JPH01310755A - 遠心清澄機の封水装置 - Google Patents

遠心清澄機の封水装置

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JPH01310755A
JPH01310755A JP14041588A JP14041588A JPH01310755A JP H01310755 A JPH01310755 A JP H01310755A JP 14041588 A JP14041588 A JP 14041588A JP 14041588 A JP14041588 A JP 14041588A JP H01310755 A JPH01310755 A JP H01310755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bowl
water
cylinder
piston
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP14041588A
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English (en)
Inventor
Makoto Yanaida
谷内田 誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、固形不純物を含む液体、特に廃液を回転ボウ
ルに導入して遠心分離する遠心清澄機の封水装置に関す
る。
(従来の技術) たとえば放射性廃液に含まれる固形分を分Hして除去す
る場合に使用される遠心清澄機においては、一般に廃液
をボウルに収容して回転させ、遠心分離作用を行なわせ
る。ボウルの外周部内壁に溜ってきた放射性を持つ固形
分は、ボウルの壁に設けられた開閉自在な排出口を適時
に開いて自動排出させるようになっており、それ以外の
期間、この排出口はたとえば水圧を利用した封止機構に
よって閉鎖しておくようになっている。
このような遠心清澄機は、たとえば第3図に示すように
回転軸2に固定されたボウル本体1に廃液を入れて高速
回転させ、廃液の遠心分離を行なって分離された固形分
を、ボウル本体1の側壁に設けられた排出口6から導出
するようになっているが、排出口6は遠心分離作用どの
期間閉鎖されており、固形分がある程度集まると短時間
開放して固形分を排出するようになっている。
このような作用を行なわせるために、ボウル本体1の底
部はそれぞれ水圧によって上下にスライドするボウル内
底部7とボウル外底部15によってはさまれた3重構造
となってあり、封水供給管10から封水分配機@9を通
じて、ボウル内底部7とボウル本体1間の空間部13に
導かれる封水の圧力によってボウル内底部7を押し上げ
、シールリング8に押付(プて排出口6を閉鎖している
封水はまた封水分配機構9に設けられたシリンダ14に
も導かれ、ピストン16を押してこれに接続されたボウ
ル外底部15を押し上げている。ボウル外底部15はこ
れに付された弁栓20によって空間部13に通じる通水
管19を閉寒し、空間部13を満たす封水の漏洩を防い
でいる。
固形分が一定量蓄積したときには、ボウル外底部15を
下降させて弁栓20による通水管19の閉寒を解き、空
間部13を満たす水を流出させればボウル内底部7は降
下し、排出口6か開通して固形分か排出される。
(発明が解決しようとする課題) 上述した遠心清澄機は、遠心分離運転中の大部分の期間
は封水の水圧によってピストン16を押し上げている。
ピストン16とシリンダ14の間には、第3図のA部を
拡大し、で表す第4図に示すように、環状のピストン1
6に接するシリンダ14の壁には内側シール部材として
Oリング24が、また外側シール部材としては断面が略
コの字状を呈するシールリング25がそれぞれ設【ブら
れている。
このシールリング25は、封水圧に加えてさらに回転に
伴う遠心力による圧力が加わるため、たとえば第5図に
示すように特に上部の縁辺部が拡張変形し、これによっ
て封水が漏洩してしまうことがあった。このようになる
とボウル外底部15の押し上げ力が低下するため、圧力
開放弁20の仕切り作用も低下して空間部13の封水が
漏洩し、排出口6の閉鎖機能が損われていた。
本発明の目的は、漏水による排出口の不完全閉鎖の危険
性を防止することができる遠心清澄機の封水装置を提供
することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明においては、遠心分離される処理液を収容して回
転されるボウル本体の側壁に貫通された排出口の開閉が
、ボウル本体の底面外側に重ねて設けられたボウル外底
部の上下方向スライドによって行なわれ、ボウル外底部
に突設された環状のピストンが嵌入される環状のシリン
