JP2010242846A - クラッチカバー組立体 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの低減を実現しつつ大型化を抑制できるクラッチカバー組立体を提供する。
【解決手段】クラッチカバー組立体1は、クラッチカバー2とプレッシャプレート3とダイヤフラムスプリング4とを備えている。プレッシャプレート3は、クラッチカバー2に対して一体回転可能にかつ軸方向へ移動可能に配置され、フライホイール51へ摩擦部材を押し付け可能である。ダイヤフラムスプリング4は、クラッチカバー2に支持され、プレッシャプレート3をフライホイール51側に付勢する。クラッチカバー2は、フライホイール51に固定される環状のクラッチカバー本体25と、クラッチカバー本体25の内周部に設けられダイヤフラムスプリング4を弾性変形可能に支持する複数の板状の支持部24と、を有している。支持部24の先端の円周方向の寸法は、徐々に小さくなっている。
【選択図】図4
【解決手段】クラッチカバー組立体1は、クラッチカバー2とプレッシャプレート3とダイヤフラムスプリング4とを備えている。プレッシャプレート3は、クラッチカバー2に対して一体回転可能にかつ軸方向へ移動可能に配置され、フライホイール51へ摩擦部材を押し付け可能である。ダイヤフラムスプリング4は、クラッチカバー2に支持され、プレッシャプレート3をフライホイール51側に付勢する。クラッチカバー2は、フライホイール51に固定される環状のクラッチカバー本体25と、クラッチカバー本体25の内周部に設けられダイヤフラムスプリング4を弾性変形可能に支持する複数の板状の支持部24と、を有している。支持部24の先端の円周方向の寸法は、徐々に小さくなっている。
【選択図】図4
Description
本発明は、クラッチカバー組立体、特に、エンジンのフライホイールにクラッチディス組立体の摩擦部材を押し付けおよび押し付け解除するクラッチカバー組立体に関する。
クラッチカバー組立体は、一般に、エンジンのフライホイールに装着され、エンジンの駆動力をトランスミッション側に伝達するために用いられている。このようなクラッチカバー組立体は、主に、フライホイールに固定されるクラッチカバーと、フライホイールへクラッチディスク組立体の摩擦部材を押し付け可能なプレッシャプレートと、プレッシャプレートをフライホイール側に押圧するためのダイヤフラムスプリングと、を備えている。ダイヤフラムスプリングは、環状弾性部と、環状弾性部の内周縁から径方向内側に延びる複数のレバー部とからなる。ダイヤフラムスプリングは、プレッシャプレートを押圧する機能とともに、プレッシャプレートへの押圧を解除するためのレバー機能も有している(例えば、特許文献1を参照。)。
従来のクラッチカバー組立体では、クラッチカバーが、環状のクラッチカバー本体と、クラッチカバー本体の内周部に設けられダイヤフラムスプリングを弾性変形可能に支持する複数の支持部と、を有している。支持部は、クラッチカバー本体から半径方向内側に突出する板状の突起が内側に折り曲げられて形成されている。例えば、クラッチカバー本体および支持部の間には、ダイヤフラムスプリングと、ダイヤフラムスプリングの弾性変形時の支点として機能する2本のワイヤリングと、が挟み込まれている。この構成により、ワイヤリングとの接点付近を支点としてダイヤフラムスプリングの姿勢を変化させることができる。
上記の支持部はクラッチカバーの一部を折り曲げて形成されているため、構造の簡素化が可能となり、製造コストを低減できる。
しかし、このような支持部はクラッチカバー本体からフライホイール側に突出しているため、場合によっては、支持部が他の部材と干渉するおそれもある。
一方、支持部が他の部材と干渉するのを防止するために支持部周辺に大きなスペースを設けると、クラッチカバー組立体の大型化を招く。
本発明の課題は、製造コストの低減を実現しつつ大型化を抑制できるクラッチカバー組立体を提供することにある。
