JPH01274926A - ワイヤカット放電加工装置におけるワイヤ電極自動供給装置 - Google Patents

ワイヤカット放電加工装置におけるワイヤ電極自動供給装置

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JPH01274926A
JPH01274926A JP5885789A JP5885789A JPH01274926A JP H01274926 A JPH01274926 A JP H01274926A JP 5885789 A JP5885789 A JP 5885789A JP 5885789 A JP5885789 A JP 5885789A JP H01274926 A JPH01274926 A JP H01274926A
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wire electrode
electrode
feeding
guide
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政博 山本
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワイヤカット放電加工装置におけるワイヤ富
極自す供給装置において、ワイヤ電極自動供給中にトラ
ブルからくる供給の失敗を検出して、再度ワイヤ電極自
動供給をやシ直し、成功に結びつける方法に関するもの
である。
まず、第1図に従来のワイヤ電極自動供給装置について
その構成を説明する。
囚において(!)はワイヤ供給リールで、トルクセータ
(図示せず)に連結されていて、ワイヤ電極(2)がた
るまない程度のブレーキ力を得るために逆転トルクがか
かるようになっている。(3)はブレーキローラで、電
母ブレーキ(図示せず)と連結されている。(4)は押
えローラで、バネ力により、ブレーキローラ【3)に押
し付けられている。上記ワイヤ電極(2)は、これらブ
レーキローラ(31と押えローラi41の間にはさまれ
ていて、すべることなく一定の張力がかけられる。(5
)は方向転換ローラ、(6)は位置決め用ダイスであり
、内径は、ワイヤ電極(2)の直径よりやや大きめにな
っている。+71はワイヤ送り用ピンチローラ、(8I
はワイヤ送り用抑えローラである。上記ローラ(7)は
ワイヤ自動供給中のみ昇降板(91に取り付けられたピ
ンチローラ用モータalIKよって回転させられる。又
、ローラ(8)はバネ力によフ上記ローラ(7)に押し
付けられてお9.ワイヤ自動供給中は、ワイヤ電極(2
)はローラ(7)、(8)の間にはさまれ、すべること
なく図中下方に送給されるようになっている。位置決め
用ダイス(61によシ、ワイヤ電極(2)はローラ(7
1,(81の間から外れることはない。
昇降板(9)の昇降は、昇降用モータfil+とカップ
リングα2より結合した。ボールネジα3の回転により
行われる。上記昇降板(9)の図において長側には。
ボールネジ+13の回転を上下の直線運動に変換するた
めのボールナツトが取シ付けられている。このボールネ
ジf13は昇降ガイド(141に取り付けられたモータ
ー取付部α9で一端を支持され、他端は軸受qtiで支
持されていて1両端支持方式になっている。
なお、上記昇降板(9)は昇降ガイドIによシ昇降が支
持されているので、正確な上下直琢運動ができる。
また、昇降板(9)には、パイプガイドαηがガイド固
定板aδを介して固定されている。このパイプガイドσ
Dは昇降板(9)の昇降に伴って昇降するので。
ぶれを防止するために軸受(19により支持されている
。さらにパイプガイドαDの先端にはワイヤ電極!21
を支持する念めのダイスガイド■が取シ付けられている
。なお、軸受σe、α9.昇降ガイドfi41は固定板
+211に取シ付けられている。
次にのは切断用モーター、0はアーム回転用モーターで
あシ2両者共2箱@に固定されている。
■はワイヤ切断部、aSは切断アーム、@はワイヤ切断
後のワイヤ切屑を捨てるための受皿である。
そして上記切断装置@及び受皿面は、固定板(2υに堆
シ付けられている。なお、切断装置の及びワイヤ切断部
Gについての詳細は後述することにする。
パイプガイドαηは、加工中、 i!sv溝板■に対し
て押し付は板■によシ押し付けられ固定されている。こ
の基準V溝板@は上記パイプガイドaηがはまるように
V溝面で受けていて位置が決まるようになっている。な
お基準V溝板■は、常時2箱ωに固定されておシ2箱ω
は固定板anに取シ付けられている。又2箱ωには、加
工液C111を噴流し加工部のへ供給するためのノズル
(至)が取シ付けられている。
また、パイプガイドσnには1図のように3ケ所の切欠
きがあシ、加工中、この切欠部に給電ピン■、(至)か
あ、す、ワイヤ電極(2)と3点接触していて。
ここから電力を供給する。給電ピン1341は移動板■
に固定されておシ、パイプガイド+171が昇降する場
合は2図中右へ移動して接触しないようにする。
同様に、i@電ピン(至)は移動板0に固定されておシ
図中左へ押し付は板のと共に移動するようになっている
。(至)は被加工物、09はテーブルである。
次に、 IQは下部のダイスガイド、卿は下部の給電ダ
イスである。両者共1箱嘔に固定されると共に、下部ア
ーム膿に取シ付けられている。箱UZには、加工液31
1を噴流し加工部■へ供給するためのノズル(78)が
取シ付けられておシ、またワイヤ電極+21を案内する
ための案内ノズル(2)が取シ付けられている。
上記案内ノズル(財)を通ったワイヤ電極(2)は、ベ
ルトローラー器、咽に張られた下部ベルト+471と下
部ローラー(至)との間にはさまれて進行し、ラッパ管
器へと導かれる。その後、ワイヤ電極(2)は1回収パ
イプωを通シ抜け2回収ローラー(51)、 (52)
に張られた回収ベル) (53)と回収ローラー(54
)との間にはさまれて進行し9回収箱(55)へと導か
れ1図のようにワイヤ電極(2)は円を描いて捨てられ
る。なお、ワイヤ電極(2)の送シ速度は2回収ローラ
ー(54)の図において裏に取υ付けられた減速ギヤー
付モーターの回転によ)可変であシ、さらに回収ローラ
ー(54)と下部ローラー(至)は裏側でベルト伝達に
なっている。しかも、上記両者のローラー1481. 