ダに圧入された封水によって、ピストンを押し上げるよ
うにされた遠心清澄機の封水装置において、これにピス
トンの内周に接するシリンダの壁面に巻装されたOリン
グと、シリンダの壁面に接するピストンの外周に巻装さ
れたOリングとを設けた。
(作 用) ボウル本体を回転させながら、環状のシリンダに封水を
送入してボウル外底部を上昇させれば排出口が閉鎖され
る。ここでボウル本体に処理液を導入すれば、遠心分離
されて比重が大きい例えば固形成分等がボウル本体の側
壁近くに集積される。
ボウル外底部を上昇させこれを保持して由いるシリンダ
内の封水は、ピストンとシリンダの嵌合面に装着された
Oリングの封止作用によって漏水等を生じることはない
ので、ボウル内底部による排出口の閉鎖作用が損われる
ことはない。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図および第2図を参照して
説明する。
第2図は、本実施例の封水装置が適用される遠心清澄機
の要部を示す断面図であり、第2図において、廃液が収
容されるボウル本体1は回転軸2に支持固定されている
。回転軸2の先端には下向きにコーン3が取付けられ、
このコーン3を一定間隙を置いて覆うラッパ状に開いた
下端を持つディストリビュータ4が、ボウル本体1の上
端から垂下されている。ディストリビュータ4の外周に
は多数の分離板5が一定間隔で配設されている。
ボウル本体1の側面には幾つかの固形分排出用の排出口
6が設けられている。またボウル本体1の内底部には、
その内底面に沿った形状を持ち、且つ中心部がボウル本
体1の底部中心の突出部分に環装され、回転軸2の軸方
向に摺動しながら上−〇 − 下に移動できるようにされたボウル内底部7が設(プら
れている。このボウル内底部7は、上昇してボウル本体
1の内底部と間隔を保った図示の位置で、その外周部上
端かボウル本体1に埋設されたシールリング8に圧接さ
れて、排出口6を閉鎖している。
ここでボウル本体1の外底部には回転軸2を囲むように
封水分配機構9が設けられている。この封水分配機構9
には、回転軸2を包囲して固設され封水供給管10が接
続されたベアリングディスク11から封水が供給される
ようになっている。封水分配機構9の封水流通空間は、
通水管12によってボウル本体1とボウル内底部7間に
形成される空間部13に連通ずるとともに、封水分配機
構9の外周部に設【プられだ円環状のシリンダ14にも
通じている。
さらにボウル本体1の外底部には、その外底面に沿った
形状を持つボウル外底部15が設けられている。ボウル
外底部15の内底部には環状のピストン16が下向きに
突設され、このピストン16がシリンダ14に嵌入され
ている。またボウル外底部15の外周部は、ボウル本体
1に添接されたつり合いリング17の内周面に接し、こ
の接触面で上下に摺動できるようになっている。
さらにボウル外底部15の外周部には弁栓20が設けら
れ、ボウル外底部15が上昇してボウル本体1に接近し
た図示の位置で、空間部13からボウル本体1とボウル
外底部15間に形成される空間部18に向かう通水管1
9の出口に圧接され、これを閉寒しでいる。さらにまた
ボウル外底部15の外周部にはこれを上下に貫く貫通孔
21が設けられ、つり合いリング17の外周壁には、ボ
ウル外底部15との接触面の上下にノズル22と23が
それぞれ設けられている。なお空間部18は通水管28
によって封水分配機構9の封水流通空間の回転軸2に近
い部分に通じさせである。
ピストン16がシリンダ14に嵌入する部分の詳細は、
第2図のA部を拡大して表す第1図に示すように、環状
のピストン16の内周に接するシリンダ14の壁には内
側シール部材であるOリング24が設(ブられるととも
に、ピストン16の外周には、シリンダ14の壁に接し
て、外側シール部材であるOリング26がピストン16
の外周に刻まれた凹陥溝27に巻装されている。
次にこれの作用について述べる。
回転軸2に適宜の動力源(図示省略)から回転力を与え
、ボウル本体1およびこれに付設された部材を回転しな
がら、封水供給管10を通じて外部の水源(図示省略)
から加圧された封水を封水分配機構9に供給すると、空
間部13に流入した封水によってボウル内底部7は上昇
し、封水は遠心力によって回転軸2から遠ざかるほど大
きな加圧力が付加され、シールリング8を強く圧して排
出口6を閉鎖する。
封水は同時にシリンダ14内にも流入してピストン16
を押し上げ、これによってボウル外底部15が上昇し弁
栓20が通水管19に圧設され、空間部13を満たす封
水を封止する。
ここでディストリビュータ4の内腔に上部から処理液を
注入ずれば、ボウル本体1内で遠心分離−8= が行なわれ、比重が軽い例えば液成分は分離板5を通過
して中心部に集り、ディストリビュータ4の外壁に沿っ
