JPH01312229A - クラッチカバー組立体 - Google Patents

クラッチカバー組立体

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JPH01312229A
JPH01312229A JP11002289A JP11002289A JPH01312229A JP H01312229 A JPH01312229 A JP H01312229A JP 11002289 A JP11002289 A JP 11002289A JP 11002289 A JP11002289 A JP 11002289A JP H01312229 A JPH01312229 A JP H01312229A
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JP
Japan
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tab
tabs
clutch
diaphragm spring
pressure plate
Prior art date
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Application number
JP11002289A
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English (en)
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JPH037810B2 (ja
Inventor
Tamio Nagano
長野 民男
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Exedy Corp
Original Assignee
Daikin Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はクラッチスプリングとしてダイヤフラムスプリ
ング(皿ばね)を使用した摩擦クラッチのクラッチカバ
ー組立体に関する。
[従来の技術] この種のクラッチにおいてはクラッチカバーの内周部に
複数のタブを形成し、該タブによりワイヤーリングが支
持されている。ワイヤーリングはダイヤフラムスプリン
グの支点を形成する部材で、上記タブはかしめによりワ
イヤーリングを所定位置に保持している。
[発明が解決しようとする課題] ところがタブとダイヤフラムスプリングとのがたを(後
述する)を考慮するとタブの寸法を比較的大きく設定す
る必要があるので、タブに対して曲げ及びかしめを施す
場合の荷重(ブレストン数)を大きくしなければならず
、曲げ及びかしめ作業が難しいという不具合がある。又
かしめ力が大きくなるので、ダイヤフラムスプリングに
対するタブの圧接力がきわめて大きくなり、そのために
ダイヤフラムスプリングが円滑に作動しなくなり、クラ
ッチ操作感覚が悪くなる。しかもタブは寸法が大きいの
で、曲げ及びかしめを施すと所望の寸法形状に較べて変
形し、ワイヤーリングの位置に狂いが生じる。従ってダ
イヤフラムスプリングの作動が不安定になり、この点に
おいてもクラッチ操作感覚が悪くなる。
[課題を解決するための手段] 本発明はタブに対する曲げ及びかしめ荷重を軽減し、か
つタブの変形量を小さくするために、タブに切欠きを設
けたもので、次のように構成されている。
すなわち本発明は、クラッチカバー内周縁の複数箇所に
タブを一体に設け、ダイヤフラムスプリングのスリット
を通して上記タブをプレッシャプレート側へ延ばし、ダ
イヤフラムスプリングの両面を支持する1対のワイヤー
リングをタブによりクラッチ半径方向内方から支持し、
プレッシャプレート側ワイヤーリングをタブの先端に設
けた湾曲部によりプレッシャプレート側から支持し、ク
ラッチカバーに他方のワイヤーリングをプレッシャプレ
ートと反対側から支持する部分を設け、各タブの側縁を
スリットの内縁に対してクラッチ円周方向に接近させ、
各タブに概ねタブ側縁に沿って延びる切欠きを設けたこ
とを特徴としている。
[実施例] 縦断面部分略図である第1図において、O−0はクラッ
チ出力軸(図示せず)の中心線、1はフェーシング、2
はプレッシャプレート、3はクラッチカバー、4はクラ
ッチスプリングとして使用されるダイヤフラムスプリン
グである。スプリング4の外周部4aはプレッシャプレ
ート2のフェーシング1と反対側の面から突出した突起
5に圧接し、スプリング4の内周部4bは出力軸の周囲
に配置したレリーズベアリング6にフェーシング1側(
第1図の左側)から対向している。
