JPH0127344Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127344Y2 JPH0127344Y2 JP17151581U JP17151581U JPH0127344Y2 JP H0127344 Y2 JPH0127344 Y2 JP H0127344Y2 JP 17151581 U JP17151581 U JP 17151581U JP 17151581 U JP17151581 U JP 17151581U JP H0127344 Y2 JPH0127344 Y2 JP H0127344Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- color
- output
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はPALカラーVTRの特殊再生回路に関
する。
する。
PALカラー方式は、（Ｒ−Ｙ）の変調キヤリア
を、（Ｂ−Ｙ）の変調キヤリアに対しその位相を
水平同期周期毎に±90゜反転しており、この位相
反転に応じてバースト信号の位相を±135゜（即ち
±45゜）変化せしめている。ここで＋135゜のバー
スト信号をＦ、−135゜のバースト信号をF*と称ぶ。
を、（Ｂ−Ｙ）の変調キヤリアに対しその位相を
水平同期周期毎に±90゜反転しており、この位相
反転に応じてバースト信号の位相を±135゜（即ち
±45゜）変化せしめている。ここで＋135゜のバー
スト信号をＦ、−135゜のバースト信号をF*と称ぶ。
一方、PALカラーVTRは、通常テレビジヨン
信号１フイールド分を一本のトラツクに所謂Ｈア
ライメントした状態でアジマス記録している。従
つて記録時とは異なるテープスピードで特殊再生
を為す場合、複数のトラツクを跨いで再生走査を
為すビデオヘツドは各々同一アジマスの記録トラ
ツクを再生し、一本おきにトラツクの情報再生す
る。しかし、この様にトラツクを飛越して特殊再
生を為す場合には、ＦとF*の順序（色順序）が
不連続になつて再生画面に色消えの現象を来す。
即ち、Ｈアライメント記録されたトラツクパター
ンは模式的に第１図に図示する様な関係になり、
同一アジマスの隣々接トラツクはトラツクの幅方
向に関して色順序が逆になつている。従つて、従
来より特殊再生可能なPALカラーVTRには1H
（Ｈは水平同期周期）遅延回路を配し、ビデオヘ
ツドがトラツクを跨ぐ度に、原カラー信号と遅延
カラー信号を切り換えていた。この切換は固定の
参照信号と1Hおきに入力される一方のバースト
信号Ｆとを位相比較し乍ら為される。第２図は、
カラー信号を1H遅延回路１に入力して得られる
遅延カラー信号と、遅延しない原カラー信号と
を、フリツプフロツプ３の出力に基いて入力を選
択する切換回路２に入力して、ＦとF*を交互に
導出する色順序補正回路を示す。この補正動作
は、切換出力を入力とするバーストゲート回路４
によつてゲートされたバースト信号Ｂと、参照信
号Ｒとを位相比較回路５に於て2H毎に比較する
ことにより為される。位相比較に際して、位相比
較回路５は、第３図に図示する識別の角範囲θに
バースト信号の位相が存在する場合に出力を発し
てフリツプフロツプ３を反転せしめ、比較タイミ
ングでF*が導出される様に切換回路２を切換え
ている。しかし、この識別の角範囲θは参照信号
Ｒを中心に定められるものであり、この参照信号
Ｒは再生パイロツトバースト信号Ｐを同期入力と
する発振器出力を約80゜遅らせたものであり、再
生パイロツトバースト信号とは記録時にＦとF*
の中間に位相を定める様ＦとF*の平均位相で発
振する発振器の出力を水平同期信号区間に重畳し
再生時にバースト信号と共に導出して得られる信
号である。従つて、得られる参照信号Ｒは実際に
は図示される様な位相に固定されるものではなく
変動を免れ得ず、特に特殊再生時の様に出力変動
が激しいモードでは参照信号の位相が70゜位変動
してF*を下と誤つて検出することもあり、色順
序が乱されることがあつた。
信号１フイールド分を一本のトラツクに所謂Ｈア
ライメントした状態でアジマス記録している。従
つて記録時とは異なるテープスピードで特殊再生
を為す場合、複数のトラツクを跨いで再生走査を
為すビデオヘツドは各々同一アジマスの記録トラ
ツクを再生し、一本おきにトラツクの情報再生す
る。しかし、この様にトラツクを飛越して特殊再
生を為す場合には、ＦとF*の順序（色順序）が
不連続になつて再生画面に色消えの現象を来す。
即ち、Ｈアライメント記録されたトラツクパター
ンは模式的に第１図に図示する様な関係になり、
同一アジマスの隣々接トラツクはトラツクの幅方
向に関して色順序が逆になつている。従つて、従
来より特殊再生可能なPALカラーVTRには1H
（Ｈは水平同期周期）遅延回路を配し、ビデオヘ
ツドがトラツクを跨ぐ度に、原カラー信号と遅延
カラー信号を切り換えていた。この切換は固定の
参照信号と1Hおきに入力される一方のバースト
信号Ｆとを位相比較し乍ら為される。第２図は、
カラー信号を1H遅延回路１に入力して得られる
