最適に選択すること、あるいは −例えばいわゆる「フリップ−チップ−ボンディング」
を用いるなど半導体結晶の適当な取り付は方法を用いる
こと。
従って本発明の課題は、取り付けに伴うピエゾ効果のマ
イナスの影響、特に半導体素子から形成される電子精密
回路の精度と長期間安定性に及ぼすマイナスの影響を除
去し、あるいは少なくとも著しく軽減することのできる
冒頭で述べた種類の装置とその形成方法を提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために本発明によれば、半導体材
料の一部のみにピエゾ効果を発生する電気素子が形成さ
れ、半導体材料の前記電気素子の部分と支持材料の間に
間隙が設けられている構成が採用されている。
[作用] 本発明の好ましい実施例によれば、集積回路の種々の素
子は電気的に互いに完全に絶縁されているので、種々の
素子の電気的絶縁が不完全であってもその機能にマイナ
スの影響が生じることがないという利点が得られる。
本発明は上記のように構成されているので、取り付けに
伴うピエゾ効果のマイナスの影響、特に半導体素子から
形成される電子精密回路の精度と長期間安定性に及ぼす
マイナスの影響を除去し、あるいは少なくとも著しく軽
減することができる。
[実施例] 本発明の実施例を図面に示し、以下で詳細に説明する。
なお、すべての図面において同一の符号は同一の部材を
示すものである。
図は本実施例を忠実に図示したものではない。
特に端子、接点及び配線は示されていない。
4つの実施例すべてにおいて、本発明装置には半導体材
料層1、支持材料層2及び少なくとも1つのピエゾ効果
を発生する電気素子3が設けられている。各層はそれぞ
れチップとして形成してもよい、半導体材料lは例えば
シリコンプレート(チップ)で、支持材料2はセラミッ
ク基板である。互いに関連する多数の電気素子が存在す
る場合には、これらは好ましくはまとめられて1つの電
気回路装置あるいは集積回路に形成される。半導体材料
lの層はピエゾ効果を発生する全ての電気素子3が占め
るスペースよりも格段に大きい。
このスペースは図では点線で囲った面で示されている。
互いに関連するすべての電気素子3はそれぞれ半導体材
料lの空間的に限定された部分にまとめられているので
、ピエゾ効果を発生するlっあるいは互いに関連する電
気素子によって覆われる半導体材料部分は一部だけであ
る。半導体材料lはそれぞれ載置面に沿って支持体2上
に取り付けられ、すなわち接着され、あるいは金属の共
晶によって結合されている(ボンディング)。半導体材
料lの1つあるいは互いに関連するピエゾ効果を発生す
る電気素子によって覆われている部分と、支持材料のそ
れに対応する部分との間には、それぞれ間隙4が設けら
れてあり、それによって半導体材料lの1つあるいは互
いに関連するピエゾ効果を発生する電気素子によって覆
われている部分が半導体材料lと支持材料2の間の共通
の載置面を越えてバルコニー状に突出している。すべて
の実施例において半導体材料1と支持材料2の間には結
合材料5の層が設けられており、結合材料5は接着剤か
あるいは例えば金などの金属である6本発明装置の第1
と第2の実施例においては半導体材料lの少なくとも1
つあるいは互いに関連するピエゾ効果を発生する電気素
子によって覆われている部分は、好ましくはほぼ一定の
厚さを有する。
第1図に示す本発明装置の第1の実施例の半導体材料l
と支持材料2からなる層は、両方ともそれぞれ例えばQ
、3mmから2mmのほぼ一定の厚さを有する。この2
つの層間の一部には結合材料5の薄い層が設けられてお
り、この層もほぼ一定の厚さを有し、かつこの層によっ
て半導体材料lが共通の載置面に沿って支持材料2上に
取り付けられている。この場合に結合材料5は支持材料
2の一部と半導体材料lのそれに対応する部分の間にし
か配置されておらず、この部分は半導体材料lの1つあ
るいは互いに関連するピエゾ効果を発生する電気素子を
有する部分の外部に配置されている。結合材料5からな
る層は通常は少なくともIumの厚さを有する。従って
