JPH01275833A

JPH01275833A - 屋根の施工方法

Info

Publication number: JPH01275833A
Application number: JP17002288A
Authority: JP
Inventors: Takashi Hirai; 孝平井; Yoshiro Kaneko; 兼子　義郎
Original assignee: Fujisash Co Ltd; Hirai Engineering Corp
Current assignee: Fujisash Co Ltd; Hirai Engineering Corp
Priority date: 1988-07-09
Filing date: 1988-07-09
Publication date: 1989-11-06
Anticipated expiration: 2012-07-02
Also published as: JP2627174B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、屋根下地上に敷設される防水板に関するもの
である。

従来の技術従来、側縁に係合防水壁を形成した防水板が、例えば特
開昭６１−１８３５４５号等として知られていた。

発明が解決すべぎ課題ところが、上記係合防水壁は垂直に上方に屈曲されでい
るので施工に際しては、先に防水板を野地上に載置した
後、防水板の係合防水壁を側部の取付調整部に嵌入する
ように、接続部材を取りイ」けねばならず、接続部材の
位置合わぜが難しく、係合防水壁が接続部材の防水脚片
に密着すると、毛細管現象により雨水が侵入しやＪいと
いう欠点があった。

本発明は、このような欠点を解消し、接続部材の取付は
後ら敷設することができ、施工及び取り替え工事が筒中
で、漏水しにくい防水板を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段本発明の防水板は、矩形状の平板本体の両側縁に、外方
上向きに屈曲し、更にその上端を内方上向きに屈曲して
立上り、防水壁を形成したことを特徴とする構成を有す
る。

作用防水板の一側の立上り防水壁を接続部材の防水板収納調
整空間内に嵌め入み、上方から押圧して他側の立上り防
水壁の外方上向き屈曲部を別の接続部材の摺動曲部に当
接し、さらにこれを撓めながら押し下げて接続部材の防
水板収納空間内に他側の立上り防水壁を収納する。

立上り防水壁の屈曲によって接続部材どの間に間隙を形
成し、毛細管現象を遮断する。

実施例以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。

第１１図は、太陽エネルギー収集屋根の縦断面を示し、
野地板１の上面に）１木２を軒棟方向に直交するように
適宜間隔をおいて配設し、桟木２上に金属製の防水板３
を敷設し、史に（の上方にエネルギ収集装置を有する採
光ガラス枠４を葺く。

防水板３は軒先部防水板３０、中間部防水板３１及び棟
部防水板３２より成り、軒先部防水板３０は、第１図乃
至第３図に示すように、長方形状の平板本体３００の軒
側先端を下面線側に外方に突に湾曲するように折り曲げ
た軒先水切部３０１と、他端を上方軒側鋭角状に曲げた
水道係合壁３０２とを有し、両側縁を外方上向きに屈曲
した後、内方上向きに屈曲し、更に、その先端を外方に
折り返して立上り防水壁３０３を設ける。

中間部防水板３１は、第４図乃至第６図に示すように、
平板本体３００の軒側先端を下面側に鋭角状に折り曲げ
てφ［先部防水板３０の水道係合壁３０２と係合する係
合水切部３１１を設け、本体３００の他端及び両側端に
は、それぞれ軒先部防水板３０ど同様に水道係合壁３０
２及び立上り防水壁３０３を設【プる。

軒先部防水板３０及び中間部防水板３１の株制には、下
方に延出する桟木係合部材３０４を端縁に沿って設け、
桟木係合部Ｉ４３０４の上端に適宜数形成したかしめ部
３０５を第１０図に示すように水道係合壁３０２にｌ）
止して装着する。

棟部防水板３２によ、第７図乃至第９図に示すように、
平板本体３００の軒側先端に中間部防水板３１の水道係
合壁３０２と係合し、中間部防水板３１の係合水切部３
１１と同様の係合水切部３２１を設け、他端に上方垂直
に曲げた防水壁３２２を設け、両側縁に軒先部防水板３
０．中間部防水板３１の防水壁３０３と同様の構成を右
づる立上り防水壁３０３を設ける。

第１２図及び第１３図は、防水板３の連結、を示し、軒
先部防水板３０の軒先水切部３０１を第４図に示すよう
に、軒先捨板６の軒側端部に係合して屋根下地上に載置
し、軒先部防水板３０の水運係合壁３０２側の端縁上に
中間部防水板３１の係合水切部３１１側の端縁を重合す
る。

また、中間部防水板３１の水運係合壁３０２側の端縁上
に棟部防水板３２の係合水切部３２１側の端縁を重合し
て互いに連結する。

このとき、水道係合壁３０２と係合水切部３１１は間隔
を広くあけて長さ調整部３０６を形成し、中間部防水板
３１と棟部防水板３２との端縁の重合部は同様に空間を
形成して良さ調整部３０６とし、この良さ調整部３０６
の長さを変えることにより野地寸法の誤差に対応して防
水板３の長さ調整を行なう。

そして、軒先部防水板３０及び中間部防水板３１の桟木
係合部材３０４は、桟木２の上端に掛止され、軒先部防
水板３０及び中間部防水板３１の滑落を防止する。

また、体育館等のように打線間隔が良い屋根の場合は、
中間部防水板３１を複数枚連結することによって防水板
３の長さを調整する。

第１４図において、５は防水板３を横方向に接続する接
続部材であって、接続部材５は左右側方に張出部５００
を設け、張出部５００の先端を外方に突に湾曲するよう
に下面に屈曲して摺動曲部５０３とし、張出部５００の
下面に側壁５０１を設け、張出部５００の下面と側壁５
０１の外面とによって広幅の防水板収納調整空間５０２
を形成する。

