JPH01311012A - 染毛剤組成物 - Google Patents

染毛剤組成物

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JPH01311012A
JPH01311012A JP14255088A JP14255088A JPH01311012A JP H01311012 A JPH01311012 A JP H01311012A JP 14255088 A JP14255088 A JP 14255088A JP 14255088 A JP14255088 A JP 14255088A JP H01311012 A JPH01311012 A JP H01311012A
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JP
Japan
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hair
composition
dye composition
hair dye
active ingredient
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JP14255088A
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English (en)
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Yoshio Ikeda
池田 善雄
Jiro Kawase
川瀬 次朗
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、染毛剤組成物、特に中性領域で優れた染毛性
を有する染毛剤組成物に関する。
[従来の技術〕 従来から、染毛には、パラフェニレンジアミン、パラア
ミノフェノール、レゾルシン等の酸化染料を有効成分と
した酸化染毛剤等が主に用いられている。そしてこれら
の従来の酸化染毛剤には、酸化剤の併用が不可欠で、過
酸化水素、過ホウ酸塩等の過酸化物が使用されている。
また、従来の酸化染毛剤には、毛髪の膨潤と、過酸化物
の分解を促進するために、アンモニア、モノエタノール
アミン等の塩基性化合物が含有されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した酸化剤及び塩基性化合物は、皮
膚や眼、頭皮に対する刺激性を有し、また、髪を構成す
るシスチンの化学結合の断裂などにより毛髪を脆弱化し
、ヘアダメージの原因となり、またパラフェニレンジア
ミン等の酸化染料は、一般に毒性が高く、染毛剤組成物
の染毛成分として用いるには問題があった。
そこで、染毛作用が穏やかで皮膚等に対して刺激性のな
い中性領域で染毛することのできる染毛剤組成物が望ま
れていた。そしてそのような染毛剤組成物として、ヘン
ナ、カミツレ等の植物性染料、酸性染料、塩基性染料等
を用いたものや金属塩や含金属染料を有効成分としたも
のが開発されているが、前者の染毛剤組成物は染着性に
劣り、後者の染毛剤組成物は、金属イオンのためパーマ
処理に悪影響を与える等の問題があった。また、カーボ
ンブラック等の顔料を有効成分としたものは、毛髪表面
に物理的に付着するのみで移染したり、髪の感触を悪化
させる等積々の問題があった。
従って、本発明の目的は、中性領域で穏やかに毛髪を染
毛することができ、しかも染毛性に優れた染毛剤組成物
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、上記目的を達成すべく種々検討した結果
、ジアミノマレオニトリルまたはその塩が効果的に白髪
を褐色ないし黒色に染毛し、またブロンドを自然で深み
のあるダークブロンドに染毛することを知見した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、下記一
般式〔I〕で表されるジアミノマレオニトリル類または
その塩を有効成分とする染毛剤組成物を提供することに
よって前記目的を達成したものである。
NCCN 〔上記一般式中、R,、R1はそれぞれ水素原子または
炭素数1〜4の低級アルキル基を示す、〕以下に、本発
明の染毛剤組成物について詳述する。
本発明の染毛剤組成物は、上記一般式〔I〕で表される
ジアミノマレオニトリル類またはその塩を有効成分とす
るもので、ジアミノマレオニトリル類としては、ジアミ
ノマレオニトリル、N−メチルジアミノマレオニトリル
、N、N−ジメチルアミノマレオニトリル等が挙げられ
、特にジアミノマレオニトリルが好ましい。
また、上記ジアミノマレオニトリル類の塩としては、塩
酸、硝酸、硫酸などの無機酸塩及び酢酸、蟻酸、シュウ
酸、クエン酸などの有機酸塩等が好ましい塩として挙げ
られ、特に硫酸塩が好ましい。
本発明の染毛剤組成物は、有効成分として上記ジアミノ
マレオニトリル類またはその塩を含有していれば良く、
その他の成分については特に制限000、種々の態様(
形態)で使用され、例えば、上記有効成分をスタイリン
グジェル組成物あるいはスタイリングムース組成物等の
種々の毛髪用化粧組成物に配合して使用され、また、適