本発明に係るクラッチカバー組立体は、エンジンのフライホイールにクラッチディスク組立体の摩擦部材を押し付け及び押し付け解除するための装置である。このクラッチカバー組立体は、クラッチカバーとプレッシャプレートとダイヤフラムスプリングとを備えている。クラッチカバーはフライホイールに固定される。プレッシャプレートは、クラッチカバーに対して一体回転可能にかつ軸方向へ移動可能に配置され、フライホイールへ摩擦部材を押し付け可能である。ダイヤフラムスプリングは、クラッチカバーに支持され、プレッシャプレートをフライホイール側に付勢する。クラッチカバーは、フライホイールに固定される環状のクラッチカバー本体と、クラッチカバー本体の内周部に設けられダイヤフラムスプリングを弾性変形可能に支持する複数の板状の支持部と、を有している。支持部の先端の円周方向の寸法は、徐々に小さくなっている。
このクラッチカバー組立体では、支持部の先端の円周方向の寸法が徐々に小さくなっているため、支持部が占めるスペースを削減でき、大型化を抑制できる。さらに、支持部が板状であるため、構造の簡素化が可能となり、製造コストを低減できる。
<クラッチカバー組立体の全体構造>
図1〜図3に示すクラッチカバー組立体1は、エンジンのフライホイール51に対してクラッチディスク組立体(図示せず)の摩擦部材53を押し付けてクラッチを連結し、あるいは押し付けを解除してクラッチを切断するための装置である。クラッチカバー組立体1はプッシュタイプである。
図1〜図3に示すクラッチカバー組立体1は、エンジンのフライホイール51に対してクラッチディスク組立体(図示せず)の摩擦部材53を押し付けてクラッチを連結し、あるいは押し付けを解除してクラッチを切断するための装置である。クラッチカバー組立体1はプッシュタイプである。
なお、図1〜図3に示すO−O線が、フライホイール51およびクラッチカバー組立体1の回転軸線である。以下、図1〜図3の左側を軸方向エンジン側といい、図の右側を軸方向トランスミッション側という。
図1および2に示すように、クラッチカバー組立体1は主に、クラッチカバー2と、プレッシャプレート3と、ダイヤフラムスプリング4と、を備えている。
<クラッチカバー>
図3に示すように、クラッチカバー2は、概ね皿形状のプレート部材であり、外周部が例えばボルトによりフライホイール51に固定されている。具体的には、クラッチカバー2はクラッチカバー本体25と、クラッチカバー本体25と一体形成された複数の支持部24と、を有している。
図3に示すように、クラッチカバー2は、概ね皿形状のプレート部材であり、外周部が例えばボルトによりフライホイール51に固定されている。具体的には、クラッチカバー2はクラッチカバー本体25と、クラッチカバー本体25と一体形成された複数の支持部24と、を有している。
(1)クラッチカバー本体
図3に示すように、クラッチカバー本体25は、環状の部分であり、固定部21と外周部22と環状部23とを有している。固定部21はフライホイール51に固定される部分である。外周部22は固定部21から軸方向に延びる概ね筒状の部分である。環状部23は、外周部22から半径方向内側に突出する環状の部分であり、内周部がフライホイール51側に窪んでいる。
図3に示すように、クラッチカバー本体25は、環状の部分であり、固定部21と外周部22と環状部23とを有している。固定部21はフライホイール51に固定される部分である。外周部22は固定部21から軸方向に延びる概ね筒状の部分である。環状部23は、外周部22から半径方向内側に突出する環状の部分であり、内周部がフライホイール51側に窪んでいる。
(2)支持部
支持部24は、クラッチカバー本体25の内周部(環状部23の内周部)に配置されており、クラッチカバー本体25とともにダイヤフラムスプリング4を弾性変形可能に支持している。具体的には図3および図4に示すように、支持部24は、クラッチカバー本体25の内周部から内側(フライホイール51側)に折り曲げられて形成されており、第1部分24aと第2部分24bと第3部分24cとを有している。図4は第2部分24bを折り曲げる前の支持部24の展開図である。