遅延カラー信号と、遅延しない原カラー信号と
を、フリツプフロツプ３の出力に基いて入力を選
択する切換回路２に入力して、ＦとF*を交互に
導出する色順序補正回路を示す。この補正動作
は、切換出力を入力とするバーストゲート回路４
によつてゲートされたバースト信号Ｂと、参照信
号Ｒとを位相比較回路５に於て2H毎に比較する
ことにより為される。位相比較に際して、位相比
較回路５は、第３図に図示する識別の角範囲θに
バースト信号の位相が存在する場合に出力を発し
てフリツプフロツプ３を反転せしめ、比較タイミ
ングでF*が導出される様に切換回路２を切換え
ている。しかし、この識別の角範囲θは参照信号
Ｒを中心に定められるものであり、この参照信号
Ｒは再生パイロツトバースト信号Ｐを同期入力と
する発振器出力を約80゜遅らせたものであり、再
生パイロツトバースト信号とは記録時にＦとF*
の中間に位相を定める様ＦとF*の平均位相で発
振する発振器の出力を水平同期信号区間に重畳し
再生時にバースト信号と共に導出して得られる信
号である。従つて、得られる参照信号Ｒは実際に
は図示される様な位相に固定されるものではなく
変動を免れ得ず、特に特殊再生時の様に出力変動
が激しいモードでは参照信号の位相が70゜位変動
してF*を下と誤つて検出することもあり、色順
序が乱されることがあつた。
そこで、本考案は、参照信号の位相変動にも拘
らず、色順序を安定に補正すべく構成した新規且
有効な特殊再生回路を提案せんとするものであ
る。
らず、色順序を安定に補正すべく構成した新規且
有効な特殊再生回路を提案せんとするものであ
る。
以下本考案を図示せる一実施例に従い説明す
る。
る。
本実施例の特徴とするところは、バースト信号
よりその1H遅延信号を減じて、1H毎に位相反転
する減算出力と参照信号とを位相比較する点にあ
る。
よりその1H遅延信号を減じて、1H毎に位相反転
する減算出力と参照信号とを位相比較する点にあ
る。
第３図に図示せる本実施例の図路は、カラー信
号を入力する1H遅延回路１の遅延カラー信号と
非遅延のカラー信号とを切換回路に於て選択的に
切り換えて色順序を補正する従来回路に本考案を
採用するものである。本実施例では、カラー信号
より（1H）遅延カラー信号を減算すべく減算回
路６を配し、この減算出力をバーストゲート４に
入力してバースト信号の減算出力を導出してい
る。導出されるバースト信号の減算出力は、F*
よりＦを減じたD*と、ＦよりF*を減じたＤとよ
り成り、D*とＤとは丁度その位相が反転した関
係にあり、ＦとF*に比しその位相差は大きくな
る。本実施例では、このバースト信号の減算出力
とD*と同位相の参照信号Ｒとを位相比較回路５
に入力して1Hおきに位相比較を為す様に構成し
ている。この位相比較回路５は、バースト信号の
減算出力と参照信号Ｒとを乗算して得られる直流
出力のレベルを判定して比較出力を発するもので
あり、判定の基準となるペデスタルレベルによつ
て識別の角範囲θが定まる。例えば、従来は、Ｆ
とF*の位相差が90゜しかないために、ペデスタル
レベルを高く設定して識別の角範囲θを110゜に定
めていた。本実施例ではＤとD*位相差が180゜あ
るために、ペデスタルレベルを０より僅か大きい
正の値とすることにより識別の角範囲θ′を170゜に
定めることもできる（第５図参照）。位相比較出
力をトリガ入力とするリトリガラブルモノマルチ
７（２値回路）は準安定期間を2Hより僅か大き
く設定することにより、D*を検出している期間
でハイレベルとなり、Ｄを検出している期間でロ
ーレベルとなる。従つて、ハイレベル出力を入力
することによつて原カラー信号を選択し、ローレ
ベル出力を入力することによつて遅延カラー信号
を選択する切換回路２は、色順序を補正したカラ
ー信号を導出する。
号を入力する1H遅延回路１の遅延カラー信号と
非遅延のカラー信号とを切換回路に於て選択的に
切り換えて色順序を補正する従来回路に本考案を
採用するものである。本実施例では、カラー信号
より（1H）遅延カラー信号を減算すべく減算回
路６を配し、この減算出力をバーストゲート４に
入力してバースト信号の減算出力を導出してい
る。導出されるバースト信号の減算出力は、F*
よりＦを減じたD*と、ＦよりF*を減じたＤとよ
り成り、D*とＤとは丁度その位相が反転した関
係にあり、ＦとF*に比しその位相差は大きくな
る。本実施例では、このバースト信号の減算出力
とD*と同位相の参照信号Ｒとを位相比較回路５
に入力して1Hおきに位相比較を為す様に構成し
ている。この位相比較回路５は、バースト信号の
減算出力と参照信号Ｒとを乗算して得られる直流
出力のレベルを判定して比較出力を発するもので
あり、判定の基準となるペデスタルレベルによつ
て識別の角範囲θが定まる。例えば、従来は、Ｆ
とF*の位相差が90゜しかないために、ペデスタル
レベルを高く設定して識別の角範囲θを110゜に定
めていた。本実施例ではＤとD*位相差が180゜あ
るために、ペデスタルレベルを０より僅か大きい
正の値とすることにより識別の角範囲θ′を170゜に
定めることもできる（第５図参照）。位相比較出