 (54)は、同一の直径なので、同期回転している。
そこで、ワイヤ電極(2)は、下部ローラー(至)部に
よる摩擦力と回収ローラー(54)部によるそれにより
、すべることなく引張られて2回収箱(55)へと回収
される。
次にワイヤ電極(2)を切断する装置の、 o、 h。
■、■の構成を第2図を用いて説明することにする。
(56)は、ワイヤ電極(21を切断するためのカッタ
ーであシ、ネジ(57)によシ、移動棒(58)に固定
されている。移動棒(5B)の先端には、 ワイヤ電極
(2)を切断する際に動かぬように支持する支持棒(5
9)が固定されており、接触部にはゴム(60)が接着
されていて、すベルを防止している。また、 (61)
は切断受板で、ネジ(62)によシ、切断アーム ■に
固定されている。上記切断受板(61)には、 ゴム(
64)が接着されていて、 すべりを防止している。ワ
イヤ電極(2)を切断するときは、切断受板(61)と
カッター(56)との間で、移動棒(58)が図中圧 
  ゛方向へ移動することによシ、切断され、同時にゴ
ム(60)及び(6りの間で支持される。移動棒(58
)の図中右端にはネジが切られていて、圧縮バネ(65
)を入れ込んだ後、止めナツト(66)がネジ込まれ固
定されている。移動棒(58)の左右移動は、偏心カム
(67)の半回転動作によシ行われる。図は、偏心カム
(67)が最右端にある場合で、S動Ig(5B)  
も圧縮バネ(65)の後元力により右端にある。逆に。
ワイヤ電極を切断するときは、偏心カム(67)が半回
転して最左鴻の位置となるので、移動棒(58)及び止
めナツト(66)は左端に位置して、 カッター(56
)と切断受板(61)との間で切断される。
次に切断アーム■の回転を説明する。
箱Uに取ル付けられ念アーム回転用モーターのが回転す
ると、その軸に取シ付けである歯車(69)忙よシ歯車
(70)が回転する。歯車(7o)は、アーム回転棒(
71)に固定されていて、 さらに切断アーム■が連結
されている。アーム回転棒(71)は軸受(72)、 
(75)によって支持されている。しかるに。
アーム回転用モーターのがほぼ半回転することKよシ、
切断アーム■は2図中1800反対側へ回転して止まる
。図の位置と1800反対側の位置はリミットスイッチ
等で検出することによ勺、決められるようになっている
次に、偏心カム(67)の回転を説明する。
アーム回転棒(71)の中心側には1図中断面部分でも
わかるように偏心カム回転棒(74)が挿入されてお九
回転自在となっている。偏心カム回転棒(7りの下端に
偏心カム(67)が固定されており、軸受(7s)、に
よシなめらかに回転できる。 また上端には、カップリ
ング(76)を介して切断用モーターのと連結されてい
る。そこで、切断アーム■を180°反対側に位置させ
るためにアーム回転用モーター0が回転するとき1、同
時に切断用モーター■も起動をかけて1800回転させ
る。これによシ図中、偏心カム(67)と止めナツト(
66)との関係は変わらないので、ワイヤ電極(2)は
カッター (56)と切断受板(61)の間に位置する
わけである。
その後、切断用モーター■のみをさらに1800回転さ
せることによシ、移動棒(58)が切断受板(61)の
方向に移動して、前述したようにワイヤ電&! (21
を切断することができる。その後は、切断用モーター■
を止めたままで、アーム回転用モーター■を逆に180
’回転することKよシ1図の位置に戻す。そして切断用
モーターのを逆に1800回転することにより1図の状
態に戻すことができるわけである。
次に第3図においてワイヤ電&f2)を切断する動作に
ついて説明する。
まず第3図(a)は、ワイヤ電極(2)が被加工物(至
)の加工開始穴(77)に通っている状態を初期設定し
切断動作に入る場合である。すなわち、第1図が初期設
定した状態である。まず、パイプガイドtinが図中矢
印方向に上昇するためにl/@tビン−1(至)が取シ
付けられている移動板(至)、 Gel及び移動板−が
取シ付けられている押し付は板のが図中矢印方向へ移緊
する。
なお、パイプガイドαDは、ある決められた位置1で上
昇し停止する。
このとき、第1図で述べたように、ワイヤ送勺用ピンチ
ローラ(71及びワイヤ送り用押えローラ(8)はパイ
プガイドanと一体で上昇し停止すると共に。
図の矢印の如くから回シをするようになっている。
基準V溝板■は、常に固定されていて、パイプガイドa
ηが昇降する場合は、こすっていくわけである。なおノ
ズル(至)は常に固定である。ダイスガイド■は、パイ
プガイド鰭が上昇するとき、ワイヤ電極(2)をこすっ
ていく程度のクリアランスを有している。(a1図のダ
イスガイド■の下端位置を切断位置と呼ぶことKする。
次に第3図(b)では、切断位置に1で、切断アーム■
を1800回転して持ってきた状態を示している。これ
Kよ見切断部■にワイヤ電極(2)が位置決めされたこ
とになる。切断用モーターの、アーム回転用モーターロ
の動作は、第2図で述べた通シである。ワイヤ送シ用ピ
ンチローラ(71及びワイヤ送り用押えローラ(8)は
このとき停止している。
しかもピンチローラ(7)には、第3図(atの矢印方
