JPH01274703A

JPH01274703A - 履物の接地底

Info

Publication number: JPH01274703A
Application number: JP10461388A
Authority: JP
Inventors: Kenji Okayasu; 岡安　兼治
Original assignee: Rikio Co Ltd
Current assignee: Rikio Co Ltd
Priority date: 1988-04-27
Filing date: 1988-04-27
Publication date: 1989-11-02
Also published as: JPH0424042B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は一般的な運動靴、工事現場作業用の靴、或いは
農作業用の靴の接地底に関し、更に詳細には、地面に対
するグリップ力が従来の接地底によるよりも大きい接地
底に関する。

（従来の技＋Ｆｉ　）一般に、運動靴の地面に対するグリップ力は地下タビに
比較して劣っていることが知られている。

これは、地下クビでは親証及び他の四ツ証が叉によって
分離されているため親詑及び他の四ツｆｆｆが夫々自由
に動くことができ、その結果各踵が地面の凹凸を適確に
捉えることができるのに対し、従来の運動靴ではこのよ
うな効果を得ることができないためである。

（発明が解決しようとする問題点）運動靴の地面に対するグリップ力を向上させるため、接
地底のパターンを親趾部及び他の四ツ踵部が作用する部
分で変化させたり、地下クビの叉に相当する板状の部材
を入れた運動靴が従来提案されている。運動靴における
これらの改良は、グリップ力の向上にはあまり役立って
いない。又、地下クビの様に叉を備えた運動靴も提案さ
れているが、これは外見上のスマートさの点で聞届があ
る。

従って、本発明の目的は、従来の運動靴の持つ外見上の
スマートさを保ちながら、これらの運動靴よりも大きな
グリップ力を発揮できる履物の接地底を提供することに
ある。

（問題点を解決するための手段）本発明によれば、履物の接地底の「正が載る部分が接地
底本体と独立した少なくとも一つの接地底片として形成
され、上記接地底片と上記接地底本体とが可撓性連結ウ
ェブを介して連結され、これによって、上記履物の接地
底の趾が載る部分が接地底本体と実質的に独立して動く
ことができることを特徴とする、履物の接地底が提供さ
れる。

（作用）本発明の接地底では親趾部接地底及び四ツ踵部接地底が
「止の運動に応じて接地底本体と独立して動くことがで
きる。

（実施例）本発明の実施例を添付図面を参照して以下に詳細に説明
する。

本発明の第１の実施例を図示する第１図及び第２図から
よくわかるように、ゴム等の材料でできた接地底本体１
は親「止２の載る親証用接地底片３と四ツ証４の載る四
ッ趾用接地底片５とを有し、これらの接地底片と接地底
本体１との間には夫々の接地底片が接地底本体１に対し
て独立して動くことができるように可撓性連結ウェブが
設けられている。この可撓性連結ウェブ６は、柔軟性を
より高めるため、他の部分より肉厚が薄く且つＵ字形断
面を持つ部材であるのが好ましい。接地底本体１を形成
する材料よりも硬質のプラスチック等の材料で形成され
た親趾部中底７及び四ツ証部中底８が親趾用接地底片３
及び四ッ趾用接地底片５に夫々取付けられている。踵へ
のあたりを良くするためこれらの中底にはスボンヂ等で
できたクツション１０が貼っである。これらの中底の周
囲部分は可撓性連結ウェブ６を越えて延びている。また
これらの中底は、それぞれ親鉦用接地底片３と四ッ趾用
接地底片５にしっかりと連結されている。

接地底本体１の一部が親鉦用接地底片と四ッ趾用接地底
片との間から内方に突出して叉部９を構成し、この文部
のため、親１７１１：　２と四ツ証４が靴の中で分離さ
れる。吊込布は接地底本体の踵と土踏まず部分のアッパ
ーを吊込むためのもので周縁に接着剤が塗附しである。

また親「止部及び四ツ踵部を吊込む為、これらの部分の
アッパーの周縁には千鳥縫によるワナ１９が多数配置さ
れ、中に吊込み用の糸が通されている。これを引締めて
糸の両端を結ぶことによって、この部分の吊込みを完了
する。吊込み用の糸は、アッパーと接地底とを接着した
後引抜かれる。アッパー１１は接地底本体１と靴の周縁
で接着しである。

上述のように、１１鉦用接地底片及び四ッ趾用接地底片
が接地底本体に可撓性連結ウェブを介して連結されてい
るため、親趾部及び四ツ踵部は夫々自由に動くことがで
きる。これは、１１証部の運動に関して図示した第３図
及び第４図を参照することによって良くわかるであろう
。言うまでもないことであるが、四７　Ｈｆ部も親趾部
と同様に運動することができる。このように、Ｉｌｌ、
部及び／又は四ツ踵部が必要に応じて夫々独立して下方
に突出することができるため、各鉦は地面の凹凸を適確
に捉えることができ、その結果、地面に対するグリップ
力が従来の接地底によるよりも大きくなるのである。

次に、第５図及び第６図を参照して本発明の第２の実施
例を説明する。

本発明の第２の実施例による接地底は、親趾用接地底片
３と四ソ鉦用接地底片５の隣接した端部を夫々垂直方向
に延長させ、これらの垂直方向延長部分の端部を互いに
連結することによって叉部１２が形成されているという
ことを除いては、第１の実施例と実質的に同一である。

