JPH01274882A - 空気分級機 - Google Patents

空気分級機

Info

Publication number
JPH01274882A
JPH01274882A JP10140388A JP10140388A JPH01274882A JP H01274882 A JPH01274882 A JP H01274882A JP 10140388 A JP10140388 A JP 10140388A JP 10140388 A JP10140388 A JP 10140388A JP H01274882 A JPH01274882 A JP H01274882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
classification
main shaft
dispersion plate
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10140388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2672566B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Muneda
宗田 義明
Kenji Umeki
梅木 健二
Masaaki Mitsusaka
三坂 公明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Onoda Cement Co Ltd filed Critical Onoda Cement Co Ltd
Priority to JP63101403A priority Critical patent/JP2672566B2/ja
Publication of JPH01274882A publication Critical patent/JPH01274882A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2672566B2 publication Critical patent/JP2672566B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Cyclones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は空気分級機、特にセメント工業等の粉砕工程
において用いられる空気分級機に関するものである。
従来の技術 従来、この種の空気分級機としてセメント工業、鉄渭業
等、他の諸工業にて広く用いられている所謂サイクロン
セパレータと呼ばれる空気分級機は、例えば第10図(
こ示される様に分級室50を形成する上部ケーシング5
1内に分散板53および分級羽根54笠を竪形の主軸5
2にて吊下げ回転するようになっており、北部の原料投
入口56から供給された原料57が、減速機付電動機5
5に連結した主軸52により回転される分散板53上に
落F L、遠心力によって原料57が分級室50内に分
散され、循環ファン75から送られて分級室50内を上
昇する気流60中に散布される。この際に、比較的大き
な粒子は大きい遠心力を受けて上部ケージング51の内
壁まで飛ばされて衝突し、落下して粗粉として分級され
る。他方、残りの粒子は細粉として上昇する気流60に
乗って上昇し、分散板53と共に回転する分級羽根54
により打撃されて更に強い遠心力を受4tて内壁方向に
向かう。このときに、旋回上昇気流60の粉体に与える
抗力と分級羽根54の粉体に与える内壁方向への遠心力
との釣り合いとにより細粉と粗粉とに分級され、細粉は
気流60と共に含塵ガス排出管70を通ってサイクロン
71に導かれてljH集され、門粉排出ロア3から排出
される。また、サイクロン71内にて細粉が介意された
気流はガス排出ロア2から循環ファン75を介して循環
ガス取入口68より外側ケーシング66、ベーン63.
64を経て旋回が付与、されて上昇し、再び分級室50
内に流入する。一方、分級室50にて分級されて落下す
る粗粉は更にベーン63.64および粗粉室62を通っ
て粗粉排出口67に導かれるが、このときにベーン63
.64の部分を下降する粗粉はベーン63.64を通過
する旋回気流により再分級され、粗粉に付惰していた微
粉が再び噴き上げられ、これによって粗粉への微粉の混
入を少なくすることが出来るようになっている。
発明が解決しようとする問題点 併し乍ら、この様なサイクロンエアセパレータの様な空
気分級機においては次の様な問題点が見られる。
(1)分級すべき原料57が主軸52を囲むようにして
分散板53上に投下されるが、この様な構造においては
落下地点の遠心力が不十分で、分級原料の分散が十分に
行われない、このために、凝集したよ)の粒子の一部は