向と反対方向には回転しないようにワンウェイクラッチ
(図示せず)が取シ付けられている。
次に第3図(clでは、ワイヤを極(2)を実際に切断
した後の状態を示している。すなわち、第2図で述べた
ように切断後、切断アーム■は逆に180゜回転して元
に戻っている。そして切断後のワイヤ電極(2)の下方
の部分は第2図で述べたように切断用モーター■がさら
に180°回転したことを検出して、第1図の回収ロー
ラ(54)が回転を始めるので2回収箱(55)へと回
収される。
次に第3図(dlは、ワイヤ電極(2)を実際に切断完
了した状態を示している。すなわち第3図(C)の状態
完了後は、第3図Td)の状態になるまでパイプガイド
anが下降する。この状態は、第3図(a)の初期状態
で移動板(至)、額が移動しfcままの状態であシ。
これでパイプガイドciηの位置は第1図と同じ位置で
ある。このときのダイスガイド■の下端を定位置と呼ぶ
ことにする。
なお、パイプガイドαηの下降中は、ワイヤ電極(21
は、ワイヤ送シ用ピンチローラ(7)とワイヤ送シ用押
えローラ(8)との間ではさまれているので、しかもピ
ンチロー2(7)にはワンウェイクラッチが取シ付けら
れていて、逆転しないのでダイスガイド■の先端から抜
けて上方に出てしまうことはない。
第3図(dlの状態を以って切断完了とする。なお第3
図(at〜(d)の切断動作中は、第1図のブレーキロ
ーラ(3)に連結された電磁ブレーキのブレーキ力は極
端に弱められている。
次に第4図において、ワイヤ電極(2)を加工開始穴及
び下部ダイスガイドへと通す挿入動作について説明する
ここでは、ワイヤ電極を加工開始穴1次に下部ダイスガ
イドへと通し7.第1図の回収箱(55)へと送るまで
をワイヤ電極(2)の挿入動作と呼ぶことKする。まず
、第4[1W(atの状態が、ワイヤ挿入動作の初期状
態である。これは、第3図の切断動作の最終状態と同じ
状態である。すなわち、上部ダイスガイド■及び加工開
始穴(77)及び下部ダイスガイド(社)は鉛直方向に
整列した状態にあるわけである。
次に、第4図(b)で示されるように、パイプガイドa
nを下降させて、これを加工開始穴(77)へ通し、上
部ダイスガイド■と下部ダイスガイドCOを対向させる
わけである。この状態での上部ダイスガイド■の下端を
下限と呼ぶことにする。この位置はリミットスイッチ等
で検出されている。
次に第4図+C+で示されるように、ワイヤ送シ用ピン
チローラ(7)とワイヤ送り用押えローラ(8)との回
転力により2両者にはさまれたワイヤ電極(2)は進行
を始める。第4図(C1は下部ダイスガイドC0をワイ
ヤ電極(2)が通過した状態を示している。
その後は、第1図で見られるようにワイヤ電極(2)は
、給電ダイスI、案内ノズル(2)を通シ抜けて。
下部ベルト1471まで導かれる。なお、下部ローラー
咽及び回収ローラー(54)は、第4図においてピンチ
ローラー(7)、押えローラー(8)が回転すると同時
に回転を始める。上記下部ローラー(至)及び回収ロー
ラー(54)はベルト伝達によシ同期がとられている。
したがって、ワイヤ電極(2)が下部ベル)471゜下
部ローラー器の入口まで進行してくると両者の間に引き
込まれて導ひかれ、第1図のように回収箱(55)へと
回収される。ここで給電ダイス(41)(!:回収箱(
55)との間で接触感知を行うことによシ。
ワイヤ電極(2)が回収箱(55)にまで導ひかれたか
どうかが判るわけである。このように接触感知された後
は第4図(dlで示されるようにパイプガイドaηは定
位置まで上昇して止まり、さらに移動板(至)。
■及び押し付は板のが図中矢印方向に移動してパイプガ
イドaηを固定すると共に給電ビン341.(至)によ
りワイヤ電極(2)へ給電可能な状態となる。これで加
工開始が可能になると同時に第4図(dlの状態が挿入
動作の完了である。なお、第3図の切断動作中と同様に
第4図の挿入動作中は第1図のブレーキローラ(31に
連結された電磁ブレーキのブレーキ力は極端に弱められ
ている。
以上、従来のワイヤ自動供給装置は、加工開始穴が変わ
るたびに切断動作をし九後、挿入動作をして加工の出来
る状態に自動的に持っていく装置である。
次に、この従来のワイヤ自動供給装置における挿入動作
中の欠点について説明することにする。
まず、挿入動作中とは第4図の(a)から(dl 1で
のことを言う。挿入動作中のトラベルとしては多種多様
であるが、第5図、第6図により、挿入動作継続不可能
になるトラブルについて説明することにする。第5図(
at、 (b)のように、被加工物(至)下面と下部ノ
ズル(7B)上端面との距離が大きい場合を考えてみる
。また、同国は第4図(C)の状態の場合に相当してい
て、パイプガイドanが加工開始穴(77) K入って
おシ、下限の位置にある。 下部ダイスガイド顛は断面
で示しており、中心部はダイヤモンド、サファイア等の
宝石類のダイス(79)が埋め込まれている。
第5図(a)の場合は、ワイヤ電極(2)が、ダイス(
79)に挿入されずに、下部ダイスガイド囮 と下部ノ
ズル(7B)との隙間に入っていってしまった場合を示