宜、アルコール類、香料等の染毛助剤を配合して使用さ
れる。
そして、上記の毛髪用化粧組成物に配合する場合の該組
成物としては、その基剤が乳化性又は水性のものが適宜
選択されるが、基剤が水性のものが好ましく、組成物の
pHが6〜8に調整されたものが好ましい、また、水溶
液等として使用する場合にもpHを6〜8に調整するの
が好ましい。
また、本発明の染毛剤組成物は、例えば−液式又は二液
式の液状、クリーム状の各染毛剤、ローションタイプ、
クリームタイプ、エアゾールタイプの各着色整髪料等如
何様な態様(形態)で使用する場合にも、使用時におけ
る上記有効成分の濃度を染毛剤組成物中0.01〜30
%とするのが好ましく、1〜10%とするのが更に好ま
しい、有効成分の濃度が0.01%未満では染毛効果が
発揮され難く、逆に濃度が30%を超えると毛髪を脆弱
化する虞れがある。
次に本発明の染毛剤組成物を、有効成分としてジアミノ
マレオニトリルを用いた組成物による染毛方法について
説明する。
まず、ジアミノマレオニトリルを水に適量溶解させ、こ
れに必要に応じアルコール類、香料などの染毛助剤を加
え、ジアミノマレオニトリルの濃度を前記範囲に調製し
、更に、水酸化ナトリウム等によってpHを3〜12の
範囲に調整する。
次いで、このように調整された染毛剤溶液(染毛剤組成
物)を毛髪に塗布した後、毛髪を水洗いして、所定時間
空気中に自然放置する0例えば、白髪を5〜40分処理
し、水洗後、乾燥させる一連の操作を1回のプロセスと
して、複数回行なう。
その結果、白髪を薄褐色ないし黒色に適宜染め上げるこ
とができる。
上記染毛に際して、染毛による着色の濃淡は、染毛剤溶
液におけるジアミノマレオニトリルの濃度及び染毛剤溶
液の処理時間によって適宜調整することができ、必要に
応じて褐色に深みなどを付与して染毛することができる
また、ジアミノマレオニトリル類またはその塩をスタイ
リングジェル組成物あるいはスタイリングムース組成物
に配合した染毛剤組成物により染毛を行う場合には、該
染毛剤組成物を毛髪に適用し、繰り返し使用することに
よって毛髪を異和感なく徐々に染めることができる。ま
た、該染毛剤組成物を用い0て筋状且つ部分的に染毛す
ることにより、毛髪に色のグラデーションを付与するこ
とができ、美しい陰影を形成することができる。
勿論、本発明の染毛剤組成物は、白髪以外にも、いわゆ
る白髪まじりのブロンドに処理した場合にも白髪と同様
に自然で深みのあるダークブロンドに染毛することがで
きる。
〔作 用〕
本発明の染毛剤組成物によれば、ジアミノマレオニトリ
ル類またはその塩が、毛髪内部に浸透して毛髪を構成し
ているシスチンなどの内部組織と化学的に結合して染毛
するため、従来の染毛剤組成物の如く、単に毛髪の外部
に染料が付着するに過ぎない染毛とは異なり、摩擦によ
る染料の脱着で手や襟足や衣服を汚す虞れがなく、また
過酸化物の如き酸化剤が不要で、中性領域であっても有
効に染毛することができ、また、経口による複数回の染
毛処理により、白髪を徐々に黒色に染毛し、またはブロ
ンドを徐々に深みのあるダークブロンドに染毛できる。
[実施例] 以下、本発明の染毛剤組成物、及び該染毛剤組成物を用
いた染毛方法を下記実施例に基づいて説明する。
実施例1 下記表−1に示す染毛剤組成物(処方液A−F)を調製
し、各処方液A−Fを用いて下記の方法により染毛を行
い、下記の結果を得た。尚、各処方液A−FをilK]
 ’Wするにあたり、水酸化ナトリウムをpH1FI整
剤として用い、それぞれpH7に調整した。
〔染毛方法〕
毛髪束(試料)として、夫々、重量約1g、長さ約9c
mの白髪及びブロンドを用いた。この毛髪束に、夫々処
方液A−Fを浴比l:1で塗布し、30分間放置後、水
洗いして乾燥させ、その状態で空気中に1日自然放置し
た。この一連の操作を1プロセスとして、このプロセス
を複数回繰り返した。
〔結果) 処方〆(IA−Fの何れを用いた場合にも、各毛髪束は
2回目の染毛処理後から薄茶色に染毛され始め、200
回目染毛処理終了時には、白髪は黒褐色に、ブロンドは
深みのあるダークブロンドに染色され、且つ何れもムラ
な(染毛された。
表−1 $1)キサンタンガム(ケルトロール;ケルコ社製)実
施例2 実施例1で用いた毛髪束に、夫々下記のブリーチ処理を
行った後、実施例1と同様にして染毛を行い、下記の結
果を得た。
(ブリーチ処理〕 下記表−2に示したB、剤、B2剤をそれぞれ等量混合
したブリーチ処理液を、毛髪束に、夫々浴比1:1で塗
布し、30分間放置後、水洗して乾燥させた。
表−2 〔結果] 処方液A−Fの何れを用いた場合にも、各毛髪束は1回
目の染毛処理後から薄茶色に染毛され始め、15回目の
染毛処理終了時には、白髪は黒褐色に、ブロンドは深み
のあるダークブラウンに染色され、且ついずれもムラな
く染毛された。
実施例3 下記成分■〜■からなるスタイリングジェル組成物にジ
アミノマレオニトリル■を配合して、下記組成からなる
スタイリングジェル組成物(本発明の染毛剤組成物)を
調製し、該スタイリングジェル組成物を用いて下記の方
法により染毛を行い、下記の結果を得た。尚、該スクイ
リングジェル組成物の調製は次のようにして行った。