次に防水板３の接続部材５への取り付は過程を説明する
と、始めに、防水板３を第１５図のように傾斜させ、下
側の立上り防水壁３０３を接続部材５の摺動曲部５０３
の下方の防水板収納調整空間５０２内に挿入する。次に
、第１６図のように他側の立上り防水壁３０３寄り端部
を下方へ押し下げると、他側の立上り防水壁３０３の外
方上向き屈曲部は摺動曲部５０３の湾曲外面に沿って撓
み、立上り防水壁３０３が防水板収納調整空間５０２内
に嵌入され、第１７図のように防水板３は水平となる。

最後に、第１８図の矢印のように、防水板３を横方向へ
移動し、位置調整する。

もちろん、防水板３は接続部材５を取付ける前にも＋１
木２に取付けることが可能である。

第１９〜２１図において、７は」一部接続部材であり、
８は接続部材７の上部を覆う接続部材カバーである。

上部接続部１ｔＡ７は、下部両側に広幅の採光ガラス枠
支持！ｉ／ｉ７００を設け、接続部材５の１部にボルト
によって取り付けられる。

また、接続部材カバー８は、その両側部下面に重下壁８
００を設け、上部接続部材７の側壁と垂下壁８００との
間に広幅の上部調整空間８０１を形成するように、上部
接続部材７の上部に嵌合して装るされる。

そして、採光ガラス枠４の両側部下端を上部接続部材７
の採光ガラス枠支持’ＪＲ７００ｋ、嵌入し、両側部上
端を上部調整空間８０１に嵌入して採光ガラス枠４を横
方向に接続する。

ところで実際の屋根野地幅寸法は建築構造や敷地面積や
地域特有の建築構造差で千差万Ｙ工であるから、屋根の
接続施工を容易にする為には野地幅の誤差刈払の吸収を
容易にする標準取付、プラス取（＝ｔ　、マイナス取付
等の調整機能を必要とする。

もし、野地幅が標準であれば、第２０図に示すように、
防水板３の立上り防水壁３０３が接続部材５の防水板収
納調整空間５０２の中央に位置し、採光ガラス枠４の両
側部下端が採光ガラス枠支持ＦＳ７００の中央に、両ｔ
ｍｇｌｌ上端が上部調整空間８０１の中央にそれぞれ位
置する。

野地幅が狭い場合は、第１９図に示すように、立、１−
り防水壁３０３、採光ガラス枠４の両側部下端及び上端
がそれぞれ接続部材５及び上部接続部材７の中心線寄り
に接近してマイナス調整取付となり、野地幅が広い場合
は、第２１図に示すように、（１上り防水壁３０３、採
光ガラス枠４の両側部下端及び上端がそれぞれ接続部材
５及び上部接続部材の側縁寄りに位置してプラス調整取
付となる。

発明の効果以上に述べたように、本発明の防水板は、側部の立上り
防水壁を−たん外方へ屈曲した後内方に屈曲してくの字
形に構成したので、防水板の取り付けの際、立上り防水
壁の弾性を利用して、あらかじめ装着された接続部材に
簡単に係合づることができ、野地幅に合わせて接続部材
の位置を決定し易い。

また、接続部材の側壁に防水板の立上り防水壁が密着せ
ず、適当な空間を常に保持することができるので、毛細
管現栄によって漏水する虞れがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例を示す軒先部防水板の軒側端
面図、第２図は、同上の平面図、第３図は、同上の側端面図、第４図は、中間部防水板の横断面図、第５図は、同上の平面図、第６図は、同１の側端面図、第７図は、棟部防水板の横断面図、第８図は、同上の平面図、第９図は、同上の側端面図、第１０図は、防水板のｕ水係合部材装着部分の拡大新面
図、第１１図は、太陽エネルギ収集屋根の縦断面図、第１２
図は、防水板のｔＩＩ１１１′Ｔ面図、第１３図は、第
１２図の一部拡大図、第１４図【よ、接続部材部分の横断面図、第１５図乃至
第１８図は、防水板の接続部材に対する取付過程を示ず
横断面図、第１９図は、マイナス調整取付時の屋根要部横断面図、第２０図は、標準取付時の屋根要部横断面図、ｆｆＴ２
１図は、プラス調整取付時の屋根要部横断面図である。１・・・野地板、２・・・ｕ本、３・・・防水板、３ｏ
・・・軒先部防水板、３００・・・本体、３０１・・・
軒先水切部、３０２・・・水運係合壁、３０３・・・立
上り防水壁、３０４・・・＋１木係合部材、３０５・・
・かしめ部、３０６・・・長さ調整部、３１・・・中間
部防水板、３１１・・・係合水切部、３２・・・棟部防
水板、３２２・・・防水壁、４・・・採光ガラス枠、５
・・・接続部材、５００・・・張出部、５０１・・・側
壁、５０２・・・防水板収納調整空間、５０３・・・摺
動曲部、６・・・軒先捨板、７゛・・・上部接続部材、
７００・・・採光ガラス枠支持溝、８・・・接続部材カ
バー、８００・・・垂下壁、８０１・・・上部調整空間
。特許出願人　　不ニナッシ株式会社刀１４図

Claims

【特許請求の範囲】

矩形状の平板本体の両側縁に、外方上向きに屈曲し、更
にその上端を内方上向きに屈曲して立上り防水壁を形成
したことを特徴とする防水板。