している。これは、ワイヤ電極(2)の初期状態として
内部歪によるくせとか、カールによる念めである。これ
に対して第5図山)の場合はさらにくせ、カールが大き
い場合で、下部ノズル(78)の外側に出てしまってい
る。両者共、ワイオ電極(2)がダイス(7のを通過し
ていないので、 当然のことながらワイヤ電極(2)の
挿入は失敗となシ、その後の放電加工も出来ないので続
行不可能となってしまう。
次に第6図のように、第5図の欠点である被加工物■の
下面と下部ノズル(70)上端面との距離が大きいこと
を解消している場合を考えてみる。
他の状況設定は第5図と同様である。
この第6図(a)の場合は、ワイヤ電極(2)がダイス
(79)を通過して成功した場合である。 やは夛第5
図よシは、第6図の方が下部ダイスガイド顛の位置にワ
イヤ電極(2)は導かれやすいと言える。
しかし、第6図(b)のようにワイヤ電極(2)の曲が
シが、下部ダイスガイド(イ)の導入テーバ部に対して
ほぼ直角に入った場合、ワイヤ電極(2)はひっかかり
を生じ、それ以上進行が出来なくなる。またさらに第6
図(C)のように放電加工によって生じた加工チップが
長時間によシ、下部ダイスガイド■の導入テーパ部に堆
積してしまうことがある。これは、常時加工液に浸され
た状態でなく2間をおいて乾燥状態が繰プ返されるので
固く不規則に付着物(80)となるわけである。 この
場合は第6図(b) K比べて、もつと多くの機会にお
いてひつかかプの状態が生じ、やは多用6図(b)と同
様にワイヤ電極(2)が進行を妨げられる。このように
第6図(b)。
(C)の場合は、ワイヤ電極(2)の進行が妨げられる
だけでなく、より強い力で矢印方向に進行させようとす
ると大きな曲がシ、もしくは折れ等を生じてしまい第5
因と同様、ワイヤ電極(2)の挿入の失敗となシ継続不
可能になってしまう。
そこで本発明は2以上の欠点を鑑みて、失敗を検出して
再度挿入動作をやシ直させて、最終的に成功させてワイ
ヤ電極挿入動作成功の確塞を大幅に向上しようとするも
のである。
まず、挿入動作中の失敗を分類して、その各々の失敗を
検出する原理について述べることにする。
失敗の種類を以下に示すように2通りとしてとらえてみ
る。
+11  ワイヤ電極の進行が妨げられた場合。主に第
6図のような場合が挙げられるが、いわゆるワイヤ電極
の進行能力に対して高負荷が生じた場合と言えるので、
別に第6図に限るものでなくとも、進行が妨げられるも
のは全て含んでいる。
(2)  ワイヤ挿入動作が完了しない場合。主に第5
図のように、前記(11と違ってワイヤ電極の進行は妨
げられてはいないが、挿入経路以外にワイヤ電極が進行
してしまう場合である。
まず、上記失敗のうち(1)について、その場合の検出
原理について述べることにする。
第7図(a)は第4図(c)の状態に和尚している。す
なわち、ワイヤ送り用ピンチローラ(7)が駆動され。
かつワイヤ電極(21がワイヤ送シ用押えローラ(8)
にはさまれて図中矢印方向に進行しているわけである。
ワイヤ電極+21 #iダイヤ(81)と微少なりリア
ランスを持っており、すべっていくわけである。
またワイヤ送り用押えローラ(81Fi固定板(82)
に対してバネ(85)の力によりワイヤ電極[21をワ
イヤ送シ用ピンチローラ(7)に押し付けている。ここ
で。
ワイヤ電極(2)を進行させる力は以下のようになって
いる。
図よりバネ(85)力による垂直抗力N、 ローラ(7
1,181とワイヤ電極(2)との間の摩擦係数をμと
すると、ローラ(7)、(8)がワイヤ電極(21を進
行させようとする摩擦力はμNとなる。またローラ(7
1、+81の上側にあるワイヤ電極(2)には、Toな
る引張力が働いている。ただし、TOは第1図における
供給リール(1)K働くブレーキ力及びブレーキローラ
(3)にかかつているブレーキ力によるものであるが。
挿入動作中は、  Toを少なくするためにブレーキロ
ーラ(31のブレーキ力は最低に弱められている。
したがってワイヤ電極(2)を進行させる力は図よシμ
N−Toとなる。当然のことながら、μN > T 。
であることは言うまでもない。
次に第7図(b)はワイヤ電極(2)の進行経路中に障
害物(84)がある場合を示している。ただし実際は、
第6図で言っている高負荷を指しているが話を簡単にす
る光めに、第7図以降では障害物として扱うことにする
第7図(blは、ワイヤ電極(2)が障害物(84)I
cより進行を妨害されたので、パイプガイドanの内部
で曲げ力を受けて変形している状態である。そのため1
曲げ剛性に逆った弾性変形なので2図のFで示されるよ
うに変形を元に戻す方向の反力が働くことになる。その
ためワイヤ送プ用ピンチローラ(71ij矢印方向に回
転自在なワンウェイクラッチのため回転を続けるが、ワ
イヤ電極(2)との間にすべりを生じてしまい、ワイヤ
送り用押えローラ(8)は回転を停止してしまう。
すなわち、F+TO=μNの状DKなっているわけであ
る。
もう少し詳細に説明すると第7図(clで示されるよう
に、パイプガイドの内壁(85)とワイヤ電極+21と
の摩擦係数をμm、内壁(85)に押し付ける垂直抗力