支持部24は、クラッチカバー本体25の内周部(環状部23の内周部)に配置されており、クラッチカバー本体25とともにダイヤフラムスプリング4を弾性変形可能に支持している。具体的には図3および図4に示すように、支持部24は、クラッチカバー本体25の内周部から内側(フライホイール51側)に折り曲げられて形成されており、第1部分24aと第2部分24bと第3部分24cとを有している。図4は第2部分24bを折り曲げる前の支持部24の展開図である。
第1部分24aは、環状部23の内周縁から軸方向のエンジン側に突出しており、ダイヤフラムスプリング4の孔4c(後述)に挿入されている。
第2部分24bは、第1部分24aの端部からエンジン側および半径方向外側に延びる部分であり、図3に示すように湾曲している。図4に示すように、第2部分24bの幅(円周方向の寸法の一例)L2は、第1部分24aの幅(円周方向の寸法の一例)L1よりも小さく設定されている。
また、第2部分24bは、半径方向外側に向かって湾曲しており、一方のワイヤリング6と当接している。他方のワイヤリング6は環状部23と当接している。環状部23と第2部分24bとの間には、2本のワイヤリング6とダイヤフラムスプリング4とが挟み込まれている。
第3部分24cは、第2部分24bの端部から半径方向外側へ突出した部分であり、第2部分24bよりも幅が小さい部分を有している。具体的には図4に示すように、第3部分24cは、半径方向に対して傾斜する1対の傾斜面24dを有している。第2部分24bにより第3部分24cは徐々に幅が小さくなっている。傾斜面24dは、第1部分24aおよび第2部分24bの中心線Cに対して線対称に配置されている。中心線Cは円周方向に平行であるため、傾斜面24dは中心線Cに対して傾斜していると言える。なお、第1部分24a、第2部分24bおよび第3部分24cの円周方向の中心は一致しているため、中心線Cは第1部分24aおよび第3部分24cの円周方向の中心線でもある。
また、第3部分24cの先端には、傾斜面24dをつなぐ端面24eが形成されている。端面24eは中心線Cに垂直である。傾斜面24dにより支持部24の先端の幅は半径方向外側にいくにしたがって徐々に小さくなっている。
<プレッシャプレート>
プレッシャプレート3は、フライホイール51に対向する側に押圧面3aが形成された環状の部材である。押圧面3aとフライホイール51との間には、クラッチディスク組立体の摩擦部材53が配置される。プレッシャプレート3には、押圧面3aと反対側に軸方向に突出する概ね環状の突出部3bが形成されている。プレッシャプレート3は、複数のストラッププレート7(図1)によって、クラッチカバー2に対して、軸方向には移動可能かつ一体回転可能に連結されている。
プレッシャプレート3は、フライホイール51に対向する側に押圧面3aが形成された環状の部材である。押圧面3aとフライホイール51との間には、クラッチディスク組立体の摩擦部材53が配置される。プレッシャプレート3には、押圧面3aと反対側に軸方向に突出する概ね環状の突出部3bが形成されている。プレッシャプレート3は、複数のストラッププレート7(図1)によって、クラッチカバー2に対して、軸方向には移動可能かつ一体回転可能に連結されている。
また、図3および図5(図3のV-V矢視図)に示すように、プレッシャプレート3の内周部には、軸方向エンジン側に窪んだ複数の凹部3dが形成されている。凹部3d内には支持部24の第3部分24cが配置されている。図5に示すように、凹部3dは第3部分24cよりも一回り大きく形成された窪みである。
<ダイヤフラムスプリング>
ダイヤフラムスプリング4は、プレッシャプレート3とクラッチカバー2との間に配置された円板状部材であり、クラッチカバー2により弾性変形可能に支持されている。具体的には、ダイヤフラムスプリング4は、環状弾性部4aと、環状弾性部4aの内周部から径方向内側に延びる複数のレバー部4bと、を有している。環状弾性部4aはクラッチ連結時にプレッシャプレート3の突出部3bと当接する。レバー部4b同士の間には複数のスリットが形成されており、複数のスリットの外周端には複数の孔4cがそれぞれ形成されている。