第1図の■−■矢視部分図である第2図の如く、スプリ
ング4は内周縁から半径方向外向きに延びる多数のスリ
ット7を放射状に備え、各スリット7の半径方向外端部
は円周方向に広がって拡開部9を形成している。第1図
のカバー3の内周部には中心線O−0に概ね沿ってプレ
ッシャプレート2側へ延びる複数のタブ10が一体に設
けである。
タブ10はスリット7の拡開部9を通ってプレッシャプ
レート2とスプリング4の間まで延びている。
第2図の如くタブ10の円周方向の幅Wは拡開部9の幅
W1よりもやや小さい程度であり、タブ10の側縁16
と拡開部9の内縁19との間には狭い隙間20が形成さ
れている。第1図の11.12はスプリング4の両面に
沿って配置した環状のワイヤーリングで、タブ10は両
リング11.12をクラッチ半径方向内方から支持し、
又タブ10の先端部13はクラッチ半径方向外方へ湾曲
して隣接するリング11をプレート2側から支持してい
る。他方のリング12は概ねクラッチ半径方向に延びる
タブ基端部14(カバー3の内周部)によりスプリング
4と反対側から支持されている。
斜視部分図である第3図において、13′は折曲げ前の
タブ先端部で、先端部13′はワイヤーリング11.1
2の内周をタブ10に嵌めた後、油圧プレスにより2点
鎖線13の如く前述の姿勢に折り曲げられてワイヤーリ
ング11に対してかしめられる。そしてこの第3図から
明らかなようにタブ10には曲げ加工前にあらかじめス
リット15(切欠き)が設けである。スリット15は一
定の幅Wを備え、タブ10の側縁16と平行にタブ10
の先端から基端部14の近傍までタブ10の幅W方向中
央部を延びている。又スリット15の幅Wはタブ10の
全体幅Wの例えば1/3〜174程度である。
第3図のIV−IV断面図である第4図から明らかなよ
うに、タブ10の断面はワイヤーリング11.12の内
周に沿って円弧状に成形されている。なおタブ10及び
クラッチカバー3は厚さ3〜4II!1の鋼板によりで
きている。
動作を説明する。図示されていないクラヴチベタルを踏
み込むと、第1図のレリーズベアリング6は矢印Rの如
゛くフェーシング1側へ移動してスプリング内周部4b
を押し、スプリング4は外周部4aがフェーシング1か
ら離れるようにリング11を支点として変形し、プレー
ト2に対する押圧力が解放又は減少してクラッチは遮断
される。
クラッチペダルを離すと、スプリング4は自己の弾力に
よりリング12を支点として上記の場合とは逆の方向に
変形し、スプリング4の弾力によりプレート2はフェー
シング1を図示されていないフライホイールに対して押
圧し、クラッチは接続される。
上述の動作においてスプリング4とカバー3は円周方向
に沿って相対的にがたつき、第2図のタブ側縁16は拡
開部内縁19に衝突するが、両者間の隙間20は前述の
如く狭く設定されているので、上記がたつき量も小さく
なり、従って内縁]9に対する側縁16の衝突速度は小
さく、側縁16や内縁19が局部的に大きく摩耗したり
破損したりすることはない。
[発明の効果] 以上説明した構造によると、幅Wのスリット15を設け
た分だけタブ10の断面積が減少し、又円弧状断面のタ
ブ10がスリット15により分割されているので、先端
部13の曲げ及びかしめによるプレス荷重を小さくし、
曲げ及びかしめ作業を容易化することができる。又かし
め荷重が小さくなるので、ダイヤフラムスプリング4に
対するワイヤーリング11.12の圧接力が減少し、両
者間の摩擦力も小さくなる。従ってダイヤフラムスプリ
ング4は円滑に作動し、クラッチ操作感覚が向上する。
しかもスリット15を設けたので、先端部13に曲げ及
びかしめを施してもタブ10は第4図の如く円弧状断面
を維持する。従ってスリット15部分を除き、タブ10
は幅W全体にわたってワイヤーリング11.12を半径
方向内方から安定した状態で支持することができ、スプ
リング4の作動が安定して良好なりラッチ操作感覚を得
ることができる。
ちなみに従来品では第5図の如くタブ10にスリットが
設けられていないので、曲げ及びかしめ荷重の増大及び
それによる操作感覚の悪化という不具合がある他に、曲
げ及びかしめにより断面形状が第4図中2点鎖線10−
の如く平坦になるという問題が生じる。そしてタブ10
−が平坦になると、ワイヤーリング11.12の形状や
位置に狂いが生じ、ダイヤフラムスプリング4の撓み荷
重は例えば第6図の如く撓み量増加時(クラッチ遮断時
)に大きくなり、撓み量減少時には小さくなる。このよ
うに荷重にヒステリシスが生じるので、この点において
もクラッチ操作感覚が悪くなる。又スリット15を設け
ない場合でも、タブ10の幅Wを小さくすると上記問題
を解決することができるが、その場合には第2図の隙間