従って、親鉦用接地底片３と四ソ鉦用接地底片５の独立
した動きは前記第１の実施例よりも制限されるが、叉部
とそれに接する踵との間のコスレが無くなる為、この部
分での化ズレを防止することができる。

第７図には、本発明による履物用接地底の第３の実施例
が図示されており、この実施例によれば、親鉦用接地底
片と四ソ鉦用接地底片とを一体に形成したつま先接地底
片が可撓性連結ウェブ６を介して接地底本体１に連結さ
れている。

第８図には、本発明による履物用接地底の第４の実施例
が図示されており、この実施例によれば、親趾の根元部
分に新たに母趾球接地底片が設けられ、親趾用接地底片
及び四ソ踵用接地底片とを合わせて合計３つの接地底片
が可撓性連結ウェブ６を介して接地底本体ｌに連結され
ている。

以上説明した第１乃至第４の実施例において、接地底本
体と同一材料で形成された肉厚の薄いＵ字形の部材とし
て説明し且つ図示した可撓性連結ウェブ６に代えて、第
９図に示すように、薄板形状の可撓性連結ウェブＩ５を
採用しても良いし、第１０図に示すように可撓性連結ウ
ェブを設けるべき位置に空胴１６を設け、この空胴の上
部及び下部を構成する薄肉部分で緩衝作用をなすように
構成してもよい。また、第１１図に示すように接地底本
体１よりも柔軟で且つよく伸びる材料で形成した可撓性
連結ウェブ１７を接地底本体１に接着したものでも良い
。

本発明による構成を備えた接地底を有する運動靴では親
証用接地底片及び四ッ趾用接地底片が接地底に対して夫
々独立して動くため、各置部が接地底片を介して地面の
凹凸を適確にとらえることができ、そのため、従来の一
体の接地底を備えた運動用の靴底よりも大きなグリップ
力を発揮することができる。そして叉部により足踵が靴
の中で横滑りするのが防止される。また、各足踵の力を
各接地底を介して地面に有効に伝える働きをする。

このように地下クビの持つ機能及び履き心地を持ちなが
ら、外観上叉の割れ目が無い為、従来の運動靴の持つス
マートな外観は失なわれない。また、従来の運動靴が各
「止の自由な動きを束縛していたのに対し本発明による
構成を備えた接地底を有する運動靴では限定的ながら１
！踵、四ソ鉦を上下に独立して動かす事ができ、歩行に
際し本来足の証が持っている機能を十分に発揮させる事
ができる。

従って、従来の運動靴と比較して、足の健全な発達に有
効であるという利点も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第１の実施例による接地底を有する
運動靴の、第２図におけるＡ−Ａ　’断面図であり、第２図は、本発明の第１の実施例による接地底を有する
運動靴の先端部を底の方から見た図であり、第３図は、第２図におけるＢ−Ｂ　’断面図であり・第４図は、第３図において親Ｗ止を下へ曲げた時親趾用
接地底片３が接地底本体１より下方へ突出している状態
を示す図であり、第５図は、本発明の第２の実施例による接地底を有する
運動靴の、第６図におけるｃ−ｃ　’断面図であり、第６図は、本発明の第２の実施例による接地底を有する
運動靴の先端部を底の方から見た図であり、第７図は、本発明の第３の実施例による接地底を有する
運動靴の先端部を底の方から見た図であり、第８図は、本発明の第４の実施例による接地底を有する
運動靴の先端部を底の方から見た図であり、第９図、第１０図、及び第１１図は、本発明による接地
底を有する運動靴の、可撓性連結ウェブの変形態様を示
す図である。１・・・接地底本体　　　　２・・・親鉦３・・・親趾
用接地底片　　４・・・四ソ「止５・・・四ソ鉦用接地
底片　６・・・可撓性連結ウェブ第７図　　　　　第８
図第９図　　　第１Ｑ図　　第１１図第１図第２図」Ｂ″ 第３図　　　　　　第５図第６図第４図、１２−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）履物の接地底の趾が載る部分が接地底本体と独立
した少なくとも一つの接地底片として形成され、上記接
地底片と上記接地底本体とが可撓性連結ウェブを介して
連結され、これによって、上記履物の接地底の趾が載る
部分が接地底本体と実質的に独立して動くことができる
ことを特徴とする、履物の接地底。
（２）上記接地底片が、親趾の載る親趾用接地底片及び
他の四ッ趾の載る四ッ趾用接地底片から成り、上記親趾
と上記四ッ趾とを互いに分離する叉部が上記親趾用接地
底片と上記四ッ趾用接地底片との間で上記接地底本体か
ら上方に延びていることを特徴とする、請求項第（１）
に記載の接地底。
（３）上記接地底片が、親趾の載る親趾用接地底片、他
の四ッ趾の載る四ッ趾用接地底片、及び母趾球の載る母
趾球用接地底片から成ることを特徴とする、請求項第（
１）に記載の接地底。
（４）上記接地底片が、親趾及び他の四ッ趾の載る単一
の接地底片から成ることを特徴とする、請求項第（１）
に記載の接地底。
（５）上記親趾用接地底片及び上記四ッ趾用接地底片の
隣接した端部を夫々垂直方向に延長させ、これらの垂直
方向延長部分の端部を互いに連結することによって上記
叉部が形成されていることを特徴とする、請求項第（１
）に記載の履物用接地底。