をnとすると、ワイヤ電極(2)をパイプガイド内(図
中りで示される範囲)に入れようとする力μN−Toに
よって、 ワイヤ電極(21は変形を受は図のように多
点で内壁(85)に接触し、各々μmnという摩擦力を
発生する。これらにより、ワイヤ電極+21は内壁(8
5)内部であたかもバネのような働きを発生するわけで
、そのバネ力は多点で接触が進むにつれて、ワイヤ電極
(2)の短い部分での変形に進行していくため、その曲
げ変形の合成力Fは増大していくわけである。その最終
形態が第7図(b)であ、9.  F=μN−Toであ
る。すなわち、この第7図(′b)の状態K>いて、ワ
イヤ電極(2)の進行が完全に停止するわけである。
そこで9本発明者は、第7図を確認する意味で実際に実
験を行った。稿々の実験を行った結果。
ワイヤ電極(2)は完全に停止する場合もあるが、進行
の断続が発生することが判つ念。
このことを第8図を用いて説明することにする。
第8図(a)はワイヤ電極(2)がまだ障害物(84)
に達していない場合である。また(86)はワイヤ電極
(2)の先端位置、  (87)はダイス部の位置であ
る。
この場合でも、ダイス部をワイヤ11I極(2)が通過
する際の摩擦力foが生じているわけである。すなわち
μN−To>foの状態であり、矢印(88)の方向へ
ワイヤ電極(2)は引き込まれている。
次に第8図(b)は、ワイヤ電極(2)が障害物(84
)に接触した場合でe  f o Fif 1(> f
 o )に増大する。
しかし、μN−’ro>rtの喪め、依然として矢印(
88)は同方向である。
次K(c)、 (diは、パイプガイド内壁(85)内
で。
ワイヤ電極(2)の曲げ変形が増加している状態であシ
1反力’2m  ’!iと増加しているが、まど、μN
−To>f2. f、なので、矢印(88)の方向は変
わらない。
次に第8図(e)1でワイヤ電極(2)の曲げが進行し
てくると2反力がf4に増加してμN−To=f4とな
って、第1図(blと同じKl)、  ワイヤ電極(2
)の進行が停止してしまう。そして理想的には、ワイヤ
送り用ピンチロー2(7)はワイヤ電極(21面をすべ
りながら回転しているわけである。しかし、実際には、
ピンチローラ(7)に取シ付けられたワンウェイクラッ
チ及び駆動伝達ギヤのガタ及びピンチローラ(71の同
心度の変化及びピンチローラ(7)の外周の面性状の変
化等により、ピンチローラ(7)の逆転及びμNの変化
にょ月f)で示されるように9反力f4によって逆転さ
れてf4−Δfとなるまで戻ってしまう。
すなわちげ)では矢印(88)の方向が変ゎシ、 ワイ
ヤ電極(2)が戻ってしまう。ただし1反力降下分のΔ
fIfi、μNの減少分に相当すると考えて良い。
次に再び第8図(g)のように矢印(88)の方向が変
わシ、ワイヤ電極(2)が送シ込まれる。そして第8図
(el→第StVげ)→第8図(g)のサイクルを繰カ
返して、ワイヤ電極(2)は断続(逆戻りを含む)運動
をすると共に、ワイヤ送シ用押えロー2(8)は回転の
間欠運動を行う。
いわゆる第8 図Del、げl、 (g)においてLな
る範囲に送り込まれるワイヤ電極+21の長さKよシ、
そのために生じる反力f4の変化(Δf)を伴うバネ振
動が起きるわけである。この運動は9図中り。
の範囲のワイヤが座屈しない限シ続くわけである。
またこのとき、第1図に示す方向変換プーリー(51が
同様に停止するか1間欠運動(回転)をするので、これ
を以って検出することにより、ワイヤ電極(21の進行
が妨害されたか、高負荷があったかを判断することがで
きる。この糧の検出をワイヤ電極進行の際の高負荷の検
出と名付けることにする。
次に前述した失敗の(2)について、その検出原理を述
べることにする。
第9図は、上部ダイスガイド■と下部ダイスガイド(社
)とがワイヤ挿入動作中で最も離れた位置にある場合で
ある。この場合は、パイプガイドaηと被加工物(至)
とで接触感知を行い(ダイスガイド■を通して導通して
いる)、ワイヤ電極(2)の進行を始めた場合である。
被加工物(至)の板厚は最大のHmaxとしである。さ
らに図中りの長さは2機械特有のものであシ、−義的に
定めることができる。
まず、ワイヤ電極+21の実線で示されたものは挿入が
成功した場合であフッ上部ダイスガイド■よシ送給され
たワイヤ電極(2)は、加工開始穴(77)を通九ノズ
ル(7B) 、下部ダイスガイド卿、給電ダイスlff
1.案内ノズル(財)とlllK通シ、ベルトローラー
6及び下部ベルト147′lと下部ローラー(至)との
間に送り込まれ、その後は、下部ローラー咽にょシ引張
られていく。これが、正規のワイヤ挿入経路であシ、こ
れに要した時間及び距離は、はぼ一義的に決められる。
破線で示されるワイヤ電極(2)は挿入の失敗例であ九
挿入経路から外れてしまっている。そこで本発明者は第
1図のワイヤ送シ用ピンチローラ(7)によってワイヤ
電極が進行する速度と下部ローラ錦によってワイヤ電極
が引っ張られて進行する速度が違うことから、失敗の検
出方法を見出し次のである。すなわち、下部ローラー(
至)による進行速度は、放電加工中の速度と同じで速く
、ワイヤ送シ用ピンチローラ())によるものはダイス
