JPH0130317Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130317Y2 JPH0130317Y2 JP3663883U JP3663883U JPH0130317Y2 JP H0130317 Y2 JPH0130317 Y2 JP H0130317Y2 JP 3663883 U JP3663883 U JP 3663883U JP 3663883 U JP3663883 U JP 3663883U JP H0130317 Y2 JPH0130317 Y2 JP H0130317Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller
- fins
- fin
- strut
- stern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、船舶における推進性能向上装置とし
てのリアクシヨンフインに関し、特にシユーピー
スをそなえない船舶におけるリアクシヨンフイン
に関する。
てのリアクシヨンフインに関し、特にシユーピー
スをそなえない船舶におけるリアクシヨンフイン
に関する。
従来のこの種の舶用リアクシヨンフインとして
は、第１，２図に示すようなもの（右回りプロペ
ラの場合）があり、第１図は右舷側から見た船尾
部の側面図、第２図は第１図の−矢視断面図
である。第１，２図における符号１はスターンフ
レーム、２は船底を示し、３はフインボスを示し
ていて、このフインボス３は、プロペラ軸４を回
転可能に貫通させて、スターンフレーム１に固着
されている。
は、第１，２図に示すようなもの（右回りプロペ
ラの場合）があり、第１図は右舷側から見た船尾
部の側面図、第２図は第１図の−矢視断面図
である。第１，２図における符号１はスターンフ
レーム、２は船底を示し、３はフインボスを示し
ていて、このフインボス３は、プロペラ軸４を回
転可能に貫通させて、スターンフレーム１に固着
されている。
プロペラ軸４の前端は、図示省略の船内設置の
主機に連結され、プロペラ軸４の後端にはプロペ
ラ５が固着されている。
主機に連結され、プロペラ軸４の後端にはプロペ
ラ５が固着されている。
またフイン６ａ〜６ｆが、一端をフインボス３
の放射状に固着され、先端をストラツト７に固着
されるようにして設けられており、これらのフイ
ン６ａ〜６ｆは、水の流れをプロペラ５の回転方
向と逆向きに変えられるように、傾斜またはひね
りを与えられている。
の放射状に固着され、先端をストラツト７に固着
されるようにして設けられており、これらのフイ
ン６ａ〜６ｆは、水の流れをプロペラ５の回転方
向と逆向きに変えられるように、傾斜またはひね
りを与えられている。
ストラツト７の上端はスターンフレーム１に固
着され、ラダーホーン８の上端はスターンフレー
ム１に固着されていて、舵９がラダーホーン８に
枢着され、舵９の上縁には舵頭材１０が取付けら
れている。
着され、ラダーホーン８の上端はスターンフレー
ム１に固着されていて、舵９がラダーホーン８に
枢着され、舵９の上縁には舵頭材１０が取付けら
れている。
図示省略の船内に設置された主機により、プロ
ペラ軸４が回わされ、プロペラ５が回わされて、
船体が航走すると、船尾部の水の流れは、フイン
６ａ〜６ｆの作用によつて、プロペラ５の回転方
向と逆向きに変えられる。そのため、プロペラ５
の後方に発生する、プロペラ５と同一回転方向の
回転流が減少して、その分だけプロペラ５の効率
が向上し、船体の推進性能が向上する。
ペラ軸４が回わされ、プロペラ５が回わされて、
船体が航走すると、船尾部の水の流れは、フイン
６ａ〜６ｆの作用によつて、プロペラ５の回転方
向と逆向きに変えられる。そのため、プロペラ５
の後方に発生する、プロペラ５と同一回転方向の
回転流が減少して、その分だけプロペラ５の効率
が向上し、船体の推進性能が向上する。
しかしながら、このような従来の舶用リアクシ
ヨンフインでは、フイン６ａ〜６ｆを補強してい
るストラツト７は上端のみがスターンフレーム１
に固着されているため、フイン６ａ〜６ｆおよび
ストラツト７が振動して波損しやすくなるばかり
でなく、船体振動も発生しやすくなるという問題
点がある。
ヨンフインでは、フイン６ａ〜６ｆを補強してい
るストラツト７は上端のみがスターンフレーム１
に固着されているため、フイン６ａ〜６ｆおよび
ストラツト７が振動して波損しやすくなるばかり
でなく、船体振動も発生しやすくなるという問題
点がある。
本考案は、シユーピースをそなえない船舶のリ
アクシヨンフインにおける上述の問題点の解決を
はかろうとするもので、船底部にストラツトの下
端を適切に固定できるように工夫して、フインの
振動を防止できるようにした、舶用リアクシヨン
フインを提供することを目的とする。