ダイヤフラムスプリング4は、プレッシャプレート3とクラッチカバー2との間に配置された円板状部材であり、クラッチカバー2により弾性変形可能に支持されている。具体的には、ダイヤフラムスプリング4は、環状弾性部4aと、環状弾性部4aの内周部から径方向内側に延びる複数のレバー部4bと、を有している。環状弾性部4aはクラッチ連結時にプレッシャプレート3の突出部3bと当接する。レバー部4b同士の間には複数のスリットが形成されており、複数のスリットの外周端には複数の孔4cがそれぞれ形成されている。
孔4cには支持部24の第1部分24aが挿入されている。ダイヤフラムスプリング4の軸方向両側には2つのワイヤリング6が配置されており、2つのワイヤリング6およびダイヤフラムスプリング4は、支持部24と環状部23との間に挟み込まれている。より詳細には、支持部24の第2部分24bと環状部23の内周部との間に、ワイヤリング6および環状弾性部4aの内周部が挟み込まれている。第2部分24bおよび環状部23の内周部はそれぞれワイヤリング6と接触している。
また、ダイヤフラムスプリング4のレバー部4bの先端にはプッシュタイプのレリーズ装置(図示せず)が当接している。クラッチレリーズ時には、このレリーズ装置によりレバー部4bの端部はエンジン側へ押し込まれ、ダイヤフラムスプリング4のプレッシャプレート3に対する押圧力が解除される。
<動作>
レリーズ装置がダイヤフラムスプリング4のレバー部4bの先端に荷重を与えていない状態では、環状弾性部4aによりプレッシャプレート3はクラッチカバー2に対してエンジン側に押されている。その結果、クラッチディスク組立体の摩擦部材53がフライホイール51に押し付けられ、クラッチディスク組立体にトルクが伝達される(クラッチ連結状態)。
レリーズ装置がダイヤフラムスプリング4のレバー部4bの先端に荷重を与えていない状態では、環状弾性部4aによりプレッシャプレート3はクラッチカバー2に対してエンジン側に押されている。その結果、クラッチディスク組立体の摩擦部材53がフライホイール51に押し付けられ、クラッチディスク組立体にトルクが伝達される(クラッチ連結状態)。
レリーズ装置がダイヤフラムスプリング4のレバー部4bの先端をエンジン側に押し入れると、ワイヤリング6とダイヤフラムスプリング4との接触部分を支点としてダイヤフラムスプリング4の環状弾性部4aの外周部が軸方向トランスミッション側に引き上げられる。これにより、環状弾性部4aがプレッシャプレート3を押圧しなくなり、プレッシャプレート3はストラッププレート7の弾性力により摩擦部材53から引き離され、最後に摩擦部材53がフライホイール51から離れる(クラッチレリーズ状態)。
<特徴>
このレリーズ動作時には、クラッチカバー2に対するダイヤフラムスプリング4の姿勢がワイヤリング6との接触部分を支点として変化するため、クラッチカバー2のワイヤリング6との接触部分はワイヤリング6が押し付けられるため摩耗しやすい。
このレリーズ動作時には、クラッチカバー2に対するダイヤフラムスプリング4の姿勢がワイヤリング6との接触部分を支点として変化するため、クラッチカバー2のワイヤリング6との接触部分はワイヤリング6が押し付けられるため摩耗しやすい。
しかし、このクラッチカバー組立体1では、支持部24の第2部分24bの幅を比較的大きく設定しているため、ワイヤリング6と第2部分24bとの接触部分の面圧を比較的低く抑えることができ、クラッチカバー2の摩耗を抑制することができる。
また、支持部24の先端(第3部分24c)の幅が徐々に小さくなっているため、支持部24が占めるスペースを削減でき、クラッチカバー組立体1の大型化を抑制できる。さらに、支持部24が板状であるため、構造の簡素化が可能となり、製造コストを低減できる。
特に、支持部24の第3部分24cがプレッシャプレート3の凹部3d内に配置されているため、プレッシャプレート3をクラッチカバー2に対して軸方向に近接して配置することができ、クラッチカバー組立体1全体の軸方向寸法の短縮が可能となる。