ガイド−〇ように小さいクリアランスを通過する関係上
遅くしである。
次に、第10図を用いて検出原理を説明する。
(at、 (blの縦軸はワイヤ電極(2)の進行速度
Vであり。
v2が下部ローラによるもので、vlがワイヤ送シ用ピ
ンチローラ(7)によるものである。ま九横軸は。
Sが第9図のダイスガイド■からワイヤ挿入経路に沿っ
た長さ、Tがワイヤ送シ用ピンチローラ(7)によりワ
イヤ電極(2)が進行し初めてからの経過時間である。
まず(a)FiVとSのグラフで、  (89)が挿入
成功の場合、  (90)が挿入失敗である。
このグラフから判るように、挿入経路上でHmax+L
の距離進行後、成功の場合はvlからv2へ速度が上昇
し、失敗の場合は、 vlのままである。
Lの位置でvlからv2へ即、速度が上昇しないのは下
部ベルトへの引き込み時間によるずれのためである。
次に第10図(b)のグラフから判るように、第10図
(a)のV、からv2へ速度が上昇する時間TLは一義
的に決まる。そこでワイヤ送シ用ピンチローラ())に
よシワイヤ電極(2)が進行し初めてから最大でもTI
、経過後、進行速度がV、から■2 へ上昇していない
ときは、ワイヤ挿入経路から外れたと判断して失敗とし
て扱うことができる。
このように、ワイヤ電極(2)が進行し初めてから定時
間後の進行速度の変化を検出することによシ。
失敗を検出することができる。この種の検出をワイヤ挿
入仔路からワイヤ電極(2)が外れた検出と名付けるこ
とにする。
次に実際に失敗を検出する回路の実施例を述べることに
する。まず、ワイヤ電極(2)進行の際の高負荷の検出
回路について説明する。
まず、第8図で説明したように、ワイヤ電極(2)の進
行の断続運動を検出するために、第1図の方向変換ブー
IJ −fellの回転の間欠運動に置き換えて行う。
第11図はそのための検出装置である。第11図(a)
FCおいて、方向変換プーリー15+ Kは、エンコー
ダ(91)が取り付けられている。 ワイヤ電極(2)
が進行の断続運動をすると、方向変換プーリー(5)の
回転間欠運動となる。また、第11図(blはエンコー
ダ(91)の使用方法を説明している。P5(+5V)
外部電源をダイオード側とトランジスタ側とで共用して
いる。Rは抵抗でダイオードへ流れる電流を制限してい
る。出力側A、  B端子が検出回路に結線されている
次に第12図を用いて、検出回路を説明することKする
。なおA、B入力端子は第11図と対応していて、B側
はダイオード側である。
この第12図に訃いて、エンコーダの出力はO〜5vの
範囲の交流であるので、まずコンデンサC1,抵抗R1
により直流分をカットして交流会だけKしている。次に
OPアンプ(92)によりR,/R2倍の増幅を行う。
その後、ダイオードD1.D2により0−5vの範囲で
クランプする。インバーターを通った後のW2の波形は
W、の交流を波形整形した0〜5vの範囲のパルスに変
換されるわけである。(95)は高負荷検出用ワンショ
ットであシ。
出力パルスはTClなる幅である。リレーコイルL1は
高負荷検出用でt  D3は保護用のダイオードである
。また、  (94)は後述する挿入経路外への失敗検
出用のワンショットで、出力パルスはTa2なる幅であ
る。
リレーコイルL2は挿入経路外の検出用で、D4は保護
用のダイオードである。
第12図のwl、 w2 、 WAの波形を用いて、第
13図に模式的なタイミングチャートを示し、高負荷検
出方法を説明することKする。
第13図(a)のW、がエンコーダの出力波形である。
これはワイヤ送り用ピンチローラによる方向変換ローラ
の回転であり、ワイヤ挿入時の場合である。このときW
2の波形は周期T1  の方形波パルスである。そして
W3の波形は、W2のパルスの立上りでワンショットパ
ルスを発生させているので、 Ti<Tctであること
Kより、 ワイヤ挿入中は常Vcsvのハイレベルとな
っている。
よって、第12図のリレーコイルL1はONの状態にな
っていることが判る。そしてこの状態が高負荷が発生し
ていない状態である。
次に、第8図の(el、 (f)、 (g)の状況下で
は、第13図(b)のW2の波形となる。すなわち、正
常なパルス幅で周期T1とパルス幅が短かく休止の長い
周期T2のものとが繰シ返しでてくる。これは、エンコ
ーダが逆転してもパルスを出力するために。
第8図(f)のようにバネ力でワイヤ電fi!F (2
+が戻される場合は、逆回転力が瞬時に働き、第13図
(blのT1での休止が短く、T2のパルスも短くなる
それに対して、第8図(g)の場合は、ワイヤ送シ用ピ
ンチローラの回転が正転起動がかかるときなので最大の
立上シ時間がかかるために、第13図(b)のT2のよ
うに休止が長くなってしまうわけである。実際に検出回
路をシンクロスコープ等で観測したときKも(b)のW
2相当の波形を確認できた。
その結果、W3の波形にはTf、なる幅の零レベルが発
生することになる。このとき第12図のリレーコイルL
1はOFFの状態になる。このように方向変排プーリー
の回転間欠運動が起きたことをリレーコイルL1のON
からOFFに状態変化することで検出することができる