半導体材料lの電気素子3を有さない部分は土台として
用いられる支持材料2の上に堅固に取り付けられており
半導体材料lの電気素子3を持つその他の部分は直接支
持材料2とは結合されず、間隙4によって支持材料2か
ら分離されており、前記間隙4はほぼ一定でかつ結合材
料5からなる層と同じ厚さを有する。
第2図に示す本発明の第2の実施例は第1の実施例と一
部だけ異なり、半導体材料1の1つあるいは互いに関連
するピエゾ効果を発生する電気素子を有する部分は半導
体材料lの他の部分に比較して少なくともわずかに薄く
形成されている。半導体材料lの1つあるいは互いに関
連するピエゾ効果を発生する電気素子を有する部分は土
台として用いられる支持材料2と直接接触せず、かつ好
ましくは一定の厚さを有する間隙4によって支持材料2
から分離されている。半導体材料lのより厚い部分は結
合材料5を介して支持材料2と結合されており、結合材
料5は支持材料2の一部と半導体材料lのそれに対応す
る部分の間の載置面に沿ってだけ配置されており、前記
載置面は半導体材料lの1つあるいは互いに関連するピ
エゾ効果を発生する電気素子を有する部分の外部に設け
られている。
第3図に示す本発明の第3の実施例は第2の実施例と一
部異なり、半導体材料1の1つあるいは互いに関連する
ピエゾ効果を発生する電気素子を有する少なくともやや
薄い部分は、第2図に示すように直接でな(、少な(と
も1つの中間部6を介してのみ半導体材料lの他の部分
、すなわちピエゾ効果を持たない厚い部分と接続されて
おり、この厚い部分は結合材料5によって支持材料2上
に取り付けられている。中間部6は、半導体材料lのピ
エゾ効果を発生する1つあるいは互いに関連する電気素
子3によって覆われている部分よりずっと薄い、従って
半導体材料lは極めて薄くされた中間部6によって少な
くとも2つの部分に分割されており、画部分の一方のみ
が支持材料2上に取り付は固定されており、ピエゾ効果
を発生する少なくとも1つの電気素子を有する他方は間
隙4上にバルコニー状に突出している。半導体材料lの
バルコニー状に突出している部分も間隙4も、本発明の
第3の実施例においてはそれぞれ一定の厚さとなってい
ない、第2の実施例においても第3の実施例においても
、半導体材料lの厚さの異なる2つの部分の移行部の形
状は任意に形成することができる。第2図においては薄
い所から厚い所への変化が飛躍的に行われていることに
よって、理想的な移行であると考えられる。第3図にお
いては半導体材料1の薄い所からも厚い所からも中間部
6へ理想的には線形に移行が行われるので1台形状の断
面が形成される。しかし実際にはこの移行部の形状は用
いる製造方法によってむしろ偶然に決定される。なお、
一般に前記製造方法には少なくとも1つのエツチング処
理が含まれる。
第4図と第5図に示す第4の実施例には好ましくは集積
回路が使用され、第3の実施例と似ているが、第3の実
施例とは異なり1つあるいは多数の中間部6によって半
導体材料lの層全体が少なくとも2つの部分に分割され
ているのではな(。
それぞれ絶縁された区画7が設けられており、この区画
7はそれぞれ1つあるいは互いに関連するピエゾ効果を
発生する電気素子3によって覆われており、かつ半導体
材料lの他の部分より少なくともやや薄く形成されてい
る。半導体材料の他の部分は区画7と支持材料のそれに
対応する部分との間に間隙4が形成されるように支持材
料2上に取り付けられている。さらに区画7の側方はす
べての方向において少な(とも一部間隙4によって包囲
されており、従って区画7は間隙によって支持材料2か
ら分離され、かつ少なくとも一部は残りの半導体材料l
から分離されている。半導体材料lの残りの部分に区画
7を機械的に結合するのに用いられているのは、区画7
の側方の一部を包囲している少なくとも1つの中間部6
であって、この中間部は区画7に比べて非常に薄く形成
されている。各中間部6は好ましくは半導体材料1の表
面に槽状に拡散されており、半導体材料1と槽は反対の