、分級の機会を得ることなく、そのまへ粗粉室62に落
下することになり、分級効率が悪くなる。特に、粉体濃
度が高いと、その傾向が著しい。
(2)分級羽根54と内筒天井80との間には隙間が存
在し、ニーから粗粉が微粉側に飛び込み、分級効率が悪
化する。
(3)分級羽根54が大型のために、こ)での圧力損失
が大きくなり、分級機の動力が増大する。
従−)て、この発明の目的はこの様な従来における問題
点を解決するために、上部分散板の外周に衝突板を取付
け、分級原料なこの衝突板にぶつけるようなtf4 ’
?1にすることによって分級原料の分散を強化して、分
級羽根の形状を所要の好適な形状とすることにより分級
羽根の取り替えをa rttにし且つこの部分での圧力
損失を大幅に低減し、内筒天井との間をシールすること
によってこの部分からの粗粒の飛び込みを防止し、補助
用の二次ベーンを分級羽根の側面に配置して気流を水平
な渦流とし、これによる流体抵抗と分級羽根による遠心
力との2つの力によって分級するようにした空気分級機
を提供することにある。
問題点登解決するための手段 この発明に依れば、空気分級沢は、上部ケーシングと該
上部ケーシングの下に連接された下部ケーシングから成
る二重構造の分級ケーシング、該分級ケーシングの上部
ケーシング内にほり軸心に沿って垂下する竪形の回転す
る主軸、主軸の下端に−L下に間隔を置いて設(Jられ
た下部分散板および上部分散板、主軸下端の下部分散板
の上に原1’J3供給するよう分級ケーシングの頂部に
設けられた原料投入口、分級ケーシングの上部ケーシン
グに排出管を介して連接され且つ分級ケーシングの外側
に設けられたサイクロンを備えており、これに加えて上
部分散板の外周に衝突板や渦流調整片および渦流調整片
の上端部を取り囲むシール金物、或は補助用の二次べ−
〉・が設(lられている。
作    用 従つ°C1この発明の上述の構成(5,二より、原料投
入口から下部分散板の十に供給された原料は遠心力にに
って放射方向に飛ばされて衝突板で好適に分散され、渦
流調整片とシール金物にて粗粉の細粉への飛び込み混入
が阻止されると共に渦流調整片によって所要の分級点を
設定でき、補助用の二次ベーンによって理想的な渦流を
分級室内に導入できて、必要な分級領域が確保でき、且
つ分級効率の向上を計ることが出来る。
実  施  例 図面の第1図にはこの発明の空気分級機の第1の実施例
が示されており、図示される様に、空気分級機は、上部
ケーシング11とこの上部ケーシング11の下に連接さ
れた二重構造の下部ケーシング12から成る分級ケーシ
ング10と、分級ケーシング10の上部ケーシング1]
内にほゞ軸心に沿って垂下する竪形の回転する主軸14
と、主軸】4の下端に上下に間隔を置いて設けらiまた
上部分散板16および下部分散板17と、上部分散板1
6の上面周辺に設けられた分級羽根18と、上部分散板
16の外周に下外方に傾斜して設けられた陣笠状の衝突
板1つと、主軸1・1の下端の下部分散板17上に原料
25を供給するよう分級ケーシング10の頂部に設けら
れた原料投入口24と、分級ケーシング10の上部ケー
シング11の土部に排出管31を介して連通され且つ分
級ケージ〉・グ10の外側に設けられたサイクロン22
とから主に構成されている0分級ケーシング10は、上
部が段付き円筒状で下部かは7円錐状のL部ケーシング
11と、この上部ケーシング11の下にベーン23.2
3を介して連接さ瓦て粗粉室32を形成する下部ケーシ
ング12とから成り、上部ケーシング11の段付き円筒
部内に分級室20が形成されると共に、この−E部ケー
シング11の段付き円筒部の上部に複数個の排出管31
を介して複数個のサイクロン22が連通されており、こ
れらサイクロン22の下端に細粉排出口33が設けられ
ている。また、上部ケーシング11の円錐部の下端には
、第1、第2のベーン23.23が環状に配置されると
共に1■粉室32を形成する二重構造の下部ケーシング
12が連接されていて、この二重構造の下部ケーシング
12の下端に粗粉排出口36が設けられ、上部に循環ガ
ス取入口37が夫/、l設けられている。更に、この様
に形成された分級ケーシング10の」′部り・〜リング
11.に連接されたサイクロン22のガス排出口34は
循環ファン35を介して下部ケーシング12の循環ガス
取入口37に連接されている。
また、図示される様に、分級ケーシング1oの上部ケー
シング11の頂部かへ内部に垂下し回転する主軸111
の下端にはコ一部分散板16と下部分散板J7が互いに
間隔を置いて設けられており、下部分散板17に対応し
て1コ隔を置いて設けられた上部分散板16の」二面外
周には分級羽根18が設けられ、また上部分散板16の
外周には陣笠状の衝突板19が設けられていて、この下
部分散板17上に供給された原料25がこれら上部分散