て上昇し上部に設けられた排出手段(図示省略)によっ
て押出される。一方比重が重い例えば固形成分は、排出
口6に近いボウル本体1の内側外周部に次第に蓄積され
る。
この蓄積した固形成分の排出はボウル本体1の回転を継
続しながら次のようにして行なわれる。
すなわち封水供給管10から供給される封水の水圧を短
時間、例えば数秒間上昇させると、封水分配機構9の封
水流通空間に遠心力によって保持されている封水が増加
し、その垂直水面が回転軸2寄りに移動するので、それ
までこの水面外にあった通水管28の先端部が水没し、
通水管28を通して空間部18に封水が流入する。この
封水圧はビス]〜ン16の押し上げ力を押えてボウル外
底面15が下降するため、弁栓20が通水管19の開口
を離れ空間部13内の封水が空間部18に流出する。こ
の結果ボウル内底部7は空間部13の封水圧が減少する
ので降下し、排出口6の閉鎖が解除されて固形成分は遠
心力で排出される。空間部18に流入した封水はノズル
22、および貫通孔21を通過した分はノズル23をそ
れぞれ経て直ちにボウル本体1外に排出されるので、ボ
ウル外底部15は短時間後に再びピストン16に押され
て上昇し、通水管19が閉鎖されボウル内底部7が上昇
し排出口6が閉鎖された状態に復帰する。
ピストン16は上述した固形成分排出時にシリンダ14
内を上下するほか、遠心分離中の大部分の期間封水圧を
受(プてシリンダ14の上端に近く位置するが、Oリン
グ26およびOリング24は変形することなくシリンダ
14との嵌合部を十分に封止しているので、封水かここ
から漏洩することはなく、ボウル外底部15の上昇位置
を確実に保持し、これにともなって排出口6の閉鎖機能
も損われることがない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、遠心清澄機で分離された高比重成分の
排出口の開閉が、これを駆動する封水の漏洩によって阻
害されることかなくなるので、処理液の遠心分離が効率
良く行なえるとともに、高比重成分の排出作用が確実に
実施できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を拡大して示す断面図
、第2図は第1図が適用される遠心清)a機の要部を示
す断面図、第3図は従来の遠心清澄機の要部を一部切り
欠いて示す断面図、第4図は第3図のA部を拡大して示
す断面図、第5図は第4図のシールリングを示す斜視図
である。 1・・・ボウル本体   6・・・排出ロア・・・ボウ
ル内底部  13・・・空間部14・・・シリンダ  
  15・・・ボウル外底部16・・・ピストン   
 19・・・通水管20・・・弁栓      24.
2&・・・0リング代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同    第子丸   健 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、遠心分離される処理液を収容して回転されるボウル
    本体の側壁に貫通された排出口の開閉が前記ボウル本体
    の底面外側に重ねて設けられたボウル外底部の上下方向
    スライドによつて行なわれ、前記ボウル外底部に突設さ
    れた環状のピストンが嵌入される環状のシリンダに圧入
    された封水によって前記ピストンを押し上げるようにさ
    れた遠心清澄機の封水装置において、前記ピストンの内
    周に接する前記シリンダの壁面に巻装されたOリングと
    前記シリンダの壁面に接する前記ピストンの外周に巻装
    されたOリングとを設けたことを特徴とする遠心清澄機
    の封水装置。
JP14041588A 1988-06-09 1988-06-09 遠心清澄機の封水装置 Pending JPH01310755A (ja)

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JP14041588A JPH01310755A (ja) 1988-06-09 1988-06-09 遠心清澄機の封水装置

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JPH01310755A true JPH01310755A (ja) 1989-12-14

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JP14041588A Pending JPH01310755A (ja) 1988-06-09 1988-06-09 遠心清澄機の封水装置

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