アクシヨンフインにおける上述の問題点の解決を
はかろうとするもので、船底部にストラツトの下
端を適切に固定できるように工夫して、フインの
振動を防止できるようにした、舶用リアクシヨン
フインを提供することを目的とする。
このため本考案の舶用リアクシヨンフインは、
シユーピースをそなえない船舶の船尾のスクリユ
ープロペラに流入する流れに上記スクリユープロ
ペラの回転方向と反対方向の回転流を与えるべ
く、上記スクリユープロペラの前方にプロペラ軸
を囲むボスから放射状に突出し且つ互いに長さの
ほぼ等しい複数のフインをそなえ、上記フインの
各先端を連ねるストラツトの下端部が上記船舶の
スターンフレームの下端部に固着されて、その固
着部から上記ボスまでの長さが上記フインの長さ
よりも短く形成されたことを特徴としている。
シユーピースをそなえない船舶の船尾のスクリユ
ープロペラに流入する流れに上記スクリユープロ
ペラの回転方向と反対方向の回転流を与えるべ
く、上記スクリユープロペラの前方にプロペラ軸
を囲むボスから放射状に突出し且つ互いに長さの
ほぼ等しい複数のフインをそなえ、上記フインの
各先端を連ねるストラツトの下端部が上記船舶の
スターンフレームの下端部に固着されて、その固
着部から上記ボスまでの長さが上記フインの長さ
よりも短く形成されたことを特徴としている。
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第３，４図は本考案の一実施例としての
右回りプロペラの場合の舶用リアクシヨンフイン
を示すもので、第３図は右舷側から見た船尾部の
側面図、第４図は第３図の−矢視断面図であ
つて、図中の符号１〜１０は第１，２図における
従来のものと同一のものを示している。
すると、第３，４図は本考案の一実施例としての
右回りプロペラの場合の舶用リアクシヨンフイン
を示すもので、第３図は右舷側から見た船尾部の
側面図、第４図は第３図の−矢視断面図であ
つて、図中の符号１〜１０は第１，２図における
従来のものと同一のものを示している。
そして、ストラツト７がフイン６ａ〜６ｆの先
端を連ねるように設けられているが、ストラツト
７の下端部７ａはスターンフレーム１の下端部に
固着される。
端を連ねるように設けられているが、ストラツト
７の下端部７ａはスターンフレーム１の下端部に
固着される。
その際、スターンフレーム１の形状の制限によ
り、ストラツト下端部７ａのスターンフレーム１
への固着位置からフインボス３までの長さは、フ
イン６ａ〜６ｆの先端からフインボス３までの長
さよりも短くなつている。
り、ストラツト下端部７ａのスターンフレーム１
への固着位置からフインボス３までの長さは、フ
イン６ａ〜６ｆの先端からフインボス３までの長
さよりも短くなつている。
上述の構成により、本考案の舶用リアクシヨン
フインにおいても、船体が航走しているときは、
船尾部の水の流れがフイン６ａ〜６ｆによつて、
プロペラ５の回転方向と逆向きに曲げられて、プ
ロペラ５に流入する。そのためプロペラ５の後方
に発生するプロペラと同一方向の回転流が減少
し、プロペラ効率が向上する。
フインにおいても、船体が航走しているときは、
船尾部の水の流れがフイン６ａ〜６ｆによつて、
プロペラ５の回転方向と逆向きに曲げられて、プ
ロペラ５に流入する。そのためプロペラ５の後方
に発生するプロペラと同一方向の回転流が減少
し、プロペラ効率が向上する。
またストラツト７が、その下端部７ａをスター
ンフレーム１の下端部に固着されているため、ス
トラツト７およびフイン６ａ〜６ｆの振動が減少
する。
ンフレーム１の下端部に固着されているため、ス
トラツト７およびフイン６ａ〜６ｆの振動が減少
する。
このように、フイン６ａ〜６ｆの振動が減少す
ることによつて、各フインの破損が防止されるほ
か、船体の振動が防止される効果がある。
ることによつて、各フインの破損が防止されるほ
か、船体の振動が防止される効果がある。
一方、ストラツト７の下端部７ａは直接スター
ンフレーム１の下端部に固着され、その固着部に
はスケグのごとき介在物が設けられていないの
で、この介在物による抵抗が発生しないばかりで
なく、ストラツト下端部７ａは、第３図に示すよ
うに、プロペラ５の翼先端より内側に固定される
ため、第５図に流速分布を示すとおり、ストラツ
ト下端部７ａの配設位置は、かなり流れの遅い部
分になる。
ンフレーム１の下端部に固着され、その固着部に
はスケグのごとき介在物が設けられていないの
で、この介在物による抵抗が発生しないばかりで
なく、ストラツト下端部７ａは、第３図に示すよ
うに、プロペラ５の翼先端より内側に固定される
ため、第５図に流速分布を示すとおり、ストラツ
ト下端部７ａの配設位置は、かなり流れの遅い部
分になる。
したがつて、ストラツト下端部７ａによる抵抗