板16と下部分散板17の遠心力により上部分散板16
の下面に沿って放射方向に飛ばされてこの陣笠状の衝突
板1つに衝突して方向が変えられて分級室20に送られ
るようになっている。また、」−部分散板16の上面外
周に設けられた分級羽根18は分級室20への循環気流
を発生して、衝突板1つにより好適に分散された原11
粒子を良好に分級搬送するようになっている。
更に、分級ケーシング10の上部ケーシング11の頂部
には分級すべき原料25を投入するための原料投入口2
4が設けられていて、原料25がエアスライドの様な適
宜な輸送手段を介して供給されるようになっている。ま
た、この様な原料投入口24は図示の如く1箇所設けら
れているが、必要により2箇所以上複数箇所設けろこと
も出来る。更に、必要に応じては主軸14を二重構造と
して上部および下部分散板16.17や分級羽根18を
夫々独立して回転させることが出来る。
分級ケーシング】0の上部ケーシング11と連接された
サイクロン22は回収した細粉を細粉排出口33から排
出し、細粉が分層された気流はガス排出口34から循環
ファン35を介して一部が下部ケーシング12の循環ガ
ス取入口37に供給され、また残りのガスは天気中に排
出される0分級ケーシング10の下部ケー・シンク12
の循環ガス取入口37に導入された循環気流はベーン2
3.23を経て旋回が付与されて上昇して再び上部ケー
シング11の分級室20内に流入する0分級室20内に
て分級されて落下する粗粉は分級ケーシング10の下部
ケーシング】2の粗粉室32を通って粗粉排出口36に
導かれ、このときにベーン23を通過して分級室20内
へと上昇する旋回気流によって再分級されて、■扮に付
着していた微粉を再び噴き上げて粗粉の良好な分級を行
う。
この様に構成されたこの発明の空気分級機における作動
状態は次の通りである。
第1図に示されるこの発明の空気分級機において、減速
機付電動機15によって主軸14、主軸14に取付けら
れた上部分散板16、下部分散板17、分級羽根18、
衝突板1つが一体に回転される。必要に応じては、主軸
14を二重管i造として独立的に分級羽根18を取付け
て分級羽根18の回転数を増減できるようにl)シ、原
料25の分級に必要な循環気流を増減して、分級点の調
整または分級精度の向上を図ることも適宜出来る。
循環ファン35によって発生された循環気流の大部分は
分級ケーシング10の下部ケーシング12の循環ガス取
入口37から下部ケーシング12内に適宜な速度をもっ
て導入され、ベーン23.23によって旋回が付与され
て上昇して、上部ケーシング11の分級室20内に流入
する。
一方、原料投入口24から投入された原料25は下部分
散板17の上に入り、回転するこの下部分散板17の遠
心力によって放射方向すなわち外周方向に飛ばされるが
、殆どの原料は上部分散板16に下面に沿って動く、従
って、図示される様に、上部分散板16の下面外周に陣
笠状の衝突板19が設けられることによって分級原料2
5がこの衝突板19に衝突して分散が強化されて好適に
ほぐされ、二1で原料25は外向きの遠心力と、半径方
向内向きの空気抵抗との方向の相反する2つの力を同時
に受け、これら2つの力の釣り合い状態にある粒子径を
分級点として分級されて分級点以下の粒子すなわち細粉
は外向きの遠心力より内向きの空気抵抗が大きくなって
、分級羽根18により発生される循環気流に乗って上部
ケーシング11の分級室20内に送り込まれ、この分級
室20から含塵ガス用排出管31を経てサイクロン22
に供給され、このサイクロン22内にて気流中の細粉が
回収されて細粉排出口33から回収排出される9次いで
、細粉が分離された気流はガス排出口34から循環ファ
ン35を介して再び一部が分級ケーシング10の下部ケ
ーシング12の循環ガス取入037に戻さhて分級気流
と1−で使用されて、下部ケーシング12のベーン23
.23にて旋回力が与えられて粗粉室32内に導入され
て土、昇し、残りの気流は大気中に排出される。
他方、上部ケーシング11の分級室20内にて分級され
て分級点以上の粒子径をもった粗粉は内向きの空気抵抗
よりも遠心力が大きくなり、上部り−・ラング11内を
落下して下部ケーシング12の円錐状の粗粉室32内に
入る。この下部ケーシング12の粗粉室32内では先に
曳明したベーン23.23を経た旋回気流によって粗粉
と一緒に粗粉室32内に混入しまた細粉を分散して噴き
上げて上方に送って再分級して分級精度の向上を計るよ
うにしている0分級後の粗粉は粗粉室32にて捕集され
てm粉回収口36から回収排出される。
この様に、上部分散板16に設けられた陣笠状の衝突[
19によって原料25は分散が強化されて好適に分散さ
れるので、従来においては細粉となるべき粒子が凝集し
て粗粉として分級されるようなことが防止され、分級効
率が改善される。すなわち、この様な衝突仮19が−1