導電型を有する6区画7の側方の一部だけが中間部6に
よって包囲されている場合には、区画7の残り部分の側
方は間隙4によって残りの半導体材料lから分離されて
いる。
第4図と第5図には絶縁された区画7は1つだけ示され
ており、この区画7は中間部6を介して半導体材料lの
残りの部分と結合されている。この第4の実施例におい
ては好ましくは支持材料2は基板であって、この基板の
表面に例えばN型の導電型の半導体材料lが配置されて
いる。すでに説明したように、区画7は半導体材料lの
残りの部分よりやや薄く形成されており、半導体材料l
のこの残り部分は結合材料5の層を介して支持材料2上
に取り付けられているので1区画7と支持材料2の間に
は間隙4が設けられている。半導体材料l内に絶縁され
た区画7が島状に配置されており、前記区画7もN型の
導電型の半導体材料から形成されており、互いに関連す
るすべてのピエゾ効果を発生する電気素子3内に配置さ
れている。絶縁された区画7の下方及びすべての側方は
間隙4によって包囲されており、間隙4の上方は一部開
放されており、一部は薄い中間部6によって閉鎖されて
いる。この薄い中間部6は、絶縁された区画7の側方を
残りの半導体材料に機械的に結合することによってこの
区画7を残りの半導体材料に機械的に確実に保持するた
めに、間隙4の上面に設けられている。すでに説明した
ように、中間部6は好ましくはP″″″材料なる槽であ
って、半導体材料lの絶縁区画7の表面の外方端縁に拡
散されており、かつ絶縁区画7よりずっと薄く形成され
ている。半導体材料Iの表面において、絶縁区画7の1
つあるいは互いに関連するピエゾ効果を発生する電気素
子3がそれぞれ導電パターン8を介して装置の不図示の
ハウジング端子あるいは同じ集積回路の隣接の装置と電
気的に接続されている。なお、前記導電パターン8は好
ましくは半導体材料lの表面に金属被覆として形成され
ている。導電パターン8を含めた装置全体の上方は、通
常はSin、材料あるいはS is N 4材料からな
る不動態化層9で覆われている。
従ってピエゾ効果を発生する電気素子3ないしその電気
回路の周囲のゾーンにおいて半導体材料lはそれを後ろ
側から見た場合急に幅狭になっているので、半導体材料
lからなる分離され絶縁された区画7が形成され、半導
体材料のこの区画部分は正確に形成された比較的薄い中
間部6のみによって半導体材料lの残りの部分と表面で
結合されている。さらに絶縁された区画7は半導体材料
lの残り部分の元の厚さに比較してやや薄くなっている
0間隙4の上方は圧力を補償するために好ましくは圧力
補償開口部10を介して開放されている。しかしこの圧
力補償開口部10は下側に向けて支持材料2に形成する
ことも可能である。絶縁された区画7はバルコニー状に
間隙4の上方に突出しており、間隙4はP9材料からな
る3つの槽6によって半導体材料1の残り部分に懸架さ
れている。
4つの実施例すべてにおいて半導体材料lが支持材料2
上に取り付けられているにも拘らず、半導体材料lの1
つあるいは互いに関連するピエゾ効果を発生する電気素
子3によって覆われている部分は間隙4が設けられてい
ることによって、内部の機械的な応力から完全に解放さ
れ、従ってそこに設けられているピエゾ効果を発生する
電気素子3にはピエゾ効果ないしピエゾ現象が発生しな
くなる。
第4の実施例によれば、著しく幅狭になる中間部6が完
全に半導体材料lと反対の導電型を有する半導体材料か
ら形成され、従って絶縁された区画7及び残りの半導体
材料lとそれぞれP/N遷移領域を形成する場合は、応
力から完全に解放された区画7は残りの半導体材料から
完全に絶縁される。そして前記中間部が絶縁区画7及び
残りの半導体材料とそれぞれP/N遷移領域を形成する
ことによって、ピエゾ効果を発生する電気素子3は半導
体材料l内で電気的にほぼ完全に絶縁される。その場合
には好ましくは中間部6は槽として形成され、表面から
半導体材料1内へ拡散されて右り、区画7は槽6に至る
まで間隙4によって隔離される。
第4図と第5図に右いては半導体材料lは例えばNの導