力をトリガ入力とするリトリガラブルモノマルチ
７（２値回路）は準安定期間を2Hより僅か大き
く設定することにより、D*を検出している期間
でハイレベルとなり、Ｄを検出している期間でロ
ーレベルとなる。従つて、ハイレベル出力を入力
することによつて原カラー信号を選択し、ローレ
ベル出力を入力することによつて遅延カラー信号
を選択する切換回路２は、色順序を補正したカラ
ー信号を導出する。
よつて、本実施例によれば、バースト信号に比
べて位相差の大きいバースト信号の減算出力を色
順序識別の入力とするため、参照信号を中心とす
る識別の角範囲を大きく設定することができ、再
生パイロツト信号を同期入力とする参照信号発生
用の発振器の出力に多少の位相乱れを来しても識
別の角範囲が広いために色順序を誤つて識別する
惧れもない。
べて位相差の大きいバースト信号の減算出力を色
順序識別の入力とするため、参照信号を中心とす
る識別の角範囲を大きく設定することができ、再
生パイロツト信号を同期入力とする参照信号発生
用の発振器の出力に多少の位相乱れを来しても識
別の角範囲が広いために色順序を誤つて識別する
惧れもない。
第１図はPALカラー信号の模式的記録パター
ン図、第２図は従来の色順序補正回路のブロツク
図、第３図は第２図の位相関係説明図、第４図は
本考案の一実施例を示す回路ブロツク図、第５図
は第４図の波形説明図をそれぞれ顕わす。 主な図番の説明、１……1H遅延回路、６……
減算回路、４……バーストゲート、５……位相比
較回路、７……２値回路（リトリガラブルモノマ
ルチ）、２……切換回路。
ン図、第２図は従来の色順序補正回路のブロツク
図、第３図は第２図の位相関係説明図、第４図は
本考案の一実施例を示す回路ブロツク図、第５図
は第４図の波形説明図をそれぞれ顕わす。 主な図番の説明、１……1H遅延回路、６……
減算回路、４……バーストゲート、５……位相比
較回路、７……２値回路（リトリガラブルモノマ
ルチ）、２……切換回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 交番する変調カラーキヤリアが同一アジマスト
ラツクの幅方向に関して逆相となる様にＨアライ
メント記録されたPALカラー映像信号の記録パ
ターンを記録時とテープ速度を異にして特殊再生
するPALカラーVTRに、 再生カラー信号を遅延して1H遅延カラー信号
を導出する1H遅延回路と、前記再生カラー信号
と前記1H遅延カラー信号とを入力とする減算回
路と、該減算回路の出力よりバースト信号の減算
出力を分離するバーストゲート回路と、該ゲート
出力と参照信号とを2H毎に位相比較する位相比
較回路と、該比較出力を入力して２値出力を切換
える２値回路と、前記再生カラー信号と前記1H
遅延カラー信号とを信号入力とし前記２値出力を
制御入力とする切換回路とより成る色順序補正回
路を設けたことを特徴とするPALカラーVTRの
特殊再生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17151581U JPS5876280U (ja) | 1981-11-17 | 1981-11-17 | Ｐａｌカラ−ｖｔｒの特殊再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17151581U JPS5876280U (ja) | 1981-11-17 | 1981-11-17 | Ｐａｌカラ−ｖｔｒの特殊再生回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5876280U JPS5876280U (ja) | 1983-05-23 |
| JPH0127344Y2 true JPH0127344Y2 (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=29963434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17151581U Granted JPS5876280U (ja) | 1981-11-17 | 1981-11-17 | Ｐａｌカラ−ｖｔｒの特殊再生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5876280U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60132494A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-15 | Sony Corp | Ｐａｌ搬送色信号の処理装置 |
-
1981
- 1981-11-17 JP JP17151581U patent/JPS5876280U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5876280U (ja) | 1983-05-23 |
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