一部分散板16に無いと、分級原t’l 25の分散が
同等好適に行われることがない。また、衝突板1つが垂
直下方に円筒状に設置されると、この円筒状の衝突仮に
衝突した原T1は分級気流に乗らないで下方に落下し、
¥11粉とし゛ζ回収されてし、よって分級効率が悪化
する。併し、図示の如く陣笠状の衝突板1つが設けられ
ると、分級原料25はこの衝突板1つによって良好にほ
ぐされて分散が強化され、分散効率が数件され、上述の
欠点が改善される。
第2図および第3目はこの発明の空気分級機の第2の実
施例を示すもので、第1図の先の実施例の空気分級機に
おいて、複数個の渦流調整片26が上部分散板16の外
周に設けられ、これら渦流調整片2Gの上端部を囲むよ
うな形状に上部ケーシング11の天井部28の下部にシ
ール金物27が設けられると共に、渦流調整片26のは
ゾ中程に1つまたは複数個の仕切板2つが設けられて、
分級室20とこの仕切板29によって横方向に区切って
複数の室に仕切っていることが先の実施例のものと異な
るが、分級原理は第1図の空気分級機と同じで、特に大
型化した空気分級機にて分級原料の大量処理に逃してお
り、空気分m機の小形軽量化に好適である。
すなわら、第2図および第3図の空気分級機の分jij
、室20内において、粉体を含有搬送する気流は外周か
ら中心部に向かって渦を描いて流れ込むが、空気分級機
が大型化すると、理論的に理想な渦流の発生が困難で、
回転数や原料の供給量および粒度分布等を78′慮して
も渦流に乱れを生じて鋭い分級が困難となるので、この
様な困難を解決するために渦流調整片26および仕切板
2つによ−)で大型の空気分級機においても渦流に乱れ
を生じることのないようにして鋭い分級を可能にしてい
る。
この様な/l!!l′aJ’l 箔片26を設けること
によ−)て、分級羽根】8含小形軽量化できるために粒
度調整に・z・要だった分級羽根18の取替ftE業が
大幅に軽減でき、史にこの部分における圧力損失も低減
できるために分級機の動力も低減出来る。また、渦流調
整片26は所要分級点を考慮して、空気分級機の大きさ
や回転数等に応じて上部分散板16上に周方向に等間隔
に複数個取付けるのが好適で、上部分散板16土の半径
方向外側に設けるほど粉体の分級点を相かくすることが
できる。更に、シール金物27を設けることによって、
従来、空気分級機の上部ケーシング11の天井部28と
分級羽根18との間より帽粒側に飛び込んでいた■粒の
飛び込みを防止でき、分級効率を一1改淳できる。また
、空気分級機の上部ケーシング11内の分級室20を横
に区切って複数の室とする仕切板2つは分級流線の縦力
向分速度の変位変動の影響を小さくして分級精度を向上
することが出来、仕切られる室の数は分級点ど分級精度
を考慮して分級室の大きさにより適宜定めることが出来
る。
また、第4図乃至第(′)図はA流調−片26を上部分
散板16上に所要の位置と角度をもって取付ける配置例
を示すもので、渦流調整片26の′Rn位置と角度の調
節によって所要のJJ11級点を設定することが出来る
。また、仕切板2つは−J二連17た様に、分級室20
を横方向に区切−)で複数の室どなし、この様な仕切板
2つによって渦流の縦方向分速度の変位変動の影響を小
さくして分級精度を白玉することが出来る。
第7図はこの発明の空気分級機の第3の実施例な示すも
ので、第2図の空気分級機において、渦流調整片26が
上部分散板16上に上外方に傾flしており、空気分級
機が小型の場合に上部分散板16の上面と上部ケーシン
グ11の天井部28の下面とで形成される分級室が小さ
くなって高さが低くなり、必要な分級領域が確保出来な
い場合に。
この様な形状の渦流′A整箔片することが有効である。
特に、この様な傾斜した渦流:11整片26に就いて考
察するに、第7A図に示される様に、上部分散Fi16
と上部ケーシング11の天井部28との間の間隔り、が
狭く、従って十分大きな必要な分級領域が取り難いが、
渦流調整片26の傾斜に゛よっ゛〔渦流調整ハ26の長
さh2は間隔kl+より大きくなり、従って分散領域を
大きく取ることが出来て分級効果が〜層改善される。ま
た、渦流調整片26を傾斜設置することによって渦流調
整片26の内側の端部の直径d、が外側の端部の直径d
、よりも小さく、従って渦流調整片26の内側端に比べ
て外側端は周速を速く出来る。他方、分級空気は渦流調
整片26の上端の方が下端におけるよりも流速が遠くな
るから、渦流調整片26を傾斜することによって分級点
を同一にすることができ、−層理想的な分級が可能とな
る。更に、この様な渦流調整片26と陣笠状の衝突板1
つとの組合せによって、分級室20に入る気流を導入す
る整流板の役目をなL2、渦流調整片26を経た分級室
20内における分級点を同一〜・にする効果を相乗的に
高めることが出来る。