電型を有し、すべての槽及びすべての中間部6は好まし
くは例えばホウ素原子などの不純物原子を注入されたP
゛の導電型の半導体材料から形成される。ホウ素原子の
濃度は例えば約1020cm””である。
第6a図から第6e図には、(100)ウェファ材料を
有するNシリコン半導体材料から第4の実施例を形成す
る方法が示されている。まずすべての電気素子ないしは
その集積回路を従来の技術を用いて公知のようにウェフ
ァ材料(半導体材料)の表面から拡散させる。所定の製
造工程の時点で、機械的に絶縁すべき電気素子3の回り
にP゛槽を拡散させて中間部6を形成し、P゛槽によっ
て著しく幅狭の中間部6と絶縁すべき区画7が形成され
る0次に公知のように不図示の導電パターンを設けて、
装置の表面を少なくとも1つの不動態化層9で覆う、こ
のようにして形成された装置が第6a図に示されている
本来の集積回路と不動態化層を形成したとき、半導体材
料lにはすでにすべての電気素子及び反対の導電型P3
を有する槽がすでに拡散され、その表面にすでに導電パ
ターンと少なくとも1つの不動態化層9が形成されてい
る。その後、絶縁すべき区画7の領域に露光済みフォト
レジスト材料からなる第1のマスク11と等方性のエツ
チング処理によって半導体材料lが後ろ側からわずかに
浅くなるようにエツチングされるので、後で区画7を支
持材料2上に取り付けるときに区画7が支持材料2上に
固定されることはない、このようにして得られた装置が
第6b図に示されている。
次に第1のマスク11が化学的に除去されて、露光され
たフォトレジスト材料からなる第2のマスク12に代え
られる。このようにされた半導体材料lが次の処理で後
ろ側から異方性のエツチング処理で処理されて、絶縁す
べき区画7の回りをくり抜かれて、絶縁すべき区画7の
周囲に側方の間隙4が形成される。導電型Pゝの半導体
材料からなる槽がエツチングストッパとして作用し、中
間部6を形成し、槽が存在しない所は半導体材料lと不
動態化層9が表面に至るまでエツチングされるので、間
隙4から表面まで圧力補償開口部IOが形成される。こ
のようにして得られた装置が第6c図に示されている。
第2のマスク12を除去した後に、区画7を電気的に絶
縁するために次の処理段階において、前記のようにして
得られた半導体材料1の後ろ側全体に、半導体材料lの
導電型Nと反対の導電型Pを有する薄い被覆層13が設
けられる。このようにして得られたものが、第6d図に
示されている。
最後の処理段階において、前記のようにして得られたも
のが結合層5によって支持材料2上に取り付けられ、そ
れによって間隙4の後ろ側が閉鎖される。装置の表面に
圧力補償開口部が形成されていない場合には、間隙4内
で確実に圧力の補償を行うために、支持材料2に少なく
とも1つのこの種の圧力補償開口部を形成することが必
要である。このようにして得られた装置が第6e図に示
されている0本発明装置の前述の4つのすべての実施例
において、間隙4は負圧にされ、あるいは例えば空気な
どの気体が充填されている。
他の材料を使用し、ウェファ材料の位置決めを行う場合
には、前述の処理段階に合わせなければならない。
[発明の効果1 以上の説明から明らかなように本発明によれば、取り付
けに伴うピエゾ効果のマイナスの影響、特に半導体素子
から形成される電子精密回路の精度と長期間安定性に及
ぼすマイナスの影響を除去し、あるいは少な(とも著し
く軽減することができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1の実施例を示す斜視図、第2
図は本発明の第2の実施例を示す斜視図、第3図は本発
明の第3の実施例を示す斜視図、第4図は第3図に示す
本発明の第3の実施例の概略を示す上面図、第5図は本
発明の第4の実施例の概略を示す断面図、第6a図から
第6e図は本発明装置の4つの実施例の製造方法の種々
の処理段階を示す断面図である。 1−・・半導体材料  2・・・支持材料3−・・ピエ
ゾ効果を発生する電気素子4・・・間隙