次に、挿入経路外の失敗検出回路及びタイミングチャー
トについて説明することにする。
検出回路については、第12図と同様である。
第14図は、ワイヤ挿入時のタイミングチャートであり
、第14図(a)のW、に見られるTsの区間は、第1
3図(a)の状態と同じであシ、ワイヤ送シ用ピンチロ
ーラ(7)の回転によるものである。その後の周波数の
高い部分は、第9図で下部ベルト14nに引き込まれて
ワイヤ電極(2)の進行速度が増大した状態を示して込
る。
したがって、第14図Φ)K見られるように。
TSの区間は周期Tiであシ、その後は周期Tmに変化
している。このときW4の波形は、ワンショットの幅が
Tc 2 (T 1 > TC2> Tm)であるから
Tsの区間はパルス幅がTc2であシ、その後はハイレ
ベル罠なっている。そこでTsは挿入が成功した時の時
間に相当しているので1例えばTs(TDなる時間TD
後にW4の状態は常にハイレベルとなる。すなわち、第
12図のリレーコイルL2はワイヤ送り用ピンチローラ
−(7)が回転を開始してからTD後は常1cONの状
態になるわけであ4次にワイヤ挿入経路外にワイヤ電極
(2)が進行した場合は、第14図(b)で示されるよ
うにw2の波形は周期Tiのパルスが続き、W4 の波
形はパルス幅Tc2で連続する。そこでe  TD (
TD > TS )後、W4の波形を見ることによ、り
、  Tf2なる休止が存在することになる。
このとき第12図リレーコイルL2はOFFの状態にな
る。このようにワイヤ電極(2)の挿入中にワイヤ電極
(21が挿入経路よシ外れ、た場合e  TD後のリレ
ーコイルL2のONからOFFもしくはOFFの状態を
判別することによ)、検出することができる。
次に、上記のリレーコイルL、、 L2の状態から失敗
検出信号を作シだすりレージ−ケンス回路を第15図を
用いて説明する。
タイマーリレーRT、、 RT2.  リレーf、、f
2のコイルはP24(+24V)”t”動作する。#M
20tl計算機等及び手動で指令されるワイヤ挿入指令
のリレーであり、 :#WF’はワイヤ送シ用ピンチロ
ーラ−の回転中ONになるリレーである。
まず、高負荷の失敗の場合、ワイヤ挿入開始により、リ
レー#WFがONになシ、タイマーRT。
がセットされる。リレー#RT、は2 Sal:後KO
Nになる。リレー$IRAのパック接点は正常時開放で
失敗時に閉じて短絡となるので、失敗検出リレー#f1
がONになって保持される。リレー@RT、はワイヤ電
極(2)の進行の立上シ時に、誤検出しないための検出
禁止の機能を持っている。
次に挿入経路外の失敗の場合は、ワイヤ挿入開始から、
タイマRT2がセットされる。 リレー#:RT2はT
D後にONになる。リレー#2RAは高負荷の失敗と同
様、失敗時に短絡となるので、失敗検出リレー#f2が
ONになって、保持される。
したがって1両者どちらの失敗に対しても、リレー#f
1もしくは#f2がONとなる。そこで、  P5(+
5V) K対し テ’J ’  # ’ 1t # ’
 2 ’に: M列に入れるとF出力は、どちらの失敗
に対してもハイレベルへと変化する。このF信号を計算
機等に運送してやればよい。
次にF信号を計算機を用いて処理する場合、どのような
処理方法をとるかを第16図のフローチャートを用いて
説明する。
1ずフロースタートによ汎神入指令をだして挿入動作を
行わせる。そこで失敗を検出(2個号がハイレベル)し
ない限シ、挿入兄了となる。もし失敗を検出した場合は
、その回数がN回に達しているかを判断する。N回に達
している場合は。
機械装置の異常ということで機能を停止させる。
N回に達していない場合は、切断指令を出して。
切断製作を行わせる。ここで言う切断、挿入とは。
第3図、第4図の一連の動作を意味している。ただし、
切断動作では失敗までに要し念ワイヤ電極r21は、第
3図の切断装置によシ排除して挿入は。
新品のワイヤ電極(2)で行う。
切断完了後は、再度挿入指令をだし挿入動作をと言った
サイクルを繰シ返す。このように、第16図のフローは
挿入成功及び失敗回数がljK達するまで繰シ返される
ここで失敗の回数をカウントしている理由について述べ
ておく。
ワイヤ電極(2)の挿入時における失敗する確率をXと
すると、続けてN回失敗する確率H,XNとなる。よっ
て、ワイヤ挿入がm回目で成功する確率Pは以下のよう
になる。
P(ホ)=1−xm (例) +1)  X:50%(7)場合 m=s回  P(51:97% m = 7回  P +71 = 99%(4)X=3
0%の場合 m=3回  p(3+=97% m=4回  p (41= 99 T。
上記の例でも判るように1回の挿入成功率が50%(X
=5096)の場合でも、 T口先敗を検出して再び挿
入をやり直すことによシ成功率が99チまで上がる。ま
た1回の成功率が70%(X=30%)の場合、4回挿
入し直すととkよシ99チに上がる。このように1回で
挿入成功する確率が悪くても数回挿入を繰り返すことに
よシ成功率が上がるわけである。すなわち挿入の信頼度
が大幅に向上し九と言える。
以上要するに1本発明はワイヤ電極挿入中の失、敗を検
出することにより、再度挿入をやり直すことによって、