第8図および第9図はこの発明の空気分級機の第4の実
施例3示ずもので、第2図に示される第2の実施例のむ
のに加えて空気分級機の上部ケーシング11の天井部2
8に渦流調整片26の外側な取り囲むように二次ベーン
30が付設されて、下部ケーシング12のベーン23に
て形成された旋回流を更に強化して水平な渦流を形成す
るようにしている。この様にして、水平な渦流が形成さ
れるために理想的な渦流を上部ケーシング11内の分級
室20内に導入することが出来るようになり、分級効果
が一層向上される。
発明の効果 以上の如く構成作用するこの発明の空気分級機は、構造
が簡φで、設備が安価に製造でき、動力消費が少なくて
且つ据付スペースが少ない等の通常のザイクロン型の空
気分級機にお(プる利点を一層向上すると共に、従来機
器における欠点を解消し、更に次の様な特有の効果を鵞
するものである。
すなわち、この発明の空気分級機においては、上部分散
板との間に間曝を置いて設けられl;:上部分散板の外
周に設けられた陣笠状の衝突板に原料がぶつけられるた
めに原料の分散が強化されて原f1が好適に分散され、
従来においては細粉となるべき粒子が凝集して粗粉とし
て分級されることが防止されて分級効率が数台される。
また、上部分散板の外周に渦流調整片を設けると共に5
この渦流調整片の−E@部を囲むようにシール金物が設
けられることによって、粗粉が細粒側に飛び込むことが
防止されて分級効果および分級精度が一層向上され、且
つこれによって分級羽根が小形軽量化できるために粒度
調整に必要だった分級羽根の取替作業が大幅に軽減され
ると共に、分級羽根部分における圧力損失も低減できる
ために空気分級機の動力も軽減できる。更に、渦流調整
片を傾斜して配設することによって上部分散板と上部ケ
ーシングの天井部との間の分級室の高さが低くて分級室
が狭くてら十分にC・要な分級領域を確保することがで
きる。また、渦流調整片を取り囲んで二次ベーンを設け
ることによって下部ケーシングの一層ベーンにて形成さ
れた旋回渦流を一層強化して水平な渦流を形成して理想
的な渦流を上部ケーシングの分級室内に導入でき、分級
効率を向上することが出来る等の効果が兄られる9
【図面の簡単な説明】
第12図はこの発明の空気分級機の第1の実施例の縦断
面概要図、第2図は第2の実施例の縦断面概要図、第3
図は第2図の■−■線に沿った!断面図、第4図乃至第
6図は渦流調整片の取付例を示す横断面図、第7図は第
3の実施例の縦断面図、第7A図は第7図の渦流調整片
の拡大部分図、第8図は第4の実施例の縦断面図、第9
図は第8国のIM −1¥線に沿った横断面図、第10
図は従来の空気分級機を示す縦断面概要図である0図中
、10;分級ケーシング、11:上部ケーシング、12
:下部ケーシング、14:主軸、]、 5 : T、動
機。 16、上部分散板、17:下部分散板、】8:分級羽根
、19:衝突板、201分級室、22:ザイクロン、:
23.ベーン、24:原料投入口525二原料、26・
渦流調整片、27:シール金物、28:大月部、29:
仕切板、30:二次ベーン、314含塵ガス用排出管、
32:粗粉室、33二細粉排出口、34:ガス排出口、
35:循環フッアン、36 :11粉排出口、37:循
環ガス取入口。 第1図 第4図 第5図 第6図 氾7図 第8図 U

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)上部ケーシングと該上部ケーシングの下に連接さ
    れた下部ケーシングから成る二重構造の分級ケーシング
    、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほゞ軸心に沿
    って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下端に上下に
    間隔を置いて設けられた下部分散板および上部分散板、
    主軸下端の下部分散板の上に原料を供給するよう分級ケ
    ーシングの頂部に設けられた原料投入口、分級ケーシン
    グの上部ケーシングに排出管を介して連接され且つ分級
    ケーシングの外側に設けられたサイクロンを備え、前記
    上部分散板の下面外周に陣笠状の衝突板が設けられたこ
    とを特徴とする空気分級機。 (2)上部ケーシングと該上部ケーシングの下に連接さ
    れた下部ケーシングから成る二重構造の分級ケーシング
    、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほゞ軸心に沿
    って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下端に上下に
    間隔を置いて設けられた下部分散板および上部分散板、
    主軸下端の下部分散板の上に原料を供給するよう分級ケ