下記成分■に、下記成分■、■及び■を加えこれらを加
温して均一化し、冷却した後、下記成分■、■、■及び
■の混合物を加えて、撹拌し、スタイリングジェル組成
物を得た。
■2−へキシルデシルトリメチルアンモニウムクロリド
            0.5%■下記一般式(II
)で表されるポリエーテル変性シリコン(〔83式中、
5=25.t−4゜u−10,v=o、A=OH)  
 1.0%■カチオン化セ小セルロ ースリマーJR−400)     2.0%■ヒドロ
キシエチルセルロース   0.5%■ポリオキシエチ
レンオレイルエーテル(E O= 5 )      
      0.3%■香料            
  0.15%■水                
バランス■ジアミノマレオニトリル     1.0%
100.0% (OCzlli)ll(OCzlli)v^(染毛方法
及びその結果) 上記スクイリングジェル組成物を、夫々実施例1で用い
たものと同じ毛髪束に塗布した。各毛髪束は、12時間
経過後に毛髪が薄茶色に染毛され始め、約−週間連用後
には白髪が黒褐色に染毛され、白髪が目立たなくなった
実施例4 下記成分■〜■からなるスタイリングムース組成物にジ
アミノマレオニトリル■を配合して、下記組成からなる
スタイリングムース組成物(本発明の染毛剤組成物)を
調製し、該スタイリングムース組成物を下記の方法によ
り用いて染毛を行い下記の結果を得た。尚、該スタイリ
ングムース組成物の調製は、次のようにして行った。
下記成分■、■、■、■、■及び■を下記成分■の一部
に加えて夫々ホモナイザーによって乳化させて乳化液を
得た後、下記成分■を下記成分■の残部に溶解して、こ
れを上記乳化液に加え、それらをエアゾール缶に詰め、
更に下記成分[相]を噴射剤として充填してスタイリン
グムース組成物を得た。
■2−ドデシルヘキサデシルトリメチルアンモニウムク
ロリド         0.5%■下記一般式(II
I)で表されるメチルフェニルポリシロキサン(〔■〕
式中、a=0.b=50、c=0)         
 1.0%■一般式(n)で表されるポリエーテル変性
シリコン((83式中、5=6o、  t==5. u
=15.v=30.A=OCR* )1.5%■プライ
サイズL53P”      8.0%■ポリオキシエ
チレンヘキサデシルエーテル(EO=10)     
     0.5%■エタノール          
 5.0%■香料              0.2
%■水                バランス■ジ
アミノマレオニトリル     1.0%(@l、 P
 C(4,0kg/c4G、  20°C)10゜0%
100、0% ((Calls)zsio) cSi(CHs)+〔染
毛方法及びその結果〕 上記スタイリングムース組成物を夫々実施例1で用いた
ものと同し毛髪束に塗布した。12時間経過したところ
、上記毛髪が薄茶色に染毛され始め、約−週間連用後に
は白髪が黒褐色に染毛され、白髪が目立たなくなった。
また、上記実施例としては、ジアミノマレオニトリルを
有効成分とした染毛剤組成物についてのみ挙げたが、そ
の他のジアミノマレオニトリル類またはその塩を用いた
場合についても同様の効果が奏された。
〔発明の効果] 本発明の染毛剤組成物は、中性領域で穏やかに毛髪を染
毛することができ、しかも染毛性に優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記〔 I 〕式で表されるジアミノマレオニトリル類ま
    たはその塩を有効成分とする染毛剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔上記一般式中、R_1、R_2はそれぞれ水素原子ま
    たは炭素数1〜4の低級アルキル基を示す。〕
JP14255088A 1988-06-09 1988-06-09 染毛剤組成物 Pending JPH01311012A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5972044A (en) * 1997-03-26 1999-10-26 Wella Ag Composition and method for dyeing keratin fibers
FR2906142A1 (fr) * 2006-09-21 2008-03-28 Oreal Procede de teinture de matieres keratiniques a partir d'une composition comprenant au moins un colorant direct azomethine, composition utilisee dans le procede
JP2015503959A (ja) * 2011-12-20 2015-02-05 ロレアル 化粧品塗布要素
US9949544B2 (en) 2011-12-20 2018-04-24 L'oreal Method for producing a shading on the hair

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