成功に導くものでアク、高信頼度のワイヤ自動供給装置
を提供するものである。
なお本発明は失敗を検出する他の手段によシ挿入を自動
的にやシ直すものは全て範囲に包含されることは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のワイヤ電極自動供i@装置の構成図、
第2図は従来の切断装置の構成図、第3図は従来の切断
動作を示す図、第4図はワイヤ電極挿入動作を示す図、
第5図、第6図は従来の欠点を示す図、第7図〜第10
図はその欠点の理由及び波及効果を説明する図、第11
図、第12図は本発明を実施する九めの検出手段及び回
路の実施例図、第13図、第14図は検出回路のタイミ
ングチャート及び検出原理を示す図、第15図は挿入失
敗信号を作るリレーシーケンス図、第16因は本発明を
計算機により実施するためのフローチャートを示す図で
ある。 図中、(2)はワイヤ電極、(5)は方向変換プーリー
。 (91)はエンコーダー、  (92)はOPアンプ、
  (95)。 (9りはワンショットである。 な訃1図中同一符号は同一部分を示している。 第1図 第2図 第5図 (a)(b) (a)Q)) 3図 第4 (a’)      (b) (C’)        (d’) 第9図 第10図 第11図   工 (a) (b) q 第13図 (a) 第14図 (a) (b) 第15図 第16図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワイヤ電極を、ワイヤ電極送給装置から被加工物
    の加工開始穴へ通し、さらにワイヤ電極回収装置と係合
    させるように、上記ワイヤ電極を自動的に送給していく
    ワイヤカット放電加工装置におけるワイヤ電極自動供給
    装置において、ワイヤ電極がワイヤ自動送給中に、ワイ
    ヤ回収装置と係合しないことを検出する第1の検出装置
    と該第1の検出装置の検出信号に基づき、ワイヤ電極送
    給前の初期状態に戻す復帰装置と、初期状態に復帰した
    ことを検出する第2の検出装置と、該第2の検出装置の
    検出信号に基づき、再度ワイヤ電極送給装置にワイヤ送
    給を指令する指令装置と、該指令装置によるワイヤ送給
    指令回数をカウントするカウンターとから成ることを特
    徴とするワイヤカット放電加工装置におけるワイヤ電極
    自動供給装置。
  2. (2)第1の検出装置が、ワイヤ電極の正規の送給経路
    中において、ワイヤ電極の進行が妨げられたことを検出
    する装置、もしくは、ワイヤ電極が正規の送給経路以外
    に進行してしまつたことを検出する装置から成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のワイヤカット放
    電加工装置におけるワイヤ電極自動供給装置。
  3. (3)ワイヤ電極が、ワイヤ電極回収装置と係合したこ
    とを検出する第3の検出装置を備え、該第3の検出装置
    の検出信号により、ワイヤ電極再送給が完了することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載のワイ
    ヤカット放電加工装備におけるワイヤ電極自動供給装置
JP5885789A 1989-03-10 1989-03-10 ワイヤカット放電加工装置におけるワイヤ電極自動供給装置 Granted JPH01274926A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5338912A (en) * 1990-09-28 1994-08-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Automatic broken wire repairing method for wire electric discharge machining devices
WO1995002483A1 (fr) * 1993-07-13 1995-01-26 Fanuc Ltd Dispositif d'affichage servant a indiquer l'etat de connexion d'un fil
WO1995002481A1 (fr) * 1993-07-13 1995-01-26 Fanuc Ltd Procede et dispositif de detection de positions de defaillance sur un fil dans une machine electrique de production de fil
CN105598538A (zh) * 2016-03-15 2016-05-25 浙江理工大学 一种电化学电解加工电极装夹及运动的装置
CN112427756A (zh) * 2020-10-26 2021-03-02 浙江三奇机械设备有限公司 丝筒自动换向方法以及***

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