    ーシングの頂部に設けられた原料投入口、分級ケーシン
    グの上部ケーシングに排出管を介して連接され且つ分級
    ケーシングの外側に設けられたサイクロンを備え、前記
    上部分散板の上面周方向に等間隔に複数個の渦流調整片
    が設けられたことを特徴とする空気分級機。 (3)上部ケーシングと該上部ケーシングの下に連接さ
    れた下部ケーシングから成る二重構造の分級ケーシング
    、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほゞ軸心に沿
    って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下端に上下に
    間隔を置いて設けられた下部分散板および上部分散板、
    主軸下端の下部分散板の上に原料を供給するよう分級ケ
    ーシングの頂部に設けられた原料投入口、分級ケーシン
    グの上部ケーシングに排出管を介して連接され且つ分級
    ケーシングの外側に設けられたサイクロンを備え、前記
    上部分散板の上面周方向に等間隔に複数個の渦流調整片
    が設けられ、該渦流調整片の上端部を取り囲むようにシ
    ール金物が設けられたことを特徴とする空気分級機。 (4)上部ケーシングと該上部ケーシングの下に連接さ
    れた下部ケーシングから成る二重構造の分級ケーシング
    、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほゞ軸心に沿
    って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下端に上下に
    間隔を置いて設けられた下部分散板および上部分散板、
    主軸下端の下部分散板の上に原料を供給するよう分級ケ
    ーシングの頂部に設けられた原料投入口、分級ケーシン
    グの上部ケーシングに排出管を介して連接され且つ分級
    ケーシングの外側に設けられたサイクロンを備え、前記
    上部分散板の下面外周に陣笠状の衝突板が設けられると
    共に、前記上部分散板の上面周方向に等間隔に複数個の
    渦流調整片が設けられたことを特徴とする空気分級機。 (5)上部ケーシングと該上部ケーシングの下に連接さ
    れた下部ケーシングから成る二重構造の分級ケーシング
    、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほゞ軸心に沿
    って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下端に上下に
    間隔を置いて設けられた下部分散板および上部分散板、
    主軸下端の下部分散板の上に原料を供給するよう分級ケ
    ーシングの頂部に設けられた原料投入口、分級ケーシン
    グの上部ケーシングに排出管を介して連接され且つ分級
    ケーシングの外側に設けられたサイクロンを備え、前記
    上部分散板の下部周方向に陣笠状の衝突板が設けられ、
    該上部分散板の上面外周に等間隔に複数個の渦流調整片
    が設けられると共に、該渦流調整片の上端部を取り囲む
    ようにシール金物が設けられたことを特徴とする空気分
    級機。 (6)上部ケーシングと該上部ケーシングの下に連接さ
    れた下部ケーシングから成る二重構造の分級ケーシング
    、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほゞ軸心に沿
    って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下端に上下に
    間隔を置いて設けられた下部分散板および上部分散板、
    主軸下端の下部分散板の上に原料を供給するよう分級ケ
    ーシングの頂部に設けられた原料投入口、分級ケーシン
    グの上部ケーシングに排出管を介して連接され且つ分級
    ケーシングの外側に設けられたサイクロンを備え、前記
    上部分散板の上面周方向に等間隔に且つ上外方に傾斜し
    た複数個の渦流調整片が設けられたことを特徴とする空
    気分級機。(7)上部ケーシングと該上部ケーシングの
    下に連接された下部ケーシングから成る二重構造の分級
    ケーシング、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほ
    ゞ軸心に沿って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下
    端に上下に間隔を置いて設けられた下部分散板および上
    部分散板、主軸下端の下部分散板の上に原料を供給する
