JPH01295715A - 放電加工用電源装置 - Google Patents

放電加工用電源装置

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JPH01295715A
JPH01295715A JP12292688A JP12292688A JPH01295715A JP H01295715 A JPH01295715 A JP H01295715A JP 12292688 A JP12292688 A JP 12292688A JP 12292688 A JP12292688 A JP 12292688A JP H01295715 A JPH01295715 A JP H01295715A
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JP
Japan
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discharge
electric discharge
power source
main power
source
Prior art date
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Pending
Application number
JP12292688A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Futamura
昭二 二村
Seiki Kurihara
栗原 正機
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
Original Assignee
Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
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Publication date
Application filed by Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works filed Critical Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
Priority to JP12292688A priority Critical patent/JPH01295715A/ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、工作物と電極との間に電圧を印加し、放電に
より工作物を加工する放電加工機のための電源装置に関
するものである。
【従来の技術】
従来の放電加工用電源装置には、加工速度を速める等の
ため主電源と副電源の2つの1を源を有するものがある
。 このような放電加工用電源装置では、副電源の役目は放
電を開始させることにある。従って、電流容量は小さい
ものとしである。先ず副電源を印加し、放電が開始され
たところで主電源を印加する。主ii源としては、高電
圧大電流の電源を使用する。印加極性は、工作物側がプ
ラス、!極側がマイナスである。 このような放電加工用電源装置によれば、狭い幅でしか
も高いピーク値を持つパルス電流を流すことが出来、加
工速度が速くなる。 ところが、放電加工は放電部に加工液を供給しながら行
い、その加工液としては、通常、水が用いられる。従っ
て、水に浸された中で、工作物側にプラス、電極側にマ
イナスが印加されることになるから、電解作用が行われ
る。 その結果、工作物に含まれるイオン化傾向の大なる金属
が溶出し、工作物が錆び易くなる。また、工作物が、結
合剤としてコバルトを含む超硬合金である場合には、コ
バルトが溶出して材質が劣化する。 そこで、主電源と副電源とで印加する極性を逆にし、電
解作用を減少させることが行われている。 即ち、主電源は工作物側がプラス、電極側がマイナスに
なるよう印加するが、副電源はその逆の極性で印加する
。主電源を上記の極性で印加するのは、放電加工上から
の要請である。もし主電源を逆の極性で印加すると、放
電が不安定となって加工速度が低下したり電極の消耗が
激しくなったりするといった不都合があるからである。 このような技術に関する文献としては、例えば、特開昭
56−56341号公報がある。
【発明が解決しようとしている課題】
(問題点) しかしながら、前記した放電加工用電源装置には、工作
物の加工面を荒らしたり、電極を損傷したりするという
問題点があった。 (問題点の説明) 放電の電流路を放電柱と言うが、工作物と電極との間に
放電が発生した時、両者の間に放電柱ができる。 第3図に、ワイヤ放電加工の場合を例にとり、ワイヤ(
電極)と工作物との間にできる放電柱の変化を示す。第
3図(イ)は、放電発生当初の状態を示し、第3図(ロ
)は、暫く放電が継続した後の状態を示す。 放電発生当初は、電流はギャップの絶縁を僅かに破って
流れるから、放電柱は第3図(イ)のように細い、電流
はこの細い放電柱に集中し、電流密度は大きい。 しかし、時間が経過するに従い、当初の放電柱の周辺の
空間も低抵抗状態になって行き、放電柱は第3図(ロ)
のように太くなる。太いと、電流密度は小さい。 従って、放電の電流密度特性は、第4図のようになる。 放電発生当初、電流密度は大であるが、時間の経過と共
に小となって行く。 従来の2電源を有する放電加工用電源装置では、副電源
を印加して放電開始が検知されるや、直ちに主電源を印
加するから、放電柱が細い状態の時に主電源が印加され
ることになる。 すると、放電柱が細くてただでさえ電流密度が大である
時期に、より強力な電源である主電源から大電流が流し