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)載置面に沿って支持材料(2)上に取り付けられて
    いる半導体材料(1)内に配置された電気素子に発生す
    るピエゾ効果を防止する装置において、 半導体材料(1)の一部のみにピエゾ効果を発生する電
    気素子(3)が形成され、 半導体材料(1)の前記電気素子の部分と支持材料(2
    )の間に間隙(4)が設けられていることを特徴とする
    半導体材料内の電気素子に発生するピエゾ効果を防止す
    る装置。 2)間隙(4)が形成されることによって、半導体材料
    (1)のピエゾ効果を発生する電気素子(3)によって
    覆われている部分が、半導体材料(1)と支持材料(2
    )間の共通の載置面を越えてバルコニー状に張り出して
    いることを特徴とする請求項第1項に記載の装置。 3)半導体材料(1)のピエゾ効果を発生する電気素子
    (3)によって覆われている部分がほぼ一定の厚さを有
    することを特徴とする請求項第1項あるいは第2項に記
    載の装置。 4)半導体材料(1)が結合材料(5)からなる層によ
    って共通の載置面に沿って支持材料(2)上に取り付け
    られており、結合材料(5)は支持材料(2)の一部と
    半導体材料(1)のそれに対応する部分との間にだけ配
    置されており、前記半導体材料の結合材料の設けられる
    部分はピエゾ効果を発生する電気素子(3)を有する部
    分の外部に設けられていることを特徴とする請求項第1
    項から第3項のいずれか1項に記載の装置。 5)半導体材料(1)のピエゾ効果を発生する電気素子
    (3)を有する部分が、それ以外の部分より薄く形成さ
    れていることを特徴とする請求項第4項に記載の装置。 6)半導体材料(1)がほぼ一定の厚さを有することを
    特徴とする請求項第4項に記載の装置。 7)半導体材料(1)のピエゾ効果を発生する電気素子
    (3)に覆われている部分が、中間部(6)を介して半
    導体材料(1)の他の部分と結合されており、中間部(
    6)は半導体材料(1)のピエゾ効果を発生する電気素
    子(3)に覆われている部分よりも薄いことを特徴とす
    る請求項第1項から第5項のいずれか1項に記載の装置
    。 8)半導体材料(1)のピエゾ効果を発生する電気素子
    に覆われている部分が半導体材料(1)内に区画(7)
    を形成し、この区画(7)が半導体材料(1)の他の部
    分よりも薄く形成され、前記半導体材料の他の部分は、
    区画(7)と支持材料(2)の間に間隙(4)が設けら
    れるように支持材料(2)上に取り付けられていること
    を特徴とする請求項第1項に記載の装置。 9)区画(7)の側方の一部が間隙(4)によって包囲
    されており、その間隙によって前記区画(7)が支持材
    料(2)から分離され、かつ区画の一部は半導体材料(
    1)の残りの部分から分離されることを特徴とする請求
    項第8項に記載の装置。 10)区画(7)の側方の一部が所定の導電型(N)の
    半導体材料(1)の表面において、反対の導電型(P)
    を有する半導体材料によって包囲されていることを特徴
    とする請求項第8項あるいは第9項に記載の装置。 11)反対の導電型(P)を有する半導体材料が槽を形
    成し、各槽が半導体材料の表面から拡散され、かつ区画
    (7)よりも薄く形成され、各槽が中間部(6)として
    区画(7)を半導体材料の他の部分に機械的に結合する
    のに用いられることを特徴とする請求項第10項に記載
    の装置。 12)反対の導電型(P)を有する半導体材料が区画(
    7)の側方の一部を包囲し、区画(7)の側方が間隙(
    4)によって残りの半導体材料(1)から分離されてい
    ることを特徴とする請求項第10項あるいは第11項に
    記載の装置。 13)間隙(4)が気体あるいは負圧で満たされている