    よう分級ケーシングの頂部に設けられた原料投入口、分
    級ケーシングの上部ケーシングに排出管を介して連接さ
    れ且つ分級ケーシングの外側に設けられたサイクロンを
    備え、前記上部分散板の上面周方向に等間隔に且つ上外
    方に傾斜した複数個の渦流調整片が設けられ、該渦流調
    整片の上端部を取り囲むようにシール金物が設けられた
    ことを特徴とする空気分級機。 (8)上部ケーシングと該上部ケーシングの下に連接さ
    れた下部ケーシングから成る二重構造の分級ケーシング
    、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほゞ軸心に沿
    って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下端に上下に
    間隔を置いて設けられた下部分散板および上部分散板、
    主軸下端の下部分散板の上に原料を供給するよう分級ケ
    ーシングの頂部に設けられた原料投入口、分級ケーシン
    グの上部ケーシングに排出管を介して連接され且つ分級
    ケーシングの外側に設けられたサイクロンを備え、前記
    上部分散板の下面外周に陣笠状の衝突板が設けられると
    共に、前記上部分散板の上面周方向に等間隔に且つ上外
    方に傾斜した複数個の渦流調整片が設けられたことを特
    徴とする空気分級機。 (9)上部ケーシングと該上部ケーシングの下に連接さ
    れた下部ケーシングから成る二重構造の分級ケーシング
    、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほゞ軸心に沿
    って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下端に上下に
    間隔を置いて設けられた下部分散板および上部分散板、
    主軸下端の下部分散板の上に原料を供給するよう分級ケ
    ーシングの頂部に設けられた原料投入口、分級ケーシン
    グの上部ケーシングに排出管を介して連接され且つ分級
    ケーシングの外側に設けられたサイクロンを備え、前記
    上部分散板の下面外周に陣笠状の衝突板が設けられ、前
    記上部分散板の上面周方向に等間隔に且つ上外方に傾斜
    した複数個の渦流調整片が設けられると共に、該渦流調
    整片の上端部を取り囲むようにシール金物が設けられた
    ことを特徴とする空気分級機。 (10)上部ケーシングと該上部ケーシングの下に連接
    された下部ケーシングから成る二重構造の分級ケーシン
    グ、該分級ケーシングの上部ケーシング内にほゞ軸心に
    沿って垂下する竪形の回転する主軸、主軸の下端に上下
    に間隔を置いて設けられた下部分散板および上部分散板
    、主軸下端の下部分散板の上に原料を供給するよう分級
    ケーシングの頂部に設けられた原料投入口、分級ケーシ
    ングの上部ケーシングに排出管を介して連接され且つ分
    級ケーシングの外側に設けられたサイクロンを備えた空
    気分級機において、上部ケーシングの天井部に、上部分
    散板を囲んで補助用の二次ベーンが設けられたことを特
    徴とする空気分級機。
JP63101403A 1988-04-26 1988-04-26 空気分級機 Expired - Lifetime JP2672566B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63101403A JP2672566B2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 空気分級機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63101403A JP2672566B2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 空気分級機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01274882A true JPH01274882A (ja) 1989-11-02
JP2672566B2 JP2672566B2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=14299761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63101403A Expired - Lifetime JP2672566B2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 空気分級機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2672566B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05285455A (ja) * 1992-04-07 1993-11-02 Ube Ind Ltd 砕砂ダスト除去装置
