JPH01294131A - 給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機等に対するカット用紙の給紙装置に係
り、特にカット用紙の給紙ローラ及び分離部材の保守作
業に好適な給紙装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の給紙装置は、給紙ローラ及び分離部材の長期使用
時の保守性については考慮されておらず、実公昭６２−
４７５４５号公報に開示されているものは、給紙ローラ
に対する分離部材の加圧を解除する構成に関するもので
ある。

〔発明が解決しようとする課題〕

給紙装置の従来技術は、カット用紙の給紙能力の低下、
多重送り等の給紙不良が直接原因となって複写機本体の
寿命低下をもたらすという問題点があった。本発明は、
給紙ローラ及び分離部材の保守点検性の向上のための課
題を解決するもので、給紙ローラ及び分離部材の複写機
への取り付け、取り外しを容易にすることにより、定期
点検時等における保守性の優れた給紙装置を提供するこ
とを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的は、片持支持され固定端側に止めピンと自由
端側に環状溝を備えるローラ軸と、止めピンが当接する
段付穴と環状溝に嵌合してスラスト方向の移動を拘束す
る爪片とを備える給紙ローラと、前記給紙ローラの面と
接面する摩擦体を備える分離部材とを設け、付勢された
圧縮バネと前記ローラ面の法線方向に摩擦体を誘導して
加圧するように構成することによって達成される。

〔作用〕

上記の構成により、給紙ローラはローラ軸のスラスト方
向へ力を加え°ることによって着脱可能であり、給紙ロ
ーラを取り外せば分離部材は容易に取り出すことが可能
である。

〔実施例〕

本発明の一実施例を図面と共に説明する。第３図は本発
明の適用可能なレーザビームプリンタであって、矢印り
方向に回転する感光ドラム６の表面を帯電器７により一
様に帯電させ、レーザビーム発生器８から発生するレー
ザビーム９で露光した電荷潜像を現像器１０で現像と、
トナー像すなわち可視像とする。給紙カセット１１に収
容されたカット用紙１２は高摩擦性ゴムを使用した給紙
ローラ１と摩擦体２ａとの間を通過させた後、レジスト
ローラ１３に誘導され、前記可視像と転写のタイミング
を調整され、紙搬送器１４を経て感光ドラム６と接合し
、転写器１５により転写バイアスを与えて感光ドラム６
上に形成された可視像をカット用紙１２に転写する。転
写されたカット用紙１２は、定着ローラ１６を通過する
間に熱定着され排紙トレイ１７に移送される。

上記構成のレーザプリンタに装着する本発明の要部を第
１．２図に示す。レーザプリンタ本体に片持支持された
ローラ軸３に嵌合する給紙ローラ１と、給紙ローラ１の
円筒面と接触する摩擦体２ａを備える分離部材２は、レ
ーザプリンタ本体に固定された給紙ベース４の面に沿っ
て摺動する。

１８は摺動ピン、５は給紙ベース４の突起４ａと分離部
材２の突起２ｂとの間に装着された圧縮バネであって、
給紙ローラ１と摩擦体２ａとの間に適正な加圧力を付加
するように構成されている。

給紙ローラ１及び分離部材２はレーザプリンタ本体から
給紙カセット１１を引き出した際、外部から目視可能な
位置に配設されている。

第２図に示すように、ローラ軸３は固定端寄りに固定し
た止めピン１９と自由端近傍に環状溝３ａを備え、また
給紙ローラ１は止めピン１９が当接する段付穴１ａと前
記環状溝３ａに係合する弾性爪片１ｂとを備えており、
ローラ軸３の自由端側から矢印Ａ方向に、止めピン１９
が段付穴１ａと当接する位置まで挿入すると、付勢され
た弾性爪片１ｂが環状溝３ａに係合する。これにより給
紙ローラ１はスラスト方向への移動を拘束される。逆に
第１図に示すように、給紙ローラ１を弾性爪片１ｂに付
勢力に抗して矢印Ｂ方向に引けば、ローラ軸３から取り
外すことができ、続いて分離部材２は摺動案内２ｃは沿
って矢印Ｃ方向に容易に引き出すことが可能である。上
記構成により給紙ローラ１及び分離部材２の部品交換は
、レーザプリンタ本体から給紙カセットを取り外した状
態からは極めて容易である。

〔発明の効果〕

本発明の実施により、給紙ローラおよび分離部材の着脱
操作が容易になるので、部品の交換および点検等装置の
保守作業の能率と信頼性の向上に著しい効果が見られた
。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る給紙装置の一実施例の要部斜視図
、第２図は第１図絵紙ローラの縦断面図、第３図は本発
明の適用可能なレーザビームプリンタの構成を示す説明
図である。 １・・・給紙ローラ、１ａ・・・段付穴、１ｂ・・・弾
性爪片、２・・・分離部材、２ａ・・・摩擦体、２ｂ・
・・案内突起、２ｃ・・・摺動案内、３・・・ローラ軸
、３ａ・・・環状溝。 ４・・・給紙ベース、４ａ・・・案内突起、５・・・圧
縮バネ、第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、給紙指令により給紙カセット内に収容する多数のカ
   ット用紙を給紙ローラと接面する摩擦体の間から１枚ず
   つ送出する給紙装置において、片持支持の固定端側に止
   めピンと自由端側に環状溝を備えるローラ軸と、前記止
   めピンが当接する段付穴と前記環状溝に嵌合してスラス
   ト方向の移動を拘束する爪片とを備える給紙ローラと、
   カット用紙の送出方向と概ね直交する面を有するように
   配設した給紙ベースと、前記給紙ローラ面と接面する摩
   擦体を固定し前記給紙ベース面を摺動する分離部材と、
   前記摩擦体を給紙ローラ面の下面から法線方向に押圧す
   る手段とを具有することを特徴とする給紙装置。 ２、前記摩擦体を前記給紙ローラ面に押圧する手段は、
   前記給紙ベースと前記分離部材の間に介在して前記分離
   部材を前記給紙ローラの方向に付勢する圧縮バネと、給
   紙ベースと前記分離部材にそれぞれ設けた前記圧縮バネ
   用の案内突起から成ることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の給紙装置。