増加量が減少して、リアクシヨンフインを設置し
たことによる推進性能向上効果が、より一層向上
するようになる。
増加量が減少して、リアクシヨンフインを設置し
たことによる推進性能向上効果が、より一層向上
するようになる。
なお、第５図中の符号１４は船体中心線、１５
はプロペラ先端円を示し、Wxは伴流係数を示し
ている。
はプロペラ先端円を示し、Wxは伴流係数を示し
ている。
以上詳述したように、本考案の舶用リアクシヨ
ンフインによれば、各フインの振動が防止される
ほか、ストラツト下端部の固着に伴う抵抗増加を
極力抑制して、リアクシヨンフインを設置したこ
とによる推進性能向上率を十分に維持しうる利点
がある。
ンフインによれば、各フインの振動が防止される
ほか、ストラツト下端部の固着に伴う抵抗増加を
極力抑制して、リアクシヨンフインを設置したこ
とによる推進性能向上率を十分に維持しうる利点
がある。
第１，２図は従来の舶用リアクシヨンフインを
示すもので、第１図は右舷側から見た船尾部の側
面図、第２図は第１図の−矢視断面図であ
り、第３，４図は本考案の一実施例としての舶用
リアクシヨンフインを示すもので、第３図は右舷
側から見た船尾部の側面図、第４図は第３図の
−矢視断面図であり、第５図は船尾における流
速の分布図である。 １……スターンフレーム、２……船底、３……
フインボス、４……プロペラ軸、５……プロペ
ラ、６ａ〜６ｆ……フイン、７……ストラツト、
７ａ……ストラツト下端部、８……ラダーホー
ン、９……舵、１０……舵頭材、１４……船体中
心線、１５……プロペラ先端円、Wx……伴流係
数。
示すもので、第１図は右舷側から見た船尾部の側
面図、第２図は第１図の−矢視断面図であ
り、第３，４図は本考案の一実施例としての舶用
リアクシヨンフインを示すもので、第３図は右舷
側から見た船尾部の側面図、第４図は第３図の
−矢視断面図であり、第５図は船尾における流
速の分布図である。 １……スターンフレーム、２……船底、３……
フインボス、４……プロペラ軸、５……プロペ
ラ、６ａ〜６ｆ……フイン、７……ストラツト、
７ａ……ストラツト下端部、８……ラダーホー
ン、９……舵、１０……舵頭材、１４……船体中
心線、１５……プロペラ先端円、Wx……伴流係
数。
Claims (1)
- シユーピースをそなえない船舶の船尾のスクリ
ユープロペラに流入する流れに上記スクリユープ
ロペラの回転方向と反対方向の回転流を与えるべ
く、上記スクリユープロペラの前方にプロペラ軸
を囲むボスから放射状に突出し且つ互いに長さの
ほぼ等しい複数のフインをそなえ、上記フインの
各先端を連ねるストラツトの下端部が上記船舶の
スターンフレームの下端部に固着されて、その固
着部から上記ボスまでの長さが上記フインの長さ
よりも短く形成されたことを特徴とする、舶用リ
アクシヨンフイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3663883U JPS59142196U (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 舶用リアクシヨンフイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3663883U JPS59142196U (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 舶用リアクシヨンフイン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59142196U JPS59142196U (ja) | 1984-09-22 |
| JPH0130317Y2 true JPH0130317Y2 (ja) | 1989-09-14 |
Family
ID=30167303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3663883U Granted JPS59142196U (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 舶用リアクシヨンフイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59142196U (ja) |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP3663883U patent/JPS59142196U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59142196U (ja) | 1984-09-22 |
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