込まれるから、工作物の加工面を荒らしたり、電極を損
傷したりすることになる。 電極がワイヤの場合には、損傷部がワイヤガイド等に引
っ掛かり、断線に至ることがある。 本発明は、以上のような問題点を解決することを課題と
するものである。
【課題を解決するための手段】
前記問題点を解決するため、本発明の放電加工用電源装
置では、主電源と、咳主電源とは逆極性で印加する副電
源と、副電源の印加により生ずる放電が所定時間継続し
たことを検出する手段と、該手段からの信号によって主
電源の印加を開始する手段とを備えることとした。
【作  用】
主電源と副電源とを有する放電加工用電源装置において
は、最初、副電源を印加して放電を生ぜしめる。 この放電の開始を検出すると共に、その放電が予め定め
た一定の時間継続しているがどうが検出する。放電が一
定の時間継続していれば、その間に放電柱は発達して太
くなる。 太くなって電流密度が小となったところで、主電源を印
加する。主電源からの電流は副電源からの電流よりも大
であるが、電流密度が小さくなった状態で流されるから
、電極を損傷しないし、工作物の加工面を荒らしたりす
ることがない。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 (装置の構成) 第1図に、本発明の実施例にがかゎる放電加工用電源装
置を示し、第2図に、その動作を説明するための波形図
を示す。第1図において、1は主電源、2は副電源、3
はリードインダクタンス・4は1氏抗、5.6はスイッ
チングトランジスタ、9は工作物、9−1は加工軌跡、
10はワイヤ電極、11は通電子、12は放電持続検出
回路、13は比較器、14は単安定マルチバイブレーク
、15は論理回路、16はフリップフロップ回路、17
は同期用クロック入力端子、18はサブゲートパルス発
生回路、19はメインゲートパルス発生回路、20.2
1はパルス幅設定信号、VIIは基準電圧である。 主電源1は、高電圧大電流の電源であり、スイッチング
トランジスタ5がオンされている時、生霊7!IX1→
リードインダクタンス3−スイッチングトランジスタ5
−工作物9−ワイヤ電極1〇−通電子11−土竜#1と
いう経路で印加される。スイッチングトランジスタ5が
オンされるのは、メインゲートパルス発生回路19より
メインゲートパルスが供給された時である。 メインゲートパルス発生回路19からのメインゲートパ
ルスは、フリップフロップ回路16から6の出力を受け
て発生される。メインゲートパルスのパルス幅TKHは
、パルス幅設定信号20により予め設定される。 副電源2は、土竜?l!1より低電圧であり、電流は抵
抗4により制限された小さいものである。スイッチング
トランジスタ6がオンされた時、副電源2−抵抗4−ス
イッチングトランジスタ6−通電子11−ワイヤ電極1
0−工作物9−副til12の経路で印加される。スイ
ッチングトランジスタ6がオンするのは、サブゲートパ
ルス発生回路18よりサブゲートパルスが供給された時
である。 サブゲートパルス発生回路18からのサブゲートパルス
は、所定の休止期間(休止幅T8.)が経過した時に始
まり、比較器13からの出力を受けてから所定の期間(
放電パルス幅TsN)経過した時に終了するパルスであ
る。この放電パルス幅T、8は、副電源2の電圧印加時
間ではなく、放電を開始してから(つまり、放電電流が
流れ始めてから)副電源2の印加を打ち切るまでの時間
である(第2図(イ)参照)。放電パルス幅T、イおよ
び休止幅Tjrは、パルス幅設定信号21により予め設
定される。 放電持続検出回路12は、副を源2を印加することによ
って生じた放電が所定時間継続したかどうかを検出する
回路であり、比較器13.単安定マルチバイブレーク1
4.論理回路15から構成されている。 フリップフロップ回路16は、放電持続検出回路I2の
出力信号を整形して、メインゲートパルス発生回路19
に望ましい形で供給するためのものである。 なお、同期用クロック入力端子17に入力されるクロッ
クは、装置の動作を、装置全体で同期をとりながら行う
ためのものである。従って、装置を構成する各部に加え
られるが、第1図では、主な個所のみを示した。 (装置の動作) 次に、第2図を参照しつつ、動作を説明する。 先ず最初に、サブゲートパルスによりスイッチングトラ
ンジスタ6がオンされ、副電源2が印加される。 第2図(ロ)は、副電源2によるギャップ電圧である(
厳密に言えば、副電源2だけが印加し続けられたと仮定
した場合のギャップ電圧である)。 放電が開始されるまでには、通常、暫く時間がかかる。 この時間は、ギャップの状況等により、長かったり短か
ったりする。第2図(ロ)では、時刻t、で放電が開始
するよう表されている。この時の放電柱は、第3図(イ
)のように細い。 比較器13は、放電の発生を検出する。比較器13の基
準電圧vRは、放電が発生した時のギヤノブ間の電圧よ
りも大に選んである。それゆえ、放電が発生すると、比
較器13はその旨の信号を出す。その信号は、サブゲー
トパルス発生回路I8に入力されると共に、単安定マル
チバイブレーク14に入力される。 サブゲートパルス発生回路18は、前述したように、放
電発生信号を受けると、時刻
【1より放電パルス幅TI
Nが経過するまで、サブゲートパルスを維持する。 また、単安定マルチバイブレーク14は、第2図(ハ)
のような所定幅TI4の出力パルスを出す。 所定幅TI4は、単安定マルチバイブレーク14の回路
定数によって決められる。論理回路15は、単安定マル
チバイブレータ14と比較器13との論理積を取る。従
って、論理回路15から出力が出ると、それは、放電を
開始してから所定幅T。 の時間後において、なお放電が継続していることを意味