    ことを特徴とする請求項第1項から第12項のいずれか
    1項に記載の装置。 14)間隙(4)に圧力補償開口部(10)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項第1項から第13項のい
    ずれか1項に記載の装置。 15)請求項第8項に記載の半導体材料内に配置された
    ピエゾ効果を発生する電気素子のピエゾ効果を防止する
    装置を形成する方法において、第1の処理段階において
    、マスク(11)と等方性のエッチング処理によって、
    半導体材料(1)の絶縁すべき区画(7)の領域が後ろ
    側からわずかに浅くなるようにエッチングされて、半導
    体材料を支持材料(2)上に取り付けるときに区画(7
    )の後ろ側が支持材料(2)から離され、 このようにして得られた装置が次の処理段階において、
    結合層(5)によって支持材料(2)の上に取り付けら
    れ、それによって区画(7)と支持材料(2)との間に
    間隙(4)が形成されることを特徴とする半導体材料内
    の電気素子に発生するピエゾ効果を防止する装置を形成
    する方法。 16)半導体材料を用いて請求項第9項に記載の装置を
    形成する方法において、 第1の処理段階において、マスク(11)と等方性のエ
    ッチング処理よって、半導体材料(1)の絶縁すべき区
    画(7)の領域が後ろ側からわずかに浅くなるようにエ
    ッチングされて、半導体材料を支持材料(2)上に取り
    付けるときに区画(7)の後ろ側が支持材料(2)から
    離され、次に第1のマスク(11)を除去した後に第2
    のマスク(12)を用いて前述のようにして得られた半
    導体材料(1)の後ろ側から異方性のエッチング処理に
    よって区画(7)の周囲を空洞化して側方の間隙を形成
    し、 このようにして得られた装置をさらに他の処理段階にお
    いて結合材料(5)の層によって支持材料(2)上に取
    り付け、それによって間隙(4)の後ろ側が閉鎖される
    ことを特徴とする請求項第9項に記載の装置を形成する
    方法。 17)すべての槽がすでに拡散されている所定の導電型
    (P)と反対の導電型(N)の半導体材料(1)を用い
    て請求項第11項から第14項のいずれか1項に記載の
    装置を形成する方法において、 第1のマスク(11)と等方性のエッチング処理を用い
    て半導体材料(1)の絶縁すべき区画(7)の領域が後
    ろ側からわずかに浅くなるようにエッチングされて半導
    体材料(1)を支持材料(2)上に取り付けるときに区
    画(7)の後ろ側が支持材料から離され、 次の処理段階において、第1のマスク(11)を除去し
    てその代わりに第2のマスク(12)を用い、このよう
    にして得られた半導体材料(1)の後ろ側から異方性の
    エッチングによって絶縁すべき区画(7)の周囲を空洞
    化して側方の間隙(4)を形成し、このときに反対の導
    電型(P)の半導体材料の槽がエッチングストッパとし
    て作用し、槽が設けられていない箇所は半導体材料(1
    )と不動態化層(9)が表面に至るまでエッチングされ
    、 さらに次の処理段階において第2のマスク (12)が除去された後に、このようにして得られた半
    導体材料(1)の後ろ側に、半導体材料の導電型(N)
    と反対の導電型(P)を有する薄い被覆層(13)が取
    り付けられ、 さらに次の処理段階において、このようにして得られた
    装置が結合材料(5)の層によって支持材料(2)上に
    取り付けられ、それによって間隙(4)の後ろ側が閉鎖
    されることを特徴とする請求項第11項から第14項の
    いずれか1項に記載の装置を形成する方法。
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