JP2008030028A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Ind Technol Res Inst 多段式サイクロン装置と粒状物の分類収集方法
CN111974678A (zh) * 2020-09-11 2020-11-24 连云港秉文科技有限公司 碳化硅微粉用新型涡流空气分级机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870871A (ja) * 1981-10-23 1983-04-27 三菱重工業株式会社 空気分級機
JPS5873383U (ja) * 1981-11-05 1983-05-18 三菱重工業株式会社 空気分級機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870871A (ja) * 1981-10-23 1983-04-27 三菱重工業株式会社 空気分級機
JPS5873383U (ja) * 1981-11-05 1983-05-18 三菱重工業株式会社 空気分級機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05285455A (ja) * 1992-04-07 1993-11-02 Ube Ind Ltd 砕砂ダスト除去装置
JP2008030028A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Ind Technol Res Inst 多段式サイクロン装置と粒状物の分類収集方法
CN111974678A (zh) * 2020-09-11 2020-11-24 连云港秉文科技有限公司 碳化硅微粉用新型涡流空气分级机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2672566B2 (ja) 1997-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4597537A (en) Vertical mill
US4869786A (en) Air classifying process and air classifier
US5120431A (en) Pneumatic centrifugal separator
CN201168700Y (zh) 一种离心式气流分级器
US5201422A (en) Classifier for powdery material
US5301812A (en) Air classifying apparatus with wear reducing deflector
CA2680393C (en) Apparatus and method for sifting feedstock
JP4907655B2 (ja) 気流分級機および分級プラント
EP0159766B1 (en) Particulate classifying apparatus
US2762572A (en) Apparatus for disintegrating and classifying dry materials
JPH01274882A (ja) 空気分級機
CN206701724U (zh) 一种大型微米分级机
US3680695A (en) Gas-separating method and apparatus therefor
JP2664061B2 (ja) 空気分級機
CN106694366A (zh) 一种大型微米分级机
GB2154908A (en) Centrifugal classifier for particulate material
JPH06134400A (ja) 粉末原料の分級装置
GB2193448A (en) Air classifier for granular materials
KR970020201A (ko) 이중 분급 기능을 갖는 공기 분급기
RU2014891C1 (ru) Динамический воздушный сепаратор
JP2697015B2 (ja) 粉粒体の分級装置
JP2646692B2 (ja) 粉粒体の分級装置
JPH0335993B2 (ja)
KR840001165B1 (ko) 분급장치
JPS63267486A (ja) 空気分級機