また、第3部分24cが1対の傾斜面24dを有しているため、第2部分24bの幅が大きくなっても支持部24の先端の寸法を小さく抑えることができる。これにより、支持部24の幅を大きく設定しても、プレッシャプレート3の凹部3d内に支持部24が収まり、クラッチカバー2の仕様が変わっても同じ形状のプレッシャプレート3を流用でき、生産性が高まる。
<他の実施形態>
本発明の実施形態は上記のものに限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。なお、前述の実施形態と実質的に同じ機能を有する構成については、前述の実施形態と同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本発明の実施形態は上記のものに限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。なお、前述の実施形態と実質的に同じ機能を有する構成については、前述の実施形態と同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
前述の第3部分24cは1対の傾斜面24dを有しているが、図6に示す支持部124のように1対の傾斜面24dではなく、1つの傾斜面124dが第3部分124cに形成されていてもよい。また、図7に示す支持部224のように、1対の傾斜面24dが平面ではなく1対の曲面224dであってもよい。つまり、第3部分24cの幅が徐々に小さくなるような形状であれば、どのような形状であろうと、前述と同様の効果が得られる。
1 クラッチカバー組立体
2 クラッチカバー
21 固定部
22 外周部
23 環状部
24 支持部
24a 第1部分
24b 第2部分
24c 第3部分
24d 傾斜面
24e 端面
25 クラッチカバー本体
3 プレッシャプレート
3d 凹部
4 ダイヤフラムスプリング
6 ワイヤリング
2 クラッチカバー
21 固定部
22 外周部
23 環状部
24 支持部
24a 第1部分
24b 第2部分
24c 第3部分
24d 傾斜面
24e 端面
25 クラッチカバー本体
3 プレッシャプレート
3d 凹部
4 ダイヤフラムスプリング
6 ワイヤリング
Claims (4)
- エンジンのフライホイールにクラッチディスク組立体の摩擦部材を押し付け及び押し付け解除するためのクラッチカバー組立体であって、
前記フライホイールに固定されるクラッチカバーと、
前記クラッチカバーに対して一体回転可能にかつ軸方向へ移動可能に配置され、前記フライホイールへ前記摩擦部材を押し付け可能なプレッシャプレートと、
前記クラッチカバーに支持され、前記プレッシャプレートを前記フライホイール側に付勢するダイヤフラムスプリングと、を備え、
前記クラッチカバーは、前記フライホイールに固定される環状のクラッチカバー本体と、前記クラッチカバー本体の内周部に設けられ前記ダイヤフラムスプリングを弾性変形可能に支持する複数の板状の支持部と、を有しており、
前記支持部の先端の円周方向の寸法は、徐々に小さくなっている、
クラッチカバー組立体。 - 前記支持部は、前記クラッチカバー本体の内周部から前記クラッチディスク組立体側へ突出する第1部分と、前記第1部分の端部から半径方向外側へ突出する部分であって前記クラッチカバー本体とともに前記ダイヤフラムスプリングを弾性変形可能に支持し前記第1部分よりも円周方向の寸法が小さい第2部分と、前記支持部の先端を形成する部分であって前記第2部分の端部に設けられ前記円周方向の寸法が徐々に小さくなっている第3部分と、を有している、
請求項1に記載のクラッチカバー組立体。 - 前記第3部分は、半径方向に対して傾斜する少なくとも1つの傾斜面を有している、
請求項2に記載のクラッチカバー組立体。 - 前記プレッシャプレートは、内周部に配置され軸方向に窪んだ複数の凹部を有しており、
前記支持部の先端は、前記凹部内に配置されている、
請求項1から3のいずれかに記載のクラッチカバー組立体。
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