20が広くなり、タブ10とスプリング4の相対的なが
たつき量が大きくなるので、タブ側縁16が拡開部内縁
19に激しく衝突し、側縁16や内縁19が局部的大き
く摩耗したり破損したりする。
[別の実施例] 本発明を具体化する場合、スリット16をqtなる切目
にすることもでき、又スリット16を各タブ10に2本
以上平行に設けることもできる。ワイヤーリング11.
12の一方又は両方を途中に切目を有するC形すングで
形成することもできる。
第7図〜第10図の構造を採用することもてきる。第7
図においてタブ10の両側縁に切欠き15′が設けであ
る。切欠き15″はスリット拡開部9(第2図)よりも
プレッシャプレート2(第1図)側へ突出する部分だけ
に設けである。この実施例においてもタブ側縁16はス
リット拡開部9の内縁19に対してクラッチ円周方向に
接近しており、又先端部13゛は幅W′が狭いので曲げ
及びかしめに必要な荷重は少なくてすみ、従って第3図
、第4図の実施例による前記効果と同様の効果を得るこ
とができる。
第8図の実施例は第3図の実施例と類似しているが、第
3図のスリット15に対応する切欠き25は先端部が閉
鎖しており、長円形の孔である点が異なっている。
第9図の実施例では、第7図の両側縁の切欠き15′と
類似した切欠き26がタブ10の両側縁に設けであるが
、この切欠き26はその縁が傾斜しており、タブ10本
体の幅が、タブ10の先端側へ行くにつれて狭くなって
いる。
第10図の実施例では、第8図の切欠き25と第9図の
切欠き26とが組み合わせである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の縦断面部分略図、第2図は第1図の■
−■矢視部分図、第3図は成型工程途中におけるタブの
斜視部分図、第4図は第3図の■−■断面部分図、第5
図は従来のタブの斜視部分図、第6図は従来品によるダ
イヤフラムスプリングの撓み一荷重特性のグラフ、第7
図〜第10図はそれぞれ別の実施例の斜視部分図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クラッチカバー内周縁の複数箇所にタブを一体に設け、
    ダイヤフラムスプリングのスリットを通して上記タブを
    プレッシャプレート側へ延ばし、ダイヤフラムスプリン
    グの両面を支持する1対のワイヤーリングをタブにより
    クラッチ半径方向内方から支持し、プレッシャプレート
    側ワイヤーリングをタブの先端に設けた湾曲部によりプ
    レッシャプレート側から支持し、クラッチカバーに他方
    のワイヤーリングをプレッシャプレートと反対側から支
    持する部分を設け、各タブの側縁をスリットの内縁に対
    してクラッチ円周方向に接近させ、各タブに概ねタブ側
    縁に沿って延びる切欠きを設けたことを特徴とするクラ
    ッチカバー組立体。
JP11002289A 1989-04-27 1989-04-27 クラッチカバー組立体 Granted JPH01312229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11002289A JPH01312229A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 クラッチカバー組立体

Applications Claiming Priority (1)

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JP11002289A JPH01312229A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 クラッチカバー組立体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01312229A true JPH01312229A (ja) 1989-12-18
JPH037810B2 JPH037810B2 (ja) 1991-02-04

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WO2010113621A1 (ja) * 2009-04-03 2010-10-07 株式会社エクセディ クラッチカバー組立体

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JPH037810B2 (ja) 1991-02-04

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