するものとなる。 上記の所定幅714は、放電が開始されてから放電柱が
第3図(ロ)のように太くなるまでの時間となるよう、
適宜設定する(例えば、0.5μs〜2μs)。 論理回路15からフリップフロップ回路16のD端子に
人力が入った後、クロック端子CKに最初に到来する同
期用クロンクをCK、4とするとく第2図(ニ)) 、
CK+iが到来した時刻t2に、フリップフロップ回路
16はQ端子より出力信号を出す。 この出力信号がメインゲートパルス発生回路19に入力
されると、第2図(ホ)に示すように、パルス幅T、、
lのメインゲートパルスを出す。これにより、スイッチ
ングトランジスタ5がオンされて、主電源1が印加され
る。 第2図(へ)は、主電源lが印加された時のギャップ電
圧である。■4は、放電維持電圧である。 波形の後端部は、インダクタンス等の影響によりなだら
かに下降した形となっている。 なお、サブゲートパルスの終了時点と、メインゲートパ
ルスの終了時点とは、必ずしも一致はしない、各パルス
の開始時点は不定であり、しがも、それぞれのパルス幅
は予め設定されているからである。 第2図(ト)は、ギャップ電圧の波形であるが、これは
、第2図(ロ)と(へ)とを合成したものとなる。 第2図(チ)は、ギヤツブ電流を示す。■、の部分は、
副電源2の印加時の放電電流であり、■8の部分は、生
霊a11の印加時の放電電流である。 以上の動作から理解されるように、本発明では、副電源
2の印加による放電が開始された後、放電柱が太くなる
まで意図的に一定の時間待ち、しかる後、生霊allを
印加させることを特徴とするものである。このようにす
れば、細い放電柱に大電流を投入するということがない
ので、工作物の加工面や電極を荒らすことがなくなる。 【発明の効果】 以上述べた如く、本発明の放電加工用電源装置によれば
、副電源の印加により放電が開始してから(放電柱が生
じてから)、暫(放電が継続して放電柱が太くなった頃
合を見計らって主電源を印加するので、工作物の加工面
を荒らしたり、電極を損傷したりすることがない。 そのためワイヤ放電加工の場合には、電極であるワイヤ
に損傷部を作ることがないし、従って、損傷部がワイヤ
ガイド等に引っ掛かって断線するということもなくなる
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明の実施例にかかわる放電加工用電源
装置 第2図・・・本発明の詳細な説明するための波形図第3
図・・・放電柱の変化を示す図 第4図・・・放電の電流密度特性図 図において、lは主電源、2は副電源、3はリードイン
ダクタンス、4は抵抗、5.6はスイッチングトランジ
スタ、9は工作物、lOはワイヤ電極、11は通電子、
12は放電持続検出回路、13は比較器、14は単安定
マルチバイブレーク、15は論理回路、16はフリップ
フロップ回路、17は同期用クロンク入力端子、18は
サブゲートパルス発生回路、19はメインゲートパルス
発生回路、20.21はパルス幅設定信号である。 特許出願人  株式会社 放電精密加工研究所代理人弁
理士 森 1) 寛(外3名)72m ″L作□   エ唇冑 (イ)       (ロ) 棄3閏 一9奇関 弔午図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主電源と、該主電源とは逆極性で印加する副電源と、副
    電源の印加により生ずる放電が所定時間継続したことを
    検出する手段と、該手段からの信号によって主電源の印
    加を開始する手段とを備えたことを特徴とする放電加工
    用電源装置。
JP12292688A 1988-05-19 1988-05-19 放電加工用電源装置 Pending JPH01295715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12292688A JPH01295715A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 放電加工用電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12292688A JPH01295715A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 放電加工用電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01295715A true JPH01295715A (ja) 1989-11-29

Family

ID=14848029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12292688A Pending JPH01295715A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 放電加工用電源装置

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JP (1) JPH01295715A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345053A (en) * 1992-08-25 1994-09-06 Sodick Co., Ltd. Method and apparatus for supplying power for electric discharge machining

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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